JPH0158169B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0158169B2
JPH0158169B2 JP12342484A JP12342484A JPH0158169B2 JP H0158169 B2 JPH0158169 B2 JP H0158169B2 JP 12342484 A JP12342484 A JP 12342484A JP 12342484 A JP12342484 A JP 12342484A JP H0158169 B2 JPH0158169 B2 JP H0158169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terpene
formula
chloride
tetramethylene
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12342484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS611631A (ja
Inventor
Yoshiji Fujita
Manzo Shiono
Fumito Yamamoto
Goro Asanuma
Hiroshi Fujii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP12342484A priority Critical patent/JPS611631A/ja
Publication of JPS611631A publication Critical patent/JPS611631A/ja
Publication of JPH0158169B2 publication Critical patent/JPH0158169B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式 (式中Rは
〔従来の技術〕
化合物()の製造方法として以下のものが公
知である。 (i) 一般式(′)で示されるケトンをジアセチ
レンと反応させて化合物()としたのち水添
反応を行う方法(特開昭53−149904号公報参
照)。 〔式中R1
【式】
【式】または
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記(i)の方法は原料ジアセチレンがアセチレン
製造時の副生成物であることを考慮するとその大
量供給には制限があり、またジアセチレンの使用
に際しては安全性に対しても十分な配慮が要求さ
れる。(ii)の法は比較的簡便な方法ではあるが、銅
触媒を用いるための廃水処理、ピリジン回収効率
などの問題を含んでおり、工業的に採用するには
更に改良が必要である。(iii)の法は触媒コストが高
く、経済的方法ではない。このため、化合物
()の製造に関しては、経済性に優れているの
みならず、安全性が高く、かつ大量生産に適した
簡便な操作性を有する方法の開発が望まれてい
た。 なお、前記Daubenらの方法においては、次式
に示すように2,6,10,15,19,23―ヘキサメ
チルテトラコサー2,6,18,22―テトラエン―
10,15―ジオール(−2)を経由しているもの
と考えられるが、該ジオールについて言及されて
いないばかりでなく、スクワレンの収率が20%と
非常に低い。 しかして本発明の目的は、、スクワランの合成
中間体として有用な化合物()を簡便かつ経済
的に製造する方法を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、上記の目的は一般式 (式中Rは前記定義のとおりである。) で示されるテルペンケトン〔以下、これをテルペ
ンケトン()と記す。〕をテトラメチレンジマ
グネシウムクロライド〔ClMg(CH24MgCl〕の
テトラヒドロフラン溶液中に40〜80℃の温度で添
加して反応させることを特徴とする化合物()
の製造方法によつて達成される。 本発明方法に用いるテルペンケトン()とし
ては6,10―ジメチルウンデカー5,9―ジエン
―2―オン(ゲラニルアセトン)、6,10―ジメ
チルウンデカン―2―オン(ヘキサヒドロプソイ
ドヨノン)、6,10―ジメチルウンデカー6,9
―ジエン―2―オン、6,10―ジメチルウンデカ
ー5,10―ジエン―2―オンなどが例示される。
これらのテルペンケトンはいずれも工業的に大量
かつ安価に製造しうるものである(たとえば特開
昭49−7268号公報参照)。これらのテルペンケト
ンはそれぞれを単独使用してもよく、また2種以
上を混合使用してもよい。 テトラメチレンジマグネシウムクロライドは、
たとえば、テトラヒドロフラン溶媒中で還流下に
2モル当量の金属マグネシウムと1,4―ジクロ
ルブタンを反応させることにより調製できる。こ
の際の調製温度が30〜40℃の場合には4―クロル
ブチル―1―マグネシウムクロライドが主たる生
成物となり、効率良くテトラメチレンジマグネシ
ウムクロライドを得るには60〜70℃にて反応させ
るのが好ましい。金属マグネシウムの使用量は
1,4―ジクロルブタンに対し2モル当量が必要
であるが、通常は2〜3モル当量の範囲で少し過
剰に用いるのが好ましい。3モル当量以上に大過
剰使用することは反応自体には何ら悪影響を及ぼ
さないが、調製後の回収・再使用を考慮すれば経
済的には好ましいと言えない。 テトラメチレンジマグネシウムクロライドとテ
ルペンケトン()の反応はテトラヒドロフラン
溶媒中10〜70℃の温度範囲、特に好ましくは20〜
60℃の温度範囲にてテルペンケトン()を連続
的または断続的に添加する方式により行うのが良
い。 本反応における副生成物等に関し、テルペンケ
トン()がヘキサヒドロプソイドヨノンである
場合を例にとつて以下に説明する。 化合物()はテトラメチレンジマグネシウム
クロライドの調製が不十分な場合に生成する不純
物であり、上記調製方法によれば通常は無視でき
る程の微量しか生成しない。化合物()はケト
ン(−1)がアルドール縮合した生成物であ
り、ケトン(−1)を化合物(−1)または
()の塩化マグネシウム塩と作用させることに
よつても生成することが確認された。このことは
ケトン(−1)中へテトラメチレンジマグネシ
ウムクロライドを添加する方式では化合物()
の生成を増大させるため不利であることを示唆
し、参考例3に示される実験によつても裏付けら
れた。ケント(−1)とテトラメチレンジマグ
ネシウムクロライドとの反応温度が10℃より低い
場合にも化合物()の生成は増加し、逆に反応
温度が70℃よりも高温になると化合物()が更
に脱水した化合物()の生成が増加する傾向が
ある。化合物()の生成機構は必ずしも明らか
ではないが、テトラメチレンジマグネシウムクロ
ライドの片側のみがグリニヤール反応して生成す
るだけでなく、ケトン(−1)のアルドール縮
合に際してメチルプロトンの引抜きによつても生
成するものと推察される。 本発明の方法において、原料のテルペンケトン
()はテトラメチレンジマグネシウムクロライ
ドに対し理論的には2モル当量必要であるが、通
常は1.5〜2.5モル当量、好ましくは1.8〜2.2モル
当量用いられる。反応時間は反応温度により大き
く左右されるが、通常5時間以内で十分である。
なお、化合物()のタイプの副生物は塩基性条
件下で処理すると逆アルドール反応を起こして原
料ケトン()に戻すことができる。 〔作用〕 本発明の方法に従つてテトラメチレンジマグネ
シウムクロライドのテトラヒドロフラン溶液中に
テルペンケトンを添加して反応させる場合には、
テトラメチレンジマグネシウムクロライドに対し
て過剰量のテルペンケトンの存在がさけられるこ
とがテルペンケトンに由来するアルドール縮合物
およびその脱水物の副生を減少させ、このために
目的とするテルペンジオールが好収率で得られる
ものと推定される。 〔実施例〕 以下、本発明を実施例により説明するが、本発
明は実施例によつて制限を受けるものではない。 実施例 1 三つ口フラスコにマグネシウム2.9gとテトラヒ
ドロフラン50mlを入れ、これに窒素雰囲気下に
1,4―ジクロルブタン(6.4g)のテトラヒドロ
フラン(20ml)溶液を滴下した。滴下終了後、2
時間加熱還流し、テトラメチレンジマグネシウム
クロライドのテトラヒドロフラン溶液を調製し
た。ついでこの溶液に、ゲラニルアセトン
(19.4g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液を50
℃において約40分間を要して滴下した。反応温合
物を氷冷下、濃度5重量%の希酢酸水溶液中に注
ぎ、ヘキサンで抽出し、ヘキサン層から溶媒を留
去した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(展開液:酢酸エチルとヘキサン
の10対90の混合液)に付することにより2,6,
10,15,19,23―ヘキサメチルテトラコサー2,
6,18,22―テトラエン―10,15―ジオール
17.57g(収率78.9%)、5,9,13―トリメチルテ
トラデカー8,12―ジエン―5―オール1.17g、
2,6,12,16,20―ペンタメチルヘンエイコサ
ー2,6,11,15,19―ペンタエン―10―オン
1.3gおよび6,10―ジメチルウンデカー5,9―
ジエン―2―オン1.0gを得た。 実施例 2 マグネシウム4.8gおよび1,4―ジクロルブタ
ン6.4gを用いた以外は実施例1と同様にしてテト
ラメチレンジマグネシウムクロライドのテトラヒ
ドロフラン溶液を調製した。これに窒素雰囲気下
50℃において6,10―ジメチルウンデカンー2―
オン(19.8g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶
液を滴下した。ついで実施例1と同様に後処理す
ることにより2,6,10,15,19,23―ヘキサメ
チルテトラコサン―10,15―ジオール〔化合物
(−1)〕19.3g(収率85.0%)、5,9,13―ト
リメチルテトラデカン―5―オール〔化合物
()〕1.8g、2,6,12,16,20―ペンタメチル
ヘンエイコサ―11―エン―10―オン〔化合物
()〕0.9gおよび6,10―ジメチルウンデカンー
2―オン0.4gを得た。 6,10―ジメチルウンデカン―2―オン添加時
の反応系の温度(滴下温度)を68℃、30℃および
10℃にかえた以外は上記と同様の実験を繰り返し
た。得られた結果を表1にまとめて示す。
〔発明の効果〕
本発明方法により化粧品基剤などとして用いら
れるスクワランの合成中間体として有用なテルペ
ンジオール()を、工業的に大量に入手可能な
原料であるテルペンケトン()および1,4―
ジクロブタンを用いて、簡便な操作により、かつ
経済的に製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中Rは【式】なる炭素 骨格を有する飽和または不飽和の炭化水素基を表
    わす。) で示されるテルペンケトンをテトラメチレンジマ
    グネシウムクロライドのテトラヒドロフラン溶液
    中に10〜70℃の温度で添加して反応させることを
    特徴とする一般式 (式中Rは上記定義のとおりである。) で示されるテルペンジオールの製造方法。 2 テルペンケトンが6,10―ジメチルウンデカ
    ー5,9―ジエン―2―オン、6,10―ジメチル
    ウンデカン―2―オンまたは6,10―ジメチルウ
    ンデカー6,9―ジエン―2―オンである特許請
    求の範囲第1項記載の製造方法。 3 反応温度が20〜60℃である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の製造方法。
JP12342484A 1984-06-14 1984-06-14 テルペンジオ−ルの製造方法 Granted JPS611631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12342484A JPS611631A (ja) 1984-06-14 1984-06-14 テルペンジオ−ルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12342484A JPS611631A (ja) 1984-06-14 1984-06-14 テルペンジオ−ルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS611631A JPS611631A (ja) 1986-01-07
JPH0158169B2 true JPH0158169B2 (ja) 1989-12-11

Family

ID=14860212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12342484A Granted JPS611631A (ja) 1984-06-14 1984-06-14 テルペンジオ−ルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS611631A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03200075A (ja) * 1989-12-28 1991-09-02 Ngk Insulators Ltd 導通状態試験装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101891579B (zh) * 2010-06-21 2013-06-19 上虞新和成生物化工有限公司 一种角鲨烯的合成方法
CN115611694B (zh) * 2021-07-15 2025-12-02 新发药业有限公司 一种角鲨烯的制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03200075A (ja) * 1989-12-28 1991-09-02 Ngk Insulators Ltd 導通状態試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS611631A (ja) 1986-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0456816B2 (ja)
JPH01132543A (ja) アルファ‐イソホロンからベータ‐イソホロンを製造する方法
JPH0158169B2 (ja)
JPS62129236A (ja) メチルイソプロピルケトン及びジエチルケトンの製法
JP2003171335A (ja) 大環状ケトン化合物の製造方法
JPH0537140B2 (ja)
JPS5855129B2 (ja) 2−置換または無置換のゲラニル酢酸エステル類の製造方法
JPH0475224B2 (ja)
JPS5838242A (ja) N−置換メタクリルアミド及びアクリルアミドの製造方法
Rausch et al. The formation and reactions of some new functionally substituted derivatives of (η5-cyclopentadienyl dicarbonylnitrosylchromium (cynichrodene)
JPH0466216B2 (ja)
JP2002121165A (ja) 不飽和ケトンの製造方法
US2799707A (en) Preparation of alpha-diketones
JP2589261B2 (ja) トリエチニルボラジン並びにその調製及び特に、窒化硼素を本質上基剤とするセラミック製品製造における使用
JP2697198B2 (ja) 2―ヒドロキシ―3,3,3―トリフルオロプロピオニトリルの製造方法
JPH0146A (ja) 4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン誘導体の製造法
JPS6013036B2 (ja) エチニルマグネシウムクロリドの製造法
JPS63295562A (ja) 4−メチルイミダゾールの製法
KR910009234B1 (ko) 2-(4-아미노페닐)-2-메틸프로필 알코올의 제조방법
JP4288372B2 (ja) アルファーピロン類およびその製造方法
JP2691760B2 (ja) α―(3―ベンジルフェニル)プロピオン酸誘導体の製造方法
JP3878701B2 (ja) 4−ヒドロキシ−1−アルキン類の製造法
JP2542503B2 (ja) シクロヘキサノン誘導体の合成法
JPS6124569A (ja) 2,3,5−コリジン及び/又は2,3,5,6−テトラメチルピリジンの製造法
JP4641772B2 (ja) フラノンの製造方法