JPH02126446A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
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- JPH02126446A JPH02126446A JP11832989A JP11832989A JPH02126446A JP H02126446 A JPH02126446 A JP H02126446A JP 11832989 A JP11832989 A JP 11832989A JP 11832989 A JP11832989 A JP 11832989A JP H02126446 A JPH02126446 A JP H02126446A
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- Japan
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- film
- recording power
- reflective film
- recording medium
- magneto
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は光磁気記録媒体に関するものであり、特に、
CN比(Carrier No1se Ratioll
l送波対雑音比)と記録感度とに優れた反射膜を具える
光磁気記録媒体に関する。
CN比(Carrier No1se Ratioll
l送波対雑音比)と記録感度とに優れた反射膜を具える
光磁気記録媒体に関する。
(従来の技術)
光磁気記録媒体(以下、単に記録媒体と称する場合も有
る。)は、書換えの出来る磁性膜を具えた高密度記録媒
体として、研究開発が活発に行なわれでいる。
る。)は、書換えの出来る磁性膜を具えた高密度記録媒
体として、研究開発が活発に行なわれでいる。
このような記録媒体の磁性膜を構成する光磁気記録材料
の内でも、希土類金属と遷移金属との非晶質合金(以下
、単にRE−TM金合金称する場合も有る。)は、磁化
方向が成膜面に対して垂直に配向した垂直磁化膜となる
こと、保磁力が数(にOs)と大きいこと、スパッタ、
真空蒸着またはその他の被着技術で比較的容易に成膜が
可能であること等の点で、最も研究か進み、実用化が進
んでいる。
の内でも、希土類金属と遷移金属との非晶質合金(以下
、単にRE−TM金合金称する場合も有る。)は、磁化
方向が成膜面に対して垂直に配向した垂直磁化膜となる
こと、保磁力が数(にOs)と大きいこと、スパッタ、
真空蒸着またはその他の被着技術で比較的容易に成膜が
可能であること等の点で、最も研究か進み、実用化が進
んでいる。
このようなRE−TM金合金用いた記録媒体では、磁性
膜が垂直磁化膜であることから106(ビット/am2
)という極めて高密度な記録が可能であり、さらに、原
理的には、情報の消去と再書込みとの繰り返しを無限回
に近く行なうことができるという優れた特色を有する。
膜が垂直磁化膜であることから106(ビット/am2
)という極めて高密度な記録が可能であり、さらに、原
理的には、情報の消去と再書込みとの繰り返しを無限回
に近く行なうことができるという優れた特色を有する。
しかしながら、RE−TM金合金ら成る磁性膜は耐食性
が低く(例えば文献工: 「光磁気ディスク」(今村修
武監修、■トリケプス発行、第427頁)参照)、シか
も、磁気光学的な効果(カー(にerr)効果)が小さ
いという欠点が有る。
が低く(例えば文献工: 「光磁気ディスク」(今村修
武監修、■トリケプス発行、第427頁)参照)、シか
も、磁気光学的な効果(カー(にerr)効果)が小さ
いという欠点が有る。
そこで、上述した磁性膜の、読取り側とは相反する位置
に反射膜を設けたり、保護膜によって磁性膜を挟んで配
設することにより、光の屈折及び反射を利用して見掛は
上のカー(にerr)回転角を大きくする構造が知られ
でいる(前記文献I:第119頁)。
に反射膜を設けたり、保護膜によって磁性膜を挟んで配
設することにより、光の屈折及び反射を利用して見掛は
上のカー(にerr)回転角を大きくする構造が知られ
でいる(前記文献I:第119頁)。
以下、図面を参照して、上述した従来の光磁気記録媒体
につき説明する。
につき説明する。
第5図(A)は、従来の記録媒体の一構成例を説明する
ため、概略的な断面により示す説明図である。尚、同図
中、断面を示すハツチングは一部省略する。
ため、概略的な断面により示す説明図である。尚、同図
中、断面を示すハツチングは一部省略する。
この第5図(A)からも理解できるように、基板11の
表面に保護膜13a、磁性膜15、保護膜+3b及び反
射11!+7を順次形成することによって記録媒体19
が構成される。
表面に保護膜13a、磁性膜15、保護膜+3b及び反
射11!+7を順次形成することによって記録媒体19
が構成される。
このうち、基板11は記録媒体の書込みや読出しに用い
られる光の波長で透明な材料から構成され、例えばポリ
カーボネート樹脂、ガラス、エポキシ樹脂またはその他
の材料が用いられている。
られる光の波長で透明な材料から構成され、例えばポリ
カーボネート樹脂、ガラス、エポキシ樹脂またはその他
の材料が用いられている。
また、保護膜13aと+3t)とは、例えば5iO1S
iO□、A免N 、 Si3N4、A込SiN 、 A
λ5iONまたはその他の保護膜材料を被着させて形成
する。
iO□、A免N 、 Si3N4、A込SiN 、 A
λ5iONまたはその他の保護膜材料を被着させて形成
する。
ざらに、磁性膜15は前述したRE−TM金合金ら構成
され、このような合金として例えばTb−Fe合金、T
b −Co合金、Tb −Fe −Co合金またはその
他、希土類金属と遷移金属との組み合わせが、1重々、
知られている。
され、このような合金として例えばTb−Fe合金、T
b −Co合金、Tb −Fe −Co合金またはその
他、希土類金属と遷移金属との組み合わせが、1重々、
知られている。
これに加えて、反射膜17ヲ構成する材料としては、ア
ルミニウム(U )が最も広く用いられており、この他
、例えば金(Au)、銅(Cu)、チタン(Ti)とい
った反射膜材料が知られている。
ルミニウム(U )が最も広く用いられており、この他
、例えば金(Au)、銅(Cu)、チタン(Ti)とい
った反射膜材料が知られている。
また、上述の反射膜17を具えて構成した記録媒体とし
ては、基板11の表面に、保護膜13a、磁性膜15、
反射膜17及び保護膜+3bを順次積層した構成の記録
媒体21(第5図CB)?照)も知られている。
ては、基板11の表面に、保護膜13a、磁性膜15、
反射膜17及び保護膜+3bを順次積層した構成の記録
媒体21(第5図CB)?照)も知られている。
このような記録媒体は、外部磁界をかけた状態で、基板
11から磁性膜15へ向かう方向に1(um)程度のス
ポット径に絞ったレーザビームを照射し、所謂、熱磁気
書込み方式によって情報の書込みが行なわれる。即ち、
上述のレーザビームによって局部的に加熱された磁性膜
は保磁力が低下し、この際、記録情報を担った外部磁界
により、磁性膜に情報が書き込まれる。また、このよう
な記録情報の書込みを上述したレーザビームのビット長
や間隔によって行なうことも成されでいる。
11から磁性膜15へ向かう方向に1(um)程度のス
ポット径に絞ったレーザビームを照射し、所謂、熱磁気
書込み方式によって情報の書込みが行なわれる。即ち、
上述のレーザビームによって局部的に加熱された磁性膜
は保磁力が低下し、この際、記録情報を担った外部磁界
により、磁性膜に情報が書き込まれる。また、このよう
な記録情報の書込みを上述したレーザビームのビット長
や間隔によって行なうことも成されでいる。
上述した説明からも理解できるように、光磁気記録媒体
の記録感度は、磁性膜に対する保温性と多重反射の度合
とに大きく影響を受ける。
の記録感度は、磁性膜に対する保温性と多重反射の度合
とに大きく影響を受ける。
従って、このような観点から反射膜を見た場合、熱伝導
率が小さい材料で反射膜を構成して書込み時の放熱を抑
制すると共に、反射率が高い材料で当該膜を構成し、読
出し時の多重反射を効率良く行なうことが要求される。
率が小さい材料で反射膜を構成して書込み時の放熱を抑
制すると共に、反射率が高い材料で当該膜を構成し、読
出し時の多重反射を効率良く行なうことが要求される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来知られている反射膜の材料では、小
さい熱伝導率と高い反射率とを同時に実現することが難
しいという問題点が有った。
さい熱伝導率と高い反射率とを同時に実現することが難
しいという問題点が有った。
この点につき詳述すれば、例えばアルミニウムまたは銅
(Cu)!夫々単独で反射膜として用いた記録媒体では
、比較的高い反射率を有する反面、熱伝導率が大きく、
磁性膜の放熱を補うために予めレーザビームの出力(以
下、記録パワーと称する。)ヲ大きくして書込みを行な
う必要が有る。
(Cu)!夫々単独で反射膜として用いた記録媒体では
、比較的高い反射率を有する反面、熱伝導率が大きく、
磁性膜の放熱を補うために予めレーザビームの出力(以
下、記録パワーと称する。)ヲ大きくして書込みを行な
う必要が有る。
また、例えば反射膜をチタンで構成した場合には、比較
的小さな記録パワーで書込むことが可能であるが、反射
率が低いために充分なカー効果エンハシスメントが得ら
れず、読出しの感度が不充分であった。
的小さな記録パワーで書込むことが可能であるが、反射
率が低いために充分なカー効果エンハシスメントが得ら
れず、読出しの感度が不充分であった。
この発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、小ざ
な記録パワーで書込むことができ、かつ読出し感度の高
い光磁気記録媒体を提供することに有る。
な記録パワーで書込むことができ、かつ読出し感度の高
い光磁気記録媒体を提供することに有る。
(課題を解決するための手段)
この目的の達成を図るため、この発明の光磁気記録媒体
によれば、基板上に少なくとも磁性膜と反射膜とを具え
て成る光磁気記録媒体において、上述の反射膜が、アル
ミニウム(A9)にチタン(Ti)または銅(Cu)を
添加して成ることを特徴としている。
によれば、基板上に少なくとも磁性膜と反射膜とを具え
て成る光磁気記録媒体において、上述の反射膜が、アル
ミニウム(A9)にチタン(Ti)または銅(Cu)を
添加して成ることを特徴としている。
また、この発明の実施に当り、上述した反射膜における
チタン(Ti)の添加率@2(原子%)以上とするのが
好適であり、ざらに好ましくは、チタン(Ti)の添加
率を、4(原子%)以上50(原子%)以下とするのが
良い。
チタン(Ti)の添加率@2(原子%)以上とするのが
好適であり、ざらに好ましくは、チタン(Ti)の添加
率を、4(原子%)以上50(原子%)以下とするのが
良い。
ざらに、上述した反射膜における銅(Cu)の添加率は
25(原子%)以上70(原子%)以下とするのが好適
である。
25(原子%)以上70(原子%)以下とするのが好適
である。
これに加えて、上述したような、AQ、−TiまたはA
’1−Cuのうちのいずれかから成る反射膜の膜厚を、
200(λ)以上500(λ)以下とするのが好適であ
る。
’1−Cuのうちのいずれかから成る反射膜の膜厚を、
200(λ)以上500(λ)以下とするのが好適であ
る。
(作用)
この発明の光磁気記録媒体の構成によれば、上述した材
料で反射膜を構成することにより、アルミニウム(Al
)が有する反射率を実用上充分な値に保って、熱伝導
率を下げることができる。
料で反射膜を構成することにより、アルミニウム(Al
)が有する反射率を実用上充分な値に保って、熱伝導
率を下げることができる。
これがため、CN比を維持しで、記録パワーの低減を図
ることができる。
ることができる。
(実施例)
以下、図面を参照して、この発明の実施例につき説明す
る。尚、以下説明する実施例は、この発明の範囲の好ま
しい数値例、その他の条件で説明するか、これらは単な
る例示であって、この発明がこれらの数値或いはその他
の条件にのみ限定されるものではないことを理解された
い。
る。尚、以下説明する実施例は、この発明の範囲の好ま
しい数値例、その他の条件で説明するか、これらは単な
る例示であって、この発明がこれらの数値或いはその他
の条件にのみ限定されるものではないことを理解された
い。
太】1外ユ
まず、この発明のチタン添加に係る実施例として、基板
上に、磁性膜と、アルミニウム(A9)に対するチタン
(Ti)の添加率と膜厚とを種々に変えで構成した反射
膜とを順次積層して複数の試料を作製し、記録パワー及
びCN比を測定した結果につき説明する。
上に、磁性膜と、アルミニウム(A9)に対するチタン
(Ti)の添加率と膜厚とを種々に変えで構成した反射
膜とを順次積層して複数の試料を作製し、記録パワー及
びCN比を測定した結果につき説明する。
〈試料の作製〉
始めに、概略的断面によって、第5図(A)及び(B)
と同様に示す第4図を参照し、この実施例に係る試料の
作製手順につき説明する。
と同様に示す第4図を参照し、この実施例に係る試料の
作製手順につき説明する。
この第4図から理解できるように、基板110表面に磁
性膜15と反射膜17とを順次積層して試料23を得た
。
性膜15と反射膜17とを順次積層して試料23を得た
。
まず、テルビウム:鉄:コバルトの原子数の比が22ニ
ア0:8の組成を有するターゲットを用いたマグネトロ
シスバッタ法により、ポリカーボネートから成る基板1
1の表面に約300(λ)の膜厚で磁性膜15ヲ被着さ
せる。この際の被着条件は、投入電力が約500(W)
、アルゴンのガス圧が3(mTorr)として行なっ
た。
ア0:8の組成を有するターゲットを用いたマグネトロ
シスバッタ法により、ポリカーボネートから成る基板1
1の表面に約300(λ)の膜厚で磁性膜15ヲ被着さ
せる。この際の被着条件は、投入電力が約500(W)
、アルゴンのガス圧が3(mTorr)として行なっ
た。
次に、上述した磁性膜15の表面に、アルミニウム(A
(1)に対するチタン(Ti)の添加率を○〜+00(
原子%)の範囲で種々に変えると共に、膜厚を200(
^) 、300(人) 、400(人)または500(
λ)と、種々1こ変えた反射膜17を被着して、複数の
試料23を得た。
(1)に対するチタン(Ti)の添加率を○〜+00(
原子%)の範囲で種々に変えると共に、膜厚を200(
^) 、300(人) 、400(人)または500(
λ)と、種々1こ変えた反射膜17を被着して、複数の
試料23を得た。
この時の被着条件は、前述と同様に投入電力500(W
) 、アルゴンガス圧3 (mTorr)とし、各々の
単一金属から成るターゲット同士を重ねた際の、被スパ
ツタ面における面積比を変えることにより、A9に対す
るTiの添加率を種々に変えた。
) 、アルゴンガス圧3 (mTorr)とし、各々の
単一金属から成るターゲット同士を重ねた際の、被スパ
ツタ面における面積比を変えることにより、A9に対す
るTiの添加率を種々に変えた。
〈試料の特性測定の手順〉
次に、上述した試料につき、記録パワー及びCN比を測
定した手順につき説明する。
定した手順につき説明する。
まず、各試料の記録パワーの測定に当っては、波長83
0(nm)の光を用い、回転数1800(r、p、叱)
、デユーティ−33(%)、記録周波数3.7(MHz
)の記録条件に統一して行なった。
0(nm)の光を用い、回転数1800(r、p、叱)
、デユーティ−33(%)、記録周波数3.7(MHz
)の記録条件に統一して行なった。
また、CN比の測定は上述した条件で夫々の試料に応じ
た記録パワーを以って書込んだ後、読出しパワー1.0
(mW) 、バンド幅30(K)lz)の読出し条件で
行なった。
た記録パワーを以って書込んだ後、読出しパワー1.0
(mW) 、バンド幅30(K)lz)の読出し条件で
行なった。
く試Hに関する特性測定の結果〉
次に、図面を参照して、上述した記録パワー及びCN比
の測定結果と、Hに対するTIの添加率との関係につき
説明する。
の測定結果と、Hに対するTIの添加率との関係につき
説明する。
第1図(A)は、上述した添加率と記録パワーとの関係
を説明するため、縦軸に記録パワー(mW)及び横軸に
はA2に対するTiの添加率(原子%)を夫々採って示
す特性曲線図である。尚、同図中、曲線aは膜厚を50
0(人)として反射膜を形成した試料の測定結果を表わ
し、曲線すは膜厚が400(^)である試料の結果、曲
線Cは膜厚が300(人)である試料の結果、曲線dは
200(λ)の場合の結果を、各々、表わしている。
を説明するため、縦軸に記録パワー(mW)及び横軸に
はA2に対するTiの添加率(原子%)を夫々採って示
す特性曲線図である。尚、同図中、曲線aは膜厚を50
0(人)として反射膜を形成した試料の測定結果を表わ
し、曲線すは膜厚が400(^)である試料の結果、曲
線Cは膜厚が300(人)である試料の結果、曲線dは
200(λ)の場合の結果を、各々、表わしている。
この第1図(A)からも理解できるように、反射膜にあ
けるTi添加率が0(原子%)lのみから成る反射膜に
相当)である試料の場合、記録パワーは反射膜の膜厚に
よって異なり、膜厚が500(^)では約8.5(mW
X曲線a) 、400(λ)では約7.5(mWX曲線
b) 、300(人)では約5.8(mWX曲線c )
、200(λ)では約5.2(mWX曲線d)であっ
た、この結果からも理解できるように、AQ単体で構成
した従来構成の反射膜では、上述した範囲内で膜厚を小
さくするほど記録パワーが低減される傾向に有る。
けるTi添加率が0(原子%)lのみから成る反射膜に
相当)である試料の場合、記録パワーは反射膜の膜厚に
よって異なり、膜厚が500(^)では約8.5(mW
X曲線a) 、400(λ)では約7.5(mWX曲線
b) 、300(人)では約5.8(mWX曲線c )
、200(λ)では約5.2(mWX曲線d)であっ
た、この結果からも理解できるように、AQ単体で構成
した従来構成の反射膜では、上述した範囲内で膜厚を小
さくするほど記録パワーが低減される傾向に有る。
また、このTiミラ加することによる記録パワーの低減
効果は、反射膜の膜厚に大きく依存する。
効果は、反射膜の膜厚に大きく依存する。
詳細に説明すれば、当該膜厚を500(λ)または40
0(λ)として作製した試料では、Ti添加率が比較的
小さい範囲でも記録パワーは急激に低減され、Ti添加
率を100(原子%)にまで増加させても、記録パワー
の低減効果が維持される(曲線a及びb参照)0曲線す
で示す、反射膜の膜厚を400(λ)として作製した試
料を例示しで、具体的な数値を例示すれば、Ti添加率
を増加させることによって記録パワーは著しく減少し、
例えば、Ti添加率を10(原子%)として作製した試
料では約4.5 (mW)にまで記録パワーを低減させ
ることができた。また、このTi添加率を上述した10
(原子%)から増加させるに従って、記録パワーは徐々
に減少し、Ti添加率を100(原子%)として作製し
た試料では約4.0(mW)の記録パワーで記録するこ
とができた。
0(λ)として作製した試料では、Ti添加率が比較的
小さい範囲でも記録パワーは急激に低減され、Ti添加
率を100(原子%)にまで増加させても、記録パワー
の低減効果が維持される(曲線a及びb参照)0曲線す
で示す、反射膜の膜厚を400(λ)として作製した試
料を例示しで、具体的な数値を例示すれば、Ti添加率
を増加させることによって記録パワーは著しく減少し、
例えば、Ti添加率を10(原子%)として作製した試
料では約4.5 (mW)にまで記録パワーを低減させ
ることができた。また、このTi添加率を上述した10
(原子%)から増加させるに従って、記録パワーは徐々
に減少し、Ti添加率を100(原子%)として作製し
た試料では約4.0(mW)の記録パワーで記録するこ
とができた。
一方、当該膜厚!300(人)とした場合の結果(曲線
C)と200(λ)とした場合の結果(曲線d)では、
比較的少ないTi添加率の範囲で記録パワー低211i
を図り得る反面、所定の値を超えて当該添加率を増加せ
しめる場合には記録パワーの増大傾向を来した。
C)と200(λ)とした場合の結果(曲線d)では、
比較的少ないTi添加率の範囲で記録パワー低211i
を図り得る反面、所定の値を超えて当該添加率を増加せ
しめる場合には記録パワーの増大傾向を来した。
例えば、曲線dとして示す、反射膜の膜厚を200(人
)とした試料では、Ti添加率が10(原子%)の場合
、約3.9(mW)の記録パワーとなる。
)とした試料では、Ti添加率が10(原子%)の場合
、約3.9(mW)の記録パワーとなる。
ざらに、Ti添加率を増加させて30(原子%)とした
場合、記録パワーを約3.4(mW)にまで低減せしめ
ることができた。
場合、記録パワーを約3.4(mW)にまで低減せしめ
ることができた。
しかしながら、この30(原子%)を超えてTi添加率
を設定した場合には記録パワーが増大し始め、50(原
子%)では約4.0(mW) 、100(原子%)では
7(mW)以上となった。
を設定した場合には記録パワーが増大し始め、50(原
子%)では約4.0(mW) 、100(原子%)では
7(mW)以上となった。
続いて、第1図(B)を参照して、CN比の測定結果と
上述したTi添加率との関係につき説明する。
上述したTi添加率との関係につき説明する。
第1図(8)は、縦軸にCN比(dB)及び横軸にはA
2に対するTiの添加率(原子%)を夫々採って示す特
性曲線図である。同図中においても、第1図(A)と同
様に、夫々の曲線に膜厚に対応した符号を付しである。
2に対するTiの添加率(原子%)を夫々採って示す特
性曲線図である。同図中においても、第1図(A)と同
様に、夫々の曲線に膜厚に対応した符号を付しである。
この第1図(B)からも理解できるように、反射膜にお
けるTi添加率が0(原子%)(A9のみから成る反射
膜に相当)である試料の場合、200〜500(λ)の
範囲内のいずれの膜厚の試料も、CN比は約47.0(
dB)となった。
けるTi添加率が0(原子%)(A9のみから成る反射
膜に相当)である試料の場合、200〜500(λ)の
範囲内のいずれの膜厚の試料も、CN比は約47.0(
dB)となった。
これら曲線から理解できるように、Ti添加率を増加さ
せることによってCN比は徐々に減少し、その減少傾向
は、反射膜の膜厚を小さく採る程、強くなる。
せることによってCN比は徐々に減少し、その減少傾向
は、反射膜の膜厚を小さく採る程、強くなる。
例えば、曲wjAbとして示す、膜厚が400(λ)の
場合、Ti添加率を50(原子%)として作製した試料
では、約46.5(dB)のCN比が得られた。
場合、Ti添加率を50(原子%)として作製した試料
では、約46.5(dB)のCN比が得られた。
これに対して、曲線dに示す膜厚を200(λ)に設定
した場合、50(原子%)のT I 5’A加率とした
試料では約45.8(dB)のCN比が得られた。また
、当該膜厚で作製した試料では、曲線8〜曲線Cに示す
各々の膜厚の場合に比べて、CN比の低下が著しく、T
i添加率ヲ70(原子%)にまで増加せしめると、CN
比が45(dB)以下になってしまう。
した場合、50(原子%)のT I 5’A加率とした
試料では約45.8(dB)のCN比が得られた。また
、当該膜厚で作製した試料では、曲線8〜曲線Cに示す
各々の膜厚の場合に比べて、CN比の低下が著しく、T
i添加率ヲ70(原子%)にまで増加せしめると、CN
比が45(dB)以下になってしまう。
以下、上述した測定結果を踏まえて、A’1−Tiから
成る反射膜における、Ti添加率の好適範囲につき、当
該膜の膜厚をも考慮して説明する。
成る反射膜における、Ti添加率の好適範囲につき、当
該膜の膜厚をも考慮して説明する。
既に述べたように、A2は従来知られでいる反射膜材料
の中でも極めて優れており、A9単体で当該膜を構成し
た場合であっても、充分な反射特性をオフそのため、こ
の反射特性の良否で決まるカーエンハンスメント効果に
よって、結果としてのCN比に対する影響は、上述した
200〜500(人)の範囲内の膜厚で大きく異なるこ
とはない。
の中でも極めて優れており、A9単体で当該膜を構成し
た場合であっても、充分な反射特性をオフそのため、こ
の反射特性の良否で決まるカーエンハンスメント効果に
よって、結果としてのCN比に対する影響は、上述した
200〜500(人)の範囲内の膜厚で大きく異なるこ
とはない。
しかしながら、記録パワーに大きく影響する熱特性に着
目すれば、Atは熱伝導率が比較的高い材料であり、書
込み時に加えたレーザによる熱を散逸させてしまう。こ
のため、AQ単体で反射膜を構成する場合には、膜厚を
大きくする程、大きな記録パワーを必要としていた。
目すれば、Atは熱伝導率が比較的高い材料であり、書
込み時に加えたレーザによる熱を散逸させてしまう。こ
のため、AQ単体で反射膜を構成する場合には、膜厚を
大きくする程、大きな記録パワーを必要としていた。
ここで、上述した第1図(A)及び(B)からも理解で
きるように、この発明を適用しでA9にTiを添加して
ゆけば、比較的少ないTi添加率では、A9単体の場合
に比べて、反射特性はわずかに劣化傾向を示す反面、熱
特性が大きな改善傾向を示すようになる。
きるように、この発明を適用しでA9にTiを添加して
ゆけば、比較的少ないTi添加率では、A9単体の場合
に比べて、反射特性はわずかに劣化傾向を示す反面、熱
特性が大きな改善傾向を示すようになる。
まず、CN比に対するTi添加の影VIを考えれば、C
N比の劣化傾向は第1図(B)に示すいずれの膜厚でも
緩やかに成る。係る原因としては、Ti添加により単位
膜厚当りの反射膜の透過率が上昇して反射特性が劣化す
るが、膜厚を大きく採ることにより反射膜全体としての
反射特性が補償されるためと考えられる。
N比の劣化傾向は第1図(B)に示すいずれの膜厚でも
緩やかに成る。係る原因としては、Ti添加により単位
膜厚当りの反射膜の透過率が上昇して反射特性が劣化す
るが、膜厚を大きく採ることにより反射膜全体としての
反射特性が補償されるためと考えられる。
また、記録パワーに対するTi添加の影響は、反射膜の
膜厚が大きい場合には、熱伝導率の低減が支配的となり
、記録パワー低減効果が連続的に認められる。
膜厚が大きい場合には、熱伝導率の低減が支配的となり
、記録パワー低減効果が連続的に認められる。
しかしながら、膜厚を小さくした場合には、Ti添加率
が比較的小さい範囲内では熱伝導率低減が支配的である
反面、所定の添加率を越えると前述した透過率の上昇(
反射特性の劣化)が支配的となって、全体としての記録
パワーの増大傾向を生じる。
が比較的小さい範囲内では熱伝導率低減が支配的である
反面、所定の添加率を越えると前述した透過率の上昇(
反射特性の劣化)が支配的となって、全体としての記録
パワーの増大傾向を生じる。
従って、実用に供し得るCN比の維持とML単体に比べ
て低い記録パワーとを達成するためには、膜厚を考慮し
て、記録パワーの低減効果からT I:、5A加率の好
適節回を設定すれば良いことが理解できる。
て低い記録パワーとを達成するためには、膜厚を考慮し
て、記録パワーの低減効果からT I:、5A加率の好
適節回を設定すれば良いことが理解できる。
まず、第1図(A)に示す曲線8〜曲線dから、記録パ
ワーの実質的な低減効果は、いずれの膜厚であっても、
Ti添加率を2(原子%)以上とすれば充分であり、当
該添加率を4(原子%)以上とすれば、曲線の傾きが緩
やかに成り、僅かな添加率の変動によっても安定して記
録パワーを実現し得ることが見て採れる。
ワーの実質的な低減効果は、いずれの膜厚であっても、
Ti添加率を2(原子%)以上とすれば充分であり、当
該添加率を4(原子%)以上とすれば、曲線の傾きが緩
やかに成り、僅かな添加率の変動によっても安定して記
録パワーを実現し得ることが見て採れる。
一方、Ti添加率の上限につき考えれば、膜厚を200
(λ)とした場合の曲線dから、記録パワーが急激な増
大に転じるTi添加率に着目して、当該添加率ヲ50(
原子%)以下とすれば良いことがわかる。
(λ)とした場合の曲線dから、記録パワーが急激な増
大に転じるTi添加率に着目して、当該添加率ヲ50(
原子%)以下とすれば良いことがわかる。
従って、この発明に係るAL−Tiから成る反射膜は、
Ti添加率を2(原子%)以上とすれば良く、ざらに好
適には4(原子%)以上50(原子%)以下の範囲で設
定すれば良い。
Ti添加率を2(原子%)以上とすれば良く、ざらに好
適には4(原子%)以上50(原子%)以下の範囲で設
定すれば良い。
CN比については、ISO(Internationa
l 0r9an −1zatton for 5tan
dardization:国際標準化機構)の国際規格
によって、回転数1800(r、p、叱)及び周波数3
.7(MHz)で書込みを行なった場合に45(dB)
以上を満たすことが要求されでいる。この実施例1では
、第4図に示す構造の試料を作製して好適範囲を求めた
が、当該好適範囲内で作製したAQ。
l 0r9an −1zatton for 5tan
dardization:国際標準化機構)の国際規格
によって、回転数1800(r、p、叱)及び周波数3
.7(MHz)で書込みを行なった場合に45(dB)
以上を満たすことが要求されでいる。この実施例1では
、第4図に示す構造の試料を作製して好適範囲を求めた
が、当該好適範囲内で作製したAQ。
Ti系の反射膜を具えることによって、CN比に闇する
国際規格に準拠(第1図(8)を照)し、しかも記録特
性に優れた記録媒体を実現し得る。
国際規格に準拠(第1図(8)を照)し、しかも記録特
性に優れた記録媒体を実現し得る。
大Jl性λ
この実施例2では、光磁気記録媒体の一構成例として、
第5図(A)に示す積層関係で、保護膜を具えた構成の
記録媒体を作製した。
第5図(A)に示す積層関係で、保護膜を具えた構成の
記録媒体を作製した。
各構成成分の膜厚及び材料につき説明すれば、ポリカー
ボネートからなる基板11の表面に、膜厚700(λ)
で窒化珪素アルミニウム(AuSiN)から成る保護膜
13a、膜厚300(人)で前述した組成のTb−Fe
−Goから成る磁性膜15及び膜厚1000 (人)で
上述のAILSiNから成る保護膜+3b!順次被着形
成する。然る後、この保護膜+3bの表面に、Ti添加
率をO〜100(原子%)の範囲内の種々の値に設定し
た反射膜を200(λ)の膜厚で被着し、複数の記録媒
体19を得た。尚、これら保護膜を含む、各構成成分の
被着は前述した実施例1と同一の条件として行なった。
ボネートからなる基板11の表面に、膜厚700(λ)
で窒化珪素アルミニウム(AuSiN)から成る保護膜
13a、膜厚300(人)で前述した組成のTb−Fe
−Goから成る磁性膜15及び膜厚1000 (人)で
上述のAILSiNから成る保護膜+3b!順次被着形
成する。然る後、この保護膜+3bの表面に、Ti添加
率をO〜100(原子%)の範囲内の種々の値に設定し
た反射膜を200(λ)の膜厚で被着し、複数の記録媒
体19を得た。尚、これら保護膜を含む、各構成成分の
被着は前述した実施例1と同一の条件として行なった。
これら複数の記録媒体につき、前述した手順及び数値条
件で、記録パワーとCN比とを測定した。
件で、記録パワーとCN比とを測定した。
その測定結果の一例を下記の表に示す。
表
これらの結果から理解できるように、
前述した
Ti添加率の好適範囲は、従来周知の保護膜を被着して
構成した光磁気記録媒体の構成としても有効であり、記
録パワーの低減と、寅用に充分なCN比とを達成するこ
とができた。
構成した光磁気記録媒体の構成としても有効であり、記
録パワーの低減と、寅用に充分なCN比とを達成するこ
とができた。
天産」1旦
次に、この発明の銅添加に係る実施例につき、まず、実
施例3として、アルミニウム(AQ、 )に対する銅(
Cu)の添加率を種々に変えた反射膜を具え、前述した
第4図に示す構造の試料で特性測定を行なった結果につ
き説明する。尚、特性測定と当該測定に当っての試料作
製とについては、実施例1で述べたTiの代りにCuを
用いたこと、及び、反射膜の膜厚を400(λ)に統一
したことを除き、実施例1と同一の条件により行なった
。従って、以下の説明においでは重複説明を回避するた
め、測定結果についでのみ図面を参照して説明する。
施例3として、アルミニウム(AQ、 )に対する銅(
Cu)の添加率を種々に変えた反射膜を具え、前述した
第4図に示す構造の試料で特性測定を行なった結果につ
き説明する。尚、特性測定と当該測定に当っての試料作
製とについては、実施例1で述べたTiの代りにCuを
用いたこと、及び、反射膜の膜厚を400(λ)に統一
したことを除き、実施例1と同一の条件により行なった
。従って、以下の説明においでは重複説明を回避するた
め、測定結果についでのみ図面を参照して説明する。
まず、第2図(A)は、A9に対するCuの添加率と記
録パワーとの関係を説明するため、縦軸に記録パワー(
mW)及び横軸にはA(lに対するCuの添加率(原子
%)を夫々採って示す特性曲線図である。
録パワーとの関係を説明するため、縦軸に記録パワー(
mW)及び横軸にはA(lに対するCuの添加率(原子
%)を夫々採って示す特性曲線図である。
この第2図(A)からも理解できるように、反射膜にお
けるCu添加率が0(原子%)(A9のみから成る反射
膜に相当)である試料の場合、実施例1(第1図(A)
の曲線す参照)と同一の記録パワーが得られ約7.5(
mllりであった。これに対して、この実施例3に係る
試料では、Cu添加率が約20(原子%)程度以下の範
囲では記録パワーが急激に低減した。詳細に述べれば、
Cu添加率が20(原子%)の試料では約4.3(mW
)の記録パワーとなり、当該添加率が約97(原子%)
で、AI単体の反射膜の場合と同程度の記録パワーとな
るのが見て採れる。
けるCu添加率が0(原子%)(A9のみから成る反射
膜に相当)である試料の場合、実施例1(第1図(A)
の曲線す参照)と同一の記録パワーが得られ約7.5(
mllりであった。これに対して、この実施例3に係る
試料では、Cu添加率が約20(原子%)程度以下の範
囲では記録パワーが急激に低減した。詳細に述べれば、
Cu添加率が20(原子%)の試料では約4.3(mW
)の記録パワーとなり、当該添加率が約97(原子%)
で、AI単体の反射膜の場合と同程度の記録パワーとな
るのが見て採れる。
続いて、第2図(8)!参照して、CN比の測定結果と
上述したCu添加率との関係につき説明する。
上述したCu添加率との関係につき説明する。
第2図(8)は、Cuの添加率とCN比との関係を説明
するため、第1図(B)と同様に、縦軸にCN比(dB
)及び横軸にはAQに対するCuの添加率(原子%)を
夫々採って示す特性曲線図である。
するため、第1図(B)と同様に、縦軸にCN比(dB
)及び横軸にはAQに対するCuの添加率(原子%)を
夫々採って示す特性曲線図である。
この第2図(8)からも理解できるように、この実施例
3に係る試料では、Cuの添加によるCN比への影響が
実質的には認められない。
3に係る試料では、Cuの添加によるCN比への影響が
実質的には認められない。
上述したCu添加率と、CN比及び記録パワーとの関係
の説明からも理解できるように、Cu添加率によるCN
比への影響が小さいため、Cuの好適添加率は、記録パ
ワー低減の効果のみから設定し得ることが認められる。
の説明からも理解できるように、Cu添加率によるCN
比への影響が小さいため、Cuの好適添加率は、記録パ
ワー低減の効果のみから設定し得ることが認められる。
叉11汁A
次に、実施例4では、第5図(A)に示す積層関係で、
反射膜の膜厚とCu添加率とを種々に変えて、保護膜を
具えた記録媒体を作製した。
反射膜の膜厚とCu添加率とを種々に変えて、保護膜を
具えた記録媒体を作製した。
各構成成分の膜厚、材料及び被着条件は、反射膜の材料
及び膜厚を除き、実施例2と同様とした。また、この際
の反射膜の膜厚は、200(^)、400(人)または
500(λ)に設定して複数の記録媒体を得た。ざらに
、このようにして得られた記録媒体に対する特性測定は
、前述した実施例1と同一の条件に統一した。
及び膜厚を除き、実施例2と同様とした。また、この際
の反射膜の膜厚は、200(^)、400(人)または
500(λ)に設定して複数の記録媒体を得た。ざらに
、このようにして得られた記録媒体に対する特性測定は
、前述した実施例1と同一の条件に統一した。
まず、第3図(A)は、反射膜のCu添加率及び膜厚と
記録パワーとの関係を説明するため、縦軸と横軸とを第
2図(A)と同様に採って示す特性曲線図である。尚、
同図中、曲線工は膜厚を500(λ)として反射膜を形
成した試料の測定結果を表わし、曲線■は膜厚が400
(λ)である試料の結果、曲線■は膜厚が200(λ)
の場合の結果を、各々、表わしている。
記録パワーとの関係を説明するため、縦軸と横軸とを第
2図(A)と同様に採って示す特性曲線図である。尚、
同図中、曲線工は膜厚を500(λ)として反射膜を形
成した試料の測定結果を表わし、曲線■は膜厚が400
(λ)である試料の結果、曲線■は膜厚が200(λ)
の場合の結果を、各々、表わしている。
この第3図(A)からも理解できるように、反射膜にお
けるCu添加率が0(原子%)(A9のみから成る反射
膜1こ相当)である試料の場合、記録パワーは反射膜の
膜厚によって異なる。
けるCu添加率が0(原子%)(A9のみから成る反射
膜1こ相当)である試料の場合、記録パワーは反射膜の
膜厚によって異なる。
例えば、第2図(A)と同一であり、しかも400(人
)の膜厚でCu添加率を変化させた曲線11に示す結果
の場合、記録パワーは約8.2(mW)であった、この
値は、第2図(A)に示す結果に比べて、0.7(mW
)の記録パワー増大となっているが、これは、保護膜を
具えた積層構成に起因するものと考えられる。即ち、第
5図(A)に示すように、磁性膜15と反射膜I7との
間に保護膜+3bを介在する積層関係となっているため
、保護膜として具えたAQSiNの熱伝導によって、わ
ずかながら記録パワーの増大を来したものと推定される
。
)の膜厚でCu添加率を変化させた曲線11に示す結果
の場合、記録パワーは約8.2(mW)であった、この
値は、第2図(A)に示す結果に比べて、0.7(mW
)の記録パワー増大となっているが、これは、保護膜を
具えた積層構成に起因するものと考えられる。即ち、第
5図(A)に示すように、磁性膜15と反射膜I7との
間に保護膜+3bを介在する積層関係となっているため
、保護膜として具えたAQSiNの熱伝導によって、わ
ずかながら記録パワーの増大を来したものと推定される
。
また、第3図(A)に示す曲線工〜曲線mのいずれの測
定結果からも、前述した第2図(A)と同様に、Cu添
加率を比較的小ざな範囲として作製した記録媒体では、
A9−Ti系の反射膜の場合(例えば第1図(A)9照
)に比べて、比較的緩やかであり、しかも、記録パワー
の低減が認められた。このような低減効果は、Cu添加
率を25〜70(原子%)とした範囲内で維持され、こ
の範囲を越えると、再度増大傾向を来した。さらに、こ
のA9−Cu系の反射膜の場合も、膜厚を太きく採る程
、記録パワー低減の度合は小さくなるのが見て採れる。
定結果からも、前述した第2図(A)と同様に、Cu添
加率を比較的小ざな範囲として作製した記録媒体では、
A9−Ti系の反射膜の場合(例えば第1図(A)9照
)に比べて、比較的緩やかであり、しかも、記録パワー
の低減が認められた。このような低減効果は、Cu添加
率を25〜70(原子%)とした範囲内で維持され、こ
の範囲を越えると、再度増大傾向を来した。さらに、こ
のA9−Cu系の反射膜の場合も、膜厚を太きく採る程
、記録パワー低減の度合は小さくなるのが見て採れる。
続いて、第3図(B)を参照して、CN比の測定結果と
上述したCu添加率との関係につき説明する。
上述したCu添加率との関係につき説明する。
第3図(B)は、縦軸及び横軸を第2図(8)と同様に
採って示す特性曲線図であるが、この図からも理解でき
るように、保護膜を具えた記録媒体の構成であっても、
第2図(B)に示す結果と同様に、Cu添加によるCN
比への影響は、実質的に認められず、約49.8(dB
)が維持された。また、反射膜の膜厚を変えても、CN
比には影響が認められなかった。
採って示す特性曲線図であるが、この図からも理解でき
るように、保護膜を具えた記録媒体の構成であっても、
第2図(B)に示す結果と同様に、Cu添加によるCN
比への影響は、実質的に認められず、約49.8(dB
)が維持された。また、反射膜の膜厚を変えても、CN
比には影響が認められなかった。
これら第3図(A)及び(B)に示す測定結果から、A
9に対するCuの添加は、反射特性に影Vt与えず、し
かも、熱伝導率変化のみを生じせしめて記録パワーを低
減し得ることが理解できる。
9に対するCuの添加は、反射特性に影Vt与えず、し
かも、熱伝導率変化のみを生じせしめて記録パワーを低
減し得ることが理解できる。
従って、このA’1−Cu系の反射膜では、記録パワー
の低減効果のみによって、前述した25(原子%)以上
70(原子%)以下のCu添加率を以って好適範囲とす
れば良い。
の低減効果のみによって、前述した25(原子%)以上
70(原子%)以下のCu添加率を以って好適範囲とす
れば良い。
以上、この発明の実施例につき説明したが、この発明は
これら実施例にのみ限定されるものではないこと明らか
である。
これら実施例にのみ限定されるものではないこと明らか
である。
例えば、上述の実施例では、光磁気記録媒体を構成する
基板、磁性膜及び保護膜1こつき、材料、膜厚及びその
他、特定の条件を例示して説明した。しかしながら、A
’1−Ti系の材料の場合1こは、M1図(A)及び(
B)と表との比較、また、AQ、−Cu系の材料の場合
には、第2図(A)及び(B)と、第3図(A)及び(
8)との比較から、夫々、理解できるように、各材料に
おいで特徴となる余圧元素の添加率の好適範囲は、反射
膜の膜厚及び記録媒体の積層構成によって、所望とする
記録パワーとCN比との兼ね合わせて種々に異なる。
基板、磁性膜及び保護膜1こつき、材料、膜厚及びその
他、特定の条件を例示して説明した。しかしながら、A
’1−Ti系の材料の場合1こは、M1図(A)及び(
B)と表との比較、また、AQ、−Cu系の材料の場合
には、第2図(A)及び(B)と、第3図(A)及び(
8)との比較から、夫々、理解できるように、各材料に
おいで特徴となる余圧元素の添加率の好適範囲は、反射
膜の膜厚及び記録媒体の積層構成によって、所望とする
記録パワーとCN比との兼ね合わせて種々に異なる。
従って、これら、材料、膜厚、配置関係、数値的条件及
びその他、特定の条件は、この発明の目的の範囲内で、
任意好適な設計の変更及び変形を行ない得ること明らか
である。
びその他、特定の条件は、この発明の目的の範囲内で、
任意好適な設計の変更及び変形を行ない得ること明らか
である。
(発明の効果)
上述した説明からも明らかなように、この発明に係る光
磁気記録媒体によれば、アルミニウム(A9)に対して
チタン(Ti)または銅(Cu)を添加して反射膜を構
成することにより、アルミニウム(A9)が有する反射
率を低下させることなく、反射膜の熱伝導率を下げるこ
とができる。これによって、反射膜が有する反射率を低
下させることなくCN比を維持すると共に、小ざな熱伝
導率を実現するため、記録パワーの低減を図ることかで
きる。
磁気記録媒体によれば、アルミニウム(A9)に対して
チタン(Ti)または銅(Cu)を添加して反射膜を構
成することにより、アルミニウム(A9)が有する反射
率を低下させることなく、反射膜の熱伝導率を下げるこ
とができる。これによって、反射膜が有する反射率を低
下させることなくCN比を維持すると共に、小ざな熱伝
導率を実現するため、記録パワーの低減を図ることかで
きる。
従って、この発明を適用することにより、小さな記録パ
ワーで書込むことができ、かつ読出し感度の高い、優れ
た光磁気記録媒体を提供することができる。
ワーで書込むことができ、かつ読出し感度の高い、優れ
た光磁気記録媒体を提供することができる。
第1図(A)は、この発明の光磁気記録媒体に係る実施
例1を説明するため、縦軸に記録パワー、及び横軸には
アルミニウムに対するチタンの添加率を各々採って示す
特性曲線図、第1図(B)は、実施例1そ説明するため
、縦軸にCN比、及び横軸にはアルミニウムに対するチ
タンの添加率を夫々採って示す特性曲線図、第2図(A
)は、この発明に係る実施例3を説明するため、縦軸に
記録パワー、及び横軸にはアルミニウムに対する銅の添
加率を各々採って示す特性曲線図、 第2図(8)は、実施例3を説明するため、縦軸にCN
比、及び横軸にはアルミニウムに対する銅の添加率を夫
々採って示す特性曲線図、第3図(A)及び(8)は、
この発明に係る実施例4を説明するため、各々、第2図
(A)或いは第2図(B)と同様に示す特性曲線図、第
4図は、実施例で用いた試料を説明するため、概略的断
面により示す説明図、 第5図(A)及び(B)は、従来技術及び実施例を説明
するため、光磁気記録媒体の構成を概略的断面により示
す説明図である。 11・・・・基板、 13a、 13b・・・・・保護膜 15・・・・磁性膜、 17・・・・反射膜 19.21・・・・・光磁気記録媒体、23・・・・試
料。 特 許 出 願 人 沖電気工業株式会社 記録パワー(+nW) 記録パワー(rnW) CN比(d B) CN比(dB) 第4 図 13a、 13b:保i1膜 19:光磁気記録媒体 η 光磁気記録媒体 従来技術及び芙施例の説明図 第5 図
例1を説明するため、縦軸に記録パワー、及び横軸には
アルミニウムに対するチタンの添加率を各々採って示す
特性曲線図、第1図(B)は、実施例1そ説明するため
、縦軸にCN比、及び横軸にはアルミニウムに対するチ
タンの添加率を夫々採って示す特性曲線図、第2図(A
)は、この発明に係る実施例3を説明するため、縦軸に
記録パワー、及び横軸にはアルミニウムに対する銅の添
加率を各々採って示す特性曲線図、 第2図(8)は、実施例3を説明するため、縦軸にCN
比、及び横軸にはアルミニウムに対する銅の添加率を夫
々採って示す特性曲線図、第3図(A)及び(8)は、
この発明に係る実施例4を説明するため、各々、第2図
(A)或いは第2図(B)と同様に示す特性曲線図、第
4図は、実施例で用いた試料を説明するため、概略的断
面により示す説明図、 第5図(A)及び(B)は、従来技術及び実施例を説明
するため、光磁気記録媒体の構成を概略的断面により示
す説明図である。 11・・・・基板、 13a、 13b・・・・・保護膜 15・・・・磁性膜、 17・・・・反射膜 19.21・・・・・光磁気記録媒体、23・・・・試
料。 特 許 出 願 人 沖電気工業株式会社 記録パワー(+nW) 記録パワー(rnW) CN比(d B) CN比(dB) 第4 図 13a、 13b:保i1膜 19:光磁気記録媒体 η 光磁気記録媒体 従来技術及び芙施例の説明図 第5 図
Claims (5)
- (1)基板上に少なくとも磁性膜と反射膜とを具えて成
る光磁気記録媒体において、 前記反射膜が、アルミニウム(Al)にチタン(Ti)
または銅(Cu)を添加して成る ことを特徴とする光磁気記録媒体。 - (2)請求項1に記載の前記反射膜におけるチタン(T
i)の添加率を2(原子%)以上として成ることを特徴
とする光磁気記録媒体。 - (3)請求項1に記載の前記反射膜におけるチタン(T
i)の添加率を、4(原子%)以上50(原子%)以下
として成ることを特徴とする光磁気記録媒体。 - (4)請求項1に記載の前記反射膜における銅(Cu)
の添加率を、25(原子%)以上70(原子%)以下と
して成ることを特徴とする光磁気記録媒体。 - (5)請求項1に記載の前記反射膜の膜厚を、200(
Å)以上500(Å)以下として成ることを特徴とする
光磁気記録媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1989609520 DE68909520T2 (de) | 1988-07-07 | 1989-07-05 | Magneto-optisches Speichermedium. |
| EP19890112280 EP0350010B1 (en) | 1988-07-07 | 1989-07-05 | Magneto-optical recording medium |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-169954 | 1988-07-07 | ||
| JP16995488 | 1988-07-07 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02126446A true JPH02126446A (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=15895931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11832989A Pending JPH02126446A (ja) | 1988-07-07 | 1989-05-11 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02126446A (ja) |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP11832989A patent/JPH02126446A/ja active Pending
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