JPH0149423B2 - - Google Patents

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JPH0149423B2
JPH0149423B2 JP60162964A JP16296485A JPH0149423B2 JP H0149423 B2 JPH0149423 B2 JP H0149423B2 JP 60162964 A JP60162964 A JP 60162964A JP 16296485 A JP16296485 A JP 16296485A JP H0149423 B2 JPH0149423 B2 JP H0149423B2
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Japan
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block copolymer
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hydrogenated block
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JP60162964A
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Yoshikuni Akyama
Yasushi Kishimoto
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP86109956A priority patent/EP0209874B2/en
Priority to ES8600373A priority patent/ES2001020A6/es
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Publication of JPH0149423B2 publication Critical patent/JPH0149423B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、柔軟性に富み、高温圧縮永久歪、機
械的強度、成形加工性に優れ、各種成形物の素材
として利用できる高弾性な水添ブロツク共重合体
組成物に関するものである。 (従来の技術) 近年、ゴム的な軟質材料であつて加硫工程を必
要とせず、熱可塑性樹脂と同様な成形加工性を有
する熱可塑性エラストマーが、自動車部品、家電
部品、電線被覆、医療用部品、雑貨、履物等の分
野で有用されている。このような熱可塑性エラス
トマーのなかで、ビニル芳香族化合物―共役ジエ
ン化合物ブロツク共重合体の水素添加誘導体(以
下水添ブロツク共重合体と略記する)を用いたエ
ラストマー状組成物に関し、いくつかの提案がな
されている。例えば特開昭50−14742号、特開昭
52−65551号、特開昭58−206644号は、水添ブロ
ツク共重合体に炭化水素油およびオレフイン系重
合体を配合したエラストマー状組成物が開示され
ており、さらに特開昭59−131613号には、水添ブ
ロツク共重合体に炭化水素油およびオレフイン系
重合体、無機充填剤を配合したエラストマー状組
成物を有機パーオキサイドと架橋助剤により部分
架橋ならしめ、得られるエラストマー状組成物の
高温時のゴム弾性(圧縮永久歪)を改良する旨の
提案がなされている。 そしてさらに、特開昭54−88960号、特開昭59
−100159号、特公昭57−56941号には水添ブロク
共重合体とポリフエニレンエーテルを必須成分と
し、ポリオレフイン系樹脂、ポリスチレン系樹脂
から成る水添ブロツク共重合体の組成物が開示さ
れている。しかしながら、これらの提案は樹脂組
成物の改良を目的とするものであり、得られる組
成物は熱可塑性樹脂であり、先記した熱可塑性エ
ラストマーとしてはとうていなり得ず、エラスト
マー状組成物としてのゴム弾性を持たないもので
あつた。 (発明が解決しようとする問題点) 上記の提案で得られる水添ブロツク共重合体の
エラストマー状組成物は、70℃のゴム弾性(圧縮
永久歪)が優れるものの、100℃におけるゴム弾
性は70%以上と劣つており、従来加硫ゴム用途で
要求されている高温時の圧縮永久歪のレベルに到
達せず、熱可塑性エラストマーとしての特徴であ
るリサイクル成形性を有しながら、高温時のゴム
特性はいまだ不十分であるのが現状であり、また
これが当然とされていた。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記した従来のエラストマー成形材
料では困難であつた問題点を解決すべくなされた
ものであつて、特に熱可塑性エラストマーとして
の加工性、リサイクル成形性と高温時のゴム弾性
(100℃における圧縮永久歪)のいまだかつて到達
できなかつた両性能を満足できる成形材料の要望
に基づいてなされたものであり、未だかつて到達
できなかつたこの要望を特定のエラストマー状組
成物を選択することによつて充分に達成し得るも
のであることを見い出し、さらにそれが実用的に
有用な組成物であることを見い出しなされたもの
である。 すなわち、本発明は、 (1) (a) 少なくとも2個のビニル芳香族化合物を
主体とする末端重合体ブロツクAと、少なく
とも1個の共役ジエン化合物を主体とする中
間重合体ブロツクBとからなるブロツク共重
合体を水素添加して得られる水添ブロツク共
重合体a100重量部 (b) 一般式 (ここで、R1,R2,R3およびR4はそれぞ
れ、水素、ハロゲン、炭化水素基からなる群
より選択される置換基を表らわし互に同一で
も異なつてもよい。) で示される結合単位よりなり、0.5g/dlク
ロロホルム溶液において30℃で測定された還
元粘度が0.15〜0.70の範囲にあるホモ重合体
およびまたは共重合体であるポリフエニレン
エーテル樹脂bが前記aに対してa/b=
90/10〜30/70(重量比) (c) 非芳香族系ゴム用軟化剤10〜300重量部 から成り、圧縮永久歪(100℃×22時間)が
65%以下の性能を有する高弾性な水添ブロツ
ク共重合体組成物を、また、 前記(a),(b),(c)および (d) ポリオレフイン系樹脂5〜100重量部 から成り、圧縮永久歪(100℃×22時間)が
65%以下の性能を有する高弾性な水添ブロツ
ク共重合体組成物を さらに実施態様として例えば前記(a),(b),
(c),(d)および (e) 無機充填剤20〜300重量部 から成り、圧縮永久歪(100℃×22時間)が
65%以下の性能を有する高弾性な水添ブロツ
ク共重合体組成物を またさらに、前記(a),(b),(c)および (e) 無機充填剤20〜300重量部 から成り、圧縮永久歪(100℃×22時間)が
65%以下の性能を有する高弾性な水添ブロツ
ク共重合体組成物などを提供する。 以下、本発明に関して詳しく述べる。 本発明において、圧縮永久歪(100℃×22時間)
とはゴム弾性体としての高温圧縮永久歪であり、
JIS―K6301により、100℃×22時間、圧縮率25%
の条件で測定された値である。 本発明で(a)成分として用いられる水添ブロツク
共重合体は、少なくとも2個のビニル芳香族化合
物を主体とする末端重合体ブロツクAと、少なく
とも1個の共役ジエン化合物を主体とする中間重
合体ブロツクBとからなるブロツク共重合体を水
素添加して得られるものであり、例えばA−B−
A、(A−B―)4Si,A−B−A−B−A、(A−
B―)Si−CH3等の構造を有するビニル芳香族化合
物―共役ジエン化合物ブロツク共重合体の水素添
加されたものである。この水添ブロツク共重合体
は、ビニル芳香族化合物を5〜60重量%、好まし
くは10〜50重量%含み、さらにブロツク構造につ
いて言及すると、ビニル芳香族化合物を主体とす
る末端重合体ブロツクAが、ビニル芳香族化合物
重合体ブロツクまたは、ビニル芳香族化合物を50
重量%を越え好ましくは70重量%以上含有するビ
ニル芳香族化合物と水素添加された共役ジエン化
合物との共重合体ブロツクの構造を有しており、
そしてさらに、水素添加された共役ジエン化合物
を主体とする中間重合体ブロツクBが、水素添加
された共役ジエン化合物重合体ブロツク、または
水素添加された共役ジエン化合物を50重量%を越
え好ましくは70重量%以上含有する水素添加され
た共役ジエン化合物とビニル芳香族化合物との共
重合体ブロツクの構造を有するものである。ま
た、これらのビニル芳香族化合物を主体とする末
端重合体ブロツクA、水素添加された共役ジエン
化合物を主体とする中間重合体ブロツクBは、そ
れぞれの重合体ブロツクにおける分子鎖中の水素
添加された共役ジエン化合物またはビニル芳香族
化合物の分布がランダム、テーパード(分子鎖に
沿つてモノマー成分が増加または減少するもの)、
一部ブロツク状またはこれらの任意の組合せで成
つていてもよく、該ビニル芳香族化合物を主体と
する重合体ブロツクおよび該水素添加された共役
ジエン化合物を主体とする重合体ブロツクがそれ
ぞれ2個以上ある場合は、各重合体ブロツクはそ
れぞれが同一構造であつてもよく、異なる構造で
あつてもよい。 水添ブロツク共重合体を構成するビニル芳香族
化合物としては、例えばスチレン、α―メチルス
チレン、ビニルトルエン、p―第3ブチルスチレ
ン等のうちから1種または2種以上が選択でき、
中でもスチレンが好ましい。また水素添加された
共役ジエン化合物を構成する水添前の共役ジエン
化合物としては、例えば、ブタジエン、イソプレ
ン、夫・3―ペンタジエン、2,3―ジメチル―
1,3―ブタジエン等のうちから1種または2種
以上が選ばれ、中でもブタジエン、イソプレンお
よびこれらの組合せが好ましい。そして、水添さ
れる前の共役ジエン化合物を主体とする重合体ブ
ロツクは、そのブロツクにおけるミクロ構造を任
意に選ぶことができ、例えばポリブタジエンブロ
ツクにおいては、1,2―ミクロ構造が20〜50
%、好ましくは25〜45%である。 また、上記した構造を有する本発明に供する水
添ブロツク共重合体の数平均分子量は5000〜
1000000、好ましくは10000〜800000、更に好まし
くは30000〜500000の範囲であり、分子量分布
〔重量平均分子量()と数平均分子量()
との(Mw/Mn)〕は10以下である。さらに水添
ブロツク共重合体の分子構造は、直鎖状、分岐
状、放射状あるいはこれらの任意の組合せのいず
れであつてもよい。 これらのブロツク共重合体の製造方法としては
上記した構造を有するものであればどのような製
造方法で得られるものであつてもかまわない。例
えば、特公昭40−23798号公報に記載された方法
により、リチウム触媒等を用いて不活性溶媒中で
ビニル芳香族化合物―共役ジエン化合物ブロツク
共重合体を合成し、次いで、例えば特公昭42−
8704号公報、特公昭43−6636号公報、あるいは特
開昭59−133203号公報に記載された方法により、
不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に水素添加
して、本発明に供する水添ブロツク共重合体を合
成することができる。その際ビニル芳香族化合物
―共役ジエン化合物ブロツク共重合体の共役ジエ
ン化合物に基づく脂肪族二重結合は少なくとも80
%を水素添加せしめ、共役ジエン化合物を主体と
する重合体ブロツクを形態的にオレフイン性化合
物重合体ブロツクに変換させることができる。ま
た、ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロ
ツクAおよび必要に応じて共役ジエン化合物を主
体とする重合体ブロツクBに共重合されているビ
ニル芳香族化合物に基づく芳香族二重結合の水素
添加率については特に制限はないが、水素添加率
を20%以下にするのが好ましい。該水添ブロツク
共重合体中に含まれる未水添の脂肪族二重結合の
量は、赤外分光光度計、核磁気共鳴装置等により
容易に知ることができる。 つぎに、本発明の(b)成分として用いられるポリ
フエニレンエーテル樹脂は得られる組成物の圧縮
永久歪(100℃×22時間)を65%以下に改善する
ための必須成分であり、その分子鎖の結合単位が
一般式 (ここでR1,R2,R3およびR4はそれぞれ水
素、ハロゲン、炭化水素基からなる群より選択さ
れる置換基を表らわし互に同一でも異なつてもよ
い。) よりなるホモ重合体及びまたは共重合体であり
0.5g/dlクロロホルム溶液において30℃で測定
された還元粘度が0.15〜0.70の範囲にあるものが
用いられ、より好ましくは0.20〜0.60の範囲のも
のが用いられる。このポリフエニレンエーテル樹
脂としては公知のものを用い得る。 具体的な例としてはポリ(2,6―ジメチル―
1,4―フエニレンエーテル、ポリ(2―メチル
―6エチル―1,4―フエニレン)エーテル、ポ
リ(2,6―ジフエニル―1,4―フエニレン)
エーテル、ポリ(2―メチル―6―フエニル―
1,4―フエニレン)エーテル、ポリ(2,6―
ジクロロ―1,4―フエニレン)エーテルなどが
あげられまた2,6―ジメチルフエノールと他の
フエノール類(例えば2,3,6―トリメチルフ
エノールや2―メチル―6―ブチルフエノール)
との共重合体のごときポリフエニレンエーテル共
重合体も挙げられる。なかでもポリ(2,6―ジ
メチル―1,4―フエニレン)エーテル、2,6
―ジメチルフエノールと2,3,6―トリメチル
フエノールとの共重合体が好ましく、さらに、ポ
リ(2,6―ジメチル―1,4―フエニレン)エ
ーテルが好ましい。 用いられるポリ(2,6―ジメチル―1,4―
フエニレンエーテル)の還元粘度(0.5g/dl、
クロロホルム溶液、30℃測定)は、0.15〜0.70の
範囲のものが好ましく、より好ましくは0.30〜
0.60の範囲である。 成分(b)の配合量は、成分(a)の水添ブロツク共重
合体/成分(b)のポリフエニレンエーテルの重量比
が90/10〜30/70の範囲で好適に選ぶことができ
る。該重量比が30/70未満の配合では得られるエ
ラストマー状組成物の硬度が高くなりすぎて柔軟
性が失なわれ樹脂状組成物となり、ゴム的感触の
製品が得られないばかりか、高温でのゴム弾性
〔圧縮永久歪(100℃×22時間)〕が65%を越え好
ましくない。また該重量比が90/10超の配合で
は、ポリフエニレンエーテルを添加する効果とし
ての高温でのゴム弾性(圧縮永久歪)の改良が認
められず好ましくない)。 本発明で(c)成分として用いられるゴム用軟化剤
は、得られる組成物を柔軟なゴム状組成物とする
ための必須成分であり、非芳香族系の鉱物油また
は液状もしくは低分子量の合成軟化剤が適してい
る。なかでも、一般にゴムの軟化、増容、加工性
向上に用いられるプロセスオイルまたはエクステ
ンダーオイルと呼ばれる鉱物油系ゴム用軟化剤
は、芳香族環、ナフテン環およびパラフイン鎖の
三者が組合わさつた混合物あつて、パラフイン鎖
の炭素数が全炭素中50%以上を占めるものがパラ
フイン系と呼ばれ、ナフテン環炭素数が30〜45%
のものがナフテン系、また、芳香族炭素数が30%
より多いものが芳香族系とされる。本発明の成分
(c)として用いられる鉱物油系ゴム軟化剤は、上記
の区分でナフテン系およびパラフイン系のものが
好ましく、芳香族炭素数が30%以上の芳香族系の
ものは、前記成分(a)との組成において分散性およ
び溶解性の点で好ましくない。これらの非芳香族
系ゴム用軟化剤の性状は、37.8℃における動粘度
が20〜500cst、流動点が−10〜−15℃および引火
点が170〜300℃を示す。合成軟化剤としては、ポ
リブテン、低分子量ポリブタジエン等が使用可能
であるが、上記鉱物油系ゴム用軟化剤の方が良好
な結果を与える。 成分(c)の軟化剤の配合量は、成分(a)の100重量
部に対して10〜300重量部であり、好ましくは20
〜250重量部である。300重量部を超えた配合のも
のは、軟化剤のブリードアウトを生じやすく、最
終製品に粘着性を生ずるおそれがあり、機械的性
質も低下せしめる。また10重量部未満の配合で
は、得られる組成物が樹脂組成物に近くなり、硬
度が増し、柔軟性を失なうほかに、経済性の点か
らも好ましくない。 つぎに、本発明の(d)成分として用いられるポリ
オレフイン系樹脂は得られる組成物の加工性、お
よびまたは耐熱性向上に有効であり、例えばポリ
エチレン、アイソタクチツクポリプロピレンや、
プロピレンと他の少量のα―オレフイモの共重合
体、例えばプロピレン―エチレン共重合体、プロ
ピレン―1―ヘキセン共重合体、プロピレン―4
―メチル―1ペンテン共重合体、およびポリ4―
メチル―1―ペンテン、ポリブテン―1等を挙げ
ることができる。用いられるオレフイン系樹脂と
してポリプロピレンを使用する場合のMFR
(ASTM―D―1238―L条件、230℃)は0.1〜50
g/10分、とくに0.5〜30g/10分の範囲のもの
が好ましい。 成分(d)の配合量は、成分(a)100重量部に対し5
〜100重量部であり、好ましくは10〜70重量部で
ある。100重量部を超えた配合では、得られるエ
ラストマー状組成物の硬度が高くなりすぎて柔軟
性が失なわれ、ゴム的感触の製品が得られないば
かりでなく、高温でのゴム弾性(圧縮永久歪)が
極度に悪化し好ましくない。また、5重量部未満
の配合では、該ポリオレフイン系樹脂が未添加の
本発明の組成物と同等の加工性を発揮する。 さらに、本発明の実施態様の例として(e)成分と
して用いられる無機充填剤は増量剤として製品コ
ストの低下をはかることの利益があるばかりでな
く、品質改良(圧縮永久歪等)に積極的効果を付
与する。 無機充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、
カーボンブラツク、タルク、水酸化マグネシウ
ム、マイカ、クレー、硫酸バリウム、天然けい
酸、合成けい酸(ホワイトカーボン)、酸化チタ
ン等があり、カーボンブラツクとしてはチヤンネ
ルブラツク、フアーネスブラツク等が使用でき
る。これらの無機充填剤のうち、タルク、炭酸カ
ルシウムおよびフアーネスブラツクは経済的にも
有利で好ましいものである。また導電性を付与す
るために導電性フイラーの添加も可能であり、例
えばケツチエンブラツク等の導電性カーボンを用
いてもかまわない。 無機充填剤の配合量は、成分(a)の水添ブロツク
共重合体100重量部に対し20〜300重量部であり、
好ましくは30〜250重量部である。300重量部を超
える配合では、組成物の機械的強度の低下が著し
く、かつ、硬度が高くなつて柔軟性が失なわれ、
ゴム的な感触の製品が得られなくなる。また20重
量部未満の配合では、該無機充填剤の未添加配合
で得られる本発明の組成物と同等の性能を発揮す
る。 本発明の高弾性エラストマー状組成物にさらに
必要に応じて難燃剤、ガラス繊維、カーボン繊
維、酸化防止剤、耐熱安定剤、紫外線吸収剤、ヒ
ンダードアミン系光安定剤、着色剤を加えること
ができる。 本発明の高弾性エラストマー状組成物の複合化
方法としては、通常の樹脂組成物の製造あるいは
ゴム組成物の製造に際して用いられる方法が採用
でき、単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキ
サー、加熱ロール、ブラベンダー、各種ニーダー
等の溶融混練機を用いて複合化することができ
る。この際、各成分の添加順序には制限が無く、
例えば全成分をヘンシエルミキサー、ブレンダー
等の混合機で予備混合し上記の混練機で予備混合
し上記の混練機で溶融複合化したり、任意の成分
を予備混合しマスターバツチ的に溶融複合化し、
さらに残りの成分を添加し溶融複合化する等の添
加方法が採用できる。 そして、複合化された本発明の組成物は、一般
に使用される熱可塑性樹脂成形機で成形すること
が可能であつて、射出成形、押出成形、ブロー成
形、カレンダー成形等の各種成形方法が適用可能
である。 (発明の効果) 本発明によつて得られる組成物は、柔軟性、耐
熱性、機械的強度、高温時のゴム弾性に優れか
つ、成形加工時、塗装性、および電気絶縁性に優
れるため、その使用分野としては、高ゴム弾性の
特徴を生かして各種電線被覆(絶縁、シース)、
家電部品、自動車部品、および各種工業部品に好
適に成形し用いることができる。具体的な用途と
しては、各種ガスケツト類、屈曲性チユーブ、ホ
ース被覆、ウエザーストリツプ、屈曲性バンパ
ー、サイドバンパー、モール、フイラーパネル、
ライプハウジング、ワイヤーケーブル被覆、エア
ーインテークホース、クツシヨンパネル等があ
る。 (実施例) 本発明を実施例によつて更に詳細に説明する
が、本発明がこれら実施例により限定されるもの
ではない。 なお、これらの実施例および比較例において、
各種の評価に用いられた試験法は以下のとおりで
ある。 (1) 硬度〔−〕 JIS―K6301、Aタイプ (2) 引張強度〔Kg/cm2〕および引張伸度〔%〕 JIS―K―6301、試料は2mm厚のインジエク
シヨンシートを用い、試験片は3号形。 (3) 圧縮永久歪〔%〕 JIS―K―6301、70℃および100℃22時間、25
%変形。 また配合した各成分は以下のとおりである。 (1) 〈成分(a―1)〉 ポリスチレン―水素添加されたポリブタジエ
ン―ポリスチレンの構造を有し、結合スチレン
量27%、数平均分子量157000、分子量分布
1.07、水添前のポリブタジエンの1,2結合量
が34%、水添率98%の水添ブロツク共重合体を
特開昭59−133203号に記載されたTi系水添触
媒で合成し、成分(a―1)とした。 〈成分(a―2)〉 (ポリスチレン―水素添加されたポリブタジ
エン―)4Siの構造を有し、結合スチレン量36%、
数平均分子量379000、分子量分布1.35、水添前
のポリブタジエンの1,2結合量が27%、水添
率99%の水添ブロツク共重合体を特開昭59−
133203号に記載されたTi系水添触媒で合成し、
成分(a―2)とした。 〈成分(a―3)〉 シエル・ケミカル社製KRATON―G1651 〈成分(a―4)〉 シエル・ケミカル社製KRATON―G1650 (2) 成分(b) 出光典産社製ダイアナプロセスオイルPW―
380〔パラフイン系、動粘度;381.6cst(40℃)、
30.1cst(10℃)、平均分子量746、環分析;CN
27%、CP=73%〕 (3) 成分(c) 旭化成社製ポリプロピレン樹脂、M―1300
〔MFR(230℃)4g/10分〕 (4) 成分(d) 白石カルシウム社製炭酸カルシウム、ホワイ
トインSB (5) 成分(e) ポリフエニレンエーテル樹脂として、ポリ
(2,6―ジメチル―1,4―フエニレン)エ
ーテル〈還元粘度;0.37、0.57〉を合成した。 実施例 1〜6 水添ブロツク共重合体として(a―1)〜(a
―3)を用い、またポリフエニレンエーテルとし
て還元粘度0.57のものを用い表―1に示す各成分
をヘンシエルミキサーで混合後、50mm径の二軸押
出機にて250℃の条件で溶融混練し熱可塑性エラ
ストマーのペレツトを得た。これを射出成形品と
して評価し、結果を表1に載せた。 この結果から、本発明のエラストマー状組成物
は100℃の圧縮永久歪が50%以下であり、高温時
のゴム弾性に優れることが明らかである。またさ
らにこれらの組成物は成形加工性にも優れてい
た。
【表】 比較例 1〜7 水添ブロツク共重合体として(a―1)〜(a
―3)を用い、またポリフエニレンエーテルとし
て還元粘度0.57のものを用い、表2に示す各成分
を実施例1〜6と同様の方法で混練し、さらに成
形して評価した。結果を表2に載せた。 この結果から、本発明の範囲外の組成物は、70
℃の圧縮永久歪に優れるものの、100℃の圧縮永
久歪は極度に悪化し、高温時のゴム弾性に劣るこ
とが明らかとなつた。また市販の水添ブロツク共
重合体のエラストマー状組成物であるKRATON
―G2705、G―7720、G―7820(いずれもシエ
ル・ケミカル社製)は組成は不明だが、100℃の
圧縮永久歪は悪く、高温時のゴム弾性に劣ること
が明らかとなつた。
【表】
【表】 実施例7〜9比較例8〜10 水添ブロツク共重合体として(a―4)を用
い、またポリフエニレンエーテルとして還元粘度
が0.37のものを用い、表3に示す各成分を実施例
1〜6と同様の方法で混練し、さらに成形して評
価した。結果を表3に載せた。 この結果から、(a―4)を用いた水添ブロツ
ク共重合体組成物(比較例8〜10)は70℃の圧縮
永久歪が極度に悪化しているのにもかかわらず、
ポリフエニレンエーテルを添加した本発明の水添
ブロツク共重合体組成物は、70℃の圧縮永久歪お
よび100℃の圧縮永久歪が大巾に改善され、高温
時のゴム弾性が改良されていることが明らかとな
つた。
【表】 実施例 10 水添ブロツク共重合体として(a―1)を用
い、ポリフエニレンエーテル樹脂として、2,
3,6―トリメチルフエノールを5%含む2,6
―ジメチルフエノールを重合し、2,6―ジメチ
ルフエノール/2,3,6―トリメチルフエノー
ル共重合体(還元粘度0.51)を得て用いたほか
は、実施例4と同じ配合でテストピースを作り、
評価したところ、硬度75、孔張強度180Kg/cm2
伸び390%、圧縮永久歪(100℃×22HRS)38%
の特性を有する高弾性な水添ブロツク共重合体組
成物が得られた。 実施例 11 ポリスチレン―ポリ(スチレン/ブタジエン=
10/90重量%)―ポリ(スチレン/ブタジエン=
10/90重量%)―ポリ(スチレン/ブタジエン=
10/90重量%)―ポリスチレンの構造を有し、該
ポリ(スチレン/ブタジエン=10/90重量%)部
分でスチレンが漸増するテーパーブロツクを3個
有する全結合スチレン量37%、ブロツクスチレン
量30%、数平均分子量156000、分子量分布1.05、
1,2結合量が35%のブロツク共重合体を合成
し、さらに特開昭59―133203号公報に記載された
Ti系水添触媒で水素添加反応を行ない、水添率
99%の水添ブロツク共重合体を得た。 この水添ブロツク共重合体を用いたほかは実施
例5と同様の組成で配合し、同様の混練、射出成
形し評価したところ、硬度74、引張強度100Kg/
cm2、伸び400%、圧縮永久歪(100℃×22HRS)
42%の特性を有する高弾性な水添ブロツク共重合
体組成物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 少なくとも2個のビニル芳香族化合物を
    主体とする末端重合体ブロツクAと、少なくと
    も1個の共役ジエン化合物を主体とする中間重
    合体ブロツクBとからなるブロツク共重合体を
    水素添加して得られる水添ブロツク共重合体
    a100重量部 (b) 一般式 (ここで、R1,R2,R3およびR4はそれぞ
    れ、水素、ハロゲン、炭化水素基からなる群か
    ら選択される置換基を表わし互に同一でも異つ
    てもよい) で示される結合単位からなり0.5g/dlクロロ
    ホルム溶液において30℃で測定された還元粘度
    が0.15〜0.70の範囲にあるホモ重合体およびま
    たは共重合体であるポリフエニレンエーテル樹
    脂bが前記aに対してa/b=90/10〜30/70
    (重量比) (c) 非芳香族系ゴム用軟化剤10〜300重量部から
    成り、圧縮永久歪(100℃×22時間)が65%以
    下の性能を有する高弾性な水添ブロツク共重合
    体組成物。 2 (a) 少なくとも2個のビニル芳香族化合物を
    主体とする末端重合体ブロツクAと、少なくと
    も1個の共役ジエン化合物を主体とする中間重
    合体ブロツクBとからなるブロツク共重合体を
    水素添加して得られる水添ブロツク共重合体
    a100重量部 (b) 一般式 (ここで、R1,R2,R3およびR4はそれぞ
    れ、水素、ハロゲン、炭化水素基からなる群か
    ら選択される置換基を表わし互に同一でも異つ
    てもよい) で示される結合単位からなり、0.5g/dlクロ
    ロホルム溶液において30℃で測定された還元粘
    度が0.15〜0.70の範囲にあるホモ重合体および
    または共重合体であるポリフエニレンエーテル
    樹脂bが前記aに対してa/b=90/10〜30/
    70(重量比) (c) 非芳香族系ゴム用軟化剤10〜300重量部 (d) ポリオレフイン系樹脂5〜100重量部から成
    り、圧縮永久歪(100℃×22時間)が65%以下
    の性能を有する高弾性な水添ブロツク共重合体
    組成物。
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