JPH02120232A - 酸化物超伝導薄膜の製造方法 - Google Patents
酸化物超伝導薄膜の製造方法Info
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- JPH02120232A JPH02120232A JP27221088A JP27221088A JPH02120232A JP H02120232 A JPH02120232 A JP H02120232A JP 27221088 A JP27221088 A JP 27221088A JP 27221088 A JP27221088 A JP 27221088A JP H02120232 A JPH02120232 A JP H02120232A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は酸化物超伝導薄膜の製造方法に関するものであ
る。
る。
(従来の技術)
超伝導性薄膜は、ジョセフソン接合による量子磁気干渉
素子や、超伝導LSI配線、さらに超伝導能動素子等へ
の応用上欠かせないものである。近年、1982年2月
米国ヒユーストン大学のチュー(Chu)らにより発見
された臨界温度90に級のY系酸化物超伝導体を始めと
し、無機材料研究所の前出らによる臨界温度110KR
のBi系酸化物超伝導体、さらに米国アーカンサス大学
のチェノ(Z、 Z、 Cheng)らによる臨界温度
12Oに級のTI系酸化物超伝導体と液体窒素温度を越
える臨界温度を持つ酸化物超伝導体が相次いで発見され
た。このことにより、従来液体Heを用いなければなら
なかった超伝導応用デバイスが液体窒素で実現できるこ
とになり、特にこれら酸化物超伝導体の薄膜化は液体窒
素温度以上で動くジョセフソン接合による量子磁気干渉
素子や、超伝導LSI配線、さらに超伝導能動素子等を
実現し、その応用は広く利用され得る。さて、Bi系超
伝導体薄膜は、従来基本的に次の3つの方法において製
造されてきた。
素子や、超伝導LSI配線、さらに超伝導能動素子等へ
の応用上欠かせないものである。近年、1982年2月
米国ヒユーストン大学のチュー(Chu)らにより発見
された臨界温度90に級のY系酸化物超伝導体を始めと
し、無機材料研究所の前出らによる臨界温度110KR
のBi系酸化物超伝導体、さらに米国アーカンサス大学
のチェノ(Z、 Z、 Cheng)らによる臨界温度
12Oに級のTI系酸化物超伝導体と液体窒素温度を越
える臨界温度を持つ酸化物超伝導体が相次いで発見され
た。このことにより、従来液体Heを用いなければなら
なかった超伝導応用デバイスが液体窒素で実現できるこ
とになり、特にこれら酸化物超伝導体の薄膜化は液体窒
素温度以上で動くジョセフソン接合による量子磁気干渉
素子や、超伝導LSI配線、さらに超伝導能動素子等を
実現し、その応用は広く利用され得る。さて、Bi系超
伝導体薄膜は、従来基本的に次の3つの方法において製
造されてきた。
第一の方法は、例えばアプライドフィジックスレター(
Appl、 Phys、 Lett、)巻53.427
頁のようにマグネトロンスパッタ法を用い、Bi、 S
r、 Ca、 Cuの組成からなる単一ターゲットを用
いて成膜を行い、この膜を後から酸素中880°C熱処
理を加えることにより83にでゼロ抵抗を示すC軸配向
膜が得られている。
Appl、 Phys、 Lett、)巻53.427
頁のようにマグネトロンスパッタ法を用い、Bi、 S
r、 Ca、 Cuの組成からなる単一ターゲットを用
いて成膜を行い、この膜を後から酸素中880°C熱処
理を加えることにより83にでゼロ抵抗を示すC軸配向
膜が得られている。
また第二の方法としては例えばアプライドフィジックス
レター(Appl、 Phys、 Lett、)巻53
.337頁のようにパルスレーザ−を用い、第一の方法
と同様単一ターゲットを用いて成膜を行い、後に875
°Cの酸素中熱処理を行うことで80にの超伝導薄膜を
得ている。
レター(Appl、 Phys、 Lett、)巻53
.337頁のようにパルスレーザ−を用い、第一の方法
と同様単一ターゲットを用いて成膜を行い、後に875
°Cの酸素中熱処理を行うことで80にの超伝導薄膜を
得ている。
さらに第三の方法としては、例えば、アプライドフィジ
ックスレター(Appl、 Phys、 Lett、)
巻53.624頁のようにBi、 Sr、 Ca、 C
uをそれぞれ独立した蒸着源から同時に蒸発させ、成膜
後860°Cの酸素中熱処理をおこなうことで、35に
でゼロ抵抗超伝導膜を得ている。
ックスレター(Appl、 Phys、 Lett、)
巻53.624頁のようにBi、 Sr、 Ca、 C
uをそれぞれ独立した蒸着源から同時に蒸発させ、成膜
後860°Cの酸素中熱処理をおこなうことで、35に
でゼロ抵抗超伝導膜を得ている。
(発明が解決しようとした課題)
しかし、いずれの場合も従来の超伝導膜製造法では超伝
導膜を作るために850°C以上の高温熱処理が必要な
こと、また、膜はC軸配向しているものの表面が荒れて
いること、及び超伝導のオンセットは110Kに見えて
いるものの、最終的なゼロ抵抗温度が低いこと等の理由
により、デバイス応用を困難にしている。また、ジョセ
フソンジャンクションの均質性を高めるためには単結晶
膜であることが望ましい。
導膜を作るために850°C以上の高温熱処理が必要な
こと、また、膜はC軸配向しているものの表面が荒れて
いること、及び超伝導のオンセットは110Kに見えて
いるものの、最終的なゼロ抵抗温度が低いこと等の理由
により、デバイス応用を困難にしている。また、ジョセ
フソンジャンクションの均質性を高めるためには単結晶
膜であることが望ましい。
本発明の目的は、このBi系酸化物超伝導薄膜を、基板
上に単結晶膜として低温で合成する方法を提供すること
にある。
上に単結晶膜として低温で合成する方法を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、ターゲットとしてBi2O3,SrO+ C
aO+CuOの4種類のターゲットを所定の順にもちい
てイオンビームスパッタを行なう酸化物超伝導薄膜の製
造方法であって、まずBi2O3ターゲットし、その後
CuOを連続的にスパッタしながらSrO、CaO、
SrOの順にスパッタし、次にBi2o3をスパッタし
、周期的に層状成長させることを特徴とした酸化物超伝
導薄膜の製造方法と、ターゲット組成として酸化ビスマ
スの代りに(Bi2O3)1−x(Pbo)x(ただし
0<x<0.1)の組成を用いる前記酸化物超伝導薄膜
の製造方法と、成膜プロセス中に真空中容器内に高周波
(RF)を導入する前記酸化物超伝導薄膜の製造方法で
ある。
aO+CuOの4種類のターゲットを所定の順にもちい
てイオンビームスパッタを行なう酸化物超伝導薄膜の製
造方法であって、まずBi2O3ターゲットし、その後
CuOを連続的にスパッタしながらSrO、CaO、
SrOの順にスパッタし、次にBi2o3をスパッタし
、周期的に層状成長させることを特徴とした酸化物超伝
導薄膜の製造方法と、ターゲット組成として酸化ビスマ
スの代りに(Bi2O3)1−x(Pbo)x(ただし
0<x<0.1)の組成を用いる前記酸化物超伝導薄膜
の製造方法と、成膜プロセス中に真空中容器内に高周波
(RF)を導入する前記酸化物超伝導薄膜の製造方法で
ある。
本方法では、Bi系酸化物超伝導体の結晶構造に特有の
C軸方向に(Bi−0)2原子層/(Sr−Ca−Cu
−0)ペロブスカイト型層/(Bi・0)2原子層・・
・の周期構造を人工的に積層成長させるもので、例えば
Bi系超伝導相をまず(Bi−0)層を積層させ、次に
(Cu−0)層を連続的にスパッタしながら(Sr−0
)、 (Ca・O)、 (Sr・O)を積層させ、次に
(Bi・0)層の順に4種類のターゲットを順次周期的
にスパッタすることで超伝導体単結晶薄膜を積層成長さ
せる方法である。
C軸方向に(Bi−0)2原子層/(Sr−Ca−Cu
−0)ペロブスカイト型層/(Bi・0)2原子層・・
・の周期構造を人工的に積層成長させるもので、例えば
Bi系超伝導相をまず(Bi−0)層を積層させ、次に
(Cu−0)層を連続的にスパッタしながら(Sr−0
)、 (Ca・O)、 (Sr・O)を積層させ、次に
(Bi・0)層の順に4種類のターゲットを順次周期的
にスパッタすることで超伝導体単結晶薄膜を積層成長さ
せる方法である。
各層の積層膜圧は(Bi−0)層5人、(Sr−Ca−
Cu−0)層は総計でBi系の80に相の場合で10人
、110に相の場合には13人積層する。望ましくは基
板温度を500°C〜800°C1基板上の酸素ガス分
圧を2×10’Torr以上に保つと、エピタキシャル
成長したBi系酸化物超伝導薄膜が合成される。この時
各積層プロセスの間に10秒以上の緩和時間を設けるこ
とが望ましく、表面のスパッタ粒子のマイグレーション
と積層膜の結晶性の改質が起こる。さらに、酸化ビスマ
ス、またはストロンチウム・カルシウム、銅酸化物は基
板上にヘテロエピタキシャル成長させることができ、エ
ピタキシャル層を初期に約10〜100人程度成長させ
ることによりその後の膜成長プロセスにより単結晶のB
i系酸化物超伝導薄膜が成長する。さらに真空チャンバ
ー内にRFを導入することでスパッタ粒子を活性化し膜
の結晶化温度を下げることができると共に酸素もイオン
化されることにより各構成元素の酸化が促進される。
Cu−0)層は総計でBi系の80に相の場合で10人
、110に相の場合には13人積層する。望ましくは基
板温度を500°C〜800°C1基板上の酸素ガス分
圧を2×10’Torr以上に保つと、エピタキシャル
成長したBi系酸化物超伝導薄膜が合成される。この時
各積層プロセスの間に10秒以上の緩和時間を設けるこ
とが望ましく、表面のスパッタ粒子のマイグレーション
と積層膜の結晶性の改質が起こる。さらに、酸化ビスマ
ス、またはストロンチウム・カルシウム、銅酸化物は基
板上にヘテロエピタキシャル成長させることができ、エ
ピタキシャル層を初期に約10〜100人程度成長させ
ることによりその後の膜成長プロセスにより単結晶のB
i系酸化物超伝導薄膜が成長する。さらに真空チャンバ
ー内にRFを導入することでスパッタ粒子を活性化し膜
の結晶化温度を下げることができると共に酸素もイオン
化されることにより各構成元素の酸化が促進される。
さらにRFもしくは酸素イオン源より生成された酸素イ
オンをIOV〜80vに加速して膜成長面に照射するこ
とにより膜成長面での酸化とマイグレーションが促進さ
れ膜の結晶性の改善と膜表面の平坦性化がよくなる。さ
らにBiの一部をpbで置換することにより超伝導特性
が改善され転移がシャープになる。これらのエピタキシ
ャル膜は酸化マグネシウム(MgO)単結晶、チタン酸
ストロンチウム(SrTiO3)単結晶、イツトリウム
安定化ジルコニア(YSZ)単結晶、ジルコニア(Zr
O2)単結晶いずれの基板上にも合成することができる
。
オンをIOV〜80vに加速して膜成長面に照射するこ
とにより膜成長面での酸化とマイグレーションが促進さ
れ膜の結晶性の改善と膜表面の平坦性化がよくなる。さ
らにBiの一部をpbで置換することにより超伝導特性
が改善され転移がシャープになる。これらのエピタキシ
ャル膜は酸化マグネシウム(MgO)単結晶、チタン酸
ストロンチウム(SrTiO3)単結晶、イツトリウム
安定化ジルコニア(YSZ)単結晶、ジルコニア(Zr
O2)単結晶いずれの基板上にも合成することができる
。
(実施例)
多層周期構造薄膜を製造するために用いたイオンビーム
スパッタ装置を第1図に示す。第1図(a)は装置の正
面図であり(b)は上面図である。真空チャンバー12
には4基のカウフマン型イオン源1.2.16゜17を
装備し、それぞれBi2O3ターゲット3、SrOター
ゲット4、CaOターゲット18、CuOターゲット1
9をスパッタする。スパッタされた粒子3′、4′は天
板5で発散視野が制限され、4基の水晶振動子膜厚計(
第1図(a)では15)により膜厚をモニターしながら
、真空チャンバー外部から駆動される4基のシャッター
(第1図(a)では6,7)の交互開閉により多層周期
構造が形成される。
スパッタ装置を第1図に示す。第1図(a)は装置の正
面図であり(b)は上面図である。真空チャンバー12
には4基のカウフマン型イオン源1.2.16゜17を
装備し、それぞれBi2O3ターゲット3、SrOター
ゲット4、CaOターゲット18、CuOターゲット1
9をスパッタする。スパッタされた粒子3′、4′は天
板5で発散視野が制限され、4基の水晶振動子膜厚計(
第1図(a)では15)により膜厚をモニターしながら
、真空チャンバー外部から駆動される4基のシャッター
(第1図(a)では6,7)の交互開閉により多層周期
構造が形成される。
9はヒータ、13はRHEED用電子銃、14はRHE
EDスクリーンである。この時チャンバー内の真空度は
4X10 torr、基板付近は酸化促進のために酸
素ガスを吹き付は局部的に2X10 torrの酸素
分圧とした。基板温度は62O°C1基板面内の膜厚分
布を極力避けるように6Orpmの回転を与えている。
EDスクリーンである。この時チャンバー内の真空度は
4X10 torr、基板付近は酸化促進のために酸
素ガスを吹き付は局部的に2X10 torrの酸素
分圧とした。基板温度は62O°C1基板面内の膜厚分
布を極力避けるように6Orpmの回転を与えている。
チャンバー内は、ニュートラライザでイオン源からでる
Arを中和している。イオン源1の出力を600V、3
0mAとした時にBi2O3の成膜速度は0.2A/s
eeであり、イオン源2,16の出力を600V、40
mAとした時のSrO,CaOの成膜速度はともに0.
18A/seeであった。イオン源17の出力を600
V、30mAとした時にCuOの成膜速度は0.2A/
seeであった。
Arを中和している。イオン源1の出力を600V、3
0mAとした時にBi2O3の成膜速度は0.2A/s
eeであり、イオン源2,16の出力を600V、40
mAとした時のSrO,CaOの成膜速度はともに0.
18A/seeであった。イオン源17の出力を600
V、30mAとした時にCuOの成膜速度は0.2A/
seeであった。
次にMg0(100)基板を用いたBii110に超伝
導相の成膜例を示す。基板温度62O°C1基板付近の
酸素ガス分圧I X 10 Torrの条件で周期長
36Aの膜を、成膜中RHEEDパターンを確認しなが
ら形成した。
導相の成膜例を示す。基板温度62O°C1基板付近の
酸素ガス分圧I X 10 Torrの条件で周期長
36Aの膜を、成膜中RHEEDパターンを確認しなが
ら形成した。
MgO基板上に例えば5rCuOxを成長させるとMg
Oの基板方位を一致させてバッファー層としての5rC
uOがヘテロエピタキシャルする。この場合の5rCu
O層は10人である。ヘテロエピタキシャル層成膜後4
分間の緩衛時間の後、BiOを6人エピタキシャル成長
させる。。さらに2分間の緩衝時間を経て、次ぎにCu
Oを連続的にスパッタしながらSrO,Cab。
Oの基板方位を一致させてバッファー層としての5rC
uOがヘテロエピタキシャルする。この場合の5rCu
O層は10人である。ヘテロエピタキシャル層成膜後4
分間の緩衛時間の後、BiOを6人エピタキシャル成長
させる。。さらに2分間の緩衝時間を経て、次ぎにCu
Oを連続的にスパッタしながらSrO,Cab。
SrOをそれぞれ交互に2人、4人、2人ずつ、積層さ
せ、緩衝時間2分後、BiOを6人、緩衝時間2分、の
設定で周期的積層成膜を繰り返す。ここで、同時スパッ
タを実行するときはそれぞれのイオンソースの出力を調
整してスパッタ終了時間が同時になるように調整してい
る。また、設定値をBii110に超伝導相の周期長よ
りも長くしているのはスパッタ粒子の膜面への付着確率
を考慮しているがらである。
せ、緩衝時間2分後、BiOを6人、緩衝時間2分、の
設定で周期的積層成膜を繰り返す。ここで、同時スパッ
タを実行するときはそれぞれのイオンソースの出力を調
整してスパッタ終了時間が同時になるように調整してい
る。また、設定値をBii110に超伝導相の周期長よ
りも長くしているのはスパッタ粒子の膜面への付着確率
を考慮しているがらである。
RHEEDの回折スポットはストリーク状になり膜表面
の平坦性が良好であること、さらにエピタキシャル成長
が持続していることがわがる。この人工的周期長18人
を15回繰り返し総膜厚300人の時の膜のX線回折パ
ターンを第2図に示す。このX線回折パターンより、設
計値通りに36人(18人X2)のBi系超超伝導体1
10に層がきれいにC軸配向してできていることが分か
る。この膜の電気抵抗は、110Kにオンセットを持ち
107にで超伝導となることが確認された。以上はBi
i110に相の極薄エピタキシャル超伝導性薄膜の合成
方法の例であるが、第1表にこれ以外の成膜結果を示す
。同様の手段において、(Bi−0)層を6人、(Sr
−CaCu・O)層を10人と設定することによりBi
i80に超伝導相の膜も容易に作製できた。また、バッ
ファー層としてBiOを持ちいることも可能であり、前
述のプロセスを行うことで単結第1表 これらのプロセスにおいて、膜特性と基板温度及び基板
付近の酸素ガス分圧基板温度500〜800°Cが適当
であり、500°C以下では結晶性が悪く超伝導特性が
得られなくなり、800°C以上では膜の組成ずれ及び
銅が還元されて非超伝導相が成長してしまう。
の平坦性が良好であること、さらにエピタキシャル成長
が持続していることがわがる。この人工的周期長18人
を15回繰り返し総膜厚300人の時の膜のX線回折パ
ターンを第2図に示す。このX線回折パターンより、設
計値通りに36人(18人X2)のBi系超超伝導体1
10に層がきれいにC軸配向してできていることが分か
る。この膜の電気抵抗は、110Kにオンセットを持ち
107にで超伝導となることが確認された。以上はBi
i110に相の極薄エピタキシャル超伝導性薄膜の合成
方法の例であるが、第1表にこれ以外の成膜結果を示す
。同様の手段において、(Bi−0)層を6人、(Sr
−CaCu・O)層を10人と設定することによりBi
i80に超伝導相の膜も容易に作製できた。また、バッ
ファー層としてBiOを持ちいることも可能であり、前
述のプロセスを行うことで単結第1表 これらのプロセスにおいて、膜特性と基板温度及び基板
付近の酸素ガス分圧基板温度500〜800°Cが適当
であり、500°C以下では結晶性が悪く超伝導特性が
得られなくなり、800°C以上では膜の組成ずれ及び
銅が還元されて非超伝導相が成長してしまう。
酸素分圧は結晶成長させるためには最低でも2X10
torr必要である。また真空チャンバー内にRFを
導入することにより、RFコイル内でスパッタ粒子が活
性化され同時に酸素プラズマが発生する。この環境での
上記同様の成長をおこなうことにより膜の超伝導臨界温
度の向上が確認され、さらにRFプラズマにバイアス電
位をかけて酸素イオンをIOV〜80Vに加速して基板
に照射することにより膜表面の平坦性の改善が見られた
。また加速酸素イオンの発生源として別に酸素イオンガ
ンを真空チャンバー内に設置することによっても同様の
平坦性の改善効果がみられた。
torr必要である。また真空チャンバー内にRFを
導入することにより、RFコイル内でスパッタ粒子が活
性化され同時に酸素プラズマが発生する。この環境での
上記同様の成長をおこなうことにより膜の超伝導臨界温
度の向上が確認され、さらにRFプラズマにバイアス電
位をかけて酸素イオンをIOV〜80Vに加速して基板
に照射することにより膜表面の平坦性の改善が見られた
。また加速酸素イオンの発生源として別に酸素イオンガ
ンを真空チャンバー内に設置することによっても同様の
平坦性の改善効果がみられた。
次にターゲットとして酸化ビスマスの代りにTorrと
固定しである。x = 0.1程度まで超伝導特性は改
善される(Tcが5〜15にの上昇した)が、これ以上
では膜中に異相が発生することにより単結晶膜としての
品質が落ちるのであまり実用的でなくなる。
固定しである。x = 0.1程度まで超伝導特性は改
善される(Tcが5〜15にの上昇した)が、これ以上
では膜中に異相が発生することにより単結晶膜としての
品質が落ちるのであまり実用的でなくなる。
以上は酸化マグネシウム(MgO)単結晶基板上に合成
されたエピタキシャル膜について述べたが、チタン酸ス
トロンチウム(SrTiO3)単結晶、イツトリウム安
定化ジルコニア(ysz)単結晶、ジルコニア(Zr0
2)単結晶いずれの基板上にも同様に合成することがで
きた。
されたエピタキシャル膜について述べたが、チタン酸ス
トロンチウム(SrTiO3)単結晶、イツトリウム安
定化ジルコニア(ysz)単結晶、ジルコニア(Zr0
2)単結晶いずれの基板上にも同様に合成することがで
きた。
(発明の効果)
以上のように本発明を適応することにより、約107に
での超伝導を示し、かつ単一相のエピタキシャル膜が低
温で容易に合成され、デバイス等への応用上非常に有効
である。
での超伝導を示し、かつ単一相のエピタキシャル膜が低
温で容易に合成され、デバイス等への応用上非常に有効
である。
第1図(a)、(b)は、本発明を実施したイオンビー
ムスパッタ装置の構造概略図である。第2図はX線回折
図である。 図において、1.2.16.17はイオン源、3はBi
2o3ターケツト、4はSroターケット、5は天板、
6.7はシャッター、8は基板ホルダー、9はヒーター
、10はゲートバルブ、11は真空排気ポンプ、12は
真空チャンバー、13は反射高エネルギー電子線回折(
RHEED)用電子銃、14はRHEEDスクリーン、
15は水晶振動子膜厚モニタ、18はCaOターゲット
、19はCuOターゲットである。 第1図(改9
ムスパッタ装置の構造概略図である。第2図はX線回折
図である。 図において、1.2.16.17はイオン源、3はBi
2o3ターケツト、4はSroターケット、5は天板、
6.7はシャッター、8は基板ホルダー、9はヒーター
、10はゲートバルブ、11は真空排気ポンプ、12は
真空チャンバー、13は反射高エネルギー電子線回折(
RHEED)用電子銃、14はRHEEDスクリーン、
15は水晶振動子膜厚モニタ、18はCaOターゲット
、19はCuOターゲットである。 第1図(改9
Claims (3)
- (1)ターゲットとしてBi_2O_3、SrO、Ca
O、CuOの4種類のターゲットを所定の順でもちいて
イオンビームスパッタを行なう酸化物超伝導薄膜の製造
方法であって、まずBi_2O_3をターゲットし、そ
の後CuOを連続的にスパッタしながらSrO、CaO
、SrOの順にスパッタし、次にBi_2O_3をスパ
ッタし、周期的に層状成長させることを特徴とした酸化
物超伝導薄膜の製造方法。 - (2)ターゲットとして酸化ビスマスの代わりに(Bi
_2O_3)_1_−_x(PbO)_x(ただし0<
x≦0.1)を用いることを特徴とした特許請求の範囲
第1項記載の酸化物超伝導薄膜の製造方法。 - (3)成膜プロセス中に真空中容器内に高周波(RF)
を導入することを特徴とした特許請求の範囲第1項又は
第2項記載の酸化物超伝導薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27221088A JPH02120232A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 酸化物超伝導薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27221088A JPH02120232A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 酸化物超伝導薄膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02120232A true JPH02120232A (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=17510643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27221088A Pending JPH02120232A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 酸化物超伝導薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02120232A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02296730A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜超電導体の製造方法 |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP27221088A patent/JPH02120232A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02296730A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜超電導体の製造方法 |
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