JPH0149149B2 - - Google Patents

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JPH0149149B2
JPH0149149B2 JP7450082A JP7450082A JPH0149149B2 JP H0149149 B2 JPH0149149 B2 JP H0149149B2 JP 7450082 A JP7450082 A JP 7450082A JP 7450082 A JP7450082 A JP 7450082A JP H0149149 B2 JPH0149149 B2 JP H0149149B2
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JP
Japan
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group
compound
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lower alkyl
phenylhydrazine
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JP7450082A
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JPS58192867A (ja
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Koji Takanashi
Masaaki Kubo
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Application filed by Kawaken Fine Chemicals Co Ltd filed Critical Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
本発明は、ω−インドール−3−イル−アルカ
ノール化合物の改良された製造方法に関するもの
である。 ω−インドール−3−イル−アルカノール化合
物は、広く天然に存在し、多くのインドール誘導
体、インドールアルカロイド類、および医薬品の
合成原料として有用な化合物である。 ω−インドール−3−イル−アルカノール化合
物の合成については古くからいくつかの方法が提
供されているが、そのうちフエニルヒドラジンを
出発物質とするFischer合成法を利用した方法と
して下記の方法が知られている。 置換フエニルヒドラジンの塩酸塩とジヒドロ
フランとを含水ジオキサン中で長時間加熱する
方法〔Khim.Geterotsikl.Soedin.,1972,No.
10,1366〜1367〕 置換フエニルヒドラジンと2−ヒドロキシテ
トラヒドロフランとをベンゼン中で環流し、共
沸により水を留出させ、得られた縮合物を更に
高温減圧下に加熱し、分解する方法〔同誌;
1974,No.1,90〜91〕 置換フエニルヒドラジンとα−ホルミル−γ
−ブチロラクトンとを塩化水素の存在下に含水
アルコール中で長時間加熱反応させる方法〔同
誌;1974,No.8,1083〜1084〕。 上記既知方法は、いずれも反応に長時間を要し
たり、操作が煩雑であつたり、原料の入手が難か
しいなどの点により、工業的製造方法としては不
満足なものである。このような見地から、本発明
者らはω−インドール−3−イル−アルカノール
化合物の経済的合成方法について鋭意研究し、本
発明を完成した。 すなわち本発明は、下記一般式()のω−イ
ンドール−3−イル−アルカノール化合物: 〔但し上式中R1は水素原子、低級アルキル基、
アリール基又はアルアルキル基を表わし、R2
水素原子、低級アルキル基、アリール基、アルア
ルキル基、低級アルコキシル基、アリーロキシル
基、アルアルコキシル基、又はハロゲン原子を表
わし、R3は水素原子、又は低級アルキル基を表
わし、nは0又は1を表わす。〕 を製造するために、 下記一般式()のフエニールヒドラジン化合
物: 〔但し上式中R1およびR2はそれぞれ上記規定
の通り〕 と、下記一般式()および(): 〔但し上式中、R3およびnはそれぞれ上記規
定の通りであり、−R4−は、
【式】又は、
【式】を表わしR5は低級アル キル基を表わし、R6は水素原子、又はメチル基
を表わし、kは0,1又は2を表わし、lは1又
は2を表わす。〕 のオキサシクロアルカン−2−オール化合物から
選ばれた少くとも1種とを、少くとも1種のアル
コール系化合物を含む溶剤中で反応させることを
含み、前記反応が強酸の存在において行われ、こ
の強酸の量が、前記反応混合物中の前記オキサシ
クロアルカン−2−オール化合物1モル当り、少
くとも1モルの前記フエニルヒドラジン化合物
を、その前記強酸塩に変成するのに必要な量であ
ることを特徴とするものである。 本発明方法において、一般式()のフエニル
ヒドラジン化合物と、一般式()および/又は
()のオキサシクロアルカン−2−オール化合
物との反応に際し、反応混合物中に、強酸が存在
し、この強酸が、オキサシクロアルカン−2−オ
ール化合物1モル当り、少くとも1モルのフエニ
ルヒドラジン化合物を、その強酸塩に変成してい
ることが特徴である。 前記()式において、R1で表わされる低級
アルキル基は1個から4個迄の炭素原子を有する
ものであることが好ましく、メチル、エチル、プ
ロピルおよびブチル基から選ぶことができる。ま
たR1で表わされるアリール基は、フエニル基又
はトリル基であることが好ましく、更にR1で表
わされるアルアルキル基は、ベンジル又はフエニ
ルエチル基であることが好ましい。 前記()式において、R2で表わされる低級
アルキル基は1個から4個までの炭素原子を有す
ることが好ましく、メチル、エチル、プロピル、
およびブチル基から選ぶことができる。またR2
で表わされるアリール基は、フエニル又はトリル
基であることが好ましく、R2で表わされるアル
アルキル基はベンジル又はフエニルエチル基であ
ることが好ましく、R2によつて表わされるアル
コキシル基は、メトキシル、エトキシル、又はプ
ロポキシル基であることが好ましく、R2によつ
て表わされるアリーロキシル基は、フエノキシ、
又はトリルオキシ基であることが好ましく、更
に、R2によつて表わされるアルアルコキシル基
は、ベンジルオキシ、又はフエニルエチルオキシ
基であることが好ましい。 一般式()において、R3によつて表わされ
る低級アルキル基は、1個から3個までの炭素原
子を有するものが好ましく、メチル、エチル、お
よびプロピル基から選ぶことができる。 更に、一般式()において、R5で表わされ
る低級アルキル基は、1個から3個までの炭素原
子を有するものが好ましく、メチル、エチルおよ
びプロピル基から選ぶことができる。 本発明方法において使用される、一般式()
のフエニルヒドラジン化合物としては、フエニル
ヒドラジン、トリルヒドラジン、p−ベンジルフ
エニルヒドラジン、メトキシフエニルヒドラジ
ン、ベンジルオキシフエニルヒドラジン、クロル
フエニルヒドラジン、1,1−ジフエニルヒドラ
ジン,1−ベンジル−1−フエニルヒドラジン、
および1−メチル−1−フエニルヒドラジンなど
がある。 本発明方法に用いられる一般式()のオキサ
シクロアルカン−2−オール化合物としては、2
−(アルコキシアルコキシ)−テトラヒドロフラ
ン,2−(アルコキシアルコキシ)−テトラヒドロ
ピラン、および2−(アルコキシアルコキシ)−4
−メチルテトラヒドロピランなどがあり、また、
一般式()のオキサシクロアルカン−2−オー
ル化合物としては、2,2′−(アルキレンジオキ
シ)−ジテトラヒドロフラン,2,2′−(アルキレ
ンジオキシ)−ジテトラヒドロピランおよび2,
2′−(アルキレンジオキシ)−ジ(4−メチルテト
ラヒドロピラン)などがある。 すなわち一般式()および()のオキサシ
クロアルカン−2−オール化合物中のオキサシク
ロアルカン環は、テトラヒドロフラン環およびテ
トラヒドロピラン環から選ばれることが好まし
い。 一般式()において R5O(−CH2n−O−で
表わされているアルコキシアルコキシ基は、メト
キシエトキシ、エトキシエトキシ、プロポキシエ
トキシ、メトキシプロポキシ、エトキシプロポキ
シ、プロポキシプロポキシ、メトキシブトキシ、
エトキシブトキシ、および、プロポキシブトキシ
基から選ばれることが好ましい。 また、一般式()及び()において (−O−CH2−CH(R6)(−CH2klO−で表わさ
れるアルキレンジオキシ基は、前記式において、
l=1のときは、エチレンジオキシ基、アルキレ
ン基が直鎖又は側鎖を有するプロピレンジオキシ
基、およびブチレンジオキシ基から選ばれ、l=
2のときは、オキシ−ジエチレンジオキシ基、ア
ルキレン基が直鎖又は側鎖を有するオキシ−ジプ
ロピレンジオキシ基、オキシ−ジブチレンジオキ
シ基から選ばれることが好ましい。 本発明方法において、フエニルヒドラジン化合
物とオキサシクロアルカン−2−オール化合物と
の反応は、少くとも1種のアルコール系化合物を
含む溶剤中で行われる。このアルコール系化合物
は、1価の脂肪族アルコール類、例えば、メチル
アルコール、エチルアルコール、プロピルアルコ
ールおよびブチルアルコールなど、2価の脂肪族
アルコール類、例えば、エチレングリコールおよ
びプロピレングリコールなど、脂肪族エーテルア
ルコール類、例えば、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、および、エチレングリコールモノ
エチルエーテルなど、並びに、前記アルコール化
合物の少くとも1種と水との混合物とから選ぶこ
とができる。溶剤のタイプは製造されるべきω−
インドール−3−イル−アルカノール化合物の性
質を考慮して選択される。この溶剤は、1種のア
ルコール化合物からなるものであつてもよいし、
2種以上のアルコール化合物の混合物であつても
よいし、或は少くとも1種のアルコール化合物と
水との混合物であつてもよい。後者の場合、アル
コール化合物を水に対して10%以上含有させるこ
とが好ましい。 本発明方法において、フエニルヒドラジン化合
物は、オキサシクロアルカン−2−オール化合物
1モル当り1モル以上で用いられることが好まし
く1.1モルから3.0モルまでの量で用いられること
が更に好ましい。この場合、フエニルヒドラジン
化合物と、オキサシクロアルカン−2−オール化
合物との反応を強酸の存在で行い、この強酸の量
が、使用されたフエニルヒドラジン化合物の少く
とも1部分、すなわち、使用されるオキサシクロ
アルカン−2−オール化合物1モル当り少くとも
1モルのフエニルヒドラジン化合物に相当する量
を、その強酸塩に変成するのに必要な量であるこ
とが重要である。 前記強酸は、一般式()のフエニルヒドラジ
ン化合物と塩を形成することのできる、塩酸、硫
酸、およびp−トルエンスルホン酸からなる群か
ら選ばれる少くとも1種からなるものであること
が好ましい。 若し、フエニルヒドラジン化合物を、オキサシ
クロアルカン−2−オール化合物1モル当り1モ
ル以上の量で用いられるならば、強酸塩の状態に
あるフエニルヒドラジン化合物の量の、強酸塩の
状態にないフエニルヒドラジン化合物の残余量に
対するモル比が2以上であることが好ましい。強
酸塩の状態にないフエニルヒドラジン化合物は、
遊離塩基の形をとつていてもよいし、或は、強
酸、例えば酢酸との塩の形をとつているものであ
つてもよい。 前記強酸の存在により、反応混合物は酸性状態
に維持され、この酸性状態はフエニルヒドラジン
化合物と、オキサシクロアルカン−2−オール化
合物との間の反応を行わせるためには必須の条件
である。 しかしながら、反応混合物中に添加されるべき
強酸の量は、反応混合物中のフエニルヒドラジン
化合物の全量を、その強酸塩に変成するために必
要な量を越えて過剰にならないことが好ましい。 フエニルヒドラジン化合物と、オキサシクロア
ルカン−2−オール化合物との間の反応が、特定
量の強酸の存在によつて促進される理由は、未だ
完全には明らかではない。しかしながら、反応混
合物中の強酸の量が、反応混合物中のフエニルヒ
ドラジン化合物の全量を、その強酸塩に変成する
のに必要な量よりも過剰であるときは、1種の分
子内アセタール化合物であるオキサシクロアルカ
ン−2−オール化合物が分解し、この分解生成物
が重合、又は縮重合して所望の生成物すなわち、
ω−インドール−3−イル−アルカノール化合物
(トリプトホール化合物)、の収量を低下させるこ
とが見出されている。若し、反応混合物が塩基性
の状態にあるならば、フエニルヒドラジン化合物
とオキサシクロアルカン−2−オール化合物との
間の反応は生起しない。強酸が反応混合物中のオ
キサシクロアルカン−2−オール化合物1モル当
り少くとも1モルのフエニルヒドラジン化合物
を、その強酸塩に変成するのに必要な特定の量
で、しかし、フエニルヒドラジン化合物の全量を
完全に変更するのに必要な量をこえる過剰量では
ない量で使用される場合においてのみ、フエニル
ヒドラジン化合物はオキサシクロアルカン−2−
オール化合物と直接に縮合し、望ましくない副反
応を防止しつつインドール環を形成することがで
きる。フエニルヒドラジン化合物とオキサシクロ
アルカン−2−オール化合物との間の反応は好ま
しくは70℃から170℃までの温度で、反応を完結
するのに必要な時間だけ、一般には30分以上、例
えば30分から数時間行われる。反応が70℃より低
い温度で行われると、反応速度が低くなるので好
ましくない。反応速度は170℃の温度でピークに
達する。従つて、170℃より高い反応温度は、反
応速度を高めるためには効果がない。 フエニルヒドラジン化合物が、そのベンゼン環
に付加され、高い反応性を有するエーテルタイプ
の置換基、例えばメトキシ又はベンジルオキシ基
を有する場合、このフエニルヒドラジン化合物が
用いられるときの、その反応温度は、その他のフ
エニルヒドラジン化合物が用いられるときよりも
低いこと、例えば70℃から90℃であることが好ま
しい。 本発明方法において、上記反応を行わせるに
は、フエニルヒドラジン化合物と、オキサシクロ
アルカン−2−オール化合物とを別々に所定量の
アルコール系溶剤に溶解し、得られた溶液のいず
れか一方を他方に滴下し、このとき反応混合物の
温度を所望のレベルに保持する方法を用いてもよ
い。 また、他の方法としては、フエニルヒドラジン
化合物とオキサシクロアルカン−2−オール化合
物とを一緒に溶剤中に溶解し、得られた溶液を所
望温度に加熱する方法を用いてもよい。 得られる生成物、すなわち、ω−インドール−
3−イル−アルカノール化合物は、反応混合物か
ら通常の分離方法により分離される。例えば、反
応混合物を水と混合し、次に水不溶性有機溶剤、
例えばクロロホルム、と混合して反応生成物を有
機溶剤に抽出してもよい。得られた抽出液を蒸留
に供し、有機溶剤を除去する。この蒸留残留物を
減圧蒸留を供するか、或は再結晶に供して精製さ
れた反応生成物を得る。 本発明のω−インドール−3−イル−アルカノ
ール化合物の種類は、反応したフエニルヒドラジ
ン化合物の種類とオキサシクロアルカン−2−オ
ール化合物の種類とに依存して定まる。本発明の
ω−インドール−3−イル−アルカノール化合物
はβ−(インドール−3−イル)エタノール(こ
の化合物は通常トリプトホールと称されている),
4−メチルトリプトホール,5−メチルトリプト
ホール,6−メチルトリプトホール,7−メチル
トリプトホール,6−クロロトリプトホール,7
−クロロトリプトホール、5−ブロモトリプトホ
ール,N−メチルトリプトホール,N−フエニル
トリプトホール,N−ベンジルトリプトホール,
5−メトキシトリプトホール,5−ベンジルオキ
シトリプトホール,γ−(インドール−3−イル)
プロパノール,およびγ−(インドール−3−イ
ル)ブタノールなどを抱含する。 本発明方法を更に実施例により説明する。下記
実施例中、得られた生成物の収率は、この生成物
の現実に得られた収量の、使用したオキサシクロ
アルカン−2−オール化合物の使用量から計算さ
れた生成物の理論収量に対する比(%)で表わさ
れている。 実施例 1 6.51g(45ミリモル)のフエニルヒドラジン塩
酸塩を150mlのエチレングリコールモノメチルエ
ーテルに溶解し、この溶液を撹拌しながら加熱し
た。フエニルヒドラジン塩溶液の温度が123℃に
達したときこの溶液に、3.45g(15ミリモル)の
1,4−ビス(テトラヒドロフラン−2−イルオ
キシ)ブタンを30mlのエチレングリコールモノメ
チルエーテルに溶解した溶液を、30分間にわたつ
て滴下して添加した。この反応混合物をその温度
を122℃から124℃までのレベルに保持しながら1
時間撹拌した。反応完結後、この反応混合物を室
温まで冷却した。冷却された反応混合物を200ml
の水と混合し、次に各々200mlのクロロホルムに
よる抽出操作に2回供した。得られた2個のクロ
ロホルム抽出液を一緒に混合し、この混合抽出液
を水で、水相が中性になるまで洗浄した。この洗
浄された抽出液を減圧下に蒸留し、クロロホルム
を除去した。得られた褐色の油状蒸留残留物を減
圧下で蒸留に供した。2mmHgの減圧下に、168
℃ないし173℃の蒸留温度における蒸留分として
トリプトホールが4.4gの収量で得られた。この
収量は91%の収率に相当する。得られたトリプト
ホールは55℃の融点を有していた。 実施例 2 6.51g(45ミリモル)のフエニルヒドラジン塩
酸塩を150mlのエチレングリコールモノメチルエ
ーテルに溶解し、この溶液を撹拌しながら加熱し
た。このフエニルヒドラジン塩溶液の温度が123
℃に達したとき、この溶液に、3.45g(15ミリモ
ル)の1,2−ビス(テトラヒドロフラン−2−
イルオキシ)エタンを、30mlのエチレングリコー
ルモノメチルエーテルに溶解した溶液を、1時間
にわたつて滴下して混合した。この反応混合物
を、その温度を122℃ないし124℃のレベルに保持
しながら、2時間にわたつて撹拌した。反応完結
後、反応混合物を室温に冷却した。この冷却され
た反応混合物を200mlの水と混合し、次に、これ
を2回の抽出操作に供し、各回200mlのクロロホ
ルムで抽出した。2個のクロロホルム抽出液を一
緒に混合し、この混合抽出液を水で、水相が中性
になるまで洗浄した。洗浄された抽出液を減圧蒸
留してクロロホルムを除去した。得られた褐色の
油状蒸留残留物を減圧蒸留した。1mmHgの減圧
下で181℃ないし185℃の蒸留温度における蒸留分
としてγ−(インドール−3−イル)−プロパノー
ルが4.9gの収量で得られた。この収量は93%の
収率に相当するものである。 実施例 3 2.17g(15ミリモル)のフエニルヒドラジン塩
酸塩を50mlのエチレングリコールモノメチルエー
テルに溶解し、この溶液を撹拌しながら加熱し
た。この溶液の温度が123℃に達したとき、この
溶液に、1.46g(10ミリモル)の2−メトキシエ
トキシテトラヒドロフランを、20mlのエチレング
リコールモノメチレンエーテルに溶解した溶液を
30分間にわたつて滴下して混合した。この反応混
合物を、その温度を122℃ないし124℃のレベルに
保持しながら1時間撹拌した。反応完結後、反応
混合物を室温に冷却し、これに100mlの水を添加
し、次にこれを2回の抽出操作に供し、各回100
mlのクロロホルムで抽出した。2個のクロロホル
ム抽出液を一緒に混合し、この混合抽出液を水
で、水相が中性になる迄洗浄した。洗浄された抽
出液を減圧蒸留してクロロホルムを除去し、得ら
れた褐色の油状蒸留残留物を更に減圧蒸留に供し
た。すると5mmHgの減圧において192℃ないし
197℃の蒸留温度における蒸留分としてトリプト
ホールが6.04gの収量で得られた。この収量は77
%の収率に相当する。得られたトリプトホールの
融点は56℃であつた。 実施例 4〜11 第1表に示すフエニルヒドラジンの強酸塩又は
フエニルヒドラジンとその強酸塩、2−(置換オ
キシ)テトラヒドロフラン化合物及び溶媒を用い
て、実施例1に準じて反応させたところ、第1表
に示す収率でトリプトホールを得ることができ
た。
【表】 実施例 12〜16 第2表に示す核置換フエニルヒドラジン塩酸塩
75ミリモルをエチレングリコール150mlと水150ml
の混合液に溶解し、この溶液を加熱撹拌して、沸
騰させ、沸騰下に2−メトキシエチルオキシテト
ラヒドロフラン50ミリモルをエチレングリコール
20mlに溶解した溶液を30分間にわたつて滴下し
た。さらに同条件下に2時間撹拌を行つた。反応
終了後、反応液を室温まで放冷し、水300mlを加
え、各々200mlのクロロホルムによる抽出を2回
行つた。得られた2個のクロロホルム抽出液を混
合し、この混合抽出液を水で、水相が中性になる
まで洗浄した。この洗浄された抽出液よりクロロ
ホルムを減圧蒸留により除去し、褐色油状物を得
た。このものを0.5mmHgの減圧下に蒸留して核
置換トリプトホールを得た。その結果は第2表に
示す通りであつた。
【表】 実施例 17 エタノール100mlにp−ベンジルオキシフエニ
ルヒドラジン塩酸塩5.27g(21ミリモル)を溶解
し、この溶液を加熱撹拌し、76℃となつたとき、
1,2−ビス(テトラヒドロフラン−2−イルオ
キシ)エタン1.42g(7ミリモル)をエタノール
50mlに溶解したものを30分間にわたつて滴下し
た。反応液を76〜78℃に保つて1時間撹拌しなが
ら反応させた。反応終了後反応液を放冷して水
200mlを加え、この溶液を各々150mlのクロロホル
ムで2回抽出し、二つの液を合一した。混合抽出
液を水で、水相が中性になるまで洗浄した。この
洗浄された抽出液から減圧蒸留によりクロロホル
ムを留去し、残留油状物をカラムクロマトグラフ
イーにより分別し、5−ベンジルオキシトリプト
ホール1.98g(収率53%)を得た。このものの融
点は92〜93.5℃であつた。 実施例 18〜22 実施例2における1,2−ビス(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)エタンに代え第3表に
示す化合物を用いた外は実施例2に準じて反応さ
せ第3表の通りω−インドール−3−イル−アル
カノール化合物を得、表の通りの結果であつた。
【表】 実施例 23〜25 エチレングリコールモノメチルエーテル400ml
に第4表に示す1−置換−1−フエニルヒドラジ
ン塩酸塩を溶解して撹拌しながら加熱し、123℃
になつたとき、1,2−ビス(テトラヒドロフラ
ン−2−イルオキシ)エタン6.06g(30ミリモ
ル)をエチレングリコールモノメチルエーテル50
mlに溶解したものを30分間で滴下した。その後、
1時間沸騰させながら反応を行つた。反応終了後
溶媒を留去して液量を約1/3とした後水150mlを加
え、各々150mlのクロロホルムで2回抽出し、両
クロロホルム液を合一して洗液が中性となるまで
水洗した。減圧下にクロロホルムを留去し、残留
液を減圧蒸留して第4表の結果を得た。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式()のω−インドール−3−イ
    ル−アルカノール化合物: 〔但し上式中R1は水素原子、低級アルキル基、
    アリール基又はアルアルキル基を表わし、R2
    水素原子、低級アルキル基、アリール基、アルア
    ルキル基、低級アルコキシル基、アリーロキシル
    基、アルアルコキシル基、又はハロゲン原子を表
    わし、R3は水素原子、又は低級アルキル基を表
    わし、nは0又は1を表わす。〕 を製造するために、 下記一般式()のフエニールヒドラジン化合
    物: 〔但し上式中R1およびR2はそれぞれ上記規定
    の通り〕 と、下記一般式()および(): 〔但し上式中、R3およびnはそれぞれ上記規
    定の通りであり、R4は、
    【式】又は 【式】を表わし、R5は低級ア ルキル基を表わし、R6は水素原子、又はメチル
    基を表わし、R7は水素原子又は低級アルキル基
    を表わす。kは0,1又は2を表わし、lは1又
    は2を表わす。〕 のオキサシクロアルカン−2−オール化合物から
    選ばれた少くとも1種とを、少くとも1種のアル
    コール系化合物を含む溶剤中で反応させることを
    含み、前記反応が、強酸の存在において行われ、
    この強酸の量が、前記反応混合物中の前記オキサ
    シクロアルカン−2−オール化合物1モル当り、
    少くとも1モルの前記フエニルヒドラジン化合物
    を、その前記強酸塩に変成するのに必要な量であ
    ることを特徴とする、ω−インドール−3−イル
    −アルカノール化合物の製造方法。 2 前記一般式()においてR1によつて表わ
    される前記低級アルキル基が1個から4個までの
    炭素原子を有する、特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 前記一般式()においてR1によつて表わ
    される前記アリール基が、フエニル又はトリル基
    である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 前記一般式()においてR1によつて表わ
    される前記アルアルキル基がベンジル、又は、フ
    エニルエチル基である、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 5 前記一般式()においてR2によつて表わ
    される前記低級アルキル基が1個から4個までの
    炭素原子を有する、特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 6 前記一般式()において、R2によつて表
    わされる前記アリール基がフエニル又はトリル基
    である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 前記一般式()において、R2によつて表
    わされる前記アルアルキル基が、ベンジル又はフ
    エニルエチル基である、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 8 前記一般式()において、R2によつて表
    わされるアルコキシル基が、メトキシル、エトキ
    シル、又は、プロポキシル基である、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 9 前記一般式()において、R2によつて表
    わされるアリーロキシル基が、フエノキシ又はト
    リルオキシ基である、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 10 前記一般式()において、R2によつて
    表わされるアルアルコキシル基が、ベンジルオキ
    シ、又は、フエニルエチルオキシ基である、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 11 前記一般式()において、R3で表わさ
    れる前記低級アルキル基が1個から3個までの炭
    素原子を有する、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 12 前記一般式()において、R5で表わさ
    れる前記低級アルキル基が1個から3個までの炭
    素原子を有する、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 13 前記強酸が、塩酸、硫酸、およびp−トル
    エンスルホン酸からなる群から選ばれた少くとも
    1種からなる、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 14 前記一般式()および()のオキサシ
    クロアルカン−2−オール化合物中のオキサシク
    ロアルカン環が、テトラヒドロフラン環又は、テ
    トラヒドロピラン環である、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 15 前記一般式()のフエニルヒドラジン化
    合物が、前記オキサシクロアルカン−2−オール
    化合物の1モル当り1.1モルから3モルまでの量
    で用いられる、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 16 前記強酸塩の状態にある前記フエニルヒド
    ラジン化合物の量の、前記強酸塩の状態にない前
    記フエニルヒドラジン化合物の残余量に対するモ
    ル比が、2以上である、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 17 前記溶剤が、一価の脂肪族アルコール、2
    価の脂肪族アルコール、脂肪族エーテルアルコー
    ル、および、前記化合物の1種以上と水との混合
    物とからなる群から選ばれた少くとも1種からな
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 18 前記反応が70℃から170℃までの温度で行
    われる、特許請求の範囲第1項記載の方法。
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