JPH0210362Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210362Y2 JPH0210362Y2 JP1983033000U JP3300083U JPH0210362Y2 JP H0210362 Y2 JPH0210362 Y2 JP H0210362Y2 JP 1983033000 U JP1983033000 U JP 1983033000U JP 3300083 U JP3300083 U JP 3300083U JP H0210362 Y2 JPH0210362 Y2 JP H0210362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- carriage
- platen
- paper
- paper feed
- Prior art date
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- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプリンタの紙送り機構などに使用され
る動力伝達装置に関する。
る動力伝達装置に関する。
一般に、駆動側回転体と従動側回転体との噛み
合いによつて動力を伝達する場合に、両回転体の
直径の比(歯数の比)に応じて回転数比が決めら
れる。よつて、例えば駆動側回転体によつてプリ
ンタのヘツドを動作させ、従動側回転体によつて
紙送りローラを駆動する場合に、駆動側回転体の
回転角度よりも従動側回転体の回転角度を大幅に
小さくしなくてはならないため、駆動側回転体に
比べ従動側回転体の径を極端に大きくする必要が
ある。そのため、動力伝達装置自体の設置スペー
スが広く必要になり、機器が大型化する欠点があ
る。
合いによつて動力を伝達する場合に、両回転体の
直径の比(歯数の比)に応じて回転数比が決めら
れる。よつて、例えば駆動側回転体によつてプリ
ンタのヘツドを動作させ、従動側回転体によつて
紙送りローラを駆動する場合に、駆動側回転体の
回転角度よりも従動側回転体の回転角度を大幅に
小さくしなくてはならないため、駆動側回転体に
比べ従動側回転体の径を極端に大きくする必要が
ある。そのため、動力伝達装置自体の設置スペー
スが広く必要になり、機器が大型化する欠点があ
る。
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、簡単な構造であり、小さな回転体を
使用して回転角度の比を大きく設定できる動力伝
達装置を提供することを目的としている。
ものであり、簡単な構造であり、小さな回転体を
使用して回転角度の比を大きく設定できる動力伝
達装置を提供することを目的としている。
本考案による動力伝達装置は、駆動側回転体と
従動側回転体とが対向して成る動力伝達装置にお
いて、駆動側回転体には、その周上に形成された
平滑部と、この平滑部から半径方向に突出するタ
イミング歯と、前記平滑部と並んで全周に形成さ
れた歯車とが設けられ、且つ従動側回転体には、
先端面が前記平滑部に摺接する凹曲面状であり且
つ溝を挟んで並べられた複数の突起と、この突起
が存在していない周部の全域に形成されて前記歯
車と噛み合い可能な位置にある部分歯とが設けら
れていることを特徴とするものである。
従動側回転体とが対向して成る動力伝達装置にお
いて、駆動側回転体には、その周上に形成された
平滑部と、この平滑部から半径方向に突出するタ
イミング歯と、前記平滑部と並んで全周に形成さ
れた歯車とが設けられ、且つ従動側回転体には、
先端面が前記平滑部に摺接する凹曲面状であり且
つ溝を挟んで並べられた複数の突起と、この突起
が存在していない周部の全域に形成されて前記歯
車と噛み合い可能な位置にある部分歯とが設けら
れていることを特徴とするものである。
本考案では、駆動側回転体に設けられた歯車と
従動側回転体に設けられた部分歯とが噛み合つて
いるときに、駆動側回転体から従動側回転体に回
転動力が伝達される。そして駆動側回転体のタイ
ミング歯が従動側回転体の突起に当つた後には、
突起の先端面に対し駆動側回転体の平滑部が摺動
する。そして複数の突起が順次駆動側回転体の平
滑部と摺動し、全ての突起との摺動が終了した後
に、再び駆動側回転体の歯車と従動側回転体の部
分歯とが噛み合う。すなわち駆動側回転体の複数
回転の間に従動側回転体は小角度しか回転しなく
なる。
従動側回転体に設けられた部分歯とが噛み合つて
いるときに、駆動側回転体から従動側回転体に回
転動力が伝達される。そして駆動側回転体のタイ
ミング歯が従動側回転体の突起に当つた後には、
突起の先端面に対し駆動側回転体の平滑部が摺動
する。そして複数の突起が順次駆動側回転体の平
滑部と摺動し、全ての突起との摺動が終了した後
に、再び駆動側回転体の歯車と従動側回転体の部
分歯とが噛み合う。すなわち駆動側回転体の複数
回転の間に従動側回転体は小角度しか回転しなく
なる。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
る。
第1図は本考案の1実施例であるプリンタの全
体斜視図、第2図はそのヘツド移動機構ならびに
ヘツド加圧機構を示す平面図、第3図は第2図の
−断面図、第4図以下は紙送り機構ならびに
紙送り機構のための動力伝達機構を示すものであ
る。
体斜視図、第2図はそのヘツド移動機構ならびに
ヘツド加圧機構を示す平面図、第3図は第2図の
−断面図、第4図以下は紙送り機構ならびに
紙送り機構のための動力伝達機構を示すものであ
る。
第1図における符号1はベースである。このベ
ース1は板金などにて成形されている。ベース1
の上部前方にはプラテン支持板2とこのプラテン
支持板2に支持されているプラテン3が設けられ
ている。プラテン支持板2は左側板4と右側板5
の間に支持されている。またベース1の上部後方
にはキヤリツジガイド板6が設けられている。こ
のキヤリツジガイド板6はプラテン3に対し一定
の間隔にて対向している。プラテン3とキヤリツ
ジガイド板6の間にはキヤリツジ7が移動自在に
設けられており、このキヤリツジ7のプラテン3
に面している側にサーマルヘツドHが保持されて
いる。キヤリツジ7はワイヤ8に牽引され、プラ
テン3に沿う方向へ移動するものである。左側板
4の外面には、このワイヤ8を牽引するヘツド移
動機構とこのヘツド移動機構の動作を紙送り機構
へ伝達するための動力伝達機構9が設けられてい
る。また、右側板5の外面には前記伝達機構9か
らの動力を紙送りローラへ間欠伝達するクラツチ
機構10が設けられている。
ース1は板金などにて成形されている。ベース1
の上部前方にはプラテン支持板2とこのプラテン
支持板2に支持されているプラテン3が設けられ
ている。プラテン支持板2は左側板4と右側板5
の間に支持されている。またベース1の上部後方
にはキヤリツジガイド板6が設けられている。こ
のキヤリツジガイド板6はプラテン3に対し一定
の間隔にて対向している。プラテン3とキヤリツ
ジガイド板6の間にはキヤリツジ7が移動自在に
設けられており、このキヤリツジ7のプラテン3
に面している側にサーマルヘツドHが保持されて
いる。キヤリツジ7はワイヤ8に牽引され、プラ
テン3に沿う方向へ移動するものである。左側板
4の外面には、このワイヤ8を牽引するヘツド移
動機構とこのヘツド移動機構の動作を紙送り機構
へ伝達するための動力伝達機構9が設けられてい
る。また、右側板5の外面には前記伝達機構9か
らの動力を紙送りローラへ間欠伝達するクラツチ
機構10が設けられている。
プラテンならびに紙導入部の構成は主に第3図
(第2図の−断面図)に示している。
(第2図の−断面図)に示している。
第3図に示すように前記プラテン支持板2は板
金によつて断面L字形状に成形されており、且つ
プラテン支持板2の両端部には取付片2aがほぼ
直角に折曲げ成形されている。そして、この取付
片2aが、支軸11によつて前記両側板4と5に
対し、イ−ロ方向へ回動自在に支持されている。
この支軸11にはばね12が外装されており、こ
のばね12の一方の腕12aは取付片2aに形成
された穴2bに掛けられており、ばね12の他方
の腕12bは上部紙ガイド板13の端片に掛けら
れている。このばね12の弾性力によつて、プラ
テン支持板2は矢印イ方向へ付勢されている。ま
た、ストツパ機構(図示せず)により、プラテン
支持板2は第3図の姿勢にて維持されるようにな
つている。なお、上部紙ガイド板13の下方位置
には下部紙ガイド板14が対向して設けられてお
り、上部紙ガイド板13と下部紙ガイド板14と
の間に記録用紙Pの挿入通路が形成されているも
のである。
金によつて断面L字形状に成形されており、且つ
プラテン支持板2の両端部には取付片2aがほぼ
直角に折曲げ成形されている。そして、この取付
片2aが、支軸11によつて前記両側板4と5に
対し、イ−ロ方向へ回動自在に支持されている。
この支軸11にはばね12が外装されており、こ
のばね12の一方の腕12aは取付片2aに形成
された穴2bに掛けられており、ばね12の他方
の腕12bは上部紙ガイド板13の端片に掛けら
れている。このばね12の弾性力によつて、プラ
テン支持板2は矢印イ方向へ付勢されている。ま
た、ストツパ機構(図示せず)により、プラテン
支持板2は第3図の姿勢にて維持されるようにな
つている。なお、上部紙ガイド板13の下方位置
には下部紙ガイド板14が対向して設けられてお
り、上部紙ガイド板13と下部紙ガイド板14と
の間に記録用紙Pの挿入通路が形成されているも
のである。
また、プラテン支持板2の両端の取付片2aと
2aとの間にはプラテン軸15が渡設されてお
り、前記プラテン3の下部がこのプラテン軸15
によつて回動自在に支持されている。プラテン3
の上側本体部はプラテン軸15を支点として矢印
ハ−ニ方向へ回動自在である。また、プラテン3
の上面には板ばね16が固設されており、この板
ばね16の先端はプラテン支持板2の上面に当接
している。プラテン3がサーマルヘツドHの加圧
力によつて矢印ニ方向へ押された際に、この板ば
ね16が弾性変形し、ベツド圧力が吸収できるよ
うになつている。また、プラテン3の前面には弾
性補助材17が固着されている。第3図では詳し
く書いていないが弾性補助材17は薄い樹脂製シ
ートによつて包まれており、記録用紙Pの移送時
に滑りが良くなるようになつている。また、第3
図に示すように、プラテン3の下方位置には紙送
りローラRaとこれに圧接するピンチローラRbが
設けられている。紙送りローラRaは紙送り軸1
8に固設されており、この紙送り軸18は前記左
側板4ならびに右側板5に回動自在に支持されて
いるものである。一方、ピンチローラRbは軸1
9に固設されており、この軸19は前記下部紙ガ
イド板14に支持され、且つ板ばねなどによつて
ピンチローラRbが紙送りローラRaに圧接し、記
録用紙Pが挟持されるようになつている。また、
第1図に示すように左側板4ならびに右側板5上
に紙ガイド20が設けられている。
2aとの間にはプラテン軸15が渡設されてお
り、前記プラテン3の下部がこのプラテン軸15
によつて回動自在に支持されている。プラテン3
の上側本体部はプラテン軸15を支点として矢印
ハ−ニ方向へ回動自在である。また、プラテン3
の上面には板ばね16が固設されており、この板
ばね16の先端はプラテン支持板2の上面に当接
している。プラテン3がサーマルヘツドHの加圧
力によつて矢印ニ方向へ押された際に、この板ば
ね16が弾性変形し、ベツド圧力が吸収できるよ
うになつている。また、プラテン3の前面には弾
性補助材17が固着されている。第3図では詳し
く書いていないが弾性補助材17は薄い樹脂製シ
ートによつて包まれており、記録用紙Pの移送時
に滑りが良くなるようになつている。また、第3
図に示すように、プラテン3の下方位置には紙送
りローラRaとこれに圧接するピンチローラRbが
設けられている。紙送りローラRaは紙送り軸1
8に固設されており、この紙送り軸18は前記左
側板4ならびに右側板5に回動自在に支持されて
いるものである。一方、ピンチローラRbは軸1
9に固設されており、この軸19は前記下部紙ガ
イド板14に支持され、且つ板ばねなどによつて
ピンチローラRbが紙送りローラRaに圧接し、記
録用紙Pが挟持されるようになつている。また、
第1図に示すように左側板4ならびに右側板5上
に紙ガイド20が設けられている。
〔ヘツドの移動機構ならびにヘツド加圧機構の構
成〕 ヘツドの移動機構とヘツドの加圧機構の構成は
第1図(全体斜視図)、第2図(平面図)ならび
に第3図に示している。
成〕 ヘツドの移動機構とヘツドの加圧機構の構成は
第1図(全体斜視図)、第2図(平面図)ならび
に第3図に示している。
前述のようにサーマルヘツドHはキヤリツジ7
の前面に保持されている。また、ベース1の左右
両側板4と5との間にはガイド軸21が設置され
ており(第2図、第3図参照)、キヤリツジ7の
下部はこのガイド軸21に対し摺動自在に取付け
られている。第1図に示すように、ベース1内に
は外部回路へ接続するためのコネクタ22が設け
られており、このコネクタ22と一体のフレキシ
ブルリード22aがサーマルヘツドHに接続され
ている。また、キヤリツジ7の後部には軸23が
垂直に設けられており、この軸23には加圧ロー
ラ24が一体に設けられている。この加圧ローラ
24はキヤリツジ7によつて回動自在に支持され
ているものである。
の前面に保持されている。また、ベース1の左右
両側板4と5との間にはガイド軸21が設置され
ており(第2図、第3図参照)、キヤリツジ7の
下部はこのガイド軸21に対し摺動自在に取付け
られている。第1図に示すように、ベース1内に
は外部回路へ接続するためのコネクタ22が設け
られており、このコネクタ22と一体のフレキシ
ブルリード22aがサーマルヘツドHに接続され
ている。また、キヤリツジ7の後部には軸23が
垂直に設けられており、この軸23には加圧ロー
ラ24が一体に設けられている。この加圧ローラ
24はキヤリツジ7によつて回動自在に支持され
ているものである。
一方、前記キヤリツジガイド板6は、第3図に
示すように、板金によつて断面L字形状に折曲げ
られている。第2図に示すように、この折曲部、
すなわちプラテン3に対向する面の中央部はプラ
テン3に対して狭い間隔にて対向する加圧面6a
になつている。また、折曲部の第2図の左端部に
はプラテン3に対して広い間隔にて対向する逃げ
部6bが折曲げ形成されている。同様に、折曲部
の第2図の右端部にも逃げ部6cが折曲げ形成さ
れている。キヤリツジ7が第2図の中央位置にあ
つて、加圧ローラ24が加圧面6a上を摺動して
いるときには、キヤリツジ7がプラテン3と加圧
面6aとの狭間隔内にて挟圧され、サーマルヘツ
ドHがプラテン3に対して加圧される。また、キ
ヤリツジ7が前記逃げ部6bあるいは6c部分に
位置している場合には、広間隔部内であるため、
加圧ローラ24への加圧力がなくなり、サーマル
ヘツドHのプラテン3に対向する加圧力は除去さ
れる。
示すように、板金によつて断面L字形状に折曲げ
られている。第2図に示すように、この折曲部、
すなわちプラテン3に対向する面の中央部はプラ
テン3に対して狭い間隔にて対向する加圧面6a
になつている。また、折曲部の第2図の左端部に
はプラテン3に対して広い間隔にて対向する逃げ
部6bが折曲げ形成されている。同様に、折曲部
の第2図の右端部にも逃げ部6cが折曲げ形成さ
れている。キヤリツジ7が第2図の中央位置にあ
つて、加圧ローラ24が加圧面6a上を摺動して
いるときには、キヤリツジ7がプラテン3と加圧
面6aとの狭間隔内にて挟圧され、サーマルヘツ
ドHがプラテン3に対して加圧される。また、キ
ヤリツジ7が前記逃げ部6bあるいは6c部分に
位置している場合には、広間隔部内であるため、
加圧ローラ24への加圧力がなくなり、サーマル
ヘツドHのプラテン3に対向する加圧力は除去さ
れる。
また、キヤリツジ7に固定されているワイヤ8
の左端は、左側板に支持されている小プーリ32
に掛けられている。また、キヤリツジ7に固定さ
れているワイヤ8の右端は、右側板5に支持され
ているアイドルプーリ31に掛けられ、さらにキ
ヤリツジガイド板6の下側を通り、左側板4上の
小プーリ33に掛けられている。また、キヤリツ
ジガイド板6の下側に位置するワイヤ8の途中部
分には張力設定用のばね34が介装されている。
そして、前記2個の小プーリ32と33に掛けら
れたワイヤ8は各々ボビン35に巻かれ且つ固定
されている。ボビン35は左側板4上の軸36に
よつて回動自在に支持されているものである。ボ
ビン35の基部には歯車35aが一体に形成され
ており、この歯車35aが中間歯車37を介して
ピニオン38と噛み合つている(第6B図参照)。
このピニオン38は左側板4内に固定されたパル
スモータMの駆動軸に固定されているものであ
る。また、第2図に示すように、ワイヤ8が掛け
られている小プーリ32とアイドルプーリ31は
キヤリツジガイド板6寄りの位置に設けられてお
り、キヤリツジ7がキヤリツジガイド板6の加圧
面6a上に位置するときキヤリツジ7に固定され
たワイヤ8がプラテン3の方向にへの字形状に張
られる状態になる。
の左端は、左側板に支持されている小プーリ32
に掛けられている。また、キヤリツジ7に固定さ
れているワイヤ8の右端は、右側板5に支持され
ているアイドルプーリ31に掛けられ、さらにキ
ヤリツジガイド板6の下側を通り、左側板4上の
小プーリ33に掛けられている。また、キヤリツ
ジガイド板6の下側に位置するワイヤ8の途中部
分には張力設定用のばね34が介装されている。
そして、前記2個の小プーリ32と33に掛けら
れたワイヤ8は各々ボビン35に巻かれ且つ固定
されている。ボビン35は左側板4上の軸36に
よつて回動自在に支持されているものである。ボ
ビン35の基部には歯車35aが一体に形成され
ており、この歯車35aが中間歯車37を介して
ピニオン38と噛み合つている(第6B図参照)。
このピニオン38は左側板4内に固定されたパル
スモータMの駆動軸に固定されているものであ
る。また、第2図に示すように、ワイヤ8が掛け
られている小プーリ32とアイドルプーリ31は
キヤリツジガイド板6寄りの位置に設けられてお
り、キヤリツジ7がキヤリツジガイド板6の加圧
面6a上に位置するときキヤリツジ7に固定され
たワイヤ8がプラテン3の方向にへの字形状に張
られる状態になる。
紙送り機構と動力伝達機構の構成は主に第4
図、第5図、第6A図、第6B図に示している。
第4図は第6A図の矢視図、第6B図は第5図
の矢視図である。
図、第5図、第6A図、第6B図に示している。
第4図は第6A図の矢視図、第6B図は第5図
の矢視図である。
前記紙送りローラRaは紙送り軸18に固設さ
れているが、この紙送り軸18の右側板5から突
出している部分にはボールクラツチなどを使用し
たクラツチ機構10が設けられている。(第6A
図参照)。このクラツチ機構10の歯車10aに
対して矢印ヘ方向(第1図、第4図参照)への回
転力を与えた場合には、紙送り軸18に動力が伝
達されず、逆に歯車10aに対し矢印ホ方向への
回転力を与えた場合に、紙送り軸18に動力が伝
達され、紙送りローラRaが矢印ホ方向へ回転し
て紙送り動作ができるようになつている。また、
第6A図に示すように、クラツク機構10と並ぶ
位置にハーフギヤ41が設けられている。第4図
に示すように、このハーフギヤ41には歯部41
aと歯欠損部41bが形成されている。この歯部
41aはハーフギヤ41の周囲にて所定の角度
(180度以下)だけ形成されており、且つ歯部41
aは前記クラツチ機構10の歯車10aと噛み合
うことのできる位置に対向している。ハーフギヤ
41は連絡軸42に固設されている。この連絡軸
42は左右両側板4と5の間に渡設され、且つ回
動自在に支持されている。(第6A図、第6B図
参照)。そして、連絡軸42の左側板4から突出
している部分に差動ギヤ43が固設されている。
この差動ギヤ43は外側と内側とが2段構造にな
つており、内側(左側板4に近い側)には、部分
歯43aと、これと同じ周上に形成された歯欠損
部43bが設けられている。一方、差動ギヤ43
の外側部分には、平滑部43cと、3個の突起4
3d,43e,43fが形成されている。第5図
に示すように、平滑部43cと前記部分歯43a
はほぼ同じ角度内にて並んで設けられており、歯
欠損部43bと3個の突起43d,43e,43
fもほぼ同じ角度内にて並んで設けられている。
一方、前記ボビン35の先部には歯車35bが形
成されている。この歯車35bはハーフギヤ43
の部分歯43aと噛み合う位置に対向している。
また、歯車35bのさらに先部には、ほぼ1周の
間に連続する平滑部35cが形成されており、こ
の平滑部35cの1部にその半径方向に突出する
タイミング歯35dが形成されている。タイミン
グ歯35dの両側には溝35eが一対形成されて
いる。このタイミング歯35dは歯車35bの歯
のうちの1個と同じ形状で且つ歯車35bの歯と
同じピツチ上に形成されているものである。差動
ギヤ43上に形成されている前記3個の突起43
d,43e,43fの先端面は、いずれも前記平
滑部35cと同じ曲率の凹曲面になつている。ま
た、突起43dと43eの間には溝43gが、突
起43eと43fの間には溝43hが形成されて
いる。この各溝43gと43hはタイミング歯3
5dと噛み合うことのできる形状になつている。
れているが、この紙送り軸18の右側板5から突
出している部分にはボールクラツチなどを使用し
たクラツチ機構10が設けられている。(第6A
図参照)。このクラツチ機構10の歯車10aに
対して矢印ヘ方向(第1図、第4図参照)への回
転力を与えた場合には、紙送り軸18に動力が伝
達されず、逆に歯車10aに対し矢印ホ方向への
回転力を与えた場合に、紙送り軸18に動力が伝
達され、紙送りローラRaが矢印ホ方向へ回転し
て紙送り動作ができるようになつている。また、
第6A図に示すように、クラツク機構10と並ぶ
位置にハーフギヤ41が設けられている。第4図
に示すように、このハーフギヤ41には歯部41
aと歯欠損部41bが形成されている。この歯部
41aはハーフギヤ41の周囲にて所定の角度
(180度以下)だけ形成されており、且つ歯部41
aは前記クラツチ機構10の歯車10aと噛み合
うことのできる位置に対向している。ハーフギヤ
41は連絡軸42に固設されている。この連絡軸
42は左右両側板4と5の間に渡設され、且つ回
動自在に支持されている。(第6A図、第6B図
参照)。そして、連絡軸42の左側板4から突出
している部分に差動ギヤ43が固設されている。
この差動ギヤ43は外側と内側とが2段構造にな
つており、内側(左側板4に近い側)には、部分
歯43aと、これと同じ周上に形成された歯欠損
部43bが設けられている。一方、差動ギヤ43
の外側部分には、平滑部43cと、3個の突起4
3d,43e,43fが形成されている。第5図
に示すように、平滑部43cと前記部分歯43a
はほぼ同じ角度内にて並んで設けられており、歯
欠損部43bと3個の突起43d,43e,43
fもほぼ同じ角度内にて並んで設けられている。
一方、前記ボビン35の先部には歯車35bが形
成されている。この歯車35bはハーフギヤ43
の部分歯43aと噛み合う位置に対向している。
また、歯車35bのさらに先部には、ほぼ1周の
間に連続する平滑部35cが形成されており、こ
の平滑部35cの1部にその半径方向に突出する
タイミング歯35dが形成されている。タイミン
グ歯35dの両側には溝35eが一対形成されて
いる。このタイミング歯35dは歯車35bの歯
のうちの1個と同じ形状で且つ歯車35bの歯と
同じピツチ上に形成されているものである。差動
ギヤ43上に形成されている前記3個の突起43
d,43e,43fの先端面は、いずれも前記平
滑部35cと同じ曲率の凹曲面になつている。ま
た、突起43dと43eの間には溝43gが、突
起43eと43fの間には溝43hが形成されて
いる。この各溝43gと43hはタイミング歯3
5dと噛み合うことのできる形状になつている。
次に上記構成によるプリンタの動作について説
明する。
明する。
第3図に示すように、記録用紙Pは、上部紙ガ
イド板13と下部紙ガイド板14との間に供給
し、且つ紙送りローラRaとピンチローラRbとで
挟持して、プラテン3の弾性補助材17の前面に
設置する。この給紙作業のときには、キヤリツジ
7をキヤリツジガイド板6の逃げ部6bあるいは
6cの位置に移動させ、サーマルヘツドHがプラ
テン3から離れる状態に設定しておく。
イド板13と下部紙ガイド板14との間に供給
し、且つ紙送りローラRaとピンチローラRbとで
挟持して、プラテン3の弾性補助材17の前面に
設置する。この給紙作業のときには、キヤリツジ
7をキヤリツジガイド板6の逃げ部6bあるいは
6cの位置に移動させ、サーマルヘツドHがプラ
テン3から離れる状態に設定しておく。
パルスモータMを駆動させると、その動力はピ
ニオン38から中間歯車37を介して歯車35a
に伝わりボビン35が回転する。ボビン35は矢
印ト方向(第1図、第5図参照)に回転すると、
キヤリツジ7はワイヤ8に引かれて、第1図、第
2図における右方向へ移動する。また、ボビン3
5が矢印チ方向へ回転すると、キヤリツジ7は第
1図、第2図における左方向へ移動する。キヤリ
ツジ7がキヤリツジガイド板6の中央の加圧面6
a上を移動する場合、キヤリツジ7に設けられた
加圧ローラ24が加圧面6a上を転動する。この
とき、キヤリツジ7はプラテン3と加圧面6aと
の間の狭間隔部内にて挟圧され、サーマルヘツド
Hは記録用紙Pに圧接する。この状態でキヤリツ
ジ7が移動する間に、サーマルヘツドH上の発熱
点を選択的に発熱させることにより、記録用紙P
(感熱紙)にドツトマトリツクス構成の文字ある
いは記号などがプリントされる。
ニオン38から中間歯車37を介して歯車35a
に伝わりボビン35が回転する。ボビン35は矢
印ト方向(第1図、第5図参照)に回転すると、
キヤリツジ7はワイヤ8に引かれて、第1図、第
2図における右方向へ移動する。また、ボビン3
5が矢印チ方向へ回転すると、キヤリツジ7は第
1図、第2図における左方向へ移動する。キヤリ
ツジ7がキヤリツジガイド板6の中央の加圧面6
a上を移動する場合、キヤリツジ7に設けられた
加圧ローラ24が加圧面6a上を転動する。この
とき、キヤリツジ7はプラテン3と加圧面6aと
の間の狭間隔部内にて挟圧され、サーマルヘツド
Hは記録用紙Pに圧接する。この状態でキヤリツ
ジ7が移動する間に、サーマルヘツドH上の発熱
点を選択的に発熱させることにより、記録用紙P
(感熱紙)にドツトマトリツクス構成の文字ある
いは記号などがプリントされる。
また、前記の如く、キヤリツジ7が加圧面6a
上に位置しているときに、ワイヤ8がプラテン3
の方向にへの字形状に張られるように、小プーリ
32ならびにアイドルプーリ31の位置が設定さ
れているのでこのワイヤ8の張力により、キヤリ
ツジ7はキヤリツジガイド板6の方向へ加圧され
ている。よつて、キヤリツジ7がキヤリツジガイ
ド板6上の左右両端の逃げ部6bあるいは逃げ部
6cの位置へ移動したとき、サーマルヘツドHが
ワイヤ8の張力によつて、プラテン3から確実に
離れる。したがつて前記の如く、紙供給動作の際
に、キヤリツジ7を逃げ部6bあるいは6c上に
位置させておくことにより、記録用紙Pの供給が
サーマルヘツドの加圧力を受けることなくスムー
ズに行われる。また、次に説明するように、キヤ
リツジが逃げ部6bあるいは6cに位置している
状態にて紙送り動作を行なうが、このときも、サ
ーマルヘツドHが記録用紙Pから離れ、紙の移送
がスムーズに行なえるようになる。
上に位置しているときに、ワイヤ8がプラテン3
の方向にへの字形状に張られるように、小プーリ
32ならびにアイドルプーリ31の位置が設定さ
れているのでこのワイヤ8の張力により、キヤリ
ツジ7はキヤリツジガイド板6の方向へ加圧され
ている。よつて、キヤリツジ7がキヤリツジガイ
ド板6上の左右両端の逃げ部6bあるいは逃げ部
6cの位置へ移動したとき、サーマルヘツドHが
ワイヤ8の張力によつて、プラテン3から確実に
離れる。したがつて前記の如く、紙供給動作の際
に、キヤリツジ7を逃げ部6bあるいは6c上に
位置させておくことにより、記録用紙Pの供給が
サーマルヘツドの加圧力を受けることなくスムー
ズに行われる。また、次に説明するように、キヤ
リツジが逃げ部6bあるいは6cに位置している
状態にて紙送り動作を行なうが、このときも、サ
ーマルヘツドHが記録用紙Pから離れ、紙の移送
がスムーズに行なえるようになる。
動力伝達動作と紙送り動作は主に第7A図〜第
7F図、(第5図に相当する動作図)および第8
A図〜第8F図(第4図に相当する動作図)に示
している。
7F図、(第5図に相当する動作図)および第8
A図〜第8F図(第4図に相当する動作図)に示
している。
前記動力伝達機構9およびクラツチ機構10
(第1図参照)の存在により、紙送りローラRaの
回転がキヤリツジ7の移動動作と連動するように
なつている。
(第1図参照)の存在により、紙送りローラRaの
回転がキヤリツジ7の移動動作と連動するように
なつている。
第2図において、キヤリツジ7がAの位置にあ
るとき、第7A図に示すようにボビン35先端の
歯車35bは差動ギヤ43の部分歯43aと噛み
合つている。また、右側板5の外側に位置してい
るハーフギヤ41の歯部41aもクラツク機構1
0の歯車10aと噛み合つている。キヤリツジ7
が第2図において、Bの位置へ移動する間に、ボ
ビン35がト方向へ回転し、第7B図に示すよう
に、ボビン35上のタイミング歯35dが差動ギ
ヤ43の部分歯43aの端部に至る。また、この
間の差動ギヤ43のリ方向への回転は連絡軸42
によつてハーフギヤ41に伝わり、ハーフギヤ4
1が同方向へ回動して、ハーフギヤ41の歯部4
1aがクラツチ機構10の歯車10aから外れ
る。このようにキヤリツジ7がAからBに至る
間、歯車10aはハーフギヤ41に駆動されてヘ
方向へ所定角度回動するが、この回転力はクラツ
チ機構10により紙送り軸18には伝わらず、紙
送りローラRaは回転しない。
るとき、第7A図に示すようにボビン35先端の
歯車35bは差動ギヤ43の部分歯43aと噛み
合つている。また、右側板5の外側に位置してい
るハーフギヤ41の歯部41aもクラツク機構1
0の歯車10aと噛み合つている。キヤリツジ7
が第2図において、Bの位置へ移動する間に、ボ
ビン35がト方向へ回転し、第7B図に示すよう
に、ボビン35上のタイミング歯35dが差動ギ
ヤ43の部分歯43aの端部に至る。また、この
間の差動ギヤ43のリ方向への回転は連絡軸42
によつてハーフギヤ41に伝わり、ハーフギヤ4
1が同方向へ回動して、ハーフギヤ41の歯部4
1aがクラツチ機構10の歯車10aから外れ
る。このようにキヤリツジ7がAからBに至る
間、歯車10aはハーフギヤ41に駆動されてヘ
方向へ所定角度回動するが、この回転力はクラツ
チ機構10により紙送り軸18には伝わらず、紙
送りローラRaは回転しない。
逆に、ボビン35がチ方向へ回転し、キヤリツ
ジ7が第2図にて左方向へ移動して来て、Bの位
置からAの位置へ至るときには(第2図のYa参
照)、第7B図、第8B図の状態から第7A図、
第8A図の状態に逆行することになる。すなわち
ボビン35はチ方向へ回動し、差動ギヤ43はヌ
方向へ回動する。よつて、連絡軸42によつてこ
の回転力がハーフギヤ41に伝わり、ハーフギヤ
41がヌ方向へ回転する。そして、ハーフギヤ4
1の歯部41aが歯車10aをホ方向へ駆動す
る。歯車10aがホ方向へ回動する場合には、ク
ラツチ機構10によつてこの回転力が紙送り軸1
8ならびに紙送りローラRaに伝わり、紙送りロ
ーラRaがホ方向へ回動する。そして、この紙送
りローラRaにより記録用紙Pが第3図における
上方へ所定ピツチ送り出される。
ジ7が第2図にて左方向へ移動して来て、Bの位
置からAの位置へ至るときには(第2図のYa参
照)、第7B図、第8B図の状態から第7A図、
第8A図の状態に逆行することになる。すなわち
ボビン35はチ方向へ回動し、差動ギヤ43はヌ
方向へ回動する。よつて、連絡軸42によつてこ
の回転力がハーフギヤ41に伝わり、ハーフギヤ
41がヌ方向へ回転する。そして、ハーフギヤ4
1の歯部41aが歯車10aをホ方向へ駆動す
る。歯車10aがホ方向へ回動する場合には、ク
ラツチ機構10によつてこの回転力が紙送り軸1
8ならびに紙送りローラRaに伝わり、紙送りロ
ーラRaがホ方向へ回動する。そして、この紙送
りローラRaにより記録用紙Pが第3図における
上方へ所定ピツチ送り出される。
次に、説明を元に戻し、キヤリツジ7を第2図
のBの位置からCの位置へ移動させ、すなわち、
第7B図からボビン35をト方向へ回動させる
と、第7C図に示すように、差動ギヤ43の1個
の突起43dの先端の凹曲面部がボビン35の先
部の平滑部35cに摺接するようになる。なお、
第7B図から第7C図に至る間、突起43dの端
部はタイミング歯35dの側部の溝35e内に入
り込むようになり(第7B図に示している状態)、
タイミング歯35dが平滑部35cに噛み込むこ
とはない。第7C図の状態以降はボビン35のト
方向への回転は差動ギヤ43に伝達されず、差動
ギヤ43は停止した状態になる。キヤリツジ7が
BからCに至る間、第8B図、第8C図に示すよ
うに、ハーフギヤ41の歯欠損部41bが歯車1
0aに対向し、歯車10aには何ら回転力が作用
せず、よつて紙送り軸18と紙送りローラRaも
停止している。
のBの位置からCの位置へ移動させ、すなわち、
第7B図からボビン35をト方向へ回動させる
と、第7C図に示すように、差動ギヤ43の1個
の突起43dの先端の凹曲面部がボビン35の先
部の平滑部35cに摺接するようになる。なお、
第7B図から第7C図に至る間、突起43dの端
部はタイミング歯35dの側部の溝35e内に入
り込むようになり(第7B図に示している状態)、
タイミング歯35dが平滑部35cに噛み込むこ
とはない。第7C図の状態以降はボビン35のト
方向への回転は差動ギヤ43に伝達されず、差動
ギヤ43は停止した状態になる。キヤリツジ7が
BからCに至る間、第8B図、第8C図に示すよ
うに、ハーフギヤ41の歯欠損部41bが歯車1
0aに対向し、歯車10aには何ら回転力が作用
せず、よつて紙送り軸18と紙送りローラRaも
停止している。
キヤリツジ7が第2図においてDの位置に至る
と、第7D図に示すように、ボビン35上のタイ
ミング歯35dはト方向へ1回りして差動ギヤ4
3の溝43gに係合する。さらにボビン35がト
方向へ回動すると、差動ギヤ43の2番目の突起
43eの先端凹曲面が平滑部35cに当接する。
その後ボビン35がト方向へ回動すると、平滑部
35cと突起43eの先端凹曲面が摺動し、第7
C図の状態と同様に、差動ギヤ43に回転力が伝
わらない。そして、その後もボビン35がト方向
へ回動しキヤリツジ7が右方向へ移動すると、タ
イミング歯35dが2番目の溝43hに係合し、
さらにボビン35がト方向へ回動すると、差動ギ
ヤ43の3番目の突起43fの先端凹曲面が平滑
部35cに摺接するに至る。そして、キヤリツジ
7が第2図におけるEの位置へ至ると、第7E図
に示すように、タイミング歯35dが3番目の突
起43fと部分歯43aとの境界部に係合する。
と、第7D図に示すように、ボビン35上のタイ
ミング歯35dはト方向へ1回りして差動ギヤ4
3の溝43gに係合する。さらにボビン35がト
方向へ回動すると、差動ギヤ43の2番目の突起
43eの先端凹曲面が平滑部35cに当接する。
その後ボビン35がト方向へ回動すると、平滑部
35cと突起43eの先端凹曲面が摺動し、第7
C図の状態と同様に、差動ギヤ43に回転力が伝
わらない。そして、その後もボビン35がト方向
へ回動しキヤリツジ7が右方向へ移動すると、タ
イミング歯35dが2番目の溝43hに係合し、
さらにボビン35がト方向へ回動すると、差動ギ
ヤ43の3番目の突起43fの先端凹曲面が平滑
部35cに摺接するに至る。そして、キヤリツジ
7が第2図におけるEの位置へ至ると、第7E図
に示すように、タイミング歯35dが3番目の突
起43fと部分歯43aとの境界部に係合する。
すなわち、第7B図から第7E図に至る間(キ
ヤリツジ7が第2図においてBからEの位置へ至
る間)にボビン35は3回転するがこの間、差動
ギヤ43は3個の突起43d,43e,43fの
配列長さ分の小角度だけ回動するのみである。よ
つて、この間に、連絡軸42によつて差動ギヤ4
3と一体化されているハーフギヤ41も第8B
図、第8C図、第8D図、第8E図に示すように
わずかな角度だけ回転するだけである。第8B図
〜第8E図の状態では、ハーフギヤ41の歯欠損
部41bがギヤ10aに対向しているので、ギヤ
10aに回転力が伝わらず、紙送り軸18と紙送
りローラRaは停止したままである。
ヤリツジ7が第2図においてBからEの位置へ至
る間)にボビン35は3回転するがこの間、差動
ギヤ43は3個の突起43d,43e,43fの
配列長さ分の小角度だけ回動するのみである。よ
つて、この間に、連絡軸42によつて差動ギヤ4
3と一体化されているハーフギヤ41も第8B
図、第8C図、第8D図、第8E図に示すように
わずかな角度だけ回転するだけである。第8B図
〜第8E図の状態では、ハーフギヤ41の歯欠損
部41bがギヤ10aに対向しているので、ギヤ
10aに回転力が伝わらず、紙送り軸18と紙送
りローラRaは停止したままである。
さらに、キヤリツジ7を第2図においてEの位
置からFの位置まで移動させると、第7F図に示
すように、ボビン35の歯車35bと差動ギヤ4
3の部分歯43aが噛み合い、ボビン35のト方
向への回転力が差動ギヤ43に伝わり、差動ギヤ
43がリ方向へ回動する。よつて、第8F図に示
すように、差動ギヤ43の回転力が連絡軸42を
介してハーフギヤ41に伝わり、ハーフギヤ41
もリ方向へ回動する。第8E図の状態から第8F
図の状態に至る間に、ハーフギヤ41の歯部41
aが歯車10aと噛み合い、歯車10aをヘ方向
へ駆動する。歯車10aのヘ方向への回動力はク
ラツチ機構10により紙送り軸18に伝わらない
ので、キヤリツジ7がEからFの位置へ移動する
間、紙送り動作は行われない。
置からFの位置まで移動させると、第7F図に示
すように、ボビン35の歯車35bと差動ギヤ4
3の部分歯43aが噛み合い、ボビン35のト方
向への回転力が差動ギヤ43に伝わり、差動ギヤ
43がリ方向へ回動する。よつて、第8F図に示
すように、差動ギヤ43の回転力が連絡軸42を
介してハーフギヤ41に伝わり、ハーフギヤ41
もリ方向へ回動する。第8E図の状態から第8F
図の状態に至る間に、ハーフギヤ41の歯部41
aが歯車10aと噛み合い、歯車10aをヘ方向
へ駆動する。歯車10aのヘ方向への回動力はク
ラツチ機構10により紙送り軸18に伝わらない
ので、キヤリツジ7がEからFの位置へ移動する
間、紙送り動作は行われない。
逆に、キヤリツジ7を第2図のFの位置からE
の位置へ戻す場合、第7F図から第7E図の状態
へ逆行し、ボビン35のチ方向への回転力が差動
ギヤ43に伝わり、差動ギヤ43とハーフギヤ4
1が共にヌ方向へ回動する。そして、ハーフギヤ
41の歯部41aにより歯車10aがホ方向へ駆
動される。この回動力はクラツチ機構10により
紙送り軸18に伝わり紙送り軸18がホ方向へ駆
動され、紙送りローラRaがホ方向へ回転して、
記録用紙Pが第3図において上方へ所定ピツチ送
られる。
の位置へ戻す場合、第7F図から第7E図の状態
へ逆行し、ボビン35のチ方向への回転力が差動
ギヤ43に伝わり、差動ギヤ43とハーフギヤ4
1が共にヌ方向へ回動する。そして、ハーフギヤ
41の歯部41aにより歯車10aがホ方向へ駆
動される。この回動力はクラツチ機構10により
紙送り軸18に伝わり紙送り軸18がホ方向へ駆
動され、紙送りローラRaがホ方向へ回転して、
記録用紙Pが第3図において上方へ所定ピツチ送
られる。
その後キヤリツジ7を第2図においてEの位置
からBの位置へ戻す際には、第7E図、第8E図
から、第7B図、第8B図の状態に逆行すること
になり、紙送り軸18と紙送りローラRaは駆動
されない。
からBの位置へ戻す際には、第7E図、第8E図
から、第7B図、第8B図の状態に逆行すること
になり、紙送り軸18と紙送りローラRaは駆動
されない。
上記の一連の動作により、第2図にて、キヤリ
ツジ7をAからFへ移動させる間は紙送りが行わ
れず、逆にキヤリツジ7をFからEの位置へ移動
させる間(矢印Ybの移動区間)、ならびにキヤリ
ツジ7をBからAの位置へ移動させる間(矢印
Yaの移動区間)に所定ピツチの紙送りが行われ
ることになる。このYa,Ybの移動区間はキヤリ
ツジガイド板6の逃げ部6bならびに6cの位置
であるため、キヤリツジ7がYa,Yb区間にて移
動し、紙送りが行われるとき、キヤリツジ7上の
サーマルヘツドHは記録用紙から離れて紙送りが
行ないやすいようになつている。
ツジ7をAからFへ移動させる間は紙送りが行わ
れず、逆にキヤリツジ7をFからEの位置へ移動
させる間(矢印Ybの移動区間)、ならびにキヤリ
ツジ7をBからAの位置へ移動させる間(矢印
Yaの移動区間)に所定ピツチの紙送りが行われ
ることになる。このYa,Ybの移動区間はキヤリ
ツジガイド板6の逃げ部6bならびに6cの位置
であるため、キヤリツジ7がYa,Yb区間にて移
動し、紙送りが行われるとき、キヤリツジ7上の
サーマルヘツドHは記録用紙から離れて紙送りが
行ないやすいようになつている。
このように、キヤリツジ7の往復動作におい
て、その移動範囲の両端部(Ya,Yb区間)にて
紙送り動作が行われるので、キヤリツジ7の往復
2方向への移動ストロークにてプリント動作を行
えることになる。
て、その移動範囲の両端部(Ya,Yb区間)にて
紙送り動作が行われるので、キヤリツジ7の往復
2方向への移動ストロークにてプリント動作を行
えることになる。
図示する実施例以外のものとして、例えば駆動
側回転体(ボビン)35上において、タイミング
歯35dを、歯車35b、平滑部35cと別の位
置に並べて設け、且つ従動側回転体(差動ギヤ)
43には前記タイミング歯35dに係合する溝4
3g,43hや突体などを突起43d,43e,
43fと別の位置に並べてもよい。また、突起4
3d,43e,43fの数は3個に限らず、回転
比に合わせて自由に設定できる。また、回転駆動
体35に複数のタイミング歯を設けてもよい。さ
らに、本考案の動力伝達装置はプリンタ以外の機
器に使用できることは勿論である。
側回転体(ボビン)35上において、タイミング
歯35dを、歯車35b、平滑部35cと別の位
置に並べて設け、且つ従動側回転体(差動ギヤ)
43には前記タイミング歯35dに係合する溝4
3g,43hや突体などを突起43d,43e,
43fと別の位置に並べてもよい。また、突起4
3d,43e,43fの数は3個に限らず、回転
比に合わせて自由に設定できる。また、回転駆動
体35に複数のタイミング歯を設けてもよい。さ
らに、本考案の動力伝達装置はプリンタ以外の機
器に使用できることは勿論である。
以上のように本考案によれば、駆動側回転体に
平滑部とタイミング歯を設け、また従動側回転体
には、タイミング歯の係合によつて前記平滑部に
摺接する複数の突起を並べて設けたので、複数の
突起が続けて順次平滑部に摺接している間は動力
の伝達が行われず、すべての突起が平滑部から離
れたときにのみ、歯車と部分歯との噛み合いによ
り一定角度の回動力の伝達が行われるようになつ
ている。すなわち駆動側回転体が複数回転する間
に従動側回転体は突起が並んでいる範囲のみしか
回転せず、この突起が並ぶ範囲が外れた後に従動
側回転体は部分歯の範囲の角度だけ回動すること
になる。よつて、駆動側回転体と従動側回転体と
の大きさを極端に変えなくても大きな回転数比に
て動力伝達ができるようになる。そのため、動力
伝達装置の小型化が図れ、機器をコンパクトにで
きるようになる。また、突起の数を選んで駆動側
回転体と従動側回転体との回転数比を任意に設定
できるようになる。
平滑部とタイミング歯を設け、また従動側回転体
には、タイミング歯の係合によつて前記平滑部に
摺接する複数の突起を並べて設けたので、複数の
突起が続けて順次平滑部に摺接している間は動力
の伝達が行われず、すべての突起が平滑部から離
れたときにのみ、歯車と部分歯との噛み合いによ
り一定角度の回動力の伝達が行われるようになつ
ている。すなわち駆動側回転体が複数回転する間
に従動側回転体は突起が並んでいる範囲のみしか
回転せず、この突起が並ぶ範囲が外れた後に従動
側回転体は部分歯の範囲の角度だけ回動すること
になる。よつて、駆動側回転体と従動側回転体と
の大きさを極端に変えなくても大きな回転数比に
て動力伝達ができるようになる。そのため、動力
伝達装置の小型化が図れ、機器をコンパクトにで
きるようになる。また、突起の数を選んで駆動側
回転体と従動側回転体との回転数比を任意に設定
できるようになる。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図はサーマルプリンタの斜視図、第2図はその平
面図、第3図は第2図の−断面図、第4図は
紙送り用のクラツチ機構を示すものであり第6A
図の矢視図、第5図は動力伝達装置の正面図、
第6A図はクラツチ機構の平面図、第6B図は動
力伝達装置を示すものであり第5図の矢視図、
第7A図、第7B図、第7C図、第4D図、第7
E図、第7F図は動力伝達装置の動作を示す第5
図相当図、第8A図、第8B図、第8C図、第8
D図、第8E図、第8F図はクラツチ機構の動作
を示す第4図相当図である。 35……駆動側回転体、35b……歯車、35
c……平滑部、43……従動側回転体、43a…
…部分歯、43d……突起。
図はサーマルプリンタの斜視図、第2図はその平
面図、第3図は第2図の−断面図、第4図は
紙送り用のクラツチ機構を示すものであり第6A
図の矢視図、第5図は動力伝達装置の正面図、
第6A図はクラツチ機構の平面図、第6B図は動
力伝達装置を示すものであり第5図の矢視図、
第7A図、第7B図、第7C図、第4D図、第7
E図、第7F図は動力伝達装置の動作を示す第5
図相当図、第8A図、第8B図、第8C図、第8
D図、第8E図、第8F図はクラツチ機構の動作
を示す第4図相当図である。 35……駆動側回転体、35b……歯車、35
c……平滑部、43……従動側回転体、43a…
…部分歯、43d……突起。
Claims (1)
- 駆動側回転体35と従動側回転体43とが対向
して成る動力伝達装置において、駆動側回転体3
5には、その周上に形成された平滑部35cと、
この平滑部から半径方向に突出するタイミング歯
35dと、前記平滑部と並んで全周に形成された
歯車35bとが設けられ、且つ従動側回転体43
には、先端面が前記平滑部35cに摺接する凹曲
面状であり且つ溝43g,43hを挟んで並べら
れた複数の突起43d,43e,43fと、この
突起43dが存在していない周部の全域に形成さ
れて前記歯車35bと噛み合い可能な位置にある
部分歯43aとが設けられていることを特徴とす
る動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3300083U JPS59139650U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3300083U JPS59139650U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59139650U JPS59139650U (ja) | 1984-09-18 |
| JPH0210362Y2 true JPH0210362Y2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=30163806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3300083U Granted JPS59139650U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59139650U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108227424A (zh) * | 2016-12-22 | 2018-06-29 | 佳能株式会社 | 驱动传递设备、片材供给设备和成像设备 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4891370U (ja) * | 1972-02-09 | 1973-11-02 | ||
| JPS48109382U (ja) * | 1972-03-27 | 1973-12-17 | ||
| JPS4944173A (ja) * | 1972-09-04 | 1974-04-25 |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP3300083U patent/JPS59139650U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108227424A (zh) * | 2016-12-22 | 2018-06-29 | 佳能株式会社 | 驱动传递设备、片材供给设备和成像设备 |
| CN108227424B (zh) * | 2016-12-22 | 2021-08-10 | 佳能株式会社 | 驱动传递设备、片材供给设备和成像设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59139650U (ja) | 1984-09-18 |
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