JPS642563Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS642563Y2 JPS642563Y2 JP1980043567U JP4356780U JPS642563Y2 JP S642563 Y2 JPS642563 Y2 JP S642563Y2 JP 1980043567 U JP1980043567 U JP 1980043567U JP 4356780 U JP4356780 U JP 4356780U JP S642563 Y2 JPS642563 Y2 JP S642563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- contact
- seedling
- seedlings
- planted seedlings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
本考案は移植機の自動操向装置に関し、更に詳
述すれば操向制御の基本情報となる既植苗と機体
との相対的位置関係を既植苗に接触して所定の信
号を発する苗センサにて捉え、これによつて自動
操向を行うようにすると共に、苗ころびを発生さ
せることがないようにし、更に、既植苗列からの
偏位量の大小に応じた舵取を行わせるようにして
ハンチングをなくした移植機の自動操向装置を提
案したものである。 田植機等の移植機においては苗を整然と直線列
状に植付けることが苗の生育の均一化、収穫作業
の機械化にとつて極めて重要である。このために
従来から種々の自動操向装置が提案されている
が、その操向制御方式は大別すると地下に埋設し
たケーブルから発せしめた電磁波等、特別に設け
た案内手段に追随させるものと、既植苗列に倣わ
せるものとが在る。後者の方式においては既植苗
と機体との相対的位置関係を捉える必要があり、
この為に光学的センサが主として採用されてき
た。ところが光学的センサは、受光面へ泥等が付
着して誤動作し易いという難点があり、実用化す
る上での隘路となつていた。また苗に接触させて
その圧接力によりセンサアームを回動させ、その
回動量によつて操向情報を得る装置もあるが、こ
の場合は移植したばかりの苗が弱く正確な操向情
報が得られないとか苗ころびを生ぜしめる等の不
具合がある。 本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、苗の電気抵抗を利用して苗の存在を電気的
に検出することとして、正確に既植苗列と機体と
の相対的位置関係を捉え、これにより誤動作な
く、またハンチングなしに操向制御を行えると共
に苗ころびを生ぜしめることがない移植機の自動
操向装置を提供することを目的とする。本考案に
係る移植機の自動操向装置は、既植苗と機体との
相対的位置関係を捉えて既植苗に倣う走行を行わ
せるようにした移植機の自動操向装置において、
既植苗に接触すべく機体左右方向に少なくとも4
本配してある導体製の触杆と、該触杆の対地電位
を検出する回路と、検出した対地電位により既植
苗と接触する触杆を判定する手段と、予め定めて
ある複数の舵取角からこの判定結果に基づいて選
択した舵取角で操向する手段とを具備することを
特徴とする。 以下に本考案をその実施例を示す図面に基いて
詳述する。第1図は本考案に係る自動操向装置を
塔載してなる田植機の左側面図であつて、操向は
ソレノイド2ls又は2rs(第3図参照)の励磁によ
つて作動される電磁弁(図示せず)にて油圧回路
の油路切換を行い、図示しない油圧シリンダを作
動せしめ、前部機体Fに水平回動可能に連結され
ている後部機体Rを左方又は右方へ回動せしめて
行うようになつている。 植付部103は1本のトツプリンク104及び
左右一対のロワーリンク105(図には左側のも
ののみ現れている)にて機体本体の前部に連結さ
れ、更に左右のロワーリンク105夫々に連結さ
れたリフトアーム106(図には左側のもののみ
現れている)の上下回動によつて昇降されるよう
になつている。 而して植付部103のバンパー103′の左右
の側部には夫々4組の苗センサが取付けられてい
る。即ち左側の苗センサについて第2図に示すよ
うにバンパー103′の左側部分から機体外方へ
張出させたパイプ製のアーム107の先端部には
センサボツクス108が取付けられており、この
センサボツクス108からは4本の触杆81,8
2,83,84を突出配設させている。 触杆81〜84は細い導体からなり、前後側の
端部が上方に屈曲されており、中間の直線部分は
既植苗列の機体進行方向株間寸法約150mmより十
分長い寸法、具体的には株間寸法の2倍強である
約350mmとしてあり、前側の端部はセンサボツク
ス108内で固定され、夫々に内部の電子回路に
接続されている。触杆81〜84は機体の左右方
向に夫々約50mm離隔するように81,82,8
3,84の順で左方から右方に並設され、この離
隔寸法を確保し得るように直線部分の前側屈曲部
と、後側屈曲部とにおいて電気絶縁物よりなる横
杆109,109に適当な方法で固定され、更に
上方に位置する後側端部と、センサボツクス10
8との間に跨設した絶縁板109′で支持し、全
体として橇状に構成されている。そして4本の触
杆81〜84よりなる触杆群は、植付部103が
下降されてそのフロート110が着水している状
態で既植苗群のうち最も機体寄りの既植苗列を構
成する苗の上部に接触し得るようにアーム107
の長さ及び触杆自体の長さが定められている。 第3図は自動操向装置の要部電子回路図であ
る。この図において詳しく示した苗センサ81lに
つきその構成を説明すると、前記触杆81は保護
抵抗15を介して比較器11の入力端子に接続さ
れ、該比較器の+−入力端子間にはバイアス抵抗
14と、逆並列とした2つの保護用ダイオード1
6,16とが並列接続されている。バイアス抵抗
14は、10MΩ程度の高抵抗値を有しており、比
較器11の−入力端子の電位を+入力端子の電位
より僅かに高くなるようにバイアスしている。 さて触杆81に接触する既植苗Zの株元から先
端迄の表面抵抗値はその吸湿状態又は水分付着状
態にもよるが、凡そ50MΩ〜100MΩの範囲に在
り、一般的には80MΩ程度の値となつている。既
植苗Zの株元は圃場の水中に在り、その電位はボ
デイアースと同一であるから、その先端部が触杆
81に接触すると、該触杆は高抵抗の既植苗Zを
介して接地されたことになり、比較器11の−入
力端子の電位は+入力端子の電位よりも僅かに低
くなり、比較器11の出力端子OUTは既植苗Z
が非接触の場合のローレベルからハイレベルに転
じることになる。つまり比較器11は触杆81の
対地電位を検出する回路として機能する。 このように一つの苗センサは1本の触杆とこれ
に接続された比較器11及びバイアス抵抗14等
の電子回路からなるが、第3図では機体左側に設
けられる触杆群を8l、右側に設けられる触杆群
を8rとし、左側の触杆群8lを構成する触杆8
1,82,83,84夫々に係る苗センサを夫々
81l,82l,83l,84lとして表わして
ある。一方、右側の触杆群8rの構成は左側のも
のと同様に各触杆を左から右に81,82,8
3,84の順に並設してある。そして右側の触杆
81,82,83,84夫々に係る苗センサを
夫々81r,82r,83r,84rと表わして
おり、これら左右の計8個の苗センサの出力、即
ち夫々の比較器11の出力端子OUTから得られ
る信号は81lと81r,82lと82r、83
lと83r及び84lと84rを夫々ペアとして
一括して自動操向装置の制御中枢となるデータ処
理装置1の入力ポートP10〜P13へペア別に入力さ
れるようにしてある。 苗センサ81l〜84lにて構成されるセンサ
ユニツト80l及び苗センサ81r〜84rにて
構成されるセンサユニツト80rは夫々前述した
如く左右のロワーリンク105夫々に取付けられ
ているがデータ処理装置1は機体本体の適所、例
えば操作コラム111内に格納されている。そし
て苗センサとデータ処理装置1とはパイプ状のア
ーム107を挿通させたケーブルによつて接続さ
れている。なお、センサユニツト取付位置は前述
のバンパー103′に限らず、それより後方のロ
ワーリンク105の側面としてもよい。 データ処理装置1は所謂マイクロコンピユータ
であつて、この実施例ではメモリ装置も備えた米
国インテル社製のワンチツプマイクロコンピユー
タ8748−8を使用している。而してこのデータ処
理装置1は次のようにして既植苗と機体との相対
的位置関係を認識するようにプログラムが組まれ
ている。即ち、植付工程によつて左右いずれかの
センサユニツト80l又は80rの触杆群8l又
は8rに既植苗Zが接触することになるが、いず
れの場合においても、最左側の触杆81のみに苗
が接触した場合(即ちこの触杆81に連なる比較
器11の出力のみが反転して、これがデータ処理
装置1に検知された場合)は機体が右方に大きく
片寄つた状態にあると認識する。換言すれば既植
苗列が機体左方(又は右方)に在る場合には機体
が既植苗列に対して離隔(又は接近)し過ぎてい
ると認識する。 次に触杆81,82に既植苗が接触した場合は
機体が右方に若干片寄つた状態にあると認識す
る。また触杆82,83に既植苗が接触している
場合は機体が既植苗列と望ましい離隔距離を保つ
て機体の位置が正常であると認識する。更に触杆
83,84に既植苗が接触した場合は機体が左方
に若干片寄つた状態にあり、更にまた触杆84に
のみ既植苗が接触した場合は機体が左方に大きく
片寄つた状態にあると認識する。そして各状況に
応じて既植苗列に倣う走行を行わせるのに必要と
される舵取角を第1表の如くに決定する。 但し、舵取角の正負符号は正で左方への舵取
を、負で右方への舵取を示すものとし、またθ2>
θ1とする。
述すれば操向制御の基本情報となる既植苗と機体
との相対的位置関係を既植苗に接触して所定の信
号を発する苗センサにて捉え、これによつて自動
操向を行うようにすると共に、苗ころびを発生さ
せることがないようにし、更に、既植苗列からの
偏位量の大小に応じた舵取を行わせるようにして
ハンチングをなくした移植機の自動操向装置を提
案したものである。 田植機等の移植機においては苗を整然と直線列
状に植付けることが苗の生育の均一化、収穫作業
の機械化にとつて極めて重要である。このために
従来から種々の自動操向装置が提案されている
が、その操向制御方式は大別すると地下に埋設し
たケーブルから発せしめた電磁波等、特別に設け
た案内手段に追随させるものと、既植苗列に倣わ
せるものとが在る。後者の方式においては既植苗
と機体との相対的位置関係を捉える必要があり、
この為に光学的センサが主として採用されてき
た。ところが光学的センサは、受光面へ泥等が付
着して誤動作し易いという難点があり、実用化す
る上での隘路となつていた。また苗に接触させて
その圧接力によりセンサアームを回動させ、その
回動量によつて操向情報を得る装置もあるが、こ
の場合は移植したばかりの苗が弱く正確な操向情
報が得られないとか苗ころびを生ぜしめる等の不
具合がある。 本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、苗の電気抵抗を利用して苗の存在を電気的
に検出することとして、正確に既植苗列と機体と
の相対的位置関係を捉え、これにより誤動作な
く、またハンチングなしに操向制御を行えると共
に苗ころびを生ぜしめることがない移植機の自動
操向装置を提供することを目的とする。本考案に
係る移植機の自動操向装置は、既植苗と機体との
相対的位置関係を捉えて既植苗に倣う走行を行わ
せるようにした移植機の自動操向装置において、
既植苗に接触すべく機体左右方向に少なくとも4
本配してある導体製の触杆と、該触杆の対地電位
を検出する回路と、検出した対地電位により既植
苗と接触する触杆を判定する手段と、予め定めて
ある複数の舵取角からこの判定結果に基づいて選
択した舵取角で操向する手段とを具備することを
特徴とする。 以下に本考案をその実施例を示す図面に基いて
詳述する。第1図は本考案に係る自動操向装置を
塔載してなる田植機の左側面図であつて、操向は
ソレノイド2ls又は2rs(第3図参照)の励磁によ
つて作動される電磁弁(図示せず)にて油圧回路
の油路切換を行い、図示しない油圧シリンダを作
動せしめ、前部機体Fに水平回動可能に連結され
ている後部機体Rを左方又は右方へ回動せしめて
行うようになつている。 植付部103は1本のトツプリンク104及び
左右一対のロワーリンク105(図には左側のも
ののみ現れている)にて機体本体の前部に連結さ
れ、更に左右のロワーリンク105夫々に連結さ
れたリフトアーム106(図には左側のもののみ
現れている)の上下回動によつて昇降されるよう
になつている。 而して植付部103のバンパー103′の左右
の側部には夫々4組の苗センサが取付けられてい
る。即ち左側の苗センサについて第2図に示すよ
うにバンパー103′の左側部分から機体外方へ
張出させたパイプ製のアーム107の先端部には
センサボツクス108が取付けられており、この
センサボツクス108からは4本の触杆81,8
2,83,84を突出配設させている。 触杆81〜84は細い導体からなり、前後側の
端部が上方に屈曲されており、中間の直線部分は
既植苗列の機体進行方向株間寸法約150mmより十
分長い寸法、具体的には株間寸法の2倍強である
約350mmとしてあり、前側の端部はセンサボツク
ス108内で固定され、夫々に内部の電子回路に
接続されている。触杆81〜84は機体の左右方
向に夫々約50mm離隔するように81,82,8
3,84の順で左方から右方に並設され、この離
隔寸法を確保し得るように直線部分の前側屈曲部
と、後側屈曲部とにおいて電気絶縁物よりなる横
杆109,109に適当な方法で固定され、更に
上方に位置する後側端部と、センサボツクス10
8との間に跨設した絶縁板109′で支持し、全
体として橇状に構成されている。そして4本の触
杆81〜84よりなる触杆群は、植付部103が
下降されてそのフロート110が着水している状
態で既植苗群のうち最も機体寄りの既植苗列を構
成する苗の上部に接触し得るようにアーム107
の長さ及び触杆自体の長さが定められている。 第3図は自動操向装置の要部電子回路図であ
る。この図において詳しく示した苗センサ81lに
つきその構成を説明すると、前記触杆81は保護
抵抗15を介して比較器11の入力端子に接続さ
れ、該比較器の+−入力端子間にはバイアス抵抗
14と、逆並列とした2つの保護用ダイオード1
6,16とが並列接続されている。バイアス抵抗
14は、10MΩ程度の高抵抗値を有しており、比
較器11の−入力端子の電位を+入力端子の電位
より僅かに高くなるようにバイアスしている。 さて触杆81に接触する既植苗Zの株元から先
端迄の表面抵抗値はその吸湿状態又は水分付着状
態にもよるが、凡そ50MΩ〜100MΩの範囲に在
り、一般的には80MΩ程度の値となつている。既
植苗Zの株元は圃場の水中に在り、その電位はボ
デイアースと同一であるから、その先端部が触杆
81に接触すると、該触杆は高抵抗の既植苗Zを
介して接地されたことになり、比較器11の−入
力端子の電位は+入力端子の電位よりも僅かに低
くなり、比較器11の出力端子OUTは既植苗Z
が非接触の場合のローレベルからハイレベルに転
じることになる。つまり比較器11は触杆81の
対地電位を検出する回路として機能する。 このように一つの苗センサは1本の触杆とこれ
に接続された比較器11及びバイアス抵抗14等
の電子回路からなるが、第3図では機体左側に設
けられる触杆群を8l、右側に設けられる触杆群
を8rとし、左側の触杆群8lを構成する触杆8
1,82,83,84夫々に係る苗センサを夫々
81l,82l,83l,84lとして表わして
ある。一方、右側の触杆群8rの構成は左側のも
のと同様に各触杆を左から右に81,82,8
3,84の順に並設してある。そして右側の触杆
81,82,83,84夫々に係る苗センサを
夫々81r,82r,83r,84rと表わして
おり、これら左右の計8個の苗センサの出力、即
ち夫々の比較器11の出力端子OUTから得られ
る信号は81lと81r,82lと82r、83
lと83r及び84lと84rを夫々ペアとして
一括して自動操向装置の制御中枢となるデータ処
理装置1の入力ポートP10〜P13へペア別に入力さ
れるようにしてある。 苗センサ81l〜84lにて構成されるセンサ
ユニツト80l及び苗センサ81r〜84rにて
構成されるセンサユニツト80rは夫々前述した
如く左右のロワーリンク105夫々に取付けられ
ているがデータ処理装置1は機体本体の適所、例
えば操作コラム111内に格納されている。そし
て苗センサとデータ処理装置1とはパイプ状のア
ーム107を挿通させたケーブルによつて接続さ
れている。なお、センサユニツト取付位置は前述
のバンパー103′に限らず、それより後方のロ
ワーリンク105の側面としてもよい。 データ処理装置1は所謂マイクロコンピユータ
であつて、この実施例ではメモリ装置も備えた米
国インテル社製のワンチツプマイクロコンピユー
タ8748−8を使用している。而してこのデータ処
理装置1は次のようにして既植苗と機体との相対
的位置関係を認識するようにプログラムが組まれ
ている。即ち、植付工程によつて左右いずれかの
センサユニツト80l又は80rの触杆群8l又
は8rに既植苗Zが接触することになるが、いず
れの場合においても、最左側の触杆81のみに苗
が接触した場合(即ちこの触杆81に連なる比較
器11の出力のみが反転して、これがデータ処理
装置1に検知された場合)は機体が右方に大きく
片寄つた状態にあると認識する。換言すれば既植
苗列が機体左方(又は右方)に在る場合には機体
が既植苗列に対して離隔(又は接近)し過ぎてい
ると認識する。 次に触杆81,82に既植苗が接触した場合は
機体が右方に若干片寄つた状態にあると認識す
る。また触杆82,83に既植苗が接触している
場合は機体が既植苗列と望ましい離隔距離を保つ
て機体の位置が正常であると認識する。更に触杆
83,84に既植苗が接触した場合は機体が左方
に若干片寄つた状態にあり、更にまた触杆84に
のみ既植苗が接触した場合は機体が左方に大きく
片寄つた状態にあると認識する。そして各状況に
応じて既植苗列に倣う走行を行わせるのに必要と
される舵取角を第1表の如くに決定する。 但し、舵取角の正負符号は正で左方への舵取
を、負で右方への舵取を示すものとし、またθ2>
θ1とする。
【表】
なお不要の操向が行われて制御系がハンチング
を起したり、乗心地が悪化するのを防止するため
に第1表の1〜5の各ケースに当てはまらない苗
と触杆との接触状態が現れた場合はより小さい舵
取角となるように(実施例の如く触杆が4本であ
る場合は0となるように)決定される。例えば触
杆82又は83のみに接触した場合は0、81,
82,83又は82,83,84の3本に接触し
た場合は0とする。いずれにしても機体の片寄り
の大小に応じて舵取角が大となるようにする。こ
の見地から触杆は2本では論理的に、また3本で
は実際上、その判別は不可能であり少なくとも4
本を必要とする。 このように苗センサ81l〜84l又は81r
〜84rの出力の組合せ、即ち出力パターンに基
き舵取角が決定されると、データ処理装置1はこ
の舵取角を実現すべく出力ポートP14,P15から操
向制御信号を発する。 この出力ポートP14,P15に連なる電子回路は機
体を左、右方へ各旋回させる際に励磁すべきソレ
ノイド2ls,2rs及び植付部103の昇降を行わ
せる油圧回路中に設けられた電磁弁のソレノイド
2c(その励磁により植付部103の昇降がロツ
クされる)に対する通電を制御するためのドライ
ブ回路であり、比較器21l,21r、夫々にダ
ーリントン接続された2個のPNPトランジスタ
22l,23l及び22r,23r等からなる。
出力ポートP14又はP15は決定された舵取角が0で
ある場合にはハイレベルであり、舵取角が+θ2,
+θ1又は−θ2,−θ1となつた場合にローレベルと
なる。この出力ポートP14又はP15から発せられる
操向制御信号は比較器21l又は21rの+入力
端子に加えられるようにしてあり、その出力端子
からは出力ポートのレベルのハイ・ローに一致す
る信号が発せられることになる。そしてこの信号
はダーリントン接続された一方のトランジスタ2
2l又は22rのベースに入力されるようにして
ある。該信号がハイレベルにある間はトランジス
タ22l又は22rはオフしているが、ローレベ
ルに転じるとオンになり、これに伴つて他方のト
ランジスタ23l又は23rもオンに転じること
になる。このように出力ポートP14又はP15がロー
レベルになつたときにオンとなるトランジスタ2
3l又は23rのエミツタは正電位+Vccとして
あり、コレクタはソレノイド2ls又は2rsを経て
ボデイアースされている。一方ソレノイド2csの
一端はボデイアースされ、他端はダイオード2
4,25のカソード及びダイオード26のアノー
ドに接続されている。ダイオード24,25のア
ノードは夫々トランジスタ23l,23rのコレ
クタに接続され、またダイオード26のカソード
は+Vccのラインに接続されている。更に今一つ
のダイオード27のカソードを+Vccのライン
に、またアノードをトランジスタ23lのコレク
タに接続してある。従つてトランジスタ23l又
は23rがオンとなつた場合にはソレノイド2
ls,2cs又は2rs,2csの双方に通電が行われる
ことになる。即ち左、右への旋回が行われる場合
には植付部103の昇降をブロツクするようにし
て、この昇降のための油圧回路へ圧油を供給せず
操向を強力に行わせるようにしてある。 比較器21l,21r夫々の出力端子とボデイ
アースとの間にはスイツチ28l,28rを夫々
介在させてある。スイツチ28l又は28rは操
舵輪101を適当量左方(又は右方)へ回動させ
た場合に閉路するように配したものであつて、そ
の閉路により比較器21l又は21rの出力端子
をローレベルとして、トランジスタ22l,23
l又は22r,23rをオンさせ、これによつて
ソレノイド2ls又は2rsへの通電が行われ、手動
で操向操作が行えるようになつている。このよう
に手動操向は単にスイツチ28l,28rを閉路
させるだけで足りるので操舵輪101を設けるま
でもなく操作コラム111に押ボタンスイツチと
して上記スイツチ28l,28rを設けることと
してもよい。 さて41は舵取センサであつて、前述した操向
に与る油圧シリンダに連動連結されたポテンシオ
メータによりなり、左右への舵取量に応じた電圧
を出力するようにしてある。この舵取センサ41
の出力電圧はタイマ用のIC(555型)よりなる
V/F(電圧/周波数)変換器42へ入力され、
ここでV/F変換された信号がデータ処理装置の
入力ポートT1へ入力されるようにしてある。 而してポートT1への入力信号によりデータ処
理装置1は出力ポートP14,P15からの操向制御信
号による実際の舵取状態を検知することができ
る。そして前述の如くして決定され、適宜のレジ
スタに格納されている舵取角±θ1,±θ2のデータ
と、V/F変換器42経由で舵取センサ41から
入力される実際の舵取角とが一致すると出力ポー
トP14,P15の出力をハイレベルに復帰させ直進状
態に戻すこととしてある。なおデータ処理装置1
に対して、適宜に設けたスイツチにより入力され
る信号AUTOはこの移植機の運転を自動モード
で行う場合にこれを指令する信号であつて、その
入力により植付部103の下降等、所定のイニシ
ヤル動作が行われ、次いで前述した如き自動操向
が行われるようにしてある。 叙上の如く構成された本案装置を塔載した移植
機は最初の1行程のみを手動操向によつて走行さ
せ、次行程からはセンサユニツト80l又は80
rを用いて既植苗群中最も右側(又は左側)に在
る既植苗列を倣いガイドとしての自動操向を行わ
せるようにして使用される。而してこの自動操向
を行わせている間において、触杆81〜84のい
ずれか(1本又は複数本)が既植苗Zに接触する
ことになり、その接触状態に応じて操向制御が行
われていくのである。この間においては触杆は苗
に圧接されず、単に接触するだけでその存否が検
出されるのである。而して本実施例においては触
杆の長さ、正確には既植苗と接触すべき、機体の
前後方向に延びる下側の直線部分の長さが、既植
苗列の株間寸法に比して十分長いので、その既植
苗列中に欠株箇処が存在したとしてもその前後の
株が必ずいずれかの触杆に接触するから、欠株の
ためにいずれの触杆も苗に接触しない状態となつ
て、データ処理装置1が制御不能の状態となる
(制御態様によつては過大に左方又は右方へ舵取
を行わせる状態となる)ような虞れは皆無とな
る。また倣いとする既植苗列と機体との距離の大
小、つまり、機体の片寄りの量に応じた舵取角度
で操向するので過大な操向が防止され、ハンチン
グが生じない。これらにより安定した自動操向が
可能となる。そして本考案の自動操向装置におい
ては触杆は苗に接触してその対地電位を検出する
ためのものであるので苗に圧接させる必要がな
く、このために苗ころびを生じることがない等、
本考案は優れた効果を奏する。
を起したり、乗心地が悪化するのを防止するため
に第1表の1〜5の各ケースに当てはまらない苗
と触杆との接触状態が現れた場合はより小さい舵
取角となるように(実施例の如く触杆が4本であ
る場合は0となるように)決定される。例えば触
杆82又は83のみに接触した場合は0、81,
82,83又は82,83,84の3本に接触し
た場合は0とする。いずれにしても機体の片寄り
の大小に応じて舵取角が大となるようにする。こ
の見地から触杆は2本では論理的に、また3本で
は実際上、その判別は不可能であり少なくとも4
本を必要とする。 このように苗センサ81l〜84l又は81r
〜84rの出力の組合せ、即ち出力パターンに基
き舵取角が決定されると、データ処理装置1はこ
の舵取角を実現すべく出力ポートP14,P15から操
向制御信号を発する。 この出力ポートP14,P15に連なる電子回路は機
体を左、右方へ各旋回させる際に励磁すべきソレ
ノイド2ls,2rs及び植付部103の昇降を行わ
せる油圧回路中に設けられた電磁弁のソレノイド
2c(その励磁により植付部103の昇降がロツ
クされる)に対する通電を制御するためのドライ
ブ回路であり、比較器21l,21r、夫々にダ
ーリントン接続された2個のPNPトランジスタ
22l,23l及び22r,23r等からなる。
出力ポートP14又はP15は決定された舵取角が0で
ある場合にはハイレベルであり、舵取角が+θ2,
+θ1又は−θ2,−θ1となつた場合にローレベルと
なる。この出力ポートP14又はP15から発せられる
操向制御信号は比較器21l又は21rの+入力
端子に加えられるようにしてあり、その出力端子
からは出力ポートのレベルのハイ・ローに一致す
る信号が発せられることになる。そしてこの信号
はダーリントン接続された一方のトランジスタ2
2l又は22rのベースに入力されるようにして
ある。該信号がハイレベルにある間はトランジス
タ22l又は22rはオフしているが、ローレベ
ルに転じるとオンになり、これに伴つて他方のト
ランジスタ23l又は23rもオンに転じること
になる。このように出力ポートP14又はP15がロー
レベルになつたときにオンとなるトランジスタ2
3l又は23rのエミツタは正電位+Vccとして
あり、コレクタはソレノイド2ls又は2rsを経て
ボデイアースされている。一方ソレノイド2csの
一端はボデイアースされ、他端はダイオード2
4,25のカソード及びダイオード26のアノー
ドに接続されている。ダイオード24,25のア
ノードは夫々トランジスタ23l,23rのコレ
クタに接続され、またダイオード26のカソード
は+Vccのラインに接続されている。更に今一つ
のダイオード27のカソードを+Vccのライン
に、またアノードをトランジスタ23lのコレク
タに接続してある。従つてトランジスタ23l又
は23rがオンとなつた場合にはソレノイド2
ls,2cs又は2rs,2csの双方に通電が行われる
ことになる。即ち左、右への旋回が行われる場合
には植付部103の昇降をブロツクするようにし
て、この昇降のための油圧回路へ圧油を供給せず
操向を強力に行わせるようにしてある。 比較器21l,21r夫々の出力端子とボデイ
アースとの間にはスイツチ28l,28rを夫々
介在させてある。スイツチ28l又は28rは操
舵輪101を適当量左方(又は右方)へ回動させ
た場合に閉路するように配したものであつて、そ
の閉路により比較器21l又は21rの出力端子
をローレベルとして、トランジスタ22l,23
l又は22r,23rをオンさせ、これによつて
ソレノイド2ls又は2rsへの通電が行われ、手動
で操向操作が行えるようになつている。このよう
に手動操向は単にスイツチ28l,28rを閉路
させるだけで足りるので操舵輪101を設けるま
でもなく操作コラム111に押ボタンスイツチと
して上記スイツチ28l,28rを設けることと
してもよい。 さて41は舵取センサであつて、前述した操向
に与る油圧シリンダに連動連結されたポテンシオ
メータによりなり、左右への舵取量に応じた電圧
を出力するようにしてある。この舵取センサ41
の出力電圧はタイマ用のIC(555型)よりなる
V/F(電圧/周波数)変換器42へ入力され、
ここでV/F変換された信号がデータ処理装置の
入力ポートT1へ入力されるようにしてある。 而してポートT1への入力信号によりデータ処
理装置1は出力ポートP14,P15からの操向制御信
号による実際の舵取状態を検知することができ
る。そして前述の如くして決定され、適宜のレジ
スタに格納されている舵取角±θ1,±θ2のデータ
と、V/F変換器42経由で舵取センサ41から
入力される実際の舵取角とが一致すると出力ポー
トP14,P15の出力をハイレベルに復帰させ直進状
態に戻すこととしてある。なおデータ処理装置1
に対して、適宜に設けたスイツチにより入力され
る信号AUTOはこの移植機の運転を自動モード
で行う場合にこれを指令する信号であつて、その
入力により植付部103の下降等、所定のイニシ
ヤル動作が行われ、次いで前述した如き自動操向
が行われるようにしてある。 叙上の如く構成された本案装置を塔載した移植
機は最初の1行程のみを手動操向によつて走行さ
せ、次行程からはセンサユニツト80l又は80
rを用いて既植苗群中最も右側(又は左側)に在
る既植苗列を倣いガイドとしての自動操向を行わ
せるようにして使用される。而してこの自動操向
を行わせている間において、触杆81〜84のい
ずれか(1本又は複数本)が既植苗Zに接触する
ことになり、その接触状態に応じて操向制御が行
われていくのである。この間においては触杆は苗
に圧接されず、単に接触するだけでその存否が検
出されるのである。而して本実施例においては触
杆の長さ、正確には既植苗と接触すべき、機体の
前後方向に延びる下側の直線部分の長さが、既植
苗列の株間寸法に比して十分長いので、その既植
苗列中に欠株箇処が存在したとしてもその前後の
株が必ずいずれかの触杆に接触するから、欠株の
ためにいずれの触杆も苗に接触しない状態となつ
て、データ処理装置1が制御不能の状態となる
(制御態様によつては過大に左方又は右方へ舵取
を行わせる状態となる)ような虞れは皆無とな
る。また倣いとする既植苗列と機体との距離の大
小、つまり、機体の片寄りの量に応じた舵取角度
で操向するので過大な操向が防止され、ハンチン
グが生じない。これらにより安定した自動操向が
可能となる。そして本考案の自動操向装置におい
ては触杆は苗に接触してその対地電位を検出する
ためのものであるので苗に圧接させる必要がな
く、このために苗ころびを生じることがない等、
本考案は優れた効果を奏する。
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は本案装置を搭載した乗用田植機の左側面
図、第2図は触杆群の斜視図、第3図は自動操向
装置の要部電気回路図である。 1…データ処理装置、8l,8r…触杆群、8
0l,80r…センサユニツト、81,82,8
3,84…触杆。
1図は本案装置を搭載した乗用田植機の左側面
図、第2図は触杆群の斜視図、第3図は自動操向
装置の要部電気回路図である。 1…データ処理装置、8l,8r…触杆群、8
0l,80r…センサユニツト、81,82,8
3,84…触杆。
Claims (1)
- 既植苗と機体との相対的位置関係を捉えて既植
苗に倣う走行を行わせるようにした移植機の自動
操向装置において、既植苗に接触すべく機体左右
方向に少なくとも4本配してある導体製の触杆
と、該触杆の対地電位を検出する回路と、検出し
た対地電位により既植苗と接触する触杆を判定す
る手段と、予め定めてある複数の舵取角からこの
判定結果に基づいて選択した舵取角で操向する手
段とを具備することを特徴とする移植機の自動操
向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980043567U JPS642563Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980043567U JPS642563Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56145909U JPS56145909U (ja) | 1981-11-04 |
| JPS642563Y2 true JPS642563Y2 (ja) | 1989-01-23 |
Family
ID=29638887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980043567U Expired JPS642563Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS642563Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52123119U (ja) * | 1976-03-15 | 1977-09-19 | ||
| JPS52141314A (en) * | 1976-05-14 | 1977-11-25 | Kubota Ltd | Rice transplanting machine |
| JPS5745770Y2 (ja) * | 1976-05-31 | 1982-10-08 |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP1980043567U patent/JPS642563Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56145909U (ja) | 1981-11-04 |
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