JPH0158814B2 - - Google Patents
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- JPH0158814B2 JPH0158814B2 JP57013628A JP1362882A JPH0158814B2 JP H0158814 B2 JPH0158814 B2 JP H0158814B2 JP 57013628 A JP57013628 A JP 57013628A JP 1362882 A JP1362882 A JP 1362882A JP H0158814 B2 JPH0158814 B2 JP H0158814B2
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- contact
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電源と負荷との間に介装されて、負荷
の異常検出時には電源から負荷への電力供給を遮
断できるようにした回路遮断器に関するものであ
る。
の異常検出時には電源から負荷への電力供給を遮
断できるようにした回路遮断器に関するものであ
る。
従来の回路遮断器は第11図に示すように構成
されており、同図に示すように回路遮断器は一端
部に可動接点8を装着した回動自在の可動接触子
6と、可動接触子6の回動動作により可動接点8
に接触開離する固定接点10と、可動接触子6を
手動にて回動動作せしめるハンドル4と、バイメ
タル15よりなる過電流検出機構と、過電流検出
時に可動接点8と固定接点10とが開離する方向
に可動接触子6を駆動する接点遮断機構55aお
よび消弧装置7などを有している。71はバイメ
タル15よりなる過電流検出機構の検出レベルを
調整するための調整ねじであり、回路遮断器本体
1の調整窓72に対応する部分に設けられてい
る。しかして回路遮断器の過電流遮断特性を調整
する際には、回路遮断器本体1の調整窓72から
ドライバなどの調整治具を挿入して調整ねじ71
を回転せしめるものであり、調整作業が終了した
のちには蓋体73により調整窓72を閉塞するも
のである。このように従来例にあつては回路遮断
器の特性調整作業が済んだのちには、調整窓72
を閉塞する必要があり、したがつて例えば蓋体7
3に接着剤を塗布する等の作業を行なわねばなら
ないという問題があつた。
されており、同図に示すように回路遮断器は一端
部に可動接点8を装着した回動自在の可動接触子
6と、可動接触子6の回動動作により可動接点8
に接触開離する固定接点10と、可動接触子6を
手動にて回動動作せしめるハンドル4と、バイメ
タル15よりなる過電流検出機構と、過電流検出
時に可動接点8と固定接点10とが開離する方向
に可動接触子6を駆動する接点遮断機構55aお
よび消弧装置7などを有している。71はバイメ
タル15よりなる過電流検出機構の検出レベルを
調整するための調整ねじであり、回路遮断器本体
1の調整窓72に対応する部分に設けられてい
る。しかして回路遮断器の過電流遮断特性を調整
する際には、回路遮断器本体1の調整窓72から
ドライバなどの調整治具を挿入して調整ねじ71
を回転せしめるものであり、調整作業が終了した
のちには蓋体73により調整窓72を閉塞するも
のである。このように従来例にあつては回路遮断
器の特性調整作業が済んだのちには、調整窓72
を閉塞する必要があり、したがつて例えば蓋体7
3に接着剤を塗布する等の作業を行なわねばなら
ないという問題があつた。
本発明は従来例のこのような問題点を解決する
ために為されたものであり、特性調整作業の終了
後に調整窓を閉塞する必要のない回路遮断器を提
供することを目的とするものである。
ために為されたものであり、特性調整作業の終了
後に調整窓を閉塞する必要のない回路遮断器を提
供することを目的とするものである。
以下本発明の構成を図示実施例について説明す
る。第1図は本発明の一実施例に係る回路遮断器
の外観を示すものであり、同図に示すように回路
遮断器本体1は1対のケーシング21,22をねじ
あるいはめ鋲のような固定具3にて絞め付け固
定することにより構成されており、回路遮断器本
体1の上面には回路開閉用のハンドル4が突設さ
れている。第2図は固定具3を外して一方のケー
シング21を他方のケーシング22から取り外した
状態を示しており、同図に示すように両ケーシン
グ21,22の間には、一対の外部接続端子51,
52や可動接触子6、および消弧装置7などの各
種の部品が収納されているものである。第3図及
び第4図は回路遮断器の動作に必要とされる部品
を個々に示すものであり、また第5図乃至第8図
は上記回路遮断器の断面構造を示しており、さら
に第9図は本発明の要部断面図を示している。上
記各図において、8は可動接触子6の先端部に取
着された可動接点であり、一方の端子板91に取
着された固定接点10と接触開離して主回路を開
閉し得るようになつている。各端子板91,92に
はワツシヤ11およびスプリングワツシヤ12を
介して締付ねじ13が装着されており、これによ
つて一対の外部接続端子51,52が構成されてい
る。端子板92から突設された突片14には過電
流検出用のバイメタル15の係合穴15aが嵌入
されて、突片14がめられてバイメタル15が
端子板92に固定されるようになつている。バイ
メタル15の自由端側に一端部を溶接された編線
16の他端部は可動接触子6に溶接されている。
可動接触子6は可動アーム17にめ接続されて
おり、この可動アーム17は可動枠18の底面開
口部18aに嵌挿されるようになつている。19
はハンドル4および可動アーム17ならびに可動
枠18を軸支するための回転軸であり、この回転
軸19の中央部19aは略コ字状に折曲されて、
ハンドル4の凹溝4aに嵌合するようになつてい
る。また回転軸19の両端部19bは可動アーム
17の軸支点となるU字凹溝20に嵌合されると
共に、可動枠18の軸支孔21およびU字状凹溝
22に嵌合されるようになつている。23はハン
ドル4をオン位置およびオフ位置に付勢するため
の引張ばねである。この引張ばね23の一端部は
回転軸19の中央部19aに係合されており、ま
た他端部は可動アーム17の軸孔24に両端部を
支持されたピン25に係合されている。したがつ
てハンドル4は第5図及び第7図に示すように、
引張ばね23が回転軸19の回転中心Pを横切る
点を境としてオン位置またはオフ位置に付勢され
るようになつている。また上記引張ばね23の引
張力によつて可動アーム17と可動枠18および
回転軸19を一体化することができるようになつ
ているものである。しかして可動枠18の一端に
は突段部26が形成されており、この突段部26
にはハンドル4の凹溝4bが第3図に示すように
係合し得るようになつており、これによつて回路
遮断器の組立工程中にハンドル4が矢印Aに示す
方向に飛び出すことを防止できるようになつてい
るものである。次に27はトリツプ動作時に可動
接触子6を強制開離させるための圧縮コイル型の
スプリングであり、このスプリング27の先端部
27aはアーク防止用の保護板28を介して可動
枠18のばね受座31に設けられた係合孔29に
挿通係合されるようになつている。このスプリン
グ27は両ケーシング21,22の収納空所30に
収納され、その奥底面30aにスプリング27の
後端部27bが当接するようになつているもので
ある。アーク保護板28は可動接触子6の可動接
点8が端子板91の固定接点10から開離する際
に生じるアークによつてスプリング27が溶損さ
れることを防止するものであり、前方保護板28
aと側方保護板28bとから構成されている。ま
た前方保護板28aにはスプリング27の先端部
27aを嵌挿するための嵌挿孔28cが設けられ
ている。この前方保護板28aと可動枠18の係
合孔29の周辺のばね受座31とは、スプリング
27に対する当たりを良くするために若干傾斜さ
せてある。32は磁性材料によつて形成された短
絡電流検出用のヨーク板であり、このヨーク板3
2から突設された側方突出片33は1対のケーシ
ング21,22にそれぞれ形成された係合穴34に
よつて固定されるようになつている。ヨーク板3
2の中央片35は端子板92にめ固定されるよ
うになつており、また中央片35の両側からは磁
気継路を形成する側片36が垂直方向に延出され
ている。37はラツチ板であり、その軸支孔38
に挿通された軸支ピン39の両端部は両ケーシン
グ21,22の係合孔40により支持されて、ラツ
チ板37を回動自在としている。このラツチ板3
7は磁性材料により形成されており、バイメタル
15に過大な電流が流れると、バイメタル15の
周囲に発生する磁束がヨーク板32の中央片35
および側片36に流れて、ラツチ板37の磁気吸
着片41を側片36に吸着するようになつてい
る。またラツチ板37の上端部には当接片42が
形成されており、バイメタル15の自由端側に当
接するようになつているものである。しかしてラ
ツチ板37の両側片43の先端部には係止段部4
4が形成されており、可動枠17の係止部45に
当接するようになつている。46はラツチ板37
の当接片42をバイメタル15の自由端側に押圧
するねじりばねであり、第5図及び第7図に示す
ようにこの一方端はラツチ板37の当接片42の
裏面側に当接し、他方端はハンドル4がオフ位置
にあるときにはハンドル4に当接し、かつオン位
置にあるときにはケーシング21,22に当接する
のであり、ハンドル4の状態によりラツチ板37
に加える力を変えている。ねじりばね46は一方
ケーシング21の軸支ボス471に嵌入することに
よつて軸支され、他方ケーシング22の軸支ボス
472によつて受け止めされるようになつている。
両ケーシング21,22には回転軸19の両端部1
9bを支持するための軸支孔48や、ねじ3を嵌
挿するための穴49、および回路遮断時に生じる
ガスを排気するための排気孔50a,50bなど
が設けられている。さらに7は消弧装置であり、
複数枚の磁性材料にて形成された消弧板51を絶
縁材よりなる側板52にて適宜間隔ごとに保持す
ることにより形成されており、可動接点8と固定
接点10とが開離した際に生じるアークをできる
だけ速やかに消弧し得るようになつている。各消
弧板51には可動接触子6が通過し得るように切
欠51aを設けてある。この切欠51aの下端部
には略V字状の切溝51bが形成されており、こ
の切溝51bを介して接点周辺に滞留したガスを
固定接点10の後方に形成されたガス滞留部53
に排出させることにより、遮断性能を向上させ得
るようになつているものである。また消弧装置7
を収納しておく消弧室54と、スプリング27お
よび可動枠18などを収納しておく遮断機構部5
5との間には隔壁56を形成して、消弧室54か
らのアークが遮断機構部に侵入することを防止し
ているものである。
る。第1図は本発明の一実施例に係る回路遮断器
の外観を示すものであり、同図に示すように回路
遮断器本体1は1対のケーシング21,22をねじ
あるいはめ鋲のような固定具3にて絞め付け固
定することにより構成されており、回路遮断器本
体1の上面には回路開閉用のハンドル4が突設さ
れている。第2図は固定具3を外して一方のケー
シング21を他方のケーシング22から取り外した
状態を示しており、同図に示すように両ケーシン
グ21,22の間には、一対の外部接続端子51,
52や可動接触子6、および消弧装置7などの各
種の部品が収納されているものである。第3図及
び第4図は回路遮断器の動作に必要とされる部品
を個々に示すものであり、また第5図乃至第8図
は上記回路遮断器の断面構造を示しており、さら
に第9図は本発明の要部断面図を示している。上
記各図において、8は可動接触子6の先端部に取
着された可動接点であり、一方の端子板91に取
着された固定接点10と接触開離して主回路を開
閉し得るようになつている。各端子板91,92に
はワツシヤ11およびスプリングワツシヤ12を
介して締付ねじ13が装着されており、これによ
つて一対の外部接続端子51,52が構成されてい
る。端子板92から突設された突片14には過電
流検出用のバイメタル15の係合穴15aが嵌入
されて、突片14がめられてバイメタル15が
端子板92に固定されるようになつている。バイ
メタル15の自由端側に一端部を溶接された編線
16の他端部は可動接触子6に溶接されている。
可動接触子6は可動アーム17にめ接続されて
おり、この可動アーム17は可動枠18の底面開
口部18aに嵌挿されるようになつている。19
はハンドル4および可動アーム17ならびに可動
枠18を軸支するための回転軸であり、この回転
軸19の中央部19aは略コ字状に折曲されて、
ハンドル4の凹溝4aに嵌合するようになつてい
る。また回転軸19の両端部19bは可動アーム
17の軸支点となるU字凹溝20に嵌合されると
共に、可動枠18の軸支孔21およびU字状凹溝
22に嵌合されるようになつている。23はハン
ドル4をオン位置およびオフ位置に付勢するため
の引張ばねである。この引張ばね23の一端部は
回転軸19の中央部19aに係合されており、ま
た他端部は可動アーム17の軸孔24に両端部を
支持されたピン25に係合されている。したがつ
てハンドル4は第5図及び第7図に示すように、
引張ばね23が回転軸19の回転中心Pを横切る
点を境としてオン位置またはオフ位置に付勢され
るようになつている。また上記引張ばね23の引
張力によつて可動アーム17と可動枠18および
回転軸19を一体化することができるようになつ
ているものである。しかして可動枠18の一端に
は突段部26が形成されており、この突段部26
にはハンドル4の凹溝4bが第3図に示すように
係合し得るようになつており、これによつて回路
遮断器の組立工程中にハンドル4が矢印Aに示す
方向に飛び出すことを防止できるようになつてい
るものである。次に27はトリツプ動作時に可動
接触子6を強制開離させるための圧縮コイル型の
スプリングであり、このスプリング27の先端部
27aはアーク防止用の保護板28を介して可動
枠18のばね受座31に設けられた係合孔29に
挿通係合されるようになつている。このスプリン
グ27は両ケーシング21,22の収納空所30に
収納され、その奥底面30aにスプリング27の
後端部27bが当接するようになつているもので
ある。アーク保護板28は可動接触子6の可動接
点8が端子板91の固定接点10から開離する際
に生じるアークによつてスプリング27が溶損さ
れることを防止するものであり、前方保護板28
aと側方保護板28bとから構成されている。ま
た前方保護板28aにはスプリング27の先端部
27aを嵌挿するための嵌挿孔28cが設けられ
ている。この前方保護板28aと可動枠18の係
合孔29の周辺のばね受座31とは、スプリング
27に対する当たりを良くするために若干傾斜さ
せてある。32は磁性材料によつて形成された短
絡電流検出用のヨーク板であり、このヨーク板3
2から突設された側方突出片33は1対のケーシ
ング21,22にそれぞれ形成された係合穴34に
よつて固定されるようになつている。ヨーク板3
2の中央片35は端子板92にめ固定されるよ
うになつており、また中央片35の両側からは磁
気継路を形成する側片36が垂直方向に延出され
ている。37はラツチ板であり、その軸支孔38
に挿通された軸支ピン39の両端部は両ケーシン
グ21,22の係合孔40により支持されて、ラツ
チ板37を回動自在としている。このラツチ板3
7は磁性材料により形成されており、バイメタル
15に過大な電流が流れると、バイメタル15の
周囲に発生する磁束がヨーク板32の中央片35
および側片36に流れて、ラツチ板37の磁気吸
着片41を側片36に吸着するようになつてい
る。またラツチ板37の上端部には当接片42が
形成されており、バイメタル15の自由端側に当
接するようになつているものである。しかしてラ
ツチ板37の両側片43の先端部には係止段部4
4が形成されており、可動枠17の係止部45に
当接するようになつている。46はラツチ板37
の当接片42をバイメタル15の自由端側に押圧
するねじりばねであり、第5図及び第7図に示す
ようにこの一方端はラツチ板37の当接片42の
裏面側に当接し、他方端はハンドル4がオフ位置
にあるときにはハンドル4に当接し、かつオン位
置にあるときにはケーシング21,22に当接する
のであり、ハンドル4の状態によりラツチ板37
に加える力を変えている。ねじりばね46は一方
ケーシング21の軸支ボス471に嵌入することに
よつて軸支され、他方ケーシング22の軸支ボス
472によつて受け止めされるようになつている。
両ケーシング21,22には回転軸19の両端部1
9bを支持するための軸支孔48や、ねじ3を嵌
挿するための穴49、および回路遮断時に生じる
ガスを排気するための排気孔50a,50bなど
が設けられている。さらに7は消弧装置であり、
複数枚の磁性材料にて形成された消弧板51を絶
縁材よりなる側板52にて適宜間隔ごとに保持す
ることにより形成されており、可動接点8と固定
接点10とが開離した際に生じるアークをできる
だけ速やかに消弧し得るようになつている。各消
弧板51には可動接触子6が通過し得るように切
欠51aを設けてある。この切欠51aの下端部
には略V字状の切溝51bが形成されており、こ
の切溝51bを介して接点周辺に滞留したガスを
固定接点10の後方に形成されたガス滞留部53
に排出させることにより、遮断性能を向上させ得
るようになつているものである。また消弧装置7
を収納しておく消弧室54と、スプリング27お
よび可動枠18などを収納しておく遮断機構部5
5との間には隔壁56を形成して、消弧室54か
らのアークが遮断機構部に侵入することを防止し
ているものである。
次に本実施例の回路遮断器の動作を第5図乃至
第8図によつて説明する。まず第5図は回路遮断
器のオフ時の状態を示しており、この状態におい
ては可動接点8と固定接点10とは開離してい
る。このとき可動接触子6は引張ばね23の引張
力により付勢され、可動枠18の底面開口部18
aの開口縁部に当接する位置まで開離されてい
る。またハンドル4は同じく引張ばね23の引張
力によつて付勢されて、凹溝4bが突段部26に
係合する位置において停止している。またねじり
ばね46の一端部はハンドル4の外周面によつて
押圧されるから、ねじりばね46の他端部はラツ
チ板37の当接片42の裏面側を強く押圧する。
したがつて可動枠18の係止部45はラツチ板3
7の係止段部44に確実に係合される。またこの
係合によりトリツプ動作用のスプリング27は圧
縮されたまま収納空所30内に介在する。第6図
は第5図のX−X線断面図を示しており、同図を
見れば回転軸19の中央部19aと、可動アーム
のピン25とが引張ばね23によつて互いに牽引
されている様子がよく把握できる。次に第7図は
回路遮断器のオン時の状態を示しており、この状
態においては可動接触子6は引張ばね23の引張
力により付勢され、可動接点8が固定接点10に
圧接される位置において停止している。またハン
ドル4は同じく引張ばね23の引張力によつて付
勢されて、ハンドル4の操作部がケーシング21,
22に当接された位置において停止している。こ
のように可動接触子6およびハンドル4の操作部
が付勢される方向は引張ばね23が回転軸19の
回転中心Pを横切る点を境として反転するように
なつているものである。しかして回路遮断器のオ
ン時の状態においては、第7図に示すようにねじ
りばね46の一端部がハンドル4の外周面に対し
て圧接されなくなるから、ねじりばね46の他端
部はオフ時の状態に比べて圧接力が弱くなり、所
望の力を当接片42に付与するようになつてい
る。したがつてバイメタル15が過電流により変
形して当接片42を圧接した場合や、ヨーク板3
2がバイメタル15に流れる短絡電流によつて磁
化されて、磁気吸着片41を吸引した場合にはラ
ツチ板37は軸支ピン39を中心として回動する
ようになつており、これによつて係止段部44と
係止部45との係合が外れて、スプリング27が
伸張し、可動枠18が回転軸19の回転中心Pを
軸として回動するようになつている。第8図はか
かるトリツプ動作が行なわれた状態を示したもの
であり、同図に示すように可動枠18はスプリン
グ27により押圧されて回動するから、可動接触
子6は可動枠18の底面開口部18aの開口縁部
に押されて強制的に接点開離方向に駆動されるよ
うになつている。可動接触子6が所定の距離だけ
開離されると、引張ばね23の引張力によりさら
に接点開離方向に向かつて駆動され、遂には可動
アーム17が軸支ピン39に当接して可動アーム
17が停止し、ハンドル4は凹溝4bが可動枠1
8の突段部26に係合される位置において停止す
るようになつている。このとき可動枠18は傾い
ているので、ハンドル4の操作部はオン位置とオ
フ位置の略中央部において停止し、トリツプ動作
が行なわれたことを表示するものである。かかる
トリツプ動作が行なわれると、第5図に示すよう
にハンドル4を一旦オフ位置に戻して係止段部4
4と係止部45との係合を回復しない限りハンド
ル4をオン位置の側において停止させることはで
きないものである。なお第5図と第7図とを比較
すれば明らかなように、可動枠18の底面開口部
18aの開口幅は可動接触子6の開閉ストローク
よりも長く形成されており、したがつて手動開閉
操作時のようにトリツプ動作が行なわれない場合
には可動接触子6はスプリング27や可動枠18
およびラツチ板37のような接点遮断機構の影響
を受けないものである。また本実施例にあつては
ねじりばね46の一端をハンドル4と離合するよ
うにしたので、オフ時にはラツチ板37の当接片
42が強く押圧されるからハンドル4を手動で開
閉する際の振動で係止段部44と係止部45との
係合が外れるようなおそれを少なくできる。
第8図によつて説明する。まず第5図は回路遮断
器のオフ時の状態を示しており、この状態におい
ては可動接点8と固定接点10とは開離してい
る。このとき可動接触子6は引張ばね23の引張
力により付勢され、可動枠18の底面開口部18
aの開口縁部に当接する位置まで開離されてい
る。またハンドル4は同じく引張ばね23の引張
力によつて付勢されて、凹溝4bが突段部26に
係合する位置において停止している。またねじり
ばね46の一端部はハンドル4の外周面によつて
押圧されるから、ねじりばね46の他端部はラツ
チ板37の当接片42の裏面側を強く押圧する。
したがつて可動枠18の係止部45はラツチ板3
7の係止段部44に確実に係合される。またこの
係合によりトリツプ動作用のスプリング27は圧
縮されたまま収納空所30内に介在する。第6図
は第5図のX−X線断面図を示しており、同図を
見れば回転軸19の中央部19aと、可動アーム
のピン25とが引張ばね23によつて互いに牽引
されている様子がよく把握できる。次に第7図は
回路遮断器のオン時の状態を示しており、この状
態においては可動接触子6は引張ばね23の引張
力により付勢され、可動接点8が固定接点10に
圧接される位置において停止している。またハン
ドル4は同じく引張ばね23の引張力によつて付
勢されて、ハンドル4の操作部がケーシング21,
22に当接された位置において停止している。こ
のように可動接触子6およびハンドル4の操作部
が付勢される方向は引張ばね23が回転軸19の
回転中心Pを横切る点を境として反転するように
なつているものである。しかして回路遮断器のオ
ン時の状態においては、第7図に示すようにねじ
りばね46の一端部がハンドル4の外周面に対し
て圧接されなくなるから、ねじりばね46の他端
部はオフ時の状態に比べて圧接力が弱くなり、所
望の力を当接片42に付与するようになつてい
る。したがつてバイメタル15が過電流により変
形して当接片42を圧接した場合や、ヨーク板3
2がバイメタル15に流れる短絡電流によつて磁
化されて、磁気吸着片41を吸引した場合にはラ
ツチ板37は軸支ピン39を中心として回動する
ようになつており、これによつて係止段部44と
係止部45との係合が外れて、スプリング27が
伸張し、可動枠18が回転軸19の回転中心Pを
軸として回動するようになつている。第8図はか
かるトリツプ動作が行なわれた状態を示したもの
であり、同図に示すように可動枠18はスプリン
グ27により押圧されて回動するから、可動接触
子6は可動枠18の底面開口部18aの開口縁部
に押されて強制的に接点開離方向に駆動されるよ
うになつている。可動接触子6が所定の距離だけ
開離されると、引張ばね23の引張力によりさら
に接点開離方向に向かつて駆動され、遂には可動
アーム17が軸支ピン39に当接して可動アーム
17が停止し、ハンドル4は凹溝4bが可動枠1
8の突段部26に係合される位置において停止す
るようになつている。このとき可動枠18は傾い
ているので、ハンドル4の操作部はオン位置とオ
フ位置の略中央部において停止し、トリツプ動作
が行なわれたことを表示するものである。かかる
トリツプ動作が行なわれると、第5図に示すよう
にハンドル4を一旦オフ位置に戻して係止段部4
4と係止部45との係合を回復しない限りハンド
ル4をオン位置の側において停止させることはで
きないものである。なお第5図と第7図とを比較
すれば明らかなように、可動枠18の底面開口部
18aの開口幅は可動接触子6の開閉ストローク
よりも長く形成されており、したがつて手動開閉
操作時のようにトリツプ動作が行なわれない場合
には可動接触子6はスプリング27や可動枠18
およびラツチ板37のような接点遮断機構の影響
を受けないものである。また本実施例にあつては
ねじりばね46の一端をハンドル4と離合するよ
うにしたので、オフ時にはラツチ板37の当接片
42が強く押圧されるからハンドル4を手動で開
閉する際の振動で係止段部44と係止部45との
係合が外れるようなおそれを少なくできる。
ところで可動接点8と固定接点10とが開離し
て主回路が遮断されたときには、可動接点8と固
定接点10との間にアークが発生するが、このア
ークは消弧装置7内に設けられた複数板の消弧板
51によつてできるだけ速やかに消弧されるよう
になつている。消弧板51の切欠51aの下端部
には上述のように略V字状の切溝51bが形成さ
れており、この切溝51bは第2図に示すように
端子板91よりも下方に配設されている。したが
つて回路遮断時に接点周辺に発生したガスはこの
切溝51bを介して端子板91の後方のガス滞留
部53に速やかに排出されるようになつている。
またこのガス滞留部53に排出されたガスは、排
気孔50aから排出されるので、アークの外部へ
の噴出を少なくできる。この排気孔50aの他
に、消弧装置7の反対側にも排気孔50bが設け
られており、双方向にガスを放出することにより
消弧装置7からのガス排出の効率を高めているも
のである。
て主回路が遮断されたときには、可動接点8と固
定接点10との間にアークが発生するが、このア
ークは消弧装置7内に設けられた複数板の消弧板
51によつてできるだけ速やかに消弧されるよう
になつている。消弧板51の切欠51aの下端部
には上述のように略V字状の切溝51bが形成さ
れており、この切溝51bは第2図に示すように
端子板91よりも下方に配設されている。したが
つて回路遮断時に接点周辺に発生したガスはこの
切溝51bを介して端子板91の後方のガス滞留
部53に速やかに排出されるようになつている。
またこのガス滞留部53に排出されたガスは、排
気孔50aから排出されるので、アークの外部へ
の噴出を少なくできる。この排気孔50aの他
に、消弧装置7の反対側にも排気孔50bが設け
られており、双方向にガスを放出することにより
消弧装置7からのガス排出の効率を高めているも
のである。
次に第9図は本発明の要部となるバイメタル1
5の熱応動特性の調整機構を示す断面図であり、
同図に示すように排気孔50bを介して押上げ治
具57または押し下げ治具58を回路遮断器本体
1内に挿入し、外部からバイメタル15の熱応動
特性を変化させ得るようになつているものであ
る。第9図において59は端子板92の下端部に
形成された調整片であり、略L字状の開口部60
と、押上げ係合部61および押下げ係合部62と
を有している。この調整片59の端部には突片1
4が突設されており、この突片14にバイメタル
15の係合穴15aが固定されている。しかして
端子板92は導電性を良くするために銅あるいは
銅合金などの板により形成されているので、調整
片59は比較的変形し易く、押上げ治具57を押
上げ係合部61に係合して調整片59を上方に押
し上げると、調整片59の略L字状開口部60の
周辺が変形し、バイメタル15の自由端が矢印Q
に示す方向に変位する。また押下げ治具58を押
下げ係合部62に係合して調整片59を下方に押
し下げると、調整片59の略L字状開口部60の
周囲が逆方向に変形しバイメタル15の自由端は
矢印Qと反対方向に変位する。したがつてバイメ
タル15の自由端とラツチ板37の当接片42と
の間隙を自由に調整することができ、これによつ
てバイメタル15の熱応動特性を調整することが
できるものである。
5の熱応動特性の調整機構を示す断面図であり、
同図に示すように排気孔50bを介して押上げ治
具57または押し下げ治具58を回路遮断器本体
1内に挿入し、外部からバイメタル15の熱応動
特性を変化させ得るようになつているものであ
る。第9図において59は端子板92の下端部に
形成された調整片であり、略L字状の開口部60
と、押上げ係合部61および押下げ係合部62と
を有している。この調整片59の端部には突片1
4が突設されており、この突片14にバイメタル
15の係合穴15aが固定されている。しかして
端子板92は導電性を良くするために銅あるいは
銅合金などの板により形成されているので、調整
片59は比較的変形し易く、押上げ治具57を押
上げ係合部61に係合して調整片59を上方に押
し上げると、調整片59の略L字状開口部60の
周辺が変形し、バイメタル15の自由端が矢印Q
に示す方向に変位する。また押下げ治具58を押
下げ係合部62に係合して調整片59を下方に押
し下げると、調整片59の略L字状開口部60の
周囲が逆方向に変形しバイメタル15の自由端は
矢印Qと反対方向に変位する。したがつてバイメ
タル15の自由端とラツチ板37の当接片42と
の間隙を自由に調整することができ、これによつ
てバイメタル15の熱応動特性を調整することが
できるものである。
次に第10図a〜cは夫々本発明の他の実施例
を示しており、まず同図aは調整ねじ63をドラ
イバ64によつて回転させるようにしたものであ
り、また同図bは調整片59の略矩形状開口部6
5を押圧治具66によつて押しつぶすか、あるい
はねじり治具67によつてねじ曲げるようにした
ものである。さらに同図cは調整片59の切溝部
68に楔形治具69のエツジ部70を圧入するよ
うにしたものである。以上のように第9図及び第
10図a〜cに示すいずれの構造を用いても排気
孔50bを介してバイメタル15の熱応動特性を
調整することができるようになつている。
を示しており、まず同図aは調整ねじ63をドラ
イバ64によつて回転させるようにしたものであ
り、また同図bは調整片59の略矩形状開口部6
5を押圧治具66によつて押しつぶすか、あるい
はねじり治具67によつてねじ曲げるようにした
ものである。さらに同図cは調整片59の切溝部
68に楔形治具69のエツジ部70を圧入するよ
うにしたものである。以上のように第9図及び第
10図a〜cに示すいずれの構造を用いても排気
孔50bを介してバイメタル15の熱応動特性を
調整することができるようになつている。
なお本発明の実施例の説明においては、負荷の
異常検出機構としてバイメタル15からなる過電
流検出機構や、ヨーク板32と磁気吸着片41か
らなる短絡電流検出機構を示したが、これらの代
わりに漏電検出機構や欠相検出機構を負荷の異常
検出機構として用いることも可能であり、この場
合には特性調整用の可変抵抗器などを排気孔50
bの近傍に外部から操作できるように配設してお
けばよいものである。
異常検出機構としてバイメタル15からなる過電
流検出機構や、ヨーク板32と磁気吸着片41か
らなる短絡電流検出機構を示したが、これらの代
わりに漏電検出機構や欠相検出機構を負荷の異常
検出機構として用いることも可能であり、この場
合には特性調整用の可変抵抗器などを排気孔50
bの近傍に外部から操作できるように配設してお
けばよいものである。
本発明は以上のように構成されており、一端部
に可動接点を装着した回動自在の可動接触子と、
可動接触子の回動動作により可動接点に接触開離
する固定接点と、可動接触子を手動にて回動動作
せしめるハンドルと、過電流検出機構、漏電検出
機構のような負荷の異常検出機構と、負荷の異常
検出時に可動接点と固定接点とが開離する方向に
可動接触子を駆動する接点遮断機構と、接点遮断
時に生じるガスを遮断器本体外に排出する排気孔
とを有する回路遮断器において、負荷の異常検出
機構の検出レベル調整装置を上記排気孔の近傍に
設けて外部から操作可能としたものであるから、
排気孔を介して調整治具を挿入することにより外
部から回路遮断器の特性調整を行なうことがで
き、また調整作業を終了したのちにおいても排気
孔は閉塞する必要がないので、従来のように調整
窓に蓋体を接着するような作業が不要となるとい
う利点を有するものである。
に可動接点を装着した回動自在の可動接触子と、
可動接触子の回動動作により可動接点に接触開離
する固定接点と、可動接触子を手動にて回動動作
せしめるハンドルと、過電流検出機構、漏電検出
機構のような負荷の異常検出機構と、負荷の異常
検出時に可動接点と固定接点とが開離する方向に
可動接触子を駆動する接点遮断機構と、接点遮断
時に生じるガスを遮断器本体外に排出する排気孔
とを有する回路遮断器において、負荷の異常検出
機構の検出レベル調整装置を上記排気孔の近傍に
設けて外部から操作可能としたものであるから、
排気孔を介して調整治具を挿入することにより外
部から回路遮断器の特性調整を行なうことがで
き、また調整作業を終了したのちにおいても排気
孔は閉塞する必要がないので、従来のように調整
窓に蓋体を接着するような作業が不要となるとい
う利点を有するものである。
第1図は本発明の一実施例に係る回路遮断器の
外観を示す斜視図、第2図は同上の両ケーシング
を開いた状態の斜視図、第3図及び第4図は同上
の構成部品を示す斜視図、第5図は同上の回路遮
断器のオフ状態における断面図、第6図は同上の
X−X線断面図、第7図は同上の回路遮断器のオ
ン状態における断面図、第8図は同上の回路遮断
器のトリツプ状態における断面図、第9図は同上
の実施例の要部断面図、第10図a〜cは同上の
他の実施例の要部断面図、第11図は従来例の断
面図である。 1は回路遮断器本体、4はハンドル、6は可動
接触子、8は可動接点、10は固定接点、15は
バイメタル、50bは排気孔、59は調整片であ
る。
外観を示す斜視図、第2図は同上の両ケーシング
を開いた状態の斜視図、第3図及び第4図は同上
の構成部品を示す斜視図、第5図は同上の回路遮
断器のオフ状態における断面図、第6図は同上の
X−X線断面図、第7図は同上の回路遮断器のオ
ン状態における断面図、第8図は同上の回路遮断
器のトリツプ状態における断面図、第9図は同上
の実施例の要部断面図、第10図a〜cは同上の
他の実施例の要部断面図、第11図は従来例の断
面図である。 1は回路遮断器本体、4はハンドル、6は可動
接触子、8は可動接点、10は固定接点、15は
バイメタル、50bは排気孔、59は調整片であ
る。
Claims (1)
- 1 一端部に可動接点を装着した回動自在の可動
接触子と、可動接触子の回動動作により可動接点
に接触開離する固定接点と、可動接触子を手動に
て回動動作せしめるハンドルと、過電流検出機
構、漏電検出機構のような負荷の異常検出機構
と、負荷の異常検出時に可動接点と固定接点とが
開離する方向に可動接触子を駆動する接点遮断機
構と、接点遮断時に生じるガスを遮断器本体外に
排出する排気孔とを有する回路遮断器において、
負荷の異常検出機構の検出レベル調整装置を上記
排気孔の近傍に設けて外部から操作可能として成
ることを特徴とする回路遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1362882A JPS58131626A (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1362882A JPS58131626A (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 回路遮断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58131626A JPS58131626A (ja) | 1983-08-05 |
| JPH0158814B2 true JPH0158814B2 (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=11838499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1362882A Granted JPS58131626A (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58131626A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5334179B2 (ja) * | 2009-04-01 | 2013-11-06 | 河村電器産業株式会社 | 回路遮断器 |
-
1982
- 1982-01-30 JP JP1362882A patent/JPS58131626A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58131626A (ja) | 1983-08-05 |
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