JPH0214282B2 - - Google Patents

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JPH0214282B2
JPH0214282B2 JP59222485A JP22248584A JPH0214282B2 JP H0214282 B2 JPH0214282 B2 JP H0214282B2 JP 59222485 A JP59222485 A JP 59222485A JP 22248584 A JP22248584 A JP 22248584A JP H0214282 B2 JPH0214282 B2 JP H0214282B2
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JP
Japan
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melamine
water
boron nitride
boric acid
atmosphere
Prior art date
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JP59222485A
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English (en)
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JPS61191505A (ja
Inventor
Tadao Sato
Toshihiko Ishii
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KAGAKU GIJUTSUCHO MUKIZAISHITSU KENKYUSHOCHO
Original Assignee
KAGAKU GIJUTSUCHO MUKIZAISHITSU KENKYUSHOCHO
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は窒化ほう素の製造法に関する。
従来技術 従来、窒化ほう素の工業的製造法としては、ほ
う酸またはほう砂を窒素を含む有機物、例えば尿
素、ジシアンジアミド、メラミン等で還元窒化す
る方法が行われている。
これらの方法は還元と窒化とを同一物質で行わ
れるため、効率がよい点で優れている。しかし、
この方法では得られる窒化ほう素が黒化したりあ
るいは窒化の不均一のものとなつたり、また、加
熱時に発生するガスによる原料の飛散や泡立ちが
生じ操業性が悪く、また結晶性の制御が困難であ
るなどの問題があつた。
発明の目的 本発明は上記従来法の欠点を解消せんとするも
のであり、その目的は酸化ほう素またはほう酸と
メラミンとを原料として、加熱に際し原料の飛散
や泡立ちがなく、また黒化がなく、目的に応じた
結晶化度をもつ均質な窒化ほう素を容易に製造す
る方法を提供するにある。
発明の構成 本発明者は前記目的を達成すべく前記従来法に
おける問題点の生ずる原因について、酸化ほう素
とメラミンを原料とする場合について検討した結
果、不均一性は、両混合粉末を加熱すると、加熱
の際メラミンの融点(374℃)に達する前にメラ
ミンの分解、昇華が起り、また酸化ほう素の融解
(ほう酸の場合はほう酸の脱水、更に融解)が起
ることによるものであり、また、結晶性制御の困
難性は、合成に適する出発物質の混合比が限られ
ていることにあることが判つた。
そこで更に検討した結果、ほう酸または酸化ほ
う素とメラミンとに、水を混合して均一に撹拌す
ると、反応してメラミンが存在しない混合物が得
られ、これを溶媒分離操作をすることなくそのま
ま乾燥し、更にこれを非酸化性雰囲気下又は大気
中で180℃〜300℃で仮焼すると非晶質のBNが得
られる。また、これを更に非酸化性ガス雰囲気中
で700〜2300℃で加熱すると、ほう酸とメラミン
の混合比に応じて結晶質(hBN)から非晶質
(tBN)までの様々な結晶化度の窒化ほう素が得
られることを究明し得た。この知見に基いて本発
明を完成した。
本発明の要旨は、酸化ほう素またはほう酸とメ
ラミンとを、B/N原子比で1/3〜2/1の割
合に混合したものを、水を混合して反応させ、次
いでこれを溶媒分離操作をすることなくそのまま
乾燥し、さらに非酸化性雰囲気下又は大気中で
180〜300℃で仮焼し、或いは乾燥のまま又はさら
に非酸化性雰囲気下又は大気中で180〜300℃で仮
焼した後、非酸化性ガス雰囲気下で300〜2300℃
で加熱することを特徴とする窒化ほう素の製造法
にある。
第1図はB2O3とメラミンとの混合割合を変え、
メラミン1g当り約10gの水を加えて撹拌混合し
た後、80℃で乾燥した粉末のX線回折図とメラミ
ンのX線回折図を示す。
該図が示すように、水の存在下でB2O3とメラ
ミン(C3N6H6)とのB/Nの原子比が1/3以
上になると、メラミンは存在しなくなる。図には
示さなかつたが、B/Nの原子比が1/3未満に
なるとメラミンが残存して、得られる窒化ほう素
を黒色〜褐黒色化(以下黒色化と記載する)する
原因となる。
従つて、B/N原子比で1/3以上の割合で混
合したものであることが必要である。
Bの割合が多いとhBN化が促進される。結晶
性のよいhBNを得るにはB/N=1/1以上で
あることが望ましくおおよそB/N=2/1まで
ほう酸の量に応じて結晶性の改善が見られ、これ
以上のほう酸は酸化ほう素として製品中に無益に
残存する。一方無定型BNを得るにはメラミンが
過剰、通常B/N=1/2以上であることがよ
い。従つて、好ましいB/N比の範囲は1/3〜
2/1である。水の混合量は原料としてほう酸か
あるいは酸化ほう素を使用するかによつて多少相
違するが、酸化ほう素は水と反応してほう酸とな
るので、それに消費する水の量だけ多くあればよ
い。
水の好ましい混合割合は、ほう酸を使用した場
合には、メラミン1g当り、少なくとも水1.2g
であることが適当である。メラミン1g当り1.5
〜2gの水を加えると糊状になり撹拌できるが、
2gを超えると次第に流動性が生じ、ボールミル
でも撹拌することができる。水の量が多過ぎると
乾燥に時間がかかるばかりでなく、容器も大容量
のものを必要とするので、撹拌に差支えない程度
であればよく、通常20gまでで十分である。
得られた反応混合物を溶媒分離操作することな
くそのまま乾燥し、または更に非酸化性雰囲気下
または大気中で180〜300℃で仮焼する。乾燥した
粉末は白色結晶質である。仮焼すると、第2図に
示すように、(B2O33モルとメラミン1モルとを
使用した場合を示す)脱水は180℃でピークを示
し、300℃までで完了する。この脱水工程で重量
が約1/2〜1/3に減少し、非晶質BNに似たX線回
折図を示す粉末が得られる。この工程では水蒸気
が発生し、また脱ガスも伴うので、以後の工程と
別個に行うことが好ましい。このようにして得ら
れた非晶質BNはBN粗製原料として、BN焼結体
用として使用できる。
次いで、任意工程であるが、非酸化性ガス雰囲
気下で300〜2300℃で加熱する。300℃から700℃
までは減量を伴い最終製品の1.1〜1.3倍となり、
結晶化せず、700〜1000℃では殆ど減量せず、結
晶化は進むものの目立つた結晶化の進行は認めら
れない。
1000℃以上では再び減量が起り結晶化が進行
し、B/N=1/1の混合物ではhBNのピークが明 らかになる。2100℃で加熱して得られたものは、
白色粉末で、B/N=1/1〜1/3では99%以上の BNが含まれていた。X線回折図は、出発原料の
B/Nの比で異なり、B/N=1/1の場合は1200 ℃でhBNが観測され、B/N=1/2以下では
無定型BNが観測される。
加熱の温度は2300℃までで、これ以上の加熱は
BNを分解する。
実施例 1 B2O335gとメラミン21gとを混合し、約200g
の水中に撹拌しながら徐々に加えた後、ボールミ
ルで十分撹拌した。これを溶媒分離操作すること
なく80℃で乾燥し、白色の結晶粉末を得た。さら
に窒素ガス気流中で300℃に加熱して無定型構造
の生成物を得た。
これを更に窒素ガス気流中で800℃に加熱して
窒化ほう素粉末を得た。この粉末は白色で、乱層
構造窒化ほう素のX線回折図を示し、収率は重量
で理論値の106%で、まだ完全には窒化ほう素化
していないことを示している。
1200℃に加熱するとhBNの回折線を示し、更
に2100℃に加熱して最終製品とした。収率は約95
重量%で、BN含有率は99.8重量%以上であつた。
各加熱段階におけるX線回折図は第3図に示す通
りであつた。
実施例 2 B2O316.2g、メラミン19.6gを約200gの水中
に加えてボールミルで撹拌混合した後、溶媒分離
操作することなく80℃で乾燥して白色粉末を得
た。これを空気中で200℃で加熱した後、更に窒
素ガス気流中で1200℃に加熱して、やや褐色を帯
びた窒化ほう素粉末を得た。収率は約98重量%、
X線回折図は第4図に示すような幅広で、乱層構
造の窒化ほう素であつた。
発明の効果 本発明の方法による従来法におけるような加熱
工程で急激なガス発生による原料の飛散や泡立ち
がなく、また黒色化することがなく、極めて収率
よく、目的に応じて様々な結晶化度をもつ窒化ほ
う素を製造できる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はB2O3とメラミンとの混合比を変え、
メラミン1g当り約10gの水を加えて反応させた
後、80℃で乾燥して得られた粉末のX線回折図、
第2図はB2O33モルとメラミン1モルとの混合物
を水に加えて反応させた混合物を80℃で乾燥して
得られた粉末を加熱した減量変化図、第3図は実
施例1で得られた各加熱において得られたものの
X線回折図、第4図は実施例2で得られた窒化ほ
う素のX線回折図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸化ほう素またはほう酸とメラミンとを、
    B/N原子比で1/3〜2/1の割合に混合した
    ものを、水を混合して反応させ、次いでこれを溶
    媒分離操作することなくそのまま乾燥し、非酸化
    性雰囲気下又は大気中で180〜300℃で仮焼するこ
    とを特徴とする窒化ほう素の製造法。 2 酸化ほう素またはほう酸とメラミンとを、
    B/N原子比で1/3〜2/1の割合に混合した
    ものを、水を混合して反応させ、次いでこれを溶
    媒分離操作することなくそのまま乾燥し、乾燥の
    まま又はさらに非酸化性雰囲気下又は大気中で
    180〜300℃で仮焼した後、非酸化性ガス雰囲気下
    で300〜2300℃で加熱することを特徴とする窒化
    ほう素の製造法。
JP22248584A 1984-10-23 1984-10-23 窒化ほう素の製造法 Granted JPS61191505A (ja)

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JP22248584A JPS61191505A (ja) 1984-10-23 1984-10-23 窒化ほう素の製造法

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JPS61191505A JPS61191505A (ja) 1986-08-26
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