JPH09194245A - 撥水性窯業系建材の製造方法 - Google Patents
撥水性窯業系建材の製造方法Info
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- JPH09194245A JPH09194245A JP8024755A JP2475596A JPH09194245A JP H09194245 A JPH09194245 A JP H09194245A JP 8024755 A JP8024755 A JP 8024755A JP 2475596 A JP2475596 A JP 2475596A JP H09194245 A JPH09194245 A JP H09194245A
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- water repellent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 繊維補強セメント板、石膏ボードなど吸水し
易い材質の窯業系建材に、ゼオライトなどのような特別
な担体を用いることなく撥水剤を添加し十分な耐水性を
付与させ、強度も維持させることを目的とする。 【解決手段】 窯業系建材の配合材料のうち強度寄与の
少ない原料に、撥水剤が配合材料全量に対し0.08〜0.4
重量%となるように濃度を調整したシリコーン系撥水剤
のエマルジョンを添加し、該原料を乾燥させることなく
そのままあるいは乾燥させて均一に混合し、その後他の
配合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後成形し、
一次養生後オートクレーブ養生する。
易い材質の窯業系建材に、ゼオライトなどのような特別
な担体を用いることなく撥水剤を添加し十分な耐水性を
付与させ、強度も維持させることを目的とする。 【解決手段】 窯業系建材の配合材料のうち強度寄与の
少ない原料に、撥水剤が配合材料全量に対し0.08〜0.4
重量%となるように濃度を調整したシリコーン系撥水剤
のエマルジョンを添加し、該原料を乾燥させることなく
そのままあるいは乾燥させて均一に混合し、その後他の
配合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後成形し、
一次養生後オートクレーブ養生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撥水性窯業系建材の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維補強セメント板、石膏ボードなどの
窯業系建材は一般に吸水し易く、特に軽量発泡コンクリ
ート建材や石膏ボードなど低比重の窯業系建材ほどその
傾向が大きい。このような建材が吸水すると、その後に
当然放水、放湿することになるが、この繰り返しにより
建材が反ったりうねったり、あるいは収縮しその程度が
大きいと建材が割れたりクラックが発生することとな
る。また、寒冷地では吸水した水が凍結し、凍害発生の
原因ともなる。このため、従来では建材の表面あるいは
表裏面を防水塗料により塗装したり、あるいは特公昭60
-16384号公報に開示されているように、配合材料中に撥
水剤を添加して建材を成形することや、特公平4-45470
号公報に開示されているように配合材料中に撥水剤を吸
着させた多孔質骨材を配合するなどして建材の吸水性を
抑えることが行われている。
窯業系建材は一般に吸水し易く、特に軽量発泡コンクリ
ート建材や石膏ボードなど低比重の窯業系建材ほどその
傾向が大きい。このような建材が吸水すると、その後に
当然放水、放湿することになるが、この繰り返しにより
建材が反ったりうねったり、あるいは収縮しその程度が
大きいと建材が割れたりクラックが発生することとな
る。また、寒冷地では吸水した水が凍結し、凍害発生の
原因ともなる。このため、従来では建材の表面あるいは
表裏面を防水塗料により塗装したり、あるいは特公昭60
-16384号公報に開示されているように、配合材料中に撥
水剤を添加して建材を成形することや、特公平4-45470
号公報に開示されているように配合材料中に撥水剤を吸
着させた多孔質骨材を配合するなどして建材の吸水性を
抑えることが行われている。
【0003】
【従来技術の問題点】しかしながら、塗装による防水
は、塗膜自体ある程度の通水性を有するから完全な防水
は期待できず、また建材を施工現場で切断すると、その
切断面からの吸水は防ぎようがなくなる問題があった。
撥水剤添加手段では、配合材料中にステアリン酸カルシ
ウムを直接添加した場合、その添加手段にもよるが製品
強度が低下する場合があり、また前掲の特公昭60-16384
号公報に開示された方法の場合、成形体を一旦かなり高
度に乾燥させる必要があり、製造に手間がかかる問題が
あった。
は、塗膜自体ある程度の通水性を有するから完全な防水
は期待できず、また建材を施工現場で切断すると、その
切断面からの吸水は防ぎようがなくなる問題があった。
撥水剤添加手段では、配合材料中にステアリン酸カルシ
ウムを直接添加した場合、その添加手段にもよるが製品
強度が低下する場合があり、また前掲の特公昭60-16384
号公報に開示された方法の場合、成形体を一旦かなり高
度に乾燥させる必要があり、製造に手間がかかる問題が
あった。
【0004】一方、前掲の特公平4-45470 号公報に開示
された方法の場合、ゼオライト等の多孔質添加材に撥水
剤を吸着させるので、このような添加材を用いない配合
材料の場合では実施ができず、汎用性がない問題があっ
た。さらに、上掲公報に開示された撥水剤としてはいず
れもステアリン酸カルシウム、鉱物油等であるから、こ
れら撥水剤の滲出によって経年的に建材表面がうすよご
れた状態となり、見苦しくなる欠点があった。
された方法の場合、ゼオライト等の多孔質添加材に撥水
剤を吸着させるので、このような添加材を用いない配合
材料の場合では実施ができず、汎用性がない問題があっ
た。さらに、上掲公報に開示された撥水剤としてはいず
れもステアリン酸カルシウム、鉱物油等であるから、こ
れら撥水剤の滲出によって経年的に建材表面がうすよご
れた状態となり、見苦しくなる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、繊維補強セメント板、石膏ボードなど吸水し
易い材質の窯業系建材に、ゼオライトなどのような特別
な担体を用いることなく撥水剤を添加し十分な耐水性を
付与すると共に、強度も維持することを目的としてなさ
れたものである。
点に鑑み、繊維補強セメント板、石膏ボードなど吸水し
易い材質の窯業系建材に、ゼオライトなどのような特別
な担体を用いることなく撥水剤を添加し十分な耐水性を
付与すると共に、強度も維持することを目的としてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の撥水性
窯業系建材の製造方法は、窯業系建材の配合材料のうち
強度寄与の少ない原料に、撥水剤が配合材料全量に対し
0.08〜0.4 重量%となるように濃度を調整したシリコー
ン系撥水剤のエマルジョンを添加して均一に混合し、そ
の後他の配合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後
成形し、一次養生後オートクレーブ養生することを特徴
とするものである。
窯業系建材の製造方法は、窯業系建材の配合材料のうち
強度寄与の少ない原料に、撥水剤が配合材料全量に対し
0.08〜0.4 重量%となるように濃度を調整したシリコー
ン系撥水剤のエマルジョンを添加して均一に混合し、そ
の後他の配合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後
成形し、一次養生後オートクレーブ養生することを特徴
とするものである。
【0007】請求項2に記載の撥水性窯業系建材の製造
方法は、シリコーン系撥水剤のエマルジョンに、窯業系
建材の配合材料のうち強度寄与の少ない原料を浸漬し均
一に混合した後取り出して、撥水剤が配合材料全量に対
し0.08〜0.4 重量%となるように濾過した後、他の配合
材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後成形し、一次
養生後オートクレーブ養生することを特徴とするもので
ある。
方法は、シリコーン系撥水剤のエマルジョンに、窯業系
建材の配合材料のうち強度寄与の少ない原料を浸漬し均
一に混合した後取り出して、撥水剤が配合材料全量に対
し0.08〜0.4 重量%となるように濾過した後、他の配合
材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後成形し、一次
養生後オートクレーブ養生することを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項3に記載の撥水性窯業系建材の製造
方法は、シリコーン系撥水剤のエマルジョンに、窯業系
建材の配合材料のうち強度寄与の少ない原料を浸漬し均
一に混合した後取り出して撥水剤が配合材料全量に対し
0.08〜0.4 重量%となるように濾過した後、乾燥し、そ
の後他の配合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後
成形し、一次養生後オートクレーブ養生することを特徴
とするものである。
方法は、シリコーン系撥水剤のエマルジョンに、窯業系
建材の配合材料のうち強度寄与の少ない原料を浸漬し均
一に混合した後取り出して撥水剤が配合材料全量に対し
0.08〜0.4 重量%となるように濾過した後、乾燥し、そ
の後他の配合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後
成形し、一次養生後オートクレーブ養生することを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】請求項1〜3において、窯業系建材に耐水性を
付与する撥水剤はいずれも窯業系建材の配合材料のうち
強度寄与の少ない原料を担体として用い、これに撥水剤
を吸収させ、あるいはコーティングすることによって担
持させて組織中に混在させる。従って、組織の水和反応
時、撥水剤は組織中に極度に分散することがないので組
織の硬化反応が撥水剤により阻害されることがなく、一
次養生が行われる。そして、その後に行われるオートク
レーブ養生時の熱により撥水剤がある程度溶出し、組織
中に分散する。なお、この時の溶出は、担体原料を乾燥
させない場合が効率が良い。
付与する撥水剤はいずれも窯業系建材の配合材料のうち
強度寄与の少ない原料を担体として用い、これに撥水剤
を吸収させ、あるいはコーティングすることによって担
持させて組織中に混在させる。従って、組織の水和反応
時、撥水剤は組織中に極度に分散することがないので組
織の硬化反応が撥水剤により阻害されることがなく、一
次養生が行われる。そして、その後に行われるオートク
レーブ養生時の熱により撥水剤がある程度溶出し、組織
中に分散する。なお、この時の溶出は、担体原料を乾燥
させない場合が効率が良い。
【0010】上記において、窯業系建材の配合材料のう
ち強度寄与の少ない原料としては、パーライト、バーミ
キュライト等の軽量発泡骨材、配合材料中の一部の珪砂
あるいはフライアッシュ、炭酸カルシウム、流動床灰な
どその他の添加剤がある。上記のうち、軽量発泡骨材は
多孔組織中に撥水剤を吸収するので撥水剤担体としては
好適である。
ち強度寄与の少ない原料としては、パーライト、バーミ
キュライト等の軽量発泡骨材、配合材料中の一部の珪砂
あるいはフライアッシュ、炭酸カルシウム、流動床灰な
どその他の添加剤がある。上記のうち、軽量発泡骨材は
多孔組織中に撥水剤を吸収するので撥水剤担体としては
好適である。
【0011】また、撥水剤の添加量を、配合材料全量に
対し0.08〜0.4 重量%の範囲とするのは0.08重量%より
少ないと撥水効果が十分に発揮されず、一方 0.4重量%
より多くしても添加増量の割りには撥水効果の向上があ
まりなく、経済的に無駄となるからである。
対し0.08〜0.4 重量%の範囲とするのは0.08重量%より
少ないと撥水効果が十分に発揮されず、一方 0.4重量%
より多くしても添加増量の割りには撥水効果の向上があ
まりなく、経済的に無駄となるからである。
【0012】また、撥水剤としてシリコーン系撥水剤を
使用するのは、オートクレーブ養生時の劣化が殆どな
く、むしろ撥水効果が向上する傾向が見られるからで、
原因は定かではないが、撥水剤としてステアリン酸カル
シウムや鉱物油などを使用した場合は、オートクレーブ
養生によって撥水性が顕著に低下するのに対し、シリコ
ーン系撥水剤の場合このような弊害が見られないからで
ある。なお、撥水剤の添加量は乾燥時に撥水剤がこのよ
うな配合量となる濃度にエマルジョン液の濃度が調整さ
れる。
使用するのは、オートクレーブ養生時の劣化が殆どな
く、むしろ撥水効果が向上する傾向が見られるからで、
原因は定かではないが、撥水剤としてステアリン酸カル
シウムや鉱物油などを使用した場合は、オートクレーブ
養生によって撥水性が顕著に低下するのに対し、シリコ
ーン系撥水剤の場合このような弊害が見られないからで
ある。なお、撥水剤の添加量は乾燥時に撥水剤がこのよ
うな配合量となる濃度にエマルジョン液の濃度が調整さ
れる。
【0013】請求項1は、この撥水剤を担体原料に担持
させる手段として、必要量の撥水剤と担体原料とを混合
し、これを配合材料として用いる。請求項2は、撥水剤
のエマルジョン液に担体原料を浸漬する。この浸漬によ
り撥水剤は均一かつ確実に担体原料に担持される。な
お、余剰の撥水剤はエマルジョン液の濾過により除去す
る。従って、全配合材料を混合する際は撥水剤は他の原
料に転移付着するのが防止される。
させる手段として、必要量の撥水剤と担体原料とを混合
し、これを配合材料として用いる。請求項2は、撥水剤
のエマルジョン液に担体原料を浸漬する。この浸漬によ
り撥水剤は均一かつ確実に担体原料に担持される。な
お、余剰の撥水剤はエマルジョン液の濾過により除去す
る。従って、全配合材料を混合する際は撥水剤は他の原
料に転移付着するのが防止される。
【0014】請求項3は、浸漬により担持させたエマル
ジョン液を濾過により除去したあと乾燥させる。この乾
燥はいわゆる乾式製法の場合に行われ、他の乾燥材料と
の均一混合のために行われる。
ジョン液を濾過により除去したあと乾燥させる。この乾
燥はいわゆる乾式製法の場合に行われ、他の乾燥材料と
の均一混合のために行われる。
【0015】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。
【0016】〔実施例1〕セメント42.5重量%、珪砂4
2.5重量%、パルプ繊維 5重量%、軽量発泡骨材として
パーライト10重量%とからなるセメント配合において、
パーライトに前記セメント配合100 重量%に対して固形
分0.2 重量%のシリコーン系撥水剤のエマルジョンを添
加し、均一に混合した後、乾燥させることなく直ちに他
のセメント、珪砂、パルプ繊維と外割で40重量%の水と
を加えて混練し、厚さ5mm 、幅450mm長さ900mm の板状
体を成形し、室温で12時間一次養生後、蒸気圧5kg/cm
2 の飽和水蒸気により10時間のオートクレーブ養生を行
い試験板を得た。
2.5重量%、パルプ繊維 5重量%、軽量発泡骨材として
パーライト10重量%とからなるセメント配合において、
パーライトに前記セメント配合100 重量%に対して固形
分0.2 重量%のシリコーン系撥水剤のエマルジョンを添
加し、均一に混合した後、乾燥させることなく直ちに他
のセメント、珪砂、パルプ繊維と外割で40重量%の水と
を加えて混練し、厚さ5mm 、幅450mm長さ900mm の板状
体を成形し、室温で12時間一次養生後、蒸気圧5kg/cm
2 の飽和水蒸気により10時間のオートクレーブ養生を行
い試験板を得た。
【0017】〔実施例2〕実施例1におけるシリコーン
系撥水剤のエマルジョンを添加したパーライトを一旦乾
燥させた後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維と外割で
40重量%の水とを加えて混練した他は実施例1と同様に
して試験板を得た。
系撥水剤のエマルジョンを添加したパーライトを一旦乾
燥させた後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維と外割で
40重量%の水とを加えて混練した他は実施例1と同様に
して試験板を得た。
【0018】〔実施例3〕実施例1におけるシリコーン
系撥水剤のエマルジョンの固形分濃度を0.3 重量%とし
た他は実施例1と同様にして試験板を得た。
系撥水剤のエマルジョンの固形分濃度を0.3 重量%とし
た他は実施例1と同様にして試験板を得た。
【0019】〔実施例4〕実施例1の配合におけるパー
ライトを、固形分濃度2%のシリコーン系撥水剤のエマ
ルジョンを満たした槽中に投入し、30秒間攪拌した後エ
マルジョン槽から取り出し、エマルジョン液を濾過し、
全配合材料に対し固形分0.2 重量%となるようにシリコ
ーン系撥水剤をパーライトに付着させ、これを乾燥させ
ることなく直ちに他のセメント、珪砂、パルプ繊維と外
割で40重量%の水とを加えて混練し、厚さ5mm 、幅450m
m 長さ900mm の板状体を成形し、室温で12時間一次養生
後、蒸気圧5kg/cm2 の飽和水蒸気により10時間のオー
トクレーブ養生を行い試験板を得た。
ライトを、固形分濃度2%のシリコーン系撥水剤のエマ
ルジョンを満たした槽中に投入し、30秒間攪拌した後エ
マルジョン槽から取り出し、エマルジョン液を濾過し、
全配合材料に対し固形分0.2 重量%となるようにシリコ
ーン系撥水剤をパーライトに付着させ、これを乾燥させ
ることなく直ちに他のセメント、珪砂、パルプ繊維と外
割で40重量%の水とを加えて混練し、厚さ5mm 、幅450m
m 長さ900mm の板状体を成形し、室温で12時間一次養生
後、蒸気圧5kg/cm2 の飽和水蒸気により10時間のオー
トクレーブ養生を行い試験板を得た。
【0020】〔実施例5〕実施例4におけるシリコーン
系撥水剤のエマルジョンに浸漬したパーライトを一旦乾
燥させた後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維と外割で
40重量%の水とを加えて混練した他は実施例4と同様に
して試験板を得た。
系撥水剤のエマルジョンに浸漬したパーライトを一旦乾
燥させた後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維と外割で
40重量%の水とを加えて混練した他は実施例4と同様に
して試験板を得た。
【0021】〔実施例6〕実施例1におけるパーライト
に代え、珪砂42.5重量%の内の8重量%を用い、これに
前記セメント配合100 重量%に対して固形分0.2 重量%
のシリコーン系撥水剤のエマルジョンを添加し、均一に
混合した後、乾燥させることなく直ちに他のセメント、
珪砂、パルプ繊維、パーライトと外割で40重量%の水と
を加えて混練し、厚さ5mm 、幅450mm 長さ900mm の板状
体を成形し、室温で12時間一次養生後、蒸気圧5kg/cm
2 の飽和水蒸気により10時間のオートクレーブ養生を行
い試験板を得た。
に代え、珪砂42.5重量%の内の8重量%を用い、これに
前記セメント配合100 重量%に対して固形分0.2 重量%
のシリコーン系撥水剤のエマルジョンを添加し、均一に
混合した後、乾燥させることなく直ちに他のセメント、
珪砂、パルプ繊維、パーライトと外割で40重量%の水と
を加えて混練し、厚さ5mm 、幅450mm 長さ900mm の板状
体を成形し、室温で12時間一次養生後、蒸気圧5kg/cm
2 の飽和水蒸気により10時間のオートクレーブ養生を行
い試験板を得た。
【0022】〔実施例7〕実施例6におけるシリコーン
系撥水剤のエマルジョンを添加した珪砂を一旦乾燥させ
た後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維、パーライトと
外割で40重量%の水とを加えて混練した他は実施例1と
同様にして試験板を得た。
系撥水剤のエマルジョンを添加した珪砂を一旦乾燥させ
た後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維、パーライトと
外割で40重量%の水とを加えて混練した他は実施例1と
同様にして試験板を得た。
【0023】〔実施例8〕実施例6における配合におけ
る珪砂を、固形分濃度 2%のシリコーン系撥水剤のエマ
ルジョンを満たした槽中に投入し、30秒間攪拌した後エ
マルジョン槽から取り出し、エマルジョン液を濾過した
後、乾燥させることなく直ちに他のセメント、珪砂、パ
ルプ繊維、パーライトと外割で40重量%の水とを加えて
混練し、厚さ5mm 、幅450mm 長さ900mm の板状体を成形
し、室温で12時間一次養生後、蒸気圧5kg/cm2 の飽和
水蒸気により10時間のオートクレーブ養生を行い試験板
を得た。
る珪砂を、固形分濃度 2%のシリコーン系撥水剤のエマ
ルジョンを満たした槽中に投入し、30秒間攪拌した後エ
マルジョン槽から取り出し、エマルジョン液を濾過した
後、乾燥させることなく直ちに他のセメント、珪砂、パ
ルプ繊維、パーライトと外割で40重量%の水とを加えて
混練し、厚さ5mm 、幅450mm 長さ900mm の板状体を成形
し、室温で12時間一次養生後、蒸気圧5kg/cm2 の飽和
水蒸気により10時間のオートクレーブ養生を行い試験板
を得た。
【0024】〔実施例9〕実施例8におけるシリコーン
系撥水剤のエマルジョンに浸漬した珪砂を一旦乾燥させ
た後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維、パーライトと
外割で40重量%の水とを加えて混練した他は実施例9と
同様にして試験板を得た。
系撥水剤のエマルジョンに浸漬した珪砂を一旦乾燥させ
た後に他のセメント、珪砂、パルプ繊維、パーライトと
外割で40重量%の水とを加えて混練した他は実施例9と
同様にして試験板を得た。
【0025】〔比較例1〕実施例1と同じセメント配合
材料を用い、シリコーン系撥水剤のエマルジョンによる
処理をすることなくそのまま実施例1と同様にして試験
板を得た。
材料を用い、シリコーン系撥水剤のエマルジョンによる
処理をすることなくそのまま実施例1と同様にして試験
板を得た。
【0026】〔比較例2〕実施例1におけるエマルジョ
ンの固形分濃度を0.05重量%とした他は実施例1と同様
にして試験板を得た。
ンの固形分濃度を0.05重量%とした他は実施例1と同様
にして試験板を得た。
【0027】〔比較例3〕実施例1におけるシリコーン
系撥水剤のエマルジョンの固形分濃度を0.5 重量%とし
た他は実施例1と同様にして試験板を得た。上記実施例
1〜9及び比較例1〜3について曲げ強度、吸水率、絶
乾比重の測定をしたところ表1の結果となった。
系撥水剤のエマルジョンの固形分濃度を0.5 重量%とし
た他は実施例1と同様にして試験板を得た。上記実施例
1〜9及び比較例1〜3について曲げ強度、吸水率、絶
乾比重の測定をしたところ表1の結果となった。
【0028】
【表1】
【0029】表1より明らかなように、板材強度の点で
は実施例、比較例共に際立った相違はないものの吸水率
に関しては実施例が撥水剤の含有量の増加に伴って著し
い低下が見られ、防水性に効果があることが判明した。
は実施例、比較例共に際立った相違はないものの吸水率
に関しては実施例が撥水剤の含有量の増加に伴って著し
い低下が見られ、防水性に効果があることが判明した。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の方法に
よれば、強度寄与の少ない材料を撥水剤の担体とするた
め、マトリックスの強度を損なうことなく撥水剤を含め
ることができ、耐水性に優れた窯業系建材を製造でき
る。また、撥水剤としてシリコーン系撥水剤を使用した
ことにより、他の撥水剤に比べオートクレーブ養生後の
撥水性が優れるなどの効果を有する。
よれば、強度寄与の少ない材料を撥水剤の担体とするた
め、マトリックスの強度を損なうことなく撥水剤を含め
ることができ、耐水性に優れた窯業系建材を製造でき
る。また、撥水剤としてシリコーン系撥水剤を使用した
ことにより、他の撥水剤に比べオートクレーブ養生後の
撥水性が優れるなどの効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 111:27
Claims (3)
- 【請求項1】 窯業系建材の配合材料のうち強度寄与の
少ない原料に、撥水剤が配合材料全量に対し0.08〜0.4
重量%となるように濃度を調整したシリコーン系撥水剤
のエマルジョンを添加して均一に混合し、その後他の配
合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後成形し、一
次養生後オートクレーブ養生することを特徴とする撥水
性窯業系建材の製造方法 - 【請求項2】 シリコーン系撥水剤のエマルジョンに、
窯業系建材の配合材料のうち強度寄与の少ない原料を浸
漬し均一に混合した後取り出して、撥水剤が配合材料全
量に対し0.08〜0.4 重量%となるように濾過した後、他
の配合材料と必要量の水とを添加して混合攪拌後成形
し、一次養生後オートクレーブ養生することを特徴とす
る撥水性窯業系建材の製造方法 - 【請求項3】 シリコーン系撥水剤のエマルジョンに、
窯業系建材の配合材料のうち強度寄与の少ない原料を浸
漬し均一に混合した後取り出して、撥水剤が配合材料全
量に対し0.08〜0.4 重量%となるように濾過した後、乾
燥し、その後他の配合材料と必要量の水とを添加して混
合攪拌後成形し、一次養生後オートクレーブ養生するこ
とを特徴とする撥水性窯業系建材の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024755A JPH09194245A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 撥水性窯業系建材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024755A JPH09194245A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 撥水性窯業系建材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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