JPH02145031A - 移動体通信の通信方法 - Google Patents

移動体通信の通信方法

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JPH02145031A
JPH02145031A JP63299201A JP29920188A JPH02145031A JP H02145031 A JPH02145031 A JP H02145031A JP 63299201 A JP63299201 A JP 63299201A JP 29920188 A JP29920188 A JP 29920188A JP H02145031 A JPH02145031 A JP H02145031A
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は移動体通信の通信方法に関する。さらに、小ゾ
ーン構成を用いる移動体通信において、通信中の移動端
末が移動することにより、通信品質が劣化したとき、そ
の通信品質を満足させる通信方法に関する。
より具体的には、移動体の移動速度が小ゾーン構成をと
るシステムの各ゾーンの大きざに比較して相対的に大ぎ
くなった場合においても、不都合を生ずることもなく、
良好な通信を確保し、かつ周波数有効利用率、通信品質
、無線回線の制御能力などに優れた通信方法を提供せん
とするものである。
[従来の技術] 一般に広いサービス・エリア内で移動体通信を行う際に
、1個の無線基地局が全エリアをカバーしてサービス・
エリア内の移動体と通信を行う方式を大ゾーン方式と呼
んでいる。これに対し、小ゾーン方式とは、サービス・
エリアを複数の小エリアに分割し、分割された各エリア
内に各1個の無線基地局を設置し、その、それぞれのエ
リア内に居る移動無線機はこれらの無線基地局と通信を
行うものである。
従来の小ゾーン方式は、たとえば現在商用サービス中の
NTT(日本電信電話■)の自動車電話方式の中で採用
されている。この場合、自動車内に搭載された移動無線
機は自動車の走行により通話の相手局の無線基地局から
遠ざかり、たとえば、無線基地局から5〜7KIn以上
になると電波の受信入力電界値が低下するので、通話品
質の劣化が発生する。そのため小ゾーン構成では、サー
ビス・エリア内に無線基地局が互いに10〜12KIn
間隔に設置されており、したがって上記の場合必ず自動
車の現在位置の近く(5〜6励以内)に別の無線基地局
が存在し、この新無線基地局と移動無線機との間で別の
無線チャネルを使用して通話を継続させている。NTT
方式では、無線回線の通話の設定および解除などの制御
を行わせる無線回線制御11局が、多数の無線基地局や
移動無線機を制御するために設置されており、無線回線
制御局はインタフェースをなす関門交換別を介して一般
の電話網に接続されている。無線回線制御局では、通話
品質の劣化が生じると、移動無線機の周辺の複数の無線
基地局に対し移動無線機の送信電波を受信させ、このう
ちの特定の無線基地局に移動無線機との間で新しく無線
チャネルを設定させれば所望の通話品質を維持し得ると
判断したときには、新チャネルの設定を移動無線機と無
線基地局との間で行わせる。
第9図には、このような動作をする従来のシステムの構
成概念図が示されており、これを用いて説明する。
第9図において、4つの円で囲まれた半径5〜7KIn
程度の各ゾーン14A、148.14G、14Dを自動
車電話のサービス・エリアとし、いま自動車内に搭載さ
れた移動無線R15がゾーン14A内の無線基地局13
Aと交信中であるとする。
自動車はゾーン14Aからゾーン14Cの方向へ走行中
であるので無線基地局13Aと移動無線機15との間の
相対的距離は大きくなりつつある。
交信は継続中であるとし、自動車はゾーン14Aよりゾ
ーン14C内へ移行したとすると、無1地局13Aと移
動無線機15との間の距離は5〜7KJrt以上となり
相互の受信電波の入力電界値は低下し、一定の伝送品質
以下に低下するに至る。この品質劣化の状態は、常時、
無線回線制御局12で監視されており、品質が一定基準
以下に低下した時点で無線基地局13Aの周辺の無線基
地局13B、13Cおよび13Dに対し、無線基地局1
3Aと移動無線[15との間で使用中の無線チャネル(
チャネルCI−11と仮定する)の品質を測定するよう
に要請する。
この要請を受けた無線基地局13B、13Cおよび13
Dでは、それぞれ自己の無線チャネル探索用受信機(図
示せず)をチャネルCH1に同調させて信号を受信し、
その状態を、無線回線制御局12に報告する。
この報告を受けた無線回線制御局12では、無線基地局
13B、13C、および13Dの受信入力電界E8.E
C、およびEoの値を比較し、Eo>E8.EC>Eo
であり、かつECが伝送品質の点からみても一定の品質
が確保されていることを確認すると、無線回線制御局1
2はゾーン14Aからゾーン14Gへ移行したものとみ
なし、ゾーン14Aで使用していた無線のチャネルCH
1を切断し、これにかえてゾーン14Cの無線基地局1
3Cで使用可能な無線チャネルのうち、未使用のチャネ
ル(チャネルCH10を仮定)を使用させる手続きすな
わち通話中チャネル切替を始める。
以下、文献 古用他“′自動車電話無線回線制御″日本
電信電話電気通信研究所 研究実用化報告VO1,26
,No、7 1885頁を参照しながら説明する。
(1)チャネル切替信号は、無線回線制御局12と各無
線基地局13との間は、各伝送路16に含まれた制御線
を用い、各無線基地局13と移動無線機15との間は、
無線による通話チャネルとする。
(2)チャネル切替信号は、以前通信をしていた、たと
えば無tfA基地局13Aより、移動無線機15宛に送
信し、無線導通試験トーンは、新たに切替えようとする
、たとえば無線基地1513 Cより移動無線115宛
に送出する。
(3)移動無線機15において、無線導通試験トーンが
受信できないときは、無線基地局13Aとの間に設定さ
れている旧通話チャネルに戻って通話を継続する。
以上の(1)〜(3)がNTTで現用されている通話中
チャネル切替であるが、これらの説明から明らかなよう
に通話者すなわち自動車電話利用者には、つぎのような
雑音が通話に混入することになる。すなわち、 (a)前記の(1)による切替のための制御信号(この
場合300ビット/秒のディジタル信号)が相手話者の
信号の切断された後に通話中のチャネルに挿入される形
で受信はの出力に現われるので、300Hz程度の可聴
音として通話中に混入し、この間通話断となる。
(b)前記(2)の通話試験中は雑音の混入はないが無
音となり、この期間中相手の音声は自分に伝わらず、ま
た自分の音声も相手に伝わらないく通話断)。
以上の(a)、(b)による通話断の継続時間は0.7
〜0.8秒と言われている。一方、無線回線制御局12
では無線基地局13Gに対し、両者間の伝送路16Gを
通じて、移動無線機15とたとえばチャネルCH10を
用いて通話を開始するように指示する。この指示も上記
の導通試験と同一時刻に実施されるので、この瞬間より
、無線基地局13Aは、移動無線機15との通信を終了
し、代って無線基地局13Cは移動無線機15との通信
を開始する。
また、無線回線制御局12は、電話網10との間のイン
タフェースをなす関門交換1119に対し、各無線基地
局13を電話網10と接続するための関門交換@19内
の通話路スイッチSWを無線基地局13Aから130へ
切替えるように要求している。すなわち、第9図の通話
路スイッチSWでA−4スイツチをオフしくブランクの
3角で表示)、C−4スイツチをインにする(黒の3角
で表示)以上の動作により、自動車内で移動無線機15
を使用して、電話網10内の任意の電話機と、自動車が
ゾーン14A、14B、14C、14Dのどこに移動し
ても通話が継続されることになる。
かくして、使用者(通話者)はサービス・エリア内であ
れば自動車の走行中いつでも、どこへでも電話がかけら
れるという技術的保証を与えられたことになり、実際の
サービスでは、この技術を駆使したサービスが行われて
いる。
このような小ゾーン構成を採用した移動体通信では、大
ゾーン方式には見られない下記のごとき特徴を発揮する
ことが可能となった。
(a)1つの無線基地局からの電波を狭い地域に限定し
て使用し、サービス・エリアに多数の無線基地局を配し
て同一周波数をくり返し使用する、いわゆる小ゾーン構
成により周波数の有効利用が可能となった。
(b)ディジタル・シンセサイザが出現したので、移動
無線機に数百におよぶ多数の無線チャネルを切替えて使
用することが可能となり、また、これら多数の移動無線
機と無線基地局との間の無線回線を設定制御する技術が
確立されたために(a)項の周波数の有効利用に寄与す
ることが可能となった。
(C)多数の移動無線機に能率よく、発着呼などにおい
て無線回線を設定制御するのに必要な無線回線制御技術
が確立されたので、これも(a)項の特徴に寄与したほ
か、移動無線機の通信中にゾーン移行にともなう通信中
熱線チャネル切替も可能となった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第9図に例示したような従来方式では、
技術的対策が不十分でおったり、あるいは対策がとられ
ておらず、利用者には不便を感じさせ満足なサービスの
提供をすることができないという問題点がおり、システ
ムとしても一層の周波数の有効利用の促進、サービス性
の向上等が必要であった。
このような解決されるべき課題を以下に説明する。
i) 周波数の有効利用をはかるためには、小ゾーン構
成の1個のゾーンのゾーン半径を小さくする必要がある
が、これがめまり小さくなると、移動無線機が通信中に
1つのゾーンを通過して、他のゾーンへ移行する確率が
増加する。すると、ゾーンの移行時に、各ゾーンに割当
てである無線チャネルを変更する必要が頻繁に発生し、
このとき無線基地局、移動無線機とも、旧態線チャネル
を新前線チャネルに変更させる必要が発生する。従来は
、この変更を無線回線制御局12(第9図)で行ってい
たが、このチャネルの変更にともなう通信の一時断等が
発生し、通信品質が劣化していた。
ii)  送信電力の異なる移動無線機を同一システム
内に導入し、1つのシステム内の機器として動作させる
例があった。これは、たとえば自動車内に搭載されてい
る移動無線機(NTTの自動車電話の場合は送信出力5
W>と、利用者が戸外で持運び可能な自動車電話用の無
線基地局にアクセスする携帯電話tffl(NTTの場
合は送信出力1W>とが同一システムに収容されている
が、これは無線基地局に収容されている無線設備の共用
利用が可能であるため経済的なシステム構築が可能とな
る。
しかしながら、周波数の有効利用の面からみると、同一
周波数の再使用のためのルール作りを複雑にするために
、有効利用の効果を低下させる方向に作用するほか、送
信電力レベルの異なることにより、他の移動無線機の受
ける干渉妨害の発生する可能性が増加する。これを防止
するためにはコストの上昇および周波数の有効利用をそ
こなう結果となった。
同一周波数の再使用については、制御能力を高機能化す
ることで一応対処可能であるが、これにも限定があり、
小ゾーン化がある程度以上進むと制御不能となったり、
コスト的に全く引き合わないシステムとなってしまう。
干渉妨害については、従来の方法では解決されておらず
、従来システムにおける大きな問題であった。
したがって周波数の有効利用という見地からは、有効利
用に限界があることになり、有限の電波資源の活用とい
う面で要求を満たすことができなかった。
iii )  小ゾーン化が進み1つの無線基地局の受
持つ小ゾーン内において、隣接あるいはその次の隣接す
る無線基地局の受持つ小ゾーンが重なり合う状態が多く
発生し、無線回線制御技術として従来技術を用いた場合
に、制御不能となる可能性があった。
これは、1つの小ゾーン内において地形や構築物の影響
により電波伝搬特性は大きな影響(伝搬損失)を受ける
。この影響は周波数を有効利用するために小ゾーン化が
進み、1つの小ゾーンの範囲が小さくなる(半径1触以
下)にともない、相対的に大きくなる。また使用する無
線基地局および移動無線機には、相対的に高いレベルの
送信機を使用して、地形や構築物の影響のある所でも良
好な通信を確保することになる。すると、地形や構築物
の影響のない所では、遠方にある無線基地局と他のゾー
ン内に居る移動無線機とが交信可能となることを意味す
る。
したがって、1つの小ゾーンは1つの無線基地局で管理
され、多数の小ゾーンにより、サービス・エリアである
広い平面がおおわれるという本来の概念が消滅し、多数
の小ゾーンが重畳されて1つのサービス・エリアを形成
するということになった。
その結果、このような状態にある小ゾーン・システムを
円滑に運用することは、従来技術では、無線通話路の設
定、変更・解除を頻繁に行わなければならなくなり、無
線回線制御装盾の能力を大きく上まわる結果となる。し
たがって円滑な通話路の確保は現実的には不可能となり
、逆にいかにしてこのような事態を避けるかに、システ
ム構成上の配慮が行われて来た。
iv)  移動体通信においては、移動体の移動にとも
なう電波伝搬特性の影響のために、その通信品質が大き
く変化し、電波の伝わり方の悪い場所においては、通信
品質がシステムに必要とされる値以下となる等の問題が
あった。これを解決するためダイパーシティ技術等種々
の対策が採られてきたが、いづれも機器のコストを割高
にするばかりか、周波数の有効利用をそこなう等の問題
点があった。
また通話中のゾーン間移行にともなう通話断については
、一種の通信品質上の問題点と考えられ、品質確保の点
からも解決策が必要であった。
V) システム内の通信のトラヒック変動に対する対策
がとられていなかった。
システム内の通信のトラヒック変動は、たとえば公衆通
信では通常、深夜や早朝はきわめて少なく、日中の午前
10時前後と午後2〜3時に、また、自動車電話では、
タ刻5〜6時に大きなトラヒックの山が見られるが、シ
ステム設計を最大のトラヒック時においても、満足に機
能するように設計すると、閑散時には、システム構成機
器が遊休するためにコスト高となり、また、もし閑散時
に適合したシステム構築をするとコストはきわめて割安
となるが、最繁時に使用不能となり、サービス性の低下
はさけ得なかった。
加えて、通信トラヒックの閑散時には、システム内の遊
休設備を有効利用して高品質のサービスを提供し、トラ
ヒックが増加するにしたがい通常のサービスに移行する
というような、システム内の構成/II設を有効利用す
るという概念に欠けていた。これは、従来技術により解
決しようとするとシステム・コストが急上昇してしまう
ことも1つの原因と考えられる。
また、たとえば無線基地局の送受信機が全部使用中の場
合は、移動無線機から構成される装置登録信号のように
きわめて短く、かつ定形的な信号でさえも、従来のシス
テムでは処理能力がなく、小ゾーン化が進むことに対す
る技術的制約となっていた。
vi)  従来、通信を行なう移動体の位置登録は、同
一時点において1箇所の無線基地局で受信したデータの
みを登録して処理していたため、高速で移動する移動体
通信のように位置登録が順次かなりの頻度で変更される
システムや、周波数の有効利用上位置登録方法に制約が
あるシステムでは、位置登録の不備のため移動体への着
呼不能となる場合がめった。
これは無線基地局に設置されている無線送受信機が1チ
ヤネルのみの場合、制御用、通話用として時分割で使用
しなければならず、かつ移動無線機と交信中に同一のゾ
ーン内にある他の移動無線機から位置登録要求のあった
場合等において、顕著な悪影響があった。
vii)  広帯域信号を用いる移動通信サービスを提
供するための技術の完成度が不十分で未完成であり、利
用者に不便を与えていた。
従来、多数用いられている移動通信サービスは電話が主
であり、高速データ信号など使用周波数帯域が広帯域に
わたるものは、はとんど使用されていなかった。これは
移動体通信においては電波伝搬特性が移動体の移動にと
もない大きく変化するため、良好に広帯域信号を受信す
る技術が不足していたからである。
viii)  無線回線制御能力ならびに信頼性の確保
が不十分であった。従来は無線回線の設定、解除あるい
は通話中チャネル切替の実行等は、一定のエリア内に1
箇所に集中して制御を行わせるために設置された無線回
線制御局あるいは無線系制御装置が行っていた。これは
、集中化による回線制御の一元管理上有効な面があるが
、もし、これが障害を発生すると、全システムがダウン
するという致命的な事故となる。それ故、ハード・ウェ
アの二重化などの対策が講じられてきたが、コスト・ア
ップの原因となり満足した結果は得られなかった。
ix)  従来の陸上における移動通信では、特殊な場
合を除き、通信中の移動体の移動方向の推定等は、技術
的な困難性もあり実施されていなかった。
そのため移動方向のエリアでの無線回線トラヒック情況
などの有効な情報も得られず、周波数の有効利用あるい
はトラヒック管理の上で問題が残されていた。
×) ゾーン間またはゾーン内にお(ブる通話中チャネ
ルの切替時に瞬断が発生し、これも小ゾーン化の大きな
障害となっていた。
第9図を用いて説明したNTTが実施している通話チャ
ネル切替法では、無線チャネルの切替時に通話が一時的
に(0,7〜0.8秒間)切断されるほか、通話信号以
外の制御信号(300ビット/秒)の一部が混入し耳ざ
わりであるという欠点がある。このような通話回線の一
時断や雑音の混入があると、通話の内容が音声であると
ぎには聞きなおしを行うことなどで、補うことができる
ために、あまり大きな障害とはならないが、自動車内に
ファクシミリ端末を搭載し送受信に使用した場合には、
動作中にチャネル切替があると、たとえば1分ファクシ
ミリでは、紙面の0.8/60の部分が黒線(または白
線)となって現われ受信画質が大幅に劣化するという欠
点があった。またデータ通信の場合には、たとえば12
00ボーのデータ信号では、1000ビツト程度の信号
が欠落するので再送などの手続きが必要となった。
なお、耳ざわりの雑音を除去するために、チャネル切替
中無音にしたり、帯域外信号を用いたりする方法もある
が、耳さねすな雑音を除去するという目的は達成できて
も、回線断の時間は依然として存在するから、ファクシ
ミリやデータ信号への悪影響の除去にはまったく効果が
ないという課題が残されていた。
xi)  移動体の移動速度が、小ゾーン構成をとるシ
ステムの各ゾーンの大きざに比較して相対的に大きくな
った場合、たとえば小電力(10mW)の出力を有する
携帯電話では、1つのゾーンの大きさは、ぜいぜい半径
200m程度であり、これを走行する自動車の中に持込
んで通話しようとした場合、従来の方法では制御信号の
伝送品質の信頼性に問題が発生し、通信不能となるケー
スがあった。
[課題を解決するための手段] 無線送受信機とID識別記憶部を具備する複数の無線基
地局と、複数の無線基地局と電話網を接続するスイッチ
群とこのスイッチ群を制御する通話路制御部とID識別
記憶部とを含む関門交換殿と、この複数の無線基地局が
カバーするサービス・エリア内を移動しながら同時に複
数の無線基地局と交信するために複数のチャネルを同時
に受信する無線受信回路と、複数のチャネルを同時に送
信する無線送信回路とを含む移動無線機とを含むシステ
ムを構成した。
[作用] 複数の無線基地局と移動無線機とが、複数のチャネルを
用いて同一の通信内容を並行して交信している最中に、
通信の品質が一定値以下になったチャネル(旧チャネル
)が生じた場合には、一定の通信品質を満足する他の1
つの無線基地局との間で他の1つのチャネル(新チャネ
ル)に切替えて旧チャネルの交信は終了し、新チャネル
を含む複数のチrネルを用いて、同一の通信内容を瞬断
なく交信できるようにした。これによって下記の作用お
よび効果を1qることかできた。
i) 各無線基地局と関門交換機にそれぞれID識別記
憶部を設け、移動無線機の位置を各無線基地局のデータ
にもとづき並行して登録するようにしだから、位置登録
の信頼度が向上した。
ii)  複数チャネル中の通信品質の劣化した1チヤ
ネルを新チャネルに切替えるようにしたから、ゾーン間
またはゾーン内における通話(信)中チャネル切替の無
瞬断化が実現された。
1ii)  経演的な送受信ダイパーシティの採用によ
る良好な通信品質の確保、すなわち干渉妨害の軽減、お
よび広帯域信号を用いる新サービスを技術的に可能とし
た。
iv)  トラヒックの閑散的には、多くのチャネルを
用いて並行交信を行うために、無線設備の有効利用が計
られ通信品質が向上した。
■) 各無線基地局にID識別記憶部や高速切替による
複数無線チャネルの同時送受信を可能とする機能などを
設けたから、トラヒックの最繁時においても移動無線機
からの位置登録信号の処理が可能となった。
vi)  複数チャネルの並行交信により、広帯域信号
の伝送特性が向上し、回線品質の向上が得られた。
vii)  移動無線機の移動方向および速度の推定が
可能となり、移動先ゾーンにおける通信の確保および移
動見込光ゾーンで使用されるチャネルの先行割当の実施
が可能となった。
viii)  無線回線の制御を従来システムのごとき
集中型から、移動無線機もしくは、無線基地局に機能分
散することにより、制御LH!!能力の向上とシステム
の信頼性の向上が19られた。
ix)  位置登録、発呼、着呼動作を規定回数反復し
て行い、良好な通信状態が得られない場合は高速移動モ
ードにあける処理に移行し、高速で移動中であっても、
高い通信の信頼度を確保できるようにした。
ここで高速移動モードとは、通常の通信方法では、高速
移動にともなう不都合な現象を生ずるモードをいう。こ
れに対し、移動速度が障害を生じない場合のモードを低
速移動モードという。
高速移動モードにおいては、移動無線機の移動方向およ
び速さを測定し、関門交換機から移動方向にある無線基
地局に事前に連絡して交信の準備をせしめるようにした
また無線基地局と移動無線機との間の制御信号の送受信
の信頼度を向上せしめるために、送受信のダイパーシテ
ィを使用可能とした。
[実施例] 第1A図、第1B図および第1C図は、本発明の一実施
例を説明するためのシステム構成の一例を示している。
第1A図において、10は一般の電話網であり、そこに
は一般電話用の交換機11が含まれている。
20は電話網10内に含まれている一般電話用の交換機
11と無線システムとを交換接続するための関門交換機
である。関門交換機20は複数の無線基地局30−1.
30−2.−.30−nや多くの移動無線機と一般の電
話網10に収容されている電話機とを接続するものであ
り、無線基地局30−1〜30−nの各局間の制御信号
の授受を行うと共に、通信路の設定解除等を制御する通
話路制御部21と、通話路制御部21に制御されて各無
線基地局30−1〜30−nと関門交換機2Oおよび交
換機11との間の接続をなすための通信路の切替に必要
なスイッチ群23とが含まれている。
第1B図には、各無線基地局30−1.302との間で
交信を覆る移動無線v150が示されている。アンテナ
部に受けた受信信号は、受信ミクサ63と受信部53を
含む無線受信回路68に入り、その出力でおる通信信号
は、制御部58と電話機部59に入力される。電話機部
59がら出力される通信信号は、送信ミクサ61と送信
部51とを含む無線送信回路66に印加され、送信信号
はアンテナ部から送出されて、無線基地局30によって
受信される。また、通信中の通話品質を常時監視し劣化
したときは、それを制御部58へ報告する通信品質監視
部57や、通信中にあける干渉妨害の有無を監視し、一
定量以上の干渉妨害を検出した場合には、それを制御部
58へ報告する干渉妨害検出器62や自己の移動無線t
a 50のIDを記憶したり、自分がどのゾーンに居る
かを識別し、また記憶するTD・ローム・エリア情報照
合記憶部54が図示のごとき結線を有して具備されてい
る。
この移動無線機50には、さらにシンセサイザ55−1
.55−2.・・・、55−nおよび56−1.56−
2.・・・、56−nと、切替スイッチ64−1.64
−2と、切替スイッチ64−1と64−2を、それぞれ
切替え制御するための信号を発生する受信切替用制御器
65Cおよび送信切替用制御1567cが含まれており
、シンセサイザ55−1〜55−自と、56−1〜56
−nと、両切台用制御器65Cおよび67Cは、制御部
58によって制御されている。各シンセサイザ55−1
〜55−nおよび56−1〜56−nには、基準水晶発
娠器71から基準周波数が供給されている。
第1C図には移動無線機50との間で交信する無線基地
局30(たとえば30−Hが示されており、第1B図に
示した移動無線150の構成とほぼ同じであり、異なっ
ているのは、送信および受信切替用制御器55−1〜5
5−n、56−1〜56−n、シンセサイザを切替える
ための切替スイッチ64−1.64−2がなく、ID・
ロームエリア情報照合記憶部54(第1B図)がなく、
シンセサイザも受信用および送信用35−1.36−1
のそれぞれ1個のみであり、また自己および通話先のI
D番号を識別し記憶するためのID識別記憶部34を有
し、電話機部59(第1B図)がなく、電話機部59の
代わりをなす関門交換機20へのインタフェース39が
設けられている点である。
第1C図の第1B図に対応する各構成要素を以下に列記
し、各#M能の説明は省略する。ここで、()内の数字
は、第1B図の対応づる各構成要素の番号である。
送信部31 (51)  受信部33 (53)シンセ
サイザ35−1 (55−1〜55−n>シンセサイザ
36−1 (56−1〜56−n >通信品質監視部3
7 (57) 制御部38 (58) 基準水晶発娠器40(71) 送信ミクサ41 (61) 干渉妨害検出器42 (62) 受信ミクサ43 (63) 無線送信回路46 (66) 無線受信回路48 (68) 第1D図には移動無線機5oとの間で交信する無線基地
局30(たとえば30−1>の他の実施例30Bが示さ
れており、第1B図に示した移動無線機50の構成とほ
ぼ同じであり、異なっているのはID・ローム・エリア
情報照合記憶部54(第1B図)がなく、自己および通
話先のID番号を識別し記憶するためのID識別記憶部
34を有し、電話機部59(第1B図)がなく、電話機
部59の代わりをなす関門交換!ff20へのインタフ
ェース39が設けられている点である。
第1D図の第1B図に対応する各構成要素を以下に列記
し、各殿能の説明は省略する。ここで()内の数字は、
第1B図の対応する各構成要素の番号である。
送信部31 (51>  受信部33 (53)シンセ
サイザ35−1〜35−n (55−1〜55−n> シンセサイザ36−1〜36−n (56−1〜56−n) 通信品質監視部37 (57) 制御部38B (5B> 基準水晶発振器40(71) 送信ミクサ41 (61) 干渉妨害検出器42 (62) 受信ミクサ43 (63) 無線送信回路46 (66) 無線受信回路48 (68) 第1E図には無線基地局30の他の実施例が示され、こ
こでは複数の送受信機を含む無線基地局30Cがアンテ
ナ共用装置96と無線基地局制御装置32を共用する多
くの通話(信)用の送受信機90−1〜90−mと、第
1D図に示した無線受信回路48と通信品質監視部37
の両機能を有プるm個の通信品質監視用受信機93−1
〜93−mと、制御信号用の制御チャネル専用の制御用
送受信機94が示され、関門交換は20を介して電話網
10に接続されている。
第1E図に用いられた送受信機90−1〜90−mのう
ちの1つの送受信機90の構成が第1F図に示されてお
り、無線基地局制御装置32に含まれたID識別記憶部
34G、制御部38C2関門交換機20とのインタフェ
ース39Cおよび基準水晶発振器40Cとの接続関係が
示されている。
この第1F図に示された送受信機90は第1D図に示さ
れた無線基地局30Bとほぼ同じ構成を有しており、多
くの送受信1190が、ID識別記憶部34C2制御部
38C、インタフェース39Cおよび基準水晶発振器4
0Gを共用している。
第1E図の送受信[90−1〜90−mに、このような
構成のものを用いているから、切替スイッチ44−1.
44−2により、シンセサイザ35−1〜35−nおよ
び36−1〜36−nのうちの、それぞれ特定の1つの
シンセサイザを選択するならば、第1E図に示す無線基
地局30Cは、m個のチャネルを同時に送受信すること
ができる。
また、送受信190の切替えスイッチ44−1゜44−
2を動作させて、シンセサイザ35−1〜35−nおよ
び36−1〜36−nを高速でチョップして、反復して
切替えるならば、1つの送受信機90でn個のチャネル
を同時に送受信することが可能である。したがって、第
1E図の無線基地局300では最大mxn個のチャネル
を同時に送受信することができる。
第1G図には移動無線機50の他の実施例が示されてい
る。
第1G図の移動無線機50Bの第1B図に示された移動
無線a50との差異は、受信ミクサ63および受信部5
3を含む無線受信回路68の他に、受信ミクサ73およ
びC/N測定用受信部52を設け、両受信ミクサ63お
よび73に、それぞれ受信切替用制御器65Cおよび制
御部58Bに制御された切替スイッチ64−1および6
4−3を介してシンセサイザ55−1〜55−nの出力
を印加し、送信ミクサ61には送信切替用制御器67C
に制御された切替スイッチ64−2を介して、ンセリー
イザ56−1〜56−〇の出力を印加している点である
この第1G図に示した移動無線機50Bは、とくに顕著
な受信ダイパーシティ効果を有する機能を備えている。
この受信ミクサ73へは、移動無線ti50のアンテナ
部で受信した受信信号の一部が加えられる。受信ミクサ
73への局部発振周波数として、切替スイッチ64−3
を介してシンセサイザ55−1〜55−nからの出力が
加えられる。
この切替スイッチ64−3は、他の切替スイッチ64−
1や64−2のように高速で切替えられ必要はなく、た
とえば10Hz程度の低速の切替速度で十分である。切
替スイッチ64−3がシンセサイザ55−1の出力を得
る位置にあるとき、C/N測定用受信部52で測定した
チャネルCH1のC/N値(@送波対雑音比の値)を制
御部58Bに伝達する。ついで、切替スイッチ64−3
がシンセサイザ55−2の出力を1qる位置にあるとき
、チャネルCH2のC/N値を測定する。以下類にシン
セサイザ55−nの出力をオンにする位置にあるときに
、CHnのC/N値を測定し、それぞれ制御部58Bに
伝達する。制御部58Bでは、これらの値を用いて受信
切替用制御器65Cおよび送信切替用制御器67Cの切
替周波数を、たとえば、それぞれC/N値に反比例した
速度で動作するように制御する。
つぎに、さらに受信ダイパーシティ効果の増大をはかる
システムを説明する。第1H図はこの場合の移動無線t
150cの構成例を示す。
第1H図において、移動無線1150Cへの入力電波(
入力信号)はアンテナ入力部でn等分され、それぞれ無
線受信回路68−1.68−2.・・・68−nへ到来
する。各無線受信回路68−1〜68−nではそれぞれ
受信ミクサ63−1.63=2.・・・ 63−n、受
信部53−1.53−2゜・・・、53−nが具備され
ており、また受信ミクサ63−1〜63−nには、それ
ぞれシンセサイザ55−1.55−2.・・・、55−
nからの局部発振周波数が入力される。したがって同図
の構成では、第1B図などに示した受信切替スイッチ6
4−1はなく、常時名無線チャネルCHI、CH2゜・
・・ CHnの信号を受信し復調することが可能である
。またこれら受信部531〜53−nの出力信号の一部
が制御部58Cへ送られ、さらに他の一部は、混合回路
69に加えられ通常のダイパーシティ受信FM(この場
合は検波後合成)と同様に処理が加えられ、電話別品5
つへ送られる。また各受信部53−1〜53−nの出力
の一部は、それぞれ通信品質監視部57−1〜57nに
送られ、その出力は制御部58Cにそれぞれ印加されて
いる。
第11図には、第1H図に示した移動無線機50Cとは
異なる移動無線150Dが示されており、その相違点は
n個の送信ミクサ61−1〜61−n、送信部51−1
〜51−nを含む無線送信回路66−1〜66−nを具
備し、各送信部51−1〜51−nには、送信すべき信
号を共通に接続して印加され、制御部58Dによって、
それぞれ制御されて指示された周波数を発生するシンセ
サイザ56−1〜56−nからの出力を各送信ミクサ6
1−1〜61−nに印加されている。この移動無線機5
0Dは、移動無線機50C(第1H図)のように複数の
無線チャネルを切替スイッチ64−2でチョップぜずに
連続送信することがでさる。
第1H図および第11図に示すような回路構成をとるこ
とにより、大きなダイバシテイ効果を得ることが可能と
なる。
第1J図および第1に図には他の無線基地局30Dおよ
び30Eの実施例が、第1L図および第1M図には第1
E図において使用される送受信は90−1〜90−mの
他の実施例である送受信機90Bおよび90Cが示され
ている。
第1J図および第1L図に示した無線基地局30Dおよ
び送受信1ff90Bは第1H図に示した移動無線15
0Cと同様にそれぞれ独立したシンセサイザ35−1〜
35−nと、受信ミクサ43−1〜43−nおよび受信
部33−1〜33−nを含む無線受信回路48−1〜4
8−nと、通信品質監視部37−1〜37−nを含む構
造を有しているほかは、第1D図に示した無線基地局3
0Bおよび第1F図に示した送受信機90との構成と同
じである。これらの無線基地局30Dおよび送受信機9
0Bを用いた無線基地局30Cを用いることにより、後
述する高速移動モードにおける制御信号の受信時にお【
ブるダイパーシティ効果を期待することが可能となる。
第1に図および第1M図に示した無線基地局30Eおよ
び送受信190cは、第1■図に示した移動無線機50
Dと同様に、受信側に加えて送信側にもそれぞれ独立し
たシンセサイザ36−1〜36−nと、送信ミクサ41
−1〜41−nおよび送信部31−1〜31−nを含む
無線送信回路46−1〜46−nを含む構造を有してい
るほかは、第1J図に示した無線基地局30Dおよび第
1L図に示した送受信190Bの構成と同じである。こ
れらの無線基地局30Eおよび送受信機90Cを用いた
無線基地局30Cを用いることにより、後述する高速移
動モードにおける本制御信号の送信時におりるダイパー
シティ効果を期待することが可能となる。
移動無線機50 (B、C、D>と無線基地局30 (
B、C、D、E)、関門交換機2Qとの間の制御用の信
号は、制御信号専用の制御チャネルを用いる場合と、通
話(話)信号の帯域外を用いる場合とがある。
この制御信号を通信(話)信号の帯域外で伝送するため
に、具体的には、制御信号がアナログ信号の場合、第2
図(a)に示すように、通話ヂャネルの帯tt0.3〜
3.0KHz外の低い周波数fDO(たとえば約100
H2)または高い周波数fD1.fD2.fD3””0
8(たとえば3.8KHzから0.1Kl−1z間隔で
4.5KH7までの8波)を用いる。
制御すべき項目すなわら制御データが多いときには、制
御用の周波数fDo”” fD8の波数をさらに増加さ
せてもよいし、副搬送波形式をとることも可能である。
このとき、たとえばf。0−fD8のうちの1波あるい
は複数の波に周波数変調をかけたり、あるいは振幅変調
をかけたりすることによつて、より多くの制御データを
伝送することもできる。
また、制御信号としてディジタル・データ信号を用いた
場合には、音声信号もディジタル符号化して、両者を時
分割多重化して伝送することも可能であり、これを第2
図(b)に示す。第2図(b)は、音声信号をディジタ
ル符号化回路91でディジタル化し、それとデータ信号
とを多重変換回路92で多重変換し、送信部31の変調
回路に印加する場合の一例である。
以下に、移動無線機50 (B、C、D>、無線基地局
30 (B、C、D、E)および関門交換殿20の機能
を順次説明する。
(A>移動無線機50 (B、C、D)最初に移動無線
機50 (B、C、D>の具備する機能のうち、制御部
58 (B、C、D)の機能につき説明する。制御部5
8 (B、C、D>では、まず基本機能としてつぎの機
能を具備している。
i) 自己の移動無線機50 (B、C、D>の無線送
信回路66に対し、電波の送信の発射又は停止の指令お
よび送信電力レベルの制御。
ii)  自己の移動無線機50 (B、C、D>の無
線受信回路68に対し、電波の受信指示または停止の指
令。
1ii)  電話機部59に対し、ダイヤル信号送出可
否指令および音声の送受信指令。
iv)  シンセサイザ群55−1〜55−nおよび5
6−1〜56−nに対し発振周波数(チャネル)指定と
、発振指令および停止指令。
■) 受信および送信切替用制御器65C、67Cに対
し、制御指令。
vi)  通信品質監視部57からの情報による1つの
または複数の使用チャネルの変更適否の判断。
vii)  通話中チャネル切替を実施したとぎには、
それまで交信していた無線基地局のID(識別番号)を
記憶する。
viii)  干渉妨害検出器62からの情報による使
用チャネルの変更適否の判断。
+x)  ID・ロームエリア情報照合記憶部54がら
の情報により、通信すべき相手方IDの確認および使用
チャネルの決定。
X) サービス種別の上位の移動無線機に対する通話チ
ャネルの譲渡。
xi)  受信(送信)切替″用制御器65C、67C
に対し、オン・オフのデユーティ条件の決定。
xii )  制御決定に関して、無線基地局30 (
B。
C、D、E)より上位にあること。これは制御上の判断
について無線基地局30 (B、C、D、E)と相違し
た時には、無線基地局30 (8,C、D。
E)に対して主導権を行使可能とすること。
xiii)  移動無線B150 (B、C、D>(7
)移動方向、移動速度の推定。
つぎに1)〜xiii)の機能を複合して使用すること
により、つぎの応用機能を具備することができる。
1) 自己の移動無線機50 (B、C、D)の周辺で
動作中の他の移動無線機や他の無線基地局で使用してい
る無線チャネルをID・ロームエリア情報照合記憶部5
4に記憶させ、発呼または通信チャネルの切替えのとき
に活用する。
2)  XI>およびxii)の機能の一つの応用とし
て、通話トラヒックの輻較時において、同時に通信に使
用するチャネル数の消滅、ないし発呼の抑圧、使用チャ
ネルの切断もしくは早期終了勧告の実施。
3)  i)、 vi) 、 viii)の機能を用い
、自己の移動無線機50 (B、C、D)に対する最適
送信レベルの設定。
4) 3)の機能の一つの応用として、ディジタル信号
の伝送に対し、最適信号速度を決定すること。
5) 通信の種類(電話、FAXデータなど)により最
適使用チャネルを決定する。
また、他のゾーンへ移行することにともなう制御機能と
しては、 6) 通信中チャネル切替後の新無線基地局30(B、
C、D、E)の選定。このとき移動無線機50 (B、
C、D>の移動方向を加味して、新無線基地局30 (
B、C、D、E)の選定をする。
とくに高速移動モードの場合は、今迄交信していた無線
基地局30 (B、C、D、E)のIDを検索し一定の
法則に従うルールにより、新しく交信すべき無線基地局
30 (B、C、D、E)を選定する。
7) 関門交換機20に対しては、無線基地局30 (
B、C、D、E)経由で通話路のスイッチ群23の開閉
および通話(信)路の並列使用要求の実施。
8) 移動無線機50 (B、C、D)自身が後述する
高速移動モードであることを認識する機能、またその場
合に、送受信ダイパーシティ、あるいは制御信号の再送
回数の増加等を適用すべきことを判断する機能、および
無線基地局30 (B、C。
D、E)および関門交換120へその旨連絡し、システ
ム動作を高速移動モードに変更させる機能を有する。
以上の制御機能を一言で表現すれば、従来技術において
用いられていた第9図の無線回線制御局12の機能の一
部を移動無線機50 (B、C、D)へ収容したという
ことである。このことは最近進歩の著しい超LSI技術
を使用してはじめて可能となるものであり、いわば移動
無線機のインテリジェント化と表現することができる。
しかしながら、従来技術を用いて、移動無線機をインテ
リジェント化したとしても、その効用には限界があり、
とくに無線回線制御の能力の向上や、通話中チャネル切
替時の瞬断の除去には全く効果がなく、本発明による方
法を用いてはじめて名実ともにインテリジェント化され
るということになる。
(B)無線基地局30 (B、C、D、E)無線基地局
30に下記のような機能を持たせた装置をそれぞれ設定
する。
a) 各無線基地局には、少数(通常1個)の制御チャ
ネル送受信のために専用の無線送受信機と、通話チャネ
ル専用で、かつその無線基地局に割当てられた通話チャ
ネル数に対応した数の無線送受信機が設置されている。
たとえば、第1E図の無線基地Q30Gを想定する。1
つの無線基地局30Cに割当てるべき通話チャネル数は
、それが担当する小ゾーンに存在する移動無線機50 
(B。
C、D>の通話トラヒックにより最適値が与えられる。
ゾーンの面積が大きく、またそのエリア内に存在する移
動無線機が多い場合には、必然的に通話トラヒックも増
大するから、すくなくとも1つの制御チャネルと複数の
通話チャネルが必要であり、送受信機90(第1F図)
の数も当然複数個必要である。NTTの自動車電話シス
テムで大部会の場合には、2つの制御チャネルと最大6
0チャネル程度の通話チャネルが割当てられている実例
がおる。
しかしながらゾーンの大きざが次第に小さ”くなり、遂
には前述した文献、併置“携帯電話方式の提案”通信学
会 通信方式研究会資料C38B−881986年11
月に示されているように半径25m程度の極小ゾーンと
なると、このエリアをサービス・エリアとして受持つ無
線基地局としては通話トラヒックおよび方式、コストの
点からそこに設置される無線チャネルとして、制御およ
び通話をそれぞれ1とし、これをまかなう無線機の機能
としては1送受信とされる場合がある。すなわち1個の
送受信機を制御および通話並用にするわけである(第1
D図参照)。しかもこの兼用は従来のシステムのように
ある移動無線機からの発呼に対し、当初、制御チャネル
で対応し、空いている通話チャネルを指定した後は、自
らも通話チャネルに変更して同一の移動無線機と通信を
実行するという単純な方法ではなく、後に説明するよう
に1つの移動無線機と通話チャネルを用いて通信中にお
いても後述するように送受信する無線周波数を信号に妨
害を与えないような切替速度で通話チャネルと制御チャ
ネルを反復切替えることにより、新しく発着呼を希望す
る移動無線機50 (B、C、D>に対しても発着呼動
作を受付け、かつ通話を可能とするすぐれた機能を有し
ている点が本発明の特徴である。
以上説明したように無線基地局30 (B、C。
D、E)の構成には、種々のケースが考えられるが、本
発明はそのすべての場合に適用が可能である。
ただし第1A図の無線基地局30には送受信部を各1組
のみ示し、あとは省略している。
b〉各無線基地局30 (B、C、D、E)に設置され
た通話チャネル専用の送受信部は、それぞれその無線基
地局に割当てられた無線チャネル内の複数の無線チャネ
ルのうちの1チヤネルを受信可能であることは当然であ
るが、トラヒック変動のはげしいゾーンにおいては、無
線基地局30C(第1E図)に設備される1個の送受信
機90が、第1F図に示すような構成であるとする。す
なわち、無線信号を送受信する部分の構成を第1B図に
示す移動無線機50とほぼ同様の構成とする。
この結果、このゾーンにおける通話トラヒックが増加し
通常mチャネルの通信に供するため送受信機90の数が
m個設置されている無@基地局30Cにおいても、通話
トラヒックの増加により、mチャネル以上の通信が必要
になった場合には、無線基地7fi 30 Cを構成す
る1つの送受信機90に対し同基地局内の制御部38C
より送出される制御信号により現在動作中のシンセサイ
ザ35−1゜36−1の他に35−2.35−3.・・
・、35−nおよび36−2.36−3.・・・、36
−nや切替スイッチ44−1.44−2を動作させる。
これにより従来のmチャネルの送受信が可能であったも
のが最大mxnチャネルの送受信が可能となる。同時通
話可能なヂVネル数は飛躍的に向上する。
ただし切替数に応じて各チャネルの送信電力は、送信ミ
クサ61の出力に電力増幅器を入れないかぎり減少する
ので、この点に注意することが必要になるほか、システ
ムに与えられた総チャネル数が上限になる。あるいは他
ゾーンで通信中のチャネルに妨害を与える場合は、それ
以下のチャネル数で限界となる。第1L図および第1M
図の送受信機90B、90Cはこのような技術的問題を
軽減もしくは除去するのに大きな効果がある。
第1D図の無線基地局30Bには、送受信機が各1gし
かなく、これを制御チャネルと通話チャネルとに共用す
る方法をとるシステムにあっては、1つの移動無線tJ
50 (B、C、D>と通話チャネルを用いて通信中に
おいても、前述したのと同様に送受信する無線周波数を
信号に妨害を与えないような切替速度で、通話チャネル
と制御チャネルを反復切替えることにより、新しく発着
呼を希望する移動無線機50 (B、C、D)に対して
も、発着呼動作を受付け、かつ通話を可能とすることが
できる。
以下、さらに第1F図を用いて説明するが、第1C図、
第1D図、第1J図、第1に図の無線基地局30.30
B、30D、30Eおよび第1L図、第1M図の送受信
t190B、90Gを具えた無線基地局30Cの機能も
ほぼ同一である。
制御部38Gでは、まず基本機能として、つぎの機能を
具備している。
) 自己の無線基地局30Cに含まれた送受信1190
の送信部31に対し、電波の送信の発射または停止の指
令および送信電力レベルの制御。
11)  自己の無線基地局30Cの受信部33に対し
電波の受信指示または停止の指令。
iii>  関門交換120に対し、ダイヤル信号送出
可否の通知、音声の送受話可否の通知。
iv)  シンセサイザ群35−1〜35−nおよび3
6−1〜36−nに対し発振周波数(チャネル)指定と
、発振指令および停止指令。
■) 受信および送信切替用制御器45.47に対し、
制御指令。
vi)  通信品質監視用受信機93−1〜93−mか
らの情報による使用チャネルの変更適否の判断、ならび
に品質情報を対向する移動無線機50 (B。
C、D>へ伝達することの可否の判断。
vii)  干渉妨害検出器42からの情報による使用
チャネルの変更適否の判断。
viii)  ID識別記憶部34Cからの情報により
、通信すべき相手方IDの確認および使用チャネルの決
定。
X) サービス種別の上位の移動無線機よりの要請にも
とづき、現在通話中の移動無線は50(B。
C、D>との通信の早期終了をはかる。あるいは即時終
了を実施する。
X) 受信および送信切替用制御器45.47に対し、
オン・オフのデユーティ条件の決定。
xi)  制御決定に関して、移動無線150 (B。
C、D)より下位にあること。これは制御上の判断に関
し、移動無線機50 (B、C、D>と相違した時には
、移動無線機50 (B、C、D)に対して主導権を譲
渡することである。ただし、xi)については、説明の
便宜上定めたもので、実際のシステムでは、無線基地局
30 (B、C、D、E)に主導性をもたせても一向に
差支えな〈実施可能である。
xii)  すてにa)、b)で説明したように通話チ
ャネルと制御チャネルを兼用する無線機にあっては(A
>で説明した移動無線機50 (B、C。
D)と同様に、第1D図に示すように複数個のシンセサ
イザ35−1〜35−n、36−1〜36−目を有し、
送受信する無線周波数を信号に妨害を与えないような切
替速度で通話チャネルと制御チャネルを反復切替えるこ
とにより、新しく発着呼を希望する移動無線1150 
(B、C、D)に対しても発着呼動作を受付け、かつ通
話を可能とする機能を有すること。
つぎに1)〜xii )の機能を複合して使用すること
により、つぎの応用は能を具備している。
1) 自己の無線基地局30 (B、C、D、E)の周
辺で動作中の他の無線基地局や、他の移動無線機で使用
している無線チャネルをID識別記憶部34Cに記憶さ
せ発呼または通信中チャネルの切替えのときに活用する
2)X)およびxi)の機能の一つの応用として、通話
トラヒックの輻較時において、発呼の抑圧、使用チャネ
ルの切断もしくは早期終了勧告の実施。
3)  ;)、 vi) 、 vii)の機能を用い、
自己の無線基地%4301.:おける最適送信レベルの
設定。
4) 3)の機能の一つの応用として、ディジタル信号
の伝送に対し、最適信号速度を決定すること。
5) 通信の種類(電話、FAX、データなど)により
最適使用チャネルを決定する。
また、他のゾーンへ移行することにともなう制′n機能
としては、 6) 通信中チャネル切替希望の移動無線機50(B、
C、D)からの信号にもとづき、受信品質データの連絡
および新無線基地局30 (B、C。
D、E)として選定した場合、交信の開始。
7) 関門交換機20に対しては、移動無線機50 (
B、C、D)からの要請にもとづき、通話路のスイッチ
群23の開閉および通話路の並列使用要求の実施。
8) 通話中チャネル切替実施後、一定時間はそれまで
通信していた移動無線機50 (8,C、D)のIDお
よび通話チャネル番号を記憶する。
9) 移動無線機50 (B、C、D>よりの位置登録
信号(制御チャネル使用)を受信した各無線基地局30
 (B、C、D、E)よりの報告にもとづき、その移動
無線機50 (B、C、D>のID(自己識別情報)を
関門交換1120に含まれた通話路制御部21を介して
ID識別記憶部24へ記憶する。この場合本発明では複
数の無線基地局30 (B、C、D、E)より位置登録
要求がなされるから、移動無線150 (B、C、D)
で受信した信号の品質(S/N、C/N等のデシベル値
)も合せて記憶する。
10)  移動無線機50 (B、C、D>よりの発呼
信号(制御チャネル使用)を受信した各無線基地局30
 (B、C、D、E)からの報告にもとずき、受信信号
品質の最・し良い無線基地局や次に良い無線基地局30
 (B、C、D、E)あるいは移動無線v350 (B
、C、D)の移動方向や速度等の検出により、移動先ゾ
ーンを見越した新ゾーンの無線基地#30 (B、C、
D、E)を選定する。
これに対しては、その無線基地局に割当てられている無
線チャネルの中から移動無線[50(B。
C、D)との通信に使用すべきその時点で使われていな
い通話チャネル番号の指定をする。通信品質の劣化した
無線基地局に対しては、移動無線機50 (B、C、D
)との交信を停止する指令信号を送出する。
11) 後述する高速移動モードの移動無線機50 (
B、C、D)からの位置登録、発着呼および通話中チャ
ネル切替に関しては、その確認する機能および送受信ダ
イパーシティを適用する機能ざらに移動無線1150 
(B、C、D>や関門交換機20に移動無線機50 (
B、C、D)が高速モードであることを報告する機能、
あるいは移動無線t150 (B、C、D>に対し送受
信ダイパーシティの適用を指示する機能等を有する。
ただし第1C図に示す無線基地局30においては、ダイ
パーシティ送受信は適用しないことは当然である。
以上の制御2III機能を一言で表現すれば、従来技術
において用いられていた第9図の無線回線制御局12の
機能の一部を、無線基地局30 (B、C。
D、E)および移動無線機50 (B、C、D>へ収容
したので、無線回線制御局12の全機能の収容が可能と
なり、無線回線料tI1局12の廃止を可能とした。
しかしながら、従来技術を用いて、無線基地局30をイ
ンテリジェント化したとしても、その効用には限界があ
り、とくに無線回線制御の能力の向上や、通話中チャネ
ル切替時の瞬断の除去には全く効果がなく、本発明によ
る方法を用いてはじめて名実ともにインテリジェント化
されるということになる。
(C)関門交換機20 第1A図に示される構成を有する関門交換は20は、本
発明による移動通信システム内における移動無線機50
 (B、C、D>の位置情報の記憶をしくID識別記憶
部24の機能)、移動無線機50 (B、C、D)相互
間における通話路設定を行い、通話路制御部21の制御
によるスイッチ群23の開閉の実行、および移動通信シ
ステム内の移動無線機50 (B、C、D>とシステム
外の電話網10との発着呼の通話路設定を行い、通話路
制御部21の制御によるスイッチ群23の開閉の実行を
担当する。
以下、関門交換機20の機能を詳細に説明する。
a) 移動無線機50 (B、 C、D)J:す(7)
Rffに関連して開閉すべきスイッチ群23の動作の実
行、ならびに被呼者が電話網10に含まれている場合に
は、関門交換機20宛の被呼者との通話設定に必要な情
報の伝達。
b〉 移動無線機50 (B、C、D>への着呼信号が
電話、!610に含まれている発呼者から関門交換は2
0を経て伝送されてきた場合に、通話路制御部21を介
して開閉すべきスイッチ123の動作の実行、ならびに
ID識別記憶部24の検索による被呼移動無線機50 
(B、C、D>の現在位置の確認をする。
ID識別記憶部24には、関門交換機20の配下のすべ
ての無線基地局30 (B、C、D、E)の位置が記・
直されており、また各無線基地局30(B、C、D、E
)へ位置登録されたすべての移動無線機50 (B、C
、D>の位置が記憶されいる。無線基地#30 (B、
C、D、E)のうち道路沿いに設置されているもの等で
あって、移動無線機(B、C、D)が自動車に搭載され
通信を行う際に、対向して通信を行うに適する無線基地
局30 (B、C、D、E)を高速移動モード用無線基
地局として別管理する機能を有する。なお別管理された
無線基地局30 (B、C、D、E)は、主として道路
沿いに配置されており、後述するごとく自己識別情報(
ID)は、通路に沿って順に、たとえば1,2,3,4
.・・・、m、m+1.・・・、というような一定の法
則に従って与えられる。したがって高速移動モードの移
動無線機50 (B。
C、D>は、坦在通信中の無線基地局30 (B。
C、D、E)のIDや、その前に通信していた無線基地
局30 (B、C、D、E)のIDがら通話中チャネル
切替後の次に交信覆べき無線基地局30 (B、C、D
、E)のIDを予測可能であり、高速移動中であるのに
かかわらず、円滑に通話中チャネル切替の実行が可能と
なる。関門交換機20はこのような状態に必る移動無線
150 (B。
C、D>に対し助言を与えて、高速移動−E−ドの移動
w線150 (13,C、D)を別管理する機能を有す
る。
C) 移動無線機50 (B、C、D)への着呼に関連
して、被呼移動無線機50 (B、C、D>の現在位置
を登録したゾーンをカバーする無線基地局30 (B、
C、D、E)への呼出信号の送出指示。まずこの呼出信
号はその移動無線1150 (B。
C、D)の現在位置登録がされているすべての無線基地
局30 (B、C、D、E)へ送出され、これを受けた
各無線基地局30 (B、C、D、E)では、下り制御
チャネルを用い移動無線機50(B、C、D>宛の着呼
信号を同時刻に送出する。
ただしこの送出時刻は、必ずしも同時刻でなくてもよく
、各無線基地局30 (B、C、D、E)ごとに時系列
的に順次送出してもよい。すなわら信号の時間差による
干渉妨害をさける対策が講じられていればよい。
d) 移動無線機50 (B、C、D)が通話開始後、
システム内の通信トラヒック事情が許せる場合は、送受
信ダイパシティ実施の判断および動作遂行の指示。
e) 送受信ダイパーシティ実施中の移動無線機50 
(B、C、D)に関し、トラヒックの輻較あるいは重要
加入者の発呼や広帯域信号サービス希望者がその時刻に
現れた場合には、送受信ダイパーシティの多重度(使用
チャネル数)の減少ないし、ダイパーシティの停止の判
断および実行。
f)  a)〜e)項により、通信中の移動無線は50
 (B、C、D>が、場所の移動にともない同一ゾーン
内においても、あるいはゾーンを移行し無線基地局30
 (B、C、D、E)との通信品質が劣化した場合には
そのチャネルに対し、通信(話)中チャネル切替の動作
遂行の判断。なお、この動作を遂行するには、対向する
無線基地局30 (B、C、D、E)に対し制御信号を
送る必要があるがこの指示(制御信号)は、第2図(a
)に示すように通話チャネルを用い通話信号の周波数帯
域の上または下側周波帯域を用い行われる。
Ω) 移動無線機50 (B、C、D)が、移動するこ
とにより、対向して通信中の各無線基地局30 (B、
C、D、E)の受信品質変化の測定結果を移動無線機5
0 (B、C、D)に報告させることにより、移動無線
機50 (B、C、D>の移動方向おJ:び移動速度を
推定し、一方別途調査した移動前、腺懇(B、C、D)
の移動方向の無線基地局30 (B、C、D、E)にお
けるトラヒック状態(通話チャネルの使用状態)を総合
的に判断し、必要により、これらの無線基地局30 (
B、C。
D、E)と交信中の移動無線機50(B、C、D>の送
受信ダイパーシティの多重度の逓減または増加の判断を
行い実行する。
h) 後述する高速移動モードの移動無線150(B、
C、D)からの位置登録2発着呼1通話中チャネル切替
に関しては、その確認する機能、および無線基地局30
 (B、C、D、lx>や移動無線150 (B、C、
D)に対して送受信ダイパーシティあるいは制御信号の
再送回数の増加等を適用すべきことを指示する機能を有
する。
つぎに、システム全体の作用を、以下の項目類に説明す
る。
(1)位置登録 (2)発呼動作 (3)着呼動作 (4)トラヒック閑散時におけるダイパーシティの適用 (5)通話中チャネル切替およびダイパシテイ効果の説
明と理論的根拠。
(6)移動無線機の移動速度の推定とトラヒック幅快対
策上の通話チャネル割当法。(7〉高速移動中の移動無
線機の位置登録方法および発着呼等の動作 (1)位置登録(低速移動モード時) 移動無線は50の常置場所であるホーム・エリア、ある
いはホーム・エリア以外のサービス内のエリアであるロ
ーム・エリアにおいて、すでに関門交換機20および周
辺の無線基地局30−1〜30−nが動作しているとき
に、移動無線機50の電源スィッチがオンされて、動作
を開始すると、最初に行われるのが位置登録動作である
。この位置登録動作の流れを第4図に示し、説明する。
移動無線t150の電源スィッチがオンされると、現在
の位置を登録するために、位置登録信号が上り制御チャ
ネル(CH)を用いて、周辺の無線基地局たとえば30
−1〜30−nに対して送出される(S201、第4図
)。
この移動無線は50からの位置登録信号を受信すると(
3202>、無線基地局30では、受信品質を検査し、
ID識別記憶部34に記憶する(3203>。
受信品質を検査した結果一定値以上である場合には(S
204YES) 、位置登録要求信号を受信品質データ
とともに関門交換機20に対して送出する(3205>
。このσ録要求信号を複数の無線基地局30から受信し
た(S206>関門交換機20では、受信品質を含めて
位置登録する(3207>。
関門交換機20では、同様に複数の無線基地局30−1
〜30−nに受信品質および位置が記憶されていること
を登録する。この登録作業が完了すると、登録完了信号
が各無vAu地局30に対して送出される(3208)
。この登録完了信号を受信した(3209>各無線基地
局30では、下り制御チャネルを用いて移動無線150
に転送する(S210>。
登録完了信号を受信した(5211)移動無線150は
、受信内容を検査して登録された各無線基地局30のI
D(識別番号)をIDローム・エリア情報照合記憶部5
4に記憶する(S212)。
以上の動作により位置の登録動作は終了し、着呼に対し
て待機状態に入る。
なお、以上の説明から明らかなように、本発明による移
動通信システムの移動無線機50の位置登録は、従来の
システムと異なり複数の場所(無線基地局単位)に登録
することとなる。これが本発明の1つの特徴を表わすも
のである。
また、無線基地局30.および関門交換機20では、位
置登録情報を記憶する場合に、移動無線機50から送ら
れてきた位置登録信号の品質を測定し、その値を含めて
記憶する。それゆえ1、たとえば関門交換20では、移
動無線機30の位置登録信号を記憶するのに、受信品質
の上位だった無線基地局30のIDとともに、たとえば
、つぎに示すように受信品質の良い順に記憶する。
第1表 無線基地局 移動無線Rえ堡呈且  凹年月日 IQ      ID    S/N (C/N)  
時分秒30−1    50    50  1988
.8,1113、24.56 30−2    50    45  1988.8,
1113、24.56 30−3    50    35  1988.8,
1113、24.56 30−4    50    30  1988.8,
1113、24.56 30−5    50    25  1988.8.
1113、24.56 同様に各無線基地局30も無線基地局30が受信した情
報のみならず、第1表に示すような周辺の無線基地局3
0の受信情報も合せて記憶する。
これは移動無線機50との間で通話路が設定されたとき
移動無線FA50の移動にともなう通話(信)中チャネ
ル切替実施のときに有用な情報であるばかりでなく、移
動無線機50の移動速度を推定するのに必要だからであ
る。
上記と同様な理由のために、移動無線機50内のIDロ
ーム・エリア情報照合記憶部54に45いても、第1表
と同様の情報を記″臣セしめる。
つぎに移動無線機50が待受中(通話しない状態)にお
いて位置登録したゾーンから移動し、隣接ゾーンへ移行
したとする。この移動の認識は、たとえば無線基地局3
0 (B、C)から常時制御信号が送出されているシス
テムでは、受信した制御信号に含まれている無線基地局
30のIDを移動無線Iff 50で記・臆しているI
Dと照合すれば判別できる。
無線基地局30から常時には制御信号が送出されていな
いシステムでは、所定の時間間隔で移動無線t150か
ら周辺の無線基地局30宛に上り制御チャネルを用いて
下り制御信号送出要請を行い、これに応じて各無線基地
局30から送られてきた無線基地局30のIDを移動無
線機50で記憶しているID情報と照合することにより
可能となる。
以上いずれのシステムにおいても、この結果得られた無
線基地局30のID情報のうち、それまで移動無線ta
50で記憶していた基地局ID情報と異なる新しい基地
局ID情報がすくなくとも1つ以上あることを発見した
場合には、移動無線機50は新ゾーンへ移行したものと
判断し、制御部58(第1−2図参照)は、IDローム
・エリア情報照合記憶部54への位置登録の更新を実行
する。すなわち上り制御チャネルを用いて移動無線機5
0のID情報を周辺の無線基地局30へ送信する。
この信号を良好に受信した複数の無線基地局3Oでは、
すでに説明したのと同様の手続きを行い、関門交換機2
0へ移動無線機50の位置登録信号を送出する。この信
号を受信した関門交換機20では、その内部の10識別
記憶部24を動作させ移動無線機50の位置登録情報と
して、従来の情報から、新情報に書きかえさせる。これ
により、移動無線機50の位置登録が更新される。
以上の更新作業は、移動無線150が待受時であるから
必要なのであり、通信(話)中に新ゾーンへ移動した場
合には、後述するように、関門交換間20へは新通話チ
ャネルの割当を新無線基地局と移動無線機50との間で
行わせる時、同時に位置登録を更新させるので、特別の
動作は不要である。
なお、無線基地局30に設置される無線機の数が少なく
、制御チャネル用の無線機を通話チャネル用に転用する
システムにおいては、無線基地局30が他の移動無線は
50と通信中のときは、従来技術を用いたのでは、他に
待機中の無線機がないため、たとえ別の移動無線機から
位置登録要求が出されても、無効呼となっていた。とこ
ろが移動無線機の構成として、たとえば第1−2図に示
すような複数のシンセサイザ55−1〜55−n。
56−1〜56−nや切替スイッチ64−1.64−2
などを具備させることにより、送受信チャネルをチョッ
プしながら反復して切替える方法により、すでに他の移
動無線機と通信中であっても、新しく着呼した移動無線
機との制御チャネルによる交信が可能である。したがっ
て位置登録を受付けることが可能となる。
(2)発呼動作 移動無線機50 (B、C、D>からの発呼動作につい
て説明する。
移動無線機50 (B、C、D>は電源がオンされてお
り、(1)項で説明した位置登録が完了しているものと
する。移vJ無線@50 (B、C、D>から同一シス
テム内の他の移動無線機、あるいは第1A図に示されて
いる電話網10に収容されている電話はを呼ぶ場合の発
呼動作は、現在使用されている自動車電話殿からの発呼
と同様にダイヤル操作が行われる。
さて、使用者が第1B図に示される移動無線機50の電
話機部59の送受諸態をあげる(ハング・オフ)動作を
する。この状態では、移動無線機50から送出する発呼
信号が、どのタイミングで上り制御チャネル(移!l′
I無線殿50から無線基地局30 (B、C、D、E)
)に送出すべきかを、移動無線tEI50の制御部58
は知っている。それは発呼状態以前の侍呼時において、
すでに複数の無線基地局30 (B、C、D、E)から
送出されている下り制御チャネル(無線基地局30 (
B。
C、D、E)から移動無線機50)を、この移動無線t
150は捕捉しており、この中に含まれている制御信号
の発呼可のタイミングを認知しているからである。
また移動無線機50では、第1B図に示す仝別記が活動
状態にはいる。とくに、シンセサイザ55−1.55−
2.・・・、55−nに対しては局部発振周波数発振の
準備をさせるが、切替スイッチ64−1はシンセサイザ
55−1を選択する位置に固定する状態を保持する。ま
た、シンセサイザ55−1に対して制御部58では制御
信号を送出し、下り制御チャネル受信のための局部発振
周波数を発振させる。一方、移動無線機50の周辺にあ
る無線基地局30−1.30−2.・・・、30−nで
は、その無線基地局には無線機が1台しか存在していな
い場合、他の移動無線機と通信中か否かにより、つぎの
動作で移動無線150からの上り制御信号の受信につと
めている。
まず、その時点で他の移動無線機と通信中の無線基地局
30 (B、C、D、E)では、その無線基地局30 
(B、C、D、E)にある受信および送信切替用制御器
650.67C、およびシンセサイザ55−1,55−
2.56−1.56−2が動作中であり、このうち55
−1.56−1は他の移動無線機との通信に必要な局部
発振周波数を出力し、シンセサイザ55−2および56
−2は制御チャネルでの交信を必要とする局部発振周波
数を出力している。それゆえ、無線基地局30(B、C
、D、E)の近傍に居る移動無線機50からの発呼には
、直ちに応じられる状態を保っている。
つぎに、その時点で他の移動無線機との通信もなく、制
御チャネルで待機中の無線基地局30(B、C、D、E
)にあっては、無線受信回路68の受信状態を制御チャ
ネルを受信できるようにして固定している。したがって
無線送信回路66などは休止中でおり、単に無線受信回
路6B、シンセサイザ55−1のみが動作中である。
さて、以上の状態の下において移動無線機50から発呼
要求信号が送信される。この移動無線は50のIDを含
む発呼要求信号は、第1B図の制御部58で作成され、
無線送信回路66へ送られる。無線送信回路66では変
調が加えられ、適当なレベルにに増幅後、送信ミクサ6
1からアンテナに加えられ無線基地局30−1等へ送ら
れる。
この信号を良好に受信した無線基地局30−1等におい
ては、受信信号の内容を検査して、無線基地局30−1
のID識別記憶部34に記憶され、位置登録の完了して
いる移動無線機50からの発呼であることを確認し、無
線基地局30−1で受信した受信品質の数値および空チ
ヤネル番号を加えて、発呼してきた移動無線tff50
へ返信し、移動無線は50が使用すべき通話チャネル番
号を決定するように要請する。もし無線基地局30−1
の記憶部34に記憶されていない移動無線機でおれば、
この時点で記憶し、この追加した情報を移動無線機50
へ返信する。ただし、この場合返信のタイミングは、他
の無線基地局からの返信に干渉妨害を与えないように前
述したような受信品質と関連したものとする。
一方、これら周辺の無線基地局30−1.30=2.・
・・、30−nからの応答信号を受信した移動無線機5
0では、その時点における通話トラヒック状態を考慮し
、ダイパーシティ送受信すべき無線基地局の数を決定す
る。すなわち無線基地局30−1.30−2. ・、3
0−nからの応答信号の内容を検査し、通話品質が一定
の規格を満足しているもののうちから、移動無線機50
の移動方向や速度、移動無線機50に具備されているダ
イパーシティ送受信可能な多重度、電波妨害を発生する
おそれのない空通話チャネルおよび周辺のトラヒック状
態等から、無線基地局30−1.30−2ないし30−
nと通信することを決断したとする。この場合移動無線
150では上り制御チャネルを用い、無線基地局30−
1.30−2゜・・・ 30−nに対し、それぞれ使用
する通話チャネル番号を通知し、同番弓のチャネルで待
機するように要求する。
これら無線基地局30−1.30−2.・・・、3Q−
nでは、制御信号に指示されたタイミングをもって、そ
れぞれ無線基地局30−1〜30−nが指示された通話
チャネルで待機中であることを報告する。
上述の複数の無線基地局30−1〜30−nからの移動
無線機50への報告(送信)は同時期に送信しても差支
えない。ただし、この場合、帯域外にそれぞれ占有周波
数帯を異ならせ、どの無線基地局30 (B、C、D、
E)から送信されたかを移動無線機50で識別させるこ
とが必要になる。
以上の発呼動作の流れを、第5A図および第5B図に示
し説明する。ただし移動無線機50と通信する無線基地
局30は1局(30−1)だけ代表して示した。関門交
換機20および無線基地局30−1はすでに動作を開始
しており、移動無線は50も動作を開始して、第4図で
説明した位置登録作業を終了している。送受話機があげ
られて(オフ・フック)、上り制御チャネル(CH)を
用いて、このオフ・フック信号と、移動無線Ia50の
ID(識別番号)が送出される(3231、第5A図)
これを受けた無線基地局30−1では、移動無線機50
のIDを検出し、ID識別記憶部34にすでに記憶され
ているものであることを確認する(3232)。
そこで無線基地局30−1は、移動無線は50から受信
した受信品質の値および現在の空チヤネル番号を加えて
発呼応答信号として下り制御チャネルを用いて送出する
(S233)。
このような発呼応答信号を複数の無線基地局30から受
りた移動無線150は、各無線基地局30からの受信品
質の値を検討し、ダイパーシティ送受信可能な、たとえ
ば無線基地局30−1〜3Q−nを選択し、空チャネル
を確認しく3234>、使用する通話チャネルを指定す
る信号を送出する(S235>。ここで、無線基地局3
0−1に対してはチャネルCH1を送出する。無線基地
局30−1では、移動無線機50が指定してきた通話チ
ャネルが空いていることを確認して、そのチャネルに切
替えて(3236) 、チャネル切替完了報告を下り制
御チャネルを用いて送出する(S237)。この切替完
了報告を受りて(8238>、移動無線機50では、指
定した通話チャネルでダイヤル・トーンを持つ(323
9>。
一方、無線基地局30−1では、関門交換機20に対し
て発呼信号を送出する(S240>。これを受けた関門
交換120は、移動無線機50のIDや、通信品質をI
D識別記憶部24に記憶し、通話路制御部21の制御に
よりスイッチ群23の、たとえば5W1−1をオン(ノ
て無線基地局30−1を電話網10の交換機11に接続
する(S241)。
そこで交換機11側からは、関門交換R20のスイッチ
群23を介してダイアル・1〜−ンが送出される(S2
42、第5B図)。
このダイアル・1〜−ンは無線基地局30−1でチャネ
ルCl−11(下り)により転送されて(S243)、
移動無線150で受信され、通話(信)が設定されたこ
とを確認する(S244)。移動無線機50は、宛先の
ダイアル信号をチャネルCH1(上り)を用いて送出し
く3245>、無線基地局30−1により転送されて(
3246>、交換機11が動作して電話網10の宛先ま
での通話(信)路が設定される(3247>。その後通
話がなされる(324B)。
通話が完了すると、送受話器がオン・フックされて(S
249>、オン・フック信号と終話信号が移動無線FM
50からチャネルCHI (上り)を用いて送出される
(S250)。これにより無線基地局30−1は終話を
確認しく5251)、終話を関門交換120に伝える。
そこで関門交換数20では、スイッチ群23のスイッチ
5W1−1をオフにし、通話が終了する(3252>。
なお、高速移動モードの移動無線!Ij!50(B。
C、D>からの発呼については後述する。
(3)着呼動作 以上は移動無線機50 <B、C、D>からの発呼につ
いて本発明を説明したが、以下移動無腺薇50 (B、
C、D>への着呼の動作の流れを第6A図および第6B
図を用いて説明する。ここでは多くの無線基地局30の
うち、30−1を代表して示した。たとえば無線基地局
30−1などの近傍に存在する移動無線1i150等は
すべての無線基地局30で共通して使用する制御チャネ
ルで待受けている。
第1A図において電話網10から関門交換は20に移動
無線機50宛の着呼信号が入来したとする。関門交換は
20内のID識別記憶部24では、入来しだ着呼信号を
検査し、被呼者のIDを調べたところ現在位置登録され
ている無線基地局30(複数)が検索されたとする。す
ると通信制御部21を経由して移動無線FM50が位置
登録されているすべての無線基地局30宛に着呼信号を
同時に送出する(S271、第6A図)。
この信号を受信した各無線基地局30では、自局内のI
D識別記憶部34 (C)を検索し移動無線機50のI
Dがそこに記憶されていることを確認すると、下り制御
チャネルを用いて、移動無線機50宛に着呼および通話
チャネル指定要請の信号を無線基地局30−1のIDを
加えて送出する。
他の無線基地局30にも同様な動作で移動無線機50を
実質的に同一時刻に呼出すことになる(S272)。
一方、この着呼信号は制御チャネルで待受中の移動無線
機50で受信され、受信信号の品質や信号の内容を検索
し、移動無線機50宛の着呼信号であることを確認した
後は(3273>、移動無線tE150が近傍の通話ト
ラヒック状態を考慮の上、それぞれ無線基地局30−1
.30−2.・・・、3Q−nと通信可能な通話チャネ
ルを決定し、上り制御チャネルを用いて、無線基地局3
0−1.30−2.−.30−n宛に送信する(327
4)。
またこれと同時に移動無線機50(第1B図)内の各シ
ンセサイザ55−1.55−2および561.56−2
.・・・、56−nや切替スイッチ64−1.64−2
と受信および送信切替用制御器65Gおよび67Cを動
作させ、たとえば通話チャネルCH1(無線基地#30
−1用)、通話チャネルCH2(無線基地830−2用
)、・・・・・・。
通話チャネルn(無線基地局30−n用)で送受信可能
な状態に移行させる。移動無線機50からの上り制御チ
ャネルを受信した各無線基地83〇−1〜30−nでは
、受信信号の品質を検査し、発信した移動無線1150
のIDを確認して(3275)、着呼応答信号を関門交
換fil 20に対して送出する(S276>。
この関門交換機20への着呼応答信号には、通話路設定
のためのスイッチ群23への信号も含まれている。そこ
でこの着呼応答信号を受けると、関門交換機20では、
移動無線機50のIDがすでにID識別記憶部24に記
憶されているが否かを確認し、記憶されていない場合に
は、無線基地局30−1の品質検査のデータとともにI
D識別記憶部24に登録しく3277)、この記憶した
IDなどを含む応答確認信号を無線基地局301などへ
送出する(S278>。
この応答確認信号を受けた無線基地局30−1では、移
動無線機50のIDが正しく登録されたことを確認しく
3279>、移動無線!ff150がら指定されたチャ
ネルが空いているが否かを確認して切替えの可否を検討
しく3280、第6B図)、その結果である切替え認否
の信号を下り制御チャネルで移動無線機50に送出する
(S281>。
この切替え認否の信号を受信した(3282)移動無線
機50では、空きチャネルが無いために、指定したチャ
ネルの切替えが認められない場合には(3283NO>
 、ステップ5274にもどり、別の通話チャネルを指
定する(S274>。指定したチャネルが空きチャネル
であり、切替えが認められた場合には(8283YES
) 、そのチャネルに切替えて、チャネル切替完了報告
を上り制御チャネルを用いて送出する(8284>。
空きチャネルに切替えられたことを確認した(S285
)無線基地局30−1では、このチャネルに切替えて、
チャネル切替完了信号を関門交換機20に対して送出す
る(S286)。
関門交換120では、チャネル切替完了信号を受けると
、交換法11を介して電話網10への通話路を設定する
ために、通話路制御部21を動作させてスイッチ群23
のたとえば5W1−1をオンにして、無線基地局30−
1と電話網10とを接続する(3287>。そこで電話
網10側からは関門交換機20を介して呼出信号が送出
され(3288、第6C図)、これを無線基地局30−
1で確認する(3289)。そこで呼出ベル信号を設定
された通話チャネルCHIで送出し、移動無線機50で
呼出音を発生する(S291)。
この呼出音により移動無線機50側の送受話器が持ち上
げられる(オフ・フック)と(S292)、チャネルC
H1でオフ・フック信号が送出され、無線基地局30−
1で転送されて(3293)、関門交換機20に受信さ
れて(3294>、電話網10と移動無線150との間
で通話が開始される<3295)。
通話が終了すると、送受話機がおろされ、オン・フック
信号と終話信号がチャネルCH1により無線基地局30
−1に送られ(3296) 、終話を確認した無線基地
局30−1では、この信号を転送する(S297>。こ
のオン・フック信号および終話信号を受(プた関門交換
機20は、通話路制御部21を動作せしめてスイッチ群
23の5W1−1をオフして終話する(8298>。
以上の説明において、無線基地局30−1に設置された
制御用の送受信機を通話チャネル用に転用するシステム
においても、移動無線機の構成で説明したような送受信
チャネルを時間的に反復切替える方法により、すでに第
3の移動無線機と通信中であっても、新しく着呼した移
動無線機と制御チャネルを用いて交信することが可能で
ある(第1D図、参照)。
すでに説明した(2)発呼動作および(3〉着呼動作に
例示したシステムでは、無線チャネルとして、制御用の
専用の無線チャネルと通話専用の無線チャネルとが明確
に分けられているものであった。しか実際のシステムで
は、この区別が明確でないものもある。そのようなシス
テムにおいては、特定の通話チャネルを以上に説明した
制御チャネルに見立てて同等の動作を行わせることが可
能である。
なお、高速移動モードの移動無線機50 (B。
C、D>については後述する。
(4)トラヒック閑散時におけるダイパーシティの適用 (2)項および(3)項で説明したような発着呼動作に
より、電話網10内の一般の電話間Aと移動無P2機5
0 (B、C、D)との間で(あるいはシステム内の2
つの移動無線は間で)通信が開始されたとする。この場
合移動無線機50 (B。
C、[))が通信する無線基地局30 (B、C、D。
E)は1つで、かつシステム内の通信トラヒック状態、
すくなくとも移動無線R50(B、C、D>の近傍にお
けるトラヒック状態は、ビジー・アワーすなわち最繁時
ではないとする(無線基地局30 (B、C、D、E)
の数が2またはそれ以上の場合でも同様に実施可能であ
る)。
すルト移動無線150 (B、C、D)T−は、ダイパ
ーシティ送受信を行う準備を開始する。そのため第1B
図に示す移動無線機50 (B、C、D)を例にとると
、その制御部58は送信切替用制御器67Cおよび受信
切苔用制′I:JE器65Cのそれぞれに対し、動作開
始指令信号を送るとともに、現在勤作中のシンセサイザ
55−1および56−1の他にシンセサイザ55− n
 r3よび56−nに対し制御チャネルCH30が送受
信可能なように、周波数発掘を要求する。同時に制御部
58では無線送信回路66に対し、制御信号の送出を開
始する。この制御信号には、移動無線機50 (B、C
D)のID、通信の種類(音声、データ等の種別)、現
在使用中のチャネル番号を含み、かつこれを受信した周
辺の現在通信中でない無線基地830(B、C、D、E
)に対しダイパーシティ送受信の動作開始を要求する。
ただし以上の無線基地局30 (B、C、D、E)に対
する条件は、もしその無線基地局30 (B、C、D、
E)が、第1D図または第1E図、第1F図、第1J図
、第1に図、第1L図、第1 M図に示されたような構
成がなされている場合には、第3者の移動無線機と通信
中であってもざらに新しく移動無線機と通話が可能であ
るのでこの条件を緩和することが可能である。
以上の動作により、移動無線機50(B、C。
D)の送信ミクサ61の出力には、現在通信中のチャネ
ルCH1の他に、制御チャネルCI−150による送信
が得られ、一方受信ミクサ63へは現在通話中の通話チ
ャネルCH1の受信の外に制御チャネルの受信も可能に
なる。これは(5)項の通話中チャネル切替の動作で詳
細に説明されている。
移動無線機50 (B、C、D>から送信された制御信
号は最寄りの複数の現在通信中でない無線基地局30−
2.30−3.−.30−nで受信される。すると、こ
の中の1つである無線基地局30−2では、受信信号の
品質や信号の内容を検査した結果、移動無線機50 (
B、C、D)から受信した信号の品質が一定値以上であ
り、かつ直ちに通信品質が低下することはなく、干渉妨
害の発生の可能性もないと判断したときは、送信してき
た移動無線機50 (B、C、D)に対し無線基地局3
0−2のID、使用可能な無線チャネル番号(たとえば
CH2>等を含む制御信号を移動無線機50 (B、C
、D)宛に送信し、ダイパーシティ送受信可の報告を行
う。
この信号は移vJ無線機50 (B、C、D>の無線受
信回路68で受信され、制御部58に伝達される。これ
を受信した制御部58では、無線基地局30−2から送
られてきた信号を吟味した結果、ダイパーシティ送受信
を行うことが適切であると判断し、シンセサイザ55−
2および56−2に対し、チャネルCI−+ 2で通信
を無線基地局30−2との間で開始するために、局部発
振周波数の発生を要求する。また無線基地局30−2へ
は、関門交換機20内の通話路制御部21に対し、スイ
ッチ群23を動作させ現在通信中の通話信号を無線基地
局30−2に対しても並列送出することを要求する。
この要求を受けた関門交換l3N20では、無線基地局
30−2の要請にしたがい、音声信号すなわち一般の電
話機からの音声信号を無線基地局30−1のみでなく同
30−2宛にも同一信号C送出を開始する。
この音声信号を受信した無線基地局30−2では、移動
無線機50 (B、C、D)宛に無線基地局30−2の
ID等を加え無線チャネルCl−12で送出する。一方
、移動無線機50 (B、C、D>では無線チャネルC
l−12の受信が可能な状態になっているので、この信
号を受信した無線受信回路68の出力を通信品質監視部
57で検査した後、品質が良好でおれば音声信号は電話
機部59へ、制御信号は制御部58へ伝達される。
以上の動作を実行することにより、移動無線機50 (
B、C、D)t、を無m基地)i430−1.FjJ:
び30−2との間でダイパーシティ送受信状態に入るこ
とになる。
上述した移動無線機50 (B、C、D)から、その周
辺にある無線基地局30 (B、C、D、E)へ向けて
送信されたダイパーシティ送受信実施要求信号は、無線
基地局30−2以外の無線局30−3.30−4. ・
、30−nでも同様に受信しており、これらのうち条件
に適する無線基地局は、30−1と同様の応答信号を移
動無線機50 (B。
C、D>に送信しているはずである。
それゆえ、移動無線機50 (B、C、D>の制御部5
Bまたは関門交換別20では、ざらに多数の無線基地局
との間でダイパーシティ送受信を行いたい場合には、上
述した無線基地局30−2との間でダイパーシティ送受
信したときと全く同様の動作を行って、すべての動作が
正常に働くと、たとえば無線基地830−3との間にダ
イパーシティ送受信が開始される。
以下、上記と同様な動作により移動無線は50(B、C
、D>の最寄りにあり現在通信中でなく、かつ通信品質
がシステムに要求されている一定の基準以上を満たす無
線基地局30−3.30−4゜・・・、30−nに対し
ても、同様にダイパーシティ送受信が開始される。そし
て、ダイパーシティの多重度は、交信可能な無線基地局
30 (B、C。
D、E)の数あるいは移動無線機50 (B、C。
D)内に具備されている同時送受信可能な多用度数、す
なわち第1B図の場合はシンセサイザ55−1〜55−
nまたは56−1〜56−nのnの数に左右される。
また以上の説明ではシステム内の通話トラヒックが混ん
でいない場合を想定したが、トラヒック状態は各無線基
地830 (B、C、D、E)あるいは移動無線150
 (B、C、D>で測定されており、トラヒックが順次
輻較してきた場合には、ダイパーシティの多重度に関し
、順次制限が加えられ、最繁時には、多重度1すなわち
ダイバーシティなしの状態にまで移行することになる。
ただし通信されている通信の種類(音声、データ、ファ
クシミリ等の別)により多重度の低減に差別を設けるこ
とにより、広帯域通信はど多重度の制限を受けにくくす
る等、システム的処理が可能となり、通信の種類にかか
わらず良好な通信の確保が可能となる等の特徴を本発明
は有している。
(5)通話中チャネル切替およびダイパーシティ効果の
説明と理論的根拠 n−1個の無線基地局30 (B、C、D、E)と1個
の移動無線機50 (B、C、D>とが、n1個のチャ
ネルを用いて交信している最中に、その内のあるチャネ
ルにおける通信の品質が一定値以下になった場合には、
一定の通信品質を満足する現在通信していない他の1つ
の無線基地局30 (B、C、D、E)との間で他の1
つのチャネル(新チャネル)に切替えて交信するために
先立って、切替受信手段と切替送信手段とを通信信号に
影響を与えない速度で切替えて、継続して送受信中のn
−2gのチャネル以外の旧チャネルと新チャネルを一時
的に並行して送受信するようにし、その間に新チャネル
の品質を調査して一定レベル以上でおることを確認する
と、チャネル切替のための動作を終了して、新チャネル
を含むn−1個の無線チャネルによって交信するように
した。したがってチャネル切替による通信の瞬断を生ず
ることがなくなった。このほか、チャネル切替を実施し
ない場合を含めて送受信ダイパーシティ効果を1qるこ
とが可能となった。
第1八図ないし第1M図は、この動作の一例を説明する
ためのシステム構成を示している。以下これらの図を参
照して説明する。
移動無線機50 (B、C、D>(以下、単に移動無線
機50と略す)は、シンセサイザ55−1゜55−2.
・・・、55− (n−1>と無線受信回路68と無線
送信回路66を用いて無線基地局30−1.30−2.
−.30− (n−1>と通話チャネルCH1,CH2
,−,CH(n−1>を用いて交信中であるとする。移
動無線tfi50は、無線基地局30−1から遠ざかり
、無線基地局30−nへ近づいたとする。すると移動無
線機50と無線基地局30−1とのあいだの相対距離の
増大にともない、通話品質が劣化をはじめるので、これ
を移動無線150の通信品質監視部56が検出する(レ
ベル上1以下に低下したことを検出する)。なお、レベ
ルL1といえども回線が要求されている値を上回るよう
に設定されている。
移動無線150は周辺にあるすべての無線基地局30 
(B、C、D、E)(以下、単に無線基地局30と略す
)に対し、移動無線機50の送信信号の品質を測定する
ように要求する。この要求に応じ現在移動無線機50と
通信を行っていない各無線基地局30は、測定値を移動
無線tii150宛に報告する。 この場合、自己の移
動無線!450の送信アンテナから送出される信号は、
無線基地局30−1.30−2.−、30− (n−1
)宛の通話信号を継続的に送信するかたわら、上り(移
動無線機50から無線基地局30へ)制御チャネル(C
I−150)により基地局30−1.30−2゜・・・
、3O−(n−1)の周辺にある無線基地局(たとえば
3O−n)に対し受信状態が良好ならば、下り(無線基
地局30から移動無線機50へ)制御チャネル(CH5
0”)を用いて応答するように要求する。
移動無線機50から送出する制御信号の内容には、以下
に示す信号が含まれている。
i) 移動無線150のID。
ii)  現在通話中の相手無線基地局30−1.30
−2.−、30− (n−1>のIDおよび受信品質。
1ii)  現在使用中のチャネル番号。
iv)  通信の種類(電話、FAX、データ等)。
V) サービス種別。
このような内容を含む制御信号は、周辺にある複数の無
線基地局30で受信される。
すなわち、これらの無線基地局30は、別の移動無線機
と交信中の場合を除いては、待受時には、各システムで
定められた制御チャネル(たとえばCl−150>で受
信待機中であり、各無線基地局3Oで受信される。同時
にこれを受信した各無線基地局30に設置されている通
信品質監視部36で通信の品質が検査され、一定の品質
以上であれば相手方の移動無線ti150のIDを無線
基地局30内のID識別記憶部34に記憶するとともに
制御部3Bへ通知する。この通知の内容には、つぎに示
すものが含まれている。
a) 送信してきた移動無線機50のID。
b〉 移動無線1150が現在通信中である相手側照$
1基地局30−1.30−2.−.30− (n−1)
のID。
C) 使用しているチャネル番号。
d) 通信の種類。
e) 受信状態(S/NまたはC/N (キャリア対ノ
イズ比)あるいはディジタル信号の場合は平均ビット誤
り率)。
f) ザーどス種別。
この信号を受けた制御部38Nは、その内容を検査し、
自己の無線基地局30−nが記憶している通信可能な空
チャネルを検索する。この結果、移動無線機50が希望
しているサービスの種類を満たす空チャネルがおり、か
つ通信品質としてチャネル切替後も一定期間所要通信品
質を確保し1qると判断した場合は、自己の無線基地局
30−nより移動無線機50に対し、受信状態を知らせ
ることを決定する。そのために、まず関門交換機20の
通話路1す御部21に対し自己のID、送信してきた移
動無線8150のIDおよびその通信中の相手の無線基
地局30−1.30−2.・・・、3O−(n−1>の
IDなどを送信し、スイッチ群23のスイッチ5W1−
1.1−2.1−nとを同時にオンの状態にし、無線基
地局30−nに対しても、無線基地局30−1.30−
2.・・・、3O−(n−1>(以下30−1等と省略
する)と同一の通話信号の送出を要請する。ただし、こ
の動作は俊述するように、無線伝送路で使用する信号の
変調形式が振幅変調波の場合、あるいは浅い変調の周波
数変調の場合は、省略することが可能である。
つぎに無線基地830− nに対する無線基地局30−
1等と同一の通話信号の送出要請に対する通話信号の送
出時期に関しては、e)の受信状態により、送信のタイ
ミングを決定する。すなわち、受信状態が極めて良好で
、たとえばC/N=40dB以上であれば直ちに送信し
、C/N=39〜30dBのときは2秒後、C/N =
 29〜20dBのときは4秒1多、C/N=19〜1
5のときは6秒後など一定の時間経過後に送信するよう
にシステム内で定められた手順により受信C/N値に従
って、返信のタイミングを異ならせて前記移動無線機5
0へ送信する。このタイミングをとる理由は、他の無線
基地局30との同時制御信号の送信による干渉妨害を未
然に防止するためと、制御信号を受信する移動無線機5
0が、受信状態のよい無線基地局30−n等を選択し易
くするためである。
さて、無線基地局30−nから前記移動無線機50に対
し送信する信号には、つぎの内容が含まれている。
1]通話信号・・・・・・関門交換機20から)qた下
り(電話網10内の電話Fj!!から移動無線機5oへ
の)通話信号。
これは、現在の無線基地局30−1等から移動無線機5
0に対し送信中の通話信号と全く同一である。また無線
基地局30−nの送信部31に含まれている変調器で行
われる信号波の変調レベルも無線基地局30−1等の場
合と同一に設定される。
21制御信号・・・・・・これには、つぎの信号が含ま
れている。
2−1)自己の無線基地局30−nが受信した移動無線
機50のTD。
2−2)自己の無線基地局30−nのID。
2−3)自己の無線基地局30−nで使用可能(干渉妨
害のない)でかつサービス区別や通信の種類に合致した
通話チャネル番号。
2−4)受信状態(受信C/N値等)。
無線基地局30−nが送信したこのような情報を含む制
御信号は、移動無線機5oで受信される。
このようにして各無線基地局30−n等から送られでき
たC/N値等の情報を1qた移動無線機50の制御部5
8では、これら複数の情報を比較したところ無線基地局
30−nの測定結果が最も値が良く、かつ品質基準のレ
ベル上2以上、ただしL2〉Llを満足している事が確
認されたとすると、移動無線機50は、無線基地局30
−nの通話ゾーン(ゾーンn)近傍へ接近したと判断し
、チャネル切替を行うことを決断する。
そして、ゾーンnで空いている通話チャネルをIDおよ
びロームエリア情報照合記憶部54を検査して調査した
結果、無線基地局30−nから連絡のあった通り、チャ
ルCHnが使用可能であることを知る。そこで上り制御
チャネルを用いて、制御信号により無線基地局30−n
に対し、チャネルCI−1nで送受信を行うように指示
するとともに、無線基地局30−nを経由して関門交換
機20に対しスイッチ群23のスイッチ5W1−1と5
W1−2,5W1− (n−1>のほかに5Wlnを同
時にオンの状態にし、無線基地局30−nに対しても、
無線基地局30−1.30−2゜・・・、30− (n
−1>と同一の通話信号の送出を開始するように要請す
る。
これらの要請を受けた関門交換機20では、スイッチu
23の5W1−nもオンの状態にし、無線基地局30−
nは通話チャネルnを用い音声信号の送出を開始する。
この場合、当然のことながら無線基地局30−nの変調
器の変調の深さも他の無線基地局30−1.30−2.
30−3.・・・30− (n−1>と同一とする。
この制御信号の伝送を実現するために、具体的には、制
御信号がアナログ信号の場合、すでに説明した第2図(
a)に示すように、通話チャネルの帯域0.3〜3.0
KtiZ外の低い周波数fD。
(たとえば約100Hz>または高い周波数f。1゜f
D2.fD3”” 08 (たとえば3.8KH2から
0゜1KH2間隔で4.5KHzまでの8波、ただし、
n=3のとき)を用いる。
制御すべき項目すなわち制御データが多いときには、制
御用の周波数fDO””” D8の波数をさらに増加さ
せてもよいし、副搬送波形式をとることも可能である。
このとき、たとえばfDo” fD8のうらの1波ある
いは複数の波に周波数変調をかけたり、あるいは振幅変
調をかけたりすることによって、より多くの制御データ
を伝送することもできる。
また、制御信号としてディジタル・データ信号を用いた
場合には、音声信号もディジタル符号化して、両者を時
分割多重化して伝送することも可能であり、これをすで
に説明した第2図(b)に示すようにする。
第3図に、第1A図、第1B図および第1C図に示した
本システムのチャネル切替の前後におけるタイミング・
チャートを示す。
チャネル切替動作を説明している第3図において、無線
基地局30−1と移動無線機50との間で用いているチ
ャネルCH1の品質がレベル11以下に低下したことを
無線基地局30−1あるいは移動無線150の通信品質
監視部37.あるいは57が検出し、上述したプロセス
によりチャネルCHnで無線基地局30−nからの送信
電波を並行して受信可能とするための準備を始める。
すなわち、移動無線機50の制御部58は、それまでシ
ンセサイザ55−1.55−2.・・・、55− (n
−1)を使用して、チャネルCl−11による無線基地
局30−1の送信波、チャネルCl−12による無線基
地局30−2の送信波、・・・・・・、チャネルCI−
1n −1による無t+!2基地局30− (n−1>
の送信波を受信している状態から、シンセサイザ55−
nも動作せしめて、無線基地局30−nから送信される
チャネルC)−1nの送信波も受信可能とするような、
周波数をシンセサイザ55−nに発生せしめる。
かくして、無線基地局30−1から送信されているチャ
ネルCH1の品質低下により、無線基地局30−1との
交信が停止されようとしているとき、無線基地局30−
nとチャネルCI−(nによる交信が開始される。すな
わち、移動無線機50では、受信切替用制御器65Cか
ら切苔駆動入力信月を受けている切替スイッチ64−1
の反復切替を継続させる。これと同時に、それまでシン
セナイザ56−1.56−2.・・・、56−(n−1
>を動作せしめて、チャネルCH1〜CHn−1を用い
て無線基地局30−1〜30− (n−1)に送信して
いた状態から、シンセサイザ55−nも動作させて、無
線基地局30−nに対してチャネルCHnにより送信す
ることができる状態に移行させる。この送信に使用され
るシンセサイザ56−1.56−2・・・、56−nの
出力は、切替スイッチ64−2によって、送信切替用制
御器67Cからの切替駆動入力信号で反復切替が行われ
る。
チャネルCl−11とC142,・・・・・・、Cl−
Inとが並行して送受信されるこの切替送受信期間は、
チャネルCHnの確認と同チャネルの品質が一定のレベ
ルし2以上であることを移動無線機50が確認するまで
続けられ、その轡1まナヤネルC[11を開放し、無線
基地局30−2.30−3.・・・、30−nと移動無
線機50との間の交信は、チャネルCH2,CH3,・
・・、CHnのみにより瞬断なく継続される。
この切替送受信期間における切替スイッチ641.64
−2の切替周波数f1は、たとえば信号に含まれている
最高周波数の2n倍以上等に定められる。以下、これに
ついて詳細に説明する。
切替周波数は、下記の諸条件を考慮し、最適値が定めら
れる。
1)伝送すべき信号の変調形式 2)伝送すべき信号周波数帯域 3)伝送すべき制御用周波数帯域 4)送受信部の帯域特性、とくにアンテナ入力端に設置
される高周波濾波器の帯域特性 5)切替用制御器の波形特性 6)周波数シンセサイザの応答特性 7)搬送波用周波数とシステム内の使用チャネル数 8)伝送路の電波伝搬特性 9)関門交換120から無線基地局30−1を介して移
動無線機50までの信号の伝送路と無線系制御装置20
から無線基地局30−2を介して移動無線機50までの
信号の伝送路の差による伝送遅延時間差 たとえば、1)が周波数変調、2)が音声信号の場合0
.3〜3.0KI−1z 、3)として第2図(a>に
示す帯域外による制御信号を用いる場合には、0.3K
Hz以下(fo。)か3.8〜4゜5 K HZ (f
 DI、 f o2・・・f OB)となる。4)の特
性として、通過帯域幅が16KHz  (または、8K
l−1z ) 、5 )の特性として6)におけるシン
セサイザの応答特性が良好であり、出力波形が良好であ
ることに留意して選定すべきであり、用いられるシンセ
サイザは5)の切替用制御器の入力により可急的に急速
な応答特性が望まれる。
7)〜9)はシステム設計上から考慮される項目である
が、本発明の実施例として説明する自動車電話用システ
ムでは、7)は900MHz 、600チヤネルである
ので使用周波数帯域幅は15MH2(または、1200
チャネル同15Ml−12>、8)は多くの文献で既知
であり、9)は0.03m秒程度である。
以上を総合的に考慮し、たとえば自動車電話システムで
は、移動無線8150の切替スイッチ64=2における
切替周波数は20 x n M )−1z程度に選定さ
れる。
以下受信の場合を説明する。第2図(b)に示すように
音声信号や制御信号がディジタル化されている場合には
、切替用周波数として、より高速の周波数を用いるのが
適当で、nX20に+−(Z〜30KH2程度の値でよ
い。
また、受信ミクサ63の入力部からみたヂャネルC目1
,2,3.−.n−1,n(7)lIEt送波周波数を
ω1.ω2.・・・、ω。−1,ω。、またシンセサイ
ザ55−1.55−2.・・・、55− (n−1)5
5−nの出力周波数を、それぞれωL1.ω[2ωLn
−1’ω、nとすると、無線基地局30−1.30−2
−、30− (n−1> 、 30−nからの受信ミク
サ63に含まれた中間周波増幅器の出力における搬送波
の周波数はそれぞれ、 Ω1=吻−L1        (11)Ω2 =(t
)2(z)c2         (12)Ωn−1=
(jJn−1−″しn−1 Ω  =ω  −ω n     n     Ln すなわち、切替スイッチ64−1 中間周波数として受信部53には、 Ω1−制御00[1 Ω2−ω2−ω[2 (1,1) (1o) の動作により Ωn−1=(1)n−1”Ln−1 Ω =ω −ωLn n 等の搬送波周波数を有する信号波とが順次に入力するこ
とになる。そして(11)と(12)・・・(1)式と
は、 Ω 持Ω ≠・・・・・・→Ω  =Ω   (2)1
  2      n−1n の関係にある。このような信号が受信部で増幅されたの
ち復調回路で復調されるが、n個の中間周波数 ω1−″)Ll ω2−″[2 n−I     Ln−1 n      Ln との周波数差が存在すると、復調出力信号に、歪雑音が
発生する場合としない場合とがある。すなわち、周波数
変調または位相変調の場合には、周波数差が全くない場
合には歪雑音は発生しないが、周波数差がおるとその周
波数差(ビート周波数)が信号周波数と同一成分を含む
場合は発生し、含まない場合には発生しない。
一方、振幅変調の場合には、周波数差があっても歪雑音
は発生しない。ただし、振幅変調の場合でも中間周波増
幅器などに非直線特性があると、高調波による非直線歪
が発生するから、直線性の良好な増幅器を用いる必要が
おる。
以上に説明したような移動無線機50の受信ミクサ63
の入力にCH1、CH2、−、CI−(n−1およびC
Hn用の局部発振周波数を循環的に加え受信しても通信
に異常なく、しかもチャネルCH1からチャネルC)−
I nへの移行が何の瞬断(雑音の混入もなく実行可能
であり、かつ受信ダイパーシティ効果のあることを理論
的に説明する。
まず、角度変調波を用いる場合を説明する。
データおるいは音声信号(アナログまたはディジタル形
式の信号に対して)は、つぎのように表現できる。
また帯域外に存在する制御信号は、 変調すると、得られる変調波は、 I=IoSinf(ω十μ(t))dt=I□5in(
ωを十5(t)>      (5)または、 I= I□ sin f (ω十μ(1)十μ。(t)
)dt=rosin(ωt+5(t)+5C(t))(
5′ ) ただし、 ここで、a・は振幅の大きさ、ωiは信号の角周波数、
θiは1=0のときの位相を表わす。m。
nは正の整数を表わす。
つぎに周波数変調の場合を説明するが、位相変調におい
て本発明は同様に適用される。(3)式または(3)式
および(4)式で搬送波を周波数5(t)=、Σm1s
in ωB t Cl・m+1 m・=aH/ωi  (i=1.2.3・・・n)この
結果(5′)式の右辺のsinの内の式s (t)+5
o(t)は一般的な形の伝送信号を表わすことになる。
さて、(5)式または〈5′ 〉を用いると、無線基地
局30−1.30−2. ・、30− (n−1)、3
0−nから送信された信号が、移動無線1I50のアン
テナを介して受信ミクサ63に入力され、局部光振部出
力(第1B図の場合、シンセサイザ55−1.55−2
.・・・、55− (n−1)、55−n>と混合され
ると、受信部53の入力としては、(1)式および(2
)式と同じ記号を用いて次式のように表すことができる
。(ただし切替スイッチ64−1は停止の状態とする)
I ・=I □H3jn (Ω+ t+5(t) +S
oH(t))(i=1.2.・・・、n) つぎに、切替スイッチ64−1が切替動作を開始したと
する。また、無線基地局30−i (i=1.2.・・
・、n)からは音声信号s (t)と制御信号S。1(
t)が、それぞれ送られてきたとする、移動無線機50
の受信部53の入力として、m= (I01/n> [
1+2i1(n/ml )xsi、n  (mπ/ n
 ) cos mp t ]xsin  (C1を十5
(t) +s。1(t))+ (I02/n> [1+2Σ (n/mπ)) m=1 xs+n  (mπ/n) xcos mp (t−2yr/ (no) ) ]x
s+n (C2t+5(t) +5o2(t) )+ (I03/n> [1+2Σ (n/mπ)) m=1 XSin  (m7r/n) xcos mp (t−4π/ (np))]xsin
 (Ω31:+5(1)±s。3(t) )+・・・・
・・ + (I □o/ n ) [1+2Σ (n/mπ)) m=1 xsin  (mπ/n> xcos mp (t −2(n −1) π/ (n
l)) ) ]xsin (Ω を十5(t) ±s。
n(t))  (7)ただし、pは切替角周波数、mは
正の奇数とし、ngの入力波に対する切替時間は等間隔
とした。
(7)式の右辺を変形すると次式のようになる。
m=(I  /n) [sin (Ω1t+U1 m 
)+(n/π)Sin(π/n> x[cos((C1p) j+U1 (o )−cos
((C1+D) t+U1 (t) ) ]+ (n/
3yr)sin  (37r/rl)x[cos((C
13p)i+U1 (j))−cos((Ω1+3p)
i+U1 (t)) ]+ (n151sin  (5
yr/n)x[cos((C1−5p)t+U1 (o
 )−cos((Ω1+ 5 p) t + Ul (
i) ) ]+・・・・・・            
  ]+(I02/n> [sin (C2t+U2 
(t) )+(n/π)sin(π/n> x[cos((C21)> j+U2 (j) )−c
os((C2+ p ) t +U2 (t) ) ]
+ (n/3yr)sin  (3π/n>x[cos
((C2−3p)t+U2(t))−cos((C2+
3p)i+U2(1))]十(n15π)sin (5
π/n> x[cos((C2sp> t+U2 (t))−co
s((C2+5D) t−t−tJ2 (t) ) ]
+・・・・・・                  
]+(10o/n)  [sin  (Ω。t+Un(
t))+(n/π)sin(π/n) X[C05((Ω、−p)t+U、(t))cos((
Ω。十p> t+u。(1) ) ]+ (n/3yr
)sin  (3π/n)x[cos((Ω。−3p)
t+Un(t))cos((Ω。 + 3  p ) 
  t  −ト tJ、  (t)   )   ]+
 (n15yr)sin  (5yr/n>X[C03
((Ω。−5p)t+U。は))−cos((Ω、 +
5p)t+U、(t)) ]+・・・・・・     
            ]ただし、Ui(t) =s
(t) +s。H(t)(1=1.2.  ・・・、n
) ここで(8)式をみると多くの搬送波を合成したものと
なっているから、このまま中間周波増幅器で増幅した後
に復調したのでは、一般に混変調(干渉妨害)による歪
雑音を発生する可能性がめる。
また(8)式で表わされる入力波の振幅I。1゜IO2
,・・・2 IOnは必ずしも同一の振幅ではなく、切
替の時間的占有率を等しくした場合(デユーティ100
/n%の場合)には、無線基地局30−1よりも30−
2の方が近距離にあるために、通常はIO2” 03’
 ””  IOnの方が大である。IOl。
102等の大きざが異なっていると、混変調を発生する
可能性がある。上記(8)式で示した多くの搬送波の合
成による原因と、I  、I  等が異なることによる
原因の2種類の混変調発生要因がある。
さて(8)式で示した多くの搬送波の合成による場合の
混変調については、つぎの方法により歪lの除去を行う
ことができる。
すなわち、切替スイッチ64−1の切替速度(周期)を
高速にし、中間周波増幅器の帯域通過特性の外に追いや
る方法がある。しかしながら、すでに述べたように、切
替周波数は信号の最高周波数の2n倍以上に定められて
いる多くの場合には、それ以上高速にする必要はないで
あろう。高速にすることにより(7)式右辺のm=1.
3゜5・・・の項は(8)式を見ればわかるように中間
周波増幅段において無視することが可能となり、(8〉
式は下記のように表わすことができる。
1= (1/n) xi  5in(Ω を十5(t) +5o1(t) 
>+(1/n) x IO2sin (Ω2j十Sは) +5o2(t)
 )十・・・・・・ +(1/n) xi  5in(Ωn−1t +s (t) ” 5c
n(’) >cn (9)式において、 Ω1=Ω2−・・・・・・Ω、−1=Ω −Ω  (1
o)5o2(t) =−・・・・・= s cn−1(
t) = s cn(t) = 0とおくことができる
とする。実際に(10)式は後述するような手段で技術
的に可能であり、(11)式は前述の通り無線基地局3
0−1から(またはチャネル切替の俊半では無線基地局
30−nからのみ)送信する制御信号のみとすれば(1
1)式が成立する。すると(9)式は下記のように変形
することができる。
I= (1/n) x Iol sin (Ωを十5(t) 十S。1(t
) )+ (1/n ) x (IO2” IO3+−
・−・+ l0o)xsin(Ωt+5(t) )  
     (12>(12)式は変形すると次式のごと
くになる。
+2 l011oxcos 5C(t) ) ””xs
in(Ωt + s (t)十β(t)>    (1
3)β(t) = tan’ [sin s  (1)
x ((I01/ In) +cos 5o(1)) 
](13’) I、 = (102” Io3+・−−−−・+ ’O
n)/ n(13”) (13)、(13’  )式において Iol<<rn        (14)so(t)<
<1         (14’  )であるから(1
3)式は近似的に下記のようになる。
1= (1/n) XI、5in(Ωt+5(t)+5o(t)>(15)
式をみると、これはn分岐のアンテナ入力を有する切替
受信ダイパーシティ方式で、信号を切替受信した後、そ
のまま合成するいわゆる直線合成を行った結果、入力電
界の低いI。1を無視し、入力電界の高い入力信号によ
る合成を行ったことを示している。受信切替スイッチの
デユーティを可変とし、受信入力の大きいチャネルにデ
ュ−ティを大きくすると、この効果はさらに大きくなる
。したがって、本発明は受信ダイパーシティ効果がある
ことが明らかにされたことになる。
(14)式から周波数弁別回路の出力(無線受信回路6
8の出力〉は次式で表わされる。
E=d/dt (S(t) +s。(t))−μ(1)
十μ。(1) ここで、μ(1)およびμC(1)は、それぞれ(3)
式および(4)式に示されたものである。
なお(14)式は、通常の移動通信方式では、つねに満
足しており、特に制限条件とはならない。
それは主要な音声信号に、制御信号に比して深い変調を
加え、制御信号には浅い変調をかけており、しかも音声
に加える変調の深さも、近年、等価トーン(1KHz)
信号で3.5ラジアン(25KHz搬送波間隔の場合、
また搬送波間隔が12゜5KH2の場合は、同じ<1.
75ラジアンとさらに浅くなる)と浅くなっているため
である。
以上により周波数変調の場合の無歪条件はく1O)式お
よび(14)式が十分条件であることが明らかにされた
。以下(10)式を成立させる技術的条件について説明
する。
技術的にこれを行なうには、無線基地局301.30−
2. ・、30−nの送信部31−1゜31−2.・・
・、31−nの搬送周波数の安定度を決定する基準水晶
発振器の周波数安定度を高めることにより達成される。
たとえば、後)ホする自動車電話方式の例では、基地局
に設置されている基準水晶発振器の安定度は、現在0.
5〜H)pm(O15〜1xlO’)程度であるので搬
送波の周波数変動は、lX10’X 900MHz =
 90011Zである。
これでは、丁度音声の信号帯域内に9jigが混入する
しかしながら、技術の進歩により0.01 ppmtf
i 可1m ニq ツタトV tL CTCll x 
1O−8x 900i−IHz= 911zとなり雑音
の高調波がめったとしても、その大きなエネルギーが信
号帯域内に混入する可能性は少なくなる。あるいは搬送
波の周波数が9 M HZを使用している無線システム
では、IDC1mの搬送波変動では、現在の技術におい
ても雑音の混入はないことになる。
以上は移動無線[50が受信する場合を説明したが、移
動無線は50が送信する場合をつぎに説明する。
第1B図において、切替スイッチ64−2で切替えられ
た無線信号は、たとえば無線チャネルC−11,CH2
,・・・、CHnとが順次に切替えられるが、受信側は
無線基地局30−1 (CHI)。
30−2 (CH2)、・・・、または無線基地局30
n(C1−In>で別々に受信され、移動無線■50側
で受信する場合のように混合される場合の混変調問題は
まったく存在しないのである。ただしく8)式から明ら
かなように、側波帯として、搬送角周波数 (Ω±np> の成分が存在するから、これらが空間に放出されて、他
のチャネルまたは、他のシステムの通信に妨害を与えな
いように送信出力部に帯域濾波器を設けて濾波する必要
がある。
このためには、切替周波数として移動無線機50の送信
する全チャネルの周波数外に式(Ω±np)を拡散する
必要がおり、例に用いた第1A図およびだ1B図に示す
自動車電話方式では、p/ (2π) > 15x n
Mt−1zにする必要がある。
以下数式を用いて説明する。ただし式中に使用する文字
は特に断わらないかぎり前)小と同じとする。たとえば
、第111図の送信ミクサー61の出力に現れる送波信
号は次式で表わされる。
1=IO[1+2Σ (n/ml ) m=1 XSln  (m7r/n)CO3mpt]xsin 
(Ω1を十5(t)+5C(1))十■o [1+2Σ
 (n/mπ)) m=1 xs+n  (mπ/n) xcos rr+p (t−2yr/ (np) ) 
〕xs+n  (Ω2t+5(t)+5o(t))+I
O [1+2Σ (n/mπ)) m=1 xsin  (mπ/n> xcos mp (t−4yr/ (np) ) ]x
sin (Ω3t+5(t)+5o(t))+Io [
1+2Σ (ml/ml )m=1 xs+n  (mπ/n) xcos mp (t−2(n −1) yr/ (n
p) )XSln  (Ωnt+5(t)+so(t)
)m=1.2,5.  ・・・・・・ ただし、pは切替角周波数、mは正の奇数とし、n個の
入力波に対する切替時間は等間隔とした。
(17)式は変形すると(8)式と同様な形の式を得る
。そして得られた式に関し、すでに説明したような作用
を有する帯域濾波器を通すと出力信号として次式を得る
I=Iosin(Ω1を十5(t) 十5c(t))+
IoS!n(Ω2t+5(t)+5o(t))+・・・
・・・ 十I oSln (Ω、t±5(t)+5o(t))上
式において右辺第1項は無線基地局30−1向け、第2
項は同30−2向け、以下第1項は同3O−1向けであ
り、それぞれの信号は普通の周波数変調の送信の場合と
同じ数式を呈している。
そしてチャネルCH1の上り信号は無線基地局30−1
.チャネルCH2の上り信号は同302、以下順にチャ
ネルCHnの上り信号は同30−nで受信される。これ
らの受信信号は、復調され関門交換@20等の必要な装
置へ送信される。
あるいは、無線基地局30−1が第1E図および第1F
図の構成を有する場合には、チャネルCH1の上り信号
は無線基地局30−1の送受信機90−1.チャネルC
H2の上り信号は同30−1の送受信1190−2.以
下順にチャネルCHrlの上り信号は同30−1の送受
信tJ90−nでそれぞれ受信復調された後、混合され
て関門交換機20等の必要な装置へ送信されてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明の多重送信方法
と装置を用いると受信部で信号のダイパーシティ効果を
1qることか可能になる。
関門交換機20では、無線基地局30−1.30−2.
・・・、30−nからのn個の信号のうち、音声信号に
ついては、無線基地局30−1.30−2.・・・、3
0−nからの信号を混合する。なお混合にあたって、無
線基地局30−2.30−3゜・・・、30−nからの
信号のほうが、30−1より伝送品質が良いから、その
まま混合してもよいし、あるいはS/Nに比例した出力
で混合してもよい。
すなわち、受信ダイパーシティ効果が19られたことに
なる。
以上本発明の送受信ダイパーシティ効果について説明し
たが、以下その効果を増大させる方法について詳述する
まず受信ダイパーシティであるが、前)ホした順次切替
方法では、切替スイッチ64−1の各シンセサイザ55
−1.55−2.・・・、55−nの接続持続時間(デ
ユーティ・タイム)を等しいとした。しかしながら、こ
れは必らずしも必要でなく、むしろS/Nのよい受信入
力の1qられる無線チャネルに相対的に長い時間接続す
るようにすれば、ダイパーシティ効果は増大する。その
ために受信部の一部に切替スイッチ64−1と同期しそ
の時刻における信号対雑音比を検出し、これを制御部5
8へ伝え、これにより受信切替用制御器65Cの出力の
周波数を変化させることにより、上記の目的を達するこ
とが可能となる。これは第1B図の構成でも可能である
が、技術的に説明を容易にするため第1G図に示す構成
で以下説明する。
同図において第1B図と異なる点は、無線受信回路68
とは別に、C/N測定用受信部52、受信ミクサ73、
および切替スイッチ64−3を股置し、切替スイッチ6
4−3の制御は制御部58Bにより行わせるようにした
ことである。以下第1G図の動作を説明する。
同図においてC/N測定用受信部52を動作させるため
に、前段に受信ミクサ73が設置されている。この受信
ミクサ73へは移動無線機50Bで受信した受信信号の
一部が加えられる。受信ミクサ73への局部発振周波数
として、切替スイッチ64−3からの出力が加えられる
。ただし、この切替スイッチ64−3は、他の切替スイ
ッチ64−1や64−2のように高速で切替える必要は
なく、たとえば10Hz程度の低速で十分である。
そして切替スイッチ64−3がシンセサイザ55−1の
出力をオンにする位置にあるときC/N測定用受信部5
2で測定したチャネルCH1のC/N値を制御部58B
に伝達する。ついで切替スイッチ64−3がシンセサイ
ザ55−2の出力をオンにする位置にあるときチャネル
CH2のC/Nを測定する。以下順にシンセサイザ55
−nの出力をオンにする位置にあるとき、チャネルCH
nのC/Nを測定し、それぞれ制御部58Bに伝達する
。制御部58Bでは、これらの値を用いて受信切替用制
御器65Cおよび送信切替用制御器67Cの切替周波数
を、たとえば、それぞれC/Nに反比例した速度で動作
するように制御する。
以上のような動作を可能とするためには、前述の各無線
基地局30からの信号の送信方法に若干の変更を必要と
するので以下これについて説明する。
さて、前述の(9)式を再掲すると、 I=、ΣIo、5in(Ω、1 1=1 +5(t)+s ・(t)>    (9)(i=1.
2.  ・・・、n) (9)式において各無線基地局30から送信される制御
信号には、無線基地局30のIDが含まれており、上述
の切替スイッチのデユーティを変更するにはこのIDが
必要であるから、前述した(11〉式のように、 5C1=O (i=1.2.・・・、n) とおくわけにはいかない。したがって、この場合(10
)式は成立するものの、(12)式に相当する式は下記
のようになる。
I=占1゜Hsin(Ωを 十5(t)+5=(t))   (19)(1つ)式に
おいて各S。1(t)は1に比べて十分率であるから(
ただし、常数項は省略する。)、(12)式に相当する
式として近似的に下式を17る。
(20)式で表わされる信号を復調し、各無線基地局3
0から送信される制御信号をとり出すためには、5oH
(t)に含まれる信号の周波数成分をそれぞれ異ならせ
ることにより、濾波器により濾波することが可能である
したがって、各無線チャネルのC/Nを測定するととも
に、その信号を送出した無線基地局30のTDをつけ加
えて制御部58Bへ送ることにより、制御部58Bでは
各無線チャネルごと、すなわら各無線基地局30ごとに
受信(おるいは送信)するデユーティ時間を、C/N値
と関係づけて定めることが可能となる。
以上の効果を第1B図の構成で達成させるには、同図の
受信部53に各無線基地局30−1.30−2.・・・
、30−nから送信されてくる制御信号s 61m 、
 s c2(t) ・・・、 5on(t)を個々に受
信するための帯域濾波器を具備し、そのそれぞれで、信
号対雑音比を測定するなどの通信品質の監視手段を設け
ればよい。そして、この測定値を制御部58へ報告し、
信号対雑音比に応じた切替えのデューティで、切替スイ
ッチ64−1を動作させればよいわけである。
以上詳述したように移動無線機50の受信部53を動作
させることにより、送受信ダイパーシティ効果の増大を
はかることが可能となる。
つぎに、さらに受信ダイパーシティ効果の増大をはかる
方法を説明する。第1H図は、この場合の移動無線機5
0Cの構成例を示す。
第1H図において移動無線150cへの入力電波(入力
信号)は、アンテナ入力部でn+1等分され、それぞれ
無線受信回路68−1.68−2゜・・・、68−nお
よび干渉妨害検出器62へ到来する。各無線受信回路6
B−1〜68−nでは、それぞれ受信ミクサ63−1.
63−2.・・・、63−n、受信部53−1.53−
2.・・・、53−nが具備されており、また受信ミク
サ53−1〜53−nにはそれぞれシンセサイザ55−
1.55−2.・・・、55−nからの局部発振周波数
が入力される。したがって第1H図の構成では、受信切
替スイッチ64−1はなく常時各無線チャネルC1−1
1,CH2,・・・、CHrlの信号を受信し復調する
ことが可能である。
またこれらの受信部53−1〜53−nの出力信号は、
一部は制御部58Cへ送られるほか、通信品質監視部5
7−1.57−2.・・・、57−nにも送られて、各
無線チャネルの通信品質を監視し、その結果を制御部5
8Gに報告し、さらに受信部53−1〜53−nの出力
は、信号混合回路62に加えられて、通常のダイパーシ
ティ受信数(この場合は検波後の合成)と同様な処理が
加えられ電話機部59へ送られる。
第1H図のような回路構成をとることにより、大きなダ
イパーシティ効果を1qることが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明の作用は、移動
無線機50の送信周波数を無線基地局30で測定するこ
とにより、新しい通話チャネルに切替えられた後の周波
数ずれを予測し、これに適合した周波数で、チャネル切
替後に交信する無線基地局の送信チャネルを設定し使用
することにより、チャネル切替にともなう通話断ないし
発生する混変調による雑音を除去した点に特徴を有する
つぎに本発明による通話中チャネル切替で重要な役割を
果す制御信号の使用法について説明する。
以下の説明では、第1B図の構成をとるものとする。
無線基地局30−1.30−2. ・、30−nからチ
ャネルCl−11,CH2,−、CHnを用いて移動無
線機50宛に送信する場合について説明する。
前述のチャネル切替準備動作が完了すると、移動無線機
50の無線受信回路68には、無線基地局30−1.3
0−2.−.30−nからのチャネルCH1,Cl−1
2,・・・、CHrlの通話信号で送信され、これが移
動無線機50内の切替スイッチ64−1で順次切替えら
れて、切替受信される。
また切替スイッチ64−2も動作を開始するので、移動
無線150からの送信波も切替送信を開始される。
ここで、関門交換t120から各無線基地局30−1〜
30−nを介して移動無線機50に至る各経路間の差(
10KIIt以内)による遅延時間差は、せいぜい0.
03m秒以下であるから、動作に何の支障もなく、無視
することができる。また、無線基地局30−2.30−
3. ・、30− (n−1)からの下り信号には、音
声信号のみであるが、無線基地局30−1および30−
nからの下り信号には、音声信号のほかに制御信号(無
線基地局30−1および30−nを識別させる識別信号
や、切替指令信号)が第2図(a)に示したような帯域
外信号の形で挿入されているから、移動無線機50の無
線受信回路68では、これを受信し制御部58へ転送す
る。
制御部58では、この信号を識別し、制御部58の制御
により、当初は無線基地局30−1からのチャネル切替
応答信号やその後の無線基地局30−nからのチャネル
Cl1nを用いる通話信号やID信号が送られ、この信
号品質も良好なことを確認するので、無線送信回路68
を用いて上り通話信号の帯域外を用い、この確認事項を
無線基地局30−n向けに通話チャネルCHnにより、
無線基地局30−n経由で関門交換機20へ連絡する。
関門交換120では、無I!基地局30−nと移動無線
機50との、下りの通信が良好に動作しているとの連絡
を得たので、通話路制御部21はスイッチ群23のスイ
ッチ5W1−1.1−2.・・・1−nのうち、5W1
−1のみをオフとする。−方、移動無線機50は、無線
基地局30−1に対しては、送信の停止を、移動無線t
fi50の、シンセサイザ55−1の動作を停止させ、
切替スイッチ64−1 (第1B図)にシンセサイザ5
5−2゜55−3.・・・、55−nを循環切替動作す
るようにさせる。
これらの状態は、第3図に示されている。
つぎに移動無線[50からチャネルCHI、CH2,・
・・、CHnを用いて無線基地局30−1゜30−2.
・・・、30−nに送信する場合について説明する。
移動無線は50では、自己の装置内の制御部58の指示
によ゛す、受信切替用制御器65Cおよび送信切替用制
御器67Gがそれぞれ作動して、切替スイッチ64−1
および64−2はそれぞれ、動作中のシンセサイザ55
−1.55−2.・・・55−nの出力および56−1
.56−2.・・・。
56−nの出力を切替えて、チャネルCl−11,CH
2,・・・、CHnとを順次切替送受信中である(第1
B図)。この動作中、通話チャネルに送られる信号とし
ては、通話信号の外、帯域外の制御信号(第2図(a)
)として、移動無線12!50の使用チャネルの状態(
チャネルCH1,C1−12゜−CI−Inからチャネ
ルCH2,C1−13,・、C1−1nへ移行しつつあ
ること)、移動無線11ff150の識別ID等(たと
えば第2図<a)のf、1などのトーン信号でfDlと
f03などを組合わせてもよい)が加えられている。
無線基地局30− i  (i=1.2. ・、n)T
:受信されたチャネルCH1の上り信号は、無線基地局
3O−+の受信部53で復調され、復調俊の音声信号や
域外信号には異常のないことが確認された後、関門交換
1iI20へ転送される。関門交換1j120では、無
t!A塁地局30−1.30−2.・・・30−nから
のn個の信号のうち、音声信号については、無線基地局
30−1.30−2・・・、30nからの信号を混合す
る。関門交換11KI 20では、無線基地局30−1
.30−2. ・、30−nからのn個の信号のうち、
無線基地局30−1.30−2.・・・、30−nで加
えられた音声の帯域外で送られてきた識別信号などによ
って、それぞれ無線基地局30−1.30−2. ・、
30−nからのチャネルCHI、CH2,・・・、CH
nによる信号であることを確認する。
関門交換機20では、通話中チャネル切替動作が円滑に
進んでいることを確認し、移動無線機50の制御部38
に対し無線基地局30−nを経由して、チャネルCHn
により、無線基地局30−1とのチャネルCH1による
通信を停止し、無線基地局30−2.30−3.−.3
0−nとの通信に専念することが可能であることを報告
する。
この制御信号を受信した移動無線機50では、制御部5
8の動作により、シンセサイザ55−1および56−1
の動作を停止させて、受信チャネル選択用の切替スイッ
チ64−1の位置をシンセサイザ55−2.55−3.
・・・、55−nを循環切替動作するようにし、送信チ
ャネル選択用の切替スイッチ64−2には、シンセサイ
ザ56−2゜56−3.・・・、5.6−nを循環切替
動作を継続させるように指令する。
この結果、移動無線機50は、それまでのチャネルCH
Iを用いた無線基地局30−1との交信を終了し、無線
基地局30−2.30−3.・・・30−nと、それぞ
れチャネルCH2,C1−13゜・・・ CI−1nを
用いて交信する状態にはいる。これにてチャネル切替が
完了し、新前線チャネル群で交信されている状態が実現
する。以上説明した上りチャネルと下りチャネルの切替
動作は並行して実行されほぼ同時期に終了する。
以上の説明から明らかなようにチャネル切替時も無瞬断
であり、かつ雑音も実用上問題のない程度の低いレベル
にとどめることが可能でおる。
なお以上の動作中のいずれかにおいて、動作不良もしく
は、不動作が起れば、その直前の動作からヤリなおすこ
とになる。また動作障害が大きいときには、制御部58
に内蔵するメモリ部に記憶しである切替動作前の通話チ
ャネルにもどる動作も具備されている。
第7八図ないし第7E図には、第1A図、第1B図およ
び第1C図に示したシステムの動作の流れを示すフロー
・チャートが示されている。
関門交換機20.無線基地局30−1.30−2、・・
・、30−nおよび移動無線l1150が動作を開始し
、関門交換機20に含まれるスイッチ群23のスイッチ
5W1−1.1−2. ・  1− (n−1)がオン
であり、無線基地局30−’l、30−2.−.30−
 (n−1>と移動無線lN50との間で交信中である
。この交信には、移動無線機50に含まれる制御部58
によって指示されたチャネルCHI、CH2,−,Cl
−1−(n−’I )の下り周波数F1.F2 、・・
・、Fo−1と上り周波数f1.f2.・・・ fo−
1が使われている(3101、第7A図〉。
通信中の無線基地局30−1.30−2.・・・。
30− (n−1>からは、たえず移動無線機50から
の受信状況報告が出され、通信品質の劣化が発見される
と、ただちに移動無線1150に報告される(3102
>。これを受けた移動無線150の通信品質監視部57
では(S103)、通話品質がレベルL1よりも劣化し
ていないか否かを監視している(S104)。通話品質
がレベルL1よりも劣化していたならば(S104YE
S)、制御部58から、無線基地局30−1の周辺にあ
る無線基地局30−2.30−3. ・・−,30−n
などに対し、無線基地局30−1.30−2.30−3
.−.30− (n−1>と移動無線t450との間の
交信に使用している上り周波数f1.f2、・・・ f
n−1の信号をモニタ受信するように指示する(310
5、第7B図〉。
モニタ受信の指示を受けた周辺の各無線基地局30(た
とえば3O−n)では、周波数f1の信号をモニタ受信
しく3106)、その結果を移動無線機50の通信品質
監視部57に報告しく3107.3108)、各無線基
地局30からのモニタ受信品質を測定比較し、たとえば
無線基地局3Q−nの通話品質が一定基準のレベルL2
よりも良いことを検出する(S109YES)。
通信品質が良好でない場合は(3109NO>ステップ
5105にもどり、他の無線基地局30にモニタ受信さ
せる。
そこで制御部58は、移動無線機50が無線基地局30
−1のカバーするゾーンから無線基地局30−nのカバ
ーするゾーンに移動したものと判断しく3110、第7
C図)、無線基地局30−nとの交信に切替えるために
、無線基地局30−nが使用することのできる空きチャ
ネルを検索しく5111)、その結果、チャネルCHn
を決定する(S112>。制御部58は、移動無線機5
0の送信部51−nおよび受信部53−nを介して、無
線基地局30−nに対しチャネルCHnでの交信の準備
をするように指令する(S113)。
このチャネルCHnを用いるための交信準備指令は、無
線基地局30−nに送られ、チトネルC1−1nによる
交信の準備をする(S114)。移動無線t150は、
チャネルC1」nによる交信を可能とするための準備、
すなわち、制御部58からシンセサイザ55−nおよび
56−nに対して、周波数F を受信し、周波数f。で
送信できるように指示し、また切替用制御器65は切替
動作に入る(S115、第7D図)。
チャネルCHnを用いて交信する準備ができると、無線
基地局30−nは、準備完了の報告をチャネルCHnを
用いて移動無線機50に対して連絡しく3116)、こ
れと同時に無線基地局30−nは、関門交換lff12
0に対しチャネルCI−(nによる無線基地局30−n
と移動無線機50との間で交信準備が完了したことの報
告を出す(S116)。
チャネルCHnを用いての無線基地局30−nと移動無
線150との間の交信準備の完了を、関門交換120が
確認すると(S117)、スイッチ群23のスイッチ5
WI−1,1−2,・・・、1−(n−1>はオンのま
まにして、スイッチ5W1−nもオンにする(3118
)。そこで関門交換機20に含まれた通話路制御部21
は、移動無線R50に対して、移動無線150との間で
チャネルCHnを用いて交信を開始可能なことを報告す
る(S119)。
交信開始可能報告を受信すると、無線基地局30−nは
交信開始信号をチャネルCHnを用いて移動無線機50
宛に送出する(3123)。移動無線機50は無線基地
局30−nを識別するための識別信号であるID信号に
より、チャネルCHnによる交信の開始を確認しく51
24)、同時に移動無線機50の通信品質に視部57は
、移動無線機50と無線基地局30−nとの間の通信の
品質レベルを測定し、一定の品質レベル上2以上である
ことを検出すると(3125YES、第7E図)、無線
基地局30−1と移動無線機50との間のチャネルCh
l 1を用いて行っていた交信の停止を無線基地局30
−1に指令する(S126)これによって、無線基地局
30−1はチャネルCH1による交信をオフにする(8
127)。
このチャネルCH,1による交信停止を移動無線機50
が確認すると(3129)、シンセサイザ55−1およ
び56−1の動作を停止し、切替スイッチ64−1はシ
ンセサイザ55−1の出力端子への切替えを停止し、切
替スイッチ64−2はシンセサイザ56−1の出力端子
への切替えを停止(この動作は必ずしも必要ではないが
)して、チャネルCH2,Cl−13,・・・、CHn
で動作せしめるようにする。
チャネルCl−11交信停止を確認した関門交換は20
の通話路制御部21は、スイッチ群23のスイッチ5W
1−2.1−3. ・、1−nはオンのままとし、スイ
ッチ5W1−1をオフにする(8128)。
゛これによって、チャネル切替動作の期間を終了し、ス
イッチ5WI−2,1−3,−,1−nのオン状態で、
チャネルCH2,CH3,・・・、 CHn下り周波数
F2.F3.・・・ Fn上り周波数f2、f3=・・
・、foを用いて、移動無線機50は無線基地局30−
2.30−3.−.30−nとの間で、−瞬の切断も、
雑音の混入もなく、かつ送受信ダイパーシティ効果を1
4で、高品質な通信を継続することができる(3130
)。
(6)移動無線機の移動速度の推定とトラヒック輻慎対
策上の通話チャネル割当法 移動無線11ffi50と通信中の複数の無線基地局3
0が受信する受信電界あるいは通信品質の変化を測定し
、比較することにより移動無線IFi 50の速度(進
行方向および速さ)を検出することが可能である。これ
らを、以下、第8図を用いて説明する。
第8図において16個の円は、それぞれサービス・エリ
ア内の小ゾーン71〜Z16を示し、円の中心付近に設
置された無線基地局30−1.30−2.・・・、30
−16等から、それぞれ通信可能なエリアを示している
。いま現在通信中の移動無線機50がゾーンZ6内にあ
り、無線基地局30−2.30〜3.30−5.30−
6,307.30−10.30−11の7局とダイパー
シティを適用した通信を行っているとする。移動無線機
50が第8図の矢印の方向に移動しつつあるとすると、
移動無線機50からの送信信号を受信中の以上7つの無
線基地局では、それぞれ受信電界または受信品質を測定
中であり、これらの値は移動無線機50へ集められる。
移動無線機50では、これらの測定結果を比較すること
により、自移動無線機50の移動方向および速度を次ぎ
の方法により推定する。
まず移動方向は、観測された入力受信電界レベルが最も
急速に大きくなる方向に変化する無線基地局(第8図で
は3O−7)へ向っていると推定することができる。信
頼性の高い結果を1qるためには、測定持続時間を適切
に選ぶことが重要でおる。ただしこれは移動無線機50
の速度に大きく関係する。すなわち、電波伝搬特性は時
々刻々変化するからある程度の長い時間(自動車の場合
3〜10秒)ごとに区切ってその間に測定することによ
り測定値のばらつきの除去をはかることができる。第8
図で、このようにして得られた測定結果を入力電界の増
加の大きい無線基地局30から順に表わすと、たとえば
、 30−7>30−11 >30−3 であり、入力電界の減少の大きい無線基地局30から順
に表わすと、 30−6>30−10>30−2>36−5となろう。
また移動速度については、電波伝搬特性から得られてい
る電波伝搬曲線と比較すると移動速度が推定可能となる
以上の測定結果を用いることにより、移動無線機50の
移動先を推定し、移動先の無線基地局30の通信トラヒ
ック状況を調査し輻較した状態のときは、その無線基地
局30で通信中の移動無線は50の通信の種類により通
信する無線基地局30の数を減少させることが可能にな
る。つぎにトラヒックの輻較状態が1つのゾーンではな
く複数のゾーンにまたがる場合には、広域にわたる輻幀
対策が必要になる。これは大部会の都心部で自動車電話
システム等で発生している現象であり、第8図の30−
6..30−7.および30−11がトラヒック輻較状
態にあるとする。これについての本発明の適用を詳細に
説明する。
ゾーン211内には、移動無線1150aが居り、矢印
の方向に進行しているが、発呼信号を送出したとする。
この発呼信号は移動無線機50aへ集められ、割当るべ
き通話チャネルが決定されるが、トラヒックが輻較して
いない時には、無線基地局30−6.30−7.30−
10.30−11゜30−12.30−14.30−1
5等で使用される通話チャネルが割当てられる(ダイパ
ーシティ送受信が行われる)。ところが上記の3ゾーン
で(Z6,7.11>でトラヒックが輻較している場合
には、30−6.30−7および30−11のチャネル
は割当てられない。この場合交信相手として、通話品質
の最もよい無線基地局30は当然30−11であるが、
上記の理由のため割当てられない。もしダイパーシティ
の多重度が上記の4重(30−10,30−12,30
−14゜3O−15)では不足する場合には、移動無線
機50aでは、移動無線150aの移動方向、移動速度
を推定可能であるから、移動方向にある無線基地局30
−8や30−16で使用するチャネルを割当てる。した
がって移動無線t150aはゾーンZ11に居るにもか
かわらず、やや遠い無線基地局30−8および30−1
6と通信を開始することになる。
以上説明したチャネル割当てを適用することにより、従
来のシステム技術では解決されなかったトラヒック高密
度地域における輻較対策が可能となる。
(7)高速移動中の移動無線機の位置登録方法および発
着呼等の動作 本発明に関わる移動無線機が自動車に搭載され高速で移
動している状態における位置登録や発着呼等の動作を説
明する。。
本発明を適用する具体的システム例は前述したごとく、
小ゾーンおるいはマイクロセル構造を用いることを基本
としている。そして小ゾーンあるいはマイクロセルの大
きさは、自動車電話方式では半径3〜5版、携帯電話方
式では半径25〜100m程度であった。これらゾーン
内において移動無線機50 (B、C、D>が移動する
場合、通信の確保に必要な条件は送受信に必要な所要信
号対雑音比の確保である。
これをさらに具体的に説明すると、移動無線機50 (
B、C、D)の移動距離が、通信時間内において相対的
に少なく、一方、受信電界強度が移動無線機50 (B
、C、D>の移動距離を通じて大きく変動しない状態で
あれば、通信の確保上望ましい条件ということになる。
別の表現を用いれば、1つの無線基地局30 (B、C
、D、E)のサービス・エリアが、移動無線機50 (
B、C。
D)の通信時間における移動距離に比べ相対的に大きけ
ればよいことになる。
ただし、移動無線1(B、C、D>の通信時間が長かっ
たり、あるいは1つの無線基地局30(B、C、D、E
)のサービス・エリアの大きざが相対的に小さ(プれば
、すでに説明したごとき通話中チャネル切替等が必要で
あったが、以下に述べるような別の対策等は不要であっ
た。自動車電話の場合、1つの無線基地局30 (B、
C、D。
E)のサービス・エリアの大きさと自動車の通常の時間
内の通話中の移動距離とは、通信の確保上望ましい条件
を満してはいるが、以下に説明するマイクロセルを用い
る携帯型の移動無線機50(B、C、D>を自動車内に
持込んで通信に用いようとすると困難な問題に直面する
すなわら下記の文献 装置“携帯電話の方式検討−無線回線制御とルーチング
を中心に一″電子情報通信学会通信方式%式% に掲載されているような携帯電話方式においては、携帯
電話機(本発明の移動無線は)は、通常、人が携帯し歩
行しながら通話に供することを目的として方式設計がな
されている。したがって1つの携帯電話親装置(本発明
の無線基地局)のサービス・エリアは半径25m程度で
あっても、人の歩行はぜいビい100m/分程度であり
、1つの無線基地局30 (B、C、D、E)のサービ
ス・エリアの大きさと移動無線機50 (B、C、D)
の通話時間内における移動距離とが調和を保っているの
で、通信の実行に当って技術的に特に困難となるものは
ない。
ところが携帯電話機を自動車のようにマイクロセルの大
きさに比較して単位時間内の移動距離の大きい移動体に
搭載すると、移動体の移動速度が大きいために、送受信
に必要な所要信号対雑音比が得られない場合があり、後
述のような種々の問題点が発生し、すてにシ(明したも
のとは異なる技術的な対応が必要となる。
まず位置登録においては、前)ホの第4図を参考にして
説明すると、 i) 移動無線機50 (B、C、D>からの位置登録
信号が最寄りの無線基地局30 (B、C、D。
E)で受信できない。
rr)  H寄すノ無線基地局30 (B、C、D、E
)の登録完了信号を移動無線機50 (B、C、D>で
受信できない。
上記のうち移動無線it!!50 (B、C、D>の速
度の大小から判断すると、移動無線機50 (B。
C、D>の速度が大きいところでi)の状態が発生し、
次いでii)の順において発生することになる。それは
第4図の各ステップの動作を実行し、R後の段階で受信
不能となったためである。
このような高速移動にともなう不都合な現象を生ずる場
合を高速移動モードと呼び、移動速度が障害を生じない
場合のモードを低速移動モードと呼ぶことにする。
つぎに移動無線機50 (B、C、D>からの発呼につ
いて、前述の第5A図および第5B図を用いて説明する
) 移動無線t:!150 (B、C、D>からのオフ
・フック信号が最寄りの無線基地局30 (B、C。
D、E)で受信できない。
i) 最寄りの無線基地局30 (B、C、D、E)か
らの発呼応答信号が移動無線機50 (B、C。
D)で受信できない。
iii )  移動無線機50 (B、C、D)からの
通話チャネル指定信号が最寄りの無線基地局30(B、
C、D、E)で受信できない。
iv)  最寄りの無線基地局30 (B、C、D、E
)のヂャネル切替完了信号が移動無線機50 (B。
C、D)で受信できない。
v) R寄りの無線基地局30 (B、C、D、E)の
ダイヤル・トーン信号が移動無線機50 (B。
C、D)で受信できない。
vi)  移動無線機50 (B、C、D)からのダイ
ヤル信号が最寄りの無線基地局30 (B、C、D。
E)で受信できない。
上記のうち移動無線tm50 (B、C、D)の移動速
度の大小から判断すると、速度が最も大きなところでi
)の状態が発生し、次いでii) 、 +ii )、 
iV) 、 V )、 vi)の順で次第に小さな速度
で発生するようになる。なお、v)、vi)の状態は、
通話中チャネル切替技術で救済することも可能であるが
、一応ここには問題点としてめげておいた。
さらに、移動無線150 (B、C、D)への着呼につ
いて前述の第6八図ないし第6C図を用いて説明すると
、 i) 無線基地局30 (B、C、D、E)からの着呼
信号が移動無線機50 (B、C、D)で受信できない
ii)  移動無線機50 (B、C、D)からの通話
チャネル指定信号が無線基地局30 (B、C、D。
E)で受信できない。
iii )  無線基地局30 (B、C、D、E)か
らの指定チャネルへの切替認否信号が移動無線機50 
(B、C、D>で受信できない。
iv)  移動無線機50 (B、C、D>からのチャ
ネル切換報告が無線基地130 (B、C、D、E)で
受信できない。
vi)  移動無線150 (B、C、D)のオフ・フ
ック信号が無線基地局30 (B、C、D、E)で受信
できない。
上記のうち、移動無線機50 (B、C、D)の移動速
度の大小から判断すると、速度が最も大きなところでi
)の状態が発生し、次いで白)、iit >、 iV)
 、 v )、 vi)の順で次第に小さな速度で発生
するようになる。なお、v)、vi)の状態は通話中チ
ャネル切替技術で救済することも可能であるが、一応こ
こには入れておいた。
また、通話中チャネル切替について、前述の第7八図な
いし第7E図を用いて説明すると、i) 無線基地局3
0−1からの通信品質劣化発見の報告を移動無線機50
 (B、C、D>で受信不能。
1i)i)の通信品質劣化発見の報告は受信できたが、
無線基地局30−1の周辺の無線基地局30へ周波数f
1のモニタ受信の指示を出したにもかかわらず、モニタ
結果の報告を受信不能。
iii )  ii)のモニタ結果を受信し、無線基地
局30−nヘチャネルCHnの使用を指令したにもかか
わらず無線基地局30−nより応答信号がこない。
iv)無線基地局30−1との交信オフを確認できない
上記のうち移動無線機50 (B、C、D)の移動速度
の大小から判断すると、速度の最も大きなところでi)
の状態が発生し、ii) 、 iii >、 iv)の
順で次第に小さな速度で発生するようになる。
ただし、上記のうらi)は、移動無線tff150 (
B。
C、D>自身でも通信品質監視を行っているシステムに
あっては、受信不能が生じても問題はない。
したがって、以下に説明するシステムでは、この監視を
行っているものとする。
さて、移動無線機50 (B、C、D>が高速移動モー
ドにある場合、通信を確実に行うための本発明の作用を
以下に説明する。まず、高速移動モードについて、移動
無線150 (B、C、Dの移動速度により、広域呼出
モード、高速移動モード。
低速移動モードに準するモードの3つのモードに細分す
ることができる。
まず、広域呼出モードについて説明する。携帯電話機の
移動速度が高速すぎるため、本発明の方法を適用しても
、なお十分に信頼性の高い通信を確保できない場合のモ
ードである。システム構成を適切にとれば後述するよう
に、実際にはこのモードは発生しないであろう。
低速移動モードに準するモードは、高速移動中であるに
もかかわらず、移動速度が比較的低速かあるいはシステ
ム構成を高速移動に耐えるように構築しており、通常の
移動モード(低速移動モード)と技術的にはほとんど変
らないシステム動作が行える状態の場合である。したが
ってこのモードについての技術的問題は特になく、すで
に)ホべた本発明による実施例で示したシステム動作で
通信が可能である。
さて、システム溝築を高速移動モードの移動無線機50
 (B、C、D)にも良好に通信可能なように対策を講
じておくことは重要でおる。以下、本システムに含まれ
る無線機の送信電力等を前述の文献(併置゛携帯電話の
方式検討−無線回線制御とルーチングを中心に−′′電
子情報通信学会通信方式研究会C387−161987
年5月)と同一にして、高速モードに適するシステム構
築法を説明する。
まず、移動無線機50 (B、C、D)が高速移動モー
ドになるのは道路上である。そして、道路上は通常電波
伝搬特性が屋内にくらべ良好でおる。
その上、道路沿いの柱上等に設置される無線基地局30
 (B、C、D、E)は、主として道路上の移動無線機
50 (B、C、D>を対象にすればよく、したがって
、アンテナの指向特性としては通路に沿った細長い平面
に主ビームを向ければよい。
すなわち小ゾーンを構成するためには、通常のエリアで
ある円形である必要はなく長円もしくは扇形でよい。す
ると、同一の無線基地局30 (B。
C、D、E)の送信電力であっても、比較的遠くまで通
信可能なサービス・エリアとなる。送信電力が’lQm
Wで円形ゾーンでの場合は、屋外で半径200mが最大
でめったが、長円では長軸に沿って半径300〜400
m位迄サービス・エリアにする事が可能となる。
これを図示すると第15図のごとくなる。第15図にお
いて道路上の点Aもしくは点Bに高速移動モードの移動
無線1150 (B、C、D>があるとし、点Aもしく
は点Bの移動無線機50(B。
C、D>は、いずれも右方への高速移動中とする。
また、第15図の点PO−P3.L1〜L6.QO−,
−02は道路に面した柱上に設置されている無線基地局
30 (B、C、D、E)の位置を示し、点QO,L4
と点Pi、L3とはそれぞれ同一の無線基地局30 (
B、C、D、E)に対して、説明の都合上与えられた記
号である。また同図面上で()内に示された数字は、各
無線基地局30(B、C、D、E)の設置された点に対
応する■D番号である。破線で囲まれた小ゾーンは、そ
れぞれPO,Pi、P2.P3.Ll、L3.L6の位
置に設けられた無線基地局30 (B、C、D。
E)のサービス・エリアを示す。
つぎに、第1A図に示した関門交換11ff120の高
速移動モードに関する動作について説明する。すでに、
この関門交換機20の機能について説明したように、関
門交換120のID識別記憶部24には多くの無線基地
局30 (B、C、D、E)や移動無線機50 (B、
C、D)に関するモード別記憶機能が具備されている。
すなわち道路沿いの無線基地局30 (B、C。
D、E)は、それ以外の所に設置されている無線基地局
30(B、C、D、E)と同様に低速モード用として関
門交換11a20のID識別記憶部24に記憶されてい
るほか、高速移動モードの移動無線t150 (B、C
、D>が現れた場合にそなえて、高速移動モードの移動
無線R50(B、C、D)と通信するのに適する無線基
地局30 (B、C。
D、E)群として道路沿いの無線基地局30 (B。
C、D、E)(高速移動モード用無線基地局と称する)
のみを識別して記憶する機能を有する。そして、高速移
動モード用無線基地局は、高速移動モードの移動無線I
JI50 (B、C、D>がその近傍に出現しない場合
、あるいは通話トラヒックが閑散な場合は、通常の無線
基地局30 (B、C。
D、E)と同一の動作を行うが、−旦高速移動モードの
移動無線tiN50 (B、C、D>が出現すると、関
門交換機20または、移動無線機50 (B。
C、D)の指示により高速移動モードの移動無線11f
f150 (B、 C、D>との交信のみに専念する機
能を有する。
したがって、高速移動モードの移動無線機50(B、C
、D)からの位置登録および発着呼が行われると、関門
交換120は通信中の高速移動モード用無線基地局30
 (B、C、D、E)はもとより、その周辺にある高速
移動モード用無線基地局に対しても、高速移動無線11
50 (B、C、D)から送信される信号をモニタ受信
させ、その測定結果を関門交換1ff120へ報告させ
る。関門交換機20では、これらを比較し、高速移動モ
ードの移動無線機50 (B、C、D)の速度(速さ、
方向)を推定し、その結果をこの移動無線機50 (B
C、D>の進行方向にある高速移動モード用無線基地局
30 (B、C、D、E)へ通知する。この結果、通常
の低速移動−E−ドに比較して、はるかに移動無線機5
0 (B、C、D>が高速で移動していでも、通信を確
保することが可能となる。またシステムによっては、高
速移動モードの移動無線機50 (B、C、D)か否か
を、その移動無線機50 (B、C、D>または高速移
動モード用無線基地局30 (B、C、D、E)に判断
させるようにすることも可能である。
以下、高速移動モードの移動無線機50 (B。
C、D>の位置登録や発着呼動作の一例を、具体的数値
を用いて説明する。
移動無線機50 (B、C、D)は自動車に搭載されて
いるとし、自動車の車速を時速110触とする。この速
度はかなり高速でおり、高速道路上での速度と考えられ
るが、本発明によるシステムでは設計に余裕をとるため
にこの値を採用する。
上記の値は秒速30mとなる。
この速度の自動車が第15図の長円形のゾーンを進行す
ると、1つのゾーンを通過するには、300mX2 /
30m = 20秒かかることがわかる。ただし、移動
無線機50 (B、C、D)からの位置登録や発着呼は
、小ゾーンのどの位置から行われるのか不明であるから
、たとえば、第15図の点Aにおいて開始された場合は
、ただちに隣接ゾーンへ移行するために、点P2の高速
移動モード用無線基地周30 (B、C、D、E)との
交信はすぐ不能となってしまう。
つぎに第15図の点Bで開始されたとすると、点P2の
無線基地局30 (B、C、D、E)との交信は約20
秒間持続されることになり、この場合には、システム条
件によっては低速移動モードの動作とほぼ同一となって
しまう場合がおる。実際にはこの中間と考えられ、1つ
の高速移動モード用無線阜地局30 (B、C、D、E
)との交信可能時間は平均10秒と考えてよい。またシ
ステムによっては第15図に示す通り別の無線基地局3
0 (B、C、D、E)が点QO,Q1.Q2および点
L2.L5に設置されており、サービス・ゾーン(図示
せず)がオーバラップすることになるが、これはダイパ
ーシティのために使用される場合がある。上記の説明で
は簡単のため、このダイパーシティの説明は省略した。
つぎに移動無線機50 (B、C、D)と高速移動モー
ド用無線基地局30 (B、C、D、E)との間の無線
区間での交信ならびに高速移動モード用無線基地局30
 (B、C、D、E)と関門交換機20との有線系での
交信(位置登録や発着呼)のための信号の送受信に要す
る時間について説明する。
まず、無線区間であるが、位置登録や発呼のように移動
無線150 (B、C、D>が主導するときの制御信号
の所要時間を検討する。信号形態としてディジタル信号
を用い、信号速度を1200ビット/秒とする。位置登
録のための移動無線機50 (B、C、D>からの送出
信号には、40ビツトのIDコードのほか、制御種別2
0ビツト、それにプリアンプルやスタート信号、検査信
号を含んでおり、最大200ビツトと考えておけばよい
。したがって信号送出に要する時間は、200 /12
00= 0.167秒すなわち約170m5ecとなる
一方、高速移動モード用無線基地局30 (B、C。
D、E)から移動無線機50 (B、C、D)への制御
信号も最大17 Qmsec程度である。また有線系の
信号送受信に要する時間は無線系より小であるから、低
速移動モードにおける位置登録に要する全所要時間は通
常のシステムで2秒以内である。
同様に、発呼に要する所要時間も2秒以内である。
着呼についても通常2秒以内であるが、移動無線機50
 (B、C、D)が省電力化のために間欠受信をしてい
ると、所要時間が長くなり5秒位質する場合がある。
以上いづれの場合も所要時間のみから考えた場合、通常
のモード、すなわち低速移動モードの制御信号送受信を
用いても、他に劣化要因がなければ高速移動モードにお
いて十分実行可能であることが明らかとなった。
しかしながら、後)ホするように高速移動モードでディ
ジタル制御信号を伝送すると、フェージング作用の影響
等のために、伝送特性が劣化する。
これを改善するために、つぎの方法が採用される。
) 同一信号を反復くり返し送出する(再送)。
ii)  信号速度を高速移動モードに適する値に変更
する。
iii )  信号形式を高速移動モードに適するもの
に変更する。
iv)  誤り訂正機能を強化する。
■) スペース・ダイパーシティ、周波数ダイパーシテ
ィ等、各種のダイパーシティ技術を導入する。
以上の各技術をまとめて、高速移動モード用制御信号送
出方法と呼ぶことにする。上記のモードで送信部より信
号を送出するのに対し、対向する無線機の受信部ではこ
れに見合った受信方法を適用することは当然である。そ
の方法として、i) 高速、低速モードを問わず受信可
能。
ii)  モード変換の直前に制御信号により相手方に
モード変換のある事を知らせる。
iii )  一定の時間タイミングは、たとえば低速
モードで受信してみて、信号が満足に受信できなければ
他のモードに変更して受信する。
iv)  受信部として高速用、低速用と2種類を準備
する。
など種々の方法がある。
以上の諸技術は本発明を適用する各種システムに採用さ
れる技術について述べたものであり、必ずしも上記すべ
ての技術を採用するとは限らない。
たとえば、これらのうち最も簡単なものは同一信号の再
送回数の増加であり、これだけでもかなりの効果を期待
できる。
以下、上記の対策のうち送受信ダイパーシティを適用(
ただし、通話中チャネル切替については同一信号の再送
回数の増加法を適用)する方法について具体的に説明す
る。
この場合、小ゾーンシステムに採用されている制御信号
送受信方法すなわち、無線基地局30(B、C、D、E
)と移動無線機50 (B、C。
D)との間で制御チャネルとして使用されているチャネ
ルの隣接するゾーンで使用されている他の制御チャネル
との間には、以下のごとき種類がある。
a)  隣接するゾーンと同一の制御チャネルを使用す
るシステム この場合、低速移動モードでは、無線基地局30 (B
、C、D、E)から送信する下り制御信号は通話路制御
部21からの信号により近傍にある他の無線基地局30
 (B、C、D、E)と時間的に同期して送受するか、
あるいは時間差を設けて順次送信される(送信機はそれ
ぞれ1台が動作)。
一方、移動無線機50 (B、C、D>が送信する上り
制御信号は、下り制御信号に対応した制御チャネルを使
用する(送信部から1つの制御チャネルを用いた制御信
号が送出される)。
ところが高速移動モードになると、1つの無線基地局3
0 (B、C、D、E)に具備されている複数の送受信
は(あるいは複数の送受信と同一の機能を時分割で送受
する1個の送受信眼)から同一のチャネルで同一信号が
同時または、順次に送出される。移動無線機50 (B
、C、D)でこれを受信すると、複数の送受信機による
ならば一種のスペース・ダイパーシティ効果が、また時
分割による1個の送受信機によるならばタイム・ダイパ
ーシティ効果が得られることになる。加えて、周辺にあ
る無線基地局30 (B、C、D、E)からも、通話路
制御部21からの指示に従う方法で、同一信号が同一時
刻または順次送出されるから、上記の送信ダイパーシテ
ィ効果は相乗される。
方、移動無線機50 (B、C、D)からの上り制御信
号は、移動無線機50 (8,C、D)に具備されてい
る全送信機を用いて、同一信号を同一の制御チャネルを
用いて、同一信号を同一の制御チャネルを用い、同時ま
たは時間差を設けて送信するから、この場合も送信ダイ
パーシティ効果が得られることになる。
b) 隣接するゾーンとは別の制御チャネルを使用する
システム この場合、低速移動モードでは、無線基地局30 (B
、C、D、E)からの下り制御信号は周辺の無線基地M
30 (B、C、D、E)からの制御信号の送信を全く
考慮に入れずに行うことが可能となり、とくに関門交換
t120からの指示も必要なく、移動無線機50 (B
、C、D)に対して複数の無線基地局30 (B、C、
D、E)から同時またはランダムに制御信号の送信をす
ることができる。この場合に、各無線基地局30 (B
、C。
D、E)の使用する送信機は各1個である。一方、移動
無線1150 (B、C、D>からの上り制御信号は、
現在受信している下り制御チャネルに対応した上り制御
チャネルを使用する(送信機から1つの制御チャネルを
用いた制御信号が送出される)ところが高速移動モード
になると、1つの無線基地[30(B、C、D、E)に
具備されている複数の送受信機(あるいは複数の送受信
機と同一の機能を有する1個の送受信機)から複数の制
御チャネルで同一の信号が同時または順次に送出される
。周辺にある無線基地局30 (B、C、D。
E)においても同様の動作が実行される。ただし電波干
渉を避けるため関門交換機20より送信タイミング情報
が各無線基地局30 (B、C、D。
E)へ送られている。一方、移動無線機50 (B。
C、D>では、移動無線機50 (B、C、D>の有す
る全受信機が複数の制御チャネルのそれぞれを受信する
ように待機状態になっており、送受信ダイパーシティ効
果が得られることとなる。移動無線機50 (B、C、
D)からの上り制御信号は移動無線機50 (B、C、
D)に具備それている全送信機を用いて、同一の信号を
複数の制御チャネルによって同時または時間差を設けて
送信するカラ、移動無線t150 (B、 C、D )
 (D近傍ニi3F>る複数の無線基地局30 (B、
C、D、E)で受信可能となり、これまた送受信ダイパ
ーシティ効果が得られることになる。
以上説明したように高速移動モードでは、制御信号送受
信に対してダイパーシティ効果が得られることが明らか
になったが、これを通常の移動無線機50 (B、C、
D>の状態である低速移動モードで使用しないのはつぎ
の理由による。
i) 周波数の有効利用 高速移動モードでは、無線基地局30 (B、C。
D、E)、移動無線機50 (B、C、D>とも多くの
無線チャネルを使用することになり、他の移動無線機5
0 (B、C、D)の発着呼に電波妨害を与えたり、あ
るいは電波妨害を避けるために発着呼信号送出の時間的
なおくれが発生したりするからである。
1) 低消費電力化 とくに携帯電話機のような小型の移動無線機50 (B
、C、D>については、電池の負担を可能なかぎり軽減
するために、送信電力を時間的、ないしは岳的に少なく
することが望ましい。
したがってシステムとしては低速移動モードが望ましく
、この状態に全移動無線1m50 (B、C。
D)があるものとして、周波数の有効利用、加入者収容
力の増大、他の通信へ及ぼす影響を最小にする等を目標
に最適の制御方法を定めていたが、高速移動モードでは
、これらの最適条件から若干離れて、高速移動モードで
交信中の移動無線R50(B、C、D>に対する信号伝
送の高信頼化をはかる方向に設計思想を変えた点である
。ただし、システム全体から考えた場合、高速移動モー
ドの移動無線機50 (B、C、D>の数は、通常のモ
ードである低速移動モードの移動無線機50 (B。
C、D)の数に比べて、きわめて少ない点である。
−例をあげれば、東京23区内において前述の文献(装
置 ゛携帯電話の方式検討−無線回線制御とルーチング
を中心に一″電子情報通信学会通話方式研究会C387
−161987年5月)では、700万台の携帯電話機
があるシステムで、車内に搭載されている携帯電話機数
は全体の10%以内、実際には5%位と推定される。し
たがって、たとえ高速移動モードの移動無線機50 (
B、C、D>に対し信号伝送の信頼度向上のため、再送
等の技術を用いたとしても、全体として周波数の有効利
用をそこなうことは僅かであり、とくに問題とはなり得
ないと考えられる。
つぎに高速移動モードにおける移動無線機50(B、C
、D>と高速移動モード用無線基地局30 (B、C、
D、E)との間の信号の送受信方法について説明する。
後述するように低速移動モードにおける信号送受信方法
を用いたのでは、信号の授受が良好に行えないことを認
識した高速移動モードの移動無線ti50 (B、C、
D>または高速移動モード用無線基地局30 (B、C
、D、E)において、この移動無線機50 (B、C、
D)が高速移動モードであると判断し、つぎのような制
御信号送出法を採用する。以下、位置登録1発着呼2通
話中チャネル切替の順で説明する。
(A)位置登録 低速移動モードにおける移動無線g150(移動無線機
50 (B、C、D)を以下において単にこのようにい
う)からの位置登録信号送出許可信号は通常1回または
複数回反復送信されるが、これはシステム設計条件で定
められる。移動無線機50からの位置登録は、自身が高
速移動モードか否か認識している場合と認識していない
場合とがあるが、以下認識していないと仮定して、第1
0A図ないし第10E図のフローチャートを用いて説明
する。
移動無線機50の常置場所であるホーム・エリア、ある
いはホーム・エリア以外のサービス内のエリアであるロ
ーム・エリアにおいて、すでに関門交@機20および周
辺の無線基地局30−1゜30−2.30−3が動作し
ているときに、移動無線機50の電源スィッチがオンさ
れて、動作を開始すると、最初に行われるのが位置登録
動作である。
移動無線a50は高速移動中であるか否か、わからない
から、まず最初は低速移動モードとして、関門交換機2
Q主導型の位置登録が開始される。
したがって、この方法ではすでに第4図のステップ32
01ないし5211で説明したように、ステップ540
1ないし3409 (10A図)およびステップ341
0.3411 (第10B図)の動作が進行し、関門交
換機20からの登録完了信号を受信した無!!2W地局
30−1が、これを移動無線150へ転送し受信したと
ころである。(S411)。最寄りの無線基地局30−
1からの登録完了信号を、良好に受信できた場合はく5
412、YES)、移動無線FM50では無線基地局3
0−1のIDを記憶し、登録動作を完了する(S413
)。
ところが、移動無線機50が高速移動中であるので電波
伝搬特性が悪く、通常は、最寄りの無線基地局30−1
からこの登録完了信号を受信するが、良好に受信するこ
とができない(8412NO)。したがって一定の時間
タイミングの後、移動無線150では同一の位置登録信
号の送出を再度実行する(S414)。無線基地局30
−1では、再送された位置σ緑信号を受信しく8415
)、受信内容を確認すると、受信品質を検査し、■D識
別記憶部34にIDを記憶する(3416)。
受信品質を検査した結果一定値以上である場合には(S
417YES) 、位置登録要求信号を関門交換機20
に対して送出する(3418、第10C図)。この登録
要求信号を受信した(3419)関門交換機20では、
無線基地局30−1に受信品質および位置が記憶されて
いることを登録する(3420)。この登録作業が完了
すると、登録完了信号が送出される(S421)。この
登録完了信号を受信した無線基地局30−1では、下り
制御チャネルを用いて移動無線a50に転送する(S4
22)。
移動無線機50では、位置登録完了信号を受信すると(
S423)、それが良好に受信されたものであるか否か
を検査しく3424)、良好に受信された場合には(3
424YES)、ステップ5413(第108図)にも
どり、無線基地局30−1のIDを記憶し、登録動作を
終了する。良好に受信できない場合、あるいは受信不能
の場合には(3424NO> 、この不良受信の回数が
規定の数n(たとえばn=3)に達していない場合には
(3419NO>、ステップ5414から5424の動
作をくり返し、非常に小さな確率ではあるが規定の回数
nに達した場合には(S425YES) 、移動無線機
50自身は高速で移動中であると判断し、高速移動モー
ド用制御信号送出方法に従って、制御信号のダイパーシ
ティ送受信することを決定しく3426)、複数または
1つの制御チャネル(CH)を用いて、同一内容の位置
登録信号と移動速度の測定依頼を無線基地局30−1.
30−2.30−3に対して送出する(S427、第1
0D図)。
一方、関門交換機20においても、移動無線機50の一
連の動作を注意深く見守っており、位置登録を受付けた
同一の移動無線機50から再度位置登録を行ってきたこ
とにより、移動無線機50は高速移動モードの可能性あ
りと判断し、移動無線機50より移動速度の測定依頼が
あるか否か侍受ける。
この速度の測定依頼信号は一定間隔のタイミングで送出
され、高速移動モードである旨の情報が含まれている。
この測定依頼と位置登録許可信号を受信した最寄りの無
線基地局30−15よび30−2.30−3では(S4
29,3430>、その受信状態が良好であったならば
(S431YES、5432YES) 、移動無線機5
0は高速移動モードであることを認識する(S433,
5434)。
無線基地局30〜1.30−2.30−3では速度測定
依頼をすでに受けており、移動無線機50から一定間隔
のタイミングで送られてくる信号の電界値を測定して、
その測定結果を位置登録要求信号とともに関門交換機2
0へ送信する(3435.3436>。
受信電界値および位置登録要求信号を受領した関門交換
機20は、この受信電界の変化から、第14図を用いて
説明した方法により各無線基地局30−1.30−2.
30−3に対する移動無線150の速度を求め、これら
を比較処理して、移動無線機50が無線基地局30−”
l、30−2゜30−3の方向へ速度V1.V2.■3
で移動中であることを算出する(8437)。この速度
情報の報告は、位置登録完了信号とともに、ただちに無
線基地局30−1.30−2.30−3に送出され(3
438、第10E図)、無線基地局30−1.30−2
.30−3ではこれを受信し、記憶しく5439,44
0) 、移動無線機50宛に複数の制御チャネルを用い
るか、あるいは1つのシIJIチャネルを用いて、各無
、腺基地局30−1゜30−2.30−3からそれぞれ
異なるタイミングで転送される(3441,5442)
。無線基地局30−1.30−2.30−3からの速度
情報および位置登録完了信号を受信した移動無線機50
は(3443)、その受信が良好であるか否かを判断し
く3444)、良好であったときは(S444YES)
 、無線基地局30−1.30−2.30−3の各ID
を記憶して位置登録動作を終了する(S447)。良好
に受信できなかったときには(3444NO) 、その
不良受信回数が所定のn回(たとえばn=3)に達して
いない場合には(3445NO> 、位置登録完了信号
等を良好に受信できるのを持ち(3444)、極めて少
ない確率ではあるが不良受信回数が所定のn回に達して
しまった場合には(S445YES)、位置登録を断念
するか、または広域呼出モードに移行し、着呼のみ可能
な広域呼出用制御信号の受信に専念する(S446)。
この広域呼出モードにおける着呼については、本出願人
による特願昭62−329022号に開示されている。
一方関門交換1420では移動無線ti50の位置登録
を高速移動モードで受付けたことを記憶して(S448
)、位置登録動作を終了する。
ここにおける位置登録は、移動速度が大であるために、
場所の登録は効果的ではない。ただし、通常は移動無線
1ff50の電源をオフにしておき、発呼するときのみ
電源をオンにして使用する場合には、位置登録後、ただ
ちに発呼が行われるから効果的である。しかし、一般的
には、移動方向および速さの測定が行われて速度情報を
用いるようにしている。
この高速移動モードにお(プる本発明の動作においては
、無線基地局30−1.30−2,303からの信号の
受信は、低速移動モードの場合に比べて、はるかに受信
しやすいようになっている。
それは高速移動モードの移動無線機50がらの位置登録
動作開始信号を受信した最寄りの無線基地局30−1.
30−2.30−3では、その信号の中に含まれている
移動無線機50の速度情報がら、移動無線機50が高速
移動モードで必ることを認識し、無線基地局30−1か
ら移動無線機50へ送信する位置登録信号送出方法に従
った送信方法を実行する。そしてこの信号の中に無線基
地局30−1.30−2.30−3は高速移動モードの
移動無線機50への応答信号である旨の情報を含めてお
く。このような方策により移動無線機50は無線基地局
30−1.30−2.30−3からの位置登録信号送出
許可の信号を通常よりはるかに受信しやすくなる。
また、高速移動モードにおける送受信ダイパーシティに
おいては、関門交換機20に対して、移動無線fi50
が高速移動中であることを知らせることができるから後
述の発着呼や通話中チャネル切替動作に有効となる。ま
た、たとえば位置登録が完了したとしても移動無線機5
0からは、30秒毎とか1分毎とか一定の法則に従う時
間間隔で位置登録をくり返すので、着呼が確実に実行さ
れる。
さらに高速移動モードの移動無線機50からの位置登録
を受付けた関門交換は20では、登録のファイルを別管
理し、かつ高速移動モードの移動前1!;J P3t5
0との交信に適する別管理されている無線基地局30 
(B、C、D、E、以下単に30という)を発着呼の際
に割当てるから、以下に説明するように高速移動中であ
るにもかかわらず発着呼を確実に実施することが可能で
ある。
第15図には、通路ぞいに配置されている高速移動モー
ドの移動無線機50との交信に適する無線基地局30の
群を示す。第15図の左右に走る通路においては、左か
ら右にかけて点PO,QO。
Pl、P2.Ql、P3.Q2にある各無線基地局30
の自己識別情報(ID)が()内に示ずように301,
302.・・・、306.307と単調に増大する等差
数列で与えられている。−力士下の通路ぞいに配置され
ている無線基地局30では、上から下へ点L1ないしL
6にある各無線基地局30の自己識別情報(ID)が、
431,433.435,437.・・・とこれまた単
調に増大する等差数列で与えられている。また各無線基
地局30のサービス・エリアは破線で示すごとくである
とすると、道路上のサービス・エリアは、通常相隣る無
線基地局30のサービス・エリアで重畳される状態にあ
ることになる。
さて、移動無線wt50は第15図のA点にあり、かつ
右方へ高速移動しつつおるとする。この時点での位置登
録は、当然ID番号304および305の無線基地局3
0に対し行われるが、第10A図ないし第10E図で説
明したごとく、移動無線機50ヤ関門交換は20は、移
動無線は50の速度(方向と速さ)は認識しており(第
15図の右方向へ移動中であること)これを発着呼の際
に活用することになる。すなわち位置登録の場所、各無
線基地局30の設置間隔と、移動無線[50の速度より
、ある時間(次の位置登録のための信号送出までの時間
)経過後の移動無線機50の位置をかなり精度よく推定
することが可能だからである。
なお高速移動モードの移動無線機50が急に低速移動モ
ードに変化する場合がある。自動車から下車した人が移
動無線150を携帯する場合などがこれに該当する。こ
の場合には、高速移動モードから低速移動モードに移行
したにもかかわらず、位置登録のための上記の信号送出
は継続されることになる。この場合にそなえるため、移
動無線は50からの位置登録信号を受信した無線基地局
30−1では、これを関門交換機20へ転送し、これを
受けた関門交換tJ20では、前回記憶した位置登録と
同一場所あるいは大きな移動が認められないと判断した
時は、無線基地局30−1経由で移動無線150へ、低
速移動モードに移行したことを知らせ、位置登録の反復
実施を停止させる。
あるいはシステI\によっては、無線基地局30−1か
ら常時または間欠的に下り制m信号が送出されている場
合は、移動無線MN50では、これを受信することによ
り、自身のID・ロームエリア情報照合記憶部54を検
索し、この結果を関門交換機20へ通知することにより
、同一の目的を達することも可能である。
以上の動作により位置のσ録動作は終了し、着呼に対し
て待機状態に入る。
(B)発呼動作 移動無線1150からの高速移動モードにおける発呻作
について説明する。
すでに位置登録動作において、移動無線tff150自
身が高速移動モードであることを認識している場合と、
そうでない場合とがある。後者はたとえば位置登録を行
った後、自動車に乗り込み発呼する場合であろう。以下
、後者の場合を第11A図ないし第111−1図に示す
フローチャートを用いて説明するが、前者もこの中に含
めることが可能である。
移動無線150は動作を開始し、これと通信する無線基
地#30−1.30−2.30−3や関門交換機20も
すでに動作を開始し、第10A図ないし第10E図で説
明した位置登録は終了している。
移動無線機50の送受話器が上げられて(オフ・フック
)、上り制御チャネル(CI−(>を用いてこのオフ・
フック信号と移動無線機50のID(識別番号)が送出
される(S501、第11A図)。この移動無線機50
自身は高速で移動中でおることを知らないから、通常の
低速移動モードでオフ・フック信号の送出を行う。
オフ・フック信号を受けた無線基地局30−1では、移
動無線機50のIDを検出しID識別記憶部34にすで
に登録されているものであることを確認する(S502
)。
そこで無I!基地局30−1は、移動無線t2150か
ら受信品質の値および現在の空チヤネル番号を加えて、
発呼応答信号として下り制御チャネルを用いて送出する
(S503>。これと同時に無線基地局30−1では、
移動無線機50からのID信号の検出が良好にできたか
否かをチエツクしく3504)、良好に検出できなかっ
た場合には(3504NO> 、オフ・フック信号が再
び送られてくるのを待つことになる。無線基地局301
からの発呼応答信号は移動無線Bl 50において受信
され(S505)、この受信品質が良好でない場合、あ
るいは全く受信できない場合にはく8506NO> 、
所定の間隔で発呼信号を規定の回数まで送出することを
くり返す(5507NO13501〜5506)。規定
回数に達すると(S507YES) 、移動無線機50
は高速移動モードを認識し、制御の主導権をとることと
し、高速移動モードにおける発呼信号送出を制御チャネ
ルを用いてダイパーシティ送受信することを決定する(
3508、第11B図)。そこで移動無線機50は複数
のまたは1つの制御チャネルで同一内容のオフ・フック
信号(発呼信号)と速度測定依頼を同時に送信し、制御
チャネルでの受信を待機する(3509>。
このオフ・フック信号と速度測定依頼の信号とを受けた
無線基地局30−1およびその周辺の無線基地局30−
2.30−3は(3510,3511)、この両信号を
良好に受信することができた場合には(S512YES
、5513YES)、無線基地局30−1.30−2.
30−3は、移動無線機50が高速移動中であることを
認識するので、高速移動モード用として空いている通話
チャネルの番号の通知と、そのチャネルを用いての通話
の準備をすることを指示する空チヤネル情報を、移動無
線機50に複数の制御チャネルを用いて、または1つの
制御チャネルで通話路制御部21の制御でタイミングを
ずらして送出しく5514.5515、第11C図)、
移動無線機50ではこの高速移動モード用空チヤネル情
報をダイパーシティ受信する(S516)。この空チヤ
ネル情報には、高速移動モード用の通話チャネルCl−
1100およびCHlol、Cl−4102が空いてい
ることが含まれている。
速度測定依頼を良好に受けた無線基地局301および3
0−2.30−3では(S512YES、5513YE
S、第11B図)、それぞれ空チャネルとしてCl−1
100(無線基地局30−1用)、C1−1101(無
線基地局30−2用)、Cl−1102(無線基地局3
0−3用)が適することと速度測定の結果とを関門交換
は20に送信する(S517.5518、第11C図)
この速度測定結果と空チヤネル情報を無線基地局30−
1.30−2.30−3から受けた関門交換機20は、
各無線基地局30−1.30−2゜30−3の受信電界
の変化から、各無線基地局30−1.30−2.30−
3に対する移動無線機50の速度を求め、これらを比較
処理して、移動無線機50が無線基地局30−1.30
−2.30−3の方向へそれぞれ速度V1 、V2 、
V3で移動中であることを算出する(3519)。この
情報は、ただちに無線基地局30−1.30−2゜30
−3に送信される(S520)。
無線基地局30−1.30−2.30−3では、関門交
換@20からの速度情報を受信し、記憶する(S521
,5522>。
空チヤネル情報を含む発呼応答信号を受信した移動無線
は50では(3516、第11C図)、良好に受信でき
たか否かを調べ(3523、第11D図)、良好に受信
できなかったり、あるいは、所定の時間経過後も全く受
信できない状態のときには(8523NO> 、再度ス
テップ3501(第11A図)にもどり、オフ・フック
信号の送出をくり返す。それにもかかわらず発呼応答信
号を受けることができない場合は発呼を断念することに
なろう。しかしながら、このような事態の起こる可能性
は極めて稀であり、通常は、このオフ・フック信号の送
出をくり返すうちに、発呼応答信号を良好に受信するこ
とができるであろう(S523YES、第11D図)。
移動無線機50は発呼応答信号を良好に受信すると、高
速移動モードに割当てられ指示された通話チャネルでお
る空チャネルCH100(無線基地局30−1用) 、
 (j−1101(無線基地局302用)、CI−(1
02(無線基地局30−3用)を確認しく5524>、
この指示されたチャネルを希望する場合は(必ずしも高
速移動モードを使用する必要はない)、高速移動モード
用のチャネルCH100等を指定する信号を送出しく5
525)、これを受けた無線基地局30−1.30−2
.30−3では、指定チャネル(CH100〜102)
が空いていることを確認して指定チャネルに切替える(
3526.3527)と同時に下り制御チャネルでチャ
ネル切替完了報告を移動無線機50に送出しく3528
.3529>、これを移動無線は50が確認すると、無
線基地局301.30−2.30−3を介して関門交換
機20からダイヤル・トーンとして送られてくるのを持
つ(3531、第11E図)。
無線基地局30−1.30−2.30−3では、移動無
線機50にチャネルの切替完了報告を送出すると、関門
交換t!20に対して発呼信号の送出を依頼しく553
2,3533>、この依頼を受けた関門交換R20は移
動無線機50のIDを検出し、通信品質をID識別記憶
部24に記憶し、通話路制御部21の制御によりスイッ
チ群23の、たとえば5WI−1,5W1−2,5W1
−3をオンして無線基地局30−1.30−2.30−
3を電話網10の交換fi11に接続する(S534)
そこで交[S11側からは、関門交換120のスイッチ
u23を介してダイヤル・トーンが送出される(353
5)。
このダイヤル・トーンは無線基地局30−1゜30−2
.30−3からチャネルCH100,Cl−1101、
C11102(下り)により転送されて(3536,3
537>、移動無線機50で受信され、通話(信)路が
設定されたことを確認する(3538)。移動無線機5
0は、宛先のダイヤル信号をチャネルCH100,Cl
−1101,C11102(上り)を用いて送出しく3
539、第11F図)、無線基地局30−1.30−2
.30−3により転送されて(S54.0.3541>
、交換機11が動作して電話f12]10の宛先までの
通話(信)路が設定される(3542)。その後通話が
なされる(3543>。
通話が完了すると、送受話器がオン・フックされて(S
544)、オン・フック信号と終話信号が移動無線機5
0からチャネルCH100,CM101、CH102(
上り)を用いて送出される(S545)。これにより無
線基地局30−1゜30−2.30−3は終話を確認し
く3546゜3547)、終話を関門交換機20に伝え
る。そこで関門交換fil 20ではスイッチ群23の
スイッチ5W1−1.3W1−2.3W1−3をオフに
し、高速移動モードにおけるダイパーシティ送受信によ
る通話が終了する(3548)。
無線基地局30−1が低速移動モードにおけるオフ・フ
ック信号を受けて、移動無線1150のIDを良好に検
出した場合には(S504YES、第11A図)、無線
基地局30−1は、移動無線1m50から受信した受信
品質の1mおよび現在の空チヤネル番号を加えて発呼応
答信号として低速移動モードのまま下り制御チャネルを
用いて送出する(3549、第11G図)。
このような発呼応答信号を無線基地局30−1から受け
た移動無線11KN50は、各無線基地局30−1から
の受信品質の値を検討し、ダイパーシティ送受信可能な
、たとえば無線基地局30−1〜30−nを選択し、空
チャネルを確認しく5550)、使用する通話チャネル
を指定する信号を送出する(3551)。ここで、無線
基地局30−1 (30−2〜30−nの記載は省略)
に対してはチャネルCH1を指定する信号を送出する。
無線基地局30−1では、移動無線Ml 50が指定し
てきた通話チャネルが空いていることを確認して、その
チャネルに切替えて(S552)、チャ2ル切替完了報
告を下り制御チャネルを用いて送出する(S553)。
この切替完了報告を受けて(S554)、移動無線FA
50では、指定した通話チャネルでダイヤル・トーンを
待つ(S555)。
一方、無線基地局30−1では、関門交換は20に対し
て発呼信号を送出する(3556)。これを受けた関門
交換機20は、移動無線4150のIDや、通信品質を
IDB別記憶部24に記憶し、通話路制御部21の制御
によりスイッチ群23の、たとえば5W1−1をオンし
て無線基地局30−1を電話網10の交換機11に接続
する(S557)。
そこで交換機11側からは、関門交換機20のスイッチ
群23を介してダイヤル・トーンが送出される(S55
8、第11H図)。
このダイヤル・トーンは、V線基地局30−1で低速移
動モード用のチャネルC1−11(下り)により転送さ
れて(3559)、移動無線機50で受信され、通話(
信)が設定されたことを確認する(S560)。移動無
線機50は、宛先のダイヤル信号をチャネルCH1(上
り)を用いて送出しく5561)、無線基地局30−1
により転送されて(S562)、交換機11が動作して
電話網10の宛先までの通話(信)路が設定される(S
563)。その後通話がなされる(3564>。
通話が完了すると、送受話器がオン・フックされて(3
565)、オン・フック信号と終話信号が移動無線機5
0からチャネルCl−11(上り)を用いて送出される
(3566)。これにより無線基地局30−1は終話を
確認しく5567)、終話を関門交換R20に伝える。
そこで関門交換機20では、スイッチ群23のスイッチ
5W1−1をオフにし、通話が終了する(3568)。
以上の説明では、移動無線は50と交信する無線基地局
は30−1.30−2.30−3と仮定したが、実際に
はざらに多くの無線基地局30と同時に交信する。ずな
わち低速移動モードの発呼動作で説明した通り、ダイパ
ーシティ送受信を行うためである。したがって高速移動
モード用通話チャネルの指定は、ある無線基地局30−
1には、たとえばチャネルCH100、無線基地局30
−2にはたとえばチャネルCl4101.・・・、・・
・という具合に各無線基地局30に対応して1個づつ指
定される。その結果、それ以後の信号伝送は、ダイパー
シティ効果のために無線基地局30および移動無線機5
0の受信品質はダイパーシティ効果のために向上するの
で、通常は高速移動モードの制御信号送出方法を適用す
る必要はなく、低速移動モードとほぼ同一の送信方法(
ただし、移動無線機50から送出する制御信号には、高
速移動モードであることを示す情報は含めておく)で十
分となる。
(C)看呼動作 移動無線間50への着呼の動作の流れを第12八図ない
し第12i図を用いて説明する。無線基地局30−1な
どの近傍に存在する移動無線機50等はすべての無線基
地局30で共通して使用する制御チャネルで待受けてい
る。
ここで移動無線機50は高速移動モードの状態にあるか
否か認識している場合もあるが、その認識がないものと
して説明する。
第1A図において電話網10から関門交換機20に移動
無線機50宛の着呼信号が入来したとする。関門交換1
20内のID識別記憶部24では、入来しだ着呼信号を
検査し、被呼者のIDを調べたところ現在位置登録され
ている無線基地局30(複数)が検索されたとする。こ
の場合、移動無線機50は低速モードで位置登録がなさ
れているはずでおる。すると、通話路制御部21を経由
して移動無線機50が位置登録されているすべての無線
基地局たとえば30−1.30−2.30−3宛に着呼
信号を同時に送出する(S601、第12A図)。
この信号を受信した各無線基地局30−1.30−2.
30−3では、自局内のID識別記憶部34 (C)を
検索し移動無線150のIDがそこに記憶されているこ
とを確認すると、下り制御チャネルを用いて、移動無線
150宛に着呼お、よび通話チャネル指定要請の信号を
無線基地局30−1.30−2.30−3のIDを加え
て送出する(3602.603,604)。
この無線基地局30−1.30−2.30−3からの着
呼信号の送出に対して、移動無線1150が良好に受信
することができず(3607NO)、また無!!基地局
30−1.30−2.30−3が、移動無線150から
の着呼応答を所定の時間経っても無線基地局30−1.
30−2.30−3が受けない場合には(3605,5
606)、着呼信号の送出を規定の回数に達するまでく
り返す(S608,3609、第128図)。
着呼信号の送出が規定の回数に達すると(3608YE
S、5609YES)、無線基地局30−1.30−2
.30−3では、移動無線機50は、無線基地局30−
1.30−2.30−3のサービス・ゾーン外に居るか
、もしくは高速移動中であると判断し、高速移動モード
用の着呼方法をとるべきことを関門交換120へ連絡す
る(S610.5611)。
各無線基地局30−1.30−2.30−3から、移動
無線機50が高速移動中であると推定される情報を受信
して分析した結果(3612>、関門交換機20は、移
動無線機50は高速移動中であると判断しく5613)
、ID識別記憶部24を検索して、移動無線機50は高
速移動モードで位置登録済か否かを確認しく3614、
第12C図)、依然として、高速移動モードで位置登録
がなされていないならば(3614NO) 、広域呼出
モードに移行しく3615)、着呼のみ可能な広域呼出
用制御信号の受信に専念する(S615)。
一方、移vJ無線別50においては、位置登録動作を一
定の法則に従う間隔で実施中であり、高速移動モードに
よる位置登録を完了しているはずである。この結果位置
登録した無線基地局を30−11.30−12.30−
13とすると、関門交換機20には、この旨記憶される
移動無線機50が高速移動モードで位置登録済と変更さ
れている場合には(S614YES)、位置登録済の無
線1j地局30−1 (この場合に、無線基地局30は
、当然、以前登録されていた無線基地局30−1とは異
なるケースが大部分でおるが、同一の無線基地局30−
1と仮定した。30−2.30−3も同様である。〉、
および移動無線150の)W行方向に存在する無線基地
局30−2.30−3に対し、高速移動−E−ド用に指
定された伝搬特性の良好な通話チャネルのうり、空いた
チャネルを用いて交信するための準備と、ダイパーシテ
ィ送受信の適用と、移動無線FA50の速度測定と、ま
た、移動無線機50に対する高速移動モードの着呼信号
の送出とを依頼する信号を関門交換機20は無線基地局
30−1.30−2゜30−3に送る(3616)。
この空チヤネル準備、ダイパーシティ送受信の適用、速
度測定および着呼信号送出依頼を受信した無線基地局3
0−1.30−2.30−3では、高速移動モードによ
る着呼信号と空チヤネル情報を複数の制御チャネルまた
は通話路制御部21に制御されて1つの制御チャネルを
用いて送出タイミングをずらして移動無線機50に対し
て送信する(3617.3618)。
この着呼信号は高速移動モード用制御チャネルで待受中
の移動無線は50で受信され(S619)、受信信号の
品質や信号の内容を検索し、着呼信号は良好であったか
否か検討がされ(S620)、移動無線機50宛の着呼
信号であることを確認した後は(3621)、移動無線
機50が近傍の通話トラヒック状態を考慮の上、それぞ
れ無線基地局30−1.30−2.30−3とそれぞれ
通信可能な通話チャネルたとえばCH100,C)−1
101、CH102を決定し、上り制御チャネルを用い
て、無線基地局30−1.30−2.30−3宛に送信
する(S622、第12D図)。またこれと同時に移動
無線機5.0(第1B図)内の各シンセサイザ55−1
.55−2および56−1゜56−2.・・・、56−
nや切替スイッチ64−1゜64−2と受信および送信
切替用制御器65Cおよび67Gを動作させ、たとえば
通話チャネルCH100(無線基地局30−1用)、通
話チャネルCl−1101(無線基地局30−2用)、
通話チャネルCH102(無線基地局30−3用)で送
受信可能な状態に移行する準備をさせる。移動無線機5
0からの上り制御チャネルを受信した各無線基地局30
−1.30−2.30−3では、受信信号の品質を検査
し、発信した移動無線機50のIDを確認して(362
3,3624>、着呼応答信号を関門交換120に対し
て送出する(S625.3626)。
この関門交換機20への着呼応答信号には、通話路設定
のためのスイッチ群23への信号も含まれている。そこ
でこの着呼応答信号を受けると、関門交換機20では、
移動無線機50のIDがすでにID識別記憶部24に記
憶されているか否かを再確認し、通常は記憶されている
が、万一、記憶されていない場合には、無線基地局30
−1゜30−2.30−3の品質検査のデータとともに
ID識別記憶部24に登録し、この記憶したIDなどを
含む応答1認信号を無線基地局30−1゜30−2.3
0−3へ送出する(3628)。
この応答確認信号を受けた無線基地局30−1゜30−
2.30−3では、移動無線機50のIDが正しく登録
されたことを確認しく3629.3630> 、移動無
線機50から指定されたチャネルが空いているか否かを
確認して切替確認信号を複数または1つの下り制御チャ
ネルで移動無線機50に送出する(S631,3632
>。
この指定チャネルへの切替確認信号を受信した(363
3)移動無線機50では、空きチャネルが無いために、
指定したチャネルの切替えが認められない場合には(3
634NO) 、ステップ5622にもどり、別の通話
チャネルを指定する(3622)。指定したチャネルた
とえばCHloo、CHIOI、CH102が空きチャ
ネルであり、切替えが認められた場合には(S634Y
ES) 、そのチャネルに切替えて、チャネル切替完了
報告を上り制御チャネルを用いて送出する(3635、
第12E図)。
空きチャネルに切替えられたことを確認した無線基地局
30i、30−2.30−3では、このチャネルに切替
えて、チャネル切替完了信号を関門交換機20に対して
送出する(3636.3637)。
関門交換120では、チャネル切替完了信号を受けると
、交換機11を介して電話網10への通話路を設定する
ために、通話路制御部21を動作させてスイッチ群23
の5W1−1,5W1−2゜3W1−3をオンにして、
無線基地局30−1゜30−2.30−3と電話網10
とを接続する(3638)。そこで電話網10側からは
関門交換薇20を介して呼出信号が送出され(3639
)、これを無線基地局30−1.30−2.30−3で
確認する(S640.3641)。そこで呼出ベル信号
を設定された高速移動モード用の通話チャネルCl−1
100,CHI 01.CH102で送出しく5642
,5643)、移動無線機50で呼出音を発生する(8
644)。
この呼出音により移動無線1150側の送受話器が持ち
上げられる(オフ・フック)と(S645、第12F図
)、チャネルCH100,CH10’l。
CH102でオフ・フック信号が送出され、無線基地局
30−1.30−2.30−3で転送されて(S646
,3647)、関門交換機20に受信されて(S648
)、電話網10と移動無線機50との間で通話が開始さ
れる(3649)。
通話が終了すると、送受話器がおろされ、オン・フック
信号と終話信号がチャネルCH100゜CHlol、C
H102により無線基地局30−1.30−2.30−
3に送られ(S650)、終話を確認した無線基地局3
0−1.30−2゜30−3では、この信号を転送する
(S651゜5652)。このオン・フック信号および
終話信号を受けた関門交換Fpi20は、通話路制御部
21を動作せしめてスイッチ群23の5W1−1,5W
1−2,5W1−3をオフして終話する(S653)。
移動無線機50が低速移動モードにあり、無線基地局3
0−1.30−2.30−3が移動無線150からの着
呼応答信号を良好に受信した場合(S605YES、5
606YES、第12A図)あるいは、無線基地局30
−1.30−2,303から移動無線150が低速移動
モードで良好に着呼信号を受信した場合には(S607
YES。
第12A図)、受信信号の品質や信号の内容を検索し、
移動熱Fj1機50宛の着呼信号であることを確認した
後は(S654、第12G図)、移動無線機50が近傍
の通話トラヒック状態を考慮の上、それぞれの無線基地
局30−1.30−2,303と通信可能な低速移動モ
ードの通話チャネルを決定し、上り制御チャネルを用い
て、無線基地局30−1.30−2.30−3宛に送信
する(S655)。またこれと同時に移動無線機5゜(
第1B図)内の各シンセサイザ55−1.55−2iJ
″3よび56−1.56−2.56−3や切替スイッチ
64−1.64−2と受信および送信切替用制御器65
Cおよび67Cを動作させ、たとえば通話チャネルCH
1(無線基地局30−1用)、通話チャネルC)−12
(無線基地局30−2用)、通話チャネルCl−13(
無線基地830−3用)で送受信可能な状態に移行させ
る。移動無線機50からの上り制御チャネルを受信した
各無線基地局30−1.30−2.30−3では、受信
信号の品質を検査し、発信した移動無線は50のIDを
確認して(S656)、着呼応答信号を関門交換機20
に対して送出する(3657)。
この関門交換機20への着呼応答信号には、通話路設定
のためのスイッチ群23への信号も含まれている。そこ
でこの着呼応答信号を受けると、関門交換機20では、
移動無線機50のIDがすでにID識別記憶部24に記
憶されているか否かを確認し、記憶されていない場合に
は、無線基地局30−1の品質検査のデータとともにI
D識別記憶部24に登録しく3658)、この記憶した
IDなどを含む応答確認信号を無線基地局30−1.3
0−2.30−3などへ送出する(S659)。
この応答確認信号を受けた無線基地局30−1゜30−
2.30−3では、移動無線機50のIDが正しく登録
されたことを確認1ノ(3660)、移動無線機50か
ら指定されたチャネルが空いているか否かを確認して切
替えの可否を検討しく5661、第12H図)、その結
果である切替え認否の信号を低速移動モード用下り制御
チャネルで移動無線150に送出する(3662)。
この切替え認否の信号を受信した(S663)移動無線
1150では、空きチャネルが無いために、指定したチ
ャネルの切替えが認められない場合には(3664NO
) 、ステップ5655 (第12G図)にもどり、別
の通話チャネルを指定する(3655)。指定したチャ
ネルが空きチャネルでおり、切替えが認められた場合に
は(S664YES、第12H図)、そのチャネルに切
替えて、チャネル切替完了報告を低速移動モード用上り
制御チャネルを用いて送出する(3665)。
空きチャネルに切替えられたことを確認した(S666
)無線基地局30−1.30−2.30−3では、この
チャネルに切替えて、チャネル切替完了信号を関門交換
tiN20に対して送出する(3667)。
関門交換tJ20では、チャネル切替完了信号を受ける
と、交換機11を介して電話網10への通話路を設定す
るために、通話路制御部21を動作させてスイッチ群2
3の5WI−1,1−2,13をオンにして、無線基地
局30〜1.30−2.30−3と電話網10とを接続
する(8668)。そこで電話網10側からは関門交換
機20を介して呼出信号が送出され(S669、第12
1図)、これを無線基地局30−1.30−2゜30−
3で確認する(3670)。そこで呼出ベル信号を設定
された低速移動モード用の通話チャネルCHIで送出し
、移動無線150で呼出音を発生する(3672)。
この呼出音により移動無線機50側の送受話器が持ち上
げられる(オフ・フック)と(3673)、チャネルC
H1でオフ・フック信号が送出され、無線基地局30−
1.30−2.30−3で転送されて(S674)、関
門交換機20に受信されて(3675)、電話網10と
移動無線機50との間で通話が開始される(3676)
通話が終了すると、送受話器がおろされ、オン・フック
信号と終話信号がチャネルCl−11により無線基地局
30−1.30−2.30−3に送られ(S677)、
終話を確認した無線基地局30−1.30−2.30−
3では、この信号を転送する(3678)。このオン・
フック信号および終話信号を受けた関門交換機20は、
通話路制御部21を動作せしめてスイッチ群23の5W
1−1.3’vV1−2,5W1−3をオフして終話す
る(S679)。
以上の説明において、無線基地局30−1.30−2.
30−3に設置された制御用の送受信はを通話チャネル
用に転用するシステムにおいても、移動S線機の構成で
説明したような送受信チトネルを時間的に反復切替える
方法により、すでに第3の移動無線機と通信中であって
も、新しく着呼した移動無線機と制御チャネルを用いて
交信することが可能である(第1D図、参照)。
なお、以上(B)および(C)項で説明した発呼および
4呼による通信中に移動無線機50(B。
C、D)が高速移動モードから低速移動モードへ変化す
る場合がある。この場合の対策としては、その通話にか
ぎっては高速移動モードを持続させる方法と速度検出を
行い低速移動モードへ移行させる方法のいづれかを採用
することが可能である。
前者の場合、システム技術どしてとくに説明を加えるこ
とはないが、後者の場合にはつぎに説明する通話中チト
ネル切替の技術を使用することとなる。
(D)通話中チャネル切替 高速移動モードの移動無線機50に対する通話中チャネ
ル切替動作はすでに説明した低速移動モードの通話中チ
ャネル切替に近似している。自動車に搭載された移動無
線150が行う通話中チA・ネル切替に先立って発呼が
Un始されたとき、自動車の移動6度が小で低速移動モ
ードの発呼に成功したものとプる。ただし、その後通話
中に自動車の移動速度が増加すると、下記の技術的困難
が発生する。すなわち、通話に使用している複数のチャ
ネルの1つが通話品質劣化を生じたので、このチャネル
の使用を廃し、¥Ir通話チャネルを用い新無線基地局
30と交信を開始することを行う動作の中途で、旧チト
ネルの通話品質がシステムで定められた品質以下に劣化
する。もしくは新しい無線基地局30との間の新チャネ
ルの設定において、高速移動モードのために失敗する。
具体的な失敗の原因としては、高速移動にともなう電波
伝搬特性の悪化のためディジタル制御信号の伝送品質が
劣化し、周辺の無線基地局30への、または無線基地局
30への新チヤネル使用の指示、またはその応答信号が
良好に受信できないことである。
このような問題点を解決するための動作の流れを第13
A図ないし第13I図に示しあ1明する。
関門交FJiti!20.無線基地局30−1.30−
2、□=、30  n等(30−0,30−Q、−等は
単に30−n等という〉および移動無線機50が動作を
開始し、関門交換120に含まれるスイッチ群23のス
イッチ5WI−1,1−2,・・・1−(n−1>がオ
ンであり、無線基地局30−1.30−2. ・、30
− (n−1>と移動無線150との間で低速移動モー
ドで交信中である。
この交信には、移動無線は50に含まれる制御部58に
よって指示されたチャネルCHI、CH2゜・、CH−
(n−1)の下り周波数F1.F2 。
・・” Fn−1と上り周波数f1.f2.・・・、f
n−1が使われている(S701、第13A図)。
通信中の無線基地局30−1.30−2.・・・。
30− (n−1>からは、たえず移動無線は50から
の受信状況報告が出され、通信品質の劣化が発見される
と、ただちに移動無線150に報告される(3702>
。これを受けた移動無線150において、通信品質監視
部57により移動無線機50自身も通話品質の劣化を発
見しており(3703,3704>、通話品質がレベル
L1よりも劣化していないか否かを監視している(S7
05)。通話品質がレベルL1よりも劣化していたなら
ば(S705YES) 、制御部58から、無線基地局
30−1の周辺にある無線基地局30−nなどに対し、
無線基地局30−1.30−2.30−3.−.3O−
(n−1’)と移動無線150との間の交信に使用して
いる上り周波数f1.f2゜・・・、fn−1の信号を
モニタ受信するように指示する(3706、第13B図
)。
モニタ受信の指示を受けた周辺の各無線基地局30−n
などでは、周波数f1の信号をモニタ受信しく3707
)、その結果を移動無線機50の通信品質監視部57に
報告しく3708.3709)、各無線基地局3 Q 
−nなどからのモニタ受信品質を測定比較し、たとえば
無線基地局30−nの通話品質が一定基準のレベルL2
よりも良いことを検出する(S710YES)。
通信品質が良好でない場合は(371ONO>ステップ
5706 (第13B図)にもどり、規定の回数に達す
るまでモニタ受信の指示を繰り返し送出する(3711
NO,第13C図)。
モニタ受信の指示の送出回数が規定の回数に達すると(
S711YES>、制御部58は、移動無線機50自身
が高速移動モードにあるものと判断し、高速移動モード
に適する制御信号形態でモニタ受信を電波伝搬特性の良
好な複数のまたは1つの高速移動モード用制御チャネル
(CH)を用いて無線基地局30−n等に指示する(3
712)隣接するゾーンで使用中の制御チャネルとは別
の制御チVネルを使用するシステムの無線基地局30に
おいては、同一チャネルで送信する送信数数を増加させ
たり、移動無線ti150からの受信にそなえて複数の
受信機を待機させるなどの方法を適用する。後者の複数
の受信機を使用させる方法を用いる場合は、受信アンテ
ナを複数個設置し、そのそれぞれの出力を各受信機へ導
入するように回路を構成する。
このような無線基地局30だけのダイパーシティでも、
制御信号の伝送時の信頼度向上にかなり大きく貢献する
から、システムとして十分な場合もあるが、なお不足す
る場合は、他の方策、たとえば同一制御信号の再送回数
(3711の規定回数)を増加させるようにする。 ス
テップ5712における指示を受けた無線基地局30−
n等では(S713)、モニタ受信し、その結果を複数
のまたは1つの高速移動モード用制御信号を用いてダイ
パーシティにより移動無線150に報告する(3714
)。
このモニタ結果をダイパーシティ受信した移動無線11
50では、このモニタ結果を受信する場合の通信品質が
良好でないか、あるいは全く受信できない場合には(3
716NO> 、ステップ5706(第13B図)にも
どって、モニタ受信の指示を繰り返す。モニタ結果を通
信品質良好に受信した場合には(S716YES) 、
そのモニタ結果を分析して、移動無線機50自身は無線
基地局30−1のカバーするゾーンから無線基地局30
−nのカバーするゾーンに移動したものと判断しく57
17、第13D図)、無線基地局30−mlとの交信に
切替えるために、無線基地局30−nが使用することの
できる空きチャネルを検索しく3718)、その結果、
高速移動モードに適したチャネルCHnを決定する(S
719)。制御部58は、移動無線機50の送信部51
−nおよび受信部53−nを介して、無線基地局30−
nに対しチャネルCHnでの交信の準備をするように指
令する(3720)。
このチャネルCHnを用いるための交信準備指令は、高
速移動モード用の制御チャネルを用いて無線基地局30
−nに送られ、チャネルCHnによる交信の準備をする
(S721)。移動無線機50は、チャネルCI−(n
による交信を可能とするための準備、すなわち、制御部
58からシンセサイザ55−nおよび56−nに対して
、周波数F。を受信し、周波数f0で送信できるように
指示し、また切替用制御器65は切替動作に入る(S7
22、第13E図)。
チャネルCHnを用いて交信する準備ができると、無線
基地局30−nは、準備完了の報告をチャネルCHnを
用いて移動無線!150に対して連絡しく3723)、
これと同時に無線基地局30−nは、関門交換tfi2
0に対し高速移動モードに適したチャネルCHnによる
無線基地局30−nと移動無線機50との間での交信準
備が完了したことの報告を出す(S723)。これを受
けた移動無線150は、チャネルCl−Inによる交信
準備が完了したことを確認しく3727)、無線基地局
30−nに対して交信開始指令を発しく8728)、こ
れを受信した無線基地局30−nでは交信を待つ(37
29)。
高速移動モードに適したチャネルCl−I nを用いて
の無線基地局30−nと移動無線機50との間の交信準
備の完了を、関門交換1120が確認すると(S724
)、スイッチ群23のスイッチ5W1−1.1−2.・
・・、1−(n−1)はオンのままにして、スイッチ5
WI−nもオンにする(S725)。そこで関門交換は
20に含まれた通話路制御部21は、移動無線機50に
対して、移動無線1ff50との間でチャネルCHnを
用いて交信を開始可能なことを報告する(S726)。
交信開始可能報告を受信すると、無線基地局3o−nは
交信開始信号をチャネルCHnを用いて移動無線1M5
0宛に送出する(S730)。移動無線は50は無線基
地局30−nを識別するための識別信号であるID信号
により、チャネルCHnによる交信の開始を確認しく3
731)、同時に移動無線150の通信品質監視部57
は、移動無線!a50と無線基地局30−mlとの間の
通信の品質レベルを測定し、一定の品質レベルト2以上
でおることを検出すると(S732YES、第13F図
)、無線基地局30−1と移動無線tff150との間
のチャネルCHIを用いて行っていた交信の停止を無線
基地局30−1に指令する(S733)。
これによって、無線基地局30−1はチャネルCH1に
よる交信をオフにする(8734)。このチャネルCH
1による交信停止を移動無線機50が確認すると(37
36) 、シンセサイザ551および56−1の動作を
停止し、切替スイッチ64−1はシンセサイザ55−1
の出力端子への切替えを停止し、切替スイッチ64−2
はシンセサイザ56−1の出力端子への切替えを停止(
この動作は必ずしも必要ではないが)して、チャネルC
H2,CH3,・・・、Cl−Inで動作せしめるよう
にする。
チャネルCH1交信停止を確認した関門交換機20の通
話路制御部21は、スイッチ群23のスイッチ5W1−
2.1−3.−.1−nはオンのままとし、スイッチ5
W1−1をオフにする(S735)。
これによって、チャネル切替動作の期間を終了し、スイ
ッチ5WI−2,1−3,・、1−n(7)オン状態で
、チャネルCH2,CH3,・・・、 CHn、下り周
波数F2 、F3.・・・、Fo上り周波数f2.f3
.・・・、foを用いて、移動無線は50は無線基地局
30−2.30−3.−.30−nとの間で、−瞬の切
断も、雑音の混入もなく、かつ送受信ダイパーシティ効
果を得て、高量¥14な通信を継続することができる(
S737)。
ここで、チャネルCH2〜CH(n−1)は低速移動モ
ードのままであり、チャネルCHnは高速移動モードで
使用されている。
ステップ3710(第13B図)において、移動無線機
50がモニタ信号を良好に受信した場合は(3710Y
ES> 、制御部58は、移動無線機50が無線基地局
30−1のカバーするゾーンから無線基地局30−nの
カバーするゾーンに移動したものと判断しく3738、
第13G図)、低速移動モードのまま無線基地局30−
nとの交信に切替えるために、無線基地局30−nが使
用することのできる空きチャネルを検索しく5739)
、その結果、たとえばチャネルCHnを決定する(37
40)。制御部58は、移動無線は50の送信部51−
nおよび受信部53−nを介して、無線基地局30−n
に対しチャネルCHnでの交信の準備をするように指令
する(S741)。
このチャネルCHnを用いるための交信準備指令は、無
線基地局30−nに送られ、チャネルC1−(nによる
交信の準備をする(3742)。移動無線BN50は、
チャネルCHnによる交信を可能とするための準備、す
なわち、制御部58からシンセサイザ55−nおよび5
6−nに対して、周波数F を受信し、周波数f。で送
信できるように指示し、また切替用制御器65は切替動
作に入る(S743、第13H図)。
チャネルCHnを用いて交信する準備ができると、無線
基地局30−nは、準備完了の報告をチャネルCI−1
nを用いて移動無線は50に対して連絡しく5744)
、これと同時に無線基地局30−nは、関門交換機20
に対しチャネルCHnによる無線基地局30−nと移動
無線機50との間で交信準備が完了したことの報告を出
す(S744)。これを受けた移動無線機50は、チャ
ネルCHnによる交信準備が完了したことを確認しく5
748)、無線基地局30−nに対して交信開始指令を
発しく3749)、これを受信した無線基地局30−n
では交信を待つ(S750)。
チャネルCHnを用いての無線基地n 30− nと移
動無線[50との間の交信準備の完了を、関門交換機2
0が確認すると(S745)、スイッチ群23のスイッ
チ5W1−i、1−2.・・・、1(n−1>はオンの
ままにして、スイッチ5W1−nもオンにする(374
6)。そこで関門交換機20に含まれた通話路制御部2
1は、移動無線機50に対して、移動無!lA機50と
の間でチャネルCHnを用いて交信を開始可能なことを
報告する(S747)。
交信開始可能報告を受信すると、無線基地局30−nは
交信開始信号をチャネルCHnを用いて移動無線機50
宛に送出する(S751)。移動無線機50は無線基地
局30−n@識別するための識別信号であるID信号に
より、チャネルCHnによる交信の開始を確認しく37
52)、同時に移動無線機50の通信品質監視部57は
、移動無線機50と無線基地局30−nとの間の通信の
品質レベルを測定し、一定の品質レベル上2以上である
ことを検出すると(S753YES、第131図)、無
線基地局30−1と移動無線機50との間のチャネルC
H1を用いて行っていた交信の停止を無5線基地局30
−1に指令する(S754)。
これによって、無線基地局30−1はチャネルCHIに
よる低速移動モードの交信をオフにする(3755)。
このチャネルCH1による交信停止を移動無線機50が
確認すると(S757)、シンセサイザ55−1および
56−1の動作を停止し、切替スイッチ64−1はシン
セサイザ55−1の出力端子への切替えを停止し、切替
スイッチ64−2はシンセサイザ56−1の出力端子へ
の切替えを停止(この動作は必ずしも必要ではないが)
して、チャネルCH2,C1−13,・・・、CHDで
動作せしめるようにする。
チャネルCH1交信停止を確認した関門交換は20の通
話路制御部21は、スイッチ群23のスイッチ5W1−
2.1−3.−.1−nはオンのままとし、スイッチ5
W1−1をオフにする(S756)。
これによって、チャネル切替動作の期間を終了し、スイ
ッチ5W1−2.1−3.−.1−nのオン状態で、低
速移動モードでのチャネルCH2。
CH3,・、CHn下り周波数F2.F3. ・・・F
、上り周波数f2.f3.・・・、f、を用いて、移動
無線@50は無線基地局30−2.30−3゜・・・、
30−nとの間で、−瞬の切断も、雑音の混入もなく、
かつ送受信ダイパーシティ効果を得て、高品質な通信を
継続することができる(3758)以上のように動作す
るから、高速移動モードにおいては、高速で移動する移
動無線機50の移動情報は関門交換機20へ伝えられ、
この移動情報を分析することにより、移動無線は50の
移動方向にある無線基地局30に事前に移動情報を伝達
し、高速移動モードの移動無線8M 50に対するサー
ビスの提供に対する準備をすることができるから通話中
チャネル切替は一層円滑に実施可能となる。また通常、
通話中チャネル切替に要する時間は切替が決定してから
1〜3秒以内で完了する。
さらに、移動無線UN50自体としても、自己が高速移
動モードにあることを認識すると、第1B図、第1G図
、第11」図および11図に示すような移動無線機50
であるならば通話中チャネル切替が終了したあとも、移
動無線機50からは常時(または、一定の法則に従って
間欠的に)制御信号を高速移動モードで送出し、近傍に
ある高速移動モード用無線基地局30に対し、通話中チ
ャネル切替の実施を呼びかけて、早期に実施することが
できることになり、無線基地局30からの応答信号が受
信不能となる事態をさけることが可能となる。
具体的には、第15図を用いて本発明の特徴をさらに説
明すると、移動無線t150から制御信号を用い高速移
動モード用無線基地局30へ通話中チャネル切替を呼び
かけて行く方法は、移動無線機50が点Aにある時から
点P3にある無線基地局30に対し通話中チャネル切替
を呼びかCブて行くことにある。この場合移動無線機5
0が点Bへ移動すれば、点P2の無線基地局30との通
信を停止し、点P3にある無線基地局30と通信可能と
なる。したがって点Bへ移動したあとも、すくなくとも
20秒は点P3の無線基地局30と交信が可能なのであ
り、さらに、点P4(点P3の右側にあり図示されては
いない)の無線基地局3゜とは、点P3の無線基地局3
0との交信が停止する手前から交信を開始することにな
る。すなわち、チャネル切替動作を、移動無線tjN5
0の移動に先行して着手すことにより、1つの無線基地
局30との交信を許容される最大限の時間内に有効に行
うことが可能となる。
ざらに高速移動モードの移動無線機5oは現在通信中の
無線基地局30のIDヤ、その前に通信していた無線基
地局30のID等も記憶しているから、通話中チャネル
IJ)替後の次に交信すべき無線基地局30のIDを移
動無線機50の制御部58では容易に予測可能であり、
早目、早目に次に通信すべき無線基地局30を予測し通
話チャネルを設定することが可能である。第14A図な
いし第14D図は高速移動モードの発生する道路ぞいに
ある無線基地局30が、一定の法則にもとづいてIDを
割当てられているとき(この場合、等差数列)の通話中
ヂャネル切替の動作の流れを示す。
第14A図における関門交換120.無線基地局30−
1〜30−n、および移動無線機50のステップ580
1から3805の動作は、第13A図のステップ570
1から3705の動作に同じであり、移動無線1150
が無線基地局30−1との通信品質の劣化を確認すると
(S805、第14A図)、すでに交信した無線基地局
30のIDを検索し、直前に交信に参加した最新の無線
基地局は30−5.そのIDは305でおり、その前に
交信に加わった無線基地局は30−4.そのIDは30
4、さらにその前に交信に加わった無線基地局は30−
3.そのIDは303で必ることが判明したので、次に
交信すべき無線基地局は30−n、そのIDは306で
あると推定し、無線基地局30−nに対し、無線基地局
30−1との交信に使用している通話チャネルCH1の
上り周波数f1のモニタ受信をするように制御チVネル
を用いて指示する(8806、第14B図)。
このモニタ受信の指示を受けた無線基地局30−nは、
周波数f1の信号をモニタ受信しく3807)、その結
果を移動無線機50に報告しく5808)、その報告を
通信品質監視部57に受けた移動無線機50では(38
09)、モニタ受信の結果の報告を良好に受信できなか
ったならば(381ONO>、第13C図のステップ5
712ないし第13F図のステップ5737に示す動作
に移行する。モニタ受信の結果の報告を良好に受信でき
たならば(3810YES) 、移動無線150は無線
基地局3O−rl、そのIDは306のゾーン内へ移行
したと判断し、使用可能な空チャネルを検索し、その結
果通話チャネルCl−Inを用いて無線基地局30−n
と交信するための準備をするように無線基地局30−n
に制御チャネルを用いて指令する(S811)。
この指令を受けた無線基地830− nは、通話チャネ
ルCHnによる交信の準備を開始する(S812)。以
上の説明では無線基地局30−n等と番号をnとしたが
この場合、n=5とおいてさしつかえない。
以後のステップ3813(第14C図)ないしステップ
3828(第14D図)の動作は、ステップ5722 
(第13E図〉ないしステップ5737(第13F図)
の動作に同じである。
第14A図ないし第14D図に示した動作は、第13A
図ないし第13F図に示した動作に比較して通話中チャ
ネル切替の動作が簡単になっている。なお無線基地局3
0のIDとしては、301゜302、・・・、310,
311.・・・、といった公差が1の等差数列ばかりで
はなく502.504゜506、・・・、や701,7
04,707,710゜・・・、というように設定して
もよく、さらに901゜902.904,907,91
1.と必らずしも等差数列でなく単調増大数列でもよい
。要するに移動無線1f150で容易に判断できるもの
であればよい。
また、第15図で交叉点にある重複して付与されたID
番号302,437と303.435の無線基地局30
は、同図で左右に走行する高速移動モードの移動無線1
50との通信に適する無線基地局30であると同時に、
上下に通る道路上を高速で移動する移動無線機50とも
交信可能である。したがって、交叉点にあるこれら2つ
の無線基地局30は重複してIDを付与されているが複
数の無線基地局を同一場所に設置すれば、重複しないで
、単一のIDをそれぞれに付与してもよい。
さらに、移動無線機50が高速移動モードから低速移動
モードへ移行した場合は、上記の制御信号送出により、
1つの無線基地局30との交信時間が20秒より長くな
るから一定の値(たとえば40秒)を越えた場合には、
低速移動モードへ移行したものと判断し、その後は、移
動無線機50からの制御信号の常時送出(間欠送出を含
む)を停止し、低速移動モードへ移行するような方法を
とることも可能である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、小ゾーン構成を用いる
移動通信システムに本発明を適用することにより従来の
システムにおけるような、通話(信)中にゾーン移行を
すると一時断が発生し、ファクシミリ信号やデータ信号
では、画質劣化やバースト的信号の誤りが発生して問題
となっていたものが、たとえ通信中のチャネル切替えの
頻度が増加しても、この心配が完全に除去されることに
なり、経済的な送受信ダイパーシティの採用による通信
品質の向上、干渉妨害の軽減による周波数有効利用度の
向上、それにともない、広帯域信号を用いる新サービス
を技術的に可能とすることになった。また、トラヒック
の閑散時にお【プる無線92備の有効利用による通信品
質の向上や、ある小ゾーンで1−ラヒックが急増した場
合には、使用可能チャネルを実質的に増加可能としたり
、さらにトラヒックの最繁時においても、移動無線機か
らの位置登録信号を処理可能とすることの【よか、移動
体の進行方向4b速度を検出することにより、マイクロ
セルを用いる小ゾーン構成のシステムにおいて、移動体
の移動速度がゾーンの大きさに比較して相対的に大きく
なっても効果的な通話チャネルの指定が可能となり経済
的で、かつ周波数の利用効率の高い移動通信システムの
構築が可能となったので、本発明の効果は極めて大きい
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図および第1C図は本発明の一実施例
を示すシステム構成図、 第1D図および第1E図は本発明の無線基地局の他の実
施例を示す回路構成図、 第1F図は送受信機の一実施例を示す回路構成図、 第1G図、第1H図および第11図は移動無線機の他の
実施例を示す回路構成図、 第1J図および第1に図は本発明の無線基地局のさらに
他の実施例を示す回路構成図、第1L図および第1M図
は送受信機のさらに他の実施例を示す回路構成図、 第2図(a)および(b)は本発明に用いる制御信号の
構成例を説明するためのスペクトル図および回路構成図
、 第3図は第1八図ないし第1C図に示したシステムの動
作を説明するためのタイミング・チト−ト、 第4図は本発明の位置登録動作の流れを示すフローチャ
ート、 第5A図および第5B図は移動無線機からの発呼動作の
流れを示すフローチャート、 第6A図、第6B図および第6C図は移動無線機への着
呼動作の流れを示すフローチャート、第7A図、第7B
図、第7C図、第7D図および第7E図は第1八図ない
し第1C図に示したシステムのチャネル切替動作の流れ
を示すためのフロー・チャート、 第8図は移動無線機の進行方向および速度検出を説明す
るための動作概念図、 第9図は従来のシステム例を説明するためのシステム構
成概念図、 第10A図、第10B図、第10C図、第10D図およ
び第10E図は高速移動モードに対処する本発明の位置
登録動作の流れを示すフローチャート、 第11A図、第118図、第11C図、第11D図、第
11E図、第11F図、第11G図および第11H図は
高速移動モードに対処する本発明の発呼動作の流れを示
すフローチャート、第12A図、第12B図、第12C
図、第12D図、第12E図、第12F図、第12G図
、第121−1図および第12I図は高速移動モードに
対処する本発明の着呼動作の流れを示すフローチャー1
へ、 第13A図、第13B図、第13C図、第13D図、第
13E図、第13F図、第13G図、第13トI図およ
び第13I図と、第14A図、第14B図、第14C図
および第14D図は高速移動モードに対処する本発明の
通話中チャネル切替動作の流れを示すフローチャート、 第15図は高速移動モードにおける本発明のシステムの
動作を説明するための、道路沿いに配置された無線基地
局と移動無線機の位置を示す配置図である。 10・・・電話網     11・・・交換機12・・
・無線回線制御局 13A−D・・・無線基地局14A
−D・・・ゾーン  15・・・移動無線は16A〜D
・・・伝送路  19.20・・・関門交換前21・・
・通話路制御部  23・・・スイッチ群24・・・I
D識別記憶部 2つ・・・送信信号分割部30.308
.30C、30D、30E30−1.〜30−n・・・
無線基地局31.31−1〜31−n・・・送信部32
.32B、32C・・・無線基地局制御装置33.33
−1〜33−n・・・受信部34.340.34−1〜 34−n・・・ID識別記憶部 35−1〜35−n、36−1〜 36−n・・・シンセザイ畳ア 37.37−1〜37−n・・・通信品質監視部38.
38B、38C、38D、38E・・・制御部39.3
90・・・インタフェース 40.40C・・・基準水品発娠器 41.41−1〜41−n・・・送信ミクサ42・・・
干渉妨害検出器 43.43−1〜43−n・・・受信ミクサ44−1.
44−2・・・切替スイ之チ45・・・受信切替用制御
器 46.46−1〜46−n・・・無線送信回路47・・
・送信切替用制御器 48.48−1〜48−n・・・無線受信回路49・・
・通信信号部 50.50B、50C、50D・・・移動無線機51.
51−1〜51−n・・・送信部53.53−1〜53
−n・・・受信部54・・・ID・ロームエリア情報照
合記憶部55−1〜55−n、56−1〜 56−n・・・シンセサイザ 57.57−1〜57−n・・・通信品質監視部58.
58B、58C、58D・・・制御部59・・・電話機
部 61.61−1〜61−n・・・送信ミクサ62・・・
干渉妨害検出器 63.63−1〜63−n・・・受信ミクサ64−1.
64−2.64−3・・・切替スイッチ65C・・・受
信切替用制御器 66.66−1〜66−n・・・無線送信回路67C・
;・送信切替用制御器 68.68−1〜68−n・・・無線受信回路69・・
・混合回路 71・・・基準水晶発成器 90.90B、90C・・・送受信機 91・・・ディジタル符号化回路 92・・・多重変換回路 93−1〜93−m・・・通信品質監視用受信機94・
・・制御用送受信機 96・・・アンテナ共用装置 71〜Z16・・・ゾーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のゾーンをそれぞれカバーしてサービス・エリアを
    構成する各無線基地手段(30、30B、30C、30
    D、30E)と、前記サービス・エリア内に存在する移
    動無線手段(50、50B、50C、50D)があり、
    前記移動無線手段から位置を登録するための自己の識別
    情報を含む位置登録信号の送出をしたときに、前記各無
    線基地手段のうちこの位置登録信号を良好な状態で受信
    したすくなくとも1つの交信可能な無線基地手段では、
    前記各無線基地手段との間を伝送路で結合された関門交
    換手段(20)へ前記位置登録信号を転送し、この位置
    登録信号を転送された前記関門交換手段では、前記位置
    登録信号に含まれた前記移動無線手段の識別情報および
    前記移動無線手段と交信可能な前記無線基地手段の識別
    情報を登録するとともに、前記登録された識別情報に関
    わる前記無線基地手段を介して前記登録した情報を前記
    移動無線手段に返信し、この返信を受けた前記移動無線
    手段内に前記返信されてきた登録した情報を記憶する移
    動体通信の通信方法において、前記移動無線手段の移動
    速度が大きいために前記移動無線手段と前記無線基地手
    段との間の送受信を良好に行い得ないことを前記移動無
    線手段、前記無線基地手段、および前記関門交換手段の
    うちのすくなくとも1つにおいて判断した場合に、前記
    移動無線手段の移動方向および移動速度を測定して、 前記移動無線手段がその移動方向にある無線基地手段の
    自己識別情報を推定可能とするように前記無線基地手段
    の自己識別情報を定める移動体通信の通信方法。
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