JPH02107773A - 炭素を主成分とする被膜の作製方法 - Google Patents

炭素を主成分とする被膜の作製方法

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JPH02107773A
JPH02107773A JP26196788A JP26196788A JPH02107773A JP H02107773 A JPH02107773 A JP H02107773A JP 26196788 A JP26196788 A JP 26196788A JP 26196788 A JP26196788 A JP 26196788A JP H02107773 A JPH02107773 A JP H02107773A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の利用分野」 本発明は、炭素を主成分とする被膜のプラズマCVD中
による作製方法を提供するものであり、その出発材料の
気体として、C−F結合を有する第1の気体およびC−
N結合を有する第2の気体を少なくとも含み、かつプラ
ズマCVD中に−50〜−2000Vのバイアスを被形
成面を有する複合体上に印加しつつ、プラズマCVDを
行う方法に関するものである。
「従来の技術」 ガラス、金属、プラスチックス、樹脂等の比較的柔らか
い材料の表面を、それら柔らかい材料よりも硬い膜でコ
ーティングすることは、摩耗、ひっかき等の機械的スト
レスに対して有効である。
そのような膜としては、AhCh、TiN、BN、WC
,SiC。
5iJ4+5lOz等の無機膜および、本発明人の出願
による「炭素被膜を有する複合体」 (昭和56年特許
願第146930号)が知られている。しかしながら、
上記既知の保護膜は、既して電気的に高い抵抗率をもち
、静電気が発生しやすく、雰囲気中のゴミやチリをその
表面に吸着しやすい性質があった。
また、電子写真プロセスに用いられる感光体等のように
積極的に電界をかけ、静電気を利用するような複合材料
に用いた場合などは、電気抵抗の高い保護膜に電荷が蓄
積されてしまい、期待される性能が長期にわたり発揮で
きない問題があった。
そのような問題を解決する方法として前記既知膜中に導
電性物質を添加する方法が考えられる。
この場合、添加された導電性物質が光の吸収中心となり
、前記既知の保護膜中での光の吸収が発生して、赤外お
よび可視域での透光性を必要とする応用に適用できなく
なる。
従来かかる方法を実施するため、C2H,とNF:+、
N11ffとの反応を用いて窒素が添加された炭素を主
成分とするプラズマCVD法がある。しかしこの場合、
成膜された膜中には弗素および窒素が添加されるが、こ
れらはN−F結合またはN−)1結合を有しつつも、主
成分である炭素とC−F結合、C−N結合を十分安定し
で構成させることができない。そのためにこの表面に長
時間摩擦を与えた場合、また静電複写機用感光ドラムの
保護層として用いる場合、窒素(N)および弗素(F)
が脱気し、電気抵抗の増加という不良および信頼性の低
下がおきてしまった。このため電気抵抗が、初期におい
ても、また105〜107回もその表面に摩擦を与えて
も、また加熱処理をしても、lXl06〜5X10”Ω
cmの所定の値を安定に有し、かつ、いかなる1元雰囲
気でも安定な物性を有する炭素を主成分とする被膜の作
製方法が求められていた。
「発明の構成」 本発明の目的は、以上述べた問題を解決し、保護膜とし
ての耐機械ストレス、静電気に由来する問題点、透明性
を同時に満足ことである。
そのため、炭素を主成分とする被膜にハロゲン元素であ
る弗素とV価の不純物である窒素、さらに必要に応じて
架橋体としての水素とを0.1〜50原子%添加し、該
C−F結合を有する弗素とC−N結合を有する窒素もし
くはこれらに加えて水素が添加された炭素を主成分とす
る被膜を基体表面に形成する。これに際し、プラズマC
VD法に用いる出発材料としての気体中に、予めC−F
結合を有する第1の気体と、C−N結合を予め有する第
2の気体とを用いる場合、またはこれら第1および第2
の気体と水素またはC−N結合を有する第3の気体とを
用いて成膜するとともに、この成膜中に被形成面を有す
る基体に対し、−50〜−2000Vの自己または外部
からの直流バイアス電圧を印加しつつ実施することを特
徴としている。
本発明による複合体に用いるC−F結合を有する炭素の
原料として、CF4.CzF6.C+Fa、C11F3
.CHzFz。
C113Fより選ばれた少なくとも1種の気体を用いる
またC−N結合を有する第2の気体としては、N (C
113) 3 、 N (Czlls) 3 、 II
N (C2115) 2. HzN (CII3) 、
 IIN (CzL) 211□N(C2115)より
選ばれた第2の気体を用いる。さらにこれらに加えてC
−11結合を有する第3の気体を用いる。即ち既に記し
たC−N結合を有する第1または第2の気体またはこれ
に加えて、C2)14.CI+4(:2H2,C311
a、CzH6より選ばれた少なくとも1種または水素(
11□)であって、これら第1、第2、第3の気体は0
.001〜l Q torrの圧力で気体として提供し
、これらを用いて炭素を主成分とする被膜をプラズマC
VD法で生せしめる。
本発明による被膜は、以上述べたような原料物質、すな
わちC−F結合を有する炭素原料物質とCN結合を有す
る窒素の原料物質とを同時にプラズマ反応室に導入し、
この時第1の気体と第2の気体との流量を調整すること
によって、被膜中へのC−F結合量およびC−N結合を
有する窒素の添加量を制御することができる。
本発明方法で作られたC−F結合およびC−N結合の添
加量は、導電率(逆数は比抵抗)、透過率、硬度の違い
として観測される。以下に第1の気体と第2の気体の流
量を変えた時の導電率の変化の実験結果を示す。
第1の気体として弗化炭素、例えばC2F4を用いた。
また第2の気体として、トリメチルアミン(N(CH:
+)z)を用いた。
この気体は、−124°Cにて固体、沸点3.2〜3,
8°C1密度0.6709.300Kにおいて2000
m)Igのペーパープレッシアを有する気体である。
さらに第3の気体としてエチレン(C2114)を用い
た。CzFbの流量11005CC、エチレンの流量1
1005ecとし、ざらにN(Ctl+)zの流量を可
変とした。反応圧力0.1torr 、投入電力密度0
.08W/cm2(50W)とした。第1図に示すよう
にN(C1h)xの量が増すに従い、比抵抗が低くなっ
ている。また、第2因にバイアス電圧とピンカース硬度
との関係を示す。図面において、N(CI+3):lの
’tLfflが増すに従い、ピンカース硬度が小さくな
り、また同じくバイアス電圧を太き(すると大きくなる
。硬度が低下するということは、すなわち、内部応力が
低下することを意味する。
以上述べたように、比較的広い範囲にわたって被膜の比
抵抗、硬さ、透過率等を変えることができる。すなわち
種々の応用に要求される最適特性が比較的安価に容易に
得ることができる。
またC−F結合とC−N結合またはC−F結合とC−N
結合とC−1!結合を有して弗素と窒素と水素が添加さ
れた炭素を主成分とする被膜は、内部応力が小さいとい
う特徴がある。これは、通常炭素中に存在する未結合手
(ダングリングボンド)には、弗素がターミネートされ
、未結合手の引力を緩和することにより内部応力を低減
させるが、未結合手すべてに弗素または水素がターミネ
ートされるわけではなく、多少の未結合手が膜中に残っ
ており、これが内部応力の原因の1つと考えられる。こ
こに水素よりも反応性の高い弗素が初期気体の状態でC
−F結合を有し、さらに電気的導電性を示すための窒素
も初期気体の状態でC−N結合を有する。
このCとNは元素周期表で隣に位置するため単にプラズ
マ中では十分に分解し、それぞれが独立した気体の場合
、安定して炭素と結合することができない。しかしN(
CI+3):lを用いると、N−C結合はすでに有し、
このCthのHとC−F結合を有するFとは互いに結合
してIIFを生じ、残った炭素同士がsp’結合を作り
やすくなる。その結果、初めて価電子制御がなされた炭
素を主成分とする被膜を作り得る。
弗素と窒素または、弗素と窒素と水素が添加された炭素
を主成分とする被膜は、耐熱性の点においても優れてい
る。
弗素と窒素または弗素と窒素と水素が添加された炭素を
主成分とする被膜は、堆積的の基板の温度が室温から4
50 ’C以下の好ましくは室温〜150°Cの低温で
成膜できることも特徴の1つである。
従って、複合体の基体として、プラスチックス、有機感
光樹脂等の有機物、セレン半導体等、高温にできないも
のでも構成することができる。
以下図面に従って作製方法を述べる。
第3図は本発明に用いた弗素と窒素または弗素と窒素と
水素が添加された炭素を主成分とする被膜を形成するだ
めのプラズマCVD装置の概要を示す。
図面において、ドーピング系(1)において、キャリア
ガスである水素を(2)より、C−F結合を有する第1
の反応性気体である炭化水素気体例えばC2F4を(3
)より、C−N結合を有する気体例えばN(C1h)3
を(4)より、C−11結合を有する気体、例えばC2
114を(5)より、バルブ(6)、流量計(7)をへ
て反応系(8)中にノズル(9)より導入される。この
ノズルに至る前に、反応性気体の励起用にマイクロ波エ
ネルギを00)で加えて予め活性化させることは有効で
ある。
反応系(8)には第1の電極(11)、第2の電極(1
2)を設けた。この場合(第1の電極面積/第2の電極
面積)く1の条件を満たすようにした。一対の電極(1
1) 、 (12)間には高周波電源(13)、マツチ
ングトランス(14)、直流バイアス電源(15)より
電気エネルギが加えられ、プラズマが発生する。排気系
(16)は圧力調整バルブ(17)、ターボ分子ポンプ
(18)、ロータリーポンプ09)をへて不要気体を排
気する。反応性気体には、反応空間Q■における圧力が
0.001〜10torr代表的には0.01〜Ito
rrの下で高周波もしくは直流によるエネルギにより0
.05〜IKWのエネルギが加えられる。
特に励起源が1GHz以上、例えば2.45Gtlzの
周波数にあっては、C−H結合より水素を分離し、さら
に周波数源が0.1〜50M11z例えば]、33.5
6Ml1の周波数にあってはC−C結合、C−C結合を
分解し、−C−C−結合を作り、炭素の不対結合手同志
を互いに衝突させて共有結合させ、安定なダイヤモンド
構造を局部的に有した構造とさせ得る。
直流バイアスは+200〜−1800Vを実験では加え
る。
なぜなら、直流バイアスが零のときは自己バイアスが一
200ν (第2の電極を接地レベルとして)を有して
いるためである。
基板に対してはバイアス電圧が−50〜−2000V好
ましくは−100〜−1000Vにおいて、ビッカース
硬度も大きくさせることができることがわかった。この
バイアス電圧は、単に13.56MIIzの周波数の筒
周波電圧を加え、被形成面を有する基板が直流的に接地
されていたり、また一対の電極の形状異方性を与えるこ
とによる自己バイアスを加えない場合、炭素を主成分と
する被膜ができてもビッカース硬度は300Kg/mm
2以下と、いわゆるDLC(ダイヤモンド状炭素)とし
て成膜することができない。特に電気伝導度を制御する
材料として窒素を用いた場合、このバイアス電圧は成膜
された炭素を主成分とする被膜に安定で高い信頼性を有
せしめるために、きわめて重要な要件である。
以上のようにして、プラズマにより被形成面上にC−C
結合を多数形成し7たアモルファス構造または微結晶構
造を有するアモルファス構造のC−F結合を有する弗素
とC−N結合を有する窒素またはこれらに加えてC−1
1結合を有する水素を含んだ炭素を生成させた。この電
磁エネルギは50w〜IKWを供給し、単位面積あたり
0,03〜3W/cfflのプラズマエネルギを加えた
。この弗素と窒素とを予め結合した炭素の透過率は第4
図に示すように600nm以上の波長域では95%以上
の透過であり、400nmでも50%以上透過のほぼ透
明な膜が得られた。また、膜の内部応力は弗素と窒素を
含まない膜に比べて1710以下と非常に小さなもので
あった。酸やアルカリ、有機溶剤等の薬品に室温にて1
時間浸しておいても、その表面を400倍の光学顕微鏡
で観察する限りでは変化は見られず、また、500“C
に加熱した恒温槽(空気)中に1時間放置したものの、
表面に変化が見られず、化学的、熱的に安定な膜を得る
ことができた。
特にこの炭素を主成分とする被膜を用いた感光ドラムと
して、これに紙を105〜106枚(A4版)こすって
も、その電気抵抗、透過率に変化がないというきわめて
安定な膜であることがわかった。
以上述べた作製方法はあくまで一例であり、従来より良
く知られているグロー放電プラズマであっても、アーク
放電プラズマであっても、また、ECR(電子サイクロ
トロン共鳴)を用いたプラズマであってもよい。
以下実施例に従って本発明を応用した複合体に一ついて
さらに詳しく述べる。
「実施例IJ 電子写真のプロセスに用いられる感光体に、本発明によ
る複合体を応用した場合の例を以下に述べる。
第5図は、本発明による炭素を主成分とした被膜を応用
した場合の感光体の構造を示す。約200μm厚さのP
ET シート(1)上に厚さ600人のAl蒸着層(2
)、中間層(3)をはさんで0.6〜1.2μmの電荷
発生層を(4)を設け、本発明による保護膜(6)、約
20μmの電荷移動N(5)を通して光(7)が入射す
ると、前記電荷発生層で吸収され、電子正孔対が生成さ
れる。予め、電荷移動層もしくは保護層を負に帯電させ
ておけば、光入射のあった領域のみ電荷発生層で生成さ
れた正孔が電荷移動層を移動し、帯電された負電荷を中
和させる。この時、電荷発生層で生成された電子は、中
間層を通ってAl蒸着層に達し、排出される。光入射の
なかった領域に残った負電荷は、その後トナーを吸着し
、転写紙に転写されて、光入射の有無に応じた像を転写
紙上に形成することとなる。
ここで形成された保護層は、本発明を用いたものであり
、N(C)h):+の流■によりその比抵抗を1×10
6〜5 XIO” (Ωcm)好ましくはlXIO3〜
5X10”(Ωcm)に制御されたものである。従って
、比抵抗が低すぎる為に発生する帯電電荷の横方向の移
動がなく、光入射のあった領域の境界はぼけることなく
はっきりとしている。依って、転写された像も鮮明なも
のであった。また、比抵抗が高すぎれば、繰り返し使用
により徐々に保護膜に電荷が蓄積され、使用済のトナー
が除去されなくなり、転写紙が黒くなるという現象が起
こる。
本発明による保護膜は、電荷が蓄積されない程度の比抵
抗に制御されているため、そのような現象もなく、C2
114とNF3を用いたものでは2X10’枚の複写で
像なかれがみられたが、本発明方法ではlXl0’〜l
Xl06枚(64版相当)を複写しても像なかれは観察
されず、長期に渡り良質の転写像を得ることができた。
また、ここで用いた保護膜の透過率は500nm以上の
波長域で80%以上であり、400nm以上の波長域で
60%以上であった。従って、本実用例の感光体は可視
光域においても十分使用可能なものであった。
勿論、耐摩耗性、耐引っ播き等の機械的ストレスに対す
る耐久性が向上していることは言うまでもない。
更に、ここで用いた保護膜は内部応力が低減され密着性
も良いものであった。即ち、シート状怒光体を曲率半径
10mmまで曲げても、保護膜にクランクの発生は見ら
れず、また、ピーリングも生じなかった。
以上、本実施例では感光体としてシート状有機感光体に
ついて述べたが、ドラム状有機感光体、アモルファスシ
リコン感光体、セレン感光体についても同様に本発明に
よる保護膜を構成することができ、同様の効果が得られ
る。
「実施例2」 代表的なサーマルプリントヘッド構造を第6図に示す。
絶縁基板(1)上にグレーズ(2)を形成し、グレーズ
(2)と同時に発熱体部にあたる部分に突起したグレー
ズ(3)を形成し1、次に基板用)上に発熱体(4)と
電気導電体(5)とを順次積層し、その後公知のフォト
リソグラフィー技術を用いて、突起したグレーズの上に
発熱体素子部(21)を形成し、最後に本発明による弗
素と窒素または弗素と窒素と水素をC−F結合、C−N
結合を有して含んだ炭素を主成分とする被膜を保護膜(
6)として形成した。
通常用いられる保護膜は窒化珪素膜等の無機膜であり、
その膜厚は5μmと大きいものであるが、本実施例で用
いた保護膜(6)は実施例1で形成した保護膜と同様の
特性を有し、N(C1h)zの流量を制御することによ
り、ビッカース硬度2000kg/mm2以上の硬い膜
を形成することができる。そのため、膜厚1μm程度の
被膜で実用に際しては十分である。
また、本実施例で用いた保護膜は、内部応力が109d
yn/cm”以下と小さく密着性も良好であり、500
°Cにおいて1時間(空気中)の耐熱試験でも良好であ
ることを確認した。
さらに、1010Ωcm程度の比抵抗は静電気対策に好
都合であり、傷の発生原因となるゴミや塵を低減でき、
静電気の電子回路に及ぼす影響も低減することができた
本応用例では既知の発熱体(4)を用いたが、本発明に
よるC−F結合とC−N結合とを含む炭素を主成分とす
る被膜を発熱体として用いることも可能である。即ち、
弗素と窒素の濃度が高くなるような成膜条件で被膜を作
成して、被膜の比抵抗を10’〜104Ωcmにすれば
、この被膜を発熱体として用いることができる。
「実施例3」 本実施例は、密着型イメージセンサに本発明の炭素を主
成分とする被膜を適用し、第7図に示す構造の炭素を主
成分とする被膜を形成したものである。
第7図に示すように、透明ガラス基板(33)上に電極
及びアモルファスシリコンを公知のプラズマCVD法を
用いて積層させ、フォトエツチング法により電極及びア
モルファスシリコンの層を加工することにより光センサ
素子(34)を形成させた後、透光性ポリイミド(35
)を公知のスピンナー法で塗布し密着型イメージセンサ
を作製した。その後、上記イメージセンサの透光性ポリ
イミド(35)上に実施例1で述べた方法により、保護
膜(36)を2.0μmの厚さに形成した。
前記保護膜のピンカース硬度を測定したところ2500
Kg/mm2であり、また比抵抗ばlXl0”0cmで
あった。形成された炭素被膜は、被形成面上と表面とに
ダイヤモンド類似の硬さと静電気対策にとって適度な電
気絶縁性とを有しているため、原稿面上の凹凸やホチキ
スの金具等により上記の層に傷が付くこともなく、また
原稿と保護膜との間の摩擦により静電気が生じても、静
電気の蓄積を防ぐことができた。また光センサー素子へ
の電気的影響を抑えると共に、透光性ポリイミド中の不
純物が混入することを防止できた。
「効果J 以上述べたように、本発明はC−F結合とC−N結合ま
たはこれらに加えてC−11結合を有する炭素を主成分
とする被膜を有する複合体であり、該被膜は弗素の添加
量により排水性表面とし、窒素の添加量によって比抵抗
を制御することにより、容易にしかも安価に該被膜の排
水性または親水性の程度、硬度、透光性、比抵抗を変化
させることができ、加えて該被膜の内部応力は小さく、
密着性の良いものである。
本発明によるハロゲン元素と窒素または水素とハロゲン
元素と窒素が添加された炭素を主成分とする被膜を応用
した複合体において、実施例に述べた通り、本発明にお
いては、C−N結合を有する気体の使用量がNll:l
、NF:lを用いる場合の約1/20で同じ比抵抗を作
ることができ、イオン化率(・活性不純物量/添加した
不純物量)も20倍も大きい。
そして炭素を主成分とする被膜を適用しなかった場合に
比べ、該複合体の寿命および信頼性を格段に向上させる
ことができた。
本発明方法は第3図に示したプラズマCVD装置に限定
されることはない。重要なことは、初期状態において、
C−F結合およびC−N結合を有する気体を用いること
および負の直流バイアスを基板に自動的または人為的に
加えること、さらにこれに加えてC−11結合またはi
tを同時に添加することである。またプラズマCvD中
は0.001〜1Qtor八好第 図 ハ゛イアス電玩(V)(相数Q烙) カ紀−Jt、(*v) x升1図 第3図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. C−F結合を有する第1の気体と、C−N結合を
    有する第2の気体または前記第1および第2の気体に加
    えて水素またはC−H結合を有する第3の気体を混合せ
    しめ、−50〜−2000Vの自己バイアスまたは外部
    バイアスを印加しつつプラズマ化学反応をせしめること
    により、被形成面上に窒素と弗素がC−N結合およびC
    −F結合を有して添加された炭素を主成分とする被膜を
    形成することを特徴とする炭素を主成分とする被膜の作
    製方法。
  2. 2. 特許請求の範囲第1項において、C−F結合を有
    する第1の気体は、CF_4,C_2F_6C_3F_
    8,CHF_3,CH_2F_2,CH_3Fより選ば
    れた少なくとも1種の気体、C−N結合を有する第2の
    気体はN(CH_3)_3,N(C_2H_5)_3,
    HN(CH_3)_2,H_2N(CH_3),NH(
    C_2H_5)_2,H_2N(C_2H_5)より選
    ばれた少なくとも1種の気体、また、水素(H_2)ま
    たはC−H結合を有する気体は前記第1または第2の気
    体であって、かつC−H結合を有する気体またはC_2
    H_4,CH_4,C_2H_2,C_3H_8より選
    ばれた第3の気体よりなり、圧力0.001〜10to
    rrにおいて気体状態を呈する気体よりなることを特徴
    とする炭素を主成分とする被膜の作製方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04330456A (ja) * 1990-09-25 1992-11-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 複写装置
CN106906456A (zh) * 2017-01-23 2017-06-30 无锡荣坚五金工具有限公司 一种交联度可控的涂层的制备方法

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JPH04330456A (ja) * 1990-09-25 1992-11-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 複写装置
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