JPH02129148A - キラル化合物、該化合物を含有する液晶組成物及び液晶表示用デバイス - Google Patents

キラル化合物、該化合物を含有する液晶組成物及び液晶表示用デバイス

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JPH02129148A
JPH02129148A JP63282404A JP28240488A JPH02129148A JP H02129148 A JPH02129148 A JP H02129148A JP 63282404 A JP63282404 A JP 63282404A JP 28240488 A JP28240488 A JP 28240488A JP H02129148 A JPH02129148 A JP H02129148A
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JP63282404A
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Sadao Takehara
貞夫 竹原
Tadao Shoji
東海林 忠生
Noburu Fujisawa
宣 藤沢
Masashi Osawa
大沢 政志
Takeshi Kuriyama
毅 栗山
Kayoko Nakamura
佳代子 中村
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Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気光学的表示材料として有用な新規光学活性
化合物及びそれを含有する液晶組成物に関するもので、
特に強誘電性を有する液晶材料を提供するものであり、
従来の液晶材料と比較して、特に応答性、メモリー性に
すぐれた液晶デバイスへの利用可能性を有する液晶材料
を提供するものである。
〔従来技術〕
現在、広く用いられている液晶表示素子は主にネマチッ
ク液晶を利用したTN型と呼ばれるものであって、多く
の長所・利点を有しているもののその応答性においては
、CRTなどの発光型の表示方式と比較すると、格段に
遅いという大きな欠点があった。TN型以外の液晶表示
方式も多く検討されているが、その応答性における改善
はなかなかなされていない。
ところが、強誘電性スメクチック液晶を利用した液晶デ
バイスでは、従来の100〜1000倍の高速応答が可
能で、かつ多安定性を有するため、電源を切っても表示
の記憶が得られる。(メモリー効果)ことが、最近間ら
かになった。このため、光シヤツターやプリンターヘッ
ド、薄型テレビ等への利用可能性が極めて大きく、現在
、各方面で実用化に向けて開発研究がなされている。
強誘電性液晶は、液晶相としてはチルト系のキラルスメ
クチック相に属するものであるが、その中でも、実用的
に望ましいものは、最も粘度の低いキラルスメクチック
C(以下sc*と省略する)相と呼ばれるものである。
sc”相を示す液晶化合物(以下、sc*化合物という
。)はこれまでにも検討されてきておシ、既に数多くの
化合物が合成されている。しかしながら、これらのSC
”化合物には単独では強誘電性液晶表示用光スイツチン
グ素子として用いるための以下の条件、即ち、 (6)室温を含む広い温度範囲で強誘電性を示すこと (ロ)高温域において適当な相系列を有すること(ハ)
特にキラルネマチックC以下、N*と省略する。)相に
おいて長いら旋ピッチを示すことに)適当なチルト角を
持つこと (ホ)粘性が小さいこと (へ) 自発分極がある程度以上大きな値であるとと さらに (ト)(ロ)及びρうの結果として良好な配向を示すと
と (ト)(ホ)及び(へ)の結果として、高速の応答性を
示すこと をすべて満足す石よすなものは知られていなかった。
そのため、現在では、SC”相を示す液晶組成物(以下
、sc”液晶組成物といり。)が検討用等に用いられて
いるのが、実情である。
SC*液晶組成物の調製方法としては、強誘電性を示さ
ず、キラルでないスメクチックC(以下、SCと省略す
る。)相を示す液晶化合物又は組成物(以下、母体液晶
という。)に、キラルな化合物(以下、キラルドーノ9
ントという。)を添加するのが一般的である。しかし、
この方法では、キラルドーAントとしてよほど大きな自
発分極を示すものでないと、SC*組成物の自発分極が
小さくなりすぎて、高速応答を示さなくなる。キラルド
ーパントとしては、液晶相を示すことは必ずしも必要で
はないが、母体液晶に加えた場合にその温度域(特KS
C*相)をあまシ低くしないことが望ましい。さらに、
強い自発分極を示しうるような液晶性化合物では、その
液晶相に対する捩シカが強いものが多く、ら旋の出現す
るSC*相、N9相において、そのら旋ピッチが短かく
なるため、その配向性に悪影響を与える。そのため、強
い自発分極を示しうるような液晶性化合物をキラルドー
ノ中ントとして用いるためには、その添加量を制限する
か、あるいは捩れの方向の逆のキラル化合物を加えてs
c”液晶組成物のら旋ピッチを調整する必要がありた。
この場合、捩れ方向の逆のキラル化合物の自発分極の方
向も逆向きであるならば組成物の自発分極が相殺されて
小さくなるなど、そのら旋ピッチ調整には面倒な問題が
多かった。そのためキラルドーノクントの主成分として
用いる化合物では、強い自発分極に加えてそのら旋ピッ
チが充分長い化合物が望まれていた。
また、ら旋ピッチ調整の目的には、ら旋ピッチが非常に
短い化合物を用いると、その使用量は少量ですむため有
利である。このような化合物は、ネマチック液晶に対す
る添加剤として、STN液晶等に好適に用いることがで
きる。
キラルドーパントとして用いられてきた化合物における
代表的な光学活性な基の1つとして、く、例えば、エス
テル結合と不斉炭素の間に一〇H2−SC液晶化合物と
比較すると1桁大きいことが報告されておシ、R3=n
−C6H4,のもノテは100 nC/e−rI!2に
近い値本知られている(第11回液晶討論会予稿集P1
72)。
原子数1〜10のアルキル基を表わす。)であられされ
る乳酸よシ導かれた光学活性な2−アルコキシーゾロパ
ノイルオキシ基を有する化合物においては、本発明者ら
による測定によると100nc々2以上の大きな自発分
極を示すことを確認している。(例えば、 基を表わす。)をあげることができる。この基を有する
化合物はSC*液晶化合物としても多数知られている。
このような化合物では自発分極が太きは、以下に示すよ
うな相転移温度を示し、N”−sc”転移点の10’低
温部(121,8℃)における自発分極は、78nc/
M2.49°低温部(S2,8℃)において144nシ
稀2である。
101.4     131、R    133.2C
−一→sc”←−→N9←−→ 1)しかしながら、こ
の程度の値の自発分極を有する液晶化合物は、組成物中
に用いる割合も多くなυ、応答性の面からみると充分と
は言えなかりた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明が解決しようとする課題は、キラルr −バンド
の全部又はキラルドーパントの構成成分として母体液晶
に混合することKよシ、極めて大きな自発分極を誘起し
室温を含む広い温度範囲でSC相を示し、良好な配向性
を有し、かつ高速応答を示す液晶組成物が得られるよう
な化合物を提供し、を九そのような組成物を提供するこ
とKある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するために、−船人(1)で表
わされる化合物を提供する。
上式においてR1は炭素原子数2〜10のアルキル基又
は炭素原子数1〜10のアルコキシル基を表わし、R2
は炭素原子数2〜16のアルキル基又は炭素原子数4〜
10の光学活性アルキル基を表わす。tはO〜6の整数
を表わす。m及びれは各各独立的に0又は1を表わすが
、m = n = Oである場合には母体液晶に添加し
た場合に各転移温度(特にSC”相の上限温度)が大き
く低下する傾向にあり、m = n = 1である場合
には式(1)の化合物の粘度が高くなる傾向にあるので
、m+n=1とがわし、Xはフッ素原子、塩素原子又は
シアン基を表わすが、母体液晶に式(I)の化合物を添
加して得られるS04液晶組成物のSC*相の温度範囲
を考えい程大きい場合には、両者による自発分極の方向
が互いに逆とならないようにするのが好ましく、例えば
、C**が(S)配置の不斉炭素原子である場合、y=
−o−t=o、R1=アルキル基である場合には、C*
は、(R)配置の不斉炭素原子である場合が好ましく、
y=oco、z=o、R’ =7 /l/ キ/l/基
である場合、及びY = −COO−t = 01R−
アルコキシル基である場合などでは、C9は、(S)配
置の不斉炭素原子である場合が好ましい。
本発明に係わる一般式(1)の化合物は、例えば、以下
のようにして製造することができる。
る場合が好ましい。Yは−coo−−oco−−o−又
は単結合を表わす。C9及びC**は各々独立的K (
S)又は(R)配置の不斉炭素原子を表わすが、即ち、
一般式(II)で表わされるカルボイ酸を一般式(2)
で表わされる酸塩化物とした後、−船人帖で表わされる
化合物と反応させることにより容易に製造することがで
きる。(ここでR’  R2t、ようKして製造するこ
とができる。
と各々同じ意味を有する。)あるいは一般式(1)の化
合物と一般式(2)の化合物とを直接・ジシクロへキシ
ルカルゲジイミド(DCC)などの脱水縮合剤存在下に
反応させても製造することができる。
ここで原料の一般式(II)の光学活性カルが/酸は、
既に本発明者らが、特願昭63−33922号、特願昭
63−81328号、特願昭63−119174号、特
願昭63−143690号、特願昭63−202855
号、特願昭63−231687号等において示した合成
法によって容易に製造することができる。
次に他の原料である一船人帖の化合物は、次の即ち、一
般式(至)のジヒドロキシ化合物と一般式(至)のカル
ゲン酸塩(式中、Mは金属を表わす)とをアルカリの存
在下に反応させ、次いで酸処理することにより、一般式
(至)のヒドロキシカルゲン醗を製造する。一般式(至
)の化合物とアルコールR20)Iとを酸触媒存在下に
反応させて、一般弐酌の化合物を製造することができる
斯くして製造された一般式(1)の化合物の代表的なも
のの転移温度を第1表に掲げる。
尚、液晶相及び相転移温度の測定は、温度調節ステージ
を備えた偏光顕微鏡及び示差走査熱量計(DSC)を併
用して行ったが、転移温度は、その試料の純度あるいは
測定条件によって若干変動するものである。
第1表においてCは結晶相、SAはスメクチック人相、
N*はキラルネマテック相、BEはスメクチックE相、
SXは帰属不明のスメクチック相、■は等方性液体相を
各々表わす。★は長時間低温で放置しても結晶化しない
ためにその融点が不明であることを示し、※は急冷下に
相転移が確認できるが、結晶化のため転移温度の測定が
できないことを示している。
なお、生成物の純度は薄層クロマトグラフィーガスクロ
マトグラフィー、高速液体クロマトグラフィーによシ確
認した。構造の確認は核磁気共鳴スペクトル(NMR)
 、赤外吸収スペクトル(IR)により行なった。
本発明は、また、液晶組成物を提供する。
本発明の液晶組成物は、−船人(I)の化合物を含有す
る液晶組成物であり、−船人(1)の化合物は、キラル
でない母体液晶に、キラルドーパントとして添加する光
学活性化合物の一部又は全部をなしてbるものである。
特に好ましいのは、スメクチックC相を示す母体液晶中
に一般式(1)の化合物を含むキラルドーノ々ントを添
加してなる、強誘電性キラルスメクチック液晶組成物で
あり、あるいはネマチ、りC相を示す母体液晶中に一般
式(1)の化合物を添加してなるキシルネマチック液晶
組成物である。、キシルネマチック液晶組成物は、TN
凰あるいはSBE型、STN型の液晶表示に用いられる
組成物である。
本発明は、また上記組成物を用い九液晶表示素子を提供
する。特に強誘電性キラルスメクチ、り液晶表示素子と
して用いた場合には、後述する実施例にも示すごとく室
温で100μ秒以下の高速応答も可能である。
一般式(1)の化合物の構造的に大きな特徴は、分子の
両側鎖として互いに異なったキラル基を含有している点
にある。
るが、光学活性基としてこの基だけを有する化合物につ
いては、既に本発明者らが特願昭62−198152号
において記載しているように、200nC/cm”もの
大きな自発分極を示しうるものである。
れ、この光学活性基は、自発分極をさらに強めると同時
に、特にキラルネマチツク相に誘起するら旋ピッチを長
くしたりあるいは非常に短くしたりするら旋ピッチをv
I4Wする効果を有する。キラル基(4)によるら旋の
向きとキラル基(B)によるら旋の向きf)1同一の場
合には、ら旋ピッチは短くなり、逆向きの場合には、ら
旋ピッチは長くなる。キラル基(B)による自発分極が
キラル基囚によるものに比較して充分小さい場合には、
その極性は無視しても一般式(1)の化合物全体の自発
分極にはほとんど差カニないが、キラル基(B)による
自発分極がキラル基(4)によるものに対してもはや無
視できない程大きくなった場合には、両者の自発分極の
極性が同一でないとキラル基囚だけを含有する化合物よ
シもむしろ小さい値となることもありうる。
キラル基囚の一例として、 (S)−0−’(!:’?−Coo−n−C6H+ s
 −” (A−1)を、強い自発分極を示しうるキラル
基(B)の例として、費3 (s)−n−c6H13CH−0−(B−1)、昔・ @l −n−C6Hl 5CH−0−(B−2)、をあ
げた場合、各キラル基のら旋の向きと自発分極の極性は
、第2表の通りである。
第  2  表 午うル基(B)と同様の効果を示すことができる。
従って、キラル基(A−1)は、キラル基(B−5)と
組み合わせた場合には、自発分極がさらに傾くなシ、ら
旋ピッチも短くなり、ま九、キラル基(B−)又は(B
−4)と組み合わせ九場合には、自発分極は強く、ら旋
ピッチは長くなることがわかる。キラル基(A−1)と
、キラル基(B−2)。
(B−3)又は(B−6)との組み合わせた場合には、
いずれも、自発分極が小さくなり好ましいものではない
R2としてキラルなアルキル基を用いた場合にも、R2
が(S)−2−メチルブチル基の場合には、R2がヘキ
シル基の場合と比較して明らかに自発分極が大きくなっ
ておシ、また、その誘起するら旋ピッチが長くなってい
る。R2としてキラル基を用いた場合においても、キラ
ル基(B)によシさらにその効果を強めることかできる
本発明の一般式(1)の化合物はキラルドー・ぐントと
して、あるいはキラルドー・母ントの成分として1重量
%以上添加して、母体液晶と混合してSC4液晶組成物
として用いるが、高速応答性を得るにはSC*液晶組成
物中に5〜40ii%用いるのが望ましい。第1表に示
したように、−船人(1)の化合物は、単独ではS09
相はおろか、液晶相すら示さないものもあるが、液晶組
成物に用いた場合、あまり転移点を低くしないものが多
いので好都合である。
本発明の一般式(1)で示される化合物をドーピングす
るSC液晶組成物として用いるべきSC化合物としては
、例えば、下記−数式(A)で表わされるようなフェニ
ルベンゾエート系化合物や一般式(B)で表わされるピ
リミジン系化合物をあげることができる。
(式中、Ra及びRbは直鎖または分校のアルキル基、
アルコキシル基、アルコキシカル♂ニル基、アルカノイ
ルオキシ基、またはアルコキシカル?ニルオキシ基を表
わし、同一でめりでも異なっていても良い。) )y”7ffll換体を表わし、同一であっても異なっ
ていテモjl/’1゜Zaは−COO−、−0CQ−、
−CH20−、−0CH2−。
−CH2CH2+ −CヨC−、または単結合を表す。
)また、SC相の温度範囲を高温域に拡大する目的には
、−数式(D)で表わされる3環型化合物を用いること
ができる。
(式中、Ra 、 Rbは前記一般式Aと同じ)−また
、−数式(A) 、 (B)を含め、−数式(C)で表
わされる化合物も同様の目的に使用することができる。
(式中、RJL 、 Rhは一般式Aと同様でるり、な
っていてもよく、z’、zbは前記−数式(C)の21
と同様であって、同一であっても異なっていてもよい。
) これらは単独で用いることができるが、2成分以上の組
成物として用いる方がより広い温度範囲が得られるため
好都合でちる。また(A)〜(D)以外であっても、S
C相を示す化合物であれば同様に用いることもでき、ま
九、SC相を示さない化合物でわっても粘性の低い液晶
性の化合物であれば組成物の粘度低下のために加えるこ
とも、応答の高速化には有効な方法であり、この目的の
ためKは、両側側鎖がn−アルキル基であるような化合
物が特に有効である。
さて、得られたSC*液晶組成物は、2枚の透明ガラス
′成極間に均一な厚さ(1μm〜20μm程度)で封入
することによシ、液晶デバイスとして使用することがで
きる。良好なコントラストを得るためには、均一に配向
したモノドメインとする必要があシ、このために多くの
方法が試みられている。
特に最近では、等方性液体相(I)→カイラルネマチ、
り相(N  )→スメクチ、り人相(SA )→カイラ
ルスメクチ、りC相(sc” )という相系列を示す液
晶を配向処理を施し九セルで、特にN1相のら旋ピッチ
を大きくして、配向させる方法が一般的によく用いられ
ておシ、本発明の一般式(1)化合物は、まさにこの目
的にかなうものであるといえる。
〔実施例〕
以下に実施例金あげて本発明を具体的に説明するが、勿
論、本発明の主旨および適用範囲は、これらの実施例に
よシ、制限されるものではない。
実施例1  (R)−4’−(1−メチルへブチルオキ
シ)ビフェニル−4−カルボン市(S)−4−(1−へ
キシルオキシカルボニル)エトキシフェニ ル(化合物/Vi1)の合成 (S)−2−オクタツールのパラトルエンスルホ/酸ニ
ステルト4′−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン市
より合成した(R14’−(1−メチルへブチルオキシ
)ビフェニル−4−カルボン酸ヲ塩化チオニルで処理し
て酸塩化物とした。この酸塩化物280!I9及び(S
)−4−(1−へキシルオキシカル?ニル)エトキシフ
ェノール175m9(こo化合物は特願昭62−198
152号に記載の方法に基づいて合成した。)を54の
ジクロロメタンに溶解し、さらにビリシン0.3dを加
え丸。この混合物を30〜35℃で3時間反応させた後
、反応混合物にエーテル50IIllを加え、エーテル
層を10チ塩酸炭酸水素ナトリウム水溶液次いで水で数
回、更に飽和食塩水で洗滌し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。溶媒を留去した後、油状物をシリカダルカラム
クロマトグラフィー(溶媒ジクロロメタン−ヘキサン混
合系)を用いて精製し、目的とすル(R) −4’ −
(1−メチルへブチルオキシ)ピ7工二ルー4−カルゲ
ン酸(S)−4−(1−ヘキシルオキシカルボニル)エ
トキシフェニルの白色結晶236ダを得た。さらにエタ
ノールから再結晶させて精製し、相転移温度を測定した
ところ、融点61℃で急冷時に1相が確認できたが、結
晶化のためN*−1転移温度の測定はできなかった。
IR(Nujol): 1725,1600,1505
,1275゜1213.1185.1135,1070
,870゜830.770.700帰一1 NMR(CDC/!、5)  :  δ0.75〜1.
0 (m 、 6H) 1.1〜1.5 (m 、 1
6H)1.32(d、3H)  1.5〜21)(m、
6H)  1.62(d。
3H)  4.13(t、2H)  4.35(m、I
H)4.70(q、IH)  6、R〜7.2(m、6
H)  7.5〜7.75(m、6H)8.20(d、
2H) 実施例2〜5 実施例1において、(R) −4’−(1−メチルへブ
チルオキシ)ビフェニル−4−カルボン酸に換工て、 (S) −4’−(1−メチルへブチルオキシ)ビフェ
ニル−4−カル−7酸(実施例2)、 (S)−4’−(2−メデルノテル)ビフェニル−4−
カルボン酸(実施例3)、 (S) −4’−(2−メチルブトキシ)ビフェニル−
4−カルボン酸(実施例4)又は (S)−4−(2−メチルブトキシ)安息香酸(実実例
5) を各々用いて第1表の腐2〜/165の各化合物を得た
。その相転移@度は第1表にまとめて示した。
実施例6 (S、5)−4’−(1−(2−メチル!トキシカルポ
ニル)エトキシ)ビフェニル−4−オール(’[[62
−198152号に記載の方法によシ合成した。)と(
S)−4−(2−メチルブトキシ)安息香酸とを実施例
1と同様に反応させて第1表のA66の化合物を得た。
実施例7〜10 (S、S) −4−(1−(2−メチルブトキシカル♂
ニル)エトキシ)フェノール(特111i昭62−19
8152号に記載の方法によシ合成した。)と(S)−
4’−(2−メチルブトキシ)ビフェニル−4−カルボ
ン酸(実施例7)、 (R)−4′−(1−メチルへグチルオキシ)ビフェニ
ル−4−カルボン酸(実施例8)、 (S) −4’−(2−メチルブタノイルオキシ)ビフ
ェニル−4−カルがンri(実a例9)3I(S)−4
−(2−/’チルへブチルオキシカル〆二ル)安息香f
R(実施例10) の各々の化合物とを実施例1と同様に反応させて第1表
の慮7〜10の各化合物を得九。
実施例11 (S、S) −4−(1−(1−メチルへブチルオキシ
カルがニル)エトキシ)フェノール(%願昭62−19
8152号に記載の方法によシ合成した。)ト、 (R
) −4’−(1−メチルへグチルオキシ)ビフェニル
−4−カルボン酸とを実施例1と同様に反応させて第1
表の/1611の化合物を得た。
実施例12〜13 (S、S) −4−(1−(2−メチルブトキシカル?
ニル)エトキシ)フェノール(!: 、 %Im昭62
゛−325544号に記載の方法に基づいて合成した。
(S) −4−(2−fロポキシ7’ o )4ノイル
オキシ)安息香酸(実施例12)又は (S) −4’−(2−fロボキシグロノ譬ノイルオキ
シ)ビフェニル−4−カルボン酸(実M1例13)とを
実施例1と同様に反応させて/1612及び屑13の化
合物を各々得た。
実施例14 化合物(I)のらせんピッチ(1)キラル
基(A)とキラル基(B)のら旋の方向か逆向きである
化合物として7g61を、(2)キラル基(A)とキラ
ル基(B)のら旋の方向が揃った化合物として/162
を、更に参考例としてキラル基(A)のみを含有する化
合物として式 の化合物(以下、421の化合物という。)を選び工→
N(ネマチック)→SA (スメクチックA)→SC(
スメクチックC)の相転移を示す母体液晶に各々8重量
%添加して、得られたSC*組成物の温度範囲及びN*
相におけるら旋ピ、チを測定した。
その結果を第3表に示した。ここで用いた母体液晶(以
下母体液晶(4)という)の組成は以下の通シであり、
76.5℃以下でN相、65℃以下でSA相、43℃以
下でSC相を各々示し、その融点は一3℃であった。
(母体液晶囚の組成) 第  3  表 第3表から明らかなように、/I61の化合物を含む組
成物では、そのら旋ピッチは13.3μmと大きく、ら
旋ピッチのrAmもほとんど必要としない。
/162の化合物を含む組成物では、5.3μmとキラ
ル基(4)のみを有する化合物を含有する参考例の組成
物の場合よシもかなシ小さくなっておjQ、42の化合
物は他のキラル化合物に添加することによシら旋ピッチ
をi14整するのに適している。また、魔!、42の化
合物ともに母体液晶(A)Ic添加した場合のsc”液
晶組成物は、421の化合物を用い九よシもそのSC*
相の温度域を降下させておらず、キラルドー・々ントと
して、よシ優れていることが理解できる。
実施例15SC”液晶組成物の調製 前述の母体液晶(A)90重量−と第1表の/1613
の化合物10重量%からなる液晶組成物を調製した。こ
の組成物は69.5℃以下でN1相、60℃以下でSA
相、46℃以下でSC*相を示した。この組成物を約8
0°に加熱して等方性液体とし、これを厚さ21μmの
ポリイミド−片側ラビング処理を施したセルに充填し、
徐冷することKよシ、SC*相を配向させた。このセル
に電界強度10Vp−1μmの矩形波を印加してその電
気光学的応答速度を測定したところ、25℃で59μ秒
、30℃で53μ秒という高速応答性が確認された。こ
のときの自発分極は& 60nC/z” 、 (25℃
)7.36nつ62(30℃)という大きな値であシチ
ルト角は21.1゜(25℃)19.1°(30℃)で
あった。
実施例16  ピッチの調製されたsc”液晶組成物の
調製第1表の/l613の化合物76重量−と24重i
%からなるキラル組成物(以下ギラル組成物(A)とい
う)を調製した。母体液晶囚84重量−とキラル組成物
(A)16重量%からなる組成物は、66℃以下でN*
相59.5℃以下でSA相、47℃以下でSC*相を示
した。N“相におけるら旋ピッチは全温度範囲において
20 Arm以上と大きく、良好な配向性を示した。
この組成物について、実施例15と同様にして電気光学
的応答速度を測定したところ、25℃で36μ秒、30
℃で34μ秒という高速応答性を示し、このとき自発分
極は21.5 nc/m2(25℃)、19、8 nc
A!!1” (30℃)と非常に大きい値で1)、チル
ト角は23.7°(25℃)223°(30℃)であっ
た。
実施例17 第1表の/1613の化合物36重量−と、式で表わさ
れる化合物641jt%からなるキラル組成物(以下、
キラル組成物(B)という、)を調製した。母体液晶(
A)85重量%とキラル組成物(B) 15重量慢から
成る組成物は、67.5℃以下でN喘、60.5℃以下
でSA相、52℃以下でSC”相を示しN4相における
ら旋ピ、デは61℃において20μm以上と大きく配向
性は良好であっ九。
この組成物について、実施例15と同様にして電気光学
的応答速度を測定したところ、25℃で46μ秒、30
℃で40μ秒という高速応答性を示し、このときの自発
分極は、17.6nΦ飾2(25℃)、17.Onつ’
cm2(30℃)チルト角は217゜(25℃)、2L
3°(30℃)であった。
〔発明の効果〕
本発明の一般式(I)の化合物は、キラルドーi4ント
として母体となるSC液晶化合物又は組成物に混合して
sc”液晶組成物とした場合において、少量の添加で大
きい自発分極を酵起することかできる。また、ら旋ピ、
テにおいても特にN本相においてピッチa14整が容易
となるら旋ピッチの比較的大きい化合物、あるいはら旋
ビ、チU4整等に用いるら旋ピッチの小さい化合物の両
方を得ることができるG また、本発明の化合物は、実施例にも示したように、工
業的にも容易に製造でき、それ自体無色であって、光、
水分、熱等に対する化学的安定性に優れるものであり、
非常に実用的である。
更に、本発明における強誘電性液晶化合物又は本発明の
化合物を含有する組成物は、配向性が良好であり、応答
速度が従来のネマチック液晶の100倍以上と極めて大
きく、液晶デ・イイスの材料として極めて有用である。
代理人 弁理士  高 橋 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は炭素原子数2〜10のアルキル基又は
    炭素原子数1〜10のアルコキシル基を表わし、R^2
    は炭素原子数2〜16のアルキル基又は炭素原子数4〜
    10の光学活性アルキル基を表わし、lは0〜6の整数
    を表わし、m及びnは各々独立的に0又は1を表わし、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります
    ▼は各々独立的に ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし、Xはフッ
    素原子、塩素原子又はシアノ基を表わし、Yは−COO
    −、−OCO−、−O−又は単結合を表わし、C^*及
    びC^*^*は各々独立的に(R)配置又は(S)配置
    の不斉炭素原子を表わす。) で表わされる化合物。 2、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、及び▲数式、化学式、表等があります▼ が共に▲数式、化学式、表等があります▼である請求項
    1記載の化合物。 3、R^1が炭素原子数2〜10のアルキル基である請
    求項1又は2記載の化合物。 4、R^1が炭素原子数1〜10のアルコキシル基であ
    る請求項1又は2記載の化合物。 5、Yが−O−である請求項2記載の化合物。 6、mが1であり、nが0である請求項5記載の化合物
    。 7、lが0である請求項6記載の化合物。 8、R^1及びR^2が共にn−C_6H_1_3−で
    あり、C^*が(R)配置の不斉炭素原子であり、C^
    *^*が(S)配置の不斉炭素原子である請求項7記載
    の化合物。 9、R^1及びR^2が共にn−C_6H_1_3−で
    ありC^*及びC^*^*が共に(S)配置の不斉炭素
    原子である請求項7記載の化合物。 10、R^1がn−C_6H_1_3−であり、R^2
    が▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*が
    (R)配置の不斉 炭素原子であり、C^*^*が(S)配置の不斉炭素原
    子である請求項7記載の化合物。 11、R^1がn−C_6H_1_3−であり、R^2
    が▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*及
    びC^*^*が共に(R)配置の不斉炭素原子である請
    求項7記載の化合物。 12、lが1である請求項6記載の化合物。 13、R^1がC_2H_5−であり、R^2がn−C
    _6H_1_3−であり、C^*及びC^*^*が共に
    (S)配置の不斉炭素原子である請求項12記載の化合
    物。 14、R^1がC_2H_5−であり、R^2が▲数式
    、化学式、表等があります▼であり、C^*及びC^*
    ^*が共に(S)配置の不斉炭素原子である請求項12
    記載の化合物。 15、mが0であり、nが1である請求項5記載の化合
    物。 16、lが1である請求項15記載の化合物。 17、R^1がC_2H_5−であり、R^2が▲数式
    、化学式、表等があります▼であり、C^*及びC^*
    ^*が(S)配置の不斉炭素原子である請求項16記載
    の化合物。 18、m及びnが共に0である請求項5記載の化合物。 19、lが1である請求項18記載の化合物。 20、R^1がC_2H_5−であり、R^2がn−C
    _6H_1_3−であり、C^*及びC^*^*が(S
    )配置の不斉炭素原子である請求項19記載の化合物。 21、Yが−COO−である請求項2記載の化合物。 22、mが1であり、nが0である請求項21記載の化
    合物。 23、lが0である請求項22記載の化合物。 24、R^1がC_2H_5−であり、R^2が▲数式
    、化学式、表等があります▼であり、C^*及びC^*
    ^*が共に(S)配置の不斉炭素原子である請求項23
    記載の化合物。 25、R^1がn−C_3H_7O−であり、R^2が
    ▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*が(
    S)配置の不斉 炭素原子であり、C^*^*が(B)配置の不斉炭素原
    子である請求項23記載の化合物。 26、mが0であり、nが1である請求項21記載の化
    合物。 27、lが0である請求項26記載の化合物。 28、R^1がn−C_3H_7O−であり、R^2が
    ▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*及び
    C^*^*が共に(S)配置の不斉炭素原子である請求
    項27記載の化合物。 29、Yが−OCO−である請求項2記載の化合物。 30、R^1がn−C_6H_1_3−であり、R^2
    が▲数式、化学式、表等があります▼であり、l、m、
    及びnが共に 0であり、C^*及びC^*^*が共に(S)配置の不
    斉炭素原子である請求項29記載の化合物。 31、Yが単結合である請求項2記載の化合物。 32、R^1がC_2H_5−であり、R^2がn−C
    _6H_1_3−であり、l及びmが共に1であり、n
    が0であり、C^*及びC^*^*が共に(S)配置の
    不斉炭素原子である請求項31記載の化合物。 33、請求項1記載の化合物を含有する液晶組成物。 34、強誘電性キラルスメクチック相を示す請求項33
    記載の液晶組成物。 35、スメクチックC相を示す液晶化合物又は組成物と
    請求項1記載の化合物とを含有する請求項34記載の液
    晶組成物。 36、請求項33記載の液晶組成物を用いて構成された
    液晶表示用デバイス。
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