JPH02124096A - トランス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドの製造法 - Google Patents
トランス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドの製造法Info
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- JPH02124096A JPH02124096A JP27442388A JP27442388A JPH02124096A JP H02124096 A JPH02124096 A JP H02124096A JP 27442388 A JP27442388 A JP 27442388A JP 27442388 A JP27442388 A JP 27442388A JP H02124096 A JPH02124096 A JP H02124096A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、トランス−4−シアノシクロヘキサンカルボ
ン酸アミドの新規な製造法に関する。本発明の目的は、
抗潰瘍作用を有するトランス−4−アミノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸アミドの製造原料として有用な次式
(n) 0NH2 で示されるトランス−4−シアノシクロヘキサンカルボ
ン酸アミドを工業的に高収率で、かつ、安定して製造す
ることにある。
ン酸アミドの新規な製造法に関する。本発明の目的は、
抗潰瘍作用を有するトランス−4−アミノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸アミドの製造原料として有用な次式
(n) 0NH2 で示されるトランス−4−シアノシクロヘキサンカルボ
ン酸アミドを工業的に高収率で、かつ、安定して製造す
ることにある。
(従来の技術)
シアノシクロヘキサン類については、
次式
で示される1、4−ジシアノシクロヘキサンをアンモニ
ア水で加水分解して、次式(III)C式中、Rは水酸
基またはアミノ基を表す。)で示される4−シアノシク
ロヘキサンカルボン酸、4−シアノシクロヘキサンカル
ボン酸アミドを含有する混合溶液を製造する方法に関す
る記載がある。
ア水で加水分解して、次式(III)C式中、Rは水酸
基またはアミノ基を表す。)で示される4−シアノシク
ロヘキサンカルボン酸、4−シアノシクロヘキサンカル
ボン酸アミドを含有する混合溶液を製造する方法に関す
る記載がある。
(特公昭51−14506号公報)
さらに、微生物の生化学的作用により、次式(1)で示
されるトランス−1,4−ジシアノシクロヘキサンより
式゛(■)の化合物を製造する方法を本発明者らは、提
案した。(特願昭63−167828号) (発明が解決しようとする課題) 従来の製造方法のうち、合成技術を用いる製造法におい
ては、高温高圧な反応条件を必要とする。また、副生成
物が多く生成するので、目的物の単離生成工程が極めて
煩雑である。さらに、トランス体の原料からトランス−
4〜シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドを立体配置
を保持させて製造することは困難である。
されるトランス−1,4−ジシアノシクロヘキサンより
式゛(■)の化合物を製造する方法を本発明者らは、提
案した。(特願昭63−167828号) (発明が解決しようとする課題) 従来の製造方法のうち、合成技術を用いる製造法におい
ては、高温高圧な反応条件を必要とする。また、副生成
物が多く生成するので、目的物の単離生成工程が極めて
煩雑である。さらに、トランス体の原料からトランス−
4〜シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドを立体配置
を保持させて製造することは困難である。
一方、微生物の生化学的作用を用いる製造法は、常温常
圧の反応条件下でトランス体の原料からトランス−4−
シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドを立体配置を保
持させて製造することができ、合成法に比べて有利であ
る。しかし、微生物を作用させる時間により、副生成物
である次式(V)N で示されるトランス−4−シアノシクロヘキサンカルボ
ン酸が混在し、これを取り除く精製工程が必要となり、
式(II)の化合物を高収率に安定して製造するには、
いまだ十分なものではない。
圧の反応条件下でトランス体の原料からトランス−4−
シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドを立体配置を保
持させて製造することができ、合成法に比べて有利であ
る。しかし、微生物を作用させる時間により、副生成物
である次式(V)N で示されるトランス−4−シアノシクロヘキサンカルボ
ン酸が混在し、これを取り除く精製工程が必要となり、
式(II)の化合物を高収率に安定して製造するには、
いまだ十分なものではない。
(IIIを解決するための手段)
本発明者らは、上記の問題点を解決するため鋭意検討を
重ねた結果、常温常圧で、かつ、立体配置を保持させる
ことができ、しかも、極めて効率の良い、微生物の生化
学的作用を利用した製造法を確立した。
重ねた結果、常温常圧で、かつ、立体配置を保持させる
ことができ、しかも、極めて効率の良い、微生物の生化
学的作用を利用した製造法を確立した。
すなわち、式(I)で示される化合物から微生物の生化
学的作用を用いて、式(II)で示されるトランス−4
−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドを製造する方
法である。
学的作用を用いて、式(II)で示されるトランス−4
−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドを製造する方
法である。
一般に、ニトリル基をカルボキシアミド基に変換する生
化学的作用、すなわち、酵素はニトリルヒドラターゼと
して知られている[発酵と工業、第41巻、382〜3
88頁(1983年)]。また、カルボキシアミド基を
カルボキシル基に変換する酵素はアミダーゼとして知ら
れている。
化学的作用、すなわち、酵素はニトリルヒドラターゼと
して知られている[発酵と工業、第41巻、382〜3
88頁(1983年)]。また、カルボキシアミド基を
カルボキシル基に変換する酵素はアミダーゼとして知ら
れている。
特願昭63−167828号にて報告された微生物の生
化学的作用を用いる製造法では、微生物にアミダーゼが
含まれるため、式(V)で示される副生成物が生じる。
化学的作用を用いる製造法では、微生物にアミダーゼが
含まれるため、式(V)で示される副生成物が生じる。
そこで、本発明者らは、式(1)の化合物を弐(n)の
化合物に変換する能力を有する微生物に、突然変異誘発
剤であるN−メチル−N“−ニトロ−N−ニトロソグア
ニジンを用いて突然変異を起こさせ、副生物生成に関与
するアミダーゼを欠損させ、弐(I)の化合物より弐(
n)の化合物のみを選択的に生成する能力を有する微生
物を作成し、本発明を完成するに至った。
化合物に変換する能力を有する微生物に、突然変異誘発
剤であるN−メチル−N“−ニトロ−N−ニトロソグア
ニジンを用いて突然変異を起こさせ、副生物生成に関与
するアミダーゼを欠損させ、弐(I)の化合物より弐(
n)の化合物のみを選択的に生成する能力を有する微生
物を作成し、本発明を完成するに至った。
次に、本発明の実施方法について説明する。
■使用菌株
本発明で使用する微生物は、京都市内の土壌より分離し
たコリネバクテリウム エスピー 05株(微工研菌寄
第8931号)を親株として、pH7゜0の0.1Mリ
ン酸カリウム緩衝液中で、300μg/1rdlの濃度
のN−メチル−N″−ニトロ−N=ニトロソグアニジン
で約1時間処理することにより得られたコリネバクテリ
ウム エスピー A68株(微工研菌寄第10224号
)である。上記の2株は、微工研に寄託されている。コ
リネバクテリウムエスピー05株の菌学的性質は、特開
昭63−129988号公報に示すとおりである。この
2株の差異は、コリネバクテリウム エスピー A68
株が弐(II)の化合物を式(V)の化合物に変換させ
る酵素であるアミダーゼを保有しないところにある。
たコリネバクテリウム エスピー 05株(微工研菌寄
第8931号)を親株として、pH7゜0の0.1Mリ
ン酸カリウム緩衝液中で、300μg/1rdlの濃度
のN−メチル−N″−ニトロ−N=ニトロソグアニジン
で約1時間処理することにより得られたコリネバクテリ
ウム エスピー A68株(微工研菌寄第10224号
)である。上記の2株は、微工研に寄託されている。コ
リネバクテリウムエスピー05株の菌学的性質は、特開
昭63−129988号公報に示すとおりである。この
2株の差異は、コリネバクテリウム エスピー A68
株が弐(II)の化合物を式(V)の化合物に変換させ
る酵素であるアミダーゼを保有しないところにある。
なお、コリネバクテリウム エスピー A68株の菌学
的性質は以下に示すとおりである。
的性質は以下に示すとおりである。
(a)形態
■、細胞の形および大きさ:桿菌、0.4〜0゜6X2
.5〜6.0um。
.5〜6.0um。
2、細胞の多形成の有無;長稈状(1日日)を呈し、ス
ナンピングを伴った発育をし、後(38目)には短稈状
(0,4〜0.6X0.6〜12 7/m)に断裂する
。
ナンピングを伴った発育をし、後(38目)には短稈状
(0,4〜0.6X0.6〜12 7/m)に断裂する
。
3、運動性の有無;無
4、胞子の有無;無
5、ダラム染色性;+
6、抗酸性;−
(b)各培地における生育状態
1、肉汁寒天平板培養;直径1.0〜2.2m+n円形
、平滑で乾き気味、半球状、白ないし淡ピンク色。
、平滑で乾き気味、半球状、白ないし淡ピンク色。
2、肉汁寒天斜面培養;生育中程度、平滑、乾き気味、
白ないし淡ピンク色。
白ないし淡ピンク色。
3、肉汁液体培養;生育旺盛、中程度の濁り、生育に伴
い沈澱生成。
い沈澱生成。
4、肉汁ゼラチン穿刺培養;表面によく生育、穿刺部に
そって生育、液化無。
そって生育、液化無。
5、リドマス・ミルク;変化無
(C)生理的性質
■、硝酸塩の還元;
2、脱窒反応;−
3、MRテスト;
4、vpテスト;−
5、インドールの生成;
6、硫化水素の生成;
7、デンプンの加水分解;
8、クエン酸の利用
(イ)コーサーの培地;
(ロ)クリステンセンの培地;
9、無機窒素源の利用
(イ)硝酸塩;十
(ロ)アンモニウム塩;+
10、色素の生成
(イ)キングA培地;−
(ロ)キングB培地;−
11、ウレアーゼ;+
12、オキシダーゼ;
13、カタラーゼ;+
14、生育の範囲
(イ)pH;6〜10
(ロ)温度;10〜37°C
+
15、酸素に対する態度;好気性
16.0−Fテスト;−
17、tJ7[から酸およびガスの生成と資化性18.
10%スキムミルク中、72°C115分間の耐熱性;
無 19、オルニチン脱炭酸;十 20、リジン脱炭酸;− 以上の菌学的性質をバージ−の細菌分類書(BERGY
’s Manual of Determinativ
e Bacteriology第8版)および「マニュ
アル・オブ・クリニカル・マイクロバイオロジー(Ma
nual of C11nical Micr。
10%スキムミルク中、72°C115分間の耐熱性;
無 19、オルニチン脱炭酸;十 20、リジン脱炭酸;− 以上の菌学的性質をバージ−の細菌分類書(BERGY
’s Manual of Determinativ
e Bacteriology第8版)および「マニュ
アル・オブ・クリニカル・マイクロバイオロジー(Ma
nual of C11nical Micr。
biology )第4版(1985年)」に基づいて
分類した。
分類した。
A2B株は、好気性、ダラム陽性、カタラーゼ陽性の内
性胞子を生じない桿菌であり、子便毛を着生せず、発育
の初期は長稈状でスナツピングを伴って発育し、後に短
稈状に断裂することより、コリ皐型細菌に属することは
明らかである。また、セルロース分解能を持たないこと
、10%スキムミルク、72“C115分間の耐熱性が
ないこと、さらに、絶対好気性でないこと、0−Fテス
トが−であることより、05株はコリネバクテリウム属
に属することが明らかである。
性胞子を生じない桿菌であり、子便毛を着生せず、発育
の初期は長稈状でスナツピングを伴って発育し、後に短
稈状に断裂することより、コリ皐型細菌に属することは
明らかである。また、セルロース分解能を持たないこと
、10%スキムミルク、72“C115分間の耐熱性が
ないこと、さらに、絶対好気性でないこと、0−Fテス
トが−であることより、05株はコリネバクテリウム属
に属することが明らかである。
A2B株の種については、37°Cで生育、酸素に対す
る態度として好気性ではあるが、通性嫌気ともいえ、O
−Fテストか−、グルコースの資化性弱く、D−フラク
トース、ショ峯唐、D−マンニントおよびエタノールを
資化し、硝酸還元能がなく、硫化水素を生成せず、コー
サー培地でクエン酸を資化せず、ウレアーゼ活性および
カタラーゼ活性を持つことより、先に述べた分類書から
判断すると、該当する種がない。よって、A2B株はコ
リネバクテリウム属の新種と考えられる。
る態度として好気性ではあるが、通性嫌気ともいえ、O
−Fテストか−、グルコースの資化性弱く、D−フラク
トース、ショ峯唐、D−マンニントおよびエタノールを
資化し、硝酸還元能がなく、硫化水素を生成せず、コー
サー培地でクエン酸を資化せず、ウレアーゼ活性および
カタラーゼ活性を持つことより、先に述べた分類書から
判断すると、該当する種がない。よって、A2B株はコ
リネバクテリウム属の新種と考えられる。
■反応方法
本発明における式(1)の化合物を式(I[)の化合物
に変換する反応方法としては、具体的には前記微生物を
式(1)の化合物の存在下に培養する方法と、微生物培
養物、さらに、そこから集めた菌体または菌体処理物(
例えば、菌体の破砕物、菌体の有機溶媒処理物、または
菌体より分離抽出した酵素)と式(1)の化合物とを接
触させる方法の二つの方法がある。また、菌体、菌体処
理物または菌体から抽出された酵素を公知の方法、例え
ば、セライト、アルギン酸カルシウム、カラギーナン等
により固定化した後、弐(I)の化合物と反応させても
よい。
に変換する反応方法としては、具体的には前記微生物を
式(1)の化合物の存在下に培養する方法と、微生物培
養物、さらに、そこから集めた菌体または菌体処理物(
例えば、菌体の破砕物、菌体の有機溶媒処理物、または
菌体より分離抽出した酵素)と式(1)の化合物とを接
触させる方法の二つの方法がある。また、菌体、菌体処
理物または菌体から抽出された酵素を公知の方法、例え
ば、セライト、アルギン酸カルシウム、カラギーナン等
により固定化した後、弐(I)の化合物と反応させても
よい。
■培養方法
本発明で使用される微生物の培養は、公知の方法に準じ
て行うことができる。使用する培地は、一般微生物の栄
養源として公知のものが利用でき、廃糖蜜、グルコース
、グリセリン、エタノール、シュークロース等の炭素源
、硫酸アンモニウムまたは尿素、塩化アンモニウム等の
窒素源、肉エキス、酵母エキス、麦芽エキス、ペプトン
等の有機栄養源、リン酸、マグネシウム、カリウム、鉄
、コバルト等の無機栄養源、ビタミン類を適宜組み合わ
せて使用できる。
て行うことができる。使用する培地は、一般微生物の栄
養源として公知のものが利用でき、廃糖蜜、グルコース
、グリセリン、エタノール、シュークロース等の炭素源
、硫酸アンモニウムまたは尿素、塩化アンモニウム等の
窒素源、肉エキス、酵母エキス、麦芽エキス、ペプトン
等の有機栄養源、リン酸、マグネシウム、カリウム、鉄
、コバルト等の無機栄養源、ビタミン類を適宜組み合わ
せて使用できる。
また、微生物の弐(1)の化合物から弐(n)の化合物
への変換活性を促進する物質として、アセトニトリル、
トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサン等のシアン
化合物を添加してもよい。培地中のpHは5〜10の範
囲で選べばよく、培養温度は18〜38”C,好ましく
は23〜30°Cの温度がよい。
への変換活性を促進する物質として、アセトニトリル、
トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサン等のシアン
化合物を添加してもよい。培地中のpHは5〜10の範
囲で選べばよく、培養温度は18〜38”C,好ましく
は23〜30°Cの温度がよい。
培養日数は1〜8日の範囲で活性が最大になるまで培養
すればよい。
すればよい。
■反応条件
反応媒体としては、水、緩衝液などの水性媒体、あるい
はメタノール、クロロホルム、塩化メチレン等の有機溶
媒と水との混合物が使用できる。反応媒体中へは、弐(
I)の化合物を粉末のままで、あるいは適当な溶媒に溶
かして添加する。式(1)の化合物の添加濃度は0.0
1〜60重量%程度、好ましくは1.0〜20重量%で
ある。反応に菌体を使用する場合の菌体の濃度は、通常
0.1〜8重計%の範囲でよい。反応温度は4〜50°
C1望ましくは15〜32°C1反応pHは4〜11、
好ましくは7゜5〜9.5である。反応時間は通常、0
.1〜120時間の範囲で適当な時間を選べばよい。消
費されろ弐(1)の化合物は、連続的にまたは間歇的し
こ補充して、反応液中の濃度が上記の範囲内に維持され
るように添加してもよい。
はメタノール、クロロホルム、塩化メチレン等の有機溶
媒と水との混合物が使用できる。反応媒体中へは、弐(
I)の化合物を粉末のままで、あるいは適当な溶媒に溶
かして添加する。式(1)の化合物の添加濃度は0.0
1〜60重量%程度、好ましくは1.0〜20重量%で
ある。反応に菌体を使用する場合の菌体の濃度は、通常
0.1〜8重計%の範囲でよい。反応温度は4〜50°
C1望ましくは15〜32°C1反応pHは4〜11、
好ましくは7゜5〜9.5である。反応時間は通常、0
.1〜120時間の範囲で適当な時間を選べばよい。消
費されろ弐(1)の化合物は、連続的にまたは間歇的し
こ補充して、反応液中の濃度が上記の範囲内に維持され
るように添加してもよい。
■分離精製
生成された弐(II)の化合物は、反応終了液より菌体
等の不溶物を除去した後、公知の方法、例えば、溶媒抽
出あるいは晶析等により容易に畜純度の結晶を得ること
ができる。
等の不溶物を除去した後、公知の方法、例えば、溶媒抽
出あるいは晶析等により容易に畜純度の結晶を得ること
ができる。
(発明の効果)
本発明を利用することにより、トランス−4−シアノシ
クロヘキサンカルボン酸アミドを常温常圧の反応条件下
で高収率に、しかも、副生物の生成なしに安定して生成
させることができる。さらに、立体配置を保持させて製
造することができるので、経済上極めて有用である。
クロヘキサンカルボン酸アミドを常温常圧の反応条件下
で高収率に、しかも、副生物の生成なしに安定して生成
させることができる。さらに、立体配置を保持させて製
造することができるので、経済上極めて有用である。
(実施例)
次に、本発明を実施例をもって説明するが、これらの実
施例によって本発明が何ら限定されるものではない。
施例によって本発明が何ら限定されるものではない。
実施例1
酵母エキス1.0g、シュークロース1.0g、塩化ナ
トリウム0.1g、リン酸二カリウム0.2g、硫酸鉄
3 mgを含み、pHを7.2とした殺菌培地100
mlに、あらかじめ同培地にて培養したコリネバクテリ
ウム エスピー C5株をを植菌し、28°Cで6時間
培養した。培養終了後、遠心分離にて、菌体を集め、p
H7,OのO,1Mリン酸カリウム緩衝液で洗浄後、再
び同暖衝液100 mlに懸濁した。
トリウム0.1g、リン酸二カリウム0.2g、硫酸鉄
3 mgを含み、pHを7.2とした殺菌培地100
mlに、あらかじめ同培地にて培養したコリネバクテリ
ウム エスピー C5株をを植菌し、28°Cで6時間
培養した。培養終了後、遠心分離にて、菌体を集め、p
H7,OのO,1Mリン酸カリウム緩衝液で洗浄後、再
び同暖衝液100 mlに懸濁した。
この懸濁ン夜に、30mgのN−メチル=N° −二ト
ロN−ニトロソグアニジンを加え、28°Cで約1時間
振盪しく致死率約99%)、変異を行った。次いで、遠
心分離にて菌体を集め、pH7,0の0. 1〜1リン
酸カリウム緩衝液に懸濁した後、肉汁寒天平板培地に広
げて生育したコロニーについて、ニトリルヒドラターゼ
およびアミダーゼ活性を調べた。ニトリルヒドラターゼ
については、トランス−14ジシアノシクロヘキサンを
基質とし、アミダーゼについては、トランス−4−シア
ノシクロヘキサンカルボン酸アミドを基質として、pH
8,0の0゜1Mリン酸カリウム緩衝液に0.03〜O
,LmgDCId7ml濃度に懸濁した菌体を30 ’
Cで反応させ、生成物の量を測定して活性を求めた。(
DCWは乾菌体重量) 結果は泡入のとおりで、アミダーゼを欠損するA2B株
が得られた。
ロN−ニトロソグアニジンを加え、28°Cで約1時間
振盪しく致死率約99%)、変異を行った。次いで、遠
心分離にて菌体を集め、pH7,0の0. 1〜1リン
酸カリウム緩衝液に懸濁した後、肉汁寒天平板培地に広
げて生育したコロニーについて、ニトリルヒドラターゼ
およびアミダーゼ活性を調べた。ニトリルヒドラターゼ
については、トランス−14ジシアノシクロヘキサンを
基質とし、アミダーゼについては、トランス−4−シア
ノシクロヘキサンカルボン酸アミドを基質として、pH
8,0の0゜1Mリン酸カリウム緩衝液に0.03〜O
,LmgDCId7ml濃度に懸濁した菌体を30 ’
Cで反応させ、生成物の量を測定して活性を求めた。(
DCWは乾菌体重量) 結果は泡入のとおりで、アミダーゼを欠損するA2B株
が得られた。
人工変異によるアミダーゼ欠11株の取得実施例2
酵母エキス1.0g、シュークロース1.0g、塩化ナ
トリウム0.1E、リン酸二カリウム0.2g、硫酸鉄
3mgを含み、p ](を7.2とした殺菌培It!!
100 mlに、あらかじめ同培地にて培養したコリ
ネバクテリウム エスピー A6f3株を植菌し、28
°Cで2日間培養した。培養終了後、遠心分411にて
、菌体を集め、このうち0.3gD+Jl(乾菌体重量
)を、p++13.5の0、IMリン酸カリウム緩衝液
100m1が入った三角フラスコ中に懸濁した後、トラ
ンス−1,4−ジシアノシクロヘキサン40gを加え、
30°Cで攪拌しながら反応させた。3時間半後に反応
を終了し、メタノールを加えて生成物を溶解させた後に
遠心分離にて菌体を除いた。次いで、濃縮、晶析の操作
によりトランス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸
アミドの結晶37.1gを得た。
トリウム0.1E、リン酸二カリウム0.2g、硫酸鉄
3mgを含み、p ](を7.2とした殺菌培It!!
100 mlに、あらかじめ同培地にて培養したコリ
ネバクテリウム エスピー A6f3株を植菌し、28
°Cで2日間培養した。培養終了後、遠心分411にて
、菌体を集め、このうち0.3gD+Jl(乾菌体重量
)を、p++13.5の0、IMリン酸カリウム緩衝液
100m1が入った三角フラスコ中に懸濁した後、トラ
ンス−1,4−ジシアノシクロヘキサン40gを加え、
30°Cで攪拌しながら反応させた。3時間半後に反応
を終了し、メタノールを加えて生成物を溶解させた後に
遠心分離にて菌体を除いた。次いで、濃縮、晶析の操作
によりトランス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸
アミドの結晶37.1gを得た。
本製品は、高速液体クロマト分析で単一ピークを示した
。
。
融点、IR,NMR1元素分析の結果を以下に示すが、
これは目的物の構造を支持する。
これは目的物の構造を支持する。
融点 189〜191 ’C
IR(KBr法)
3350cm−’ (シーNH)
3200cnr’ (シーNH)
2240cm−’ (v =CH)
1670cm−’ (シーC○)
NMR(M e OHd4 、DMS Oδ ; l
、 2〜3. O(IOH,m)元素分析 理論値 分析値 C63,16% 63.05% H’7.89% 8.00% N18.42% 18.35% 010.53% 10.60% なお、高速液体クロマト分析は以下のようにして行った
。分析装置;東ソー社製CCPD型デュアルポンプ、東
ソー社製Rr−8型示差屈折計、カラム;ユニシルパッ
クC−18(ガスクロエW社g)、)容媒;メタノール
IO容量%の0,1Mリン酸カリウム緩衝液pH3,0 実施例3 実施例2と同様に培養して得られたコリぶバクテリウム
エスピー A68株9mgDC−を、pH8゜5のO
0LMリン酸カリウム暖街液5雁が入った容器に懸濁し
た。次に、トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサン
50mgを加え、30 ’Cで撹拌しながら反応させた
。10分後、反応液の一部を取り出し高速液体クロマト
分析を行ったところ、56.IIIgのトランス−4−
シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドが生成していた
。10時間後、反応液の一部を取り出し再び高速液体ク
ロマト分析を行ったところ、生成したトランス−4−シ
アノシクロヘキサンカルボン酸アミド濃度は変化なかっ
た。(転換率100モル%) 実施例4 酵母エキス1.0g、シュークロース1.0g。
、 2〜3. O(IOH,m)元素分析 理論値 分析値 C63,16% 63.05% H’7.89% 8.00% N18.42% 18.35% 010.53% 10.60% なお、高速液体クロマト分析は以下のようにして行った
。分析装置;東ソー社製CCPD型デュアルポンプ、東
ソー社製Rr−8型示差屈折計、カラム;ユニシルパッ
クC−18(ガスクロエW社g)、)容媒;メタノール
IO容量%の0,1Mリン酸カリウム緩衝液pH3,0 実施例3 実施例2と同様に培養して得られたコリぶバクテリウム
エスピー A68株9mgDC−を、pH8゜5のO
0LMリン酸カリウム暖街液5雁が入った容器に懸濁し
た。次に、トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサン
50mgを加え、30 ’Cで撹拌しながら反応させた
。10分後、反応液の一部を取り出し高速液体クロマト
分析を行ったところ、56.IIIgのトランス−4−
シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドが生成していた
。10時間後、反応液の一部を取り出し再び高速液体ク
ロマト分析を行ったところ、生成したトランス−4−シ
アノシクロヘキサンカルボン酸アミド濃度は変化なかっ
た。(転換率100モル%) 実施例4 酵母エキス1.0g、シュークロース1.0g。
塩化ナトリウム0.1g、リン酸二カリウム0.2g、
硫酸鉄3■、トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサ
ン1.0gを含み、pHを7.2とした殺菌培地100
dに、あらかじめ実施例1に記載の培地で培養したコリ
ネバクテリウム エスピー A2B株を植菌し、28°
Cにて24時間振盪培養した。
硫酸鉄3■、トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサ
ン1.0gを含み、pHを7.2とした殺菌培地100
dに、あらかじめ実施例1に記載の培地で培養したコリ
ネバクテリウム エスピー A2B株を植菌し、28°
Cにて24時間振盪培養した。
培養液から遠心分離にて菌体を除去した後、その上清液
に苛性ソーダを加えpHを12.5に調製した。
に苛性ソーダを加えpHを12.5に調製した。
次いで、クロロホルム100 mlを加えて抽出を行っ
た。そのクロロホルム層を濃縮して、トランス−4−シ
アノシクロヘキサンカルボン酸アミドの結晶0゜56g
を得た。本製品は、高速液体クロマト分析で単一ピーク
を示した。
た。そのクロロホルム層を濃縮して、トランス−4−シ
アノシクロヘキサンカルボン酸アミドの結晶0゜56g
を得た。本製品は、高速液体クロマト分析で単一ピーク
を示した。
実施例5
実施例2と同様に培養して得られたコリネバクテリウム
エスピー A68株0.1gDC讐を、pH8,5の
O,1Mリン酸カリウム緩衝液5燻に、懸濁した。この
懸ビ蜀;夜に5減の2重量%のアルギン酸ソーダをよく
混合し、シリンジを用いて0.1M塩化カルシウム水溶
液中に滴下することにより、固定化菌体を得た。こうし
て得られた固定化菌体(ビーズ)0.2gを、トランス
−1,4−ジシアノシクロヘキサン50mgと共に、p
H8,5の0.1Mリン酸カリウム緩衝液5雁中に入れ
、30 ’Cで攪拌しながら反応させた。1時間後に反
応液の一部を取り出し、高速液体クロマト分析したとこ
ろ、56.5mgのトランス−4−シアノシクロヘキサ
ンカルボン酸アミドが生成していた。(転換率100モ
ル%)実施例6 実施例2と同様に培養して得られたコリネバクテリウム
エスピー A2B株、および同様に培養して得られた
親株であるコリネバクテリウム ニス505株を比較す
るため、当量の菌体(1,5mgDC臀)をpH8,5
の0.1Mリン酸カリウム緩衝液5成に懸濁した。次に
、トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサン50mg
をそれぞれ加えて、30°Cで攪拌しながら反応させた
。その経時変化は図面に示すとおりで、C5株では、実
線で示したように反応が進むにつれてトランス−4−シ
アノシクロヘキサンカルボン酸が生成するが、A68株
では、破線で示したように短時間でトランス−1,4−
ジシアノシクロヘキサンが消失し、その後、トランス4
−シアノシクロヘキサンカルボン酸は生成しなかった。
エスピー A68株0.1gDC讐を、pH8,5の
O,1Mリン酸カリウム緩衝液5燻に、懸濁した。この
懸ビ蜀;夜に5減の2重量%のアルギン酸ソーダをよく
混合し、シリンジを用いて0.1M塩化カルシウム水溶
液中に滴下することにより、固定化菌体を得た。こうし
て得られた固定化菌体(ビーズ)0.2gを、トランス
−1,4−ジシアノシクロヘキサン50mgと共に、p
H8,5の0.1Mリン酸カリウム緩衝液5雁中に入れ
、30 ’Cで攪拌しながら反応させた。1時間後に反
応液の一部を取り出し、高速液体クロマト分析したとこ
ろ、56.5mgのトランス−4−シアノシクロヘキサ
ンカルボン酸アミドが生成していた。(転換率100モ
ル%)実施例6 実施例2と同様に培養して得られたコリネバクテリウム
エスピー A2B株、および同様に培養して得られた
親株であるコリネバクテリウム ニス505株を比較す
るため、当量の菌体(1,5mgDC臀)をpH8,5
の0.1Mリン酸カリウム緩衝液5成に懸濁した。次に
、トランス−1,4−ジシアノシクロヘキサン50mg
をそれぞれ加えて、30°Cで攪拌しながら反応させた
。その経時変化は図面に示すとおりで、C5株では、実
線で示したように反応が進むにつれてトランス−4−シ
アノシクロヘキサンカルボン酸が生成するが、A68株
では、破線で示したように短時間でトランス−1,4−
ジシアノシクロヘキサンが消失し、その後、トランス4
−シアノシクロヘキサンカルボン酸は生成しなかった。
図面は、コリネバクテリウム エスピー A68株、コ
リネバクテリウム エスピー 05株それぞれの反応に
おける経時変化を示すグラフである。 ばか1名 トランス−7,4−ジシアノシクロへキサントランス−
4−シアノシクロヘキサンカルシボン酸アミド゛トラン
ス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸実線+ C
5株使用 3腺 A68抹使用
リネバクテリウム エスピー 05株それぞれの反応に
おける経時変化を示すグラフである。 ばか1名 トランス−7,4−ジシアノシクロへキサントランス−
4−シアノシクロヘキサンカルシボン酸アミド゛トラン
ス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸実線+ C
5株使用 3腺 A68抹使用
Claims (2)
- (1)ニトリルヒドラターゼを保有し、アミダーゼを欠
損させた微生物の作用により、次式( I )▲数式、化
学式、表等があります▼( I ) で示されるトランス−1,4−ジシアノシクロヘキサン
を次式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で示されるトランス−4−シアノシクロヘキサンカルボ
ン酸アミドに変換させることを特徴とするトランス−4
−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドの製造法。 - (2)ニトリルヒドラターゼを保有し、かつ、アミダー
ゼを欠損させたコリネバクテリウム属に属する微生物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27442388A JPH02124096A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | トランス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27442388A JPH02124096A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | トランス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02124096A true JPH02124096A (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=17541465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27442388A Pending JPH02124096A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | トランス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸アミドの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02124096A (ja) |
-
1988
- 1988-11-01 JP JP27442388A patent/JPH02124096A/ja active Pending
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