JPH02117456A - 自動車のシートベルト装置 - Google Patents

自動車のシートベルト装置

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JPH02117456A
JPH02117456A JP63270260A JP27026088A JPH02117456A JP H02117456 A JPH02117456 A JP H02117456A JP 63270260 A JP63270260 A JP 63270260A JP 27026088 A JP27026088 A JP 27026088A JP H02117456 A JPH02117456 A JP H02117456A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のシートベルト装置に関する。
(従来の技術) 自動車、例えばピラーレスハードトップの自動車におい
て、第27図に示すように、前部座席1用のシートベル
トガイド2°をサイドウィンド上方のルーフレールに取
付けると、ショルダーベルト3゛がサイドウィンドを上
下に横切ることになり、ピラーレスハードトップ特有の
解放感が損なわれてしまうので、その対策として、ベル
ト3を前部座席1のシートバックlaのガイド部材4を
通して、ベルトリトラクタ2を後部座席用のリヤドア5
内に取付けるようにしたものが提案されている(特開昭
63−130450号公報参照)。
上記ベルトリトラクタ2には、通常、所定の加速度が作
用した時に、ベルト3の引出しを阻止するロック機構が
設けられている。
また、一般的なベルトリトラクタにはベルト装着時に、
ベルトの引出しを許容し、巻取りを阻止するテンション
リリーバ機構が設けられている場合もある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のようなベルトリトラクタの配置構造を
採用した自動車において、そのベルトリトラクタに上記
テンションリリーバ機構を備えた場合に、リヤドアを開
く際に、テンションリリーバ機構が作動してベルトリト
ラクタからベルトが引出され、リヤドアを閉じる際に、
テンションリリーバ機構が作動してベルトがベルトリト
ラクタに巻取られないので、ベルトが弛むということが
考えられる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、リトラクタ
が配置されたドアを開いた状態において、リトラクタの
テンシ式ンリリーバ機構の作動を阻止して、ベルトの弛
みを防止することを基本的な目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため、第1の発明は、乗員の肩を拘束するショルダ
ーベルトを巻取るリトラクタがドアに配置され、該ドア
の開状態を検出する検出手段が設けられ、上記リトラク
タにはベルト装着時に、ベルトの引出しを許容し、巻取
りを阻止するテンションリリーバ機構と、上記検出手段
の開検出時に、上記リリーバ機構の作動を阻止する阻止
機構とが設けられていることを特徴とするものである。
また、第2の発明は、乗員の肩を拘束するショルダーベ
ルトを巻取るリトラクタがドアに配置され、該ドアの開
状態を検出する第1検出手段と上記車体の他の開閉体の
開状態を検出する第2検出手段とが設けられ、上記リト
ラクタには、ベルト装着時にベルトの引出しを許容し、
巻取りを阻止するテンションリリーバ機構と、上記第1
検出手段の開検出時に、上記リリーバ機構の作動を阻止
する阻止機構と、所定の加速度が作用した時にショルダ
ーベルトの引出しを阻止するロック機構と、上記第1、
第2検出手段の少なくとも一方の開検出時に、ロック機
構のロック作動を阻止するキャンセル機構が設けられて
いることを特徴とするものである。
さらに、第3の発明は、乗員の肩を拘束するショルダー
ベルトを巻取るリトラクタがドアに配置され、該ドアの
開状態を検出する第1検出手段と車体の他の開閉体の開
状態を検出する第2検出手段とが設けられ、上記リトラ
クタには、ベルト装着時にベルトの引出しを許容し、巻
取りを阻止するテンションリリーバ機構と、上記第1検
出手段の開検出時に、上記リリーバ機構の作動を阻止す
る阻止機構と、所定の加速度が作用した時にショルダー
ベルトの引出しを阻止するロック機構と、上記第1、第
2検出手段の少なくとも一方の開検出時に、ロック機構
の感度を低下させる感度低下機構とが設けられているこ
とを特徴とするものである。
(発明の作用・効果) 第1の発明は、検出手段でリトラクタが配置されたドア
の開状態を検出した時に、テンションリリーバ機構の作
動を阻止機構で阻止するようにしたものであるから、該
ドアを開く際に、リトラクタからベルトが引出されるが
、該ドアを閉じる際にもベルトがりトラクタに巻取られ
るので、ベルトが弛むことかなくなる。
第2の発明は、リトラクタが配置されたドアが開かれた
時にテンションリリーバ機構の作動を阻止するとともに
、車体の他のドアやボンネット等の開閉体が開かれた時
にリトラクタのロック機構のロック作動をキャンセル機
構で阻止するようにしたものであるから、ドア等の開閉
体の開閉に際して、車体に加えられる加速度でロック機
構の作動が未然に阻止され、ドアかスムーズに開くよう
になると共に、乗員がベルトで拘束されるということも
なくなる。
また第3の発明は、リトラクタが配置されたドアが開か
れた時にテンションリリーバ機構の作動を阻止するとと
もに、車体の他のドアやトランクリッド等の開閉体が開
かれた時にリトラクタのロック機構の感度を感度低下機
構により低下させるようにしたので、車体の開閉体の開
閉によって加えられる加速度でロック機構が不用意にロ
ック作動することがなく、ドアがスムーズに開くように
なると共に、乗員がベルトで拘束されるということもな
くなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、ピラーレスハードトッ
プの自動車には、フロントドアlOとリヤドアIIとが
設けられ、フロントドアlOはフロントピラー12に開
閉自在にヒンジ止めされ、リヤドア11はヒンジピラー
13に開閉自在にヒンジ止めされている。
フロントシート(運転席)14はシートクツション15
とシートバック16とで構成されている。
該フロントシート14に対して設けられるシートベルト
装置は、リヤドア2内に収納されたりトラクタ18と、
該リトラクタ18に引出し自在に巻取られたショルダー
ベルト19と、シートクツション15の左側部に設けら
れ、ショルダーベルト19のタングプレート20を着脱
自在に係止するバックル21と、ショルダーベルト19
の先端部を車体のサイドシル22に固定するラップアン
カー23と、シートバック16の右肩部に取付けられ、
ショルダーベルト19をガイドするベルトガイド部材2
4とで基本構成されている。
なお、第3図に示すように、ショルダーベルトI9のリ
トラクタ18をフロントシート14内に収納し、シート
バック16の前倒を阻止する補助ベルト19°のリトラ
クタ18°をリヤドア2内に収納するタイプであっても
よい。
上記フロントドアlOとリヤドア!Iには各ドア10.
2が開かれたときにオンとなることによって開状態を検
出するドアスイッチ25.26がそれぞれ設けられてい
る。
また、上記バックル21には、タングプレート20が係
止されたときにオンされて係止状態を検出するバックル
スイッチ29(第25図参照)が設けられ、さらに、ボ
ンネット(図示せず)が開かれたときにオンされて、そ
の開状態を検出するボンネットスイッチ27(同図参照
)、トランクリッド(図示せず)が開かれたときにオン
されて、その開状態を検出するトランクリッドスイッチ
28(同図参照)が設けられている。なお、第2図にお
いて、17はリヤシートである。
上記ベルトガイド部材24は、第4図(a)及び第4図
(b)に具体的に示すように、略三角リング状のガイド
本体24aに差込みシャフト24bがインサートモール
ドされ、該シャフト24bの上部は二叉状の補強部24
cとしてガイド本体24aを補強する。
該ベルトガイド部材24は、差込みシャフト24bをシ
ートバック16の右肩部に差込むことにより取付けられ
る。
上記ガイド本体24aにはショルダーベルト19の差込
み用スリット24dが形成されると共に、ベルト挿通開
口24eの底面24rは、シートバック16を正面から
みて、左上りに傾斜されている。
この傾斜により、第2図に示したように、リヤドア11
を開いてゆくと、ショルダーベルト19が外方に引っ張
られるが、ショルダーベルト19の外方−移動(第4図
(a)の二点鎖線参照)がスムースに行なわれる。
上記リヤドア11内に収納されたりトラクタ!8は、第
7図及び第8図に具体的に示すように、リヤドア11の
インナーパネルllaに強固なドアチエッカ取付用ブラ
ケット33が設けられ、該ブラケット33にインナーパ
ネルllaを介してボルト・ナツト34で締結固定され
る。なお、35はアウターパネルllbとインナーパネ
ルllaとを連結するパネルである。
上記リヤドア2内の上部には、リトラクタ18から引出
され、あるいは巻戻されるショルダーベルト19をガイ
ドするガイド機構36が設けられている。
該ガイド機構36は、第5図及び第6図に具体的に示す
ように、リヤドアl!のインナーパネル11aの外面に
レインフォースメント37が固定され、これに対応して
、インナーパネル12aの内面に台形状のガイド部材3
8がボルト・ナツト39、・・・、39で固定され、該
ガイド部材38にベルト挿通用の円弧状ガイド孔40が
形成されている。
また、ドアトリム41には、上記ガイド部材38のガイ
ド孔40に対応するガイド孔42を形成したカバー板4
3が取付けられている。
なお、ガイド機構36は、リヤドアl!の上部でなく、
ヒンジピラー13の上部に設けられていてもよい。
上記のようなガイド機構36が設けられていれば、第9
図(a)及び第9図(b)に示すように、フロントシー
ト14が通常の状態ではショルダーベルト19がガイド
部材38のガイド孔40のほぼ中間位置でガイドされる
次に、第10図(a)及び第1θ図(b)に示すように
、リヤドア11を開くと、ショルダーベルト19が外方
に引っ張られるが、ガイド孔40が円弧状であるためシ
ョルダーベルト19がガイド孔40の前方へ摺動するの
で、ショルダーベルト19がねじれたすせず、引出し、
巻戻しがスムースに行なわれる。
さらに、第11図(a)及び第11図(b)に示すよう
に、フロントシートi4のシートバック16を後側させ
ると、ショルダーベルト19が後方に引9張られるが、
ガイド孔40が円弧状であるためシールグーベルト19
がガイド孔40の後方へ摺動するので、同様に、ショル
ダーベルト19がねじれたすせず、引出し、巻戻しがス
ムースに行なわれる。
上記リトラクタ1Bは、第12図に具体的に示すように
、ベースユニット51内にショルダーベルト19の巻取
り用ドラム52が配設され、該ドラム52はベースユニ
ット51にベアリング53で軸承された巻取軸54に一
体的に連結されている。
上記巻取軸54にはラチェット55が一体的に固定され
ている。
該ラチェット55の外周にはスプリング56゜タイブレ
ート57を介してロックリング58が嵌装され、該ロッ
クリング58にはリテーナ59゜ホック60.クラッチ
スプリング61.フライホイール62.フライホイール
ギヤ63等が収納され、キャップ64で取付けられてい
る。上記ラチェット55にはベースユニット51にピン
65で枢着された戻り止め爪66が係合する。これらの
機構は、カバー67でカバーされる。なお、具体的に図
示しないが、上記巻取軸54にはドラム52をベルト巻
取り方向に付勢するスプリングが設けられている。
上記リトラクタ18は従来公知の構成であり、これ以上
の説明は省略する。
上記リトラクタ18のラチェット55に対しては、所定
の加速度が作用した時にショルダーベルト19の引出し
を阻止するロック機構70が設けられている。
該ロック機構70は、第13図(a)及び第14図にも
示すように、上記ベースユニット5里に固定されたケー
ス71にアクチュエータ(ロック爪)72がピン73で
上下揺動自在に枢着され、該アクチュエータ72が所定
角度以上上方に回動するとラチェット55に係合して、
ベルト引出し方向回りのドラム52の回転を阻止、つま
りショルダーベルト19の引出しを阻止するようになる
上記アクチュエータ72の中央部には、下方に円弧状に
突出した突起部72aが形成されていて、この突起部7
2aは、ウェイト74に支持されるようになっている。
上記ウェイト74は、略円筒状に形成され、頭部に球面
四部74aが、底部に突起部74bがそれぞれ円筒軸を
中心として形成されている。突起部74bの周囲の底部
は僅かに傾斜して形成されている。
該ウェイト74は、ケース71に形成された位置決め孔
71aに突起部72aを合わせた状態でケース71に載
置されている。位置決め孔71aは、ウェイト74をケ
ース71に載置したとき、アクチュエータ72の突起部
72aがウェイト74の球面凹部74aの中央部分に当
接するよう、その位置が定められている。
上記ウェイト74は、ケース71の位置決め孔71aの
周辺近傍部分で支持されることとなるため、リヤドア1
1の水平方向に加速度に応じて揺動することとなる。す
なわち、加速度が零またはこれに近いときには、第14
図に示すように、ウェイト74は直立しているが加速度
が所定値以上になると、第15図に示すように、ウェイ
ト74は揺動して傾斜することとなる。このようにウェ
イト74が傾斜すると、アクチュエータ72の突起部7
2aとウェイト74の球面凹部74aとの当接部位が変
化する。すなわち、ウェイト74が直立状態のとき突起
部?2aと球面凹部74aの中央部分とが当接するよう
になっているので、ウェイト74が傾斜すると突起部7
2aの球面凹部74aに対する当接部位はその中央部分
からずれ、これにより突起部72aは上方に押圧されて
アクチュエータ72は上方に回動し、その先端部がラチ
ェット55に係合することとなる。ウェイト74は略円
筒状に形成されているので、上記作用は水平方向にずれ
の方向の加速度に対してもなされることとなる。ウェイ
ト74がアクチュエータ72をラチェット74に当接せ
しめるに足る傾斜角となる加速度の値は、車両が悪路を
走行する場合等乗員の姿勢保持が要望される加速度の値
に設定される。
第13図(b)に示すように、上記ロック機構70の側
方位置には、該ロック機構70のロック作動を阻止する
キャンセル機構80が設けられている。
該キャンセル機構80は、一端部がピン81で上記ケー
ス71に対して枢着され、ソレノイド82により上下揺
動されるレバー83と、該レバー83の他端部に固定さ
れ、上記アクチュエータ72の後端部の下方へ伸長する
ロッド84とで構成されていて、ソレノイド82のオン
でレバー83が上揺動するとロッド84がアクチュエー
タ72の後端部に当接して(第13図(a)の二点鎖線
参照)、ウェイト74のずれを阻止すると同時に、アク
チュエータ72が上方に回動するのを阻止するようにな
る。
したがって、キャンセル機構80のソレノイド82がオ
ンの時は、ロック機構70のロック作動が阻止される。
第14図及び第15図に示すように、上記ロック機構7
0に対しては、上記キャンセル機構80に代えて、該ロ
ック機構70の感度を低下させる感度低下機構90を設
けるようにしてもよい。
該感度低下機構90は、上記ロック機構70のケース7
1に回動可能に取り付けられた1対のロック加速度コン
トロール部材91および92と、ロック加速度コントロ
ール部材92を駆動するソレノイド93とからなり、ロ
ック加速度コントロール部材91の下部およびロック加
速度コントロール部材92の上部には、互いに対面ずろ
傾斜部91aおよび92aがそれぞれ形成されている。
またロック加速度コントロール部材91の上部には、所
定径の円周上4箇所に所定高さの突起部91bが分散配
置されている。一方、第14図に示すように、上記ケー
ス71の位置決め孔71aを中心とする所定径の円周上
4箇所には挿通孔71bが形成されていて、上記各突起
部91bは、ロック加速度コントロール部材91が上方
に所定角度回動したとき各挿通孔71bに挿入されてケ
ース71の上面から所定量突出するようになっている。
ソレノイド93は、上記各スイッチ26〜28によるド
ア等が開状態か閉状態かの判別結果に基づいて動作する
ようになっている。すなわち、ドア等がすべて閉状態に
あるときにはソレノイド93は動作せず、ロック加速度
コントロール部材92に対する駆動はなされないが、ド
ア等が少なくとも1つが開状態にあるときには、ソレノ
イド93が動作してロック加速度コントロール部材92
が駆動される。これにより、第16図に示すように、ロ
ック加速度コントロール部材92の傾斜部92aがロッ
ク加速度コントロール部材91の傾斜部91aと摺接し
ながらロック加速度コントロール部材71を上方に回動
させるようになっている。
こうしてロック加速度コントロール部材91が上方に回
動して、その突起部91bがケース7tの挿通孔71b
から上方に突出すると、ウェイト74は、その底部の突
起部74b周辺近傍がケース71によって支持されるの
みならず、ロック加速度コントロール部材91の突起部
91bによっても支持されることとなる。突起部91b
によって支持される部位は、突起部74bから離れた円
周上に位置するため、ウェイト74は、安定的に直立状
態を維持することとなる。すなわち、ウェイト74は、
水平方向の加速度が大きくなったときのみ揺動すること
となる。
このように、ドア等が閉状態のときと開状態のときとで
ウェイト74の感度が異なり、ウェイト74がアクチュ
エータ72をラチェット74に係合せしめるに足る傾斜
角となるロック加速度が2段階に設定されるため、悪路
走行時等(通常ドア等は閉状態となっている。)におい
ては、ショルダーベルト19の引出しが阻止されて乗員
の姿勢保持を図ることができる一方、乗降りの際のドア
開閉時(ドア等は開状態になっている。)にはショルダ
ーベルト19の引出しは阻止されず乗員を不必要に拘束
しないようにすることができる。また、車両衝突時等加
速度が大きくなったときには、ドアlが開状態か閉状態
かにかかわらずショルダーベルト19の引出しが阻止さ
れて乗員保護が図られる。なお、平坦路走行時等、加速
度が零またはこれに近いときにはショルダーベルト19
の引出しは阻止されず、乗員が不必要に拘束されること
はない。
上記例においては、感度低下機構90が1対のロック加
速度コントロール部材91,92およびソレノイド93
から構成されているが、上記ロック加速度コントロール
部材91.92の代わりに、第17図(a)及び第17
図(b)に示すようなロック加速度コントロール部材9
4を用いるようにしてもよい。すなわちこのロック加速
度コントロール部材94は、リトラクタ18のベースユ
ニット51に上下に回動可能に軸支され、テンションス
プリング95によって下方に付勢されているが、スイッ
チ25〜28が入ると(すなわちドア等が開状態になる
と)テンションスプリング95に抗して上方に回動し、
先端上部に形成されたリング状支持部94aがウェイト
74の底部に当接するようになっている。これにより、
ドア等の閉状態においてはウェイト支持部材96により
突起部74b周辺近傍を支持されていたウェイト74は
、ドア等が開状態になるとウェイト支持部材96による
支持部位よりも1回り外周において加速度コントロール
部材94により安定的に支持され、上記例と同等の効果
が得られることとなる。
なお、この場合において、ドア等の開閉状態をスイッチ
25〜28により電気的に判別する代わりに、第18図
に示すようなリンク機構を用いて機械的に判別するよう
にしてもよい。すなわち、第18図においては、リンク
97の先端部をドア等から突出せしめ、ドア等を閉じた
ときリンク97を車体(例えばピラー)98に圧接させ
るようにすることにより、ロック加速度コントロール部
材94を下方に回動させるようになっている。この場合
にも第17図(a)及び第17図(b)の場合と同等の
効果を得ることができる。
さらに、第19図に示すように、ソレノイド93とアク
チエエータ72の先端部とをテンションスプリング99
で連結し、スイッチが入ったときにはテンションスプリ
ング99にテンションを付与してアクチュエータ72を
下方に付勢し、これによりドア等の開状態におけるウェ
イト74の揺動を起こしにくくするようにしても上記例
と同等の効果が得られる。また、第20図に示すように
、テンションスプリング100をソレノイド93とウェ
イト74の底部の突起部74bとが連結するようにした
場合にも上記例と同等の効果が得られる。
上記各スイッチ25〜29及びソレノイド82(キャン
セル機構80の場合)、又は93(感度低下機構90の
場合)は第25図に示すようなコントロールユニット1
01に接続され、該コントロールユニット101により
ソレノイド82又は93が制御される。
該コントロールユニット!01には、スイッチ25〜2
8のいずれか一つがオンされたときにオンされるpnp
型の第1トランジスタTr、と第1トランジスタTr、
のオンによってオンされ、ソレノイド82又は93を電
源に接続するnpn型の第2トランジスタTr、とが設
けられている。
また、上記スイッチ25〜28のいずれか一つがオンさ
れたときに、充電されるコンデンサCと、このコンデン
サCの放電電圧を所定の時間(例えば1.6秒)一定に
保持して、上記第1トランジスタTrtのオン状態をホ
ールドするツェナーダイオードZDが設けられていて、
ドア又は開閉体(ボンネット等)を閉めた後、所定時間
(26図参照)だけ、上記キャンセル機構80又は感度
低下機構90を作動させるためにソレノイド82又は9
3をオン状態に維持するホールド回路が構成されている
上記のような構成であれば、まず、スイッチ25〜28
のいずれか一つ、例えばスイッチ26でリヤドア11の
開状態を検出した時に、リトラクタ18のロック機構7
0のロック作動をキャンセル機構80で阻止することが
できる。
即ち、リヤドアスイッチ26のオンでキャンセル機構8
0のソレノイド82がオンしく第26図参照)、レバー
83の上揺動でロッド84がロック機構70のアクチュ
エータ72に当接して、アクチュエータ72の上方回動
を阻止し、アクチュエータ72がラチェット55に係合
しないようにする、つまりロック機構70のロック作動
を阻止する。
これにより、リヤドア11を開く際に、リヤドア11の
加速度でロック機構70が作動するのが未然に阻止され
、リヤドア11がスムースに開くようになると共に、乗
員がショルダーベルトI9で拘束されるということもな
くなる。
また、リヤドアIIの開状態を検出するスイッチ26(
第1の検出手段)の他に、車体の他の開閉体、つまり、
フロントドアlO,ボンネット、トランクリッドの開状
態を検出するスイッチ25゜27.28(第2の検出手
段)を設けて、各スイッチ25〜29の少なくとも1つ
の量検出時に、リトラクタ18のロック機構70のロッ
ク作動をキャンセル機構80で阻止することができる。
即ち、開閉体のスイッチ25〜28のいずれか1つのオ
ンでキャンセル機構80のソレノイド82がオンしく第
26図参照)、レバー83の上揺動でロッド84がロッ
ク機構70のアクチュエータ72に当接して、アクチュ
エータ72の上方回動を阻止し、アクチュエータ72が
ラチェット55に係合しないようにする、つまりロック
機構70のロック作動を阻止する。
これにより、ドア10.あるいはボンネット。
トランクリッド等のような開閉体を閉じた際の車体揺動
でロック機構70が誤作動しなくなり、リトラクタI8
の信頼性が向上する。
さらに、上記のようなキャンセル機構80に代えて、感
度低下機構90を設けた場合には、少なくとも1つのス
イッチ25〜28の量検出時に、感度低下機構90でロ
ック機構70の感度を低下させることができる。なお、
この場合には、第25図の回路で、ソレノイド82の代
わりにソレノイド93が接続される。
即ち、開閉体のスイッチ25〜28のいずれか1つのオ
ンで感度低下機構90のソレノイド93がオンし、ロッ
ク加速度コントロール部材92の駆動でロック加速度コ
ントロール部材91が上方に回動され、ウェイト74の
突起部74b周辺近傍がケース71とロック加速度コン
トロール部材91の突起部91bとで安定的に直立状態
に維持される、つまりロック機構70の感度を低下させ
る。
これにより、ドア10. リヤボンネット、リヤトラン
クリッドのような開閉体を通常の力で閉じた際の車体振
動ではロック機構70が誤作動しなくなり、リトラクタ
18の信頼性がより向上する。
さらにまた、ドアto、tt等のような車体の開閉体を
閉めたときには、対応するスイッチ(25〜28のいず
れか)がオフされるが、前記コンデンサC1ツエナーダ
イオードZD等で構成するホールド回路で、キャンセル
機構80又は感度低下機構90の作動を所定時間だけホ
ールドすることができる。
即ち、開閉体を閉めた直後から、前記ホールド回路のコ
ンデンサCが放電を開始し、ツェナーダイオードZDの
作用で所定時間第1トランジスタTr、のオン状態に維
持され、キャンセル機構80又は感度低下機構90のソ
レノイド82.93を所定時間(例えば1.6秒)だけ
オン状態に維持する、つまりキャンセル機構80又は感
度低下機構90の作動が所定時間だけ継続される。
これにより、ドア10,11.ボンネット、リヤトラン
クリッドのような開閉体を強い力で閉じた後の車体振動
、つまり振動の余韻があってもロック機構70が誤作動
しなくなり、リトラクタ18の信頼性がより向上する。
一方、上記リトラクタ18に対しては、ベルト装着時に
、ショルダーベルト19の引出しを許容し、巻取りを阻
止するテンションリリーバ機構llOが設けられている
該テンションリリーバ機構110は、第21図に示すよ
うに、ベースユニット51のドラム52の巻取軸54に
プレートギヤ21が一体的に固定され、該プレートギヤ
12に対してクラッチプレート112とギヤホールド1
13がフリクション結合され、ギヤホールド113には
、プレートギヤIllの内歯111aに噛み合うギヤア
イドル114が取付けられている。
上記ギヤホールド113にはスプリングメモリ!15と
キャップスプリング116が収納され、さらに、巻取軸
54をベルト巻取り方向に付勢するスプリング117と
これらの機構をカバーするカバー118が設けられてい
る。
上記プレートギヤ111には、スプリングフック119
で内方へ付勢されたフック120が取付けられている。
また、ベースユニット5■のリテーナ+21にピン!2
2で上下揺動自在に枢着されたレバー123の一端部に
はフリクションプレート!24がピン125で枢着され
、該レバー123の他端部にはソレノイド126が連結
されている。なお、このソレノイド126は、第25図
に示す駆動回路によって動作が制御されるようになって
おり、具体的な動作については後述する。
上記フリクションプレート124はスプリング127で
時計回り方向に付勢されている。
以下、テンションリリーバ機構110の具体的な構成を
、その作用とともに説明する。
第22図(a)に示すように、ショルダーベルト19の
引出しにより巻取軸54が時計回りに回転すると、プレ
ートギヤIllにフリクション結合されたクラッチプレ
ート112も時計回りに回転するが、第22図(b)に
示すように、レバー123のピン125で突起112a
が係止され、それ以後の回転が阻止される。
そして、ショルダーベルト19のタングプレート20を
バックル21に差込むとバックルスイッチ29がオンし
、第22図(c)に示すようにソレノイド126がオン
される。ソレノイド126のオンでレバー123が時計
回りに回動しようとするが、クラッチプレート122の
突起112aにピン125が当て止められ、レバー12
3がギヤホールド113に噛み合うのが阻止される。
タングプレート20をバックル21に巻込んだ後、第2
2図(d)に示すように、スプリングリターン117の
付勢力により巻取軸54は巻取り方向(反時計方向)に
回転する。これに伴ってクラッチプレート112も反時
計方向に回転し、突起l12aによるレバー123のピ
ン125の係止を解除する。
そうすると、レバー123のビン125に枢着されたフ
リクションプレート124が巻取軸54に当接して、レ
バー123がギヤホールド113に噛み合うのが阻止さ
れる。
ショルダーベルト19が着座者の体にフィツトした後、
少し引出すと、第22図(e)に示すように、巻取軸5
4の時計方向回転によりフリクションプレート124が
反時計方向に揺動され、第22図(f)に示すように、
巻取軸55から外れると、レバー123がギヤホールド
+13に噛み合う。
この状態で、第22図(g)に示すように、ショルダー
ベルト19を少し巻取ると、レバー123がギヤホール
ド+13の回転を阻止し、巻取り側(反時計方向)の回
転を停止させる。
そして、テンションリリーバの作動は、第22図(h)
に示すように、プレートギヤ11のフック120がギヤ
ホールド+13の内突起113aに係止して、ベルト巻
取り方向の回転が阻止されることにより行なわれる。
上記ギヤアイドル114は、第23図に示すように、−
歯114aだけ歯たけが大きく設定され、第24図に示
すように、この歯114aがフック120の突起120
aに当接し、フック120を外方に揺動させることによ
り、フック120がギヤホールド+13の内突起113
aに係止するようになる。
これにより、ショルダーベルト19の引出しは許容され
、巻取りは阻止される(テンションリリーバ状態)。
第22図(h)のテンションリリーバ作動状態からショ
ルダーベルト19を引出すと、第22図(i)に示すよ
うに、プレートギヤ21が時計方向に回転し、フック1
19がギヤホールド!13の内突起113aから離れる
その後、ショルダーベルト19を巻取ると、フック+1
9が再びギヤホールド113の内突起ll3aに係止さ
れて第22図(h)の状態に戻る。即ち、ショルダーベ
ルト19の引出し量(巻取りN)がメモリーされ、同一
の引出し量(巻取り量)に設定し直される。このメモリ
ー量の設定は、プレートギヤIllとギヤアイドル11
4の歯数によって定まる。なお、通常時、プレートギヤ
II+とギヤホールド113の位置関係は、スプリング
メモリ115により第22図(i)の状態に保持される
次に、タングプレート21をバックル20から抜くと、
バックルスイッチ29がオフし、ソレノイド+26がオ
フするので(第26図参照)、レバー123は反時計方
向に回動し、ギヤホールド113との噛み合いが外れて
、テンンヨンリリーバ状態が解除される。
上記のような構成において、フロントシート14への着
座者がシートベルト装置を装着した状態でリヤドア11
が開かれると、テンションリリーバ機構110が作動し
ているので、リトラクタ18からベルト19が引出され
、次にリヤドア11を閉じる際に、テンションリリーバ
機構110が作動して、ベルト19がリトラクタ18に
巻取られないので、弛むという不具合があるが、リヤド
ア11の開時にスイッチ26がオンすると、そのオン信
号でソレノイド(阻止機構)126をオフすると(第2
6図参照)、レバー123はギヤホールド1!3との噛
み合いが外れて、テンションリリーバ状態が解除される
。これにより、リヤドア11を閉じる際にもベルト19
がリトラクタ18に巻取られるようになるので、ベルト
19が弛まなくなる。
いま少し、テンションリリーバ機構110のソレノイド
126の動作について第25図により説明すると、バッ
クルスイッチ29がオンされると、イグニッションスイ
ッチIGのオンでオンされている第3トランジスタTr
sにより、第4トランジスタTraがオンされ、これに
より、ソレノイド126がオンされる。つまり、この状
態でテンションリリーパ機構目0は正常なオン状態とな
る。
ところで一方、リトラクタ18が配置されたリヤドア1
1開かれると、リヤドアスイッチ26がオンとなり、こ
れによって第3トランジスタTr3がオフされ、したが
って、第4トランジスタTr4もオフされるため、ソレ
ノイド126は、バックルスイッチ29がオン状態であ
ってもオフされ、テンションリリーバ状態が解除される
ことになる。
以上の実施例では、リトラクタ18がリヤドア11に配
置された場合について主として説明したが、本発明は必
ずしもこれに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシートベルト装置の斜視図、第2
図は第1図の平面図、第3図は変形例のシートベルト装
置の斜視図、第4図(a)はベルトガイド部材の正面図
、第4図(b)は第4図(a)の側面図、第5図はガイ
ド機構の斜視図、第6図は第5図の断面図、第7図はり
トラクタ取付部の斜視図、第8図は第7図の断面図、第
9図(a)はシートとリヤドアが通常位置のベルト引張
り状態を示す斜視図、第9図(b)は第9図(a)のベ
ルトの正面図、第1θ図(a)はリヤドア開時のベルト
引張り状態を示す斜視図、第10図(b)は第10図(
a)のベルトの正面図、第11図(a)はシートバック
後例時のベルト引張り状態を示す斜視図、第11図(b
)は第1を図(a)のベルトの正面図、第12図はりト
ラクタの分解斜視図、第13図(a)はロック機構と感
度低下機構の側面図、第13図(b)はキャンセル機構
の斜視図、第14図は第1実施例のロック機構と感度低
下機構の側面図、第15図及び第16図は第14図の作
動状態を夫々示す側面図、第17図(a)は感度低下機
構の第2実施例の側面図、゛第17図(b)は第17図
(a)の作動状態の側面図、第18図は第17図(a)
の変形例の側面図、第19図は感度低下機構の第3実施
例の側面図、第20図は感度低下機構の第4実施例の側
面図、第21図はテンションリリーバ機構を有するリト
ラクタの分解斜視図、第22図(a)〜第22図(i)
はテンションリリーバ機構の作動状態を夫々示す正面図
、第23図はギヤアイドルの斜視図、第24図はギヤア
イドルとフックとの関係を示す正面図、第25図は制御
回路図、第26図は作動タイミング図、第27図は従来
のシートベルト装置の斜視図である。 l・・・リアドア、!4・・・フロントシート、8・・
・リトラクタ、I9・・・ショルダーベルト、5〜28
・・・スイッチ、36・・・ガイド機構、0・・・ロッ
ク機構、80・・・キャンセル機構、0・・・感度低下
機構、 10・・・テンションリリーバ機構、 26・・・ソレノイド(阻止機構)。 特許出願人   マツダ株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乗員の肩を拘束するショルダーベルトを巻取るリ
    トラクタがドアに配置され、該ドアの開状態を検出する
    検出手段が設けられ、上記リトラクタにはベルト装着時
    に、ベルトの引出しを許容し、巻取りを阻止するテンシ
    ョンリリーバ機構と、上記検出手段の開検出時に、上記
    リリーバ機構の作動を阻止する阻止機構とが設けられて
    いることを特徴とする自動車のシートベルト装置。
  2. (2)乗員の肩を拘束するショルダーベルトを巻取るリ
    トラクタがドアに配置され、該ドアの開状態を検出する
    第1検出手段と上記車体の他の開閉体の開状態を検出す
    る第2検出手段とが設けられ、上記リトラクタには、ベ
    ルト装着時にベルトの引出しを許容し、巻取りを阻止す
    るテンションリリーバ機構と、上記第1検出手段の開検
    出時に、上記リリーバ機構の作動を阻止する阻止機構と
    、所定の加速度が作用した時にショルダーベルトの引出
    しを阻止するロック機構と、上記第1、第2検出手段の
    少なくとも一方の開検出時に、ロック機構のロック作動
    を阻止するキャンセル機構とが設けられていることを特
    徴とする自動車のシートベルト装置。
  3. (3)乗員の肩を拘束するショルダーベルトを巻取るリ
    トラクタがドアに配置され、該ドアの開状態を検出する
    第1検出手段と上記車体の他の開閉体の開状態を検出す
    る第2検出手段とが設けられ、上記リトラクタには、ベ
    ルト装着時にベルトの引出しを許容し、巻取りを阻止す
    るテンションリリーバ機構と、上記第1検出手段の開検
    出時に、上記リリーバ機構の作動を阻止する阻止機構と
    、所定の加速度が作用した時にショルダーベルトの引出
    しを阻止するロック機構と、上記第1、第2検出手段の
    少なくとも一方の開検出時に、ロック機構の感度を低下
    させる感度低下機構とが設けられていることを特徴とす
    る自動車のシートベルト装置。
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