JPH019747Y2 - - Google Patents

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JPH019747Y2
JPH019747Y2 JP16276984U JP16276984U JPH019747Y2 JP H019747 Y2 JPH019747 Y2 JP H019747Y2 JP 16276984 U JP16276984 U JP 16276984U JP 16276984 U JP16276984 U JP 16276984U JP H019747 Y2 JPH019747 Y2 JP H019747Y2
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JP
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bolt
head
bracket
vehicle body
insertion hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車の車体の技術分野で利用さ
れ、特にマウント部の構造に関するものである。
(従来の技術) 自動車の車体における、従来のマウント部の構
造は、例えば実開昭58−153171号公報に開示され
ているように、シヤーシフレームとキヤビンとを
ブラケツトおよびボルトを介して結合するもので
あるが、ボルトで結合するには作業者が手でボル
トの頭部を固定したうえで、ナツトを締め付ける
ように構成されていた。しかしながらマウント部
をボルトで締結するのに、例えばキヤビンをシヤ
ーシフレームに取り付ける際などのように、作業
者の手がボルトの頭部に迄届かず、ボルトを固定
できない場合があり、組立作業性が悪かつた。ま
た単にボルト頭部の回り止めのみを施こした場合
は、ナツトを締め付けるときにボルトの頭部が回
り止め部材の上に乗つて浮き上がり、完全なボル
トの締結が出来ないという問題があつた。
さらに例えば従来キヤビンをシヤーシフレーム
に締結してからキヤビンの床にフロアマツトを敷
いていたのを、先にキヤビンの床にフロアマツト
を敷き、このフロアマツトの端末をトリムで押え
て見映えを良くしようとしても、締結作業時のボ
ルトの固定が出来ないため、このような組付工程
の変更は困難であつた。このように自動車の車体
の構成部材をボルト結合するに際し、ボルトの固
定を簡単かつ確実に行ないうるようにしたマウン
ト構造は未だ出現していないのが現状である。
(考案の目的) この考案は前記の問題点にかんがみ、自動車の
車体の構成部材をボルト結合するマウント部にお
いて、ボルトの固定を簡単かつ確実に行ないうる
ようなマウント構造を提供することを目的とす
る。
(考案の構成) この考案の前記の目的を達成するための手段
は、車体を構成する車体構成部材を弾性部材を介
して相互にボルトによつて結合するマウント部に
おいて、前記ボルトの頭部を固定する側の車体構
成部材には、該ボルトの頭部と係合して該ボルト
の回転を止める側壁部とこの側壁部に対して交又
して前記ボルトをボルトの軸方向にボルト頭部を
挿入できるボルト挿入孔を設けた上壁部とを有す
るハツト形状のブラケツトが設けられ、このブラ
ケツトとボルトとの間に配置され、ボルトの抜け
を止めるストツパ部材によつて、前記ボルトが固
定されていることを特徴とする自動車のマウント
構造に係る。
この考案の作用は、ハツト形状のブラケツトの
側壁部によつてボルトの頭部の回り止めがなさ
れ、さらにボルトとブラケツトとの間にストツパ
部材を配置したことにより、ボルトの頭部が浮き
上るという不都合もなく、ボルトの抜け止めを完
全となし、ボルトの頭部に手が届かなくともナツ
トを確実に締付けうるもので、自動車の使用中に
ボルトが緩むことがないものである。
(実施例) 以下には図面を参照しつつこの考案の実施例を
説明する。
この実施例は第4図の部分のマウント構造で
あつて、第1図乃至第3図に示し、その主要部は
車体を構成する車体構成部材としてのシヤーシフ
レーム1とキヤビン2とを結合するものであり、
シヤーシフレーム1に固定された弾性部材3を介
してボルト4によつて結合される。そしてキヤビ
ン2がボルト4の頭部4aを固定する側の車体構
成部材となる。しかしてキヤビン2にはブラケツ
ト5が設けられる。ブラケツト5はボルト4の頭
部4aが係止してその回転を止める側壁部5a
と、この側壁部5aと交又してボルト4を挿入で
きるボルト挿入孔5bを設けた上壁部5cとを有
しており、その側面形状が第1図に示すようにハ
ツト状をなす。またブラケツト5とボルト4との
間に弾性材よりなるストツパ部材6が配置されて
ボルト4が固定される。
以下さらに各部の詳細を第1図ないし第8図を
参照して説明すると弾性部材3はシヤーシフレー
ム1に固定した外部材3a、内部材3bとこの両
部材に接着したゴム弾性部材3cとでなつてい
る。ブラケツト5はその取付座5dによつてキヤ
ビン2の一部を構成する補強材2aに取り付けら
れており、ボルト4のねじ部4bは補強材2aに
穿設されたボルト孔2bおよび弾性部材3の内部
材3bに穿設されたボルト孔3dを貫通して締結
される。ボルト4の頭部4aは円形の一部に回り
止めのための平行面4c,4cが形成されてい
る。またブラケツト5の側壁部5a,5a間の間
隔W1は、平行面4c,4cの幅W2よりも若干広
く形成されている。さらにブラケツト5のボルト
挿入孔5bの幅W3も平行面4c,4cの幅W2
りも若干広く形成される。またボルト挿入孔5b
の深さH1はボルトの頭部4aの高さH2よりも若
干大きく形成されている。また頭部4aの円弧部
直径Dは側壁部5a,5a間の間隔W1よりも若
干大きく構成されている。
ストツパ部材6は基部6aとつまみ部6bとよ
りなり、その平面形状はいずれも小判形をなす
(第3図参照)。そしてつまみ部6bの平面形状の
長手寸法L1はボルト挿入孔5bの幅W3より若干
大とし、また基部6aの平面形状はつまみ部6b
のそれよりさらに大とし、その長手寸法L2はボ
ルト挿入孔5bの幅W3より相当大とする。さら
に基部6aの高さH3はブラケツト5の上壁部5
cの高さH4と頭部4aの高さH2との差より若干
大となるように形成されている。また基部6aの
幅W4はボルト挿入孔5bの幅W3より若干せまく
形成されている。
次に前記実施例の作用につき述べる。
まずボルト4のねじ部4bをブラケツト5側か
らボルト孔2bに挿入し、頭部4aの平行面4c
をブラケツト5のボルト挿入孔5bに沿わせる
と、ボルト挿入孔5bの幅W3は平行面4c,4
cの幅W2より大であるから、頭部4aはボルト
挿入孔5bに挿入され、また頭部4aの円弧部直
径Dは側壁部5aの間隔W1より大であるから、
頭部4aの下面はボルト挿入孔5bの底面に当接
する。(第6図参照)。この状態で、頭部4aを第
6図において左回りに回転させるとボルト挿入孔
5bの深さH1は頭部4aの高さH2より大である
から頭部4aは上壁部5cの下部にもぐりこみ、
平行面4c,4cと側壁部5aとが平行状態とな
る。このとき側壁部5aの間隔W1は対辺4cの
幅W2より大であるから、頭部4aは側壁部5a
の間に落し込まれて回り止めされ、第7図に示す
状態となる。
次に頭部4aの上面と上壁部5cと下面との間
にストツパ部材6を取り付ける。その取り付けは
ストツパ部材6の長手方向をボルト挿入孔5bの
方向と一致させて頭部4aの上面に載せ、プライ
ヤ等の工具でつまみ部6bをつまみ、上から見て
左回りに回動させると、基部6aの高さH3は頭
部4a上面と上壁部5cの下面とのすき間の寸法
より若干大であるから、基部6aの長手方向の両
端部は頭部4aの上面と上壁部5cの下面との間
に弾性によつて圧縮変形されてもぐり込み、さら
につまみ部6bの長手方向の両端部はボルト挿入
孔5bの両側面と当接して弾性変形することによ
り、ストツパ部材6はブラケツト5に固定される
と共に、ボルト4の頭部4aも抜け止めされて、
ボルト4はキヤビン2に固定される。この状態で
ボルト4のねじ部4bを弾性部材3のボルト孔3
dに挿入し、ナツト7によつて締め付けることに
より、キヤビン2はシヤーシフレーム1に締結さ
れる。この際ボルト4の頭部4aはブラケツト5
の側壁部5aによつて回り止めされているのみな
らず、ストツパ部材6によつて抜け止めされてい
るから、ナツト7による締め付けが強固に行なわ
れる。
(考案の効果) この考案は前記のように、自動車の車体構成部
材相互のマウント部において、締結のためのボル
トの頭部をブラケツトによつて回り止めすると共
に、ストツパ部材によつてボルトの抜け止めを施
こすようにしたマウント構造であるから、ボルト
の頭部に作業者の手が届かない個所であつてもボ
ルトが確実に固定されて、ナツトによる締結が容
易かつ確実に行ないうるため、車体組立の作業性
が向上するのみならず、あらかじめボルトを一方
の車体構成部材に固定しておけるから、車体組立
の工程順に変更することも可能であり、組付性も
向上するという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれもこの考案の実施例を示し、第1
図は第4図の部に示すこの実施例のマウント構
造の縦断側面図、第2図は第1図−線におけ
る断面図、第3図は第1図の平面図であり、第4
図はこの実施例における自動車の側面図であり、
第5図乃至第7図は作用説明斜視図であり、第8
図はストツパ部材の斜視図である。 1……シヤーシフレーム(車体構成部材)、2
……キヤビン(車体構成部材)、3……弾性部材、
4……ボルト、4a……頭部、5……ブラケツ
ト、5a……側壁部、5b……ボルト挿入孔、5
c……上壁部、6……ストツパ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体を構成する車体構成部材を弾性部材を介し
    て相互にボルトによつて結合するマウント部にお
    いて、前記ボルトの頭部を固定する側の車体構成
    部材には、該ボルトの頭部と係合して該ボルトの
    回転を止める側壁部とこの側壁部に対して交又し
    て前記ボルトをボルトの軸方向にボルト頭部を挿
    入できるボルト挿入孔を設けた上壁部とを有する
    ハツト状のブラケツトが設けられ、このブラケツ
    トとボルトとの間に配置され、ボルトの抜けを止
    めるストツパ部材によつて、前記ボルトが固定さ
    れることを特徴とする自動車のマウント構造。
JP16276984U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH019747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16276984U JPH019747Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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JP16276984U JPH019747Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS6176775U JPS6176775U (ja) 1986-05-23
JPH019747Y2 true JPH019747Y2 (ja) 1989-03-17

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JP16276984U Expired JPH019747Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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