JPH0192413A - 嵩高性複合繊維 - Google Patents

嵩高性複合繊維

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JPH0192413A
JPH0192413A JP62021471A JP2147187A JPH0192413A JP H0192413 A JPH0192413 A JP H0192413A JP 62021471 A JP62021471 A JP 62021471A JP 2147187 A JP2147187 A JP 2147187A JP H0192413 A JPH0192413 A JP H0192413A
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Kazuaki Toda
和昭 戸田
Akiro Kamaya
釜谷 彰郎
Shinji Ota
太田 信次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は嵩高性複合8Nに関する。本発明の嵩高性熱融
着複合IINは不織布の製造等に用いられる。
(従来の技術及びその問題点) 周知の様にステーブルファイバーはXl!雑のからみ合
いを持たせる為にmrILの束をクリンパ−ボックスに
強制的に押し込むことにより機械捲縮を発生させている
。この機械捲縮はジグザグ状の捲縮であり、不織布を製
造する場合、充分な嵩高が得られない。嵩高は不織布を
得る為には、丸いオメガ状もしくはコイル状の自然捲縮
が最も好ましい。
自然捲縮を発現する嵩i!8!i竹熱融着繊維としてポ
リエチレンのような低融点成分とポリプロピレンのよう
な高融点成分とを貼り合せた貼り合せハり複合繊維が使
用されているが、この繊維には次の様な問題点があった
■ 熱融着強力が小さい。これは第3図にその断面形状
を示すように貼り合せ型複合繊M6の場合、高融点成分
4を低融点成分5が完全に包囲しておらず、高融点成分
4が一部露出しているため、熱融着に寄与する低融点成
分5の表面積が小さく、また第4図に熱融着後の顕微鏡
写真を示すように高融点成分と低融点成分とが熱融着後
、剥れやすい為である。
嵩高になればなる程繊維同志の接点が減少する為、各接
点の融着強力が大きいことが重要になるが、貼り合せ型
複合繊維の場合、各接点の融着強力が小さいため、特に
問題となる。
■ 低融点成分と高融点成分とが剥れやすいので、粉が
発生しやすい。
■ 繊維の曲げ剛性が小さい為か、圧縮回復性が悪い。
■ 紡糸性が悪い。すなわち、貼り合せ型複合tlaH
は、溶融特性、結晶化特性の異なる樹脂が共に表面に露
出している為、紡糸性が悪く、安定した品質の繊維が効
率良く得られない。
■ 安定した嵩高特性のものがvlられない。なぜなら
ば貼り合せ型複合繊維は非常に捲縮が起りやすい為に、
捲縮をコントロールすることが難しく、安定した嵩高及
び安定したカード性のものが得られにくい。
従って本発明の目的は、従来の貼り合せ型複合繊維の上
記欠点を解消した嵩高性複合繊維を提供することにある
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは、鋭意研究の結果、下記の条件を満
足し、鞘成分が芯成分の全表面を実質的に覆っている鞘
芯型複合繊維が、融着強力が大きく、両成分の剥れによ
る粉の発生もなく、圧縮回復性にちりぐれ、紡糸性にも
すぐれ、さらに安定した嵩高特性を与えることを見い出
した。
(1)  芯成分/鞘成分の断面積比が4/6〜1/3
である。
(ii)  鞘芯型複合繊維の手心と芯成分の重心のず
れ(偏心率)へが複合繊維断面積と同一断面積の円の半
径Rの8〜35%である。
(iii)芯成分及び鞘成分に用いられた2種の手合体
のうち、紡糸後のMFR(− ASTM−DI238 (L) に 基づくヌル1〜フローレートを意味する。以下同様)値
の高い重合体の当該MFR値を高MFR1紡糸後のM’
FR値の低い重合体の当該MF’R値を低MFRと表示
すると、高MFR/低MFRの比が2以下であり、かつ
下式を満足する。
10≦(高MFR/低MFRの比)×偏心率(A>≦5
0第0図に本発明の偏心鞘芯型複合繊維の好ましい具体
例をその断面形状で示す。
同図において、1は芯成分、2は鞘成分、そして3は鞘
芯型複合繊維を示す。図中(A)は芯成分、複合繊維と
もに断面が円形であるもの、(B)は複合繊維の断面は
円形であるが、芯成分の断面はだ円形であって、その長
袖が図の垂直方向に伸びているもの、(C)は芯成分、
複合繊維ともにだ円形であり、その長袖が図の同一水平
方向に伸びているもの、(D)は芯成分の断面は円形で
あるが、複合繊維の断面はだ円形であって、その長軸が
図の水平方向に伸びているものをそれぞれ表わしている
。同図(A)〜(D)より明らがなように本発明の鞘芯
型複合11維は複合繊維の重心と芯成分の重心とが一致
せず、偏心している。
本発明の鞘芯型複合繊維において、鞘成分の融点が芯成
分の融点より20℃以上低いのが好ましく、芯成分とし
て好ましい重合体はポリプロピレン、特に結晶性ポリプ
ロピレンであり、鞘成分として好ましいm合体はポリエ
チレン、特に高密磨ポリエチレンである。
次に第1図を参照しながら、上記条件(i)〜(iii
)のそれぞれについて、その数値限定QRを説明する。
(+)芯成分/鞘成分の断面積比 芯成分1/鞘成分2の断面比が4/6未満の場合は充分
な自然捲縮が発現Uず嵩、高は繊維とならない。これは
内部応力差が小さすぎ、偏心していても嵩高発現性が充
分でない為と考えられる。他方7/3を超える場合にも
自然捲縮が発現せず、嵩高な繊維が得られない。これは
鞘成分の内部応力が小さすぎ偏心効果を打ち消している
為と思われる。さらにこの場合、鞘成分が芯成分の全表
面を覆いにくくなり、熱融着強力の低下や粉発生の原因
となる。従って芯成分/鞘成分の断面積比は4/6〜7
/3に限定され、515〜6/4の場合が特に好ましい
(ii)  重心のずれ(偏心率) 第1図において、Rを複合繊維断面積と同一断面積の円
の半径、rを芯成分断面積と同一断面積の円の半径、0
 を複合繊維の重心、02を8成分の重心とすると、0
 と02のずれ(偏心率)Aは下式によって求められる
上式によって求められる重心のずれ(偏心率)が半径R
の8%未満の場合は、充分な自然捲縮が発現せず嵩高は
繊維とならない。他方35%を越えると自然捲縮が細か
くなり過ぎ、嵩高な繊維が得られないと同時に、わずか
な製造条件等の外的条件の変化で捲縮が変り、安定した
自然捲縮が得られない。従って偏心率は8〜35%に限
定され、10〜25%が特に好ましい。
(iiil高MFR/低MFRの比及び(高MFR/低
MFRの比)×偏心率(A) 紡糸時に芯成分と鞘成分とは相似た溶融特性を有するの
が好ましく、高MFR/低MFRの比が2を越える場合
には、紡糸性が良くない。また高MFR/低MFRの比
が2を越える場合には自然捲縮が細かくなり過ぎ嵩高な
m雑が得られないので、高MFR/低MFRの比は2以
下に限定される。
また高MFR/低MFRと偏心率Aとの積が10未満の
場合には充分な自然捲縮が発現せず嵩高な繊維とならな
い。又、50を越える場合にはノズル吐出時にMFRの
低い側に引きつり、紡糸性が低下りるのみならず、自然
捲縮が細かくなり過ぎ嵩高な繊維が得られないと同時に
安定した自然捲縮も得られない。従ってこれらの積は1
0〜50に限定される。
又、嵩高の圧縮抵抗及び圧縮回復性並びに紡糸性の点か
らは芯成分のMFRは20〜45が好ましい。
なお、より適切な自然捲縮を得る為には、偏心率が大き
く高MFR/低MFRの比が上限の2.0の場合、どち
らかと言えば紡糸温度は高く、ドラフト率は小さく冷却
条件はゆるやかに紡糸し、延伸温度は高く、延伸倍率は
押えて延伸するのが好ましい。又、この時、延伸前の予
熱は行なわない方が良い。すなわち内部歪を押える方向
で製造するのが好ましい。他方、偏心率が小さく、高M
FR/低MFRの比が1.0の場合には逆に、どちらか
と言えば紡°糸温度は低く、ドラフト率は大きく、冷却
条件は強く紡糸し、延伸温度は低く、延伸倍率は高目に
延伸するのが好ましい。すなわち内部歪を大きくする方
向で製造するのが好ましい。又、この時、延伸前の予熱
を行なっても良いが、80℃以上とすると結晶化が進み
捲縮が細かくなりすぎて嵩高とならない為、60℃以下
とするのが良い。
すなわち本発明の範囲内であれば紡糸条件、延伸条件に
より自然捲縮発現力をコントロールできるが、本発明の
範囲を越えると自然捲縮発現力をコントロールできない
以上、本発明の鞘芯型複合繊維の数値条件の限定意義に
ついて述べてきたが、これらの条件を満足する本発明の
鞘芯型複合繊維は、該複合繊維を例えば30%以上含む
嵩高不織布の製造に好ましく用いられる。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 一軸押出機2台とホール径0.6履の複合繊維用円形ノ
ズルからなる偏心鞘芯型複合繊維紡糸設備を使い、芯成
分として結晶性ポリプロピレン(宇部興産J109G)
、鞘成分として高密度ボリエヂレン(昭和電工F620
0)を60:40の比率で、紡糸温度250℃、引取り
速度1200n/l1linで紡糸し、単糸デニール6
、Odeの偏心鞘芯型複合繊維を得た。紡糸性は良好で
、1時間連続紡糸して全く紡糸切れもなく安定していた
なおこの時、冷却風温は20℃と比較的ゆるやかな条件
で冷却した。又、最高引取り速度は1450n/min
であった。
得られた複合繊維は、芯成分/鞘成分の断面積比が6/
4で、複合繊維の重心と芯成分の重心とのずれ(偏心率
)Aが複合繊維断面積と同一断面積の円の半径Rの13
%であった。又、同一紡糸条件で紡糸後の芯成分と鞘成
分のMFRは、それぞれ26.42で、高MFR/低M
FRの比は1.62となり、高MFR/低MFRの比と
偏心率Aとの積は21.1であった。
このマルチフィラメントを300本集めてトータルデニ
ールを約40万としステーアルファイバー試作設備にて
90℃で3.5倍延伸、オイリング、捲縮加工、カット
、乾燥、熱処理を行ない、単糸デニール2de、カット
長51m、捲縮数12個/インチのステーブルファイバ
ーを得た。
なお、捲縮加工を行なうクリンパ−は巾25mmの金属
ロール2木からなり、通常機械捲縮を付与する場合に用
いられるスタフィンボックスは使用せずクリンパ−ロー
ルの引取りのみにより自然捲縮を発現さぜた。延伸に際
し、予熱しなくても充分な自然捲縮が得られ、得られた
ステーブルは機械捲縮のジグザグ型とは異なり、丸型で
、非常に嵩高な繊維である。
とのステーアルファイバーを350mm巾のサンプルカ
ード機に通し、目付25g/麓の均一なウェブを作製し
た。この時、カード通過性は全く問題なく非常に嵩高な
ウェブが得られた。このウェブを巾350InIR1速
度57fl/minの金網ベルトに乗せ、風1140℃
、風速2.2TrL/secの熱風を5秒間吹き付けて
熱風融着不織布を作製した。
得られた不織布を電子顕微鏡(倍率1000)で観察し
たところ、第2図に示すように、完全に融着していた。
この不織布の均一性、裂断長、初期嵩、圧縮抵抗、圧縮
回復は表1に示したようにいずれも良好であった。
実施例2 偏心率を大ぎくしたノズルを用い、実施例1と同様の方
法で芯成分/鞘成分の断面積比が4/6、偏心率が27
%で高MFR/低MFRX偏心率が43.7である(高
MFR/低MFRの比は1.62で実施例1と同一であ
る)鞘芯型複合繊維を作製し、実施例1と同様に不織布
とした後、性能の評価を行なった。結果は表1に示すよ
うにいずれも良好であった。
実施例3 実施例1と同様の方法にて、芯成分として結晶性ポリプ
ロピレン(宇部興産J 130G) 、鞘成分として高
密度ポリエチレン(旭化成J310)を50 : 50
の比率で紡糸温度220℃、引取り速U1300m/m
inで紡糸し、単糸6.Odeノ偏心鞘芯型複合繊維を
得た。なお、この時冷却風温は10℃と比較的に強い冷
却条件にて紡糸したが紡糸性は全く問題なかった。
得られた複合繊維の芯成分/鞘成分の断面積比は515
で、偏心率は20%で、同一紡糸条件で紡糸後の芯成分
と鞘成分のMFRは各々37.38で高MFR/低MF
Rの比は1,03であり、高MFR/低MFRの比と偏
心率の積は20.6であった。
このフィラメントから実施例1と同様の方法にてステー
アルファイバーを得たが、この時、延伸前の予熱は60
℃にて行なった。得られたステーブルファイバーは捲縮
数10個/インチの自然捲縮を有する嵩高な繊維であっ
た。実施例1と同様に、このステーアルファイバーから
不織布を得たが、この不織布は表1に示すJ、うに全て
の物t#1において良好なものであった。
実施例4 芯成分として結晶性ポリプロピレン(宇部興産J130
G)、鞘成分として高密度ポリエチレン(旭化成J32
0)を50 : 50の比率で実施例3と同様の方法に
て紡糸、延伸して嵩高な複合繊維を得た。実施例3と同
様に、得られた複合繊維の芯成分/鞘成分の断面積比は
515で、偏心率は20%であった。また、同一条件で
紡糸後の芯成分と鞘成分のMFRは各々37.20であ
り、高MFR/低MFRの比は1.85であり、高MF
R/低MFRの比と偏心率の積は37.0であった。
この複合繊維から得られた不織布の物性試験結果を表1
に示したが、いずれも良好な値を示した。
実施例5 芯成分として結晶性ポリプロピレン(三井東圧化学J2
H−G)、鞘成分として高密度ポリエチレン(昭和電工
5110)を60 : 40の比率で用い、実施例1と
同一方法にて芯成分/鞘成分の断面積比6/4、偏心率
13%の複合繊維を得た。
この時の芯成分のMFRは18で鞘成分のMFRは27
であり、高MFR/低MFRの比は1.50であり、高
MFR/低MFRの比と偏心率の積は19.5となった
。得られた不織布は表1に示すごとく、嵩高性等の各種
物性が優れたものであった。
実施例6 芯成分として結晶性ポリプロピレン(宇部興産R815
38) 、高密度ポリエチレン(旭化成J130G)を
50 : 50の比率で用い、実施例3と同一方法にて
芯成分/鞘成分の断面積比515、偏心率20%の複合
繊維を19だ。この時の芯成分のMFRは50で、鞘成
分のMFRは38であり、高MFR/低MFRの比は1
.32であり、il’1MFR/低MFRの比と偏心率
の積は26.4となった。この複合繊維から得られた不
織布は表1に示す如く嵩高性等の諸性質において優れた
ものであった。
比較例1 ホール径0.6InInの貼り合ゼ型複合繊維用円形ノ
ズルを用い、高融点成分として結晶性ポリプロピレン(
宇部興産J109G) 、低融点成分として高密度ポリ
エチレン(昭和電工F6200)を50 : 50の比
率にて、紡糸温度250℃、冷却風温20℃で単糸6.
Odeの糸を紡糸したが、紡糸性が悪く、最高引取り速
度は860 m/minまでしか上げられず、800m
/1linにて紡糸した。
得られた複合!1tIiは芯成分/鞘成分の断面積比が
515で第3図に示す様に複合繊維表面の40%に高融
点成分が露出している。又、同一紡糸条件で紡糸後の高
融点成分と低融点成分のMFRは6各28.40であり
、高MFR/低MFRの比は1.43であった。実施例
1と同様の方法にて、このフィラメントからステーアル
ファイバーを作製したが捲縮が細かくなりやすく、出来
るだけ内部歪の発生しにくい条件下で行なっても捲縮数
14個/インチ以下の自然捲縮が得られなかった。
又、捲縮も不均一であった。このステーアルファイバー
をサンプルカードにかけたところ、カードスピードを上
げると細かい粉落ちが観察され、又、カード通過性も悪
く、数回カード磯を通さなければ均一なウェアが得られ
なかった。
さらに不織布を作製し裂断長等を測定したところ、実施
例のものに比べ劣っていた。この複合繊維から得られた
不織布を電子顕微鏡(倍率1000)で観察したところ
、第4図の様に低融点成分の剥れが各所に見受けられた
。又、嵩高特性も実施例のものに比べ劣っていた。
比較例2 実施例2と同様の方法で、偏心率が本発明の範囲外の4
0%である(高MFR/低MFRの比と偏心率の積も本
発明の範囲外の64.0である)複合!l維を作製した
ところ、鞘成分が繊維全体を覆いきれず、芯成分が一部
露出した繊維となり、程度の差は小さいが比較例1と同
じ様な現象が見受けられた。
比較例3 実流例3と同様の方法で、偏心率を本発明の範囲外の7
%としたところ、充分な自然捲縮が得られなかったので
スタフィンボックスを低圧力で使用し、少し機械捲縮を
付加させて捲縮数10個/インチの嵩高mMを得た。こ
の嵩高繊維から得られた不織布の評価を行なったところ
、嵩高特性等において実施例のものより劣っていた。
比較例4及び5 実施例1と同様の方法にて、芯成分/鞘成分の断面積比
を本発明の範i外の3/7(比較例4)、8/2(比較
例5)としたところ、いずれも充分な嵩高性が得られな
かった。さらに比較例5の断面積比8/2の場合には鞘
成分が芯成分の全表面を覆いにくい為か、紡糸性が悪く
、又粉落らがあリ、不織布の均一性にも欠けていた。
比較例6 鞘成分として高密度ポリエチレン(チッソ M2O3)
を用いた以外は実施例2と同一方法にて複合繊維を得た
。同一紡糸条件で紡糸後の鞘成分のMFRは65であっ
た。従ってこの時の高MFR/低MFRの比は本発明の
範囲外の2.50であり、高MFR/低MFRの比と偏
心率の積も本発明の範囲外の67.5であった。嵩高性
は充分でなく、又、この複合繊維の紡糸性は劣り、さら
に鞘成分の分子量が小さい為、融着強度も低かった。
比較例7 芯成分として結晶性ポリプロピレン(三井東圧化学J2
H−G)を用いた以外は実施例3と同一方法にて複合!
l維を得た。同一紡糸条件で紡糸後の上記芯成分のMF
Rは15であり、高MFR/低MFRの比は本発明の範
囲外の2.53、高MFR/低MFRの比と偏心率の積
も本発明の範囲外の50.6であった。この複合繊維で
は嵩高性が不十分であり、紡糸性も良くなかった。
比較例日 鞘成分として高密度ポリエチレン(日本石油化学E75
0−C)を用いた以外は実施例3と同一方法にて複合繊
維を得た。同一紡糸条件で紡糸後の上記鞘成分のMFR
は17であり、高MFR/低MFRの比は本発明の範囲
外の2.18であり、直MFR/低MFRの比と偏心率
の積は43.6であった。この複合繊維では嵩高性が不
十分であり、紡糸性も良くなかった。
表1中の諸物性の測定方法は下記の通りである。
紡糸性:5分間紡糸切れがなく安定した紡糸が可能な最
高引取り速度にて評価した。
裂断長;破断強度(り)X(1/試料巾(m))×(1
/目付(g/ゴ)) すなわち、裂断長は自重で破断する長さに等しい。
初期嵩;不織布を5 X 5 cryに切断し、8枚積
み屯ねる。1.0g/Ciの平面荷重を1分間加え、1
部除重し、0.25り/aiの平面荷重を加えたまま、
各辺の中間点4点を測定し不織布の容積を口出する。
この容積を供試不織布の重量で除して比容積を求めた。
圧縮抵抗;初I91嵩を測定した後B、O’J/ciの
平均荷重を加え124時間後の比容積を測定し、嵩の減
少より圧縮抵抗を評価した。
圧縮回復;圧縮抵抗測定後除重し、0.25L:j/d
の平均荷重をかけて所定時間後の比容積を測定し、嵩の
回復より圧縮回復性を評価した。
(発明の効果) 本発明の偏心鞘芯型複合繊維は上記数値条件を満たすこ
とにより、1lli!6強力が大きい、鞘成分、芯成分
の剥れによる粉の発生がない、圧縮回復性にすぐれてい
る、安定した嵩高特性を与える等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の鞘芯型複合繊維の断面図、第2図は
本発明の鞘芯型複合繊維を用いて1qられた熱融着不織
布の電子顕微鏡写真、第3図は従来の貼り合せ型複合繊
維の断面図、第4図は従来の貼り合せ型複合繊維を用い
て得られた熱融着不織布の電子顕微鏡写真である。 1・・・芯成分、2・・・鞘成分、3・・・鞘芯型複合
繊維、4・・・高融点成分、5・・・低融点成分、6・
・・貼り合せ型複合繊維。 特許出願人 宇部日束化成株式会社 代理人 弁理士 中 村 静 男 第1図 (A) (B)  (C)  CD) 第3図 第2図 第4図 ×1000 手続補正」:(自発) 昭和63年1月22日 1、事件の表示 昭和62年特許願第21471号 2、発明の名称 嵩高性複合繊維 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称  宇部L」東化成株式会社 4、代理人 住 所 〒104東京都中央区新川2丁目10番6号カ
ヤヌマビル 802号 5、補正の対象 (1)  明細書の特許請求の範囲の欄(2)  明細
書の発明の詳細な説明の欄6、補正の内容 (1)  特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)  明細書第2頁11行、第6頁14行及び第7
頁14行の[嵩高はJを1嵩高なJに訂正する。 (3)  同第4頁15〜17行のr(ii)  鞘芯
型・・・・・・35%である。」を1文に訂正する。 r(ii)  複合繊維断面積と同一断面積の円の半径
をR,複合繊維の中心と芯成分の重心との距離をDとし
た時に式 %式%() によって求められる偏心率Aが8〜35%である。1 (4)  同第6頁r行及び第7頁8行の「複合繊維の
重心」を1複合繊維の中心Jに訂正する。 (5)  同第7頁5行及び同頁下から8行の]゛重心
のずれ(偏心率)」を1偏心率1に訂正する。 (6)  同第7頁7〜8行の[rを芯成分断面積・・
・・・・円の半径、」を削除する。 (7)  同第7頁9〜10行の「01と02のずれ(
偏心率)AJをrOlと02の距離をDとした時、偏心
率A」に訂正する。 (8)  同第7頁11行の式を (9)  同第11頁5〜7行の[複合繊維の重心・・
・・・・半径Rの」を1偏心率A」に訂正する。 (10)  第1図を別紙図面に未配した通りに訂正す
る(差し替え用の訂正図面を添付する)。 2、特許請求の範囲 (1)下記の条件(i) 、 (ii)及び(iii)
を満足し、鞘成分が芯成分の全表面を実質的に覆ってい
ることを特徴とする鞘芯型複合繊維。 m  芯成分/鞘成分の断面積比が476〜7/3であ
る。 A=−X100(%) (iii)芯成分及び鞘成分に用いられた2種の重合体
のうち、紡糸後のMFR値の高い重合体の当該MFR値
を高MFR1紡糸後のMFR値の低い重合体のMFR値
を低MFRと表示すると、高MFR/低MFHの比が2
以下であり、かつ下式を満足する。 10≦(高HFR/低HFRの比)×偏心率(A)≦5
0第1図 (A) (B)  (C)  (D) 第3図 手続補正書く方式) %式% 1、事件の表示 昭和62年特許願第21471号 2、発明の名称 嵩高性複合繊維 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称  宇部日東化成株式会社 4、代理人 住 所 〒104東京都中央区新川2丁目10番6号カ
ヤヌマビル 802号 昭和63年9月6日 6、補正の対象 昭和63年1月22日提出の手続補正書(自発)の6率
)AJを「01と02の距離をDとした時、偏心率AJ
に訂正する。 (8)  同第7頁11行の式を Ir     D A=−X100(%)JJに訂正する。 (9)  同第11頁5〜7行の「複合繊維の重心・・
・・・・半径Rの」をF偏心率A、jに訂正する。 (10)第1図を別紙図面に未配した通りに訂正する(
差し替え用の訂正図面を添付する)。 (なお第3図は変更なし)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  (1) 下記の条件(i),(ii)及び(iii)
    を満足し、鞘成分が芯成分の全表面を実質的に覆ってい
    ることを特徴とする鞘芯型複合繊維。 (i) 芯成分/鞘成分の断面積比が4/6〜7/3で
    ある。 (ii) 鞘芯型複合繊維の重心と芯成分の重心のずれ
    (偏心率)Aが複合繊維断面積と同一断面積の円の半径
    Rの8〜35%である。 (iii) 芯成分及び鞘成分に用いられた2種の重合
    体のうち、紡糸後のMFR値の高い重合体の当該MFR
    値を高MFR、紡糸後のMFR値の低い重合体のMFR
    値を低MFRと表示すると、高MFR/低MFRの比が
    2以下であり、かつ下式を満足する。 10≦(高MFR/低MFRの比)×偏心率(A)≦5
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