JPH02117367A - 魚肉又は畜肉タンパク質の高圧変性の抑制法 - Google Patents

魚肉又は畜肉タンパク質の高圧変性の抑制法

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JPH02117367A
JPH02117367A JP63271641A JP27164188A JPH02117367A JP H02117367 A JPH02117367 A JP H02117367A JP 63271641 A JP63271641 A JP 63271641A JP 27164188 A JP27164188 A JP 27164188A JP H02117367 A JPH02117367 A JP H02117367A
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fish meat
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昌子 有
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生の魚肉又は畜肉に高圧処理を施した場合に
生じるタンパク質の圧変性の抑制を図ることができる、
魚肉又は畜肉タンパク質の高圧変性の抑制法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕一般に
、生の魚肉又は畜肉を高圧処理すると、殺菌、自己消化
酵素の失活等の効果が望めるというメリットのあること
が知られている。
しかしながら、高圧処理を行う場合、上記メリットがあ
る反面、魚肉又は畜肉にタンパク質の変性による肉の白
濁化、不透明化、テクスチャーの変化などのデメリット
が生ずる問題があった。
従って、本発明の目的は肉の白濁化、不透明化、テクス
チャーの変化などのデメリットを生じさせることなく魚
肉又は畜肉を高圧処理することができる、魚肉又は畜肉
タンパク質の高圧変性の抑制法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、種々検討した結果、魚肉又は畜肉(これ
らの懸濁液を含む)を高圧処理する際に、該魚肉等に特
定種類の化合物の一種又は数種を共存させることにより
、上記目的が達成されることを知見した。
本発明は、上記知見によりなされたもので、魚肉又は畜
肉に、糖類、塘アルコール類、多価アルコール類、アミ
ノ酸類及び有機酸類からなる群から選択された一種また
は数種を添加し、それらを20〜10000 kgcm
−”の圧力で加圧することを特徴とする魚肉又は畜肉タ
ンパク質の高圧変性の抑制法を提供するものである。
以下、本発明の魚肉又は畜肉タンパク質の高圧変性の抑
制法を、好ましい実施態様に基づいて詳述する。
本発明において、魚肉又は畜肉としては特に制限はなく
、任意の魚肉又は畜肉に対して本発明を有効に適用する
ことができる。そして、上記魚肉又は畜肉の状態は、塊
状のものに限るものでなく、すり身等の任意の状態のも
のであってよく、また、これらの繊維等を水溶液等に懸
濁させて調製した懸濁液の状態のものであってもよい。
本発明において、上記魚肉等に添加する@類としてはシ
!JI!、グルコース、フラクトース、マルトース、ト
レハロース等を、糖アルコール類としてはソルビトール
、イノシトール、マニトール等を、多価アルコール類と
してはグリセリン、ポリエチレングリコール等を、アミ
ノ酸類としてはグリシン、グルタミン酸、アスパラギン
酸等を、また、有機酸類としてはコハク酸、クエン酸、
酒石酸等を、それぞれ好ましい例として挙げることがで
きる。そして、上記各化合物は、単独でも、もしくは複
数組み合わせて使用することもできる。
また、上記化合物を魚肉又は畜肉に添加する好ましい方
法としては、該魚肉又は畜肉を高圧処理する際に、塊状
肉ならば上記化合物の0.1〜2.0M、望ましくは0
.5〜1.0 Mの水溶液に浸漬する方法を、また、懸
濁液状態の肉の場合は上記化合物を0.1−2.0M、
望ましくは0.5〜1.0 Mの濃度になるように添加
調製する方法を挙げることができる。但し、これらに限
定されるものではない。
本発明において、魚肉又は畜肉を加圧する圧力範囲とし
ては、20〜10000kgcm−”であることが必要
であり、好ましくは500〜5000kg鶴−稟である
。具体的な圧力は、対象の内挿、処理条件等によって適
宜決定されるものである。
また、加圧する方法も特に制限されるものでなく、魚肉
又は畜肉を上記圧力範囲に加圧することができる手段で
あれば任意に選択可能である。
上述した本発明方法によれば、生の魚肉又は畜肉を上記
の化合物の水溶液に浸漬したものを高圧処理した場合は
、水のみに浸漬したものを対照として比較すると、前者
(本発明)では肉の白濁化、不透明化が極めて小さいか
あるいは観察されない。
また、魚肉又は畜肉タンパク質の懸濁液の場合は、上記
の化合物を添加しない場合に比べ、本発明方法による場
合はタンパク質の凝集、Ca又はMg−ATPase活
性の失活が抑制され、また、タンパク質の変性が抑制さ
れる。
次に、本発明方法の効果を明らかにするために行った実
施例について説明する。
〔実施例1〕 マグロ凍結ブロックを解凍後、その各約20gを5段階
(0,l、0.25.0.5.1.0及び1.5)の濃
度(M)のソルビトール水溶液の各20M1に浸し、圧
力3000 kgcm−一温度5℃及び圧力保持時間3
0分の条件下で加圧した。そして、水のみに浸漬した以
外は全て同一条件で処理したものを対照として、マグロ
魚肉の白皮、明度を比較し、その結果を下記表1に示し
た。尚、圧力負萄しないマグロ魚肉の白皮は1.6、明
度は10.0であった。
表1 上記表1より明らかなように、対照<S度O)に比較し
て、ソルビトール濃度を上げてゆくと、加圧処理後のマ
グロ魚肉の白皮及び明度は、ちと(加圧処理前)のマグ
ロのそれに近づいていくことが分かる。事実、ソルビト
ール濃度が1.0M及び1.5Mの場合では、加圧処理
前後でマグロ魚肉の白皮、明度及び外観にはほとんど差
が見られなかった。このように、ソルビトールによるマ
グロ魚肉の圧力変性に対する優れた抑制効果が認められ
、本発明方法が有効であることが確認できた。
〔実施例2〕 コイ魚肉から調製した筋原繊維懸濁液(タンパク質濃度
5■/d)の各約201dに、それぞれ5段階(0,l
、0.25.0.5.1. o及び1.5)の濃度(M
)になるように所定量のソルビトールを添加し、次いで
圧力2000 kgcm−”、温度5℃及び圧力保持時
間30分の条件下で加圧した。そして、ソルビトールを
添加しない以外は全て同一条件で処理したものを対照(
基準)にして、Ca−ATPase比活性、Mg−AT
Pase比活性の測定及び筋原繊維凝集の程度の観察を
行い、その結果を下記表2に示した。
尚、Ca−ATPase比活性、Mg−ATPase比
活性は、圧力処理していない筋原繊維の活性を1.0と
した場合の比で表したものである(実施例3の場合も同
じ)。また、「凝集」の欄の+は凝集している場合を、
士は一部が凝集している場合を、−は凝集が見られない
場合をそれぞれ意味す表2 上記表2より、ソルビトール濃度が上昇するほど、Ca
−AT Pa5s 、 Mg−AT Pa5sの失活や
筋原繊維の凝集が抑制され、ソルビトール濃度0.5M
以上では、失活や凝集がほぼ完全に抑制されることが分
かる。このように、ソルビトールによるコイ筋原繊維の
圧変性に対する抑制効果が認められ、本発明方法が有効
であることが確認された。
〔実施例3〕 実施例2と同様のコイ魚肉から調製した各筋原繊維懸濁
液の各約20aeに、該各懸濁液が0.5Mの濃度にな
るように、グルコース、ショ糖、マルトース、トレハロ
ース、ソルビトール、マニトール、グリセリンをそれぞ
れ添加して上記各化合物の溶液からなる7種類の懸濁液
を調製した0次いで、上記各懸濁液に対して、圧力20
00 kgcm−’温度5°C及び圧力保持時間30分
間の条件下で加圧し、加圧処理後の各懸濁液についてC
a−ATPase活性、Mg−ATPase活性を測定
し、溶解化合物の圧変性に対する抑制効果を調べ、その
結果を下記表3に示した。
表3 (実施例4) 牛肉の各約20gを、予め調製したシgll、グリセリ
ン、グリシン、コハク酸それぞれの0.5 M水溶液2
0dに浸して4種類の牛肉を調製し、次いで、上記各牛
肉を圧力3500 kgcm−”、温度5°C及び圧力
保持時間30分の条件下で加圧した。
そして、水のみに浸漬した以外は全て同一条件で処理し
たものを対照として、上記各牛肉の白皮、明度、Ca−
ATPaae活性及び生菌数を調べ、その結果を下記表
4に示した。
表4 上記何れの化合物の場合も、はぼ同程度の筋原繊維の圧
変性に対する抑制作用が認められた。
上記表4より、牛肉においても、魚肉と同様、シ=sl
l1M、グリセリン、グリシン、コハク酸の各水溶液へ
の浸漬のよって明らかにタンパク質の圧変性が抑えられ
ており、また、その加圧処理による殺菌効果も有効に発
揮されている。従って生の魚肉、畜肉の圧力による殺菌
に、上記の各化合物の水溶液への浸漬又は添加(本発明
方法)が有力な手段であることがわかる。
〔実施例5〕 ハマチ魚肉(血合肉を除く)の各約20gを、ソルビト
ール、ポリエチレングリコール、グリシン、コハク酸そ
れぞれの0.5 M水溶液20aeに浸漬して4種類の
ハマチ魚肉を調製し、次いで、実施例4の場合と同様の
条件下で加圧処理を施し、上記各ハマチ魚肉の白皮、明
度、生菌数を調べ、その結果を下記表5に示した。
表5 上記表5より、ハマチ魚肉をソルビトール、ポリエチレ
ングリコール、グリシン、コハク酸の各水溶液にそれぞ
れ浸漬することによって、前記実施例4の場合と同様に
、ハマチ魚肉のタンパク質の圧力変性が抑制され、また
、殺菌効果も発揮されることが確認できた。従って、生
の魚肉の殺菌にもこれらの上記各化合物の水溶液への浸
漬又は添加(本発明方法)が有力な手段であることがわ
かる。
以上、本発明方法を具体的に説明したが、本発明の魚肉
又は畜肉タンパク質の高圧変性の抑制法は、前記実施態
様及び前記実施例に示したものに限られるものでなく、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは
いうまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、肉の白濁化、不透明化、テクスチャー
の変化などのデメリットを生じさせることなく魚肉又は
畜肉を高圧処理することができるため、品質の極めて優
れた魚肉又は畜肉を提供できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)魚肉又は畜肉に、糖類、糖アルコール類、多価ア
    ルコール類、アミノ酸類及び有機酸類からなる群から選
    択された一種または数種を添加し、それらを20〜10
    000kgcm^−^2の圧力で加圧することを特徴と
    する魚肉又は畜肉タンパク質の高圧変性の抑制法。
JP63271641A 1988-10-27 1988-10-27 魚肉又は畜肉タンパク質の高圧変性の抑制法 Expired - Lifetime JPH0697974B2 (ja)

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JPH0697974B2 JPH0697974B2 (ja) 1994-12-07

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0471468A (ja) * 1990-07-13 1992-03-06 Kibun Foods Inc 魚介類の調理・品質改良法
JPH0499438A (ja) * 1990-08-15 1992-03-31 Marutomo Kk 魚節の製造方法
JP2013505726A (ja) * 2009-09-25 2013-02-21 カーギル・インコーポレイテッド 冷凍ひき肉の高圧低温殺菌
CN104542894A (zh) * 2013-10-28 2015-04-29 天津科技大学 一种低分子渗透剂协同超高压处理提高冷冻肉品质的方法

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