JPH02108618A - 口臭抑制剤およびそれを配合したチューインガム - Google Patents

口臭抑制剤およびそれを配合したチューインガム

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JPH02108618A
JPH02108618A JP63259945A JP25994588A JPH02108618A JP H02108618 A JPH02108618 A JP H02108618A JP 63259945 A JP63259945 A JP 63259945A JP 25994588 A JP25994588 A JP 25994588A JP H02108618 A JPH02108618 A JP H02108618A
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千明 大浜
Akira Miyagawa
亮 宮川
Mitsuko Taniguchi
谷口 充子
Atsushi Yamanishi
山西 敦之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、優れた口臭抑制効果を発揮する口臭抑制剤お
よびそれを配合したチューインガムに関する。
(従来の技術) 従来から、2価の鉄化合物がアンモニアやアミン等の悪
臭物質に対して、優れた消臭効果を有することが知られ
ている。しかし、2価の鉄化合物は非常に不安定で、空
気中の酸素によって容易に酸化されて3価の鉄化合物に
変換され、そのために消臭効果が極端に低下するという
欠点があり、優れた消臭効果を有しながら、従来、2価
の鉄化合物を用いた消臭剤等の商品化は困難であった。
そこで、かかる欠点を解決するため、2価の鉄化合物に
少量のし一アスコルビン酸を添加し、酸化を抑制して活
性を高めることが提案され(特開昭59−132937
号、特開昭60−66753号、特開昭61−2961
11号、特公昭61−59248号)、かかる知見に基
いて商品化に成功した消臭剤が「アニコ」(ミナト産業
社製)なる商品名のもとに市販されている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、かかる消臭剤を口臭の除去に応用すべく
検討を行なったところ、口臭の1つの要因であるアンモ
ニアに対しては、優れた消臭効果を発揮することが判明
した。しかし、口臭の主要因と考えられているメチルメ
ルカプタン等の硫黄化合物に対しては、消臭効果が十分
とは言えず、また、該消臭剤を用いた場合強酸性となり
、味覚的にも鉄化合物が主成分であるため、鉄が有する
ニゲ味等のために口腔内への使用に適さないものである
ことが判明した。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記課題を解決するため種々検討を重ね
た。その結果、2価の鉄化合物およびL−アスコルビン
酸を含有し、その水溶液が特定のpHを呈するようにし
た製剤が、意外にも口臭の主要因と考えられているメチ
ルメルカプタン等の硫黄化合物に対しても優れた消臭効
果を発揮することを見出した。
さらに、2価の鉄化合物とL−アスコルビン酸の配合比
を特定の範囲にすることにより、味覚も改善されること
を見出した。
すなわち、本発明は、2価の鉄化合物およびL−アスコ
ルビン酸を有効成分とし、鉄0.02重量%含有水溶液
とした場合のpHが4〜6.5となるようにしたことを
特徴とする口臭抑制剤を提供するものである。
また、本発明はかかる口臭抑制剤を配合したチューイン
ガムを提供するものである。
本発明の口臭抑制剤に用いられる2価の鉄化合物として
は、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄、臭化第一鉄
、ヨウ化第−鉄、ビロリン酸第−鉄等の無機第一鉄塩や
、没食子酸第一鉄、リンゴ酸第−鉄、フマル酸第−鉄、
グルコン酸第−鉄等の有機第一鉄塩が挙げられ、食品用
として用いる場合には食品添加物として認められている
硫酸第一鉄、ビロリン酸第−鉄、グルコン酸第−鉄等が
好ましい。
かかる2価の鉄化合物を安定化させるために用いられる
し一アスコルビン酸は、本発明においては鉄化合物の味
のマスキング効果も有する。本発明の口臭抑制剤におい
ては、L−アスコルビン酸として、2価の鉄化合物中の
鉄1重量部に対して1〜40重量部、好ましくは5〜4
0重量部の割合で配合される。配合量が1重量部より少
ないと2価の鉄化合物の安定化が十分はかれず、また、
2価の鉄化合物時をの味のマスキング効果も得られず、
一方40重量部より多く配合しても効果に変わりがなく
経済的に不利になる。
本発明の口臭抑制剤はこれらの2価の鉄化合物およびL
−アスコルビン酸を有効成分とし、鉄0゜02重量%を
含有するように精製水で希釈した場合のpH(25°O
i1定)が4〜6.5に調整したものであり、pHが4
〜6.5の範囲外になると所望の消臭効果が得られず、
また、口腔内への適用に適さなくなる。
pHの調整は、一般に、pH調節剤の添加により行なわ
れ、そのようなpH調節剤としては、クエン酸、リン酸
、DL−リンゴ酸、グルコン酸、コハク酸、酢酸、DL
−酒石酸、フマル酸、乳酸等の酸類、リン酸−水素ナト
リウム、リン酸二水素ナトリウム、クエン酸ナトリウム
、グルコン酸す上リウム、コハク酸ナトリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、DL−酒石酸ナトリウ
ム、L−酒石酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、DL−リ
ンゴ酸ナトリウム等の塩類が挙げられる。
さらに、本発明の口臭抑制剤には、必要に応じて適当な
着香料、着色料、安定剤、乳化剤等を本発明の効果を損
わない範囲で添加してもよい。
本発明の口臭抑制剤は、所望の成分を混合、溶解、懸濁
、乾燥粉砕するなどの常法により、粉末、顆粒、錠剤な
どのごとき固形剤、水溶液、懸濁液などの液剤等の剤形
とすることができる。例えば、本発明の粉末状の口臭抑
制剤は、まず、所定量の所望の成分を蒸留水に溶解して
約25%溶液とし、約−40℃、0.1−0.3tor
rにて約24時間凍結乾燥した後、約−30℃にて粉砕
することにより得られる。かくして得られた口臭抑制剤
は、所望により、適宜、蒸留水で希釈して用いることも
でき、また、前記のごとき固形剤とすることもでき、こ
れらも本発明範囲のものである。
本発明のチューインガムは本発明の口臭抑制剤をチュー
インガムの1成分として配合したものである。
本発明の口臭抑制剤は、チューインガム全重量に対して
0.01〜2重量%、好ましくは0.05〜1.0重量
%の範囲で配合される。配合量が0゜01重量%より少
ないと十分な口臭抑制効果が得られず、一方、2重量%
より多いと経済的に不利となり、また、ガムの独特のテ
クスチュアーや風味を換うことにもなる。
本発明のチューインガムは常法によって製造することが
でき、ガムベースとしては、通常用いられている酢酸ビ
ニル樹脂、天然樹脂類(チクル、ジェルトン、ソルバ等
)、ポリイソブチレン、ポリブデン、エステルガム等の
基礎剤、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、タルク等
の充填剤、ワックス類、乳化剤等を適宜混合して調製し
たものが用いられる。
本発明のチューインガムに用いる甘味料としては、通常
用いられる単糖類、二糖類、少糖類、多糖類、水アメ類
等が挙げられるが、さらに必要に応じてこれらの糖類に
水素添加を施した糖アルコール類またはカップリングシ
ュガー(登録商標)、パラチノース(登録商標)等を用
いることもできる。
さらに、本発明のチューインガムには、必要に応じてそ
の他の添加剤、例えば、着香料、着色料、軟化剤および
矯味物質等を本発明の効果を損わない範囲で適宜添加し
てもよい。
本発明のチューインガムを製造するには、例えば、まず
、ガムベース用樹脂を主成分とし、ワックス類、乳化剤
、充填剤等からなるガムベースを予め70〜120℃の
温度で軟化させておき、これに所定量の本発明の口臭抑
制剤、糖類、着香料、着色料、軟化剤および矯味物質等
の添加剤を加え、50°C前後にてニーダ−を用いて均
一に混練する。
ついで通常のガム製造と同様の操作を行ない、板状、ブ
ロック状などの加工を施したガム、風船ガム等の通常の
形態とすることができる。
!1並 つぎに実験、実施例および比較例を挙げて本発明をさら
に詳しく説明する。
実験l 以下に示す製造法により、第1表の処方に従って食品用
口臭抑制水溶液を調製した。
すなわち、乾燥硫酸第1鉄、L−アスコルビン酸の所定
量をとり、蒸留水200−に溶解させて水溶液とし、実
験に用いた。
つぎに、得られた食品用口臭抑制剤について2価の鉄化
合物およびL−アスコルビン酸の配合比による2価の鉄
化合物特有の味のマスキング効果を5名の専門パネラ−
による官能試験により以下の基準に従って評価した。結
果を第2表に示す。
表中の各数値はその項目に該当するパネラ−の人数を示
す。
評価基準 022価の鉄化合物の味のマスキング効果あり△:やや
2価の鉄化合物の味が残る ×:2価の鉄化合物の味が強い 第2表 第2表から明らかなごとく、2価の鉄化合物中の鉄1重
量部に対してL−アスコルビン酸を1〜40重量部、好
ましくは5〜40!i量部添力Uすることにより2価の
鉄化合物特有のニゲ味等の味を有効にマスキングしうろ
ことがわかる。
実施例1 以下の処方により、口臭抑制剤を調整した。
すなわち、乾燥硫酸第1鉄、L−アスコルビン酸、無水
クエン酸及び無水リン酸水素2ナトリウムを蒸留水40
0−に溶解し、その後−40℃、真空度0−2 tor
rにて24時間凍結乾燥した後、−30℃の粉砕室にて
粉砕して口臭抑制剤を調整した。尚、口臭抑制剤l〜7
の鉄0.02重量%含有水溶液のpi−iはそれぞれ1
.6.4.0.4゜7.5.2.5.7.6.5および
7.0であった。
ついで、得られた口臭抑制剤について、以下に示す臭気
物質を用いて消臭力テストを行なった。
(臭気物質) A:28%アンモニア水溶液(牛丼化学製)を99.5
%エタノールで7%溶液に希釈したもの。
B:30%メチルメルカプタン・エタノール溶液(牛丼
化学製)を99.5%エタノールで6%溶液に希釈した
もの。
(テスト方法) 各口臭抑制剤の10%水溶液を濾紙(東洋癲紙製、No
2.70m/md、2枚)に1−含浸させ、5g容デシ
ケーター内につるした。ブランクとして蒸留水ll1I
aを含浸させたものを用いた。デシケータ−のフタを閉
じ、7タ中央のシリコン栓部より注射器にて前記臭気物
質(アンモニアの場合100μQ1 メチルメルカプタ
ンの場合30μa)をデシケータ−下部に敷設した濾紙
(構出製作所製、No、5 B、 60m/msg)に
滴下した。臭気物質滴下後、温度35°C1湿度50%
の恒温恒湿器内にて、デシケータ−底部に設置した撹拌
子によりデシケータ−内部の空気を15分間撹拌した。
ついで、シリコン栓部に吸引器を取りつけた検知管(ア
ンモニアの場合北用式ガス検知管B型、メチルメルカプ
タンの場合北用式ガス検知管Sを)を差し込み、デシケ
ータ−内の臭気を吸引した(1ストロ一クloom12
.1分間吸引)。検知管より読み取ったデシケータ−内
の臭気濃度の測定値とブランク値を用い、以下の式: 計算した。結果を第1図および第2図に示す。
第1図から明らかなごとく、アンモニアに対する消臭力
はpH1〜6.5の範囲内でいずれも高く顕著な差違が
認められなかった。一方、第2図から明らかなごとく、
口臭の主要因と考えられるメチルメルカプタンに対する
消臭力はpH4〜6.5の範囲において特に優れた効果
を示した。
実施例2〜6および比較例1〜3 以下の処方により前記の製造法に準じて板ガムを調製し
た。なお、表中の数値は全て重量%を意味する。
より各臭気物質に対する各口臭抑制剤の消臭率をつぎに
、得られた板ガムについて以下の方法に従って口臭抑制
効果に関する官能試験を行なった。
結果を第3表および第4表に示す。
(試験方法) 被験者10名に対して、ニンニク抜きの具109に市販
のガーリックパウダー(S&B製キッチンガーリック)
0.59を加えよく練り合せた後ギョウザの皮に包んで
焼いたものを各人1個ずつ摂食させた。摂食直後に前記
処方にて製造した板ガムを3分間咀喝させた。咀嗜直後
、30分、1時間、2時間、3時間および4時間目に被
験者の呼気を直接臭突(ガスクロ工業(株)製)に吹き
込ませて採取した。ついで、該臭突に鼻あて(ガスクロ
工業(株)製)を取り付け、ニンニク臭の強度および不
快な口臭の強度に関して、5名の専門パネラ−による官
能試験にて以下の基準に従って評価した。
(評価基準) 3:非常に強い臭いがする 2:やや強い臭いがする l:僅かに臭いがする 0:無 第3表 第3表および第4表から明らかなごとく、pHを4.0
〜6.5に調整した本発明の口臭抑制剤は、ニンニク臭
や口臭に対して優れた消臭効果を発揮する。
実施例7〜10および比較例4〜5 以下の処方により前記の製造法に準じて板ガムを調製し
た。なお、表中の数値は全て重量%を意味する。
第4表 ン酸8重量部、無水クエン酸16重量部および無水リン
酸水素二ナトリウム32重量部を用い前記の方法に準じ
て調製した粉末(水溶液のpH5,2)。
つぎに、得られた板ガムについて前記と同様の方法およ
び評価基準に従ってニンニク臭気抑制効果に関する官能
試験を行なった。結果を第5表に示す。
第5表 第5表から明らかなごとく、本発明の口臭抑制剤をチュ
ーインガム全重量に対して0.O1重量%以上配合した
場合、ニンニク臭気の消臭効果が得られ、また、添加割
合を増大するほど該効果も顕著になることがわかる。
発明の効果 本発明の口臭抑制剤によれば、2価の鉄化合物特有の味
がマスキングされ、また、pHが4〜6゜5に調整され
ているので口臭の主要因と考えられているメチルメルカ
プタンの臭気に対して顕著な消臭効果が得られるととも
に口腔内に用いるのにも適したものとなる。さらに、か
かる口臭抑制剤を配合した本発明のチューインガムも同
様に口臭の抑制に優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の口臭抑制剤のpH値と
アンモニアおよびメチルメルカプタンの臭気に対する抑
制効果の関係を示したグラフであり、それぞれ、縦軸は
消臭率(%)を、横軸は口臭抑制剤のpH値を表わす。 特許出願人 サンスター株式会社 はか1名代理人 弁
理士前 山 葆 はか1名 第1図 口臭#舊Vi音りのpH4看 第2図 口臭症!8’l刺のpH迫

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2価の鉄化合物およびL−アスコルビン酸を有効
    成分とし、鉄0.02重量%含有水溶液とした場合のp
    Hが4〜6.5となるようにしたことを特徴とする口臭
    抑制剤。
  2. (2)L−アスコルビン酸を、2価の鉄化合物中の鉄1
    重量部に対して1〜40重量部含有する特許請求の範囲
    第(1)項の口臭抑制剤。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項の口臭抑制剤を配合し
    てなることを特徴とするチューインガム。
  4. (4)該口臭抑制剤をチューインガム全重量に対して0
    .01〜2.0重量%配合した特許請求の範囲第(3)
    項のチューインガム。
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