JPH0345500B2 - - Google Patents
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- JPH0345500B2 JPH0345500B2 JP57093509A JP9350982A JPH0345500B2 JP H0345500 B2 JPH0345500 B2 JP H0345500B2 JP 57093509 A JP57093509 A JP 57093509A JP 9350982 A JP9350982 A JP 9350982A JP H0345500 B2 JPH0345500 B2 JP H0345500B2
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- spring
- movable contact
- movable
- contact
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電源と負荷との間に介装されて、負荷
の異常検出時には電源から負荷への電力供給を遮
断できるようにした回路遮断器に関するものであ
る。
の異常検出時には電源から負荷への電力供給を遮
断できるようにした回路遮断器に関するものであ
る。
異常検出によりトリツプ動作する際に可動接点
と固定接点との間にはアークが走るが、このアー
クは両接点の周囲の接点遮断機構やスプリングに
向かつても走り、第19図に示すように従来例に
あつては接点8′,10′と接点遮断機構95′と
の間のアークを絶縁するのが容易でなく、回路遮
断器を小さくするとアークの絶縁性能が低くな
り、充分な絶縁性能を得ようとすれば間に充分な
空間を確保する必要があり、回路遮断器が大型化
するという問題があつた。また、両接点と接点遮
断機構との間に絶縁物を介在させた場合、回路遮
断器を小型化してゆくと可動接点を有する可動接
触子の動作に支障を生じるという問題があつた。
と固定接点との間にはアークが走るが、このアー
クは両接点の周囲の接点遮断機構やスプリングに
向かつても走り、第19図に示すように従来例に
あつては接点8′,10′と接点遮断機構95′と
の間のアークを絶縁するのが容易でなく、回路遮
断器を小さくするとアークの絶縁性能が低くな
り、充分な絶縁性能を得ようとすれば間に充分な
空間を確保する必要があり、回路遮断器が大型化
するという問題があつた。また、両接点と接点遮
断機構との間に絶縁物を介在させた場合、回路遮
断器を小型化してゆくと可動接点を有する可動接
触子の動作に支障を生じるという問題があつた。
本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところはアーク保護
板によりトリツプ動作時にスプリング及び接点遮
断機構をアークから保護でき、しかもアーク保護
板はトリツプ動作時にスプリングと共に移動する
ものであるために通常は可動接触子の動作の邪魔
になることがない回路遮断器を提供するにある。
ものであり、その目的とするところはアーク保護
板によりトリツプ動作時にスプリング及び接点遮
断機構をアークから保護でき、しかもアーク保護
板はトリツプ動作時にスプリングと共に移動する
ものであるために通常は可動接触子の動作の邪魔
になることがない回路遮断器を提供するにある。
以下本発明の構成を図示実施例について説明す
る。第1図は本発明の一実施例に係る回路遮断器
の外観を示すものであり、同図に示すように回路
遮断器本体1は1対のケーシング21,22をねじ
あるいはめ鋲のような固定具3にて固定するこ
とにより構成されており、回路遮断器本体1の上
面には回路開閉用のハンドル4が突設されてい
る。第2図は固定具3を外して一方のケーシング
21を他方のケーシング22から取り外した状態を
示しており、同図に示すように両ケーシング21,
22の間には、一対の外部接続端子51,52や可
動接触子6、および消弧装置7などの各種の部品
が収納されているものである。第3図及び第4図
は回路遮断器の動作に必要とされる部品を個々に
示すものであり、また第5図乃至第8図は上記回
路遮断器の断面構造を示している。上記各図にお
いて、8は可動接触子6の先端部に取着された可
動接点であり、一方の端子板91に取着された固
定接点10と接触開離して主回路を開閉し得るよ
うになつている。各端子板91,92にはワツシヤ
11およびスプリングワツシヤ12を介して締付
ねじ13が装着されており、これによつて一対の
外部接続端子51,52が構成されている。端子板
92から突設された突片14には過電流検出用の
バイメタル15の係合穴15aが挿通して突片1
4がめられて、バイメタル15が端子板92に
固定されるようになつている。バイメタル15の
自由端側に一端部を溶接された編線16の他端部
は可動接触子6に溶接されている。可動接触子6
は可動アーム17にめ接続されており、この可
動アーム17は可動枠18の底面開口部18aに
嵌挿されるようになつている。19はハンドル4
および可動アーム17ならびに可動枠18を軸支
するための回転軸であり、この回転軸19の中央
部19aは略コ字状に折曲されて、ハンドル4内
の凹溝4aに嵌合するようになつている。また回
転軸19の両端部19bは可動アーム17の軸支
点となるU字状凹溝20に嵌合されると共に、可
動枠18の軸支孔21およびU字状凹溝22に嵌
合されるようになつている。23はハンドル4を
オン位置およびオフ位置に付勢するための引張ば
ねである。この引張ばね23の一端部は回転軸1
9の中央部19aに係合されており、また他端部
は可動アーム17の軸孔24に両端部を支持され
たピン25に係合されている。したがつてハンド
ル4は第5図及び第7図に示すように、引張ばね
23が回転軸19の回転中心Pを横切る点を境と
してオン位置またはオフ位置に付勢されるように
なつている。また上記引張ばね23の引張力によ
つて可動アーム17と可動枠18および回転軸1
9を一体化することができるようになつているも
のである。しかして可動枠18の一端には突段部
26が形成されており、この突段部26にはハン
ドル4の凹溝4bが第3図に示すように係合し得
るようになつており、これによつて回路遮断器の
組立工程中にハンドル4が矢印Aに示す方向に飛
び出すことを防止できるようになつているもので
ある。次に27はトリツプ動作時に可動接触子6
を強制開離させるための圧縮コイル型のスプリン
グであり、このスプリング27の先端部27aは
アーク防止用の保護板28を介して可動枠18の
ばね受座31に設けられた係合孔29に挿通係合
されるようになつている。このスプリング27は
両ケーシング21,22の収納空所30内に収納さ
れ、その奥底面30aにスプリング27の後端部
27bが当接するようになつているものである。
アーク保護板28は可動接触子6の可動接点8が
端子板91の固定接点10から開離する際に生じ
るアークによつてスプリング27が溶損されるこ
とを防止するものであり、すなわち第17図及び
第18図に示すように、アーク保護板28は、前
方保護板28aと側方保護板28bと遮蔽部28
dとから構成されており、スプリング27をアー
クから保護するためのアーク保護板28をスプリ
ング27の伸縮と共に移動自在にスプリング27
に取付けてある。遮蔽部28dは第5図、第7
図、第17図及び第18図等に示すように前方保
護板28aの下端から両接点8,10と接点遮断
機構95との間に向けて突設されている。アーク
保護板28はフアイバーのような絶縁物である。
また前方保護板28aにはスプリング27の先端
部27aを嵌挿するための嵌挿孔28cが設けら
れている。この前方保護板28aと可動枠18の
係合孔29のばね受座31とは、スプリング27
に対する当たりを良くするために若干傾斜させて
形成してある。32は磁性材料によつて形成され
た短絡電流検出用のヨーク板であり、このヨーク
板32から突設された側方突出片33は1対のケ
ーシング21,22にそれぞれ形成された係合穴3
4によつて固定されるようになつている。ヨーク
板32の中央片35は端子板92にめ固定され
るようになつており、また中央片35の両側から
は磁気継路を形成する側片36が垂直方向に延出
されている。37はラツチ板であり、その軸支孔
38に挿通された軸支ピン39の両端部は両ケー
シング21,22の係合孔40により支持されて、
ラツチ板37を回動自在としている。このラツチ
板37は磁性材料により形成されており、バイメ
タル15に過大な電流が流れると、バイメタル1
5の周囲に発生する磁束がヨーク板32の中央片
35および側片36に流れて、ラツチ板37の磁
気吸着片41を側片36に吸着するようになつて
いる。またラツチ板37の上端部には当接片42
が形成されており、バイメタル15の自由端側に
当接するようになつているものである。しかして
ラツチ板37の両側片43の先端部には係止段部
44が形成されており、可動枠17の係止部45
に当接するようになつている。46はラツチ板3
7の当接片42をバイメタル15の自由端側に押
圧するねじりばねであり、第5図及び第7図に示
すようにこの一方端はラツチ板37の当接片42
の裏面側に当接し、他方端はハンドル4がオフ位
置にあるときにはハンドル4に当接し、かつオン
位置にあるときにはケーシング21,22に当接す
るのであり、ハンドル4の状態によりラツチ板3
7に加える力を変えている。ねじりばね46は一
方ケーシング21の軸支ボス471に嵌入すること
によつて軸支され、他方ケーシング22の軸支ボ
ス472によつて受け止めされるようになつてい
る。両ケーシング21,22にはまた回転軸19の
両端部19bを支持するための軸支孔48や、固
定具3を嵌挿するための穴49、および回路遮断
時に生じるガスを排気するための排気孔50a,
50bなどが設けられている。さらに7は消弧装
置であり、複数枚の磁性材料にて形成された消弧
板51を絶縁材よりなる側板52にて適宜間隔ご
とに保持することにより形成されており、可動接
点8と固定接点10とが開離した際に生じるアー
クをできるだけ速やかに消弧し得るようになつて
いる。各消弧板51には可動接触子6が通過し得
るように切欠51aを設けてある。この切欠51
aの下端部には略V字状の切溝51bが形成され
ており、この切溝51bを介して接点周辺に滞留
したガスを固定接点10の後方に形成されたガス
滞留部53に排出させることにより、遮断性能を
向上させ得るようになつているものである。また
消弧装置7を収納しておく消弧室54と、スプリ
ング27および可動枠18など接点遮断機構95
を収納しておく遮断機構部55との間には隔壁5
6を形成して、消弧室54からのアークが遮断機
構部55に侵入することを防止しているものであ
る。
る。第1図は本発明の一実施例に係る回路遮断器
の外観を示すものであり、同図に示すように回路
遮断器本体1は1対のケーシング21,22をねじ
あるいはめ鋲のような固定具3にて固定するこ
とにより構成されており、回路遮断器本体1の上
面には回路開閉用のハンドル4が突設されてい
る。第2図は固定具3を外して一方のケーシング
21を他方のケーシング22から取り外した状態を
示しており、同図に示すように両ケーシング21,
22の間には、一対の外部接続端子51,52や可
動接触子6、および消弧装置7などの各種の部品
が収納されているものである。第3図及び第4図
は回路遮断器の動作に必要とされる部品を個々に
示すものであり、また第5図乃至第8図は上記回
路遮断器の断面構造を示している。上記各図にお
いて、8は可動接触子6の先端部に取着された可
動接点であり、一方の端子板91に取着された固
定接点10と接触開離して主回路を開閉し得るよ
うになつている。各端子板91,92にはワツシヤ
11およびスプリングワツシヤ12を介して締付
ねじ13が装着されており、これによつて一対の
外部接続端子51,52が構成されている。端子板
92から突設された突片14には過電流検出用の
バイメタル15の係合穴15aが挿通して突片1
4がめられて、バイメタル15が端子板92に
固定されるようになつている。バイメタル15の
自由端側に一端部を溶接された編線16の他端部
は可動接触子6に溶接されている。可動接触子6
は可動アーム17にめ接続されており、この可
動アーム17は可動枠18の底面開口部18aに
嵌挿されるようになつている。19はハンドル4
および可動アーム17ならびに可動枠18を軸支
するための回転軸であり、この回転軸19の中央
部19aは略コ字状に折曲されて、ハンドル4内
の凹溝4aに嵌合するようになつている。また回
転軸19の両端部19bは可動アーム17の軸支
点となるU字状凹溝20に嵌合されると共に、可
動枠18の軸支孔21およびU字状凹溝22に嵌
合されるようになつている。23はハンドル4を
オン位置およびオフ位置に付勢するための引張ば
ねである。この引張ばね23の一端部は回転軸1
9の中央部19aに係合されており、また他端部
は可動アーム17の軸孔24に両端部を支持され
たピン25に係合されている。したがつてハンド
ル4は第5図及び第7図に示すように、引張ばね
23が回転軸19の回転中心Pを横切る点を境と
してオン位置またはオフ位置に付勢されるように
なつている。また上記引張ばね23の引張力によ
つて可動アーム17と可動枠18および回転軸1
9を一体化することができるようになつているも
のである。しかして可動枠18の一端には突段部
26が形成されており、この突段部26にはハン
ドル4の凹溝4bが第3図に示すように係合し得
るようになつており、これによつて回路遮断器の
組立工程中にハンドル4が矢印Aに示す方向に飛
び出すことを防止できるようになつているもので
ある。次に27はトリツプ動作時に可動接触子6
を強制開離させるための圧縮コイル型のスプリン
グであり、このスプリング27の先端部27aは
アーク防止用の保護板28を介して可動枠18の
ばね受座31に設けられた係合孔29に挿通係合
されるようになつている。このスプリング27は
両ケーシング21,22の収納空所30内に収納さ
れ、その奥底面30aにスプリング27の後端部
27bが当接するようになつているものである。
アーク保護板28は可動接触子6の可動接点8が
端子板91の固定接点10から開離する際に生じ
るアークによつてスプリング27が溶損されるこ
とを防止するものであり、すなわち第17図及び
第18図に示すように、アーク保護板28は、前
方保護板28aと側方保護板28bと遮蔽部28
dとから構成されており、スプリング27をアー
クから保護するためのアーク保護板28をスプリ
ング27の伸縮と共に移動自在にスプリング27
に取付けてある。遮蔽部28dは第5図、第7
図、第17図及び第18図等に示すように前方保
護板28aの下端から両接点8,10と接点遮断
機構95との間に向けて突設されている。アーク
保護板28はフアイバーのような絶縁物である。
また前方保護板28aにはスプリング27の先端
部27aを嵌挿するための嵌挿孔28cが設けら
れている。この前方保護板28aと可動枠18の
係合孔29のばね受座31とは、スプリング27
に対する当たりを良くするために若干傾斜させて
形成してある。32は磁性材料によつて形成され
た短絡電流検出用のヨーク板であり、このヨーク
板32から突設された側方突出片33は1対のケ
ーシング21,22にそれぞれ形成された係合穴3
4によつて固定されるようになつている。ヨーク
板32の中央片35は端子板92にめ固定され
るようになつており、また中央片35の両側から
は磁気継路を形成する側片36が垂直方向に延出
されている。37はラツチ板であり、その軸支孔
38に挿通された軸支ピン39の両端部は両ケー
シング21,22の係合孔40により支持されて、
ラツチ板37を回動自在としている。このラツチ
板37は磁性材料により形成されており、バイメ
タル15に過大な電流が流れると、バイメタル1
5の周囲に発生する磁束がヨーク板32の中央片
35および側片36に流れて、ラツチ板37の磁
気吸着片41を側片36に吸着するようになつて
いる。またラツチ板37の上端部には当接片42
が形成されており、バイメタル15の自由端側に
当接するようになつているものである。しかして
ラツチ板37の両側片43の先端部には係止段部
44が形成されており、可動枠17の係止部45
に当接するようになつている。46はラツチ板3
7の当接片42をバイメタル15の自由端側に押
圧するねじりばねであり、第5図及び第7図に示
すようにこの一方端はラツチ板37の当接片42
の裏面側に当接し、他方端はハンドル4がオフ位
置にあるときにはハンドル4に当接し、かつオン
位置にあるときにはケーシング21,22に当接す
るのであり、ハンドル4の状態によりラツチ板3
7に加える力を変えている。ねじりばね46は一
方ケーシング21の軸支ボス471に嵌入すること
によつて軸支され、他方ケーシング22の軸支ボ
ス472によつて受け止めされるようになつてい
る。両ケーシング21,22にはまた回転軸19の
両端部19bを支持するための軸支孔48や、固
定具3を嵌挿するための穴49、および回路遮断
時に生じるガスを排気するための排気孔50a,
50bなどが設けられている。さらに7は消弧装
置であり、複数枚の磁性材料にて形成された消弧
板51を絶縁材よりなる側板52にて適宜間隔ご
とに保持することにより形成されており、可動接
点8と固定接点10とが開離した際に生じるアー
クをできるだけ速やかに消弧し得るようになつて
いる。各消弧板51には可動接触子6が通過し得
るように切欠51aを設けてある。この切欠51
aの下端部には略V字状の切溝51bが形成され
ており、この切溝51bを介して接点周辺に滞留
したガスを固定接点10の後方に形成されたガス
滞留部53に排出させることにより、遮断性能を
向上させ得るようになつているものである。また
消弧装置7を収納しておく消弧室54と、スプリ
ング27および可動枠18など接点遮断機構95
を収納しておく遮断機構部55との間には隔壁5
6を形成して、消弧室54からのアークが遮断機
構部55に侵入することを防止しているものであ
る。
次に本実施例の動作を第5図乃至第8図によつ
て説明する。まず第5図は回路遮断器のオフ時の
状態を示しており、この状態においては可動接点
8と固定接点10とは開離している。このとき可
動接触子6は引張ばね23の引張力により付勢さ
れ、可動枠18の底面開口部18aの開口縁部に
当接する位置まで開離されている。またハンドル
4は同じく引張ばね23の引張力によつて付勢さ
れて、凹溝4bが突段部26に係合する位置にお
いて停止している。またねじりばね46の一端部
はハンドル4の外周面によつて押圧されるから、
ねじりばね46の他端部はラツチ板37の当接片
42の裏面側を強く押圧する。したがつて可動枠
18の係止部45はラツチ板37の係止段部44
に確実に係合される。またこの係合によりトリツ
プ動作用のスプリング27は圧縮されたままで収
納空所30内に介在する。第6図は第5図のX−
X線断面図を示しており、同図を見れば回転軸1
9の中央部19aと、可動アーム17のピン25
とが引張ばね23によつて互いに牽引されている
様子がよく把握できる。次に第7図は回路遮断器
のオン時の状態を示しており、この状態において
は可動接触子6は引張ばね23の引張力により付
勢され、可動接点8が固定接点10に圧接される
位置において停止している。またハンドル4は同
じく引張ばね23の引張力によつて付勢されて、
ハンドル4の操作部がケーシング21,22に当接
された位置において停止している。このように可
動接触子6およびハンドル4の操作部が付勢され
る方向は引張ばね23が回転軸19の回転中心P
を横切る点を境として反転するようになつている
ものである。しかして回路遮断器のオン時の状態
においては、第7図に示すようにねじりばね46
の一端部がハンドル4の外周面に対して圧接され
なくなるから、ねじりばね46の他端部はオフ時
の状態に比べて圧接力が弱くなり、所望の力を当
接片42に付与するようになつている。したがつ
てバイメタル15が過電流により変形して当接片
42を圧接した場合や、ヨーク板32がバイメタ
ル15に流れる短絡電流によつて磁化されて、磁
気吸着片41を吸引した場合にはラツチ板37は
軸支ピン39を中心として回動するようになつて
おり、これによつて係止段部44と係止部45と
の係合が外れて、スプリング27が伸張し、可動
枠18が回転軸19の回転中心Pを軸として回動
するようになつている。第8図はかかるトリツプ
動作が行なわれた状態を示したものであり、同図
に示すように可動枠18はスプリング27により
押圧されて回動するから、可動接触子6は可動枠
18の底面開口部18aの開口縁部に押されて強
制的に接点開離方向に駆動されるようになつてい
る。同時に、アーク保護板28の遮蔽部28dが
可動接触子6と同じ速度で消弧室54と遮断機構
部55との間に突出し、接点遮断機構95をアー
クから保護する。可動接触子6が所定の距離だけ
開離されると、引張ばね23の引張力によりさら
に接点開離方向に向かつて駆動され、遂には可動
アーム17が軸支ピン39に当接して可動アーム
17が停止し、ハンドル4は凹溝4bが可動枠1
8の突段部26に係合される位置において停止す
るようになつている。このとき可動枠18は傾い
ているので、ハンドル4の操作部はオン位置とオ
フ位置の略中央部において停止し、トリツプ動作
が行なわれたことを表示するものである。かかる
トリツプ動作が行なわれると、第5図に示すよう
にハンドル4を一旦オフ位置に戻して係止段部4
4と係止部45との係合を回復しない限りハンド
ル4をオン位置の側において停止させることはで
きないものである。なお第5図と第7図とを比較
すれば明らかなように、可動枠18の底面開口部
18aの開口幅は可動接触子6の開閉ストローク
よりも長く形成されており、したがつて手動開閉
操作時のようにトリツプ動作が行なわれない場合
には可動接触子6はスプリング27や可動枠18
およびラツチ板37のような接点遮断機構95の
影響を受けないものである。また本実施例にあつ
てはねじりばね46の一端をハンドル4と離合す
るようにしたので、オフ時にはラツチ板37の当
接片42が強く押圧されるから、ハンドル4を手
動で開閉する際の振動で係止段部44と係止部4
5との係合が外れるようなおそれを少なくでき
る。
て説明する。まず第5図は回路遮断器のオフ時の
状態を示しており、この状態においては可動接点
8と固定接点10とは開離している。このとき可
動接触子6は引張ばね23の引張力により付勢さ
れ、可動枠18の底面開口部18aの開口縁部に
当接する位置まで開離されている。またハンドル
4は同じく引張ばね23の引張力によつて付勢さ
れて、凹溝4bが突段部26に係合する位置にお
いて停止している。またねじりばね46の一端部
はハンドル4の外周面によつて押圧されるから、
ねじりばね46の他端部はラツチ板37の当接片
42の裏面側を強く押圧する。したがつて可動枠
18の係止部45はラツチ板37の係止段部44
に確実に係合される。またこの係合によりトリツ
プ動作用のスプリング27は圧縮されたままで収
納空所30内に介在する。第6図は第5図のX−
X線断面図を示しており、同図を見れば回転軸1
9の中央部19aと、可動アーム17のピン25
とが引張ばね23によつて互いに牽引されている
様子がよく把握できる。次に第7図は回路遮断器
のオン時の状態を示しており、この状態において
は可動接触子6は引張ばね23の引張力により付
勢され、可動接点8が固定接点10に圧接される
位置において停止している。またハンドル4は同
じく引張ばね23の引張力によつて付勢されて、
ハンドル4の操作部がケーシング21,22に当接
された位置において停止している。このように可
動接触子6およびハンドル4の操作部が付勢され
る方向は引張ばね23が回転軸19の回転中心P
を横切る点を境として反転するようになつている
ものである。しかして回路遮断器のオン時の状態
においては、第7図に示すようにねじりばね46
の一端部がハンドル4の外周面に対して圧接され
なくなるから、ねじりばね46の他端部はオフ時
の状態に比べて圧接力が弱くなり、所望の力を当
接片42に付与するようになつている。したがつ
てバイメタル15が過電流により変形して当接片
42を圧接した場合や、ヨーク板32がバイメタ
ル15に流れる短絡電流によつて磁化されて、磁
気吸着片41を吸引した場合にはラツチ板37は
軸支ピン39を中心として回動するようになつて
おり、これによつて係止段部44と係止部45と
の係合が外れて、スプリング27が伸張し、可動
枠18が回転軸19の回転中心Pを軸として回動
するようになつている。第8図はかかるトリツプ
動作が行なわれた状態を示したものであり、同図
に示すように可動枠18はスプリング27により
押圧されて回動するから、可動接触子6は可動枠
18の底面開口部18aの開口縁部に押されて強
制的に接点開離方向に駆動されるようになつてい
る。同時に、アーク保護板28の遮蔽部28dが
可動接触子6と同じ速度で消弧室54と遮断機構
部55との間に突出し、接点遮断機構95をアー
クから保護する。可動接触子6が所定の距離だけ
開離されると、引張ばね23の引張力によりさら
に接点開離方向に向かつて駆動され、遂には可動
アーム17が軸支ピン39に当接して可動アーム
17が停止し、ハンドル4は凹溝4bが可動枠1
8の突段部26に係合される位置において停止す
るようになつている。このとき可動枠18は傾い
ているので、ハンドル4の操作部はオン位置とオ
フ位置の略中央部において停止し、トリツプ動作
が行なわれたことを表示するものである。かかる
トリツプ動作が行なわれると、第5図に示すよう
にハンドル4を一旦オフ位置に戻して係止段部4
4と係止部45との係合を回復しない限りハンド
ル4をオン位置の側において停止させることはで
きないものである。なお第5図と第7図とを比較
すれば明らかなように、可動枠18の底面開口部
18aの開口幅は可動接触子6の開閉ストローク
よりも長く形成されており、したがつて手動開閉
操作時のようにトリツプ動作が行なわれない場合
には可動接触子6はスプリング27や可動枠18
およびラツチ板37のような接点遮断機構95の
影響を受けないものである。また本実施例にあつ
てはねじりばね46の一端をハンドル4と離合す
るようにしたので、オフ時にはラツチ板37の当
接片42が強く押圧されるから、ハンドル4を手
動で開閉する際の振動で係止段部44と係止部4
5との係合が外れるようなおそれを少なくでき
る。
ところで可動接点8と固定接点10とが開離し
て主回路が遮断されたときには、可動接点8と固
定接点10との間にアークが発生するが、このア
ークは消弧装置7内に設けられた複数板の消弧板
51によつてできるだけ速やかに消弧されるよう
になつている。消弧板51の切欠51aの下端部
には上述のように略V字状の切溝51bが形成さ
れており、この切溝51bは第2図に示すように
端子板91よりも下方に配設されている。したが
つて回路遮断時に接点周辺に発生したガスはこの
切溝51bを介して端子板91の後方のガス滞留
部53に速やかに排出されるようになつている。
またこのガス滞留部53に排出されたガスは、排
気孔50aから排出されるので、アークの外部へ
の噴出を少なくできる。この排気孔50aの他
に、消弧装置7の反対側にも排気孔50bが設け
られており、双方向にガスを放出することにより
消弧装置7からのガス排出の効率を高めているも
のである。
て主回路が遮断されたときには、可動接点8と固
定接点10との間にアークが発生するが、このア
ークは消弧装置7内に設けられた複数板の消弧板
51によつてできるだけ速やかに消弧されるよう
になつている。消弧板51の切欠51aの下端部
には上述のように略V字状の切溝51bが形成さ
れており、この切溝51bは第2図に示すように
端子板91よりも下方に配設されている。したが
つて回路遮断時に接点周辺に発生したガスはこの
切溝51bを介して端子板91の後方のガス滞留
部53に速やかに排出されるようになつている。
またこのガス滞留部53に排出されたガスは、排
気孔50aから排出されるので、アークの外部へ
の噴出を少なくできる。この排気孔50aの他
に、消弧装置7の反対側にも排気孔50bが設け
られており、双方向にガスを放出することにより
消弧装置7からのガス排出の効率を高めているも
のである。
次に第9図はバイメタル15の熱応動特性の調
整機構を示す断面図であり、同図に示すように排
気孔50bを介して押上げ治具57または押し下
げ治具58を回路遮断器本体1内に挿入し、外部
からバイメタル15の熱応動特性を変化させ得る
ようになつているものである。第9図において5
9は端子板92の下端部に形成された調整片であ
り、略L字状の開口部60と、押上げ係合部61
および押下げ係合部62とを有している。この調
整片59の端部には突片14が突設されており、
この突片14にバイメタル15の係合穴15aが
固定されている。しかして端子板92は導電性を
良くするために銅板あるいは銅合金などの板によ
り形成されているので、調整片59は比較的変形
し易く、押上げ治具57を押上げ係合部61に係
合して調整片59を上方に押し上げると、調整片
59の略L字状開口部60の周辺が変形し、バイ
メタル15の自由端が矢印Qに示す方向に変位す
る。また押下げ治具58を押下げ係合部62に係
合して調整片59を下方に押し下げると、調整片
59の略L字状開口部60の周囲が逆方向に変形
し、バイメタル15の自由端は矢印Qと反対方向
に変位する。したがつてバイメタル15の自由端
とラツチ板37の当接片42との間隙を自由に調
整することができ、これによつてバイメタル15
の熱応動特性を調整することができる。
整機構を示す断面図であり、同図に示すように排
気孔50bを介して押上げ治具57または押し下
げ治具58を回路遮断器本体1内に挿入し、外部
からバイメタル15の熱応動特性を変化させ得る
ようになつているものである。第9図において5
9は端子板92の下端部に形成された調整片であ
り、略L字状の開口部60と、押上げ係合部61
および押下げ係合部62とを有している。この調
整片59の端部には突片14が突設されており、
この突片14にバイメタル15の係合穴15aが
固定されている。しかして端子板92は導電性を
良くするために銅板あるいは銅合金などの板によ
り形成されているので、調整片59は比較的変形
し易く、押上げ治具57を押上げ係合部61に係
合して調整片59を上方に押し上げると、調整片
59の略L字状開口部60の周辺が変形し、バイ
メタル15の自由端が矢印Qに示す方向に変位す
る。また押下げ治具58を押下げ係合部62に係
合して調整片59を下方に押し下げると、調整片
59の略L字状開口部60の周囲が逆方向に変形
し、バイメタル15の自由端は矢印Qと反対方向
に変位する。したがつてバイメタル15の自由端
とラツチ板37の当接片42との間隙を自由に調
整することができ、これによつてバイメタル15
の熱応動特性を調整することができる。
次に第10図乃至第13図は他の実施例を示す
ものであり、上記回路遮断器Bを3台並設して3
相交流用の回路遮断器を構成したものであり、第
11図に示すように各回路遮断器Bは長い固定具
3によつて互いに固定されている。また各ハンド
ル4の操作部には連結キヤツプ63が被着される
ようになつており、さらに各操作部の先端部に形
成された横穴64には連結軸65が嵌挿されて、
各ハンドル4が互いに連動するようになつてい
る。各回路遮断器Bの両ケーシング21,22には
それぞれ第4図に示すように略扇形の形状の突畦
部66が形成されており、本実施例にあつてはこ
の突畦部66の内側を適宜打ち抜くことにより、
連動板67を装着できるようになつている。第1
2図は連動板67を装着してハンドル4をオフ位
置にしたときの可動接触子6の位置を示すもので
あり、同図に示すようにこの状態においては可動
接触子6は連動板67に触れることはないもので
ある。一方第13図はいずれか1つの回路遮断器
Bがトリツプ動作をして可動接触子6が開離した
状態を示しており、この状態においては連動板6
7は可動接触子6に押圧されるようになつてお
り、したがつて他の回路遮断器Bのラツチ板37
は連動板67に押圧されて回動し、このため3台
の回路遮断器Bがほとんど同時にトリツプ動作す
るようになつているものである。
ものであり、上記回路遮断器Bを3台並設して3
相交流用の回路遮断器を構成したものであり、第
11図に示すように各回路遮断器Bは長い固定具
3によつて互いに固定されている。また各ハンド
ル4の操作部には連結キヤツプ63が被着される
ようになつており、さらに各操作部の先端部に形
成された横穴64には連結軸65が嵌挿されて、
各ハンドル4が互いに連動するようになつてい
る。各回路遮断器Bの両ケーシング21,22には
それぞれ第4図に示すように略扇形の形状の突畦
部66が形成されており、本実施例にあつてはこ
の突畦部66の内側を適宜打ち抜くことにより、
連動板67を装着できるようになつている。第1
2図は連動板67を装着してハンドル4をオフ位
置にしたときの可動接触子6の位置を示すもので
あり、同図に示すようにこの状態においては可動
接触子6は連動板67に触れることはないもので
ある。一方第13図はいずれか1つの回路遮断器
Bがトリツプ動作をして可動接触子6が開離した
状態を示しており、この状態においては連動板6
7は可動接触子6に押圧されるようになつてお
り、したがつて他の回路遮断器Bのラツチ板37
は連動板67に押圧されて回動し、このため3台
の回路遮断器Bがほとんど同時にトリツプ動作す
るようになつているものである。
次に第14図乃至第16図は本発明のさらに他
の実施例を示しており、第1図乃至第9図に示す
実施例と同一の機能を有する部品には同一の符号
を付してその説明を省略する。本実施例は可動接
触子6と可動アーム17とを一体化したものであ
り、U字状凹溝20および軸孔24を有する薄型
の可動接触子68により可動アーム17を兼用し
たものである。このような薄型の可動接触子68
は一枚の銅あるいは銅合金などの板を折曲加工し
て形成するか、あるいは編線16に接続される側
を銅板あるいは銅合金などの板とし、他側を銅あ
るいは銅合金などより強度の優れた鉄などの板と
して両者を貼り合わせることにより形成されるも
のである。前者の方法を用いれば加工が容易であ
りかつ電流容量を大きくとれるという利点があ
り、後者の方法を用いれば鉄などの板が安価であ
るので部品のコストを低減することができ、また
鉄などの板の強度は銅板の場合よりも強いので可
動接触子68の強度を強くすることができるもの
である。しかしてかかる薄型の可動接触子68の
一端には可動接点8が溶接などの手段により装着
されて、固定接点10に対して接触開離させ得る
ようになつている。第15図は本実施例の回路遮
断器のオフ状態における断面構造を示しており、
第16図は同上のY−Y線断面図を示している。
上記各図を見れば明らかなように薄型の可動接触
子68を用いれば、消弧室54と遮断機構部55
とを隔てる隔壁56を大きくすることができるか
ら、接点開離時に生じるアークが遮断機構部55
内に侵入することをより確実に防止することがで
きるものであり、またトリツプ動作時においても
可動接触子68に対する空気抵抗が小さいので速
断性能を向上させることができるものである。さ
らに本実施例にあつては、隔壁56と端子板91
に沿つて補助排気孔69を設けてあり、短絡遮断
時等に生じる高温度のガスを速やかに外界に放出
してケーシング21,22内部における絶縁劣化を
防止できるようにしているものである。
の実施例を示しており、第1図乃至第9図に示す
実施例と同一の機能を有する部品には同一の符号
を付してその説明を省略する。本実施例は可動接
触子6と可動アーム17とを一体化したものであ
り、U字状凹溝20および軸孔24を有する薄型
の可動接触子68により可動アーム17を兼用し
たものである。このような薄型の可動接触子68
は一枚の銅あるいは銅合金などの板を折曲加工し
て形成するか、あるいは編線16に接続される側
を銅板あるいは銅合金などの板とし、他側を銅あ
るいは銅合金などより強度の優れた鉄などの板と
して両者を貼り合わせることにより形成されるも
のである。前者の方法を用いれば加工が容易であ
りかつ電流容量を大きくとれるという利点があ
り、後者の方法を用いれば鉄などの板が安価であ
るので部品のコストを低減することができ、また
鉄などの板の強度は銅板の場合よりも強いので可
動接触子68の強度を強くすることができるもの
である。しかしてかかる薄型の可動接触子68の
一端には可動接点8が溶接などの手段により装着
されて、固定接点10に対して接触開離させ得る
ようになつている。第15図は本実施例の回路遮
断器のオフ状態における断面構造を示しており、
第16図は同上のY−Y線断面図を示している。
上記各図を見れば明らかなように薄型の可動接触
子68を用いれば、消弧室54と遮断機構部55
とを隔てる隔壁56を大きくすることができるか
ら、接点開離時に生じるアークが遮断機構部55
内に侵入することをより確実に防止することがで
きるものであり、またトリツプ動作時においても
可動接触子68に対する空気抵抗が小さいので速
断性能を向上させることができるものである。さ
らに本実施例にあつては、隔壁56と端子板91
に沿つて補助排気孔69を設けてあり、短絡遮断
時等に生じる高温度のガスを速やかに外界に放出
してケーシング21,22内部における絶縁劣化を
防止できるようにしているものである。
なお本発明の実施例の説明においては、負荷の
異常検出機構としてバイメタル15からなる過電
流検出機構や、ヨーク板32と磁気吸着片41か
らなる短絡電流検出機構を示したが、これらの代
わりに漏電検出機構や欠相検出機構を負荷の異常
検出機構として用いることも可能である。
異常検出機構としてバイメタル15からなる過電
流検出機構や、ヨーク板32と磁気吸着片41か
らなる短絡電流検出機構を示したが、これらの代
わりに漏電検出機構や欠相検出機構を負荷の異常
検出機構として用いることも可能である。
本発明は以上のように構成されており、反転自
在に軸支され先端部に固定接点と接離する可動接
点を装着した可動接触子と、反転自在に軸支され
先端部に回動操作自在な把手を設けたハンドル
と、このハンドルに一端側を係止すると共に前記
可動接触子に他端側を係止してハンドルの反転動
作に可動接触子の反転動作を追従させる反転作用
ばねと、前記可動接触子の閉極側に位置して前記
可動接触子の閉極時に開離した状態で前記可動接
触子に対向する前記可動接触子を開極方向に押圧
可能な押圧部を設けた可動枠と、この可動枠の押
圧部を前記可動接触子側に移行させる方向に前記
可動枠をバネ付勢するスプリングと、前記可動枠
のバネ付勢方向への移動を阻止するように前記可
動枠に離脱自在に係合したラツチ板と、このラツ
チ板を負荷の異常検出に応動して前記可動枠から
離脱方向に駆動する異常検出機構とで構成したも
のであるから、閉極状態にあつては可動接触子と
可動枠とが開離した状態で対応しており、しか
も、負荷の異常時には可動接触子を開極方向にス
プリングによるバネ作用で可動枠に強制衝撃を与
えて接点を開極させることから、その機構分離構
成及び衝撃開極構成により可動接点の開極動作を
鋭くすることができるものであり、しかも、負荷
の異常時に開極動作力は、スプリングのバネ力で
行つているため、負荷の異常の大きさに左右され
ない一定した鋭い開極動作を常に確保することが
できるものであり、接点の繰り返し開閉動作によ
る接触位置のバラツキや接点磨耗による接触バラ
ツキ等の接点間の接触圧のバラツキに対してラツ
チ係合力のバラツキ追従が少なくなり、もつて動
作特性の安定したものとすることができながら、
スプリングをアークから保護するためのアーク保
護板をスプリングの伸縮と共に移動自在にスプリ
ングに取付け、トリツプ動作時に上記両接点と接
点遮断機構との間に突出する遮蔽部をアーク保護
板より突設してあるから、アーク保護板によりト
リツプ動作時に可動接点と固定接点との間に走る
アークからスプリング及び接点遮断機構を隔離し
て保護することができて絶縁性能を高めることが
でき、このためスプリングや接点遮断機構を接点
部分に近づけて配置することができ、回路遮断器
を小型化できる利点がある。しかも、アーク保護
板はトリツプ動作時に突出するようになつていて
通常は引込んでいるので可動接点を有する可動接
触子の動作の妨げになることがないものであり、
しかも両接点と接点遮断機構との間に突出する遮
断部及びこれを突出したアーク保護板は、回路開
閉用のハンドルとは連動することがなく、トリツ
プ動作時にのみ作動し、回路開閉用のハンドルの
開閉作動時には動作されることがなく、しかして
アーク保護板及び遮断部は必要時にのみ作動さ
れ、これらアーク保護板及び遮断部を不要にケー
シング等に擦るようなことがなく、これら部品の
損耗を抑制し、アーク保護板及び遮断部の機能を
不要に短くしなくてもよく、長期にわたつて安定
的な作動を行わせることができ、信頼性を高める
ことができるという利点がある。
在に軸支され先端部に固定接点と接離する可動接
点を装着した可動接触子と、反転自在に軸支され
先端部に回動操作自在な把手を設けたハンドル
と、このハンドルに一端側を係止すると共に前記
可動接触子に他端側を係止してハンドルの反転動
作に可動接触子の反転動作を追従させる反転作用
ばねと、前記可動接触子の閉極側に位置して前記
可動接触子の閉極時に開離した状態で前記可動接
触子に対向する前記可動接触子を開極方向に押圧
可能な押圧部を設けた可動枠と、この可動枠の押
圧部を前記可動接触子側に移行させる方向に前記
可動枠をバネ付勢するスプリングと、前記可動枠
のバネ付勢方向への移動を阻止するように前記可
動枠に離脱自在に係合したラツチ板と、このラツ
チ板を負荷の異常検出に応動して前記可動枠から
離脱方向に駆動する異常検出機構とで構成したも
のであるから、閉極状態にあつては可動接触子と
可動枠とが開離した状態で対応しており、しか
も、負荷の異常時には可動接触子を開極方向にス
プリングによるバネ作用で可動枠に強制衝撃を与
えて接点を開極させることから、その機構分離構
成及び衝撃開極構成により可動接点の開極動作を
鋭くすることができるものであり、しかも、負荷
の異常時に開極動作力は、スプリングのバネ力で
行つているため、負荷の異常の大きさに左右され
ない一定した鋭い開極動作を常に確保することが
できるものであり、接点の繰り返し開閉動作によ
る接触位置のバラツキや接点磨耗による接触バラ
ツキ等の接点間の接触圧のバラツキに対してラツ
チ係合力のバラツキ追従が少なくなり、もつて動
作特性の安定したものとすることができながら、
スプリングをアークから保護するためのアーク保
護板をスプリングの伸縮と共に移動自在にスプリ
ングに取付け、トリツプ動作時に上記両接点と接
点遮断機構との間に突出する遮蔽部をアーク保護
板より突設してあるから、アーク保護板によりト
リツプ動作時に可動接点と固定接点との間に走る
アークからスプリング及び接点遮断機構を隔離し
て保護することができて絶縁性能を高めることが
でき、このためスプリングや接点遮断機構を接点
部分に近づけて配置することができ、回路遮断器
を小型化できる利点がある。しかも、アーク保護
板はトリツプ動作時に突出するようになつていて
通常は引込んでいるので可動接点を有する可動接
触子の動作の妨げになることがないものであり、
しかも両接点と接点遮断機構との間に突出する遮
断部及びこれを突出したアーク保護板は、回路開
閉用のハンドルとは連動することがなく、トリツ
プ動作時にのみ作動し、回路開閉用のハンドルの
開閉作動時には動作されることがなく、しかして
アーク保護板及び遮断部は必要時にのみ作動さ
れ、これらアーク保護板及び遮断部を不要にケー
シング等に擦るようなことがなく、これら部品の
損耗を抑制し、アーク保護板及び遮断部の機能を
不要に短くしなくてもよく、長期にわたつて安定
的な作動を行わせることができ、信頼性を高める
ことができるという利点がある。
第1図は本発明の一実施例に係る回路遮断器の
外観を示す斜視図、第2図は同上の両ケーシング
を開いた状態の斜視図、第3図及び第4図は同上
の構成部品を示す斜視図、第5図は同上の回路遮
断器のオフ状態における断面図、第6図は同上の
X−X線断面図、第7図は同上の回路遮断器のオ
ン状態における断面図、第8図は同上の回路遮断
器のトリツプ状態における断面図、第9図は同上
の回路遮断器に用いられるバイメタルの熱応動特
性の調整機構を示す断面図、第10図は同上の他
の実施例の斜視図、第11図は同上の分解斜視
図、第12図及び第13図はそれぞれ同上のオフ
状態及びトリツプ状態における断面図、第14図
は同上のさらに他の実施例の分解斜視図、第15
図は同上のオフ状態における断面図、第16図は
同上のY−Y線断面図、第17図はスプリングと
アーク保護板を示す斜視図、第18図はスプリン
グ及びアーク保護板を配置した状態の概略図、第
19図は従来例の側面図である。 8……可動接点、10……固定接点、27……
スプリング、28……アーク保護板、28d……
遮蔽部、95……接点遮断機構。
外観を示す斜視図、第2図は同上の両ケーシング
を開いた状態の斜視図、第3図及び第4図は同上
の構成部品を示す斜視図、第5図は同上の回路遮
断器のオフ状態における断面図、第6図は同上の
X−X線断面図、第7図は同上の回路遮断器のオ
ン状態における断面図、第8図は同上の回路遮断
器のトリツプ状態における断面図、第9図は同上
の回路遮断器に用いられるバイメタルの熱応動特
性の調整機構を示す断面図、第10図は同上の他
の実施例の斜視図、第11図は同上の分解斜視
図、第12図及び第13図はそれぞれ同上のオフ
状態及びトリツプ状態における断面図、第14図
は同上のさらに他の実施例の分解斜視図、第15
図は同上のオフ状態における断面図、第16図は
同上のY−Y線断面図、第17図はスプリングと
アーク保護板を示す斜視図、第18図はスプリン
グ及びアーク保護板を配置した状態の概略図、第
19図は従来例の側面図である。 8……可動接点、10……固定接点、27……
スプリング、28……アーク保護板、28d……
遮蔽部、95……接点遮断機構。
Claims (1)
- 1 反転自在に軸支され先端部に固定接点と接離
する可動接点を装着した可動接触子と、反転自在
に軸支され先端部に回動操作自在な把手を設けた
ハンドルと、このハンドルに一端側を係止すると
共に前記可動接触子に他端側を係止してハンドル
の反転動作に可動接触子の反転動作を追従させる
反転作用ばねと、前記可動接触子の閉極側に位置
して前記可動接触子の閉極時に開離した状態で前
記可動接触子に対向する前記可動接触子を開極方
向に押圧可能な押圧部を設けた可動枠と、この可
動枠の押圧部を前記可動接触子側に移行させる方
向に前記可動枠をバネ付勢するスプリングと、前
記可動枠のバネ付勢方向への移動を阻止するよう
に前記可動枠に離脱自在に係合したラツチ板と、
このラツチ板を負荷の異常検出に応動して前記可
動枠から離脱方向に駆動する異常検出機構とで構
成する回路遮断器であつて、前記スプリングをア
ークから保護するためのアーク保護板をスプリン
グの伸縮と共に移動自在にスプリングに取付け、
回路開閉用のハンドルの回動操作には連動せずト
リツプ動作時にのみ前記両接点と前記可動枠、ス
プリング及びラツチ板との間に突出する遮蔽部を
アーク保護板より突出して成ることを特徴とする
回路遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350982A JPS58131634A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350982A JPS58131634A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 回路遮断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58131634A JPS58131634A (ja) | 1983-08-05 |
| JPH0345500B2 true JPH0345500B2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=14084312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9350982A Granted JPS58131634A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58131634A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022158367A1 (ja) | 2021-01-19 | 2022-07-28 | 三井化学株式会社 | 電池パック用ケース及び電池パック |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188459U (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-13 | 松下電工株式会社 | 回路遮断器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HU167833B (ja) * | 1973-07-09 | 1975-12-25 | ||
| JPS568127Y2 (ja) * | 1976-05-15 | 1981-02-23 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP9350982A patent/JPS58131634A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022158367A1 (ja) | 2021-01-19 | 2022-07-28 | 三井化学株式会社 | 電池パック用ケース及び電池パック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58131634A (ja) | 1983-08-05 |
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