JPH021185B2 - - Google Patents

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JPH021185B2
JPH021185B2 JP58163399A JP16339983A JPH021185B2 JP H021185 B2 JPH021185 B2 JP H021185B2 JP 58163399 A JP58163399 A JP 58163399A JP 16339983 A JP16339983 A JP 16339983A JP H021185 B2 JPH021185 B2 JP H021185B2
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JP
Japan
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formula
bis
hydroxyphenyl
phosphate
group
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JP58163399A
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JPS5964659A (ja
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Zerini Fuorukaa
Nofuerutone Berunaa
Furaitaaku Deiitaa
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Bayer AG
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Bayer AG
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Publication date
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Publication of JPH021185B2 publication Critical patent/JPH021185B2/ja
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    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00—Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/40—Glass
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00—Use of organic ingredients
    • C08K5/02—Halogenated hydrocarbons
    • C08K5/03—Halogenated hydrocarbons aromatic, e.g. C6H5-CH2-Cl
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    • C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/12—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • C08L27/18—Homopolymers or copolymers or tetrafluoroethene
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L85/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage in the main chain of the macromolecule containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen and carbon; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L85/02—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage in the main chain of the macromolecule containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen and carbon; Compositions of derivatives of such polymers containing phosphorus

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機塩素および臭素化合物、ガラス
繊維およびポリテトラフルオロエチレンを含んで
いてもよい、ポリカーボネートとポリホスフエー
トの難燃性ポリマー混合物(flame―resistant
polymer mixtures)に関する。 本発明による難燃性ポリマー混合物は、 (a) その線状鎖が式(1) に対応するくり込し構造単位少なくとも85モル
%と式(2) 式中、Rは1個もしくはそれ以上の芳香核を
有する有機基を表わし、―R―は―R―の芳香
環に結合している酸素によつて結合している
が、式(1)に対応する単位を含んでおらず、―R
―はo―、m―もしくはp―フエニル基もしく
は式(2a) の基を表わし、 R1は水素、塩素および臭素のようなハロゲ
ン、C1〜C3アルキルを表わし、 XはC1〜C5アルキレン、もしくはアルキリ
デン基、C3〜C6シクロアルキレンもしくはシ
クロアルキリデン基、単結合、―S―もしくは
式(2b) の基もしくは式(2c) の基を表わし、 2個のアルキル置換基は互いにo―、m―、
p―位であつてよく、 式(1)の単位は含まない、 に対応するくり返し単位多くて15モル%からな
る、ポリカーボネート25〜99.5重量%、 (b) 式(3)および/または(4) 式中、XはC1〜C5アルキレンもしくはアル
キリデン基、C5〜C6シクロアルキレンもしく
はシクロアルキリデン基、単結合、―S―もし
くは を表わし、 2個のi―プロピリデン基は互いにo、m、
p―位であつてよく、 MはH、Yもしくは―R―OHを表わし、 OH基のHがイオン性基(ionogenic
groups)を形成する金属原子によつて少なく
とも部分的に置換されていてもよく、 Yはアルキル、アリール、シクロアルキルも
しくはアルアルキル基を表わし、 Rは上で定義したものと同じである、 に対応するくり返し構造単位少なくとも1モル
%と式(5)および/または(6) 式中、RおよびMは上で定義したものと同じ
であり、式(3)および(4)の単位を含まない、 に対応するくり返し構造単位多くて99モル%か
らなる、枝分れポリホスフエート0.5〜75重量
% (c) 芳香環に結合した塩素および/または臭素の
みを含み、約250℃以上の分解温度を有し、少
なくとも300℃まで常圧下で沸とうしない1種
もしくはそれ以上の有機塩素および/または臭
素化合物0〜20部、 (d) ガラス繊維0〜100部、および (e) ポリテトラフルオロエチレン0〜1部 を含み、成分c、dおよびeの「部」の呼称がa
とbの合計に対するものであり(部=(a)と(b)の
100部あたりの(c)、(d)および(e)の部)、すべての部
が重量部であることを特徴とする。 a)で示したポリカーボネートは、式(1)に対応
するくり返し構造単位少なくとも85重量%と式(2)
に対応するくり返し構造単位多くて15重量%を有
するコポリカーボネートか式(1)に対応するくり返
し構造単位だけからなるポリカーボネートであ
る。 式(1)に対応する構造単位は2,2―ビス―
(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシフエニル)
―プロパンにもとづいている。 式(2)に対応する構造単位は、2つの水酸基がフ
エノール性である、すべてのほかの芳香族ジオー
ルにもとづいていてもよい。したがつて、それら
は少なくとも1個の芳香核を持たねばならない。
そのような芳香族ジヒドロキシ化合物の例には次
のものが含まれる。ヒドロキノン、レゾルシノー
ル、ジヒドロキシジフエニル、ビス―(ヒドロキ
シフエニル)―アルカン、ビス―(ヒドロキシフ
エニル)―シクロアルカン、ビス―(ヒドロキシ
フエニル)―スルフイド、ビス―(ヒドロキシフ
エニル)―エーテル、ビス―(ヒドロキシフエニ
ル)―スルホン、α,α′―ビス―(ヒドロキシフ
エニル)―ジイソプロピルベンゼンおよびその核
アルキル化および核ハロゲン化誘導体。 適当な芳香族ジヒドロキシ化合物はたとえば米
国特許第3028365号、第2999835号、第3148172号、
第3271368号、第2991273号、第3271367号、第
3780078号、第3014891号、第2999846号、ドイツ
特許出願公開第2063050号、第2211957号、第
1570703号、第2329585号、第2329646号、および
モノグラフ「ヘルマン・シユネル(Hermann
Schnell)著、ポリカーボネートの化学と物理
(Chemistry and Physics of Polycarbonates)、
ポリマーレビユー(Polymer Review)、第9巻、
インターサイエンス・パブリツシヤーズ
(Interscience Publishers)、ニユーヨーク、1964
年」に記載されている。 好ましいポリカーボネートには純粋な2,6―
ジメチルフエノールから、およびとくにドイツ特
許出願公開第2928464号およびドイツ特許出願公
開第2928443号の方法によつてクレゾールが混入
した市販の2,6―ジメチルフエノールから製造
できるような、粗ビスフエノールにもとづいたも
のが含まれる。それらは式(1)に対応するくり返し
構造単位を少なくとも85重量%含まねばならな
い。 式(1)に対応するくり返し構造単位を有する好ま
しいコポリカーボネートはこれらの構造単位を少
なくとも90重量%含む。式(1)に対応するくり返し
構造単位のみを含むポリカーボネートがとくにも
つとも好ましい。 本発明によつて用いることができるポリカーボ
ネートは公知の方法によつて、たとえばドイツ特
許出願公開第2063050号、第2211957号、第
2901665号および第2901668号の方法によつて製造
する。これらのポリカーボネートは10000〜
200000、好ましくは20000〜80000、より好ましく
は25000〜60000、そしてもつとも好ましくは
30000〜45000の分子量w(重量平均)を有する。 連鎖停止剤は本発明によつて用いることができ
る芳香族ポリカーボネートの要求される分子量
wを調節するため通常の量を用いてよい。適当な
連鎖停止剤にはたとえばフエノール、o、m、p
―クレゾール、2,6―ジメチルフエノール、p
―t―ブチルフエノールおよびp―イソオクチル
フエノールのようなフエノール類が含まれる。 本発明によつて用いることができるポリカーボ
ネートは枝分れしていてもよい。枝分れは少量
の、好ましくは0.05〜2.0モル%(用いるジフエ
ノールに対して)の量の3官能性もしくは3官能
性以上の化合物を加えることによつて達成する。
3個もしくはそれ以上のフエノール性水酸基を有
する化合物を3官能性化合物として用いるのが好
ましい。これらの枝分れポリカーボネートの製造
はたとえばドイツ特許出願公開第1570533号、第
1596762号、第2116974号、第2113347号、英国特
許第1079821号および第1476108号および米国特許
第3544514号に記載されている。 本発明によつて用いることができる枝分れポリ
ホスフエートは、塩基性アルカリ土類金属もしく
はアルカリ金属化合物の存在下での芳香族ジオー
ルとリン酸エステルとの反応によつて製造する。
芳香族ジオールは一般に次のようにリン酸エステ
ルと反応させる。 リン酸エステルを入れ、もしそれが固体である
ならば溶融させる。芳香族ジオールは液体リン酸
エステルに加え、加熱によつて溶解させる。次に
触媒として塩基性アルカリもしくはアルカリ土類
金属化合物を加える。次にアルコールもしくはフ
エノールの放出が高温で開始する。放出されるア
ルコールもしくはフエノールは留去させる。生成
したポリホスフエートが残る。 もしも数種の芳香族ジオールもしくは数種のリ
ン酸エステルを用いるならば、本方法は同じ様に
行う。出発成分の添加の順序は上に述べたものと
異つてもよい。成分相互の溶解性もまた、有利で
はあるが反応に対して厳密には必要ない。いつた
ん出発成分が溶融してしまえば触媒の添加の時間
は決定的ではない。添加は出発成分の溶融の前も
しくは間になされてよい。適当な反応速度を維持
するため続いて触媒を反応の間に加えるのが有用
なこともある。触媒は反応混合物中に溶解させる
必要はないか、完全に溶解させる必要はないが、
これは反応および得られる生成物の品質のために
有利であることがある。 出発成分は一般に50〜300℃、好ましくは100〜
250℃、より好ましくは125〜225℃の温度で溶融
させる。触媒は出発成分が溶融するやいなや加え
るのが好ましい。もしも触媒を100〜250℃、好ま
しくは125〜225℃の温度で加えるならば、反応の
開始および連続に対してとくに有利である。 反応温度はできるだけ低く保つ。それは一般に
100〜350℃、好ましくは125〜300℃、より好まし
くは150〜250℃の範囲である。アルコールの大部
分かフエノールの大部分(約90%)が放出される
出発相において、反応温度はできるだけ低く、好
ましくは100〜250℃、より好ましくは125〜225℃
である。 重縮合は減圧下で行うのが有利である。なぜな
らこの結果として放出されるアルコールやフエノ
ールが反応混合物から急速に除去されるからであ
る。本方法は一般に600〜0.01mmHgの圧力下、好
ましくは400〜0.025mmHgの圧力下、より好まし
くは250〜0.05mmHgの圧力下で行う。 アルコールの大部分もしくはフエノールの大部
分(約90%)は一般に600〜10mmHg下で放出され
るが、残りの量は10〜0.01mmHg下で留去する。
必要となることがある圧力の釣合は不活性ガス、
たとえばCO2もしくはN2を用いて行なわせ、大
気中の酸素は反応媒体から排除する。反応物質は
また一般に不活性ガス下で溶融させる。 ポリホスフエート中に残留する放出されたアル
コールやフエノールの含量は、一般に得られるポ
リホスフエートに対して2%以下、好ましくは1
%以下、もつとも好ましくは0.1重量%以下とな
る。 用いる触媒の最小量は芳香族ジオールの種類に
依存する。式(3)および(4)にもとづいた芳香族ジオ
ールを用いるときは、比較的多量の触媒を用いる
べきであるが、式(5)および(6)にもとづいた芳香族
ジオールを用いるときは、しばしばより少量を用
いてもよい。式(3)〜(6)に対応する芳香族ジオール
のホスフエートとの反応の間、1.0〜0.0001、好
ましくは0.5〜0.0005、そしてより好ましくは0.05
〜0.0005モルのアルカリ金属もしくはアルカリ土
類金属がホスフエート1モルあたり一般に用いら
れる。 表現「アルカリ金属」もしくは「アルカリ土類
金属」は塩基性アルカリもしくはアルルカリ土類
金属化合物中の元素、たとえばLi、Na、K、Ca
およびBaに関する。多量のアルカリもしくはア
ルカリ土類金属を用いるとき、重縮合はアルコー
ルもしくはフエノールのより早い放出速度のため
とくに低い温度で、わずかに減圧下で開始する。 得られるポリホスフエートは一般にイオン性基
を含んでいる。これらのイオン性基の量は用いる
アルカリもしくはアルカリ土類金属化合物の量に
依存する。 本発明によつて用いることができるポリホスフ
エートの製造の間、芳香族ジオールとモノマーの
ホスフエートは一般に0.66:1〜2.3:1のモル
比で用いられる。0.66:1〜0.96:1および2.3:
1〜1.6:1の比が好ましいが、0.75:1〜0.96:
1および2.2:1〜1.6:1の比がより好ましく、
0.8:1〜0.92:1および2.1:1〜1.7:1の比が
もつとも好ましい。 本発明によつて用いることができるポリホスフ
エートは、式(7)および/または(8)そして適宜(9)に
対応するポリマー単位からなり、式(10)に対応する
枝分れ点 および式(11)、(12)、(13)そして適宜式(14)、
(15)および(16)に対応する末端基 を含んでいる。 式(7)〜(16)において、YとRは式(2)および(3)
において定義したものと同じである。 式(9)に対応するポリマー単位および式(14)、
(15)および(16)に対応する末端基は、たとえ
ばもしもアルカリ金属水酸化物を触媒として用い
るか、水分を排除しないかさらには少量のH2O
を加えるならば存在してよい。 本発明によつて用いることができるポリホスフ
エートは一般に、OH基を含む式(8)、(9)、(12)、
(13)、(14)、(15)および(16)に対応する構造
単位に加えて、―O Me もしくは―O Me
O―のようなイオン性基を含んでる(Me は
たとえばLi 、Na 、K のようなアルカリ金
属イオンを表わし、Me はたとえばCa お
よびBa のようなアルカリ土類金属イオンを
表わす)。 これらのイオン性基の量は用いる触媒の量に依
存する。ポリホスフエートは一般に用いるのが好
ましい触媒量に対応するイオン性基を含むのが好
ましい。しかしながら、特別な場合には、イオン
性基の含量をとくに高く、あるいはとくに低いレ
ベルにもつて行くのが望ましいこともある。最初
の場合に、重縮合の間にとくに多量の触媒を用い
るが、第2の場合にはとくに低い触媒量を用い
る。 塩基結合物質の添加もまたイオン性基の含量に
影響をおよぼし、この含量を減少させることがあ
る。そのような塩基結合物質にはたとえば、ジメ
チル硫酸、ジエチル硫酸のようなジアルキル硫
酸、またはトルエンスルホン酸のような有機酸が
含まれる。これらの化合物は一般に重縮合の終期
に近く必要な量をポリマー融液に加える。その
後、縮合が終る前にこれらの物質がイオン性基と
反応する時間を考慮する。 ポリホスフエート中の式(7)〜(16)に対応する
異なつた構造単位の量の比はポリホスフエート合
成の間の芳香族ジオール:ホスフエートの特定の
モル比を調節することによつて変えることができ
る。 これらの比はポリホスフエートの使用のそれぞ
れの目的に対して主要な意義を持つていることが
ありうる。ゆえに、芳香族ジオール:ホスフエー
トのモル比0.66:1〜1.49:1の場合には、式(7)
および(11)に対応する構造単位は一般に式(8)および
(13)に対応する構造単位に対して優勢であるが、
芳香族ジオール:ホスフエートのモル比1.51〜
2.3:1の場合には式(8)および(13)に対応する
構造単位が式(7)および(11)に対応する構造単位に比
べて優勢である。 芳香族ジオール:ホスフエートの好ましいモル
比0.66:1〜0.96:1の場合には、式(7)、(8)、
(11)、(12)およびび(13)に対応する構造単位のなか
で、実際上式(7)および(11)に対応する構造単位のみ
を本発明のポリホスフエートにおいて得ることが
でき、芳香族ジオール:ホスフエートの好ましい
モル比2.5:1〜2.03:1の場合には実際上式(8)
および(13)に対応する構造単位のみがポリホス
フエート中で得ることができる。 最初の場合に、これはポリホスフエート中に実
際上芳香族ジオールのフエノール性OH基がない
ことを意味する(たとえば=0.1%、好ましくは
=芳香族ジオールのOH 0.1%)。 第2の場合に、これは実際上ポリホスフエート
中に可能な最大量の芳香族ジオールのフエノール
性基があることを意味する。使用の目的によつ
て、一方もしくは他方が有利になることがある。 重縮合度は反応媒体の溶融粘度の連続的な測定
によつて追跡することができる。 本発明によつて用いることができるポリホスフ
エートは20℃において粘稠であるか多かれ少なか
れ可塑性の樹脂であつてもよい。そのときそれら
は20℃以下のガラス転移温度Tgを有する。それ
らは20℃以上のガラス転位温度を有する固い熱可
塑性樹脂であることもまた好ましいことがある。
40℃以上のガラス転位温度Tgを示すものは実際
上好ましく、60℃以上のガラス転移温度を示すも
の、とくに70℃以上のものがもつとも好ましい。 本発明において用いられるポリホスフエートは
一般に見掛けの分子量(w)(基準としてビス
フエノールAポリカーボネートを用いてゲルクロ
マトグラフイーによつて測定)1600〜15000、好
ましくは2300〜50000、より好ましくは3200〜
25000、もつとも好ましくは5000〜20000を有す
る。 用いられるポリホスフエートの平均の重縮合度
Pは一般にポリホスフエート中のホスフエートに
もとづいて3〜30の範囲である。4〜25の重縮合
度が好ましいが、7〜20の重縮合度がとくに好
ましい。 用いられるポリホスフエートの相対粘度は一般
に1.01〜1.20、好ましくは1.02〜1.18、より好ま
しくは1.03〜1.15の範囲である(CH2Cl2、C=
0.5g/で測定)。 式(3)および(4)に対応するホスフエート単位がも
とづいており、基―R―もまたもとづいているこ
とができる芳香族ジオールは、前の文で除外され
ない限り、たとえば次のものである。 ビス―(3,5―ジメチルフエニル―4―ヒド
ロキシフエニル)―メタン、 1,1―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―エタン、 2,2―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―プロパン、 2,2―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―ブタン、 2,4―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―2―メチルブタン、 3,3―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―ペンタン、 1,1―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―シクロペンタン、 1,1―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―シクロヘキサン、 ビス―(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシフ
エニル)、 ビス―(3,5―ジメチルフエニル―4―ヒド
ロキシフエニル)―スルフイドおよび α,α′―ビス―(3,5―ジメチルフエニル―
4―ヒドロキシフエニル)―p―ジイソプロピル
ベンゼン。 次の芳香族ジオールが好ましい。 ビス―(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシフ
エニル)―メタンおよび 2,2―ビス―(2,5―ジメチル―4―ヒド
ロキシフエニル)―プロパン。 これらのなかで、2,2―ビス―(3,5―ジ
メチル―4―ヒドロキシフエニル)―プロパンが
とくに好ましい。 式(5)および(6)に対応するホスフエート単位がも
とづいており、基―R―もまた一般にもとづいて
いることができる芳香族ジオールには、前の文で
除外されない限り、たとえば次のものが含まれ
る。 ヒドロキノン、 レゾルシノール、 ジヒドロキシジフエニル、 ビス―(ヒドロキシフエニル)―アルカン、 ビス―(ヒドロキシフエニル)―シクロアルカ
ン、 ビス―(ヒドロキシフエニル)―スルフイド、 α,α′―ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―
ジイソプロピルベンゼン、 および式(1)の範囲に入らない限り、それらの核
アルキル化化合物。式(2)に対応するこれらおよび
ほかの適当な芳香族ジオールは米国特許第
3028365号、第2999835号、第3148182号、第
3271368号、第2991273号、第3271367号、第
3780087号、第3014891号、第2999846号、ドイツ
特許出願公開第2063050号、第2211957号、第
1570703号、第2329585号、第2329686号、モノグ
ラフ「ヘルマン・シユネル著、ポリカーボネート
の化学と物理、ポリマーレビユー、第9巻、イン
ターサイエンス・パブリツシヤーズ、ニユーヨー
ク、1964年」およびほかの場所に記載されてい
る。 これらの芳香族ジオールのなかで、式(17) 式中、Xは式(3)で定義したものと同じであり、 R1はHもしくはCH3を表わす、 に対応するもの、式(18)、1,1,3,4,6
―ペンタメチル―3―(3,5―ジメチル―4―
ヒドロキシフエニル)―インダン―5―オール に対応するものが好ましい。 式(17)に対応するそのような好ましい芳香族
ジオールにはたとえば次のものが含まれる。 2,2―ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―
プロパン、 2,2―ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―
ブタン、 2,4―ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―
2―メチルブタン、 1,1―ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―
シクロヘキサン、 ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―スルフイ
ド、 α,α′―ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―
p―ジイソプロピルベンゼン、 2―(3―メチル―4―ヒドロキシフエニル)
―2―(4―ヒドロキシフエニル)―プロパン、 2,2―ビス―(3―メチル―4―ヒドロキシ
フエニル)―プロパン、 2―(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシフエ
ニル)―2―(4―ヒドロキシフエニル)―プロ
パンおよび 2―(3―メチル―4―ヒドロキシフエニル)
―2―(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシフエ
ニル)―プロパン。 式(17)に対応する芳香族ジオールのなかで、
Rが少なくとも部分的にCH3を表わすが、とくに
もしも2個のメチル基が1個のフエノール性OH
基に対してo―位にあるならばそれがとくに好ま
しく、そして式(18)に対応する芳香族ジオール
もまた好ましい。 用いられるポリホスフエート中の構造単位(5)お
よび(6)に対する構造単位(3)および(4)の比は少なく
とも1:99モル%、好ましくは少なくとも30:70
モル%、より好ましくは少なくとも60:40モル
%、そしてもつとも好ましくは少なくとも85:15
モル%、しかしとくに100:0モル%である。 ドイツ特許出願公開第2928464号および第
2928443号の方法によつて、純粋な2,6―ジメ
チルフエノールおよびとくにクレゾールが混入し
た市販の2,6―ジメチルフエノールから製造で
きるので、粗ビスフエノールにもとづくポリホス
フエートがもつとも好ましい。 本発明によつて用いることができるポリホスフ
エートの製造に必要なリン酸エステルは、式
(19) 式中、Yは同じであつても異つてもよいアルキ
ル、シクロアルキル、アリールもしくはアルアル
キル基を表わす、 に対応する。 基Yはたとえばハロゲンによつて置換されてい
てもよい、シクロアルキルを含むアルキル、アリ
ールおよびアルキルアリール基を表わす。 そのようなアルキル基の例には次のものが含ま
れる。メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、
デシル、ウンデシル、ドデシルおよびその異性
体、たとえばネオペンチル、3,5,5―トリメ
チルヘキシル、3―メチルヘキシル、2―エチル
ヘキシル、2,5,5―トリメチルヘキシル、ま
たたとえばシクロヘキシルのようなシクロアルキ
ル基、2―クロロエチルおよび2,3―ジブロモ
プロピルのようなハロアルキル。 アリールおよびアルキルアリール基の例にはフ
エニル、o、m、p―メチルフエニル、2,6―
ジメチルフエニル、2,4―ジメチルフエニル、
2,4,6―トリメチルフエニル、ジフエニル、
2―および4―イソプロピルフエニル、ノニルフ
エニル、4―t―ブチルフエニル、4―クロロフ
エニル、2,4,6―トリクロロフエニル、4―
ブロモフエニル、2,4,6―トリブロモフエニ
ル、ナフチルおよびベンジルが含まれる。 示された基Yのなかで、アリール基、とくにハ
ロゲンを含まないアリール基が好ましい。これら
のなかで、フエニル、o、m、p―メチルフエニ
ルおよび2,6―ジメチルフエニル基がとくに好
ましい。 式(19)に対応するリン酸エステルにはたとえ
ば次のものが含まれる。 ビス―(フエニル)―メチルホスフエート、 ビス―(エチル)―フエニルホスフエート、 ビス―(エチル)―2,6―ジメチルフエニル
ホスフエート、 ビス―(フエニル)―エチルホスフエート、 トリス―(2―クロロエチル)―ホスフエー
ト、 ビス―(フエニル)―2―クロロエチルホスフ
エート、 ビス―(ブチル)―フエニルホスフエート、 ビス―(フエニル)―ブチルホスフエート、 ビス―(ネオペンチル)―フエニルホスフエー
ト、 ビス―(4―メチルフエニル)―2―エチルヘ
キシルホスフエート、 ビス―(2―エチルヘキシル)―フエニルホス
フエート、 ビス―(2―エチルヘキシル)―4―メチルフ
エニルホスフエート、 ビス―(フエニル)―2―エチルヘキシルホス
フエート、 トリス―(オクチル)―ホスフエート、 ビス―(フエニル)―オクチルホスフエート、 ビス―(オクチル)―フエニルホスフエート、 ビス―(3,5,5―トリメチルヘキシル)―
フエニルホスフエート、 ビス―(2,5,5―トリメチルヘキシル)―
4―メチルフエニルホスフエート、 ビス―(フエニル)―イソデシルホスフエー
ト、 ビス―(ドデシル)―4―メチルフエニルホス
フエート、 ビス―(ドデシル)―フエニルホスフエート、 トリス―(フエニル)―ホスフエート、 トリス―(2―メチルフエニル)―ホスフエー
ト、 トリス―(4―メチルフエニル)―ホスフエー
ート、 ビス―(2―メチルフエニル)―フエニルホス
フエート、 ビス―(4―メチルフエニル)―フエニルホス
フエート、 ビス―(フエニル)―2―メチルフエニルホス
フエート、 ビス―(フエニル)―4―メチルフエニルホス
フエート、 トリス―(イソプロピルフエニル)―ホスフエ
ート、 ビス―(イソプロピルフエニル)―フエニルホ
スフエート、 ビス―(フエニル)―イソプロピルフエニルホ
スフエート、 トリス―(ノニルフエニル)―ホスフエート、 トリス―(2,6―ジメチルフエニル)―ホス
フエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―フエニ
ルホスフエート、 ビス―(フエニル)―2,6―ジメチルフエニ
ルホスフエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―4―t
―ブチルフエニルホスフエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―4―メ
チルフエニルホスフエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―3―メ
チルフエニルホスフエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―4―イ
ソプロピルフエニルホスフエートおよび ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―2―イ
ソプロピルフエニルホスフエート。 トリアリールエステルは式(19)に対応するリ
ン酸エステルが好ましい。とくに好ましい式
(19)に対応するリン酸エステルは3個の同じア
リールエステルを有するか少なくとも2個の2,
6―ジメチルフエニル基を有するトリアリールエ
ステルである。たとえば、 トリス―(フエニル)―ホスフエート、 トリス―(2―メチルフエニル)―ホスフエー
ト、 トリス―(4―メチルフエニル)―ホスフエー
ト、 トリス―(イソプロピルフエニル)―ホスフエ
ート、 トリス―(2,6―ジメチルフエニル)―ホス
フエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―フエニ
ルホスフエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―2―メ
チルフエニルホスフエート、 ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―4―メ
チルフエニルホスフエートおよび ビス―(2,6―ジメチルフエニル)―イソプ
ロピルフエニルホスフエート。 トリフエニルホスフエートとトリス―(2,6
―ジメチルフエニル)―ホスフエートはとくに好
ましいトリアリールエステルである。 塩基として作用する有機もしくは無機のアルカ
リ金属もしくはアルカリ土類金属化合物が本発明
によつて用いられるポリホスフエートの製造に対
して触媒として用いられる。そのような化合物に
はたとえば次のものが含まれる。 金属、たとえばLi、Na、K、Ca、たとえば
LiH、NaH、KH、CaH2のような水素化物、た
とえばLi2O、Na2O、K2O、CaO、BaOのような
酸化物、たとえばLiOH、NaOH、Ba(OH)2、
Sr(OH)2(OH)2のような水酸化物、たとえば
NaBH4のようなアルカリ金属のホウ水素化物、
たとえばLi―、Na―およびK―アミドのような
アルカリ金属のアミド、たとえばLi、Na、Kも
しくはCaのメチラート、エチラート、プロピラ
ート、ブチラート、シクロヘキサノラートのよう
なアルカリおよびアルカリ土類金属のアルコラー
ト、たとえばフエノール、o、m、p―クレゾー
ルもしくは2,6―ジメチルフエノールのLi―、
Na―もしくはK塩のようなフエノラート、2,
2―ビス―(4―ヒドロキシフエニル)―プロパ
ンもしくは2,2―ビス―(3,5―ジメチル―
4―ヒドロキシフエニル)―プロパンのLi、Na
およびK塩のような芳香族ジヒドロキシ化合物の
ビス―アルカリ金属塩。 アルカリ金属化合物が好ましく、これらのなか
でNaおよびK化合物が好ましい。水酸化物、ア
ルコラート、フエノラートおよびビスフエノラー
トがこれらのなかでとくに好ましい。Naフエノ
ラートがもつとも好ましい。 本発明によつて、芳香環と結合した塩素もしく
は臭素だけを含んでおり、250℃以上の分解温度
を有し、少なくとも300℃まで常圧下で沸とうし
ない化合物を有機塩素および/または臭素化合物
として用いる。 用いるのが好ましい塩素および臭素化合物には
たとえば次のものが含まれる。 (1) たとえばオクタクロロジフエニル、デカクロ
ロジフエニル、オクタブロモジフエニルおよび
デカブロモジフエニルのような塩素化および臭
素化ジフエニル。 (2) たとえばオクターおよびデカクロロジフエニ
ルエーテルおよびオクターおよびデカブロモジ
フエニルエーテルのような塩素化および臭素化
ジフエニルエーテル。 (3) 塩素化および臭素化無水フタル酸およびたと
えばフタルイミドおよびビスフタルイミドのよ
うなその誘導体、たとえばテトラクロロ―およ
びテトラブロモ無水フタル酸、テトラクロロお
よびテトラブロモフタルイミド、N―メチルテ
トラクロロ―およびN―メチルテトラブロモフ
タルイミド、N,N′―エチレン―ビス―テト
ラクロロ―およびN,N′―エチレン―ビス―
テトラブロモフタルイミド。 (4) たとえば2,2―ビス―(3,5―ジクロロ
―4―ヒドロキシフエニル)―プロパンおよび
2,2―ビス―(3,5―ジブロモ―4―ヒド
ロキシフエニル)―プロパンのような塩素化お
よび臭素化ビスフエノール。 (5) 平均重縮合度2〜20を有する2,2―ビス―
(3,5―ジクロロ―4―ヒドロキシフエニル)
―プロパン―オリゴカーボネートおよび2,2
―ビス―(3,5―ジブロモ―4―ヒドロキシ
フエニル)―プロパン―オリゴカーボネート。 (6) 塩素化および臭素化ポリスチレン。 (7) 塩素化および臭素化ポリフエニレンオキシ
ド。 これらの芳香族塩素および臭素化合物のなか
で、臭素化合物が好ましい。 好ましい芳香族臭素化合物のなかで、デカブロ
モジフエニルエーテル、N,N′―エチレン―ビ
ス―テトラブロモフタルイミドおよび2,2―ビ
ス―(3,5―ジブロモ―4―ヒドロキシフエニ
ル)―プロパン―オリゴカーボネートがとくに好
ましい。 市販のポリテトラフルオロエチレンを本発明に
よつて粉末の細かく粉砕した形で有利に用いるこ
とができる。 25〜99.5重量%、好ましくは50〜98重量%、よ
り好ましくは60〜93重量%、もつとも好ましくは
65〜90重量%のポリカーボネート含量を本発明の
難燃性ポリマー混合物において用いる。 本発明の難燃性ポリマー混合物中のポリホスフ
エートの含量は0.5〜75重量%、好ましくは2〜
50重量%、より好ましくは7〜40重量%、もつと
も好ましくは10〜30重量%である。 呼称「重量%」は成分ポリカーボネートとポリ
ホスフエートに関し、したがつてそれらは100重
量%に足し合わされる。 添加剤としての塩素もしくは臭素化合物は100
部あたり20部まで、好ましくは0.5〜10部、より
好ましくは1〜7部の量を用いる。 ガラス繊維は0〜100部、好ましくは10〜80部、
好ましくは20〜70部の量を加える。 ポリテトラフルオロエチレンは1部まで、好ま
しくは0.01〜0.5部、より好ましくは0.05〜0.2部
を加える。 本発明によるポリマー混合物は焔に対するすぐ
れた抵抗性と燃焼の間の低いたれ落ち傾向を示
す。それらは熱可塑的に加工することができ、加
工のさいに安定であり、溶融時に流動性である。
加工安定性はたとえば変色とガスの発生に対する
低い傾向によつて表わされ、高い加工温度におい
てさえ、成形品に変色やしまがまつたく認められ
ない。表面の品質は良好であり、静電的に荷電す
る能力は低い。 本発明によるポリマー混合物はまた溶液を径て
加工するのが有利であることができる。たとえば
フイルムはこの方法で製造することができる。 本発明のポリマー混合物のほかの有利な性質に
は高い熱安定性、加水分解安定性、可能な透明性
および溶け合つた結合線の強度(merging joint
line strength)が含まれる。さらに、それらは
有効にプリントすることができ、たとえば金属の
ようななめらかな表面にすぐれた接着性を示す。 本発明の難燃性ポリマー混合物のきわ立つた性
質は、本発明によつて用いることができるポリカ
ーボネートと枝分れポリホスフエートが驚くべき
ことに相容性があるという事実によつてある程度
決定される。相溶性は著しく拡張され、とくに、
好ましいものとしてあげられた枝分れしたポリホ
スフエートは本発明のポリカーボネートとともに
一相混合物を生じ、その結果透明性が得られる。
この透明性はまた、たとえばデカブロモジフエニ
ルエーテルの添加の間にClもしくはBr含有化合
物の添加によつて保有されることができる。 本発明の難燃性ポリマー混合物は成形品、板、
フイルム、繊維、コーテイングおよび多くのほか
の製品に加工することができる。それらは鉱物お
よびガラス繊維のような充てん剤と強化材、カー
ボンブラツク、染料および顔料、安定剤、滑剤お
よび離型助剤との混合物として用いることができ
る。それらは高い熱安定性、高い剛性、すぐれた
加水分解安定性、高い表面性およびすぐれた電気
絶縁性を備えた高い難燃性が重要である分野でと
くに有利である。したがつて、それらはたとえば
ハウジングやハウジング部品および絶縁体のよう
な電気的に操作される器具に対する部材の製造に
対して、電流が流れる部品に対して、または車の
部材、たとえばカバー、ダツシユボードおよびエ
ンジン室の部材の製造に対して用いることができ
る。 実施例 実施例 1 実施例で用いた物質 (a) MPC 2,2―ビス―(3,5―ジメチル―4―ヒ
ドロキシフエニル)―プロパン―ポリカーボネ
ート、ηrel=1.332(CH2Cl2中、C=5g/)。 (b) MPC―粗製 2,2―ビス―(3,5―ジメチル―4―ヒ
ドロキシフエニル)―プロパン96重量%、2,
6―ジメチルフエノール0.1重量%以下および
不特定の成分4.9重量%を含む粗製ビスフエノ
ール(ドイツ特許出願公開第2928464号、実施
例1により得られた粗製ビスフエノール)から
のポリカーボネート、ηrel=1.621(CH2Cl2中、
C=5g/)。 (c) MPO Naフエノラートを触媒として用いて2,2
―ビス―(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシ
フエニル)プロパンとトリフエニルホスフエー
ト(比0.91:1)から製造した2,2―ビス―
(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシフエニル)
―プロパン―ポリホスフエート、ηrel=1.07
(CH2Cl2中、C=5g/)、ガラス転移温度
Tg=84℃。 (d) GV ガラス短繊維 (e) DBDPE デカブロモジフエニルエーテル (f) PTFE ポリテトラフルオロエチレン、細かく粉砕。 実施例 2〜6 難燃性ポリマー混合物 難燃性ポリマー混合物は実施例2〜6に対する
表において述べるようにポリカーボネート、ポリ
ホスフエートおよび添加剤から300℃において双
軸押出機を用いて得られた。添加剤のない対照ポ
リカーボネート、実施例2もまたいつたん押出し
た。実施例5のMPC―粗製物とMPOはジクロロ
ベンゼン溶液とクロロベンゼンを排出しながら真
空押出によつてあらかじめ混合した。得られたポ
リマー混合物は融液を径て試験片に加工し、試験
した。得られた結果は実施例2〜6に対する表中
に与える。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) その線状鎖が、式(1) に対応するくり返し構造単位少なくとも85モル
    %と式(2) 式中、―R―はo―、m―もしくはp―フエ
    ニレン基または式(2a) に対応する基を表わし、 R1は水素、ハロゲンンおよびC1〜C3アルキ
    ルを表わし、 XはC1〜C5アルキレン―もしくはアルキリ
    デン基、C3〜C6シクロアルキレン―もしくは
    シクロアルキリデン基、単結合、―S―もしく
    は式(2b) 式中、2つのアルキル置換基が互いにo―、
    m―もしくはp―位であつてよい、 に対応する基もしくは式(2c) に対応する基を表わし、 式(1)の単位が含まれていない、 に対応するくり返し単位多くても15モル%から
    なる、ポリカーボネート25〜99.5重量%、 (b) ビス―(3,5―ジメチル―4―ヒドロキシ
    フエニル)メタンおよび/またはビス―(3,
    5―ジメチル―4―ヒドロキシフエニル)プロ
    パン少くとも60モル%および式(17) 式中、XはC1〜C5アルキレンもしくはアル
    キリデン基、C5〜C6シクロアルキレンもしく
    はシクロアルキリデン基、単結合、―S―また
    は であり、 R′はHもしくはCH3、および/または式
    (18) に対応する基を表わす、 に対応するジオール多くとも40モル%と、式
    (19) 式中、Yはアルキル、シクロアルキル、アリ
    ールまたはアルキルアリール基であり、同一で
    あつても異なつていてもよい、 に対応するリン酸エステルとを、 芳香族ジオールとホスフエートのモル比
    0.66:1〜2.3:1で、塩基性アルカリまたは
    アルカリ土類金属化合物の存在下で、100〜350
    ℃の温度で、アルコールおよびフエノールを脱
    離させつつ反応させることによつて得られる、 分子量Mw(ゲルクロマトグラフイーで測定、
    ビスフエノールAポリカーボネートで較正) 1600〜150000および相対粘度ηrel1.02〜1.20を
    もつ枝分れポリホスフエート0.5〜75重量%、 (c) 芳香環に結合した塩素および/または臭素の
    みを含み、250℃以上の分解温度を有し、少な
    くとも300℃まで常圧下で沸とうしない1種も
    しくはそれ以上の有機塩素および/または臭素
    化合物を0〜20部、 (d) ガラス繊維0〜100部、および (e) ポリテトラフルオロエチレン0〜1部、但
    し、成分(c)、(d)および(e)の部は、各々の場合(a)
    および(b)の合計に基くものである、 を含むことを特徴とする、難燃性ポリマー混合
    物。 2 成形品に対するコーテイング用である特許請
    求の範囲第1項記載のポリマー混合物。 3 成形品の製造用に使用する特許請求の範囲第
    1項記載のポリマー混合物。
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