JPH0210337Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210337Y2
JPH0210337Y2 JP1984185752U JP18575284U JPH0210337Y2 JP H0210337 Y2 JPH0210337 Y2 JP H0210337Y2 JP 1984185752 U JP1984185752 U JP 1984185752U JP 18575284 U JP18575284 U JP 18575284U JP H0210337 Y2 JPH0210337 Y2 JP H0210337Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronizer
gear
cup
lubricating oil
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984185752U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6199726U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984185752U priority Critical patent/JPH0210337Y2/ja
Publication of JPS6199726U publication Critical patent/JPS6199726U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0210337Y2 publication Critical patent/JPH0210337Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシンクロナイザーカツプ内部の潤滑油
が届き難い部位に潤滑油を供給するようにしたシ
ンクロナイザー組立体に関するものである。
(従来技術) 第3図を参照して例えば農用トラクタの変速機
に使用されているシンクロナイザー組立体の従来
例を説明する。
第3図において、2枚のシンクロナイザーカツ
プ10の内方にはブロツクピン12で連結された
2枚のシンクロナイザーリング14が夫々収容さ
れており、シンクロナイザーリング14とシンク
ロナイザーカツプ10の間には摺接面16が設け
られている。2枚のシンクロナイザーリング14
の間にはハブ18が配置されており、ハブ18の
フランジ20にはブロツクピン12が貫通してい
る。
以上のようなシンクロナイザー組立体の潤滑は
全体を油中に浸漬すると摺接面16にドラツグト
ルクが発生し、変速時の同期作用が適正に働かな
くなるので、摺接面16の下端部のみを油面21
内に浸漬して潤滑するか、或はギヤ(図示せず)
潤滑用のパイプ22から潤滑油を吹き付けて潤滑
するようにしている。
しかしながら運転中のシンクロナイザー組立体
は高速で回転するので、回転による遠心力で潤滑
油が跳ね飛ばされて摺接面16の下端部のみの潤
滑油浸漬やシンクロナイザーカツプ10の外方か
らの潤滑油の吹付けでは摺接面16等のシンクロ
ナイザー組立体内部に潤滑油が届かず、摺接面1
6等が潤滑油不足で過高温になるという問題があ
る。
(考案の目的) 本考案は潤滑油が届き難いシンクロナイザーカ
ツプで囲まれた部位に潤滑油を供給することがで
きるシンクロナイザー組立体を提供することを目
的としている。
(考案の構成) 本考案は、半径方向外方に延びる円板状の側面
と該側面の半径方向外方端部に形成された円錐状
の摺接面を有するシンクロナイザーカツプと、半
径方外方端面が上記シンクロナイザーカツプの摺
接面に摺接するシンクロナイザーリングと、シン
クロナイザーカツプの軸方向外方側の側面に隣接
する動力伝達用のギヤを備えたシンクロナイザー
組立体において、ギヤに潤滑油を吹き付ける吹付
け機構を備え、ギヤの噛合い部に対応する位置の
シンクロナイザーカツプ側面部分に、ギヤ噛合い
部における飛散潤滑油を組立体内部に導入するた
めの貫通孔を形成している。
(実施例) 本考案を適用した例えば農用トラクタの変速機
に使用されるシンクロナイザー組立体を示す第1
図において、第3図と同一符号を付した部分は同
一あるいは相当部分を示す。
第1図において、2枚のシンクロナイザーカツ
プ10の外方側面には入力ギヤ(又は出力ギヤ)
30,32がシンクロナイザーカツプ10と接触
状態で配置されている。32は例えば第1速用の
入力ギヤ(又は出力ギヤ)であり、入力ギヤ(又
は出力ギヤ)32の外歯34と噛み合うギヤ36
が設けられている。同様に例えば第2速用の入力
ギヤ(又は出力ギヤ)30の外歯35に噛み合う
ギヤ38が設けられている。
入力ギヤ(又は出力ギヤ)30,32の筒状部
40はシンクロナイザーカツプ10のスプライン
孔から内方に伸びており、筒状部40の外周面に
形成されたドツグ歯44(スプライン)がシンク
ロナイザーカツプ10のスプライン42に噛み合
つている。また入力ギヤ(又は出力ギヤ)30,
32は軸受46を介して出力軸(又は入力軸)4
8に回転自在に軸支されている。筒状部40の内
方端面はハブ18は噛み合つているスリーブ50
に接触している。スリーブ50のドツグ歯52は
ハブ18のスプライン54に噛み合つており、ス
リーブ50とハブ18は軸方向にスライド自在で
ある。又スリーブ50は出力軸(又は入力軸)4
8とスプライン嵌合されており動力を伝達するよ
うになつている。
ハブ18のフランジ20はシフトヨーク(図示
せず)により軸方向に移動され、図示の中立状態
から摺接面16で同期作用を働かせ、同期が完了
すれば、第1速あるいは第2速にシフト可能なよ
うになつている。
2枚のシンクロナイザーリング14の間にはス
ラストピース56が設けられており、スラストピ
ース56は内部にスプリング58を備えてハブ1
8に嵌合している。
シンクロナイザーカツプ10の側面には貫通孔
60a,60b,60cが穿孔されている。貫通
孔60aは第2図に示すように入力ギヤ(又は出
力ギヤ)32のピツチ円軌跡62上の円周方向に
等間隔を隔てて例えば4箇所に設けられている。
同様に貫通孔60bは入力ギヤ(又は出力ギヤ)
30のピツチ円軌跡64上に設けられており、貫
通孔60cは第3速用のギヤ(図示せず)のピツ
チ円軌跡65上に配置されている。
次に作用を説明する。運転時には入力ギヤ(又
は出力ギヤ)30,32には潤滑油がパイプ22
(第3図)から吹き付けられており、例えば入力
ギヤ(又は出力ギヤ)32がギヤ36と噛み合つ
ている第1速時には、入力ギヤ(又は出力ギヤ)
32の噛合い部から付着した潤滑油が噛み合いに
よつて周囲に飛び散る。このとき入力ギヤ(又は
出力ギヤ)32のピツチ円軌跡62上には貫通孔
60aが配置されているので、入力ギヤ(又は出
力ギヤ)32の噛合い部から飛散した油滴は貫通
孔60aからシンクロナイザーカツプ10の内方
に侵入し、油滴は第1図の摺接面16、ブロツク
ピン12とフランジ20の摺動面66およびスプ
リング58の圧接面68等に付着して潤滑する。
この潤滑は適度の油量で行なわれるので、油量
が多すぎる場合のようにドラツグトルクを発生し
て同期作用に悪影響をおよぼす恐れはない。
また入力ギヤ(又は出力ギヤ)30がギヤ38
と噛み合う第2速時には入力ギヤ(又は出力ギ
ヤ)30のピツチ円軌跡64上に配置された貫通
孔60bから油滴がシンクロナイザーカツプ10
の内方に侵入して前述の摺接面16等を潤滑す
る。
更にシンクロナイザー組立体を第3速用に使用
した場合にも、シンクロナイザーカツプ10には
貫通孔60cが穿孔されているので、新たに第3
速用のシンクロナイザーカツプ10に交換する必
要はない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案のシンクロナイザー
組立体は、シンクロナイザーリング14とシンク
ロナイザーリング14の外周面に摺接するシンク
ロナイザーカツプ10を有するシンクロナイザー
組立体において、シンクロナイザーカツプ10の
側面のギヤ噛合い部に面した位置に潤滑用の貫通
孔60a,60b,60cを形成したので、シン
クロナイザーカツプ10の内方の摺接面16等の
従来では潤滑し難い部位を、貫通孔60a,60
b,60cを通つて侵入する入力ギヤ(又は出力
ギヤ)30,32の噛合い部から周囲に飛び散つ
た油滴で潤滑することができる。
貫通孔60a,60b,60cから侵入する油
量は例えばシンクロナイザー組立体全体を油中に
浸漬した場合と比較して少量であるので、摺接面
16でドラツグトルクが発生して変速時の同期作
用に悪影響をおよぼす恐れはなく、正常な同期動
作を発揮できる。
本考案の利点をまとめてみると、シンクロナイ
ザー組立体で不足する潤滑油を補充するための技
術であり、外部から潤滑油を導入できるようにシ
ンクロナイザーカツプに形成する貫通孔の形成位
置に工夫をこらし、シンクロナイザー組立体の潤
滑性能を向上させているのである。
即ちギヤ30又は32に潤滑油を吹き付ける吹
付け機構(パイプ22)を備え、シンクロナイザ
ーカツプ10の側面に潤滑油取り入れ用の貫通孔
60aを形成し、かつこの貫通孔60aの位置
を、ギヤ30又は32の噛合い部に対応させてい
るのである。それによりギヤ噛合い部で飛散する
潤滑油を貫通孔60aからシンクロナイザー組立
体内に取り入れ、潤滑性能を向上させることがで
きる。
(別の実施例) (1) 本考案は実施例のようなブロツクピン12を
有する所謂ピンタイプのシンクロナイザー組立
体に限らず、少なくともシンクロナイザーカツ
プ10とシンクロナイザーリング14を備えて
いれば別タイプのシンクロナイザー組立体にも
応用することができる。
(2) 貫通孔は異なるピツチ円軌跡に対応して第1
速〜第3速用に夫々穿孔されている実施例のよ
うな場合に限らず、少なくとも単一のピツチ円
軌跡上に複数の貫通孔が穿孔されていればよい
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したシンクロナイザー組
立体の縦断面図、第2図からギヤを取除いた状態
の側面図、第3図は従来例を示す縦断面図であ
る。 10…シンクロナイザーカツプ、12…ブロツ
クピン、14…シンクロナイザーリング、16…
摺接面、18…ハブ、30,32…入力ギヤ(又
は出力ギヤ)、60a,60b,60c…貫通孔、
62,64,65…ピツチ円軌跡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半径方向外方に延びる円板状の側面と該側面の
    半径方向外方端部に形成された円錐状の摺接面を
    有するシンクロナイザーカツプと、半径方外方端
    面が上記シンクロナイザーカツプの摺接面に摺接
    するシンクロナイザーリングと、シンクロナイザ
    ーカツプの軸方向外方側の側面に隣接する動力伝
    達用のギヤを備えたシンクロナイザー組立体にお
    いて、ギヤに潤滑油を吹き付ける吹付け機構を備
    え、ギヤの噛合い部に対応する位置のシンクロナ
    イザーカツプ側面部分に、ギヤ噛合い部における
    飛散潤滑油を組立体内部に導入するための貫通孔
    を形成したことを特徴とするシンクロナイザー組
    立体。
JP1984185752U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH0210337Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984185752U JPH0210337Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984185752U JPH0210337Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6199726U JPS6199726U (ja) 1986-06-26
JPH0210337Y2 true JPH0210337Y2 (ja) 1990-03-14

Family

ID=30743214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984185752U Expired JPH0210337Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0210337Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640234U (ja) * 1979-09-07 1981-04-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6199726U (ja) 1986-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5131498A (en) Lubricating device of automatic transmission
JPH0210337Y2 (ja)
JPH0539866A (ja) 自動変速機の摩擦係合装置
JPS6128904Y2 (ja)
JP2530934Y2 (ja) シフトフォークの潤滑装置
JP3750353B2 (ja) 変速機の同期装置
JP2001090819A (ja) 変速機の潤滑装置
JPH063204Y2 (ja) 歯車変速機の潤滑機構
JPH0444930Y2 (ja)
JP3185507B2 (ja) 変速機の同期装置
JPH0814312B2 (ja) 変速機の潤滑機構
JPH0515645Y2 (ja)
JPH0633248Y2 (ja) 変速機の潤滑装置
JPH0444928Y2 (ja)
JP2911128B2 (ja) 自動変速機の一方向クラツチの潤滑装置
JPH02531Y2 (ja)
JPS627882Y2 (ja)
JPH0517494Y2 (ja)
JP2763986B2 (ja) シンクロメッシュ式クラッチの潤滑装置
JPH0517489Y2 (ja)
JPH1082461A (ja) ギヤトレーンの油潤滑装置
JPH0590024U (ja) トランスミッションの軸心給油構造
JPS6330846Y2 (ja)
JPH04136351U (ja) ギヤ潤滑構造
JPH0276252U (ja)