JPH0212996B2 - - Google Patents

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JPH0212996B2
JPH0212996B2 JP60291245A JP29124585A JPH0212996B2 JP H0212996 B2 JPH0212996 B2 JP H0212996B2 JP 60291245 A JP60291245 A JP 60291245A JP 29124585 A JP29124585 A JP 29124585A JP H0212996 B2 JPH0212996 B2 JP H0212996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
aggregate
paraffin
melting point
particles
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60291245A
Other languages
English (en)
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JPS62148587A (ja
Inventor
Akira Horie
Kenji Kaneoka
Mikio Sei
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP60291245A priority Critical patent/JPS62148587A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、住宅等の蓄熱構造に用いられる蓄
熱建材の製法に関する。
〔背景技術〕
パツシブ型ソーラーハウスにおいて、蓄熱密度
が大きく、コンパクトな潜熱蓄熱材を利用したよ
うな蓄熱建材が望まれている。この潜熱蓄熱材を
利用するにあたり、最大の問題点は、熱伝導性の
悪さである。このため、単に潜熱蓄熱材を不透性
の容器で密閉したものでは、その熱伝導性の悪さ
から蓄熱効率が悪く性能が十分発揮されないとい
う欠点があつた。さらに、これらは、普通の建材
のように切断や釘打ち等ができないという欠点も
あつた。
これらの欠点を解消するために、パラフイン系
あるいは油脂系の潜熱蓄熱材を融点(パツシブ型
ソーラーシステム用では15℃〜30℃程度)以下に
保ち、粉末またはペレツトにして石膏などのスラ
リー中に混合し、融点以下の温度に保持しつつ成
形硬化させて蓄熱建材をつくる方法、および、石
膏ボードなどに潜熱蓄熱材の融解液を含浸させる
方法が行われている。これらの方法で得られた蓄
熱建材は、切断や釘打ちが自由にできるのである
が、使用しているうちに表面に蓄熱材が染み出て
しまい、蓄熱効果の持続性がなかつた。
さらに、木材やパーライトなどの骨材となる粒
子に潜熱蓄熱材の融解液を含浸させ、この蓄熱材
が含浸された粒子を石膏などのスラリー中に混合
し、融点以下の温度に保持しつつ成形硬化させて
蓄熱建材をつくる方法もある。この方法による
と、蓄熱材が粒子に含浸されているので、外気温
度によつて、蓄熱材が融解凝固をくり返しても、
建材表面に染み出してくることはない。スラリー
中への混合時および成形硬化に至るまで、融点以
下に保持する理由は、系中に水分が残つている場
合に系の温度を融点以上にすると、融解した蓄熱
材が粒子から溶け出して水と入れ換わつてしまう
からである。このため石膏やセメントをスラリー
化するときの発熱を押さえることが必要であり、
また、硬化に至るまで融点以下の温度で行わなけ
ればならないので、養生時間が長くなるという問
題があつた。さらに、蓄熱材を粒子に含浸させ、
取り出して融点以下にすると、団粒化してしま
い、一つ一つ切り放す操作を加えないと、スラリ
ー中に混合し、良く撹拌を加えても粒子が片寄つ
て成形硬化され、良好な蓄熱効果を持つ蓄熱建材
が得られないという問題があつた。
〔発明の目的〕
この発明は、このような事情に鑑みて、蓄熱効
率がよく、切断や釘打ちなどの加工も自由にでき
る蓄熱建材を、容易、かつ、効率良く得ることが
できる蓄熱建材の製法を提供することを目的とし
ている。
〔発明の開示〕
この発明は、このような目的を達成するため
に、骨材を撥水処理し、この骨材にパラフイン系
および油脂系からなる群より選ばれた少なくとも
1つの潜熱蓄熱材の融解液を含浸硬化させたの
ち、基材中に混合分散させて成形を行う蓄熱建材
の製法を要旨とする。
以下に、この発明をその1実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。
第1図および第2図にみるように、この発明に
かかる蓄熱建材の製法は、つぎのようにして行
う。
骨材を用意する。
骨材を撥水処理する。
潜熱蓄熱材を融解させ融解液2をつくる。
融解液2に撥水処理済骨材1aを浸漬し融解
液2を含浸させる。
撹拌槽3に水と基材としての石膏を入れ撹拌
し、石膏スラリー4を作る。
石膏スラリー4中に蓄熱材2が含浸された骨
材1bを混入させ撹拌して分散させる。
骨材1bが分散された石膏スラリー4を連続
した紙シート5a上に載せ、上方から別の紙シ
ート5bで挟み込みロール6,6で上下から押
さえて成形する。
この成形品を乾燥硬化させて板状蓄熱建材を
得るようになつている。
骨材としては、多孔質で吸収性のあるものであ
れば特に限定されないが、たとえば、木材,パー
ライト,バーミキユライトなどが挙げられる。撥
水処理は、一般に行われている公知の方法を用い
て行つた。
潜熱蓄熱材としては、パラフイン系および油脂
系の相転移温度が建材の使用範囲にあるものであ
れば特に、限定されない。
基材としては、通常、建材に使用されるもので
あれば、あらゆるものを利用することができる
が、その中でも骨材を分散させやすいものである
ことが好ましい。このような条件を満たし、この
発明に好ましい基材としては、前述の石膏以外に
セメントなどが挙げられる。
実施例 1 骨材としてのパーライト粒子を撥水処理した。
パラフインを融解させ、この融解液中に撥水処理
したパーライト粒子を浸漬し、パラフインを含浸
させた。このパラフインの含浸した粒子を取り出
し融点以下にすると、団粒化した。この団粒化し
た粒子を撹拌槽の石膏スラリー中に入れ、パラフ
インの融点より高い温度で撹拌しスラリー中に粒
子を拡散させた。粒子に含浸されたパラフイン
は、この時液化するが、粒子が撥水処理されてい
るので、パラフインがスラリー中の水と置き換わ
ることはなかつた。
比較例 1 蓄熱材としてのパラフインを融点以下で固化
し、粉末あるいはペレツト状にし、石膏スラリー
中に入れ、パラフインの融点以下(パツシブソー
ラーシステム用の場合には15℃〜30℃程度)に保
ちながら成形硬化させ蓄熱建材試料を得た。
比較例 2 石膏スラリーを成形硬化させたのち、この成形
品に、パラフインの融解液を含浸させ蓄熱建材試
料を得た。
比較例 3 撥水処理しない骨材としての、パーライトを、
実施例と同様にパラフインの融解液に浸漬してパ
ラフインを含浸させた。この骨材を取り出し融点
以下にすると団粒化した。この団粒化した骨材を
石膏スラリー中に混入しパラフインの融点以下の
温度を保ちつつ成形硬化させた。ところが、骨材
が一つ一つに分離されず、骨材の完全に分散した
蓄熱建材が得られなかつた。
比較例 4 比較例3と同様に団粒化した骨材を石膏スラリ
ー中に混入し、パラフインの融点より高い温度で
拡散したところ、骨材に含浸されたパラフインが
液化し、スラリー中の水と置き換わつてしまつ
た。
実施例,比較例1および比較例2で得られた蓄
熱建材の試料を恒温槽中に入れ、融点以上に加熱
したところ、実施例のものはパラフインの染み出
しが見られなかつたが、比較例1のものは試料表
面に、油滴状にパラフインが染み出し、比較例2
のものは油膜状にパラフインが染み出していた。
実施例の試料をパラフインの融点以上と以下の温
度にくり返しする熱サイクルテストを行つても、
変化は見られなかつた。普通の石膏ボードと同
様、釘打ちや切断を行つても骨材の一部が破壊さ
れるだけで、そこからパラフインが染み出すとい
うことはほとんど見られなかつた。
〔発明の効果〕
この発明の蓄熱建材の製法は、以上のように構
成されているので、蓄熱効果がよく、切断や釘打
ちなどの加工も自由にできる蓄熱建材を、容易、
かつ、効率良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明にかかる蓄熱建
材の製法を工程に沿つて説明する模式図である。 1a,1b……骨材、2……融解液。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 骨材を撥水処理し、この骨材にパラフイン系
    および油脂系からなる群より選ばれた少なくとも
    1つの潜熱蓄熱材の融解液を含浸硬化させたの
    ち、基材中に混合分散させて成形を行う蓄熱建材
    の製法。 2 骨材が木材,パーライト,バーミキユライト
    からなる群より選ばれた少なくとも1つである特
    許請求の範囲第1項記載の蓄熱建材の製法。 3 基材が石膏またはセメントである特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の蓄熱建材の製法。
JP60291245A 1985-12-23 1985-12-23 蓄熱建材の製法 Granted JPS62148587A (ja)

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JPS62148587A JPS62148587A (ja) 1987-07-02
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