JPH0212261B2 - - Google Patents
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- JPH0212261B2 JPH0212261B2 JP57154052A JP15405282A JPH0212261B2 JP H0212261 B2 JPH0212261 B2 JP H0212261B2 JP 57154052 A JP57154052 A JP 57154052A JP 15405282 A JP15405282 A JP 15405282A JP H0212261 B2 JPH0212261 B2 JP H0212261B2
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- JP
- Japan
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- ethylene
- olefin copolymer
- polyolefin
- producing
- transparent film
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は低密度エチレン−α−オレフイン共重
合体の透明フイルム製造法に関する。更に詳しく
はエチレン−α−オレフイン共重合体にポリオレ
フイン変性体を添加混合し、空冷インフレーシヨ
ン成形による透明性、光択性にすぐれ、強度の大
きいフイルムを製造する方法に関する。 低密度エチレン−α−オレフイン共重合体の空
冷インフレーシヨン成形によるフイルムは、従来
のラジカルによる高圧法低密度ポリエチレンフイ
ルムに比較して、 (1) 強度、伸びが大きく、強靭なフイルムが得ら
れる、 (2) 剛性が大きく、フイルムの腰が強い、 (3) ヒートシール強度が大きく熱間シール性に優
れている、 (4) 耐熱性、耐寒性に優れている、 (5) 印刷性が良く、堅牢な印刷ができる、 (6) ドローダウン性が良く薄物成形に適してい
る、 (7) 異物の存在においてもバブルブレークを生じ
ない、 等の多くの利点を有している。 一方、 (1) 溶融粘度が高いので、加工性が劣る、 (2) 溶融張力が小さいためにバブル安定性が劣
る、 (3) 光学的性質が加工条件によつて変化しやす
い、 (4) 消費電力が高い、 等の欠点を有している。 特に通常のインフレーシヨン法によりフイルム
を成形する場合においては溶融張力が小さいので
バブル安定性が悪く急冷が難しくなり透明性、光
沢性等の光学的性質が大幅に損われる。また成形
性、加工性においても従来のラジカルによる高圧
法低密度ポリエチレンに比して若干の問題を有し
ている。 本発明は上記問題点を克服すべくなされたもの
で、耐衝撃性、耐引裂性、剛性等の機械的性質を
損うことなく、透明性、光沢性等の光学的性質お
よび成形性を向上せしめる透明フイルム製造法を
提供することを目的とするものである。 本発明者らはこの目的に沿つて鋭意研究の結
果、以下に示す透明フイルム製造法によつて本発
明の目的が達成されることを見出した。 すなわち本発明は、密度0.890〜0.945g/c.c.の
エチレン−α−オレフイン共重合体100重量部に
不飽和カルボン酸またはその誘導体を含有するポ
リオレフイン変性体を0.01〜20重量部添加混合
し、空冷インフレーシヨン法でフイルム成形する
ことを特徴とするエチレン−α−オレフイン共重
合体の透明フイルム製造法を提供するものであ
る。 本発明のエチレン−α−オレフイン共重合体と
は、エチレンと炭素数3〜12のα−オレフインと
の共重合体、好ましくはエチレンと炭素数3〜8
のα−オレフインとの共重合体であり、例えばエ
チレン−ブテン−1共重合体、エチレン−ヘキセ
ン−1共重合体、エチレン−ヘプテン−1共重合
体、エチレン−オクテン−1共重合体、またはそ
れらの混合物等が挙げられる。 上記エチレン−α−オレフイン共重合体の製造
法は、高、中、低圧法による気相重合法、スラリ
ー重合法、溶液重合法など特に限定されないが、
密度は0.890〜0.945g/c.c.の範囲であることが肝
要である。密度が0.890g/c.c.未満においては機
械的特性が低下し、0.945g/c.c.を超える場合に
おいては透明性の改良効果に乏しい。 上記エチレン−α−オレフイン共重合体の樹脂
物性としては、メルトインデツクス(以下、単に
MIと称す)、が0.1〜7g/10分、好ましくは0.3
〜5g/10分、上記のごとく密度が0.890〜0.945
g/c.c.、メルトテンシヨンが0.3〜6g、好まし
くは0.5〜5g、N値が1.2〜3.0、好ましくは1.3
〜2.0、分子量が8〜30万、分子量分布(Mw/M
o)が2.5〜10の範囲のものが好ましい。 本発明において、ポリオレフイン変性体として
用いられるポリオレフインは、高、中、低圧法に
よるポリプロピレン単独重合体、エチレンを主成
分とするプロピレン、ブテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1、4−メチル−ペンテン−1等
のα−オレフインとの共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリプロピレン単独重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブテ
ン−1共重合体等のプロピレンを主成分とする他
のα−オレフインとの共重合体、ポリブテン−
1、ポリ−4メチル・ペンテン−1、エチレン−
プロピレン−ジエン共重合体および液体ポリブタ
ジエン等のポリオレフイン系樹脂が用いられる。 本発明の不飽和カルボン酸またはその誘導体と
はアクリル酸、メタクリル酸、メチルメタアクリ
ル酸等の一塩基酸、マレイン酸、フマール酸、イ
タコン酸、シトラコン酸、ハイミツク酸等の二塩
基酸またはこれらの無水物、エステル、アミド、
イミドあるいは金属塩が挙げられ、少なくともこ
れら1種が使用されるが、特にマレイン酸または
無水マレイン酸が好適である。 本発明のポリオレフイン変性体は前記ポリオレ
フインの少なくとも1種に上記不飽和カルボン酸
またはその誘導体の少なくとも1種の0.01〜10重
量%を有機過酸化物の存在下で反応させることに
よつて得られる。該反応は、押出機内あるいはバ
ンバリーミキサー等の混練機内などの無溶媒下で
溶融混合して反応させる方法またはベンゼン、キ
シレン、トルエン等の芳香族炭化水素、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素など
の溶媒中で加熱混合して反応する方法等、特に限
定されないが、操作が簡単で安価であることなど
から押出機内で行なうことが好ましい。本発明の
エチレン−α−オレフイン共重合体に上記ポリオ
レフイン変性体を含有させるには、上記ポリオレ
フイン変性体の濃縮されたマスターバツチを予め
調製し、未変性のエチレン−α−オレフイン共重
合体にブレンドしても良いが、エチレン−α−オ
レフイン共重合体に直接所定の不飽和カルボン酸
を添加変性しても良い。 上記ブレンドにあたつてはドライブレンドでも
溶融ブレンドでも差支えない。また前記有機過酸
化物としては例えばベンゾイルパーオキサイド、
ラウリルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルヒ
ドロパーオキサイド、α,α′−ビス(t−ブチル
パーオキシジイソプロピル)ベンゼン、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサンなどの有機過酸化物が好適
に用いられる。 本発明は前記エチレン−α−オレフイン共重合
体100重量部に不飽和カルボン酸またはその誘導
体を含有するポリオレフイン変性体を0.01〜20重
量部を添加混合した樹脂組成物を原料として、空
冷インフレーシヨン法によつてフイルムの成形を
行なうことにより従来、透明性が悪く、溶融張力
が小さく、不安定な成形しかできないエチレン−
α−オレフイン共重合体の欠点を大幅に改良しう
るものである。上記ポリオレフイン変性体の添加
量が0.01重量部未満では透明性の改良効果に乏し
く、20重量部を超える場合においてはフイルムの
強度を損なつたり、透明性効果も低下する。また
接着性が付与されることから一般的なフイルム用
途にそぐわない場合が生じる。 空冷インフレーシヨン法による成形方法は前記
樹脂組成物を原料として、ダイギヤツプ1〜3
mm、好ましくは1.2〜2.8mmの環状ダイに通し、成
形温度150〜260℃、好ましくは170〜240℃の範囲
で、上向きまたは下向き方向に押出し、空冷しな
がらチユーブを所望の大きさに膨張し、偏平化し
製品フイルムとする。該フイルムの厚さは一般に
5〜300μ程度のものが汎用されている。 以下、本発明を実施例および比較例に基づいて
具体的に説明するが、本発明はその要旨を逸脱し
ない限りこれら限定されるものではない。 実施例1〜10および比較例1〜8 各種製造法により得られる第1表に示す性状を
有するエチレン−α−オレフイン共重合体に、下
記の如くして得られた各種ポリオレフイン変性体
および市販のポリオレフイン変性体であるアドマ
−LF300(三井石油化学株式会社製)をそれぞれ
添加し、スクリユー口径50mmφ、L/D=26の押
出機および口径100mmφ、ダイリツプ幅1.8mmのダ
イを有するインフレーシヨン装置により、ブロー
比1.9、折径300mm、厚み30μのフイルムを成形し
た。エチレン−α−オレフイン共重合体の性状、
フイルム成形条件、フイルム特性を第1表に示
す。 また、比較としてポリオレフイン変性体を添加
せずに、各種エチレン−α−オレフイン共重合体
のみを用いて、実施例1と同一の装置および同一
の成形条件でフイルムを成形した。このフイルム
特性も併せて第1表に示す。さらに、エチレン−
α−オレフイン共重合体にポリオレフイン変性体
を多量に添加して実施例1と同様にフイルムを成
形した結果も第1表に示す(比較例8)。 <ポリオレフイン変性体の調製> (1) MI2.0、密度0.922g/c.c.のエチレン−ブテン
−1共重合体(ブテン−1含量4モル%)100
重量部に無水マレイン酸0.25重量部および2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシン)−ヘキシン−3(以下、パーヘキシン
2,5Bと称す)0.02重量部をドライブレンド
して混合し、50mmφ押出機で230℃の条件で押
出して無水マレイン酸変性ポリエチレン(以
下、MPEと称す)を得た。 (2) MI0.5、密度0.90g/c.c.のポリプロピレン
(日石ポリプロGEB−G)100重量部に無水マ
レイン酸0.2重量部およびパーヘキシン2,5B
0.05重量部をドライブレンドして混合し、50mm
φ押出機で230℃の条件で押出して無水マレイ
ン酸変性ポリプロピレン(以下、MPPと称す)
を得た。 (3) MI1.0、密度0.928g/c.c.のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(日石レクスロンエバV251)100
重量部に無水マレイン酸0.2重量部およびパー
ヘキシン2,5B0.02重量部をドライブレンド
して混合し、50mmφ押出機で230℃の条件で押
出して無水マレイン酸変性エチレン−酢酸共重
合体(以下、MEVAと称す)を得た。
合体の透明フイルム製造法に関する。更に詳しく
はエチレン−α−オレフイン共重合体にポリオレ
フイン変性体を添加混合し、空冷インフレーシヨ
ン成形による透明性、光択性にすぐれ、強度の大
きいフイルムを製造する方法に関する。 低密度エチレン−α−オレフイン共重合体の空
冷インフレーシヨン成形によるフイルムは、従来
のラジカルによる高圧法低密度ポリエチレンフイ
ルムに比較して、 (1) 強度、伸びが大きく、強靭なフイルムが得ら
れる、 (2) 剛性が大きく、フイルムの腰が強い、 (3) ヒートシール強度が大きく熱間シール性に優
れている、 (4) 耐熱性、耐寒性に優れている、 (5) 印刷性が良く、堅牢な印刷ができる、 (6) ドローダウン性が良く薄物成形に適してい
る、 (7) 異物の存在においてもバブルブレークを生じ
ない、 等の多くの利点を有している。 一方、 (1) 溶融粘度が高いので、加工性が劣る、 (2) 溶融張力が小さいためにバブル安定性が劣
る、 (3) 光学的性質が加工条件によつて変化しやす
い、 (4) 消費電力が高い、 等の欠点を有している。 特に通常のインフレーシヨン法によりフイルム
を成形する場合においては溶融張力が小さいので
バブル安定性が悪く急冷が難しくなり透明性、光
沢性等の光学的性質が大幅に損われる。また成形
性、加工性においても従来のラジカルによる高圧
法低密度ポリエチレンに比して若干の問題を有し
ている。 本発明は上記問題点を克服すべくなされたもの
で、耐衝撃性、耐引裂性、剛性等の機械的性質を
損うことなく、透明性、光沢性等の光学的性質お
よび成形性を向上せしめる透明フイルム製造法を
提供することを目的とするものである。 本発明者らはこの目的に沿つて鋭意研究の結
果、以下に示す透明フイルム製造法によつて本発
明の目的が達成されることを見出した。 すなわち本発明は、密度0.890〜0.945g/c.c.の
エチレン−α−オレフイン共重合体100重量部に
不飽和カルボン酸またはその誘導体を含有するポ
リオレフイン変性体を0.01〜20重量部添加混合
し、空冷インフレーシヨン法でフイルム成形する
ことを特徴とするエチレン−α−オレフイン共重
合体の透明フイルム製造法を提供するものであ
る。 本発明のエチレン−α−オレフイン共重合体と
は、エチレンと炭素数3〜12のα−オレフインと
の共重合体、好ましくはエチレンと炭素数3〜8
のα−オレフインとの共重合体であり、例えばエ
チレン−ブテン−1共重合体、エチレン−ヘキセ
ン−1共重合体、エチレン−ヘプテン−1共重合
体、エチレン−オクテン−1共重合体、またはそ
れらの混合物等が挙げられる。 上記エチレン−α−オレフイン共重合体の製造
法は、高、中、低圧法による気相重合法、スラリ
ー重合法、溶液重合法など特に限定されないが、
密度は0.890〜0.945g/c.c.の範囲であることが肝
要である。密度が0.890g/c.c.未満においては機
械的特性が低下し、0.945g/c.c.を超える場合に
おいては透明性の改良効果に乏しい。 上記エチレン−α−オレフイン共重合体の樹脂
物性としては、メルトインデツクス(以下、単に
MIと称す)、が0.1〜7g/10分、好ましくは0.3
〜5g/10分、上記のごとく密度が0.890〜0.945
g/c.c.、メルトテンシヨンが0.3〜6g、好まし
くは0.5〜5g、N値が1.2〜3.0、好ましくは1.3
〜2.0、分子量が8〜30万、分子量分布(Mw/M
o)が2.5〜10の範囲のものが好ましい。 本発明において、ポリオレフイン変性体として
用いられるポリオレフインは、高、中、低圧法に
よるポリプロピレン単独重合体、エチレンを主成
分とするプロピレン、ブテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1、4−メチル−ペンテン−1等
のα−オレフインとの共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリプロピレン単独重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブテ
ン−1共重合体等のプロピレンを主成分とする他
のα−オレフインとの共重合体、ポリブテン−
1、ポリ−4メチル・ペンテン−1、エチレン−
プロピレン−ジエン共重合体および液体ポリブタ
ジエン等のポリオレフイン系樹脂が用いられる。 本発明の不飽和カルボン酸またはその誘導体と
はアクリル酸、メタクリル酸、メチルメタアクリ
ル酸等の一塩基酸、マレイン酸、フマール酸、イ
タコン酸、シトラコン酸、ハイミツク酸等の二塩
基酸またはこれらの無水物、エステル、アミド、
イミドあるいは金属塩が挙げられ、少なくともこ
れら1種が使用されるが、特にマレイン酸または
無水マレイン酸が好適である。 本発明のポリオレフイン変性体は前記ポリオレ
フインの少なくとも1種に上記不飽和カルボン酸
またはその誘導体の少なくとも1種の0.01〜10重
量%を有機過酸化物の存在下で反応させることに
よつて得られる。該反応は、押出機内あるいはバ
ンバリーミキサー等の混練機内などの無溶媒下で
溶融混合して反応させる方法またはベンゼン、キ
シレン、トルエン等の芳香族炭化水素、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素など
の溶媒中で加熱混合して反応する方法等、特に限
定されないが、操作が簡単で安価であることなど
から押出機内で行なうことが好ましい。本発明の
エチレン−α−オレフイン共重合体に上記ポリオ
レフイン変性体を含有させるには、上記ポリオレ
フイン変性体の濃縮されたマスターバツチを予め
調製し、未変性のエチレン−α−オレフイン共重
合体にブレンドしても良いが、エチレン−α−オ
レフイン共重合体に直接所定の不飽和カルボン酸
を添加変性しても良い。 上記ブレンドにあたつてはドライブレンドでも
溶融ブレンドでも差支えない。また前記有機過酸
化物としては例えばベンゾイルパーオキサイド、
ラウリルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルヒ
ドロパーオキサイド、α,α′−ビス(t−ブチル
パーオキシジイソプロピル)ベンゼン、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサンなどの有機過酸化物が好適
に用いられる。 本発明は前記エチレン−α−オレフイン共重合
体100重量部に不飽和カルボン酸またはその誘導
体を含有するポリオレフイン変性体を0.01〜20重
量部を添加混合した樹脂組成物を原料として、空
冷インフレーシヨン法によつてフイルムの成形を
行なうことにより従来、透明性が悪く、溶融張力
が小さく、不安定な成形しかできないエチレン−
α−オレフイン共重合体の欠点を大幅に改良しう
るものである。上記ポリオレフイン変性体の添加
量が0.01重量部未満では透明性の改良効果に乏し
く、20重量部を超える場合においてはフイルムの
強度を損なつたり、透明性効果も低下する。また
接着性が付与されることから一般的なフイルム用
途にそぐわない場合が生じる。 空冷インフレーシヨン法による成形方法は前記
樹脂組成物を原料として、ダイギヤツプ1〜3
mm、好ましくは1.2〜2.8mmの環状ダイに通し、成
形温度150〜260℃、好ましくは170〜240℃の範囲
で、上向きまたは下向き方向に押出し、空冷しな
がらチユーブを所望の大きさに膨張し、偏平化し
製品フイルムとする。該フイルムの厚さは一般に
5〜300μ程度のものが汎用されている。 以下、本発明を実施例および比較例に基づいて
具体的に説明するが、本発明はその要旨を逸脱し
ない限りこれら限定されるものではない。 実施例1〜10および比較例1〜8 各種製造法により得られる第1表に示す性状を
有するエチレン−α−オレフイン共重合体に、下
記の如くして得られた各種ポリオレフイン変性体
および市販のポリオレフイン変性体であるアドマ
−LF300(三井石油化学株式会社製)をそれぞれ
添加し、スクリユー口径50mmφ、L/D=26の押
出機および口径100mmφ、ダイリツプ幅1.8mmのダ
イを有するインフレーシヨン装置により、ブロー
比1.9、折径300mm、厚み30μのフイルムを成形し
た。エチレン−α−オレフイン共重合体の性状、
フイルム成形条件、フイルム特性を第1表に示
す。 また、比較としてポリオレフイン変性体を添加
せずに、各種エチレン−α−オレフイン共重合体
のみを用いて、実施例1と同一の装置および同一
の成形条件でフイルムを成形した。このフイルム
特性も併せて第1表に示す。さらに、エチレン−
α−オレフイン共重合体にポリオレフイン変性体
を多量に添加して実施例1と同様にフイルムを成
形した結果も第1表に示す(比較例8)。 <ポリオレフイン変性体の調製> (1) MI2.0、密度0.922g/c.c.のエチレン−ブテン
−1共重合体(ブテン−1含量4モル%)100
重量部に無水マレイン酸0.25重量部および2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシン)−ヘキシン−3(以下、パーヘキシン
2,5Bと称す)0.02重量部をドライブレンド
して混合し、50mmφ押出機で230℃の条件で押
出して無水マレイン酸変性ポリエチレン(以
下、MPEと称す)を得た。 (2) MI0.5、密度0.90g/c.c.のポリプロピレン
(日石ポリプロGEB−G)100重量部に無水マ
レイン酸0.2重量部およびパーヘキシン2,5B
0.05重量部をドライブレンドして混合し、50mm
φ押出機で230℃の条件で押出して無水マレイ
ン酸変性ポリプロピレン(以下、MPPと称す)
を得た。 (3) MI1.0、密度0.928g/c.c.のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(日石レクスロンエバV251)100
重量部に無水マレイン酸0.2重量部およびパー
ヘキシン2,5B0.02重量部をドライブレンド
して混合し、50mmφ押出機で230℃の条件で押
出して無水マレイン酸変性エチレン−酢酸共重
合体(以下、MEVAと称す)を得た。
【表】
【表】
【表】
第1表に示されるごとく、各種のエチレン−α
−オレフイン共重合体に各種のポリオレフイン変
性体を添加混合した実施例1〜10は、各種のポリ
オレフイン変性体を添加混合していない比較例1
〜7に比べて、衝撃強度を損うことなしに霞度、
光択度を向上させることができる。また、ポリオ
レフイン成形体を30重量部添加混合した比較例8
は実施例1に比べて、霞度、光沢度のみならず衝
撃強度においても劣る。 以上説明したごとく、本発明によればフイルム
の機械的性質を損うことなく、透明性等の光学的
性質を向上させることができるので、従来、透明
性が悪く、溶融張力が小さく、不安定な成形しか
できなかつたエチレン−α−オレフイン共重合体
の欠点を大幅に解消するものである。
−オレフイン共重合体に各種のポリオレフイン変
性体を添加混合した実施例1〜10は、各種のポリ
オレフイン変性体を添加混合していない比較例1
〜7に比べて、衝撃強度を損うことなしに霞度、
光択度を向上させることができる。また、ポリオ
レフイン成形体を30重量部添加混合した比較例8
は実施例1に比べて、霞度、光沢度のみならず衝
撃強度においても劣る。 以上説明したごとく、本発明によればフイルム
の機械的性質を損うことなく、透明性等の光学的
性質を向上させることができるので、従来、透明
性が悪く、溶融張力が小さく、不安定な成形しか
できなかつたエチレン−α−オレフイン共重合体
の欠点を大幅に解消するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 密度0.890〜0.945g/c.c.のエチレン−α−オ
レフイン共重合体100重量部に不飽和カルボン酸
またはその誘導体を含有するポリオレフイン変性
体を0.01〜20重量部添加混合し、空冷インフレー
シヨン法でフイルム成形することを特徴とするエ
チレン−α−オレフイン共重合体の透明フイルム
製造法。 2 前記エチレン−α−オレフイン共重合体がエ
チレン−ブテン−1共重合体である前記特許請求
の範囲第1項記載のエチレン−α−オレフイン共
重合体の透明フイルム製造法。 3 前記エチレン−α−オレフイン共重合体がエ
チレン−ヘキセン−1共重合体である前記特許請
求の範囲第1項記載のエチレン−α−オレフイン
共重合体の透明フイルムの製造法。 4 前記エチレン−α−オレフイン共重合体がエ
チレン−4−メチル・ペンテン−1共重合体であ
る前記特許請求の範囲第1項に記載のエチレン−
α−オレフイン共重合体の透明フイルム製造法。 5 前記ポリオレフイン変性体のポリオレフイン
がエチレン−α−オレフイン共重合体である特許
請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載のエ
チレン−α−オレフイン共重合体の透明フイルム
製造法。 6 前記ポリオレフイン変性体のポリオレフイン
がエチレン−酢酸ビニル共重合体である前記特許
請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載のエ
チレン−α−オレフイン共重合体の透明フイルム
製造法。 7 前記ポリオレフイン変性体のポリオレフイン
がポリエチレン単独重合体である前記特許請求の
範囲第1項〜第4項のいずれかに記載のエチレン
−α−オレフイン共重合体の透明フイルム製造
法。 8 前記ポリオレフイン変性体のポリオレフイン
がポリプロピレン単独重合体である前記特許請求
の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載のエチレ
ン−α−オレフイン共重合体の透明フイルム製造
法。 9 前記ポリオレフイン変性体の不飽和カルボン
酸またはその誘導体がマレイン酸またはその無水
物である前記特許請求の範囲第1項〜第8項のい
ずれかに記載のエチレン−α−オレフイン共重合
体の透明フイルム製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57154052A JPS5943042A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | エチレン−α−オレフイン共重合体の透明フイルム製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57154052A JPS5943042A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | エチレン−α−オレフイン共重合体の透明フイルム製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5943042A JPS5943042A (ja) | 1984-03-09 |
| JPH0212261B2 true JPH0212261B2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=15575856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57154052A Granted JPS5943042A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | エチレン−α−オレフイン共重合体の透明フイルム製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943042A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03129057U (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-25 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5984940A (ja) * | 1982-11-05 | 1984-05-16 | Showa Denko Kk | 高メルトテンシヨンポリエチレン組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS598299B2 (ja) * | 1976-08-12 | 1984-02-23 | 三井化学株式会社 | ポリオレフイン系可剥性保護フイルム |
| JPS5482A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-05 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Production of resin laminate |
-
1982
- 1982-09-06 JP JP57154052A patent/JPS5943042A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03129057U (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5943042A (ja) | 1984-03-09 |
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