JPH0213507Y2 - - Google Patents

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JPH0213507Y2
JPH0213507Y2 JP8960986U JP8960986U JPH0213507Y2 JP H0213507 Y2 JPH0213507 Y2 JP H0213507Y2 JP 8960986 U JP8960986 U JP 8960986U JP 8960986 U JP8960986 U JP 8960986U JP H0213507 Y2 JPH0213507 Y2 JP H0213507Y2
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sinker
needle
hook
support shaft
sub
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、横式メリヤス編機のシンカ装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来例えれば手袋を編成する横式メリヤス編機
のシンカ装置は、第9図に示すように、編針Aを
支持する針床31の上面にねじ32で固着された
ブロツク状シンカベツド33と、シンカベツド3
3のシンカ溝34に上下動自在に挿入し押え板3
5で保持されて編地Bを押し下げる略Z型シンカ
36とからなり、シンカ36はシンカカム37に
よつて編針Aの運動に対応して上下方向(第9図
矢印参照)に駆動するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来の横式メリヤス編機の
シンカ装置においては、シンカベツド33が針床
31より上方に大きく突出していて高さが高く編
機全体が大形となり外観上体裁が悪く且つ機台が
重くなり、さらに、シンカ36は重要な働きをす
る先端が、溝34の支持点からかなり突出した位
置にあつて縦横に振れやすく、先端が振れるとニ
ードルプレート38との間で糸を喰い込み生地に
編み斑が発生したり、糸切れを起す等のトラブル
となる問題点があつた。
上記シンカ装置に対して、鉤状の頭部を有して
胴部が軸支されたシンカを備えた揺動式シンカ装
置も知られているが、装置全体を小型化する点で
優れているものの、未だ縦横に振れを起すので、
上記した編み斑発生等の問題点を解消するには至
らなかつた。また、シンカは、破損したり変形す
る場合が多く、その場合、軸支されたシンカの取
り替え作業が非常に煩雑であるという問題点もあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めに、上面に針溝を刻設し先端部下面にフツク固
定用凹所を設けた針床と、前記針床の上方横断方
向に配置した平行する主支軸及び副支軸と、貫孔
に前記主支軸及び副支軸を挿通しこれに係合する
と共に針床上面に直立当接する多数のフツクプレ
ート及びニードルプレートと、前記主支軸にその
下縁を当接して揺動自在に支持され且つ副支軸に
上縁を当接して抜け止めされたシンカとの組合せ
からなり、前記フツクプレートは下方に突出した
フツクをフツク固定用凹所に対面させ所要の締付
具を介して針床に固着されて主支軸及び副支軸を
支持し、さらに、このフツクプレートでニードル
プレートとシンカとを1個ずつ交互に且つ摺動自
在に挾持し、このシンカと同じところのその下方
で下半部を針溝に挿入した編針の上半部を摺動自
在に挾持し、前記シンカは先端首部が1/2ピツチ
分横に屈曲しシンカカムによつて主支軸を支点に
揺動駆動するようにしたものである。
〔作用〕
上記したように構成されるこの考案に係る横式
メリヤス編機のシンカ装置は、針床上面に直立し
た多数のフツクプレートの間に摺動自在にシンカ
が挾持されているので、このシンカが主支軸を支
点に揺動して先端で編地を押し下げる時(第5図
乃至第8図参照)に、横振れすることがなく、ま
たカムによつて揺動するシンカは縦振れも少ない
ものとなる。また、このシンカは、副支軸をフツ
クプレートから抜き取るかまたは締付具を緩める
だけで主支軸から離脱可能となるので損傷のある
シンカの交換が容易である。
〔実施例〕
第1図から第8図は、この考案の実施例を示す
ものである。この考案の横式メリヤス編機のシン
カ装置は、上面縦方向に多数の針溝1が等ピツチ
に刻設されると共に尖がつた先端部の下面にフツ
ク係止用凹所2が設けられて機台に逆V字状に設
置される平板形針床3と、この針床3の先端部に
近い上方横断方向に、フツクプレート4(詳細後
述)を介して取付けられ固定した平行する太い主
支軸5及び細い副支軸6と、要所に穿設した大き
い貫孔7と小さい貫孔8(第2図参照)とにそれ
ぞれ主支軸5と副支軸6とを挿通すると共に針床
3上面に直立当接した多数の薄板のフツクプレー
ト4及びニードルプレート9と、主支軸5に揺動
自在に支持された弓形状シンカ10との組合せか
ら成る。
前記フツクプレート4は、下方へ突出したフツ
ク11の内側に針床3の先端を嵌入させると共に
フツク11の先端を凹所2に対面させビス12を
用いた締付具13(詳細後述)で針床3に固着さ
れて主支軸5及び副支軸6が支持され、さらに、
このフツクプレート4でニードルプレート9とシ
ンカ10とが1個ずつ交互に(第3図参照)且つ
摺動自在に挾持されると共に、このシンカ10と
同じところでその下方に、下半部が針溝1に挿入
支持された編針Aの上半部が摺動自在に挾持さ
れ、シンカ10は下方の編針Aに当接しないよう
にするため先端の首部から1/2ピツチ分量横に屈
曲形成される(第3図参照)と共に上部シンカカ
ム14及び下部シンカカム15によつて主支軸5
を支点に揺動駆動し先端部16で編地Bを順次押
し下げるようにしたものである。
前記針床3には、尖がつた先端部の上面下び下
面に側面から見ると逆V字状にニードルプレート
9とこれを挾む2枚のフツクプレート4との計3
枚のプレートを挿入する溝17が設けられてお
り、この溝17は針溝1より深く且つフツクプレ
ート4及びニードルプレート9のV字状切り込み
18と同形状でこれと密着するようになり、針溝
1にある編針Aはニードルカム19によつて往復
運動をする。
前記フツクプレート4は、針床3の先端部で溝
17に挿入直立して密着し締付具13によつて固
着されて、主支軸5及び副支軸6を安定支持する
と共に編針Aのガイドの役目をするニードルプレ
ート9及びシンカ10を挾持してシンカ10の横
振れを防止する働きをする。締付具13は、3部
材即ちビス12を挿入するビス孔を備えた後端テ
ーパ状の楔板20と、フツクプレート4のフツク
11の内側へ入り込む丸棒21と、楔板20の先
端に当接摺動し針床3の凹所2の中にあつて丸棒
21をフツク11の中へ押圧するスライダ22と
からなり、ビス12を締め付けると凹所2のテー
パ面に摺動して楔板20が前進しながらスライダ
22を介して丸棒21がフツク11の中へ押圧抜
止めされ、針床3にフツクプレート4がしつかり
と固着される。
前記ニードルプレート9は、下半部がフツクプ
レート4と同じ形状に形成され上半部にガイド板
23が突出連設され、フツクプレート4と同様に
下方に突出したフツクを用い、締付具13を介し
て針床3にしつかりと固着される。
このため編針Aは、下半部が針床3の針溝1に
挿入支持されると共に上半部がこのニードルプレ
ート9で挾持されるようになる。
前記シンカ10は、下縁に主支軸5嵌入用切込
み24とこれに対向する上縁に副支軸6当接用円
弧25とが設けられ、主支軸5を支点として揺動
すると共に副支軸6で抜止めされている。したが
つて、前記した締付具13を緩めて副支軸6を引
き抜くと、シンカ10を1箇毎に容易に交換する
ことができる。また先端の首部に屈曲部26があ
つてこれより針頭が1/2ピツチ分ずれて並列する
編針Aの丁度中間に入る(第3図参照)ようにな
つており、上部シンカカム14で押えると先端が
降下して編地Bを押し下げ、下部シンカカム15
で押えると先端が上昇するようになる。
前記横式メリヤス編機のシンカ装置は、第5図
から第8図に示すように、主支軸5の上方の上部
シンカカム14と下方の下部シンカカム15とに
よつてシンカ10が揺動しその先端部16で、従
来のシンカと全く同じように、編地Bから編針A
が突出する際シンカ10の先端部16が降下して
編地Bを押えて編針Aを抜け出しやすくし(第5
図参照)、針頭フツクで糸を引掛けて編地Bの中
へ糸を引込む際シンカ10の先端部16が上昇し
て、糸の引込みを容易にする(第6図参照)と共
に新編目を作成し(第7図参照)、編針Aが突出
方向に転じるとシンカ10の先端部16が降下し
て編地Bを押える(第8図参照)ようになる。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る横式メリヤス編
機のシンカ装置は、針床にフツクプレート及びニ
ードルプレートを介して支軸を取付けると共に、
支軸にシンカを揺動自在に支持せしめてなり、シ
ンカが支軸を支点に揺動運動をするようにしたも
のであつて、次に列挙するような利点を備えてい
る。
(1) シンカがフツクプレートに摺動自在に挾持さ
れた状態で支軸を支点に揺動作動するため、先
端頭部に振れが生じるようなことがなく常時同
じ軌跡を通り、編針やニードルプレートに接触
することがないため、糸切れや編み斑等のトラ
ブルを起すことが少ない。
(2) 締付具を緩めると主支軸及び副支軸が自由に
なり簡単にシンカを取替えることができる。さ
らに、副支軸を横方向に引抜くだけでもシンカ
の交換ができて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す縦断面図、
第2図は同上の要部斜視図、第3図及び第4図は
同上の平面図及び第3図−方向から見た正面
図、第5図、第6図、第7図、第8図は同上の作
動説明図、第9図は従来例を示す縦断面図であ
る。 3,31…針床、4…フツクプレート、5…主
支軸、6…副支軸、9…ニードルプレート、1
0,36…シンカ、13…締付具、14…上部シ
ンカカム、15…下部シンカカム、33…シンカ
ベツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に針溝を刻設し先端部下面にフツク固定用
    凹所を設けた針床と、前記針床の上方横断方向に
    配置した平行する主支軸及び副支軸と、貫孔に前
    記主支軸及び副支軸を挿通しこれに係合すると共
    に針床上面に直立当接する多数のフツクプレート
    及びニードルプレートと、前記主支軸にその下縁
    を当接して揺動自在に支持され且つ副支軸に上縁
    を当接して抜け止めされたシンカとの組合せから
    なり、前記フツクプレートは下方に突出したフツ
    クをフツク固定用凹所に対面させ所要の締付具を
    介して針床に固着されて主支軸及び副支軸を支持
    し、さらに、このフツクプレートでニードルプレ
    ートとシンカとを1個ずつ交互に且つ摺動自在に
    挾持し、このシンカと同じところのその下方で下
    半部を針溝に挿入した編針の上半部を摺動自在に
    挾持し、前記シンカは先端首部が1/2ピツチ分横
    に屈曲しシンカカムによつて主支軸を支点に揺動
    駆動するようにした横式メリヤス編機のシンカ装
    置。
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