JPH0148892B2 - - Google Patents

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JPH0148892B2
JPH0148892B2 JP13395681A JP13395681A JPH0148892B2 JP H0148892 B2 JPH0148892 B2 JP H0148892B2 JP 13395681 A JP13395681 A JP 13395681A JP 13395681 A JP13395681 A JP 13395681A JP H0148892 B2 JPH0148892 B2 JP H0148892B2
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JP
Japan
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isethionate
group
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reaction
alkyl
Prior art date
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JP13395681A
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English (en)
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JPS5835166A (ja
Inventor
Yutaka Kawazoe
Shinya Tamura
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Publication of JPH0148892B2 publication Critical patent/JPH0148892B2/ja
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下式〔〕または〔〕で示される新
規なイセチオン酸エステルに関するもので、例え
ば水酸基、カルボキシル基、メルカブト基、アミ
ノ基を有する化合物、或いはプリン、ピリミジン
等の複素環化合物さらには蛋白や核酸にアルキル
基を付加するアルキル化剤として、特にその水溶
性を利用した水性媒体中でのアルキル化剤とし
て、またマウス肉腫、マウス腺癌、マウス白血病
等に有効性が認められ、で制ガン剤および抗ウイ
ルス剤等としても有用な新規化合物を提供するも
のである。
上式〔〕においてRはメチル基、n―プロピ
ル基またはi―プロピル基、であり、また上記式
〔〕におけるR′は炭素数2〜5のアルキレン基
例えばエチレン基、プロピレン基、1,4―ブチ
レン基、1,5―アミレン基である。
具体的には式〔〕の化合物はイセチオン酸メ
チル、イセチオン酸n―プロピル、イセチオン酸
i―プロピルである。
式〔〕の化合物としては具体的にはエチレン
グリコールイセチオン酸エステル、プロピレング
リコールジイセチオン酸エステル、1,4―ブタ
ンジオールイセチオン酸エステル、1,5―ペン
タンジオールジイセチオン酸エステル等があげら
れる。
本発明のイセチオン酸エステルは例えば次の2
通りの方法で製造することができる。
イセチオン酸の銀塩とハロゲン化アルキルと
を有機溶媒中で反応させ製造することができ
る。この反応において、イセチオン酸銀1モル
に対するハロゲン化アルキルの理論反応量は、
式〔〕のイセチオン酸エステルを目的物とす
る場合は1モルで、式〔〕のイセチオン酸エ
ステルを目的物とする場合は1/2モルであり、
実際の反応に際してもこれらの理論量で反応さ
せることを好適とするが、必ずしもこれに制限
されるものではなく、幾分の過不足量であり得
る。
ハロゲン化アルキルはその反応性の強さがヨ
ウ化物、臭化物、塩化物、の順に減少し、塩化
物の場合は反応時間を長くするか、反応温度を
上げる必要がある。
前記式〔〕のイセチオン酸エステルを製造
する場合はハロゲン化アルキルとして例えばヨ
ウ化メチル、ヨウ化i―プロピル等のヨウ化ア
ルキル、塩化メチル、塩化i―プロピル等の塩
化アルキルまたは臭化メチル、臭化i―プロピ
ル等の臭化アルキルで代表されるモノハロゲン
化アルキルが使用され、式〔〕のイセチオン
酸エステルを製造する場合はハロゲン化アルキ
ルとして例えば1,2―ジクロルエタン、1,
2―ジクロルプロパン、1,4―ジクロルブタ
ン等のジクロルアルキルまたは1,2―ジブロ
ムエタン、1,2―ジブロムプロパン、1,4
―ジブロムブタン等のジブロムアルキル等で代
表されるジハロゲン化アルキルが使用される。
反応は一般に有機溶媒中例えばメタノール、
エタノール等のアルコール類あるいはアセトニ
トリル等を用いて行なわれるが、触媒は格別必
要としない。溶媒の使用量は有機酸の銀塩とハ
ロゲン化アルキルとの脱ハロゲン化銀反応で行
なわれる常法に従えばよいが、ハロゲン化アル
キルに対し数十倍量程度である。
反応温度は室温ないし加温のいずれでもよい
が、反応速度の点で加温する方が好ましい。高
温に過ぎると収率が低下するので60℃以下が適
当である。
所要反応時間は反応原料の種類や反応温度に
より幾分変わるが、常温では24〜48時間程度で
あり、また例えば45〜60℃では10時間程度であ
る。
反応後析出したハロゲン化銀を過等の手段
によつて除去し、液を例えば蒸留に付して溶
媒を留去することによつて目的物を得ることが
できる。また分離手段として、シリカゲル等を
充填したカラムを利用して行なうことも好まし
い。
イセチオン酸クロリドと対応するアルコール
とを有機溶媒中反応させ製造してもよい。
この製造法についてはイセチオン酸ブチルの
製造の報告が唯一の現存例である。しかしこの
方法の難点は例えばイセチオン酸クロリドが極
めて不安定であり−20℃において安定であるに
とどまる点にある。
本発明のイセチオン酸エステルはアルキル化
能が強いので、各種有機化合物にアルキル基を
導入するためのアルキル化剤として好適に使用
される。例えばアルコール、フエノール等にお
ける酸素原子のアルキル化、各種アミン等にお
ける窒素原子のアルキル化に好適である。
また人や動物に投与した場合制ガン作用、抗
ウイルス作用および抗菌作用を有し、毒性も低
いので制ガン剤、抗ウイルス剤および抗菌剤と
して有用である。
次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に
説明する。
なお各例において赤外線吸収スペクトル分析
はクロロホルム溶液をNaClセルで測定した。
実施例 1 イセチオン酸銀2.5g、ヨウ化メチル2.3gをア
セトニトリル30mlに溶かし、室温で8時間放置し
た。
析出したヨウ化銀を過し、液を濃縮した
後、残る液体を減圧蒸留して80〜95℃〜2mmHg
の留分としてイセチオン酸メチルエステルを得
た。
得られたものは水に可溶性の無色の液体であ
り、収率は80%であつた。
これについて核磁気共鳴スペクトル分析(以下
NMR分析と称する)、赤外線吸収スペクトル分
析(以下IR分析と称する)および元素分析を行
なつた。
NMR分析(第1図参照):3.23ppm(1H、一重
線) 3.38ppm(2H、三重線、J=5H2) 3.94ppm(3H、一重線) 4.06ppm(2H、三重線、J=5H2) IR分析(第2図参照):980CM-1(S―O―C
伸縮) 1155CM-1(S(=O)2対称伸縮) 1355CM-1(S(=O)2非対称伸縮) 3550CM-1(O―H伸縮) 元素分析(C3H8O4S): 推定値 H5.75%,C25.71% 測定値 H6.01%,C25.96% 実施例 2 イセチオン酸銀2.5g、ヨウ化イソプロピル5
gをアセトニトリル20mlに溶かし、室温で20時間
放置した。析出したヨウ化銀を過し、液を留
去した後、残る液体から目的物をシリカゲル50g
をつめたカラムでクロロホルムにて溶離し分離精
製して水に可溶性の無色の液体であるイセチオン
酸イソプロピルエステルを得た。収率は85%であ
つた。これについてNMR,IRおよび元素分析を
行なつた。
NMR分析(第3図参照):1.44ppm(6H、二重
線、J=7H2) 2.65ppm(1H、一重線) 3.35ppm(2H、三重線、J=5H2) 4.08ppm(2H、三重線、J=5H2) 5.01ppm(1H、七重線、J=7H2) IR分析(第4図参照):910CM-1(S―C―C
伸縮) 1159CM-1(S(=O)2対称伸縮) 1332CM-1(S(=O)2非対称伸縮) 3550CM-1(O―H伸縮) 元素分析(C5H12O4S): 推定値 H7.19%,C35.70% 実測値 H7.46%,C35.26% 実施例 3 イセチオン酸銀5.0g,1,4―ジブロムブタ
ン2gをアセトニトリル17mlに溶かし、55℃で19
時間加温した。
析出した臭化銀を過し、液を濃縮した。
残る液体から目的物をシリカゲル75gをつめた
カラムで5%メタノール―クロロホルムにて溶離
し分離精製して水に可溶性の無色の液体である
1,4―ブタンジオールジイセチオン酸エステル
を得た。収率は70%であつた。これについて
NMR,IRおよび元素分析を行なつた。
NMR分析(第5図参照):1.89ppm(4H,ブロー
ド一重線) 3.41ppm(4H、三重線、J=6H2) 4.01ppm(4H、三重線、J=6H2) 4.07ppm(2H、一重線) 4.31ppm(4H、ブロード一重線) IR分析(第6図参照):940CM-1(S―O―C伸
縮) 1159CM-1(S(=O)2対称伸縮) 1357CM-1(S(=O)2非対称伸縮) 3552CM-1(O―H伸縮) 元素分析(C8H18O8S2): 推定値 H5.92%,C31.37% 測定値H5.73%,C31.12% 実施例 4 イセチオン酸銀2.8g,1,5―ジヨードペン
タン1.8gをアセトニトリル40mlに溶かし、37℃
で18時間加温した。
析出したヨウ化銀を過し、液を濃縮した。
残る液体から目的物をシリカゲル100gをつめ
たカラムで5%メタノール―クロロホルムにて溶
離し分離精製して水に可溶性の液体である1,5
―ペンタンジオールジイセチオン酸エステルを得
た。
収率は75%であつた。これについてNMR,IR
および元素分析を行なつた。
NMR分析(第7図参照):1.70ppm(6H,多重
線) 3.38ppm(4H、三重線、J=6H2) 3.63ppm(2H、一重線) 4.04ppm(4H、三重線、J=6H2) 4.30ppm(4H、三重線、J=6H2) IR分析(第8図参照):943CM-1(S―O―C伸
縮) 1159CM-1(S(=O)2対称伸縮) 1350CM-1(S(=O)2非対称伸縮) 3550CM-1(O―H伸縮) 元素分析(C9H20O8S2): 推定値 H6.29%,C33.74% 測定値 H6.45%,C33.64%
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られたイセチオン酸メチ
ルエステルの核磁気共鳴スペクトル図、第2図は
その赤外線吸収スペクトル図、第3図は実施例2
で得られたイセチオン酸イソプロピルエステルの
核磁気共鳴スペクトル図、第4図はその赤外線吸
収スペクトル図、第5図は実施例3で得られた
1,4―ブタンジオールジイセチオン酸エステル
の核磁気共鳴スペクトル図、第6図はその赤外線
吸収スペクトル図、第7図は実施例4で得られた
1,5―ペンタンジオールイセチオン酸エステル
の核磁気共鳴スペクトル図、第8図はその赤外線
吸収スペクトル図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式〔〕または〔〕で示されるイ
    セチオン酸エステル。 HOCH2CH2SO3―R ……〔〕 但しRはメチル基、n―プロピル基またはi―
    プロピル基である。 但しR′は炭素数2〜5のアルキレン基である。
JP13395681A 1981-08-28 1981-08-28 イセチオン酸エステル Granted JPS5835166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13395681A JPS5835166A (ja) 1981-08-28 1981-08-28 イセチオン酸エステル

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JP13395681A JPS5835166A (ja) 1981-08-28 1981-08-28 イセチオン酸エステル

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JPS5835166A JPS5835166A (ja) 1983-03-01
JPH0148892B2 true JPH0148892B2 (ja) 1989-10-20

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ID=15117001

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JP13395681A Granted JPS5835166A (ja) 1981-08-28 1981-08-28 イセチオン酸エステル

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GB8300102D0 (en) * 1983-01-05 1983-02-09 T & R Chemicals Inc Antithrombotic/antihypertensive treatment
KR100777780B1 (ko) 2006-08-30 2007-11-29 섬진이에스티 주식회사 정족수 감지를 저해하는 항균제 조성물

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JPS5835166A (ja) 1983-03-01

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