JPH0210965Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0210965Y2 JPH0210965Y2 JP1983099539U JP9953983U JPH0210965Y2 JP H0210965 Y2 JPH0210965 Y2 JP H0210965Y2 JP 1983099539 U JP1983099539 U JP 1983099539U JP 9953983 U JP9953983 U JP 9953983U JP H0210965 Y2 JPH0210965 Y2 JP H0210965Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- silicon nitride
- cooking utensil
- cooking utensils
- ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
本案は、特に加熱調理に適したセラミツク製調
理具に関するものである。 従来から食品を載置、もしくは収容し、オーブ
ンやガス、炭火等で加熱する調理具としては、鉄
製のものや陶磁器製のものが多く使用されてい
る。 ところが、鉄などの金属で作られた調理具で
は、錆が発生し易く、また金属成分が溶出して
“カナケ”が食品に乗り移り、味覚に対する変態
を来し食品本来が有す味を賞味することができな
かつた。また熱伝導がよいことから、加熱時の昇
温速度が速いため、焦げ付き易く、反面温度がさ
め易いという欠点があつた。一方、従来からの陶
磁器製の調理具では、味を損なわず、さめ難いと
いう利点を有するものの熱膨張係数が比較的大き
いために急激な熱変化により割れるという欠点が
ある。そのため、加熱調理具として一部の耐熱ガ
ラス製品を除いて使用されるものは少ない。特に
ステーキや炉端焼などを行うにはソース、しよう
ゆなどの調味液をかけることが多く、通常の鍋料
理に使用する場合に較べて温度変化が急激である
ため、特に焼物料理を行うには調理具を構成する
素材が溶出しないのはもちろん、耐熱衝撃性が大
きなものであることが望ましい。 本案は上記の如き実情に鑑みて案出した調理具
である。 以下、本案実施例を具体的に詳述すれば、第1
図にて例示する如く、Aは調理具で平板状を成
し、ステーキなどの調理に適したものであり、ま
た第2図に示した例では周辺に縁どり部Bを一体
的に形成した皿形状の調理具Cを構成したもので
あつてもよく、要するに調理する食品の形状や使
用方法などに応じて最適の形状のものであればよ
い。ところで、かかる調理具A,Cの構成には人
工的に合成した窒化珪素(Si3N4)粉末でもつて
所定形状に成型、焼結してなる窒化珪素セラミツ
クが最適である。次の第1表には窒化珪素セラミ
ツクと最も一般的なアルミナセラミツク及び従来
の調理具に使われていた鋳鉄の物性を比較のため
に挙げた。
理具に関するものである。 従来から食品を載置、もしくは収容し、オーブ
ンやガス、炭火等で加熱する調理具としては、鉄
製のものや陶磁器製のものが多く使用されてい
る。 ところが、鉄などの金属で作られた調理具で
は、錆が発生し易く、また金属成分が溶出して
“カナケ”が食品に乗り移り、味覚に対する変態
を来し食品本来が有す味を賞味することができな
かつた。また熱伝導がよいことから、加熱時の昇
温速度が速いため、焦げ付き易く、反面温度がさ
め易いという欠点があつた。一方、従来からの陶
磁器製の調理具では、味を損なわず、さめ難いと
いう利点を有するものの熱膨張係数が比較的大き
いために急激な熱変化により割れるという欠点が
ある。そのため、加熱調理具として一部の耐熱ガ
ラス製品を除いて使用されるものは少ない。特に
ステーキや炉端焼などを行うにはソース、しよう
ゆなどの調味液をかけることが多く、通常の鍋料
理に使用する場合に較べて温度変化が急激である
ため、特に焼物料理を行うには調理具を構成する
素材が溶出しないのはもちろん、耐熱衝撃性が大
きなものであることが望ましい。 本案は上記の如き実情に鑑みて案出した調理具
である。 以下、本案実施例を具体的に詳述すれば、第1
図にて例示する如く、Aは調理具で平板状を成
し、ステーキなどの調理に適したものであり、ま
た第2図に示した例では周辺に縁どり部Bを一体
的に形成した皿形状の調理具Cを構成したもので
あつてもよく、要するに調理する食品の形状や使
用方法などに応じて最適の形状のものであればよ
い。ところで、かかる調理具A,Cの構成には人
工的に合成した窒化珪素(Si3N4)粉末でもつて
所定形状に成型、焼結してなる窒化珪素セラミツ
クが最適である。次の第1表には窒化珪素セラミ
ツクと最も一般的なアルミナセラミツク及び従来
の調理具に使われていた鋳鉄の物性を比較のため
に挙げた。
【表】
この第1表に挙げた特性から明らかなように窒
化珪素セラミツクの耐薬品性として、95%硫酸中
における30分間煮沸時の浸食減量(mg/cm2)も
0.1mg程度と小さく、他の硝酸(60%濃度)、カ性
ソーダ(30%濃度)の各溶液中における30分間煮
沸時の浸食減量もそれぞれ2〜3mg程度と極めて
小さく、それ故、ソースやしようゆなどの調味液
体、食塩などによつて成分が溶出する恐れはな
く、しかも極めて高硬度で他の調理具と摺動した
場合などにおいても摩耗することがほとんどない
こと及び窒化珪素自体はイオン溶出しないことか
ら窒化珪素セラミツクにもとづく食品に対する味
の変態は皆無であつた。 さらに耐熱衝撃性として、例えば、窒化珪素の
テストピースを加熱し、20℃の水中に投下して熱
衝撃を与えた後の曲げ強さを測定した結果によれ
ば、600℃までの温度のもとで急冷後の曲げ強さ
が約60Kg/mm2と極めて大きなものであり、しかも
実際の調理時において、600℃に加熱したり、600
℃から瞬時的に常温の20℃にまで急冷することは
ほとんどないことから、調理時における熱衝撃に
よつて調理具自体にヒビ割れ、欠けなどの発生に
より破損する恐れはない。 なお、本案調理具の大きさ、形状は所望のもの
でよく、特に限定される要素はないが、窒化珪素
セラミツクで形成した場合の機械的強度、保温
性、非焦げ付き性などの関係からして肉厚Tとし
ては最小限5mm以上、好ましくは10mm以上である
ことが実験から判明した。以上のように本案は窒
化珪素セラミツクで構成したものであることか
ら、調理具の素材の溶出による“カナケ”が食品
の有する本来の味を損なうことなく調理すること
ができ、調理時の焦げ付きを起こさず、保温性に
富むなどの作用効果を有し、しかも水や調味料の
付着によつても錆の発生をもたらすことなく、さ
らに大きな耐熱衝撃性を有するなど多くのすぐれ
た特長をもつた調理具を提供することができる。
化珪素セラミツクの耐薬品性として、95%硫酸中
における30分間煮沸時の浸食減量(mg/cm2)も
0.1mg程度と小さく、他の硝酸(60%濃度)、カ性
ソーダ(30%濃度)の各溶液中における30分間煮
沸時の浸食減量もそれぞれ2〜3mg程度と極めて
小さく、それ故、ソースやしようゆなどの調味液
体、食塩などによつて成分が溶出する恐れはな
く、しかも極めて高硬度で他の調理具と摺動した
場合などにおいても摩耗することがほとんどない
こと及び窒化珪素自体はイオン溶出しないことか
ら窒化珪素セラミツクにもとづく食品に対する味
の変態は皆無であつた。 さらに耐熱衝撃性として、例えば、窒化珪素の
テストピースを加熱し、20℃の水中に投下して熱
衝撃を与えた後の曲げ強さを測定した結果によれ
ば、600℃までの温度のもとで急冷後の曲げ強さ
が約60Kg/mm2と極めて大きなものであり、しかも
実際の調理時において、600℃に加熱したり、600
℃から瞬時的に常温の20℃にまで急冷することは
ほとんどないことから、調理時における熱衝撃に
よつて調理具自体にヒビ割れ、欠けなどの発生に
より破損する恐れはない。 なお、本案調理具の大きさ、形状は所望のもの
でよく、特に限定される要素はないが、窒化珪素
セラミツクで形成した場合の機械的強度、保温
性、非焦げ付き性などの関係からして肉厚Tとし
ては最小限5mm以上、好ましくは10mm以上である
ことが実験から判明した。以上のように本案は窒
化珪素セラミツクで構成したものであることか
ら、調理具の素材の溶出による“カナケ”が食品
の有する本来の味を損なうことなく調理すること
ができ、調理時の焦げ付きを起こさず、保温性に
富むなどの作用効果を有し、しかも水や調味料の
付着によつても錆の発生をもたらすことなく、さ
らに大きな耐熱衝撃性を有するなど多くのすぐれ
た特長をもつた調理具を提供することができる。
第1図は本案実施例による調理具を示す斜視
図、第2図は本案調理具の他の例を示す斜視図で
ある。 A,C:調理具、B:縁どり部。
図、第2図は本案調理具の他の例を示す斜視図で
ある。 A,C:調理具、B:縁どり部。
Claims (1)
- 600℃に加熱して水中投下した後の曲げ強度が
60Kg/mm2以上の、窒化珪素を主成分としたセラミ
ツク体からなり、肉厚Tが10mm以上の板状、皿状
に形成したことを特徴とするセラミツク製調理
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9953983U JPS605640U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | セラミツク製調理具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9953983U JPS605640U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | セラミツク製調理具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS605640U JPS605640U (ja) | 1985-01-16 |
| JPH0210965Y2 true JPH0210965Y2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=30235845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9953983U Granted JPS605640U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | セラミツク製調理具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605640U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT511851B1 (de) * | 2011-08-18 | 2015-03-15 | Franz Haas Waffel Und Keksanlagen Ind Gmbh | Backplatte für backöfen |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5933294Y2 (ja) * | 1980-02-29 | 1984-09-17 | 京セラ株式会社 | 調理用セラミツク加熱板 |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP9953983U patent/JPS605640U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS605640U (ja) | 1985-01-16 |
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