JPH02180438A - 移動体通信の通信方法 - Google Patents

移動体通信の通信方法

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JPH02180438A
JPH02180438A JP63335028A JP33502888A JPH02180438A JP H02180438 A JPH02180438 A JP H02180438A JP 63335028 A JP63335028 A JP 63335028A JP 33502888 A JP33502888 A JP 33502888A JP H02180438 A JPH02180438 A JP H02180438A
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JP
Japan
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radio
base station
channel
communication
mobile radio
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JP63335028A
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Inventor
Sadao Ito
伊藤 貞男
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は移動体通信の通信方法に関する。ざらに、小ゾ
ーン構成を用いる移動体通信において、通信中の移動端
末が移動することにより、通信品質が劣化したとき、そ
の通信品質を満足させる通信方法に関する。
より具体的には、周波数有効利用率、通信品質、無線回
線の制御能力および通話トラヒック輻較対応能力などに
優れた通信方法を提供せんとするものである。
[従来の技術] 一般に広いサービス・エリア内で移動体通信を行う際に
、1個の無線基地局が全エリアをカバーしてサービス・
エリア内の移動体と通信を行う方式を大ゾーン方式と呼
んでいる。これに対し、小ゾーン方式とは、サービス・
工1ノアを複数の小エリアに分割し、分割された各エリ
ア内に各1個の無線基地局を設置し、その、それぞれの
エリア内に居る移動無線機はこれらの無線基地局と通信
を行うものである。
従来の小ゾーン方式は、たとえば現在商用サービス中の
NTT (日本電信電話■)の自動車電話方式の中で採
用されている。この場合、自動車内に搭載された移動無
線機は自動車の走行により通話の相手局の無線基地局か
ら遠ざかり、たとえば、無線基地局から5〜7KI!を
以上になると電波の受信入力電界値が低下するので、通
話品質の劣化が発生する。そのため小ゾーン構成では、
サービス・エリア内に無線基地局が互いに10〜12飴
間隔に設置されており、したがって上記の場合必ず自動
車の現在位置の近く(5〜6飴以内)に別の無線基地局
が存在し、この新無線基地局と移動無線機との間で別の
無線チャネルを使用して通話を継続させている。
NTT方式では、無線回線の通話の設定および解除など
の制御を行わせる無線回線制御局が、多数の無線基地局
や移動無線機を制御するために設置されており、無線回
線制御局はインタフェースをなす関門交換機を介して一
般の電話網に接続されている。無線回線制御局では、通
話品質の劣化が生じると、移動無線機の周辺の複数の無
線基地局に対し移動無線機の送信電波を受信させ、この
うちの特定の無線基地局に移動無線機との間で新しく無
線チャネルを設定させれば所望の通話品質を維持し得る
と判断したときには、新チャネルの設定を移動無線機と
無線基地局との間で行わせる。
第10図には、このような動作をする従来のシステムの
構成概念図が示されており、これを用いて説明する。
第10図において、4つの円で囲まれた半径5〜7触程
度の各ゾーン14A、148.14C。
14Dを自動車電話のサービス・エリアとし、いま自動
車内に搭載された移動無線機15がゾーン14A内の無
線基地局13Aと交信中で必るとする。自動車はゾーン
14Aからゾーン14Gの方向へ走行中であるので無線
基地局13Aと移動無線機15との間の相対的距離は大
きくなりつつある。交信は継続中であるとし、自動車は
ゾーン14Aよりゾーン14C内へ移行したとすると、
無線基地813Aと移動無線機15との間の距離は5〜
7KIn以上となり相互の受信電波の入力電界値は低下
し、一定の伝送品質以下に低下するに至る。
この品質劣化の状態は、常時、無線回線制御局12で監
視されており、品質が一定基準以下に低下した時点で無
線基地局13△の周辺の無線基地局138.13Cおよ
び13Dに対し、無線基地局13.Aと移動無線機15
との間で使用中の無線チャネル(チャネルCH1と仮定
する)の品質を測定するように要請する。この要請を受
けた無線基地局138.13Cおよび13Dでは、それ
ぞれ自己の無線チャネル探索用受信機(図示せず)をチ
ャネルCH1に同調させて信号を受信し、その状態を、
無線回線制御局12に報告する。
この報告を受けた無線回線制御局12では、無線基地局
13B、13C,および13Dの受信入力電界E8.E
o、およびE。の値を比較し、Ec >EB、Ec >
Eoであり、かつECが伝逐品質の点からみても一定の
品質が確保されていることを確認すると、無線回線制御
812はゾーン14Aからゾーン14Cへ移行したもの
とみなし、ゾーン14Aで使用していた無線のチャネル
CH1を切断し、これにかえてゾーン14Cの無線基地
局13Cで使用可能なN線チャネルのうち、未使用のチ
ャネル(チャネルCI−!10を仮定)を使用させる手
続きすなわち通話中チャネル切替を始める。
以下、文献 吉用他“自動車電話無線回線制御″日本電
信電話公社 電気通信研究所 研究実用化報告 VO1
,26,No、7 1885i:参照しながら説明する
(])チャネル切替信号は、無線回線制御局12と各無
線基地局13との間は各伝送路16に含まれた制御線を
用い、各無線基地局13と移動無線機15との間は無線
による通話チャネルとする。
(2)チャネル切替信号は、以前通信をしていた、たと
えば無線基地局13Aより、移動無線Ja15宛に送信
し、無線導通試験トーンは、新たに切替えようとする、
たとえば無線基地813Cより移動無線機15宛に送出
する。
(3)移動無線機15において、無線導通試験トーンが
受信できないときは、無線基地局13Aとの間に設定さ
れている旧通話チャネルに戻って通話を継続する。
以上の(1)〜(3)がNTTで現用されている通話中
チャネル切替であるが、これらの説明から明らかなよう
に通話者すなわち自動車電話利用者には、つぎのような
雑音が通話に混入することになる。すなわち、 (a>前記の(1)による切替のための制御信号(この
場合300ビット/秒のディジタル信号)が相手話者の
信号の切断された後に通話中のチャネルに挿入される形
で受信機の出力に現われるので、3001−1z程度の
可聴音として通話中に混入し、この間通話断となる。
(b)前記(2)の通話試験中は雑音の混入はないが無
音となり、この期間中相手の音声は自分に伝わらず、ま
た自分の音声も相手に伝わらない(通話断)。
以上の(a)、(b>による通話断の継続時間は0.7
〜0.8秒と言われている。一方、無線回線制御局12
では無線基地局13Cに対し、両者間の伝送路16Cを
通じて、移動無線機15とたとえばチャネルC)−11
0を用いて通話を開始するように指示する。この指示も
上記の導通試験と同一時刻に実施されるので、この瞬間
より、無線基地局13Aは、移動無線機15との通信を
終了し、代って無線基地局13Cは移動無線機15との
通信を開始する。また、無線回線制御局12は、電話網
10との間のインタフェースをなす関門交換機19に対
し、各無線基地局13を電話網10と接続するための関
門交換機19内の通話路スイッチSWを無線基地局13
Aから13Gへ切替えるように要求している。すなわち
、第10図の通話路スイッチSWでA−4スイツチをオ
フしくブランクの3角で表示)、C−4スイツチをオン
にする(黒の3角で表示)。
以上の動作により、自動車内で移動無線機15を使用し
て、電話、l11510内の任意の電話機と、自動車が
ゾーン14A、148.14C,14Dのどこに移動し
ても通話が継続されることになる。
かくして、使用者(通話者)はサービス・エリア内であ
れば自動車の走行中いつでも、どこへでも電話がかけら
れるという技術的保証を与えられたことになり、実際の
サービスでは、この技術を駆使したサービスが行われて
いる。
このような小ゾーン構成を採用した移動体通信では、大
ゾーン方式には見られない下記のごとき特徴を発揮する
ことが可能となった。
(a)1つの無線基地局からの電波を狭い地域に限定し
て使用し、サービス・エリアに多数の無線基地局を配し
て同一周波数をくり返し使用する、いわゆる小ゾーン構
成により周波数の有効利用が可能となった。
(b)ディジタル・シンセサイザが出現したので、移動
無線機に数百におよぶ多数の無線チャネルを切替えて使
用することが可能となり、また、これら多数の移動無線
機と無線基地局との間の無線回線を設定制御する技術が
確立されたために(a)項の周波数の有効利用に寄与す
ることが可能となった。
(C)多数の移動無線機に能率よく、発着呼などにおい
て無線回線を設定制御するのに必要な無線回線制御技術
が確立されたので、これも(a)項の特徴に寄与したほ
か、移動無線機の通信中にゾーン移行にともなう通信中
無線チャネル切替も可能となった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第10図に例示したような従来方式では
、技術的対策が不十分であったり、おるいは対策がとら
れておらず、とくに通話トラヒック輻峻対策がとられて
いないために、利用者には不便を感じさせ満足なサービ
スの提供をすることができないという問題点があり、シ
ステムとしても一層の周波数の有効利用の促進、サービ
ス性の向上等が必要であった。
このような問題点を以下に説明する。
〉 周波数の有効利用をはかるためには、小ゾーン構成
の1個のゾーンのゾーン半径を小さくする必要があるが
、これがあまり小さくなると、移動無線機が通信中に1
つのゾーンを通過して他のゾーンへ移行する確率が増加
する。すると、ゾーンの移行時に各ゾーンに割当てであ
る無線チャネルを変更する必要が頻繁に発生し、このと
き無線基地局、移動無線機とも旧無線チャネルを新無線
チャネルに変更させる必要が発生する。従来はこの変更
を無線回線制御局12(第10図)で行っていたが、こ
のチャネルの変更にともなう通信の一時断等が発生し通
信品質が劣化していた。
) 送信電力の異なる移動無線機を同一システム内に導
入し、1つのシステム内の機器として動作させる例があ
った。これは、たとえば自動車内に搭載されている移動
無線機(NTTの自動車電話の場合は送信出力5W>と
、利用者が戸外で持運び可能な自動車電話用の無線基地
局にアクセスする携帯電話機(N T T’の場合は送
信出力1W>とが同一システムに収容されているが、こ
れは無線基地局に収容されている無線設備の共用利用が
可能であるため経済的なシステム構築が可能となる。し
かしながら、周波数の有効利用の面からみると、同一周
波数の再使用のためのルール作りを複雑にするために、
有効利用の効果を低下させる方向に作用するほか、送信
電力レベルの異なることにより、他の移動無線機の受け
る干渉妨害の発生する可能性が増加する。これを防止す
るためにはコストの上昇および周波数の有効利用をそこ
なう結果となった。
) 小ゾーン化が進み1つの無線基地局の受持つ小ゾー
ン内において、隣接おるいはその次の隣接する無線基地
局の受持つ小ゾーンが重なり合う状態が多く発生し、無
線回線制御技術として従来技術を用いた場合に、制御不
能となる可能性があった。
これは、1つの小ゾーン内において地形や構築物の影響
により電波伝搬特性は大きな影響(伝搬損失)を受ける
。この影響は周波数を有効利用するために小ゾーン化が
進み、1つの小ゾーンの範囲が小ざくなる(半径1触以
下)にともない、相対的に大きくなる。また使用する無
線基地局および移動無線機には、相対的に高いレベルの
送信機を使用して、地形や構築物の影響のある所でも良
好な通信を確保することになる。すると、地形や構築物
の影響のない所では、遠方におる無線基地局と他のゾー
ン内に居る移動無線機とが交信可能となることを意味す
る。
したがって、1つの小ゾーンは1つの無線基地局で管理
され、多数の小ゾーンにより、サービス・エリアである
広い平面がおおわれるという本来の概念が消滅し、多数
の小ゾーンが重畳されて1つのサービス・エリアを形成
するということになった。
その結果、このような状態にある小ゾーン・システムを
円滑に運用することは、従来技術では、無線通話路の設
定、変更・解除を頻繁に行わなければならなくなり、無
線回線制御装置の能力を大きく上まわる結果となる。し
たがって円滑な通話路の確保は現実的には不可能となり
、逆にいかにしてこのような事態を避けるかに、システ
ム構成上の配慮が行われて来た。
iv)  移動体通信においては、移動体の移動にとも
なう電波伝搬特性の影響のために、その通信品質が大き
く変化し、電波の伝わり方の悪い場所においては、通信
品質がシステムに必要とされる値以下となる等の問題が
あった。これを解決するためダイパーシティ技術等様々
の対策が採られてきたがいづれも機器のコストを割高に
するばかりか、周波数の有効利用をそこなう等の問題点
があった。
また通話中のゾーン間移行にともなう通話断については
、一種の通信品質上の問題点と考えられ、品質確保の点
からも解決策が必要であった。
■) システム内の通信のトラヒック変動に対する対策
がとられていなかった。
システム内の通信のトラヒック変動は、たとえば公衆通
信では通常、深夜や早朝はきわめて少なく、日中の午前
10時前後と午後2〜3時に、また、自動車電話では、
タ刻5〜6時に大きなトラヒックの山が見られるが、シ
ステム設計を最大のトラヒック時においても、満足に機
能するように設計すると、閑散時には、システム構成機
器が遊休するためにコスト高となり、また、もし閑散時
に適合したシステム構築をするとコストはきわめて割安
となるが、最繁時に使用不能となり、サービス性の低下
はざけ1qなかった。
加えて、通信トラヒックの閑散時には、システム内の遊
休設備を有効利用して高品質のサービスを提供し、トラ
ヒックが増加するにしたがい通常のサービスに移行する
というような、システム内の構成71fBQを有効利用
するという概念に欠けていた。これは、従来技術により
解決しようとするとシステム・コストが急上昇してしま
うことも1つの原因と考えられる。
また、たとえば無線基地局の送受信機が全部使用中の場
合は、移動無線機から構成される装置登録信号のように
きわめて短く、かつ定形的な信号でさえも、従来のシス
テムでは処理能力がなく、小ゾーン化が進むことに対す
る技術的制約となっていた。
ざらに、大都市の都心部、ビジネスセンタ等においては
、自動車電話おるいは携帯電話の通話トラヒックが定常
的に大きく、ざらに−時的に異常輻快状態におちいる場
合がおることはよく知られている。おるいは、通常はあ
まり通話トラビックのないエリアにおいても、催物、祭
等のためにトラヒックが急増することがある。この対策
とじては、−層の小ゾーン化と、ゾーン内割当チャネル
を増加せしめる手段とがめる。小ゾーン化には技術的限
界があり、現在の技術では半径1触以下にするのは困難
である。また、割当チャネルの増加は設備費の増大や、
くり返しゾーン数の関係から、システムに割当られてい
る無線チャネルが一定の場合には、他の小ゾーンに割当
るべきチャネル数が減少し、システム運用上問題となる
場合があった。
vi)  従来、通信を行なう移動体の位置登録は、同
一時点において1箇所の無線基地局で受信したデータの
みを登録して処理していたため、高速で移動する移動体
通信のように位置登録が順次かなりの頻度で変更される
システムや、周波数の有効利用上位置登録方法に制約が
あるシステムでは、位置登録の不備のため移動体への着
呼不能となる場合があった。
これは無線基地局に設置されている無線送受信機が1チ
ヤネルのみの場合、制御用、通話用として時分割で使用
しなければならず、かつ移動無線機と交信中に同一のゾ
ーン内にある他の移動無線機から位置登録要求のめった
場合等において、顕著な悪影響があった。
vii)  広帯域信号を用いる移動通信サービスを提
供するための技術の完成度が不十分で未完成でおり、利
用者に不便を与えていた。
従来、多数用いられている移動通信サービスは電話が主
であり、高速データ信号など使用周波数帯域が広帯域に
わたるものは、はとんど使用されていなかった。これは
移動体通信においては電波伝搬特性が移動体の移動にと
もない大きく変化するため、良好に広帯域信号を受信す
る技術が不足していたからである。
viii)  従来の陸上における移動通信では、特殊
な場合を除き、通信中の移動体の移動方向の推定等は、
技術的な困難性もあり実施されていなかった。そのため
移動方向のエリアでの無線回線トラヒック情況などの有
効な情報も得られず、周波数の有効利用あるいはトラヒ
ック管理の上で問題が残されていた。
ix)  ゾーン間またはゾーン内における通話中チャ
ネルの切替時に瞬断が発生し、これも小ゾーン化の大き
な障害となっていた。
第10図を用いて説明したNTTが実施している通話チ
ャネル切替法では、無線チトネルの切替時に通話が一時
的に(0,7〜0.8秒間)切断されるほか、通話信号
以外の制御信号(300ビット/秒)の一部が混入し耳
されりであるという欠点がある。このような通話回線の
一時断や雑音の混入があると、通話の内容が音声でおる
ときには聞きなおしを行うことなどで、補うことができ
るために、あまり大きな障害とはならないが、自動車内
にファクシミリ端末を搭載し送受信に使用した場合には
、動作中にチャネル切替があると、たとえば1分ファク
シミリでは、紙面の0.8/ 60の部分が黒線(また
は白線)となって現われ受信画質が大幅に劣化するとい
う欠点があった。またデータ通信の場合には、たとえば
1200ポーのデータ信号では、1000ビツト稈度の
信号が欠落するので再送などの手続きが必要となった。
なお、耳ざわりの雑音を除去するために、チャネル切替
中無音にしたり、帯域外信号を用いたりする方法もある
が、耳ざわりな雑音を除去するという目的は達成できて
も、回線断の時間は依然として存在するから、ファクシ
ミリやデータ信号への悪影響の除去にはまったく効果が
ないという解決されるべき課題が残されていた。
[課題を解決するための手段] 自己の無線ゾーンはもとより、隣接するゾーンにもサー
ビス可能な無線送受信機とID識別記憶部を具備する複
数の無線基地局と、複数の無線基地局と関門交換機を介
して電話網を接続するスイッチ群とこのスイッチ群を制
御する通信制御部とID識別記憶部と1、各無線基地局
で受信する信号対雑音比を監視するためのS 、/ N
監視部とを含む無線系側′#J装置と、この複数の無線
基地局がカバーするサービス・エリア内を移動しながら
同時に複数の無線基地局と交信するために複数のチャネ
ルを同時に受信する無線受信回路と、複数のチャネルを
同時に送信する無線送信回路とを含む移動無線機とを含
むシステムを構成し、本発明による方法を適用するよう
にした。
[作用] 複数の無線基地局と移動無線機とが、複数のチャネルを
用いて同一の通信内容を並行して交信している最中に、
通信の品質が一定値以下になったチャネル(旧チャネル
)が生じた場合には、これを検出した無線系制御装置に
おいて、一定の通信品質を満足する他の1つの無線基地
局との間で他の1つのチャネル(¥If+チャネル)に
切替えて旧チャネルの交信は終了し、新チャネルを含む
複数のチャネルを用いて、同一の通信内容を瞬断なく交
信できるようにした。これによって下記の作用および効
果を1nることができた。
) 各無線基地局と無線系制御装置にそれぞれID識別
記憶部を設け、移動無線機の位置を各無線基地局のデー
タにもとづき並行して登録するようにしたから、位置登
録の信頼度が向上した。
i) 複数チャネル中の通信品質の劣化した1チヤネル
を新チャネルに切替えるようにしたから、ゾーン間また
はゾーン内における通話(信)中チャネル切替の無瞬断
化が実現された。
iii )  経済的な送受信ダイパーシティの採用に
よる良好な通信品質の確保、すなわち干渉妨害の軽減、
および広帯域信号を用いる新サービスを技術的に可能と
した。
iv)  1〜ラヒツクの閑散時には、多くのチャネル
を用いて並行交信を行うために、無線設備の有効利用が
計られ通信品質が向上した。
ざらに大都市の都心部、ビジネスセンタ等において、シ
ステム内の通話トラヒックが定常的に大きかったり、さ
らに−時的に急増した場合には、その周辺にある無線基
地局のうち通話トラヒックの混んでいない無線基地局の
割当られた通話チャネルを順次割当ることにより、通話
1ヘラヒツク輻輳対応能力の強化を可能とした。これは
本発明の無線ゾーンの重複化により始めて可能となるも
のである。
■) 各無線基地局にID識別記憶部や高速切替による
複数無線チャネルの同時送受信を可能とする機能などを
設けたから、トラヒックの最繁時においても移動無線機
からの位置登録信号の処理が可能となった。
vi)  複数チャネルの並行交信により広帯域信号の
伝送特性が向上し、回線品質の向上が得られた。
■:1)  移動無線機の移動方向および速度の推定が
可能となり、移動先ゾーンにおける通信の確保および移
動見込光ゾーンで使用されるチャネルの先行iJ当の実
施が可能となった。
[実施例] 第1−1図、第1−2図および第1−3図は、本発明の
一実施例を説明するためのシステム構成の一例を示して
いる。
第1−1図において、10は一般の電話網であり、そこ
には一般電話用の交換機が含まれている。
19は電話網10内に含まれている一般電話用の交換機
と無線システムとを交換接続するための関門交換機であ
る。20は無線系制御装置であり、複数の無線基地局3
0−1.30−2.・・・、30−nや多くの移動無線
機と一般の電話網10に収容されている電話機とを関門
交換機19を介して接続するものであり、無線基地局3
0−1〜30−nの各局間の制御信号の授受を行うと共
に、通信路の設定解除等を制御する通信制御部21と、
通信制御部21に制御されて各無線基地局3〇−1〜3
0−nと関門交換機19との間の接続をなすための通信
路の切替に必要なスイッチ群23とが含まれている。
第1−2図には、各無線基地830−1.30−2との
間で交信をする移動無線v!A50が示されている。ア
ンテナ部に受けた受信信号は、受信ミクサ63と受信部
53を含む無線受信回路68に入り、その出力である通
信信号は、制御部58と電話機部59に入力される。電
話機部59から出力される通信信号は、送信ミクサ61
と送信部51とを含む無線送信回路66に印加され、送
信信号はアンテナ部から送出されて、無線基地局30に
よって受信される。また、通信中における干渉妨害の有
無を監視し、一定量以上の干渉妨害を検出した場合には
、それを制御部58へ報告する干渉妨害検出器62ヤ自
己の移動無線機50のIDを記憶したり、自分がどのゾ
ーンに居るかを識別し、また記憶するID・ローム・エ
リア情報照合記憶部54や通信中の通信品質を常時監視
し、劣化したときには、それを制御部58へ報告する通
信品質監視部57が図示のごとき結線を有して具備され
ている。
この移動無線機50には、ざらにシンセサイザ55−1
.55−2.・・・、55−nおよび56−1.56−
2.・・・、56−nと、切替スイッチ64−1.64
−2と、切替スイッチ64−1と64−2を、それぞれ
切替え制a’′gるための信号を発生する受信切替用制
御器65Cおよび送信切替用制御器67Cが含まれてお
り、シンセサイザ55−1〜55−自と56−1〜56
−nと、両切音用制御器65Cおよび67Cは、制御部
58によって制御されている。各シンセサイザ55−1
〜55−nおよび56−1〜56−nには、基準水品発
娠器71から基準周波数が供給されている。
第1−3図には移動無線機50との間で交信する無線基
地局30(たとえば30−1>が示されており、第1−
2図に示した移動無線機50の構成とほぼ同じであり、
異なっているのは、送信および受信切替用制御器55−
1〜55−n、56−1〜56−n、シンセサイザを切
替えるための切替スイッチ64−1.64−2がなく、
シンセサイザも受信用および送信用35−1.36−1
のそれぞれ1個のみであり、また、自己および通話先の
ID番号を識別し記憶するためのID識別記憶部34ヤ
、通信中の通話品質を常時監視し劣化したときには、そ
れを制御部38へ報告する通信品質監視部37を有し、
電話機部59(第1−2図)がなく、電話機部59の代
わりをなす無線系制御装置20へのインタフェース39
が設けられている点である。
第1−3図の第1−2図に対応する各構成要素を以下に
列記し、各機能の説明は省略する。ここで、()内の数
字は、第1−2図の対応する各構成要素の番号である。
送信部31 (51)  受信部33 (53)シンセ
サイザ35−1 (55−1〜55−rl)シンセサイ
ザ36−1 (56−1〜56−rl)制御部3B (
58) 基準水晶発撮器40(71> 送信ミクサ41 (61) 干渉妨害検出器42 (62) 受信ミクサ43 (63) 無線送信回路46(66) 無線受信回路48 (68) 第1−4図には移動無線機の他の実施例50Bが示され
、第1−2図に承れた移動無線機50との差異は、受信
ミクサ63および受信部53を含む無線受信回路68の
他に、受信ミクサ73およびC/N測定用受信部52を
設け、両受信ミクサ63および73に、それぞれ受信切
替用制御器65Cおよび制御部58Bに制御された切替
スイッチ64−16よぴ64−3を介してシンセサイザ
55−1〜55−nの出力を印加し、送信ミクサ61に
は送信切替用制御器67Gに制御された切替スイッチ6
4−2を介して、シンセサイザ56−1〜56−nの出
力を印加している点である。
この第1−4図に示した移動無線機50Bは、とくに顕
著な受信ダイパーシティ効果を有する機能を備えている
。この受信ミクサ73へは移動無線機50Bのアンテナ
部で受信した受信信号の一部が加えられる。受信ミクサ
73への局部発振周波数として切替スイッチ64−3を
介してシンセサイザ55−1〜55−nからの出力が加
えられる。この切替スイッチ64−3は、他の切替スイ
ッチ64−1や64−2のように高速で切替えられ必要
はなく、たとえばlOH2程度の低速の切替速度で十分
である。切替スイッチ64−3がシンセサイザ55−1
の出力を得る位置におるとき、C/N測定用受信部52
で測定したチャネルCH1のC/N値(搬送波対雑音比
の値)を制御部58Bに伝達する。ついで、切替スイッ
チ64−3がシンセサイザ55−2の出力を得る位置に
あるとき、チャネルCH2のC/N値を測定する。以下
順にシンセサイザ55−nの出力をオンにする位置にあ
るときに、CHnのC/N値を測定し、それぞれ制御部
58Bに伝達する。制御部58Bでは、これらの値を用
いて受信切替用制御器65Cおよび送信切替用制御器6
7Gの切替周波数をたとえばそれぞれC/N値に反比例
した速度で動作するように制御する。
つぎに、ざらに受信ダイパーシティ効果の増大をはかる
システムを説明する。第1−5図はこの場合の移動無線
機50Cの構成例を示す。
第1−5図において、移動無線機50Cへの入力電波(
入力信号)はアンテナ入力部でn等分され、それぞれ無
線受信回路68−1.68−2゜・・・ 68−〇へ到
来する。各無線受信回路68−1〜68−nではそれぞ
れ受信ミクサ63−1゜63−2.・・・、63−n、
受信部53−1.53−2.・・・、53−nが具備さ
れており、また受信ミクサ63−1〜63−nには、そ
れぞれシンセサイザ55−1.55−2.・・・、55
−nからの局部発振周波数が入力される。したがって同
図の構成では、第1−2図などに示した受信切替スイッ
チ64−1はなく、常時名無線チャネルCI−11。
CH2、・・・ CHrlの信号を受信し復調すること
が可能である。またこれら受信部53−1〜53−nの
出力信号の一部が制御部58Cへ送られ、ざらに他の一
部は、混合回路69に加えられ通常のダイパーシティ受
信機(この場合は検波後合成)と同様に処理が加えられ
、電話機部59へ送られる。
また各受信部53−1〜53−nの出力の一部は、それ
ぞれ通信品質監視部57−1〜57−nに送られ、その
出力は制御部58Cにそれぞれ印加されている。
第1−6図には、第1−5図に示した移動無線機50C
とは異なる移動無線機50Dが示されており、その相違
点はn個の送信ミクサ61−1〜61−n、送信部51
−1〜51−nを含む無線送信回路66−1〜66−n
を具備し、各送信部51−1〜51−nには、送信すべ
き信号を共通に接続して印加され、制御部58Dによっ
て、それぞれ制御されて指示された周波数を発生するシ
ンセサイザ56−1〜56−nからの出力を各送信ミク
サ61−1〜61−nに印加されている。
この移動無線機50Dは、移動無線機50C(第1−5
図)のように複数の無線チャネルを切替スイッチ64−
2でチョップせずに連続送信することができる。
第1−5図および第1−6図に示すような回路構成をと
ることにより、大ぎなダイパシティ効果を)qることか
可能となる。
第1−7図には、機能を単純化した移動無線機50Eの
回路構成が示されている。移動無線機50Eは、すでに
説明した移動無線機50 (B、C。
D)の機能に対して若干の制約は受けるものの、主要な
機能は同じである。
第1−7図の移動無線機50Eの構成は、第1−3図に
示した無線基地局30の構成とほぼ同じであり、異なっ
ているのは、IO識別記4a部34がなく、移動無線機
50 (B、C,D>と同じくIDローム・エリア情報
照合記憶部54を有し、インタフェース39に代えて電
話機部59が設けられている点である。
第1−7図の第1−3図に対応する各構成要素を以下に
列記し、各機能の説明は省略する。ここで()内の数字
は、第1−3図の対応する各構成要素の番号である。
送信部51 (31) 受信部53 (33) シンセサイザ55−1 (35−1> シンセサイザ56−1 (36−1> 制御部58E (38) 送信ミクサ61 (41) 干渉妨害検出器62 (42) 受信ミクサ63 (43) 無線送信回路66 (46) 無線受信回路6B (48) 基準水晶発掘器71 (40) 第1−8図および第1−9図には、それぞれ移動無線機
のさらに他の実施例50G2および50D2の構成が示
されている。これらの構成は、それぞれ、第1−5図お
よび第1−6図に示した移動無線機50Cおよび50D
の構成に近似しており、異なるのは、それらのアンテナ
部におけるアンテナ数である。そのアンテナの数は、無
線送信回路66の数およびN線受倍回路68の数のうち
の大きな数であり、同一の無線チャネル(同一の搬送波
周波数)を用いてダイパーシティ効果を得るようにした
点に特徴がある。ここでとくに留意すべきは、同一の無
線基地局30との間でのダイパーシティ送受信のために
特に有効であり、相異なる2つの無線基地局30に対し
てダイパーシティ送受信を行うときには、このように複
数のアンテナ部を使用する必要はない。
以下においては、とくに、断わらないかぎり、移動無線
機50.50B、50G、50D、50E、50C2,
50D2を単に移動無線機50と略称する。
第1−10図には移動無線機50との間で交信する無線
基地830(たとえば3O−1)の他の実施例30Bが
示されており、第1−2図に示した移動無線機50の構
成とほぼ同じであり、異なっているのはID・ローム・
エリア情報照合記憶部54(第1−2図)がなく、自己
および通話先の10番号を識別し記憶するためのID識
別記憶部34ヤ、通信中の通話品質を常時監視し劣化し
たときには、それを制御部38へ報告する通信品質監視
部37を有し、電話機部59(第1−2図)がなく、電
話機部59の代わりをなす無線系制御装置20へのイン
タフェース39が設けられている点である。
第1−10図の第1−2図に対応する各構成要素を以下
に列記し、各機能の説明は省略する。ここで()内の数
字は、第1−2図の対応する各構成要素の番号である。
送信部31 (51)  受信部33 (53>シンセ
サイザ35−1〜35−n (55−1〜55−rl) シンセサイザ36−1〜36−n (56−1〜56−n) 制御部38B (5B> 基準水晶発振器40(71) 送信ミクサ41 (61) 干渉妨害検出器42 (62) 受信ミクサ43 (63) 無線送信回路46 (66) 無線受信回路48 (68) 第1−11図には無線基地局30の他の実施例が示され
、ここでは複数の送受信機を含む無線基地局30Cがア
ンテナ共用装置96と無線基地局制御装置32を共用す
る多くの通話(信)用の送受信1190−1〜90−m
と、第1−10図に示した無線受信回路48と通信品質
監視部37の両機能を有するm個の通信品質監視用受信
機93−1〜93−mと、制御信号用の制御チャネル専
用の制御用送受信機94が示され、無線系制御装置20
および関門交換機19を介して電話網10に接続されて
いる。
第1−11図に用いられた送受信機90−1〜90−m
のうちの1つの送受信e190の構成が第1−12図に
示されており、無線基地局制御装置32に含まれたID
識別記憶部34C2制御部38Cおよび基準水晶発振器
40Cとの接続関係が示されている。
この第1−12図に示された送受信11190は第1−
10図に示された無線基地局30Bとほぼ同じ構成を有
しており、多くの送受信機90が、ID識別記憶部34
C2制御部38Cおよび基準水晶発振器40Cを共用し
、インタフェース39Cにより無線系制御装置20に接
続されている。
第1−11図の送受信190−1〜90−mに、このよ
うな構成のものを用いているから、切替スイッチ44−
1.44−2により、シンセサイザ35−1〜35−n
および36−1〜36−nのうちの、それぞれ特定の1
つのシンセサイザを選択するならば、第1−11図に示
す無線基地局30Cは、m9i1のチャネルを同時に送
受信することができる。
また、送受信Ia90の切替えスイッチ44−1゜44
−2を動作させて、シンセサイザ35−1〜35−nお
よび36−1〜36−nを高速でチョップして、反復し
て切替えるならば、1つの送受信機90でn個のチャネ
ルを同時に送受信することが可能である。したがって、
第1−11図の無線基地局30Cでは最大mxn個のチ
ャネルを同時に送受信することができる。
第1−13図および第1−14図には、第1−11E図
において使用される送受信1190−1〜90−mの他
の実施例である送受信@90Bおよび90Cが示されて
いる。
第1−13図に示した無線基地局30Dおよび送受信1
190Bは第1−5図に示した移動無線機50Cと同様
にそれぞれ独立したシンセサイザ35−1〜35−nと
、受信ミクサ43−1〜43−nおよび受信部33−1
〜33−nを含む無線受信回路48−1〜48−nと、
通信品質監視部37−1〜37−nを含む構造を有して
いるほかは、第1−12図に示した送受信機90の構成
と同じである。この送受信機90Bを用いた無線基地局
30Cを用いることにより、後述する高速移動モードに
おける制御信号の受信時におけるダイパーシティ効果を
期待することが可能となる。
第1−14図に示した送受信機90Cは、第1・−6図
に示した移動無線ll50Dと同様に、受信側に加えて
送信側にもそれぞれ独立したシンセサイザ36−1〜3
6−nと、送信ミクサ41−1〜4つ−nおよび送信部
31−1〜31−nを含む無線送信回路46−1〜46
−nを含む構造を有しているほかは、第1−13図に示
した送受信機90Bの構成と同じである。この送受信機
90Cを用いた無線基地局30Cを用いることにより、
後述する高速移動モードにおける制御信号の送信時にお
けるダイパーシティ効果を期待することが可能となる。
第1−15図および第1−16図には他の無線基地局3
0Dおよび30Eの実施例が示されている。
第1−15図に示した無線基地局30Dは、第1−5図
に示した移動無Ij1機50Cと同様にそれぞれ独立し
たシンセサイザ35−1〜35− nと、受信ミクサ4
3−1〜43−nおよび受信部33−1〜33−nを含
む無線受信回路48−1〜48−nと、通信品質監視部
37−1〜37−nを含む構造を有しているほかは、第
1−6図に示した無線基地局30Bに示した送受信機9
0の構成と同じである。この無線基地E30Dを用いる
ことにより、後述する高速移動モードにおける制御信号
の受信時におけるダイパーシティ効果を期待することが
可能となる。
第1−16図に示した無線基地局30Eは、第1−6図
に示した移動無線機50Dと同様に、受信側に加えて送
信側にもそれぞれ独立したシンセサイザ36−1〜36
−自と、送信ミクサ41−1〜41−nおよび送信部3
1−1〜31−nを含む無線送信回路46−1〜46−
nを含む構造を有しているほかは、第1−15図に示し
た無線基地局30Dの構成と同じである。これらの無線
基地局30Eを用いることにより、後述する高速移動モ
ードにおける制御信号の送信時におけるダイパーシティ
効果を期待することが可能となる。
第1−17図、第1−18図および第1−19図、第1
−20図には、それぞれ無線基地局30D2,30E2
および送受信機90B2.90C2の構成が示されてい
る。これらの構成は、それぞれ、第1−15図、第1−
16図および第1−13図、第1−14図に示した無線
基地局30D。
30Eおよび送受信機90B、90Cの構成に近似して
おり、異なるのは、それらのアンテナ部におけるアンテ
ナ数である。そのアンテナの数は、無線送信回路46の
数および無線受信回路48の数のうちの大きな数であり
、同一の無線ヂャネル(同一の搬送波周波数)を用いて
ダイパーシティ効果を得るようにした点に特徴がある。
ここでとくに留意すべきは、同一の無線基地局30との
間でのダイパーシティ送受信のために特に有効であり、
相異なる2つの無線基地局30に対してダイパーシティ
送受信を行うときには、このように複数のアンテナ部を
使用する必要はない。
第1−21図には無線基地局30G2の構成が示されて
いる。ここでは、第1−11図に示した無線基地局30
Cを2組収容した構成を示しており、各組が別個のアン
テナ共用装置96−1.96−2を有しているから、第
1−17図ないし第1−20図に示した無線基地#30
D2,30E2および送受信機9082.9002の有
するダイパーシティ効果を有している。
以下においては、とくに断わらないかぎり、無線基地局
30.308,30C,30D、30E。
30D2,30E2をlk:移動無線130と略称する
移動無線機50と無線基地局30.無線系制御装置20
との間の制御用の信号は、制御信号専用の制御チャネル
を用いる場合と、通信(話)信号の帯域外を用いる場合
とがある。
この制御信号を通信(話)信号の帯域外で伝送するため
に、具体的には、制御信号がアナログ信号の場合、第2
図(a)に示すように、通話ヂャネルの帯域0.3〜3
.0Kl−1z外の低い周波数f[)0(たとえば約1
00Hz)または高い周波数fD1= fD2= f0
3”・f08(たとえば3.8KH2から0.1KH2
間隔で4.5Kl−1zまでの8波)を用いる。
制御すべき項目すなわち制御データが多いときには、制
御用の周波数f。O” f08の波数をざらに増加させ
てもよいし、副搬送波形式をとることも可能である。こ
のとき、たとえばf。0” f08のうちの1波あるい
は複数の波に周波数変調をかけたり、あるいは振幅変調
をかけたりすることによって、より多くの制御データを
伝送することもできる。
また、制御信号としてディジタル・データ信号を用いた
場合には、音声信号もディジタル符号化して、両者を時
分割多重化して伝送することも可能であり、これを第2
図(b)に示す。第2図(b)は、音声信号をディジタ
ル符号化回路91でディジタル化し、それとデータ信号
とを多重変換回路92で多重変換し、送信部31の変調
回路に印加する場合の一例である。
以下に、移動無線機50、無線基地局30および無線系
制御I装置20の機能を順次説明する。
(A>移動無線機50 最初に移動無線機50の具備する機能のうち、制御部5
8の機能につき説明する。制御部58では、まず基本機
能としてつぎの機能を具備している。
1) 自己の移動無線機50の無線送信回路66に対し
、電波の送信の発射又は停止の指令および送信電力レベ
ルの制御。
ii)  自己の移動無線R50の無線受信回路68に
対し、電波の受信指示または停止の指令。
1ii)  電話機部59に対し、ダイヤル信号送出可
否指令および音声の送受信指令。
iv)  シンセサイザ群55−1〜55−nおよび5
6−1〜56−nに対し発掘周波数(チャネル〉指定と
、発掘指令および停止指令。
■) 受信および送信切替用制御器650.67Cに対
し、制御指令。
vi)  無線系制御装置20からの指示による1つの
または複数の使用チャネルの変更。
vii)  干渉妨害検出器62からの情報による使用
チャネルの変更を無線系制御装置20に要請。
viii)  I D・ロームエリア情報照合記憶部5
4からの情報により、通信すべき相手方IDの確認。
ix)  無線系制御装置20の指示によりサービス種
別の上位の移動無線機に対する通話チャネルの譲渡。
×) 受信(送信)切替用制御器650.67Gに対し
、オン・オフのデユーティ条件の決定。
xi)  無線系制御装置20からの報告により自己の
移動無線機50の移動方向、移動速度の推定。
つぎにi)〜xi)の機能を複合して使用することによ
り、つきの応用機能を具備することができる。
1) 自己の移動無線1iN50の周辺で動作中の他の
移動無線機や他の無線基地局で使用している無線チャネ
ルをID・ロームエリア情報照合記憶部54に記憶させ
、発呼または通信チャネルの切替えのときに活用する。
2)  i)、 vi) 、 vii)の機能を用い、
自己の移動無線機50に対する最適送信レベルの設定。
3) 2)の機能の一つの応用として、ディジタル信号
の伝送に対し、最適信号速度を決定すること。
4) 通信の種類(電話、FAXデータなど)により最
適使用チャネルの決定を受けることができる。
5) 通信中チャネル切替動作が無瞬断で行われる。
(B)無線基地局30 無線基地局30に下記のような機能を持たせた装置をそ
れぞれ設定する。
a) 各無線基地局には、少数(通常1個)の制御チャ
ネル送受信のために専用の無線送受信機と、通話チャネ
ル専用で、かつその無線基地局に割当てられた通話チャ
ネル数に対応した数の無線送受信機が設置されている。
たとえば、第1−11図の無線基地局30Cを想定する
。1つの無線基地局30Gに割当てるべき通話チャネル
数は、それが担当する小ゾーンに存在する移動無線機5
0の通話トラヒックにより最適値が与えられる。ゾーン
の面積が大きく、またそのエリア内に存在する移動無線
機が多い場合には、必然的に通話トラヒックも増大する
から、すくなくとも1つの制御チャネルと複数の通話チ
ャネルが必要でおり、送受信機90(第1−12図)の
数も当然複数個必要である。NTTの自動車電話システ
ムで大部会の場合には、2つの制御チャネルと最大60
チャネル程度の通話チャネルが割当てられている実例が
ある。
しかしながらゾーンの大きさが次第に小さくなり、遂に
は前述した文献、伊藤゛携帯電話方式の提案″通信学会
 通信方式研究会資料C5−8688,1986年11
月 に示されているように半径25m程度の極小ゾーン
となると、このエリアをサービス・エリアとして受持つ
無線基地局としては通話トラヒックおよび方式、コスト
の点からそこに設置される無線チャネルとして、制御お
よび通話をそれぞれ1とし、これをまかなう無線機の機
能としては1送受信とされる場合がある。
すなわち1個の送受信機を制御および通話兼用にするわ
けである(第1−10図参照)。しかもこの兼用は従来
のシステムのようにある移動無線機からの発呼に対し、
当初、制御チャネルで対応し、空いている通話チャネル
を指定した後は、自らも通話チャネルに変更して同一の
移動無線機と通信を実行するという単純な方法ではなく
、後に説明するように1つの移動無線機と通話チャネル
を用いて通信中においても後述するように送受信する無
線周波数を信号に妨害を与えないような切替速度で通話
チャネルと制御チ↑・ネルを反復切替えることにより、
新しく発着呼を希望する移動無線は50に対しても発着
呼動作を受付け、かつ通話を可能とするすぐれた機能を
有している点が本発明の特徴である。
以上説明したように無線基地局30の構成には、種々の
ケースが考えられるが、本発明はそのすべての場合に適
用が可能である。
ただし第1−1図の無線基地局30には送受信部を各1
組のみ示し、あとは省略している。
b) 各無線基地局30 G、:設置された通話チャネ
ル専用の送受信機は、それぞれその無線基地局に割当て
られた無線チャネル内の複数の無線チャネルのうちの1
チヤネルを受信可能であることは当然であるが、トラヒ
ック変動のはげしいゾーンにおいては、S線基地局30
C(第1−11図)に設備される1個の送受信機90が
、第1−12図に示すような構成であるとする。すなわ
ち、無線信号を送受信する部分の構成を第1−2図に示
す移動無線機50とほぼ同様の構成とする。
この結果、このゾーンにおける通話トラヒックが増加し
通常mチャネルの通信に供するため送受信機90の数が
m個設置されている無線基地局30Cにおいても、通話
トラヒックの増加により、mチャネル以上の通信が必要
になった場合には、無!!2基地局30Cを構成する1
つの送受信機90に対し同基地局内の制御部38Cより
送出される制御信号により現在勤作中のシンセサイザ3
5−1.36−1の他に35−2.35−3.・・・ 
35−nおよび36−2.36−3.・・・、36−n
や切替スイッチ44−1.44−2を動作させる。
これにより従来のmチャネルの送受信が可能であったも
のが最大mxnチャネルの送受信が可能となる。同時通
話可能なチャネル数は飛躍的に向上する。
ただし切替数に応じて各チャネルの送信電力は、送信ミ
クサ61の出力に電力増幅器を入れないかぎり減少する
ので、この点に注意することが必要になるほか、システ
ムに与えられた総チャネル数が上限になる。あるいは他
ゾーンで通信中のチャネルに妨害を与える場合は、それ
以下のチャネル数で限界となる。また、ベースバンド周
波数帯でチャネル間の通信信号のオーバラップが生じな
いように信号帯域の制限も必要となることも当然である
第1−10図の無線基地局30Bには、送受信機が各1
個しかなく、これを制御チャネルと通話チャネルとに共
用する方法をとるシステムにあっては、1つの移動無線
機50と通話チャネルを用いて通信中においても、前述
したのと同様に送受信する無線周波数を信号に妨害を与
えないような切替速度で、通話チャネルと制御チャネル
を反(U切替えることにより、新しく発着呼を希望する
移@fFA線機50に対しても、発着呼動作を受付け、
かつ優先度の異なる移動無線機では、現在通話中の移動
無線機を新しく発呼を8望する無線機にチャネルの譲渡
をさせることにより、通話を可能とすることができる。
以下、無線基地局30に関し、ざらに第1−12図を用
いて説明するが、第1−3図、第1−10図、第1−1
5図、第1−16図の無線基地局30.30B、30D
、30Eおよび第1−13図、第1−14図の送受信機
908.900を具えた無線基地局30Cの機能もほぼ
同一である。
制御部38Cでは、まず基本機能として、つぎの機能を
具備している。
) 自己の無!!i1基地局30Gに含まれた送受信機
90の送信部31に対し、電波の送信の発射または停止
の指令および送信電力レベルの制御。
ii〉  自己の無線基地局30Cの受信部33に対し
電波の受信指示または停止の指令。
ii)  無線系制御装置20に対し、ダイヤル信号送
出可否の通知、音声の送受話可否の通知。
iv)  シンセサイザ群35−1〜35−nおよび3
6−1〜36−nに対し発掘周波数(チャネル)指定と
、発振指令および停止指令。
■) 受信および送信切替用制御器45.47に対し、
制御指令。
vi)  通信品質監視用受信機93−1〜93−mか
らの情報による使用チャネルの変更適否の判断、ならび
に品質情報を対向する移動無線機50へ伝達することの
可否の判断。
vii)  干渉妨害検出器42からの情報による使用
チャネルの変更適否の判断。
viii)  ID識別記憶部34Cからの情報により
、通信すべき相手方IDの確認および使用チャネルの決
定。
1×)  サービス種別の上位の移動無線機よりの要請
にもとづき、現在通話中の移動無線機50との通信の早
期終了をはかる。あるいは即時終了を実施する。
X〉 受信および送信切替用制御器45.47に対し、
オン・オフのデユーティ条件の決定。
xi)  制御決定に関して、移動無線150より下位
にあること。これは制御上の判断に関し、移動無線機5
0と相違した時には、移動無線150に対して主導権を
譲渡することである。ただし、×1〉については、説明
の便宜上定めたもので、実際のシステムでは、無線基地
局30に主導性をもたせても一向に差支えな〈実施可能
である。
xii )  すでにa)、b)で説明したように通話
チャネルと制御チャネルを兼用する無線機にあっては(
A>で説明した移動無線機50と同様に、第1−10図
に示すように複数個のシンセサイザ35−1〜35−n
、36−1〜36−nを有し、送受信する無線周波数を
信号に妨害を与えないような切替速度で通話チャネルと
制御チャネルを反復切替えることにより、新しく発着呼
を希望する移動無線は50に対しても発着呼動作を受付
け、かつ通話を可能とする機能を有すること。
つぎにi)〜Xii )の機能を複合して使用すること
により、つぎの応用機能を具備している。
1) 自己の無線基地局30Cの周辺で動作中の他の無
線基地局や、他の移動無線機で使用している無線チャネ
ルをID識別記憶部34Cに記憶させ発呼または通信中
チャネルの切替えのときに活用する。
2) ×)およびxi)の機能の一つの応用として、通
話トラヒックの輻較時において、発呼の抑圧、使用チャ
ネルの切断もしくは早期終了勧告の実施。
3)  i)、 vi) 、 vii)の機能を用い、
自己の無線基地局30における最適送信レベルの設定。
4) 3)の機能の一つの応用として、ディジタル信号
の伝送に対し、最適信号速度を決定すること。
5) 通信の種類(電話、FAX、データなど)により
最適使用チャネルを決定する。
また、他のゾーンへ移行することにともなう制御機能と
しては、 6) 通信中チャネル切替希望の移動無線機50からの
信号にもとづき、受信品質データの連絡および新無線基
地局30Cとして選定した場合、交信の開始。
7) 無線系制御装置20に対しては、移動無線機50
からの要請にもとづき、通話路のスイッチ群23の開閉
および通話路の並列使用要求の実施。
8〉 通話中チャネル切替実施後、一定時間はそれまで
通信していた移動無線150のIDおよび通話チャネル
番号を記憶する。
9) 移動無線機50よりの位置登録信号(制御チャネ
ル使用)を受信した各無線基地局30Cよりの報告にも
とづき、その移動無線機50のID(自己識別情報)を
無線系制御装置20に○まれた通話路制御部21を介し
てID識別記憶部24へ記憶する。この場合本発明では
複数の無線基地局30Cより位置登録要求がなされるか
ら、移動無線機50で受信した信号の品質(S/N、C
/間等のデシベル値〉も合せて記憶する。
10)  移動無線機50よりの発呼信号(制御チャネ
ル使用)を受信した各無線基地局30Cからの報告にも
とずき、受信信号品質の最も良い無線基地局や次に良い
無線基地局30Cあるいは移動無線機50の移動方向や
速度等の検出により、移動先ゾーンを見越した新ゾーン
の無線基地局30Cを選定する。これに対しては、その
無線基地局に割当てられている無線チャネルの中から移
動無線は50どの通信に使用すべきその時点で使われて
いない通話チャネル番号の指定をする。通信品質の劣化
した無線基地局に対しては、移!!I無線機50との交
信を停止する指令信号を送出する。
11) 後述する高速移動モードの移動無線R50から
の位置登録、発着呼および通話中チャネル切替に関して
は、その確認する機能および送受信ダイパーシティを適
用する機能さらに移動無線機50や無線系制御装置20
に移動無線機50が高速モードであることを報告する機
能、あるいは移動無線150に対し送受信ダイパーシテ
ィの適用を指示する機能等を有する。
ただし第1−3図に示す無線基地局30においては、ダ
イパーシティ送受信は適用しないことは当然である。
以上の制御機能を一言で表現すれば、従来技術において
用いられていた第10図の無線回線制御局12の機能の
一部を、無線基地130および移動無線機50へ収容し
たので、無線回線制御局12の全機能の収容が可能とな
り、無線回線制御局12の廃止を可能とした。
しかしながら、従来技術を用いて、無線基地局30をイ
ン7リジエント化したとしても、その効用には限界があ
り、とくに無線回線制御の能力の向上や、通話中チャネ
ル切替時の瞬断の除去には全く効果がなく、本発明によ
る方法を用いてはじめて名実ともにインテリジェント化
されるということになる。
(C)無線系制御装置20 第1−1図に示すように無線系制to!装置20には、
移動無線機50.無線基地局30.無線系制御aII装
fi20.関門交換機19.電話網10(H話加入者)
との間に通話(信)路を設定、解除ならびに移動無線機
のゾーン間移行にともなう位置登録の変更処理、通話(
信)中チャネルの切替えの実施等の機能を持たせた。
具体的には第1−1図に示されるような各機能を無線系
制御装置20は有している。これを以下説明する。
a) 移動無線機50からの位置登録信号(制御チャネ
ル使用)を受信した各無線基地局30よりの報告にもと
づき、その移動無線機50のID(自己識別情報)を通
信制御部21を介してID識別記憶部24へ記憶する。
この場合本発明では複数の無線基地830より位置登録
要求がなされるから、移動無線機50のIDの他、無線
基地局30のIDおよび無線基地局30で受信した信号
の品質(S/N、C/間等のデシベル値)も合わせて記
憶する。
b) 移動無線機50からの発呼信号(制御チャネル使
用)を受信した各無線基地局30からの報告にもとづき
、受信信号品質の最も良い無線基地局30あるいは次ぎ
に良い無線基地局30を選定し、これに対してはその無
線基地局に割当てられている無線チャネルから移動無線
機50と通信すべき、その時点で使われていない通話チ
セネル番号の指定、その他の無線基地局30に対しては
移動無線機50との交信を停止する指令信号を送出する
ただし、大都市の都心部、ビジネスセンタ等を包含する
無線ゾーンにおいては、通話トラヒックの増加に従い、
使用可能な空チャネルが著しく減少してきた場合は、そ
の無線基地局30の所有する無線チャネルは割当てず、
隣接する無線基地局30の有する通話チャネルのうらの
空チトネルを調査し、これらのうち比較的空チャネル数
を多く有し、かつ、移動無線機50との通話品質を1足
する無線基地局30の通話チャネルを割当て、通話トラ
ヒックの平準化をはかる機能を有する。
すなわち、無線系制御装置20に含まれたID識別記憶
部24には、第3A図に示すように、各無線基地局30
のID、それらの所有する無線チャネルの数とそのやネ
ル番号、現在使用しているチャネル数とその番号と、そ
のチャネルを使用している移動無線機50の各ID、各
無線基地局30に現在位置登録している各移動無線機5
oのLDと現在の年2月1日2時2分2秒が記憶されて
おり、各無線基地局30の時々刻々に変化する通話トラ
ヒックの状況が無線系制御B装置20によって、監視さ
れている。
c)  b)の移動無線R50よりの発呼に関連して開
閉すべきスイッチ群23の動作の実行、ならびに被呼者
が電話網10に含まれている場合には、交換l1A11
宛の被呼者との通話設定に必蟹な情報の伝達。
d) 移動無線機50への着呼信号が電話網10に含ま
れている発呼者から交換機11を経て伝送されできた場
合に、通信制御部21を介して開閉すべきスイッチ群2
3の動作の実行、ならびにID識別記憶部24の検索に
よる被呼移動無線機50の現在位置確認。
e)  d)の移動無線機50への着呼に関連して、被
呼移動無線機50の現在位置を登録したゾーンをカバー
する無線基地局30への呼出信号の送出指示。まずこの
呼出信号はその移動無線機50の現在位置登録がされて
いるすべての無線基地局30へ送出され、これを受けた
各無線基地局30では、下り制御チャネルを用い移動無
線機50宛の着呼信号を同時刻に送出する。ただしこの
送出時刻は、必ずしも同時刻でなくてもよく、各無線基
地局30ごとに時系列的に順次送出してもよい。
すなわち信号の時間差による干渉妨害をさける対策が講
じられていればよい。
f) 移動無線機50が通話開始後、システム内の通信
トラヒック事情が許せる場合は、送受信ダイパシティ実
施の承認および動作遂行の指示。
g) 送受信ダイパーシティ実施中の移動無線機50に
関し、トラヒックの輻輳あるいは重要加入者の発呼や広
帯域信号サービス希望者がその時刻に現れた場合には、
送受信ダイパーシティの多重度(使用チャネル数)の減
少ないし、ダイパーシティの停止の判断および実行。
h)  a)〜e)項により、通信中の移動前IQ機5
0が、場所の移動にともない同一ゾーン内においても、
あるいはゾーンを移行し無線基地局3゜との通信品質が
劣化した場合にはそのチi・ネルに対し、通信(話)中
チャネル切替の動作遂行の指示。なお、この動作を遂行
するには、対向する無線基地局30に対し制御信号を送
る必要がおるがこの指示(制御信号)は、第2図(a>
に示すように通話チャネルを用い通話信号の周波数帯域
の上または下側周波帯域を用い行われる。
i) 移動無線機50が、移動することにより、対向し
て通信中の各無線基地局3oの受信品質変化の測定をす
ることにより、移動無線機5oの移動方向および移動速
度を推定し、移動無線機の移動方向の無線基地局3oに
おけるトラヒック状態(通話チャネルの使用状態)を総
合的に判断し、必要により、これらの無線基地局30と
交信中の移動無線機50の送受信ダイパーシティの多重
度の逓減または増加の指示を行う。
つぎに、システム全体の作用を、以下の項目順に説明す
る。
(1)位置登録 (2)発呼動作 (3)着呼動作 (4)トラヒック閑散時におけるダイパーシティの適用 (5)通話中チャネル切替およびダイパシティ効果の説
明と理論的根拠。
(6)移動前i機の移動方向および移動速度の推定とト
ラヒック幅較対策上の通話チャネル割当法。
(7)通話中チャネル切替時などに適用する反復切替の
切替周波数の低周波化について。
(8)通話トラヒック輻較対応能力の高いシステムの構
築。
(1)位置登録 移動無線機50の常置場所であるホーム・エリア、ある
いはホーム・エリア以外のサービス内のエリアであるロ
ーム・エリアにおいて、すでに無線系制御装置20およ
び周辺の無線基地局30−1〜30−nが動作している
ときに、移動無線機50の電源スィッチがオンされて、
動作を開始すると、最初に行われるのが位置登録動作で
ある。
この位置登録動作の流れを第4図に示し、説明する。
移動無線機50の電源スィッチがオンされると、現在の
位置を登録するために、位置登録信号が上り制御チャネ
ル(CH)を用いて、周辺の無線基地局たとえば30−
1〜30−nに対して送出される(S201、第4図)
この移動無線機50からの位置登録信号を受信すると(
S202>、無線基地局30では、受信品質を検査し、
ID識別記憶部34に記憶する(S203>。
受信品質を検査した結果一定値以上である場合には(S
204YES) 、位置登録要求信号を受信品質データ
とともに無線系制御装置20に対して送出する(320
5>。この登録要求信号を複数の無線基地Q30から受
信した(3206>無線系制御装置20では、受信品質
を含めて位置登録する(S207)。
無線系制御装置20では、同様に複数の無線基地局30
−1〜30−nに受信品質および位置が記憶されている
ことを登録する。この登録作業が完了すると、登録完了
信号が各無線基地E30に対して送出される(S208
)。この登録完了信号を受信した(3209>各無線基
地局30では、下り制御チャネルを用いて移動無線機5
0に転送する(S210>。
登録完了信号を受信した(S211>移動無線機50は
、受信内容を検査して登録された各無線基地830のI
D(識別番号)をIDローム・エリア情報照合記憶部5
4に記憶する(3212>。
以上の動作により位置の登録動作は終了し、着呼に対し
て待機状態に入る。
なお、以上の説明から明らかなように、本発明による移
動通信システムの移動無線It!150の位置登録は、
従来のシステムと異なり複数の場所(無線基地局単位)
に登録することとなる。これが本発明の1つの特徴を表
わすものである。
また、無線基地局30、および無線系制御装置20では
、位置登録情報を記憶する場合に、移動無線機50から
送られてきた位置登録信号の品質を測定し、その値を含
めて記憶する。それゆえ、たとえば無線系制御装置20
では、移動無線機30の位置登録信号を記憶するのに、
受信品質の上位だった無線基地局30のIDとともに、
たとえば、つぎに示すように受信品質の良い順に記憶す
る。
第1表 無線基地局 径藝凰豊濃 受信品質  間作月日 30−1      50      50   19
88.8,1113、 24. 56 30−2      50      45   19
88.8,1113、 24. 56 30−3      50      35   19
88.8,1113、 24. 56 30−4      50      30   19
88.8,1113、 24. 56 30−5      50      25   19
88.8,1113、 24 56 同様に各無線基地局30も無線基地局30が受信した情
報のみならず、第1表に示すような周辺の無線基地局3
0の受信情報も合せて記憶する。
これは移動無線機50との間で通話路が設定されたとき
移動無線機50の移動にともなう通話(信)中チャネル
切替実施のときに有用な情報であるばかりでなく、移動
無線機50の移動速度を推定するのに必要だからである
上記と同様な理由のために、移動無線機50内のIDロ
ーム・エリア情報照合記憶部54においても、第1表と
同様の情報を記憶せしめる。
つぎに移動無線機50が待受中(通話しない状態)にお
いて位置登録したゾーンから移動し、隣接ゾーンへ移行
したとする。この移動の認識は、たとえば無線基地局3
0から常時制御信号が送出されているシステムでは、受
信した制御信号に含まれている無線基地局30のIDを
移動無線は50で記憶しているIDと照合すれば判別で
きる。
無線基地局30から常時には制御信号が送出されていな
いシステムでは、所定の時間間隔で移動無線機50から
周辺の無線基地局30宛に上り制御チャネルを用いて下
り制御信号送出要請を行い、これに応じて各無線基地局
30から送られてきた無線基地局30のIDを移動無線
FM50で記憶しているID情報と照合することにより
可能となる。
以上いずれのシステムにおいても、この結果得られた無
線基地局30のID情報のうち、それまで移動無線機5
0で記憶していた基地局ID情報と異なる新しい基地局
ID情報がすくなくとも1つ以上おることを発見した場
合には、移動無線機50は新ゾーンへ移行したものと判
断し、制御部58(第1−2図参照)は、IDローム・
エリア情報照合記憶部54への位置登録の更新を実行す
る。すなわち上り制御チャネルを用いて移動無線機50
のID情報を周辺の無線基地局30へ送信する。
この信号を良好に受信した複数の無線基地局30では、
すでに説明したのと同様の手続きを行い、無線系制御装
置20へ移動無線機50の位置登録信号を送出する。こ
の信号を受信した無線系制御装置20では、その内部の
ID識別記憶部24を動作させ移動無線機50の位置登
録情報として、従来の情報から、新情報に書きかえさせ
る。これにより、移動無線機50の位置登録が更新され
る。
以上の更新作業は、移動無線機50が待受時でおるから
必要なのであり、通信(話)中に新ゾーンへ移動した場
合には、後述するように、無線系制御装置20へは新通
話チャネルの割当を新無線基地局と移動無線R50との
間で行わせる時、同時に位置登録を更新させるので、特
別の動作は不要である。
なお、無線基地局30G、:設置される無線機の数が少
なく、制御チャネル用の無線機を通話チャネル用に転用
するシステムにおいては、無線基地局30が他の移動無
線機50と通信中のときは、従来技術を用いたのでは、
他に待機中の無線機がないため、たとえ別の移動無線機
から位置登録要求が出されても、無効叶となっていた。
ところが移動無線機の構成として、たとえば第1−2図
に示すような複数のシンセサイザ55−1〜55−n。
56−1〜56−nや切替スイッチ64−1.64−2
などを具備させることにより、送受信チャネルをチョッ
プしながら反復して切替える方法により、すでに他の移
動無線機と通信中であっても、新しく着呼した移動無線
機との制御チャネルによる交信が可能である。したがっ
て位置登録を受付けることが可能となる。
(2)発呼動作 移動無線機50からの発呼動作について説明する。
移動無線機50は電源がオンされており、(1)項で説
明した位置登録が完了しているものとする。
移動無線機50から同一システム内の他の移動無線機、
あるいは第1−1図に示されている電話網10に収容さ
れている電話機を呼ぶ場合の発呼動作は、現在使用され
ている自動車電話機からの発呼と同様にダイアル操作が
行われる。
さて、使用者が第1−2図に示される移動無線機50の
電話機部59の送受話機をあげる(ハング・オフ)動作
をする。この状態では、移動無線機50から送出する発
呼信号が、どのタイミングで上り制御チャネル(移動無
線機50から無線基地局30)に送出すべきかを、移動
無線機50の制御部58は知っている。それは発呼状態
以前の待呼時において、すでに複数の無線基地局30か
ら送出されている下り制御チャネル(無線基地局30か
ら移動無線機50)を、この移動無線機50は捕捉して
おり、この中に含まれている制御信号の発呼可のタイミ
ングを認知しているからである。
ただし、無線基地局30から下り制御信号を常時には送
出していないシステムにおいては、移動無線機50から
の上り制御信号を無線基地局30が受信し、これに応じ
て複数の無線基地局から送信される下り制御チャネル内
に発呼を希望する無線基地局30の発呼タイミングを含
ませるようにしている。
また移動無線150では、第1−2図に示す全機能が活
動状態にはいる。とくに、シンセリ−イザ55−1.5
5−2.・・−,55−nに対しては局部発振周波数発
振の準備をさせるが、切替スイッチ64−1はシンセサ
イザ55−1を選択する位置に固定する状態を保持する
。また、シンセサイザ55−1に対して制御部58では
制御信号を送出し、下り制御チャネル受信のための局部
発振周波数を発振させる。一方、移動無線機50の周辺
にある無線基地局30−1.30−2.・・・、30−
nでは、その無線基地局には無線機が1台しか存在して
いない場合、他の移動無線機50と通信中か否かにより
、つぎの動作で移動無線1ji50からの上り制御信号
の受信につとめている。
まず、その時点で他の移動無線は50と通信中の無線基
地局30では、その無線基地局30にある受信および送
信切替用制御器65C,67C1およびシンセサイザ5
5−1.55−2.56−1.56−2が動作中であり
、このうち55−1゜56−1は他の移動無線機との通
信に必要な局部発振周波数を出力し、シンセサイザ55
−2.Fiよび56−2は制御チャネルでの交信を必要
とする局部発振周波数を出力している。それゆえ、無線
基地830の近傍に居る移動無線機50からの発呼には
、直ちに応じられる状態を保っている。
つぎに、その時点で伯の移動無線機との通信もなく、制
御チャネルで待機中の無線基地局30にあっては、無線
受信回路68の受信状態を制御ヂャネルを受信できるよ
うにして固定している。したがって無線送信回路66な
どは、常時制御信号を送出しているシステム、または間
欠的に制御信号を送出するシステムでは、間欠送信以外
の時刻では休止中でおり、単に無線受信回路68、シン
セサイザア55−1のみが動作中でおる。
さて、以上の状態の下において移動無線機50から発呼
要求信号が送信される。この移動無線機50のIDを含
む発呼要求信号は、第1−2図の制御部58で作成され
、無線送信回路66へ送られる。無線送信回路66では
変調が加えられ、適当なレベルにに増幅後、送信ミクサ
61からアンテナに加えられ無線基地局30−1等へ送
られる。
この信号を良好に受信した無線基地U30−1等におい
ては、受信信号の内容を検査して、無線基地局30−1
のID識別記憶部34に記憶され、位置登録の完了して
いる移動無線機50からの発呼であることを確認し、無
線系制御装置20に対し発呼応答信号を送出する。もし
無線基地局30−1の記憶部34に記憶されていない移
動無線機50でおれば、この時点で記憶し、上記と同様
に無線系制御装置20に対し応答信号を送出する。
無線系制御装置20においては、無線基地局30−1等
で得られた移動無線機50からの受信品質の最もよい無
線基地局と通話路を設定させることとし、同無線基地局
(30−1とする)で、その時点で未使用でかつ電波妨
害の発生するおそれのない通話チャネルを調査し、それ
があれば通話チャネル割当を要求してきた無線基地局3
0−1に対し返答する。この返事を受信した無線基地局
30−1では、下り制御チャネルを用いて移動無線機5
0宛に送信する。
一方移動無線機50では、この信号を受信し、信号の内
容を検査した結果、移動無線機50に対する通話チャネ
ル割当であることを確認し、指示された通話チャネルに
送受信チャネルを変更する。
また無線系制御装置20では通話路設定用のスイッチ群
23のスイッチSWがオンされる。
このとぎ、移動熱!a機50の電話機部59には、ダイ
ヤル・トーンが聞こえ、使用者がダイヤル操作をするこ
とにより、無線基地局3Qと無線系制御装置20.関門
交換1119を介して、ダイヤル・パルス(PS信号)
が送られる。
以下、被呼側の電話網10.関門交換機19゜無線系制
御装置20と無線基地局30−1と移動無線機50との
間に通話(信)路が設定される。
以上、発呼動作の流れを、第5A図および第5B図に示
し説明する。ただし移動無線機50と通信する無線基地
局30は1局(30−1>だけ示した。無線系制御装置
20および無線基地局30−1はすでに動作を開始して
おり、移動無線機50も動作を開始して、第4A図、第
4B図で説明した位置登録作業を終了している。送受話
機があげられて(オフ・フック〉、上り制御チャネル(
CH)を用いてこのオフ・フック信号と、移動無線R5
0のID(識別番号)が送出される(S231、第5A
図)。
これを受けた無線基地局30−1では、移動無線機50
のIDを検出し、ID識別記憶部34にすでに記憶され
ているものであることを確認する(3232)。
そこで無線基地局30−1は、移動無線機50から受信
した受信品質の値および現在の空チヤネル番号を加えて
発呼応答信号として伝送路を用いて送出する(3233
>。
このような発呼応答信号を複数の無線基地局30から受
けた無線系制御装置20は、各無線基地局30からのI
D(識別信号)を確認し、受信品質の値を検討しく32
34>、ダイパーシティ送受信可能な、たとえば無線基
地局30−1〜30n4−選択し、空きチャネルを確認
し、使用する通話チャネルを指定する信号を送出する(
S235)。ここで、無線基地局30−1に対してはチ
ャネルCl−(1を送出する。無線基地局30−1では
、無線系制御装置20が指示してきた無線基地局30−
1のIDを確認し、また指定してきた通話チャネル(C
H)が空いていることを確認して、そのチャネル指定信
号を下り制御チャネルを用いて転送する(S236>。
このチャネル指定信号を受けると移動無線機50は指定
されたチャネルが空いていることを確認し、その指定さ
れたチャネルに切替えて(S237)、チャネル切替完
了報告を下り制御チャネルを用いて送出する(3238
)。この切替完了報告を受けた無線基地局30−1もヂ
ャネル切替をし完了報告をする(3239)。これを受
けてチセネル切替完了を確認した無線系制御装置20は
、無線基地局30−1および移動無線150のIDや、
通信品質をID識別記憶部24に記憶しく5240> 
、通信制御部21の制御によりスイッチ群23の、たと
えば5W1−1をオンして無線基地局30−1を電話網
10の関門交換機19に接続する(3241>。
そこで関門交換機19側からは、無線系制御装置20の
スイッチ群23を介してダイアル・トーンが送出される
(3242、第5B図)。
このダイアル・トーンは無線基地局30−1でチャネル
CHI(下り)により転送されて(3243)、移動無
線機50で受信され、通話(信)が設定されたことを確
認する(S244)。移動無線機50は、宛先のダイア
ル信号をチャネルCH1(上り)を用いて送出しく52
45>、無線基地局30−1により転送されて(324
6>、関門交換機19が動作して電話網10の宛先まで
の通話(信)路が設定される(3247)。その後通話
がなされる(3248)。
通話が完了すると、送受話器がオン・フックされて(3
249>、オン・フック信号と終話信号が移動無線機5
0からチャネルCH1(上り)を用いて送出される(3
250)。これにより無線基地局30−1は終話を確認
しく5251>、終話を無線系制御1iIl装置20に
伝える。そこで無線系制御装置20では、スイッチ群2
3のスイッチ5W1−1をオフにし、通話が終了する(
3252)なお上記の説明で無線系制御装置20では、
移動無線機50と交信する無線基地局30を1局に限定
したが、これは必らずしも必要ではない。すなわち後述
する送受信ダイパーシティの適用時と同様に、通話投書
より複数の無線基地局30と同一通話チャネルもしくは
別々の通話チャネルを用いて交信させることが可能であ
る。ただしこの場合にはその近くにおけるトラヒック状
態は十分考慮して決定する必要がおる。
さらに、無線系制御装置20の指示または無線基地局3
0の判断により、無線基地局30または移動無線は50
、あるいはその双方に、ダイパーシティ送受信用の設備
が具備されている場合は、対向する移動無線機50との
間でグイバシテイ送受信を実施することにする。これは
通話品質の向上のために有益である。
また複数の無線基地局30から移動無線機50への送信
も同時期に送信しても差支えない。ただしこの場合には
、通話信号は同一だから問題ないとして、制御信号とし
て帯域外(第2図(a)参照)にそれぞれ占有周波数帯
を異ならせて、どの無線基地局30から送信されたかを
移!71無線R50側で識別させることが必要になる。
(3)着呼動作 以上は移動無線機50からの発呼について本発明を説明
したが、以下移動無線機50への着呼の動作の流れを第
6八図ないし第6C図を用いて説明する。ここでは多く
の無線基地局30のうち、30−1を代表して示した。
たとえば無線基地局30−1などの近傍に存在する移動
無線機50等はすべての無線基地局30で共通して使用
する制御チ17ネルで待受けている。
ただし、比較的大きな少ゾーン構成をとっているシステ
ムでは、各無線基地局30から送信される制御チャネル
が異なっている場合があり、この時は、受信の制御チャ
ネルも各無線基地局30で異なる。このようなシステム
では、移動無線機5Qは下り制御チャネルのいずれかを
待受けていることになる。また複数の無線基地局30と
の通信は、(4)で説明するダイパーシティの適用の手
順をふむことになる。
さて、第1−1図において電話網10から関門交換機1
9を介して無線系制御装置20に移動無線機50宛の着
呼信号が入来したとする。無線系制御装置20内のID
識別記憶部24では、入来しだ着呼信号を検査し、被呼
者のIDを調べたところ現在位置登録されている無線基
地局30(複数)が検索されたとする。すると通信制御
部21を経由して移動無線機50が位コ登録されている
すべての無線基地局30宛に着呼信号を同時に送出する
(S271、第6A図)。
この信号を受信した各無線基地局30たとえば30−1
では、自局内のID識別記憶部34 (C)を検索し移
動無線機50のIDがそこに記憶されていることを確認
すると、下り制御チャネルを用いて、移動無線機50宛
に着呼および通話ヂャネル指定要請の信号を無線基地局
30−1のIDを加えて送出する。他の無線基地局30
にも同様な動作で移動無線機50を実質的に同一時刻に
呼出すことになる(3272>。
一方、この着呼信号は制御チャネルで待受中の移動無線
機50で受信され、受信信号の内容を検索し、移動無線
機50宛の着呼信号であることを確認すると(3273
>、着呼確認信号を上り制御チャネルを用いて、無線基
地Q30−1.30−2.−,30−n宛に送信する(
S274)。
移動無線!!150からの上り制御チャネルを受信した
各無線基地局30−1〜30−nでは、受信信号の品質
を検査し、発信した移動無線1a50のIDを確認して
(S275)、着呼応答信号を無線系制御装置20に対
して送出する(3276>。
この無線系制御装置20への着呼応答信号には、移動無
線機50のIDも含まれている。そこでこの着呼応答信
号を受けると、無線系制御装置20では、移動無線機5
0のIDがすでにID識別記憶部24に記憶されている
か否かを確認し、記憶されていない場合には、無線基地
局30−1の品質検査のデータとともにID識別記憶部
24に登録しく5277>、この記憶したIDなどとと
もに通話チャネルを指定する信号を含む応答確認信号を
無線基地局30−1などへ送出する(S278)。
この応答確認信号を受けた無線基地局30−1では、移
動無線機50のfDが正しく登録されたことを確認しく
5279)、無線系制御装@20から指定されたチャネ
ルが空いているか否かを確認して切替えの可否を検討し
く3280、第6B図)、その結果である切替え認否の
信号を下り制御チャネルで移動無線機50に送出する(
S281)。
このチャネル指定信号を受信した(S282)移動無線
機5Qでは、指定されたチャネルが空きチャネルである
ことを確認した場合にはく8283)、そのチャネルに
切替えて、チャネル切替完了報告を上り制御チャネルを
用いて送出する(8284)。
空きチャネルに切替えられたことを確認した(5285
>無線基地局30−1では、このチャネルに切替えて、
チャネル切替完了信号を無線系制御装置20に対して送
出する(3286>。
無線系制御装置20では、チャネル切替完了信号を受け
ると、関門交換は19を介して電話網1Oへの通話路を
設定するために、通話路制御部21を動作させてスイッ
チ群23のたとえばSW]−1をオンにして、無線基地
局30−1と電話網10とを接続する(3287)。そ
こで電話網10側からは関門交換礪19および無線系制
御装置20を介して呼出信号が送出され(328B、第
6C図〉、これを無線基地局30−1で確認する(32
89>。そこで呼出ベル信号を設定された通話チャネル
CH1で送出し、移動無線は50で呼出音を発生する<
3291)。
この呼出音により移動無線機50側の送受話器が持ち上
げられる(オフ・フック)と(3292>、チャネルC
H’lでオフ・フック信号が送出され、無線基地局30
−1で転送されて(8293>、無線系制御装置20に
受信されて(S294)、電話網10と移動無線機50
との間で通話が開始される(S295)。
通話が終了すると、送受話機がおろされ、オン・フック
信号と終話信号がチャネルC1」1により無線基地局3
0−1に送られ(S296> 、終話を確認した無線基
地局3Q−1では、この信号を転送する(3297>。
このオン・フック信号および終話信号を受けた無線系制
御装a 20は、通信制御部21を動作せしめてスイッ
チ群23の5W1−1をオフして終話する(3298>
以上の説明において、無線基地局30−1に設置された
制御用の送受信機を通話チャネル用に転用するシステム
においても、移動無線機50の構成で説明したような送
受信チャネルを時間的に反復切替える方法により、すで
に第3の移動無線機と通信中であっても、新しく着呼し
た移動無線機と制御チャネルを用いて交信することが可
能である(第1−1Q図、参照)。
すでに説明した(2)発呼動作および(3)着呼動作に
例示したシステムでは、無線チャネルとして、制御用の
専用の無線チャネルと通話専用の無線チャネルとが明確
に分けられているものであった。しか実際のシステムで
は、この区別が明確でないものもめる。そのようなシス
テムにおいては、特定の通話チャネルを以上に説明した
制御チャネルに見立てて同等の動作を行わせることが可
能である。
なお上記の説明で無線系制御l装置20の制御に関して
は、移動無線機50と交信する無線基地局30を1局に
限定したが、これは必らずしも必要ではない。すなわち
俊述する送受信ダイパーシティの適用時と同様に、通話
当初より複数の無線基地局3Qと同一通話チャネルもし
くは別々の通話チャネルを用いて交信させることが可能
である。
ただしこの場合にはその近くにおけるトラヒック状態は
十分考慮して決定する必要がある。
(4)トラヒック閑散時におけるダイパーシティの適用 (2)項および(3)項で説明したような発着呼動作に
より、電話網10内の一般の電話機と移動無線1150
との間で(おるいはシステム内の2つの移動無線機間で
)通信が開始されたとする。
この場合移動無線は50が通信する無線基地局30は1
つで、かつシステム内の通信トラヒック状態、すくなく
とも移動無線機50の近1カにおけるトラヒック状態は
、ビジー・アワーすなわち最繁時ではないとする(無線
基地局30の数が2またはそれ以上の場合でも同様に実
施可能である)。
すると移動無線機50では、ダイパーシティ送受信を行
う準備を開始する。そのため第1−2図に示す移動無線
機50内の制御部58は送信切替用制御器67Cおよび
受信切替用制御器65Cのそれぞれに対し、動作開始指
令信号を送るとともに、現在勤作中のシンセサイザ55
−1および56−1の他にシンセサイザ55−nおよび
56−nに対し制御チャネルCH30が送受信可能なよ
うに、周波数発振を要求する。同時に制御部58では無
線送信回路66に対し、制御信号の送出を開始する。こ
の制御信号には、移動無線機50のID、通信の種類(
音声、データ等の種別)、現在使用中のチVネル番号を
含み、かつこれを受信した周辺の現在通信中でない無線
基地局30に対しダイパーシティ送受信の動作開始を要
求する。
ただし以上の無線基地局30に対する条件は、もしその
無線基地局30が、第1−10図ないし第1−21図に
示されたような構成がなされている場合には、第3者の
移動無線機と通信中であってもさらに新しく移動無線機
と通話が可能であるのでこの条件を緩和することが可能
である。
以上の動作により、移動無線機50の送信ミクサ61の
出力には、現在通信中のチャネルCI−11の他に、制
御チャネルC)−150による送信が得られ、一方受信
ミクサ63へは現在通話中の通話チャネルCH1の受信
の外に制御チャネルの受信も可能になる。これは(5)
項の通話中チャネル切替の動作で詳細に説明されている
移動無線機50から送信された制御信号は最寄りの複数
の現在通信中でない無線基地局3C)−2゜30−3.
・・・ 30−nで受信される。すると、この中の1つ
である無線基地局30−2では、受信信号の品質や信号
の内容を検査した結果、移動無線機50から受信した信
号の品質が一定値以上であり、かつ直ちに通信品質が低
下することはなく、干渉妨害の発生の可能性もないと判
断したときは、送信してきた移動無線機50に対し無線
基地局30−2のID、使用可能な無線チャネル番号(
たとえばCH2>等を含む制御信号を移動無線150宛
に送信し、ダイパーシティ送受信可の報告を行う。
この信号は移動無線機50の無線受信回路68で受信さ
れ、制御部58に伝達される。これを受信した制御部5
8では、無線基地局30−2から送られてきた信号を吟
味した結果、ダイパーシティ送受信を行うことが適切で
あると判断し、シンセサイザ55−2および56−2に
対し、チャネルC)−(2で通信を無線基地局30−2
との間で開始するために、局部発掘周波数の発生を要求
する。
また無線基地局30−2へは、無線系制御装置20内の
通信制御部21に対し、スイッチ群23を動作させ現在
通信中の通話信号を無線基地E302に対しても並列送
出することを要求する。
この要求を受けた無線系制御装置20では、無線基地局
30−2の要請にしたがい、音声信号すなわち一般の電
話機からの音声信号を無線基地局30−1のみでなく同
30−2宛にも同一信号で送出を開始する。
この音声信号を受信した無線基地局30〜2では、移動
無線機50宛に無線基地局30−2の1D等を加え無線
チャネルCH2で送出する。一方、移動無線機50では
無線チャネルCI−12の受信が可能な状態になってい
るので、この信号を受信した無線受信回路6Bの出力を
検査した後、品質が良好であれば音声信号は電話機部5
9へ、制御信号は制御部58へ伝達される。
以上の動作を実行することにより、移動無線機50は無
線基地[30−1および30−2との間でダイパーシテ
ィ送受信状態に入ることになる。
上述した移動無線機50から、その周辺にある無線基地
局30へ向けて送信されたダイパーシティ送受信実施要
求信号は、無線基地局30−2以外の無線局30−3.
30−4. ・、30−nでも同様に受信しており、こ
れらのうち条件に適する無線基地局は、30−1と同様
の応答信号を移動無線機50に送信しているはずである
それゆえ、移動無線機50の制御部58または無線系制
御装置20では、さらに多数の無線基地局との間でダイ
パーシティ送受信を行いたい場合には、上述した無線基
地局30−2との間でダイパーシティ送受信したときと
全く同様の動作を行って、すべての動作が正常に働くと
、たとえば無線基地局30−3との間にダイパーシティ
送受信が開始される。
以下、上記と同様な動作により移動無線機50のR寄り
にあり現在通信中でなく、かつ通信品質がシステムに要
求されている一定の基準以上を満たす無線基地局30−
3.30−4.・・・、3〇−nに対しても、同様にダ
イパーシティ送受信が開始される。そして、ダイパーシ
ティの多重度は、交信可能な無線基地局30の数あるい
は移動無線[50内に具備されている同時送受信可能な
多重度数、すなわち第1−2図の場合はシンセサイザ5
5−1〜55−nまたは56−1〜56−nのnの数に
左右される。
また以上の説明ではシステム内の通話トラヒックが混ん
でいない場合を想定したが、トラヒック状態は各無線基
地局30で測定されており、1〜ラヒツクが順次輻快し
できた場合には、ダイパーシティの多重度に関し、順次
制限が加えられ、最繁時には、多重度11なわらダイパ
ーシティなしの状態にまで移行することになる。ただし
通信されている通信の種類(音声、データ、ファクシミ
リ等の別)により多重度の低減に差別を設けることによ
り、広帯域通信はど多重度の制限を受けにくくする等、
システム的処理が可能となり、通信の種類にかかわらず
良好な通信の確保が可能となる等の特徴を本発明は有し
ている。
ざらに上記において、移動無線機50が2つの無線基地
局30との間で行うダイパーシティに関し、同一の無線
チャネルを用いることも可能である。このようにすると
、システム内の周波数利用効率が向上する。ただし、つ
きの条件を満たす必要がある。
i)各無線基地局30において、隣接プる無線基地局3
0で使用する無線チャネルと同一チャネルが使用可能で
あること。
i) 各無線基地局30から送信される下り無線チャネ
ルに含まれているそれぞれの無線搬送波周波数の同期が
とられているか、あるいは周波数差が常時、数HZまた
はそれ以下に保たれていること。
また、移動無線機50が同一の無線基地局30に対し送
受信ダイパーシティを実施することも可能である。この
場合には、つぎの条件を満たす必要がある。
a) 送受信用アンテナ数が複数個あり、それぞれ互い
に位置をはなれて設置されており、アンテナ間の相関係
数が0.5以下であること。
b) 同一無線チャネルを用いる場合には、とくにa)
の相関係数が小ざいこと。実際の方法は、以上に説明し
た他の無線基地局30とのダイパーシティ実施法を用い
て、同一の無線基地局30を他の無線基地局30と見立
てて実施すればよいわけである。
(5)通話中チャネル切替およびダイパーシティ効果の
説明と理論的根拠 n−1個の無線基地局30と1個の移動無線機50とが
、n−1個のチャネルを用いて交信している最中に、そ
の内のあるチャネルにおける通信の品質が一定値以下に
なった場合には、一定の通信品質を満足する現在通信し
ていない他の1つの無線基地局30との間で他の1つの
チャネル(新チャネル)に切替えて交信するために先立
って、切替受信手段と切替送信手段とを通信信号に影響
を与えない速度で切替えて、継続して送受信中のn−2
個のチャネル以外の旧チャネルと新チャネルを一時的に
並行して送受信するようにし、その間に新チャネルの品
質を調査して一定レベル以上であることを確認すると、
チャネル切替のための動作を終了して、新チャネルを含
むn−1個の無線チャネルによって交信するようにした
。したがってチャネル切替による通信の瞬断を生ずるこ
とがなくなった。このほか、チャネル切替を実施しない
場合を含めて送受信ダイパーシティ効果を得ることが可
能となった。
第1−1図ないし第1−21図は、この動作の一例を説
明するためのシステム構成を示している。
以下これらの図を参照して説明する。
たとえば第1−2図に示した移動無線機50は、シンセ
サイザ55−1.55−2.・・・、55−(n−1>
と無線受信回路68と無線送信回路66を用いて無線基
地局30−1.30−2.・・・。
30− (n−1>と通話チャネルCl−11、C)−
12゜・・・、CH(n−1>を用いて交信中であると
する。
移動無線機50は、無線基地局30−1から遠ざかり、
無線基地830− nへ近づいたとする。すると移動無
線機50と無線基地局30−1とのあいだの相対距離の
増大にともない、通話品質が劣化をはじめるので、無線
系制御装置20のS/N監視部56が検出する(レベル
ト1以下に低下したことを検出する)。なお、レベルL
1といえども回線が要求されている値を上回るように設
定されている。
無線系制御装置20は周辺にあるすべての無線基地局3
0に対し、移動無線機50の送信信号の品質を測定する
ように要求する。この要求に応じ現在移動無線150と
通信を行っていない各無線基地局30は、測定値を無線
系制御装置20宛に報告する。
各無線基地局30−n等から送られてきたCZN値等の
情報を1qだ無線系制御装置20のS/N監視部22で
は、これら複数の情報を比較したところ無線基地局30
−nの測定結果が最も値が良く、かつ品質基準のレベル
ト2以上、ただしL2>11を満足している事が確認さ
れたとすると、移動無線機50は、無線基地局30−n
の通話ゾーン(ゾーンn)近傍へ接近したと判断し、チ
ャネル切替を行うことを決断する。
そして、ゾーンnで空いている通話チャネルを調査した
結果、無線基地局30−nから連絡のあった通り、チャ
ネルCHnが使用可能でおることを知る。ただし、シス
テムによっては、現在交信中の通話チャネルと同一のチ
ャネルを使用することも可能である。この場合には、同
一チャネル干渉のないこと、および(4)のダイパーシ
ティの適用の項で説明した無線基地局30間での送信搬
送波周波数の同期が必要である。
そこで現在通話中の通話チャネルCH1(ciるいはC
H2’、・・・、CHn−1や制御チャネルのいずれで
もよいが以下の説明ではCI−11とする)を用いて、
制御信号により移動無線1ff150に対して、通話チ
ャネルC)−1nで送受信を行う準備をするように指示
する。
またこれと同時に無線基地局30−nに対し、チャネル
CHnで送受信を行うことを指示する。
無線系制御I装置20では、これらの指示を出した後、
スイッチ群23の5W1−nもオンの状態にし、無線基
地局30−nは通話チャネルnを用い音声信号の送出を
開始する。この場合、当然のことながら無線基地局の変
調器の変調の深さおよび信号の位相も他の無線基地局3
0−2.30−3゜・・・ 30−nと実質的に同一と
する。
この制御信号の伝送を実現するために、具体的には、制
御信号がアナログ信号の場合、すでに説明した第2図(
a)に示すように、通話チャネルの帯域0.3〜3.0
KH2外の低い周波数f。。
(たとえば約1001−1z)または高い周波数f、1
゜f02− for fosGたとえば3.8KH2か
ら0゜1KH2間隔で4.5KH2までの8波、ただし
、n=8のとき)を用いる。
制御すべき項目すなわち制御データが多いときには、制
御用の周波数f、。〜fD8の波数をさらに増加させて
もよいし、副搬送波形式をとることも可能である。この
とき、たとえばf、。〜f08のうちの1波あるいは複
数の波に周波数変調をかけたり、あるいは振幅変調をか
けたりすることによって、より多くの制御データを伝送
することもできる。
また、制御信号としてディジタル・データ信号を用いた
場合には、音声信号もディジタル符号化して、両者を時
分割多重化して伝送することも可能であり、これをすで
に説明した第2図(b)に示すようにする。
第3B図に、第1−1図、第1−2図および第1−3図
に示した本システムのチャネル切替の前後におけるタイ
ミング・チャートを示す。
チャネル切替動作を説明している第3B図において、無
線基地局30−1と移動無線機50との間で用いている
チャネルCH1の品質がレベル11以下に低下したこと
を無線系制御装置20のS/N監視部22が検出し、チ
ャネルCIn nで無線基地局30−nからの送信電波
を並行して受信可能とするための準備を始めるように、
チャネルC1」1を用いて移動無線機50に指示する。
そこで移動無線1!50の制御部58は、それまでシン
セサイザ55−1.55−2.・・・、55−(n−1
>を使用して、チャネルCH1による無線基地[30−
1の送信波、チトネルCl−12による無線基地局30
−2の送信波、・・・・・・、チャネルCl−1n−1
による無線基地局30− (n−1>の送信波を受信し
ている状態から、シンセサイザ55−nも動作せしめて
、無線基地局30−nから送信されるチャネルCHnの
送信波も受信可能とするような、周波数をシンセサイザ
55−nに発生せしめる。
かくして、無線基地局30−1から送信されているチャ
ネルCI−(1の品質低下により、無線基地局30−1
との交信が停止されようとしているとぎ、無線基地局3
0−nとチャネルCHnによる交信が開始される。すな
わち、移動無線機50では、受信切替用制御器65Gか
ら切替駆動入力信号を受けている切替スイッチ64−1
の反復切替を継続させる。これと同時に、それまでシン
セサイザ56−1.56−2.・・・、56− (n−
1>を動作せしめて、チャネルCH1〜CHn−1を用
いて、無線基地局30−1〜30− (n−1>に送信
していた状態から、シンセサイザ55−nも動作させて
、無線基地局30−nに対して、チャネルCI−1nに
より送信することができる状態に移行させる。この送信
に使用されるシンセサイザ56−1.56−2・・・、
56−nの出力は、切替スイッチ64−2によって、送
信切替用制御器67Cからの切替駆動入力信号で反復切
替が行われる。
チャネルCH1とC)−(2,・・・・・・、CHnと
が並行して送受信されるこの切替送受信期間は、チャネ
ルCt−I nの確認と同チャネルの品質が一定のレベ
ルト2以上であることを無線系制御装置2oが確認する
まで続けられ、その後はチャネルCl−11を開放し、
無線基地局30−2.30−3.・・・30−nと移動
無線機50との間の交信は、チャネルCH2,C1−1
3,・・・、CHrlのみにより瞬断なく継続される。
この切替送受信期間における切替スイッチ641.64
−2の切替周波数f1は、たとえば信号に含まれている
最高周波数の2n倍以上等に定められる。以下、これに
ついて詳細に説明する。
切替周波数は、下記の諸条件を前置し、最適値が定めら
れる。
1)伝送すべき信号の変調形式 2)伝送すべき信号周波数帯域 3)伝送すべき制御用周波数帯域 4)送受信部の帯域特性、とくにアンテナ入力端に設置
される高周波濾波器の帯域特性 5)切替用制御器の波形特性 6)周波数シンセサイザの応答特性 7)搬送波用周波数とシステム内の使用チャネル数 8)伝送路の電波伝搬特性 9)無線系制御装置20から無線基地局30−1を介し
て移動無線機50までの信号の伝送路と無線系制御装置
20から無線基地局302を介して移動無線150まで
の信号の伝送路の差による伝送遅延時間差 たとえば、1)が周波数変調、2)が音声信号の場合0
.3〜3.0KI−1z 、3)として、第2図(a)
に示す帯域外による制御信号を用いる場合には、0.3
KH2以下(f、。)か、3.8〜4.5KHz (f
、1.f、2・・・fD8)となる。4)の特性として
、通過帯域幅が16KH2(または、8KHz ) 、
5)の特性として6)におけるシンセサイザの応答特性
が良好であり、出力波形が良好であることに留意して選
定すべきであり、用いられるシンセサイザは5)の切替
用制御器の入力により可急的に急速な応答特性が望まれ
る。
7)〜9)はシステム設計上から考慮される項目である
が、本発明の実施例として説明する自動車電話用システ
ムでは、7)は900MHz 、600チヤネルでおる
ので使用周波数帯域幅は15Mt−tz(または、12
00チャネル同15MH2)、8)は多くの文献で既知
であり、9)は0.03m秒程度である。
以上を総合的に考慮し、たとえば自動車電話システムで
は、移動無線R50の切替スイッチ64−2における切
替周波数は20 X n M l−I Z程度に選定さ
れる。
以下受信の場合を説明する。第2図(b)に示すように
音声信号や制御信号がディジタル化されている場合には
、切替用周波数として、より高速の周波数を用いるのが
適当で、n X 20 K t−I Z〜30 K t
l z程度の値でよい。
また、受信ミクサ63の入力部からみたチャネルCH1
,2,3,・、n−1,nの搬送波周波数をω1.ω2
.・・・、ω。−1,ω。、またシンセサイザ55−1
.55−2.・・・、55− (n−1>55−〇の出
力周波数を、それぞれω、1.ω、2ω、。−1,ω[
。とすると、無線基地局30−1.30−2−.30−
 (n−1>、30−nからの受信ミクサ63に含まれ
た中間周波増幅器の出力における搬送波の周波数はそれ
ぞれ、 Ω1=ω1−ω[1(11) Ω2 =″2−12        (12)Ωn−1
””n−17″)Ln−1n−1Ω、=ω0−ωtn 
       (1o)すなわち、切替スイッチ64−
1の動作により中間周波数として受信部53には、 Ω1 =″l  ”Ll Ω2 =w2  ”12 Ωn−1=″n−1−Ln−1 Ω =ω −ω[。
n 等の搬送波周波数を有する信号波とが順次に入力するこ
とになる。そして(11)と(12)・・・(1)式と
は、 Ω1うΩ2→叫・憫Ω。−1=Ω。  (2)の関係に
ある。このような信号が受信部で増幅されたのら復調回
路で復調されるが、n個の中間周波数 ω1  ”11 ω2 −L2 ωn−1−(1)Ln−1 ω。−ωLn との相互間に周波数差が存在すると、復調出力信号に、
歪雑音が発生する場合としない場合とがある。すなわち
、周波数変調または位相変調の場合には、周波数差が全
くない場合には歪雑音は発生しないが、周波数差がある
とその周波数差(ビート周波数)が信号周波数と同一成
分を含む場合は発生し、含まない場合には発生しない。
一方、振幅変調の場合には、周波数差があっても歪雑音
は発生しない。ただし、振幅変調の場合でも中間周波増
幅器などに非直線特性があると、高調波による非直線歪
が発生するから、直線性の良好な増幅器を用いる必要が
ある。
以上に説明したような移動無線vs50の受信ミクサ6
3の入力にCHI、CH2,・、CHn−1およびCH
n用の局部発掘周波数を循環的に加え受信しても通信に
異常なく、しかもチャネルC1−11からチャネルCI
−1nへの移行が何の瞬断(1/L音の混入もなく実行
可能であり、かつ受信ダイパーシティ効果のあることを
理論的に説明する。
まず、角度変調波を用いる場合を説明する。
データあるいは音声信号(アナログまたはディジタル形
式の信号に対して)は、つぎのように表現できる。
また帯域外に存在する制御信号は、 ここで、a・は振幅の大きざ、ωiは信号の角周波数、
θiは1=0のときの位相を表わす。m。
nは正の整数を表わす。
つぎに周波数変調の場合を説明するが、位相変調におい
て本発明は同様に適用される。(3)式または(3)式
および(4)式で搬送波を周波数変調すると、1qられ
る変調波は、 I = Iosin f (ω十μ(t))dt−)□
 S!n (ωt+5(t))      (5)また
は、 1= I□ sin f (ω十μ(1)十μ。(1)
)dt=xQsin(ωt+5(t)+5o(t))(
5′ ) ただし、 m・=ai /ωH(m=1.2.3・・・n)この結
果、(5′ )式右辺のsinの内の式s (t)十S
。(1)は−殻内な形の伝送信号を表わすことになる。
さて、(5)式または(5′)を用いると、無線基地#
30−1 、30−2.−、30− (rl −1>、
30−nから送信された信号が、移動無線lN50のア
ンテナを介して受信ミクサ63に入力され、局部発振部
出力(第1B図の場合、シンセシイザ55−1.55−
2.・・・、55−(n−1>、55−n>と混合され
ると、受信部53の入力としては、(1)式および(2
)式と同じ記号を用いて次式のように表すことができる
。(ただし切替スイッチ64−1は停止の状態とする)
I m=I □、Sin (Ω、 t+5(t) 十S
。i (t))(m=1.2.  ・・・ n) つぎに、切替スイッチ64−1が切替動作を開始したと
する。また、無線基地局3O−i(m=1.2.・・・
 n)からは音声信号5(t)と制御信号S。1(t)
が、それぞれ送られてきたとする、移動無線機50の受
信部53の入力として、I= (I01/n> [1+
2F1(n、zmyr> )xsin  (myr/n
)cosmpt]xsin (Ω1を十5(t) +5
o1(t) )+ (I02/rl) [1+2Σ (n/mπ) m=1 XSin  (m7r/n) xcos mp (t−2π/(np))]xsin 
(Ω2t+5(t) +5o2(t) )+ (I 03/ n > [1+2Σ rn/mπ)) m=1 XSin(mπ/n) xcos mp (t−4π/ (np) ) ]Xs
+n (Ω31:+5(1)+5o3(t) )+・・
・・・・ 十 (I□n/n> [1+2Σ(n/mπ) m=1 xsin  (mπ/n) xcosmp(t−2(n−1)π/(no))]xs
+n  (Ωnt+5(t)+sc、(1))ただし、
pは切替角周波数、mは正の奇数とし、n個の入力波に
対する切替時間は等間隔とした。
(7)式のも辺を変形すると次式のようになる。
I= (I01/n)  [sin  (Ω1t 十u
 1ct))+(n/π)Sin(π/n> x[cos((Ω1−p)t+u1(t))cos((
Ω1+ p ) t + U 1 (t) ) ]−!
−(n/3π)Sin(3π/n)x[cos((Ω1
−3p) t+U1 (t) )cos((Ω1+3 
D ) t +U1 (t) ) ]+(n15π)s
in(5π/n> x[cos((Ωl  5p)t+U1(t))−co
s((Ω1+5p)t+U1(t)) ]+・・・・・
・                 ]十 (102
/n)  [sin  (Ω2 t+(]2  (t)
  )+(n/π)sin(π/n> x[cos((Ω2  D) t+U2 (t) )c
ost(Ω2 + p ) t + U 2 (t) 
)コ+ (n/3π)sin  (3π/n>x[co
s((Ω2−3D)t+U2(t))−cos((Ω2
 +3p)を十u2(t))]+(n151sin (
57r/n) x[cos((Ω2 5p) t+U2 (t) )c
os((Ω2 +5p)t+U2 m )]十・・・・
・・              〕+(I□o/n>
 [sin (Ω。t+LJ、 (t) )+(n/π
)sin(π/n) x[cos((Ω −p)t+Un(t))cos((
Ω。十p)t+U。(1) ) ]十(n/3π)si
n(3π/n) x[cos((Ω。−3p) t+1Jo(t) )−
cos((Ω。+3p)t+U。(1))]+ (n1
5π)sin(5π/n) x[cos((Ω。−5p)t+U。(t))cos(
(Ω。+5p)t+U。(1))]+、 −−−°−] ただし、Ui (C) =S(t) +5oi(t)(
i=1.2.・・・、n) ここで(8)式をみると多くの搬送波を合成したものと
なっているから、このまま中間周波増幅器で増幅した後
に復調したのでは、一般に混変調(干渉妨害)による歪
雑音を発生する可能性がおる。
また(8)式で表わされる入力波の振幅I。1゜IO2
,・・・−■Onは必ずしも同一の振幅ではなく、切替
の時間的占有率を等しくした場合(デユーティ100/
n%の場合)には、無線基地局30−1よりも30−2
の方が近距離にあるために、通常はI。2.Io3.・
・・、■onの方が大である。101゜102等の大き
さが異なっていると、混変調を発生する可能性がある。
上記(8)式で示した多くの搬送波の合成による原因と
、Iol、IO2等が異なることによる原因の2種類の
混変調発生要因がある。
さて(8)式で示した多くの搬送波の合成による場合の
混変調については、つぎの方法により歪雑音の除去を行
うことができる。
すなわら、切替スイッチ64−1の切替速度(周期)を
高速にし、中間周波増幅器の帯域通過特性の外に追いや
る方法がある。しかしながら、すでに述べたように、切
替周波数は信号の最高周波数の2n倍以上に定められて
いる多くの場合には、それ以上高速にする必要はないで
あろう。高速にすることにより(7)式も辺のm−1,
3゜5・・・の項は(8)式を見ればわかるように中間
周波増幅段において無視することが可能となり、(8)
式は下記のように表わすことができる。
I= (1/n)[Iol 5in(Ω1℃+5(1)
+5o1(t) ) 十I 02 S!n (Ω2 t+5(t) +5c2
(t) )+・・・・・・ + I On 5lrl (Ωn−1t+5(t) +
5oo(t) ) ](9)式において、 Ω =Ω =・・・・・・Ω  =Ω =Ω  (10
)1  2     n−11 So2(1)=・・・・・・=Scn−1(t)=so
、(t) =。
とおくことができるとする。実際に(10)式は後述す
るような手段で技術的に可能であり、(11)式は前述
の通り無線基地[30−1から(またはチャネル切替の
後半では無線基地局30−nからのみ)送信する制御信
号のみとすれば(11)式が成立する。すると(9)式
は下記のように変形することができる。
1= (1/n>[l01sin(Ωを十S (j) 
十S cl(1)) + (102+ (03+−・” + I 0n)xs
in(Ωt+5(t))]       (12>(1
2)式は変形すると次式のごとくになる。
xcos s  (t) )”2 xsin(Ωt + S (t)十β(t)>   (
13)(13’) (13)、(13’  )式において r ol< < I n           (i 
4 )so(t)<<1         (14’ 
)であるから(13)式は近似的に下記のようになる。
1 =(1/ n > I n sin (Ωt+5(
t)+5o(1)) (15)式をみると、これはn分岐のアンテナ入力を有
する切替受信ダイパーシティ方式で、信号を切替受信し
た後、そのまま合成するいわゆる直線合成を行った結果
、入力電界の低いIOIを無視し、入力電界の高い入力
信号による合成を行ったことを示している。したがって
本発明は受信ダイパーシティ効果があることが明らかに
されたことになる。
(14)式から周波数弁別回路の出力(無線受信回路6
8の出力)は次式で表わされる。
E=d/dt (s(t)+5o(t))=μ(1)十
μ。(1) ここで、μ(1)およびμ。(1)は、それぞれ(3)
式および(4)式に示されたものである。
なお(14)式は、通常の移動通信方式では、つねに満
足しており、特に制限条件とはならない。
それは主要な音声信号に、制御信号に比して深い変調を
加え、制御信号には浅い変調をかけており、しかも音声
に加える変調の深さも、近年、等価トーン(IKI−f
z)信号で3.5ラジアン(25に1−1z搬送波間隔
の場合、また搬送波間隔が12゜5KHzの場合は、同
じ<1.75ラジアンとさらに浅くなる)と浅くなって
いるためである。
以上により周波数変調の場合の無歪条件は(10)式お
よび(14)式が十分条件であることが明らかにされた
。以下(10)式を成立させる技術的条件について説明
する。
技術的にこれを行なうには、無線基地局30−1.30
−2.−.30−nの送信部31−1゜31−2.・・
・、31−nの搬送周波数の安定度を決定する基準水晶
発振器の周波数安定度を高めることにより達成される。
たとえば、後述する自動車電話方式の例では、基地局に
設置されている基準水晶発振器の安定度は、現在0.5
〜1pl)m(0,5〜lx 7O−6)程度であるの
で搬送波の周波数変動は、lX1O−6X 900MH
z = 900Hzである。
これでは、丁度音声の信号帯域内に雑音が混入する。
しかしながら、技術の進歩により0.01 ppmが可
能になったとすれば、1 x 10’x 900H1−
1z= 9H2となり雑音の高調波があったとしても、
その大きなエネルギーが信号帯域内に混入する可能性は
少なくなる。あるいは搬送波の周波数が9 M l−I
 Zを使用している無線システムでは、lppmの搬送
波変動では、現在の技術においても雑音の混入はないこ
とになる。
以上の説明では、移動無線機50へ到来する下り通話チ
ャネルは、各無線基地局30から、それぞれ別々の通話
チャネル、すなわち、それぞれ異なった搬送波周波数を
有するものと仮定していたが、これは必らずしも必要で
ない。2つまたは、それ以上の無線基地830からの通
話チャネルが同−でおってもよく、その場合を以下に説
明する。
この場合、以上に説明した歪雑音の除去の条件である(
10)式の代りに、次式が成立する必要がおる。たとえ
ば無線基地局30−1と30−2とが同一通話チャネル
を使用している場合には、ω1=ω2        
  (10’)Ω =Ω =Ω =・・・・・・−Ω 
  (10)1 2 3     n が必要条件となる。(10’)式は無線基地局30−1
と30−2とにおいて、同一チャネルの搬送波周波数の
完全一致、すなわち位相同期の必要性を意味している。
実際上は位相同期すれば最もよいが、経済性の面で問題
のおる場合には、高安定水晶の採用により、 ω1−ω2=Δω として、Δω/2πを数H2以下におさえることが必要
である。このような条件を満足するシステムにおいては
、第1−7図に示した移動無線機50Fを使用すること
も可能でおる。
以上は移動無線機50が受信する場合を説明したが、移
動無線機50が送信する場合をつぎに説明する。
第1−2図において、切替スイッチ64−2で切替えら
れた無線信号は、たとえば無線チャネルCH”l、Cl
−12,−、CHnが順次に切替えられるが、受信側は
無線基地局301 (C1−11>。
30−2 (CH2)、・・・、または無線基地局30
n (Cl−1n )で別々に受信され、移動無線機5
0側で受信する場合のように混合される場合の混変調問
題はまったく存在しないのである。ただしく8)式から
明らかなように、側波帯として、搬送角周波数 (Ω±np) の成分が存在するから、これらが空間に放出されて、他
のチャネルまたは、他のシステムの通信に妨害を与えな
いように送信出力部に帯域d、電波器を設けて濾波する
必要かおる。
このためには、切替周波数として移動無線t!50の送
信する全チャネルの周波数外に式(Ω±「)p)を拡散
する必要があり、例に用いた第1−1図および第1−2
図に示す自動車電話方式では、p/ (2π )>15
XnMH2 にする必要がある。
以下数式を用いて説明する。ただし式中に使用する文字
は特に断わらないかぎり前述と同じとする。たとえば、
第1−5図の送信ミクサ61の出力に現れる送波信号は
次式で表わされる。
xsin  (myr/n)CO3mpt]xsin 
(Ω1t+5(t)+5o(t))+l0 (1+2Σ (n/ (mπ) ) m=1 xs+n  (mπ/n> xcos mp (t−2yr/ (rl)  ) ]
xsin (Ω2t+5(t)+5C(t))十I。
[1+2Σ (n/ (mπ)) m=1 xsin  (mπ/n> xcos mp (t−4π/(np))]xsin 
 (Ω3t+s(t、)+5o(t))+ I  o 
 [1−)−2Σ  (n/  (rr+yr)  )
m=1 xsin  (mπ/n> xcos mp (t−2(n −1> yr/ (m
l) )xsin (Ω t+5(t)+5o(t))
m=1.2,5.  ・・・・・・ ただし、pは切替角周波数、mは正の奇数とし、n個の
入力波に対する切替時間は等間隔とした。
(17)式は変形すると(8)式と同様な形の式を1q
る。そして得られた式に関し、すでに説明したような作
用を有する帯I$、濾波器を通すと出力信号として次式
を得る。
J=IO3in(Ω1t+s(t>+5oft))+I
osin(Ω2t+s(t> +s。(t))十I□ 
sin (Ω。t+5(t) +5o(t) )(18
ン 上式において右辺第1項は無線基地局30−1向け、第
2項は同30−2向け、以下第1項は同3O−:向けで
あり、それぞれの信号は普通の周波数変調の送信の場合
と同じ数式を呈している。
そしてチャネルCH1の上り信号は無線基地局30−1
.チャネルCH2の上り信号は同302、以下順にチャ
ネルCHnの上り信号は同30−nで受信される。これ
らの受信信号は、復調され無線系制御装置20等の必要
な装置へ送信される。あるいは、無線基地局30−1が
第1−11図および第1−12図の構成を有する場合に
は、チャネルCHIの上り信号は無線基地局30−1の
送受信13190−1.チャネルCH2の上り信号は同
30−1の送受信1a90−2.以下順にチャネルC+
−1nの上り信号は同30−1の送受信機9Q−nでそ
れぞれ受信復調された後、混合されて無線系制御装置2
0等の必要な装置へ送信されてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明の多重送信方法
と装置を用いると受信部で信号のダイパーシティ効果を
得ることが可能になる。
無線系制御装置20では、無線基地局30−1゜30−
2.−.30−nからのngの信号のうち、音声信号に
ついては、無線基地局30−1.30=2.・・・、3
0−nからの信号を混合する。なお混合にあたって、無
線基地局30−2.30−3゜・・・、30−nからの
信号のほうが、30−1より伝送品質が良いから、その
まま混合してもよいし、あるいはS/Nに比例した出力
で混合してもよい。
すなわち、受信ダイパーシティ効果が得られたことにな
る。
以上本発明の送受信ダイパーシティ効果について説明し
たが、以下その効果を増大させる方法について詳)小す
る。
まず受信ダイパーシティであるが、前述した順次切替方
法では、切替スイッチ64−1の各シンセサイザ55−
1.55−2.・・・、55−nの接続持続時間(デユ
ーティ・タイム)を等しいとした。しかしながら、これ
は必らずしも必要でなく、むしろS/Nのよい受信入力
の得られる無線チャネルに相対的に長い時間接続するよ
うにすれば、ダイパーシティ効果は増大する。そのため
に受信部の一部に切替スイッチ64−1と同期しその時
刻における信号対雑音比を検出し、これを制御部58へ
伝え、これにより受信切替用制御器65Gの出力の周波
数を変化させることにより、上記の目的を達することが
可能となる。これは第1−2図の構成でも可能であるが
、技術的に説明を容易にするため第1−4図に示す構成
で以下説明する。
同図において第1−2図と異なる点は、無線受信回路6
8とは別に、C/N測定用受信部52、受信ミクサ73
、および切替スイッチ64−3を設置し、切替スイッチ
64−3の制御は制御部58Bにより行わせるようにし
たことである。以下箱1−4図の動作を説明する。
同図においてC/N測定用受信部52を動作させるため
に、前段に受信ミクサ73が設置されている。この受信
ミクサ73へは移動無線機50Bで受信した受信信号の
一部が加えられる。受信ミクサ73への局部発振周波数
として、切替スイッチ64−3からの出力が加えられる
。ただし、この切替スイッチ6l−3Gよ、他の切替ス
イッチ64−1や64−2のように高速で切替える必要
はなく、たとえば101−I Z程度の低速で十分でお
る。
そして切替スイッチ64−3がシンセサイザ551の出
力をオンにする位置におるとぎC/N測定用受信部52
で測定したチャネルCH1のC/N(aを制御部58B
に伝達する。ついで切替スイッチ64−3がシンセサイ
ザ55−2の出力をオンにする位置にあるときチャネル
CH2のC/Nを測定する。以下順にシンセサイザ55
−nの出力をオンにする位置にあるとき、チャネルct
−+nのC/Nを測定し、それぞれ制御部58Bに伝達
する。制御部58Bでは、これらの値を用いて受信切替
用制御器65Cおよび送信切替用制御器67Cの切替周
波数を、たとえば、それぞれC/Nに反比例した速度で
動作するように制御する。
以上のような動作を可能とするためには、前述の各無線
基地830からの信gの送信方法に若干の変更を必要と
するので以下これについて説明する。
さて、前述の(9)式を再掲すると、 I=、Σ)o、5in(Ωrt =1 +5(t)+s ・(t))    (9)<r=1.
2.  ・・・、n) (9〉式において各無線基地局30から送信される制御
信号には、無線基地局30のIDが含まれており、上述
の切替スイッチのデユーティを変更するにはこのIDが
必要であるから、前述した(11)式のように、 So・=O (i=1.2.  ・・・ n) とおくわけにtまいかない。したがって、この場合(1
0)式は成立するものの、(12)式に相当する式は下
記のようになる。
1 = 、YJL、  I 。Hsln (Ωt+5(
t)+5−(t))    (19)(19)式におい
て各S。1(t)は1に比べて十分小でおるから(ただ
し、常数項は省略する。)、(15)式に相当する式と
して近似的に下式をIgる。
(20)式で表わされる信号を復調し、各無線基地局3
0から送信される制御信号をとり出すためには、So・
(1)に含まれる信号の周波数成分をそれぞれ異ならせ
ることにより、浦波器により浦波することが可能である
したがって、各無線チャネルのC/Nを測定するととも
に、その信号を送出した無線基地局30のIDをつけ加
えて制御部58Bへ送ることにより、制御部58Bでは
各無線チャネルごと、すなわち各無線基地局30ごとに
受信(あるいは送信)するデユーティ時間を、C/N値
と関係づけて定めることが可能となる。
以上の効果を第1−2図の構成で達成させるには、同図
の受信部53に各無線基地局30−1゜30−2.・・
・、30−nから送信されてくる制御器@5(1(t)
 、5o2(t)・・−、5on(t)を個々に受信す
るための帯域浦波器を具備し、そのそれぞれで、信号対
雑音比を測定するなどの通信品質の貯視手段を設ければ
よい。そして、この測定値を制御部58へ報告し、信号
対雑音比に応じた切替えのデユーティで、切替スイッチ
64−1を動作させればよいわけでおる。
以上詳述したように移動無線機50の受信部53を動作
させることにより、送受信ダイパーシティ効果の増大を
はかることが可能となる。
つぎに、ざらに受信ダイパーシティ効果の増大をはかる
方法を説明する。第1−5図は、この場合の移動無線機
50Cの構成例を示す。
第1−5図において移動無線150cへの入力電波(入
力信号)は、アンテナ入力部でn+’1等分され、それ
ぞれ無線受信回路68−1.68−2、・・・、68−
nおよび干渉妨害検出器62へ到来する。各無線受信回
路68−1〜6B−nでは、それぞれ受信ミクサ63−
1.63−2.・・・、63−n、受信部53−1.5
3−2.・・・、53−nが具備されており、また受信
ミクサ53−1〜53−nにはそれぞれシンセサイザ5
5−1.55−2.・・・、55−nからの局部発撮周
波数が入力される。したがって第1−5図の構成では、
受信切替スイッチ64−1はなく常時名無線チャネルC
l−11,CH2,・ Cl−Inの信号を受信し復調
することが可能である。
またこれらの受信部53−1〜53−nの出力信号は、
一部は制御部58Cへ送られるほか、通信品質監視部5
7−1.57−2.・・・、57−nにも送られて、各
無線チャネルの通信品質を監視し、その結果を制御部5
8Cに報告し、さらに受信部53−1〜53−nの出力
は、信号混合回路62に加えられて、通常のダイパーシ
ティ受信機(この場合は検波後の合成)と同様な処理が
加えられ電話機部59へ送られる。
第1−5図のような回路構成をとることにより、大きな
ダイパーシティ効果を1qることか可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明の作用は、移動
無線機50の送信周波数を無線基地局30で測定するこ
とにより、新しい通話チャネルに切替えられた後の周波
数ずれを予測し、これに適合した周波数で、チャネル切
替後に交信する無線基地局の送信チャネルを設定し使用
することにより、チャネル切替にともなう通話断ないし
発生する混変調による雑音を除去した点に特徴を有する
つぎに本発明による通話中チャネル切替で重要な役割を
果す制御信号の使用法について説明する。
以下の説明では、第1−2図の構成をとるものとする。
無線基地局30−1.30−2.−.30−nからチャ
ネルCH1、C1l 2.−、 Ct−1nを用いて移
動無線t150宛に送信する場合について説明する。
前)ホのチャネル切替準備動作が完了すると、移動無線
機50の無線受信回路68には、無線基地局30−1.
30−2.−.30−nからのチャネルCl−11,C
H2,・、C)−1nの通話信号で送信され、これが移
動無線111t50内の切替スイッチ64−1で順次切
替えられて、切替受信される。
また切替スイッチ64−2も動作を開始するので、移動
無線機50からの送信波も切替送信を開始される。
ここで、無線系制御装置20から各無線基地局30−1
〜30−nを介して移動無線機50に至る各経路間の差
(10階以内)による遅延時間差は、せいぜい0.03
m秒以下であるから、動作に何の支障もなく、無視する
ことができる。また、無線基地局30−2.30−3.
−.30− (n−1)からの下り信号には、音声信号
のみであるが、無線基地局30−1および30−nから
の下り信号には、音声信号のほかに制御信号(fi線基
地局30−18よび30−nを識別させる識別信号や、
切替指令信号)が第2図(a)に示したような帯域外信
号の形で挿入されているから、移動無線機50の無線受
信回路68では、これを受信し制御部58へ転送する。
制御部58では、この信号を識別し、無線系制御iiI
!装置20の指示により、当初は無線基地局30−1か
らのチャネル切替指令やその後の無線基地局30−nか
らのチャネルCl−Inを用いる通話信号やID信号が
送られ、この信号品質も良好なことを確認するので、無
線送信回路68を用いて上り通話信号の帯域外を用い、
この確認事項を無線基地局30−n向けに通話チャネル
CHnにより、無線基地局30−n経由で無線系制御装
置20へ報告する。
無線系制御装置20では、無線基地局30−nと移動無
線機50との、下りの通信が良好に動作しているとの連
絡を得たので、通信制御部21はスイッチ群23のスイ
ッチ5W1−1.1−2゜・・・、1−nのうち、5W
1−1のみをオフとする。
一方、移動無線機50は、無線基地局30−1に対して
は、送信の停止を、移動無線機50の、シンセサイザ5
5−1の動作を停止させ、切替スイッチ64−1 (第
1−2図)にシンセサイザ552.55−3.・・・、
55−nを循環切替動作するようにさせる。
これらの状態は、第3図に示されている。
つぎに移動無線機50からチ17ネルCH1,Cト12
.・・・、c+−+nを用いて無線基地局30−1゜3
0−2.・・・、30−nに送信する場合について説明
する。
移動無線機50では、無線系制御g置20の指示により
、受信切替用制御器65Cおよび送信切替用制御器67
Cがそれぞれ作動して、切替スイッチ64−18よび6
4−2はそれぞれ、動作中のシンセサイザ55−1.5
5−2.・・・、55nの出力および56−1.56−
2.・・・、56nの出力を切替えて、チャネルC1−
11、Cl−12。
・・・、Cl−1nとを順次切替送受信中である(第1
−2図)。この動作中通話チャネルに送られる信号とし
ては、通話信号の外、帯域外の制御信号(第2図(a)
)として、移動無線機50の使用チャネルの状態(チャ
ネルCl−11,CH2,・・・、CHnからチャネル
Ct−12,Cl−13,−、CHnへ移行しつつおる
こと)、移動無線機50の識別ID等(たとえば第2図
(a)のfDIなどのトーン信号でfDIとID3など
を組合わせてもよい)が加えられている。
無線基地130−+  (+=1.2.=、noで受信
されたチA7ネルCl−1iの上り信号は、無線基地局
3O=の受信部53で復調され、復調後の音声信号や帯
域外信号には異常のないことが確認された復、無線系制
御装置20へ転送される。無線系制御装置20では、無
線基地局30−1.30−2.・・・ 30−nからの
n個の信号のうち、音声信号については、無線基地局3
0−1.30−2・・・、30−nからの信号を混合す
る。無線系制御装置20では、無線基地Q30−1.3
0−2、・・・、30−nからのn個の信号のうち、無
線基地局30−1.30−2. ・、30−nで加えら
れた音声の帯域外で送られてきた識別信号などによって
、それぞれ無線基地局30−1.30−2、−.30−
nからのチャネルCH1,CH2゜・・・、CHnによ
る信号であることを確認する。
無線系制御装置20では、通話中チャネル切替動作が円
滑に進/νでいることを確認し、移動無線機50の制御
部38に対し無線基地局30−nを経由して、チャネル
CHnにより、無線基地局30−1とのチャネルCH1
による通信を停止し、無線基地局30−2.30−3.
 ・、30−nとの通信に専念するための指令信号を送
出する。
この制御信号を受信した移動無線1i150では、制御
部58の動作により、シンセサイザ55−15よび56
−1の動作を停止させて、受信チャネル選択用の切替ス
イッチ64−1の位置をシンセサイザ55−2.55−
3.・・・、55−nを循環切替動作するようにし、送
信チ17ネル選択用の切替スイッチ64−2には、シン
セサイザ56−2゜56−3.・・・、56−nを循環
切替動作を継続させるように指令する。
この結果、移動無線1150は、それまでのチャネルC
H1を用いた無線基地局30−1との交信を終了し、無
線基地局30−2.30−3.・・・30−nと、それ
ぞれチャネルCl−12,CH3゜・・・、Cl−In
を用いて交信する状態にはいる。これにてチャネル切替
が完了し、新無線チVネル群で交信されている状態が実
現する。以上説明した上りチャネルと下りチャネルの切
替動作は並行して実行されほぼ同時期に終了する。
以上の説明から明らかなようにチャネル切替時も無瞬断
でおり、かつ雑音も実用上問題のない程度の低いレベル
にとどめることが可能である。
なお以上の動作中のいずれかにおいて、動作不良もしく
は、不動作が起れば、その直前の動作からやりなおすこ
とになる。また動作障害が大ぎいときには、制御部58
に内蔵するメモリ部に記憶しである切替動作前の通話チ
ャネルにもどる動作も具備されている。
第7八図ないし第7D図には、第1−1図、第1−2図
および第1−3図に示したシステムの動作の流れを示す
フロー・チャートが示されている。
無線系制御装置20.無線基地局30−1.30−2.
・・・、30−nおよび移動無線機50が動作を開始し
、無線系制御装置20に含まれるスイッチ群23のスイ
ッチ5W1−1.1−2.・・・1−(n−1>がオン
であり、無線基地局30−1.30−2.−.30− 
(n=1.)と移動無線機50との間で交信中である。
この交信には、無線系制御装置20に含まれる通信制御
部21によって指示されたチャネルCl−11,0H2
,・・・ C1〜!−(n−1)の下り周波数F1.F
2.・・・、「、−1と上り周波数f’  、f  、
・・・、fn−1が使われている(S101、第7A図
)。
通信中の無線基地局30.−1.30−2.・・・。
30− (n−1>からは、たえず移動無線機50から
の受信状況報告が出され(S102>、これを受けた無
線系制御装置20のS/N監視部22では、通話品質が
レベルL1よりも劣化していないか否かを監視している
(8103)。通話品質がレベルL1よりも劣化してい
たならば(S103YES) 、通信制御部21から、
無線基地局30−1.30−2.−.30− (n−1
>等の周辺にある無線基地局30に対して、無線基地局
30−1.30−2.−.30− (n−1)と移動無
線150との間の交信に使用している上り周波数f1.
f2.・・・、fn−1の信号をモニタ受信するように
指示する(3104)。
モニタ受信の指示を受けた周辺の各無線基地局30(た
とえば30−n>では、周波数f1の信号のモニタ受信
しく5105)、その結果を無線系制御装置20のS/
N監視部22に報告しく5106)、各無線基地局30
からのモニタ受信品質を測定比較し、たとえば無線基地
局30−nの通信品質が一定基準のレベルL2よりも良
く、かつ最良でおることを検出する(S107YES)
そこで通信制御部21は、移動無線機50が無線基地局
30−1のカバーするゾーンから無線基地局30−nの
カバーするゾーンに移動したものと判断しく3108、
第7B図)、無線基地局3Q−nとの交信に切替えるた
めに、無線基地局3Q−nが使用することのできる空き
チャネルを検索しくSiC2)、その結果、チャネルC
Hnを決定する<3110)。通信制御部21は、移動
無線機50の送信部51−2および受信部53−2に、
チャネルCHnでの交信の準備をするように指令する(
3111)。
このチャネルCHnを用いるための交信準備指令は、無
線基地局30−nに送られ、チャネルC1−1nによる
交信の*VMをする(3112ン。この指令は同時に無
線基地局30−1からチャネルC1−11により送出さ
れる(S113)。移動無線機50は、このチャネルC
Hnによる交信準備指令を受信しく5114)、チャネ
ルCt−t nによる交信を可能とするための準備、す
なわち、制御部58からシンセサイザ55−nおよび5
6−nに対して、周波数Fnを受信し、周波数f、で送
信できるように指示し、また切替用発掘器65は切替動
作に入る(S115、第7C図)。
チャネルCHnを用いて交信する準備ができると、移動
無線機50は、準備完了の報告をチャネルCI! nを
用いて無線基地局30−nに対して報告する(3116
)。この報告を受けた無線基地局30−nは、ステップ
5112で準備したチャネルCl−Inによる無線基地
局30−n内に準備完了を確認して報告を出す(S11
7)。
チャネルC)−1nを用いての無線基地局30−nと移
動無線機50との間の交信準備の完了を、無線系制御装
置20が確認すると(S118)、スイッチ群23のス
イッチ5WI−1,1−2,・・・1−(n=1>はオ
ンのままにして、スイッチ5W1−nもオンにする(3
119)。
そこで無線系制御装置20に含まれた通信制御部21は
、無線基地局30−nに対して、移動無線機50との間
でチャネルCHnを用いて交信を開始することを指令す
る(S120)。
この交信開始指令を受信すると(S121>、無線基地
局3C)−nは交信開始指令をチA・ネルCHnを用い
て送出する(3122>。移動無線機50は無線基地Q
 30− n @識別するための識別信号CあるID信
号により、チャネルCHnによる交信の開始を確認しく
5123>、チャネルC1−1nを用いて、ID信号を
含む通信信号を送出しく5124)、この通信信号を受
けた無線基地局30−nは、チャネルct−+nで交信
S:闇始したことを報告する(S125)。
この報告を受けてチャネルCI−1nでの交信を開始を
確認した(S126>無線系制御装置20のS/N監視
部22は、移動無線機50と無線基地局30−nとの間
の通信の品質レベルを測定し、一定の品質レベルし2以
上でおることを検出すると(S127YES、第7D図
)無線基地局30−1と移動無線機50との間のチャネ
ルCH1を用いて行っていた交信の停止を無線基地局3
01および30−nに指令する(3128>。
これによって、無線基地局30−1はチャネルCl−1
1による交信をオフにする(5129)。またチャネル
Cト11による交信停止の指令を受けた無線基地局30
−nは、その指令を転送しく5130)、このチャネル
CH1による交信停止指令を移動無線機50が受信する
と(S131)、シンセサイザ55−1および56−1
の動作を停止し、切替スイッチ64−1はシンセサイザ
55−1の出力端子への切替を停止し、切替スイッチ6
4−2はシンセサイザ56−1の出力端子への切替を停
止(この動作は必らずしも必要ではないが)()て、チ
ャネルCH2,3,・・・、nで動作せしめるようにし
て、チャネルCH1交信停止報告をチャネルCI−1n
を用いて送出する(S132)。これを受けた無線基地
局30−nは、このチャネル01〜11交信停止報告を
転送する(S133)。
チャネルCl−11交信停止報告を受けた無線系制御装
置20の通信制御部21は、スイッチ群23のスイッチ
5W1−2.1−3. ・、1−nはオンのままとし、
スイッチ5W1−1をオフにする(S134)。
これによって、チャネル切替動作の期間を終了し、スイ
ッチ5W1−2.1−3. ・  1−nのオン状態で
、チャネルCH2,CH3,・・・、Cl−1n下り周
波数F2 、 F3 、・・・、Fn上り周波数f2、
f3.・・・、foを用いて、移動無線機50は無線基
地局30−2.30−3.−.30−nとの間で、−瞬
の切断も、′jjl音の混入もなく、かつ送受信ダイパ
ーシティ効果を1qで、高品質な通信を継続することが
できる(3135)。
(6)移動無線機の移動方向および移動速度の推定とト
ラヒック輻轢対策上の通話チャネル割当法移動無線機5
0と通信中の複数の無線基地局3Oが受信する受信電界
あるいは通信品質の変化を測定し、比較することにより
移動無線[50の進行方向、および速度を検出すること
が可能である。
これらを、以下、第9図を用いて説明する。
第9図において16個の円は、それぞれサービス・エリ
ア内の小ゾーン71〜Z16を示し、円の中心付近に設
置された無線基地局30−1.30−2.・・・、30
−16等から、それぞれ通信可能なエリアを示している
。いま現在通信中の移動無線機50がゾーンZ6内にあ
り、無線基地局30−2.30−3.30−5.30−
6.30−7.30−10.30−11の7局とダイパ
ーシティを適用した通信を行っているとする。移動無線
機50が第9図の矢印の方向に移動しつつあるとすると
、移動無線機50からの送信信号を受信中の以上7つの
無線基地局では、それぞれ受信電界または受信品質を測
定中であり、これらの値は無線系制御装置20へ集めら
れる。無線系制御装置20では、これらの測定結果を比
較することにより、移動無線は50の移動方向および速
度を次ぎの方法により推定する。
まず移動方向は、観測された入力受信電界レベルが最も
急速に大きくなる方向に変化する無線基地局(第9図で
は30−7>へ向っていると推定することができる。信
頼性の高い結果を1qるためには、測定持続時間を適切
に選ぶことが重要である。ただしこれは移動無線機50
の速度に大きく関係する。すなわち、電波伝搬特性は時
々刻々変化するからある程度の長い時間(自動車の場合
3〜10秒)ごとに区切ってその間に測定することによ
り測定値のばらつきの除去をはかることができる。第9
図で、このようにしてi%られた測定結果を入力電界の
増加の大きい無線基地局30から順に表わすと、たとえ
ば、 30−7>30−11>30−3 であり、入力電界の減少の大きい無線基地局30から順
に表わすと、 30−6>30−10>30−2>36−5となろう。
また移動速度については、電波伝搬特性から得られてい
る電波伝搬曲線と比較すると移動速度が推定可能となる
以上の測定結果を用いることにより、移動無線機50の
移動先を推定し、移動先の無線基地局30の通信トラヒ
ック状況を調査し輻較した状態のときは、その無線基地
局30で通信中の移動無線機50の通信の種類により通
信する無線基地局30の数を減少させることが可能にな
る。つぎにトラヒックの輻較状態が1つのゾーンではな
く複数のゾーンにまたがる場合には、広域にわたる輻幅
対策が必要になる。これは大部会の都心部で白勤中電話
システム等で発生している現象であり、第9図の30−
6,30−7.および30−11がトラヒック輻較状態
にあるとする。これについての本発明の適用を詳細に説
明する。
ゾーンZ11内には、移動無線Bl 50 aが居り、
矢印の方向に進行しているが、発呼信号を送出したとす
る。この発呼信号は無線系制御装置20へ集められ、割
当るべき通話チャネルが決定されるが、トラヒックが輻
較していない時には、無線基地局30−6.30−7.
30−10.30−11.30−12.30−14.3
0−15等で使用される通話チャネルが割当てられる(
ダイパーシティ送受信が行われる)。ところが上記の3
ゾーンで(Z6,7.11)でトラヒックが輻綾してい
る場合には、30−6.30−7および3011のチャ
ネルは割当てられない。この場合交信相手として、通話
品質の最もよい無線基地局30は当然30−11である
が、上記の理由のため割当てられない。もしダイパーシ
ティの多重度が上記の4重(30−10,30−12,
30−14,30−15>では不足する場合には、無線
系制iIl装置20では、移動無線機50aの移動方向
、移動速度を推定可能であるから、移動方向におる無線
基地局30−8や30−16で使用するチャネルを割当
てる。したがって移動無線機50aはゾーンZ11に居
るにもかかわらず、ヤヤ遠い無線基地局30−8および
30−16と通信を開始することになる。
以上説明したチャネル割当てを適用することにより、従
来のシステム技術では解決されなかったトラヒック高密
度地域における輻校対策が可能となる。
(7)通話中チャネル切替時などに使用する反復切替の
切替周波数の低周波化について 以上において説明した(1)位置登録、(2)発呼動作
より(5)通話中チャネル切8およびダイパーシティ効
果の説明と理論的根拠、まての各項で無線基地局30B
または30G(第1−10図、第1〜11図、第1−1
2図)あるいは移動無線機50または50B、50C(
第1−2図。
第1−4図、第1−5図)に含まれている送信または受
信切替用制御器67C,65Cから出力される切替周波
数については、高速化する方向でその作用、効果を説明
した。本項においてはこれと異なり、切替周波数を低周
波化した場合の作用、効果を説明する。ここで言う低周
波とは可聴周波数に比較しても低周波の意味でおり、具
体的には101−12あるいはそれ以下でおる。
まず送信切替用制御器670の切替周波数を低周波化し
た場合を説明する。この場合においても(13)式は成
立するが、送信される搬送波は、前述のように1波だけ
にはならない。すなわち、(13)式の右辺の項のうら
搬送角周波数01および近傍に存在する搬送波に注目す
ると下式のように表現される。
1=Io N+2ム (n(rnyr)x  sin 
(mπ/n ) cos mp t )xsin(Ω1
 t+ S m + S cl(1))コ(21)式は
下式のように変形される。
1=I□  S!n(Ω1t +U1 (t) )+(
n/π)sin(π/n) x[cos((01F)>i+U1 m )cos((
Ω +p)t+U1m )]+ (n/3π)s+n(
3π/n) x[cos((Ω1−3p) t+tJ1 (t) )
cos((Ω1+3p)j+U1 (t)) ]+ (
n15yr)  5in(5yr/n>x[cos((
Ω1−5p)↑+U1(t))−cos((Ω1+5D
)j+U1 (j)) ]十・・・・・・ Ul (j) =s(t) +5o1(t)(22)式
をみると中心となる角周波数Ω1を有する搬送波の上下
に、 Ω±np で示される角周波数を有する多数の搬送波が存在するこ
とになる。しかも送信ミクサ61の出力部に帯域濾波器
を設けても、搬送波間の角周波数差はpであり、pが2
πX(10Hz)またはそれ以下であるから、濾波する
ことは不可能である。
ざらに詳しく表現すれば、これら多数の搬送波群はすべ
て角周波数Ωを有する搬送波を中心に±p。
±2p、±3p、・・・・・・、±np、・・・に搬送
波を有する同一ヂャネル内に存在しており、これらが送
信出力として、アンテナから送出されることになる。
ところでこのように中心となる搬送波の上、下にきわめ
て稠密に、すなわち低周波数の相違だけで多くの搬送波
群がアンテナから出力された場合、他のシステム、ある
いは自システムの他チャネルへ及ぼす影響はいかなるも
のであるかを説明する。
結論的に言えることは、上記の場合悪影響は全くないと
断言し得る。それは上記の場合他のチャネルまたは他の
システムから見た場合、同一搬送波とみなし得るからで
ある。すなわち他のシステムに与える妨害として表現さ
れる信号成分対雑音(この場合干渉雑音”)D/Uを考
えるとDとしてはそのシステムの有用な信号成分を意味
し、Uは干渉雑音成分を表わすが、両方とも同一チャネ
ルに落もこむ電力を意味してあり、同一チャネルに落ち
こむことが判明すれば、その雑音成分が、単一周波数で
あろうと、多くの異なる周波数成分を有しようと、雑音
電力として同一となるからである。
また周波数帯域幅を有する信号に及ぼす干渉の周波数分
布について考えると、単一周波数より複数の周波数成分
を有する干渉電力の方がかえって軽減されることが見込
まれる。すなわち、所要信号周波数のうち、特定の周波
数に落ちこむ雑音が後者の場合軽減されるからである。
つぎに、上記のような状態で送出された信号が受信機で
復調される場合を説明する。この場合受信ミクサ63の
出力部に設けられた図示されてはいない濾波器にa3い
ては、送信機と同様に、濾波機能は働かないから、受信
された信号(多数の搬送波から成る)は、中間周波増幅
部で増幅され復調器へ入力される。そして周波数弁別器
で復調されるが、ここで、はじめて下記のような角周波
数を有する雑音成分を発生することになる。
±mp   m=1.2.3.・・・、・・・そして、
pは低周波であるから低周波領域で多数の高調波が発生
していることがわかる。したがって、この場合、制御信
号として第2図(a)に示されるような音声帯域の下部
周波数帯域を使用することは干渉の点で得策でなく、む
しろ上部周波数帯域を使用すべきでおることが明らかと
なった。また音声信号に対する悪影響をさけるために、
pの値は低く(10H2以下)に抑える必要がある。
つぎに、受信切替用制御器65Cの切替周波数を低周波
化した場合を説明する。この場合においても、すでに説
明した(7)式は成立するが、受信されミクサ出力段に
設けられた帯域濾波器の出力に現われる信号は、前述と
同様に1波にはならず、(7)式を変形した(8)式が
すべて出力されると考えなければならない。したがって
周波数弁別器の出力には、下記のような角周波数を有す
る雑音成分を発生することになる。
±ml)     m=1.2,3.・・・、・・・た
だし、簡単のため(10)式が成立するものと仮定した
したがって、この場合も低周波領域で多数の高調波が発
生し、信号には、ありがたくない雑音になることが判明
した。それ故この場合も、第2図(a)に示すごとく、
制御信号を音声帯域の下側波帯に使用することは得策で
ない。
以上の説明から明らかなように通信中チャネル切替時な
どに使用する反復切替の切替周波数は、高速の方が音声
信号の下部周波数帯域を使用する制御信号に対し何の悪
影響もないので使い易いが、制御信号として使用する信
号に若干影響を与えることを是認すれば、低周波切替動
作も下記の点でメリットがある。
すなわち、 (i)信号成分(変調波)を部分的にも濾波することな
く、すべて有効成分としてアンテナへ送出可能である。
(it)同一チャネルまたは隣接チャネル干渉について
は、低周波切替は干渉を軽減させる方向に働く。
(iii )受信あるいは送信用切替制御器65C26
7Cあるいは切替スイッチ64−1.64−2を安価に
することが可能となる。
(8)通話トラヒック輻輳対応能力の高いシステムの構
築 小ゾーン方式を適用する自動車電話や携帯電話等の移動
通信方式のサービス・エリアにおいて、大都市の都心部
やビジネスセンタ等が含まれているエリアからの通話ト
ラヒックは定常的に大きいことはよく知られている。ま
たこれに加えて人の集りやすいビジネスセンタ等におい
ては、通常のトラヒックに加え、ざらに−時的に異常に
増加することも知られている。
また都市の郊外、あるいは住宅地区等、通常はあまり通
話トラヒックの大きくないエリアに13いても、催物、
祭あるいは事件の発生等により、−時的に大ぎなトラヒ
ックが発生する場合がある。
本発明は上記のような事態においても通話トラヒックの
輻幅対策が可能であり、他の方式ではjqられない高い
経済的、および輻較時の加入者対応能力を有するシステ
ムを可能にした。以下、自動車電話システムを例にとり
説明する。
システム構成は、第1−1図のようになっている。
無線ゾーン構成原理の説明を簡単にするために、基本ゾ
ーン構成を第8A図に示すように同一の大きざの正六角
形によりサービス・エリアがくまなく覆われているもの
とする。
すなわち、第1−1図のうち、無線基地局301.30
−2.−.30−nのサービス、 工IJアのみを示し
たものである。ただし、第8A図ではn=19迄を示し
ているが、実際にはnはざらに大ぎくてもよく、無限平
面をサービス・エリア(小ゾーン)で、くまなく覆うこ
とが可能でめる。
なお各無線基地局30は第8A図に示す各正六角形の中
心に設置されており、各無線基地局30から送信される
無線信号は無指向性アンテナを用いているため、実際の
サービス・エリアは円形になるが、隣接するゾーンとオ
ーバラップする部分が発生し見にくくなるので、正六角
形で表現した。
しかしながら、6方向に若干の指向性を有するアンテナ
を用いれば、各サービス・エリアは第8A図のようにな
る。これら各無線基地局30の使用する無線チャネルの
決定権は、無線系制御装置20にあることはすでに説明
した通りである。
(a)通常の通話トラヒックがサービス・エリア内で均
一な場合 まず第8A図に示すごとき小ゾーンを用いる移動体通信
において、通話トラヒックが各無線基地830の担当す
るサービス・エリアで均一でおる場合の通話トラヒック
輻幅対応力の高いシステムの構築について説明する。
ここで通話トラヒックが均一である定義をする必要があ
る。一般に電気通信では通話トラヒックは場所的にも、
時間的にも時々刻々変化していることは周知の通りであ
り、移動通信でも同様である。ここでいう均一とは、サ
ービス・エリア全体もしくはサービス・エリアの一部で
はあるが、かなり広いエリア(それは多数の小ゾーンで
覆われているエリア)における通話トラヒックが、ある
時刻を特定すれば、通常はその時点における上記のサー
ビス・エリア内のトラヒックが至る所均−でおることと
する。つぎに通常でない場合、たとえばサービス・エリ
ア内のどこかで事件等の発生で1〜ラヒツクが局部的に
増加する場合は異常時とし、以下はこのような場合のシ
ステム構築例である。
第8A図に示す各小ゾーンに割当てられているチャネル
数をそれぞれmとすると、各小ゾーンではm個の移動無
線機50が対向する無線基地局30と通信を行うことが
可能である。しかしながら、ある特定ゾーン、たとえば
小ゾーン1における1〜ラヒツクが増加し、通話中のm
個の移動無線機のほかにm+’1番目の移動無線機が通
話を希望したとしても、この場合には、小ゾーン1では
与えるべき空チャネルがなく、発着呼不能である。この
ことは、たとえ隣接する小ゾーンである2ないし7にお
いて空チャネルがあっても、サービス・エリアの限界以
上に離れているから交信不能であり、未使用のまま放置
されることとなる。
ところが、各小ゾーンのサービス・エリアを若干大きく
し、第8B図(a>のごとく相隣る2つの小ゾーン、た
とえば、1と2,2と3,3と4゜・・・、nとn+1
とを統合して1つの無線基地局30の支配するサービス
・エリアにしたとする。そのためには、第8B図(b)
に示す細長いサービス・エリアを1つの無線基地局30
で支配しなければならないから、無線基地局30の位置
は第8A図より若干変更し、第8B図(b)に示す2つ
の正六角形の共通に接する辺の付近に設置し、かつアン
テナ指向特性として主ビームを2つの長手方向に向けさ
せる必要があるほか、送信電力を3ないし5dB増加さ
せる必要がある。あるいは各無線基地局30の位置を第
8A図の位置と同一に保ちつつ、第8B図(b)のサー
ビス・エリアを支配させるには、無線基地局30のアン
テナを同図で右手上方(小ゾーン番号N2>に主ビーム
、左手下方(小ゾーン番号N−1)にサブ主ビームを向
け、かつ送信電力を3ないし5dB増加する必要がある
一方移動無線I!I50の方も送信可能な最大電力を、
3ないし5dB増力させる必要がある。もしシステムに
よって上記の送信電力の増加を希望し−1,/2 ない場合は、各小ゾーンの大きざを2  、すなわら、
70%程度に縮小し、それぞれの中心部に無線基地局3
0を再配置の上、くり返しゾーン数を増加して同一チャ
ネル干渉の増加を防止すれば、従来と同一の送信電力を
保っていても、無線基地局30.移動無線機50ともサ
ービス品質は従来と同一に保たれる。以下の説明では、
前者すなわち送信電力をアップするものとして説明を続
ける。
さて第8B図(a)のシステム構成にすると、トラヒッ
ク耐力が大であることは以下のように簡単に理解可能で
ある。
第8B図(a)は、どの小ゾーンをとっても、均一ナト
ラヒックであるから小ゾーン1を例にとることにする。
小ゾーン1における無線チャネル数は、本来の小ゾーン
1(第8B図(a>では1−1)のmチャネルと隣接の
小ゾーン5(第8B図(a>では5−2)のmチャネル
の合計2mチャネルとなっている。したがって、第8A
図の2倍のチャネルが使用可能であることがわかる。そ
してゾーン(1−1,5−2)k:存在スル移動無線I
I50(7)位置登録は、ゾーン1(無線基地局30−
1が担当)およびゾーン5(無線基地局30−5が担当
)と、無線系制御装置20に複数(この場合2)の位置
登録がされることになる。したがって着呼の場合、無線
系制御装置20では、無線基地局30−1に割当てられ
ている無線チャネルを使わせるか、あるいは無線基地局
30−5に割当てられている無線チャネルを使わせるか
は、両無線基地局30−1および30−2のトラヒック
状態を勘案して決定すればよいことになる。このことは
ゾーン(1−1,5−2>に居る移動無線機50からの
発呼についても、同じことがいえる。
すなわち、移動無線11t50が発呼すると、発呼信号
は、無線基地局30−1および30−5により受信され
、これらは無線系制御l装置20に送られる。無線系制
御装@20では、移動無線機50の位置登録を調査した
結果、確かに無線基地局30−1および30−5に登録
しているのを確認するので、両無線基地局30−18よ
び30−5の空チャネルを調査し、このうちから移動無
線機50に使用させるべき通話チャネル、および無線基
地局30を選定し、この決定を両無線基地局30−1お
よび30−5と移動無線機50に通知する。
両無線基地局30−1および30−5と移動無線機50
とは、この決定に従って通話チャネルを選定し、通話を
開始する。無線基地局30−1および30−5を用いて
ダイパーシティ送受信を行う方法は、すでに(4)のダ
イパーシティの適用の項で説明した通りである。
もし通話トラヒックが混/νでいる場合はダイパーシテ
ィは行わず、無線基地局30−1または30−2のいず
れか一方と交信することとなる。
以上の説明により第8B図(a)においては、特定の無
線基地830の支配する無線ゾーンにトラヒックが集中
した場合、第8A図より2倍のトラヒック耐力を有する
ことが明らかとなった。ただし、送信電力増大あるいは
無線ゾーン形状による同一周波数干渉増大の可能性につ
いては、1変に詳細に説明する。
第8C図はざらにトラビック耐力を増加させるシステム
構成を示す。この場合、従来のゾーン1(第8A図)は
、1つのゾーンを3つの無線基地局30により重畳して
カバーされた構成となっている。そして前述と同様に、
このゾーンは3m個の通話チャネルが使用可能であるか
ら、トラヒック耐力は3倍になっていることを示してい
る。このシステムの場合、移動無線機50の位置登録は
、3つの無線基地局30に対し、同時に登録される。
また発着呼に関しては、移動無線機50は、第1−2図
等に示すように複数チャネルを同時送受信する能力があ
れば3重連送受信ダイパーシティが可能でおることがわ
かる。これらと同様にして、ざらにトラヒック耐力を4
倍以上にするためのゾーン構成法を示す。
トラヒック耐力を4倍にするためには、第8C図に示す
各正六角形をサービス・エリアとして支配している無線
基地局30の数を4個にすればよく、n倍にするには同
様にしてn個の無線基地局30により同一の正六角形の
小ゾーンを自己の支配するサービス・エリアとすればよ
い。ただし、あまり重複度を上げていくと、各無線基地
局30から送出すべき送信電力が大きくなり経済的でな
くなるほか、同一チャネル干渉の影響をさけるために、
くり返しゾーン数を増す必要を生じ、周波数の有効利用
をそこなう結果となるから、無制限にはできず、実際的
には3〜4重程度が限界であろう。
つぎに、各無線基地局30のサービス・ゾーンを、円形
(または正六角形)とする方法を説明する。
第8D図の正六角形A、B、C,D、E、Fはオーバラ
ップのないもとの単位小ゾーンとする。
そして、たとえばゾーンを3重にオーバラップさせるに
は面積を3倍にすればよいのであるから、たとえば正六
角形A’ 、B’ 、C’ 、D’ 、E’F′にすれ
ばよい。この結果名手ゾーンは一部を除き、はぼ3重に
オーバラップされ、移動無線機50は任意の場所から位
置登録の要求をした場合、3個(最大6飼)の無線基地
局30の管理するサービス・ゾーンに同時に居るものと
して位置登録されることになる。
同様にゾーンを4重にオーバラップしたければ正六角形
All、B+/、・・・、F″内を基本ゾーン(1つの
無線基地局30からのサービス・エリア)とすればよい
実際のサービス・エリアは上述のような正六角形でなく
円形と考えられ、第8E図に示すようになるであろう。
同図において、正六角形群は第8A図に示した基本ゾー
ン構成を示してあり、各正六角形の中心を円の中心とし
て、半径の大きざを正六角形の一辺の長さ(r)のに倍
(k>1>にした円を描き、この円内をその円の中心に
設置された無線基地局30の支配するサービス・エリア
とするゾーン構成を示す。第8E図では、k=31/2
すなわち、もとの正六角形のゾーンの約3倍をサービス
・ゾ−ンとする例を示している。もしに=2172すな
わち2倍のサービス・ゾーンとする場合でも、本発明を
適用することが可能でおるが、一般にkが31″以下の
場合、複数の無線基地局30によりカバーされないサー
ビス・ゾーンが発生し、そこにおいては、1個の無線基
地局30にしか位置登録されず、本発明の効果が1qら
れない場合が発生する。しかしその場合においても、サ
ービス・エリア全体からみれば10%以下(n=217
2のとき)のエリアであり、それ以外のエリアでは本発
明の効果を受けることが可能でおる。
ただしkが3172以下の場合でも、無線基地局30の
位置を変更し、新しく配置しなおせば、たとえばに=2
172の場合には、2重のオーバラップで覆われること
は当然で必る。
上記の各個では、どの小ゾーンでトラヒックの集中が起
っても、周辺ゾーンに空チャネルがあるかぎり、それを
充当することで耐力を増加することが可能となった。−
役向な表現を用いるならば、通話トラヒック耐力を増す
ためには、各無線基地局30の送信電力を増大し、その
支配するサービス・ゾーンが、隣接おるいは、次隣接し
て設置されている無線基地局30の支配するサービス・
ゾーンをオーバラップするようにし、1つの移動無線機
50に対して複数の位置登録をざぜる。一方、移動無線
機50の送信電力も、無線基地局30の送信電力の増大
に応じて増大させる。ただし送信電力増大にともなう同
一無線チャネル干渉に留意する必要があるということに
なる。
(b)通常の通話トラヒックが特定エリアに集中してい
る場合の検討 (a)で説明した対策はサービス・エリア内の通話トラ
ヒック密度がいたる所で一定という条件のもとての対策
でめった。実際のシステムでは、上記の条件はむしろま
れで、おるサービス・ゾーン、たとえば都心とかビジネ
ス・センターとか催物会場とかでは、トラヒックが平常
より大きい。
したがって各小ゾーンに割り当てられる通話チャネル数
は、通常の状態におけるトラヒックに対応して割り当て
られているものとする。しかしながら事件の発生などの
ため通常よりトラヒックの大きなエリアで、ざらに増加
する場合がある。このようなシステムにおけるトラヒッ
ク耐力向上策について説明する。
第8F図(a)は、局地的なトラヒックの大きい地区に
対するトラヒック耐力強化策を示す。第8F図(a)で
中央の六角形のゾーン1(同図(d)にはゾーン1のみ
を示す)は通話トラヒックが他に比べ平常でも高い地区
とする。このサービス・ゾーンのトラヒック耐力を強化
するのが3角ゾーン2−1.3−1.・・・、7−1等
の導入で、これはゾーン1と重畳している。これら3角
のゾーン、たとえばゾーン2−1は六角形ゾーン2のサ
ービス・ゾーンの拡大であり、同図(b)または(C)
に示すごとく無線基地局2〜7のアンテナの指向性およ
び送信機の増力により可能としている。
しかしながら、送信電力の増力はわずかであり、今迄の
出力の8重6倍程度でよく、また必ずしも、3角ゾーン
でなくてもよく、(C)に示すごとく拡大したゾーンが
台形でもよい(移動無線12150も若干増力する必要
はある)。このようにすれば、送信機の増力はざらに少
なくてすみ、同一チャネル干渉の増大も無視することが
可能である。トラヒック耐力の増大がどれ位であるかは
、例をあげて説明すると以下のようになる。もともとゾ
ーン1に割当てられているチャネル数を3m、ゾーン2
〜7へはそれぞれmチャネルが割当てられているとする
と、第8F図(a)のようなゾーンのオーバラップによ
り、ゾーン1での使用チャネル数は、 3m+6m=9m1 したがって耐力の増加は、6m/ (3m>=2すなわ
ち2倍に強化されることがわかる。
つぎに、トラヒック量の大きいサービス・ゾーンが、1
つの無線基地[30ばかゆでなく、隣接するゾーンでも
大きい場合のシステム構築を説明する。第8G図(a)
はその1例である。同図の中心にあるゾーン1(同図(
a>にゾーン1のみの形状を示している)は、最もトラ
ヒック量の大きいゾーンで、ゾーン2〜7はその次に大
きいゾーンであることを示している。これらのゾーンの
トラヒック耐力強化策は、同図(C)に示されている通
りであり、ゾーン1に関しては、第8F図(a)と同様
に隣接ゾーンからのオーバラップを行い、次いで隣接す
るゾーン2〜7については、正方形(必ずしも正方形で
ある必要はないが)ゾーン8−1.9−1.10−1.
・・・、19−1等からの拡大したゾーンをオーバラッ
プすることである。
これらは、それぞれゾーン2,3.・・・、7とそれぞ
れ2つづつオーバラップされるように導入する。これら
長方形ゾーンは、たとえばゾーン8−1は六角形ゾーン
8のサービス・ゾーンの拡大であり、同図(b)に示す
ごとく、無線基地局308のアンテナの指向性および送
信機の増力により可能としている。しかし、この場合も
送信機の増力はわずかですみ、今迄の出力の8/6倍で
よく、同一チャネル干渉の増大も実際上無視することが
可能でおる。この場合、トラヒック耐力の増大は以下の
ようになる。
もともとゾーン1に割当てられているチャネル数を6m
ゾーン2〜7に割当てられている数をそれぞれ3m、ゾ
ーン8〜19に割当てられている数をそれぞれmとする
と、第8G図(a)のようなゾーンのオーバラップによ
るゾーン1での使用チャネル数は、 6m+3mX6=24m 従って耐力の増加は、 24m/ (6m> −4 すなわち、4倍に強化されたことがわかる。また周辺の
ゾーン2〜7におけるトラヒック耐力の増加は、 (3m±2m)/ (3m>=1.67すなわら、1.
7倍に強化されたことがわかる。
−層のトラヒック耐力の強化には、たとえばゾーン1に
対して、次隣接ゾーン8〜19のゾーンの一部をオーバ
ラップさせるような方法もある。
しかしながら、あまり遠くからのゾーンをオーバラップ
させることは、基地局設計の困難性と、同一ヂャネル干
渉の増大等があり、実用上、次隣接ゾーン程度が限界で
あろう。
ついで、第8F図または第8G図に示す各無線基地局3
0のサービス・ゾーンを円形(又は正六角形)にする方
法を説明する。
第8H図および第81図はこの1例である。すなわち第
8H図は中心の太線で示した正六角形のゾーン1の周辺
の無線基地局30の支配するサービス・ゾーンを約2倍
に拡大し、かつゾーン1へのオーバラップを殖やすため
に、周辺の無線基地局30の位置をゾーン1へ向けて移
動させ、かつ送信電力を増大した場合を示す。ただし、
各無線基地局30の使用するアンテナの指向性はオムニ
(無指向性)アンテナとする。このようなゾーン構成を
とることにより、複数位置登録の実施と同時に、トラヒ
ック耐力も増大され、かつ同一チ17ネル干渉の発生も
最小におさえることが可能となる。第81−1図ではゾ
ーン1の隣接ゾーンを実線の円、次隣接ゾーンを破線の
円で示した。このようなゾーン構成をとると、3以上の
複数位置登録が実施され、かつトラヒック耐力も増加可
能であることは明らかであろう。
第81図では、ざらにオーバラップを大きくした場合を
示す。ゾーン1の隣接ゾーンを実線の円で示しているが
、この場合のサービス・エリアの拡大は、もとの3倍程
度となっている。また中心の太線で示したゾーン1の次
隣接ゾーンを破線の円で示している。
第8H図と同じく、周辺の無線基地局30の位置は、ゾ
ーン1の方向に若干移動させ、ゾーン1へのオーバラッ
プを大きくしている。このようなゾーン構成をとると、
3以上の複数位置登録が実施され、かつトラヒック耐力
も増加可能であることは明らかであろう。
(C)同一チャネル干渉の増加に対する対策(a)、(
b)で説明したような複数位置登録の適用による通話ト
ラヒック幅較対策を行うと、無線基地局30または移動
無線機50からの送信電力の増加から、他ゾーンへは干
渉波の増大の形で悪影響を与えることになる。本項では
、これを軽減する方法を説明する。この場合、以下の方
法がある。
1) ダイパーシティ〈送信または受信、あるいは併用
)を採用する。
2) ゾーンの大きざをオーバラップさせる度合に応じ
縮小し、かつゾーン縮小の結果増加した周波数利用率の
向上をくり返しゾーン数を増加させ、もとの利用率にと
どめる。
1) ダイパーシティの採用 まず送受信ダイパーシティについては、文献伊藤“携帯
電話の方式検討−複数位置登録の提案とシステム動作へ
の応用−″儒学会技報C388−25(IN8B−77
)昭和63年9月、にあるように同一無線基地局30と
の間で行うものと、隣(次隣)接する複数の無線基地局
30との間で行うものとがある。
これにより2〜3重程度のオーバラップであればD/U
の劣化をダイパーシティにより救済することは容易でお
ろう。
つぎに、ゾーンの重複度pが2、すなわち、無線基地局
30のサービス可能なエリアと基本ゾーンの2倍のエリ
アの場合を例にとり詳しく説明する。
この場合、各無線基地局30からの送信電力は5dB程
度増加する必要がある。すると同一チャネル干渉D/U
(D:希望波、U:干渉波)比が5dB劣化することに
なる。これを救済するためにダイパーシティ技術を用い
る。すなわら、無線基地局30として、第1−17図、
第1−18図。
第1−19図、第1−20図、第1−21図に示される
ものを用い、一方、移動無線機50として、第1−8図
、第1−9図にそれぞれ示すものを使用するものとする
まず、無線基地局30と移動無線機50との間で同一の
無1腺基地Tjt30が同一の無線チャネルを用い、か
つ複数の送受信機を用いて移動無線機50(これも複数
の送受信機を同一の無線チャネルで動作させる)と交信
する場合(簡単にAA送受信ダイパーシティと称する)
を説明する。
この場合、ダイパーシティの実行は多重度2とするのが
最適となることはすでに説明したことから明らかであろ
う。ダイパーシティによる同一干渉妨害の改善度は多く
の公知の出版物があるが、システムの設計条件、たとえ
ばチャネル間隔、多重度、変調方式等により改善効果が
異なる。しかし、平均して5dB程度の改善は期待可能
である〈2重ダイパーシティの場合〉。
つぎにゾーンのオーバラップを多くすると干渉波の影響
も大きくなるからダイパーシティ利得を得るため順次高
級なダイパーシティが必要となる。
たとえば2ブランチの送信ダイパーシティも使用するこ
ととすると、これについても、5dB程度の改善は期待
可能であるから、送受信2重ダイパーシティ効果は合計
10dBとなる。このIDは前述のD/U劣化量を上回
っているから、送受2重ダイパーシティを使用すれば、
同一干渉妨害の影響は無視されることになる。
上記の改善効果10dBの結果は、サービス・ゾーン拡
大をp=3、すなわら、3倍程度にしてもよいことを示
している。したがってトラヒック耐力を3イ8程度にす
ることは、2重ダイパーシティで可能であることがわか
る。もし3重または、それ以上のダイ/S−シティを用
いると、−層のD/U改善量が期待できるが、多重度を
あまり増しても、改善量は漸次減少するほか、経済性と
のかね合いから、3重ダイパーシティ程度が実用上の限
界となる。したがって、トラヒック耐力の増加も5倍程
度が実用上の限界となる。
以上のダイパーシティは、AA送受信ダイパーシティ、
すなわち同一無線基地830が同一の無線チャネルを用
い、かつ複数の送受信機を用いて、移動無線機50と交
信する場合であった。AA送受信ダイパーシティは、同
一無線チャネルを用いることが絶対条件ではなく、伯の
チャネルを用いてもよいことは当然であり、前述の第1
−8図。
第1−17図、第1−18図等のハードウェア構成で実
現可能でおる。ただし、同一無線ゾーン内において複数
の無線チャネルを使用することは、だてさえ無線チャネ
ル不足の状態において、同一通信に使用することになる
ので、周波数利用効率が低下し賢明ではない。したがっ
て技術的には可能であり、相当の効果も冑−られるが、
その説明については省略する。
またAA送受信ダイパーシティを適用中の移動無線機5
0が移動により無線ゾーンの周辺近くまで移動し、通話
品質劣化による通話中チャネル切替を必要とする事態に
なったときは、未使用の送受信機を動作させ(第1B図
に示したような切換送受信機では制御信号の送受信を可
能とする状態に移行させ)、あるいはダイパーシティ送
受信に使用している無線機の1組を解除して切替に必要
な制御信号と音声信号のやりとりを実施させながら無瞬
断通話中チャネル切替を行わせる。このときの動作は、
以下に説明するAB送受信ダイパーシティを適用したと
きとほぼ同一の動作となる。
以下、複数の無線基地局30が同一の無線チャネル(シ
ステム構成によってはこれが不可能な場合がある)また
は複数の無線チトネルをそれぞれ用い、かつそれぞれ1
組の送受信機を用いて、移動無線機50(1組または複
数の送受信機をそれぞれ異なる無線チャネルで動作させ
る)と交信する場合(これを単にAB送受信ダイパーシ
ティと称する)を説明する。
まず、p=2、すなわちサービス・ゾーンを2倍にした
システムへ適用することを考える。ダイパーシティの実
行は2重が最適となる。AB送受信ダイパーシティが適
用されるのは移動無線FM50の発着呼に対し無線系制
御装置20がチVネルυ1当を行う際に、移動無線機5
0のサービス・エリア内の位置が、中心からはなれ、周
辺におるときは、早咲通話中チャネル切替を行う必要が
あると判断し、移動無線機50の位置登録されている、
隣接する2つの無線基地局30に対し、同一または異な
る通話チャネルで、移動無線R50との通話を行わせる
ことを決定した場合を想定する。
特定の無線ゾーンに通話トラヒックが集中し、以上に説
明したトラヒック耐力向上策を用いても割当てるべき通
話チャネルがない場合に、周辺の2つの無線ゾーンを使
用してダイパーシティ効果を)ηれば、ようやくシステ
ムとして要求される通話品質を満足させることができる
場合にも、AB送受信ダイパーシティが適用される。す
なわら、移動無線機50が異なφ無線基地局30との間
でダイパーシティ交信を行うと、つぎのような利点があ
る。
) 2つの無線基地局30は距離的にかなり離れており
(前記の文献、伊藤“携帯電話方式の提案パ通信学会 
通信方式ω1究会資料C8−86−88,1986年1
1月 では50m以上、自動車電話の場合1階以上〉ア
ンテナ受信入力に関し相関は全くないものと考えられる
。すなわち最高のダイパーシティ利得を得ることができ
る。
1) 通話中に移動体の移動にともなう通話中チャネル
切替がAA送受信ダイパーシティと比較して一層円滑に
実行される。
iii )  ダイパーシティの1つのアーム(1組の
送受信機〉をj〜ラヒックの大きい無線基地局30との
交信、他のアームをその周辺のトラヒックの大きくない
無線基地局30とにふり分けると、l・ラヒック耐力強
化策と相反しない状態でダイバシティが適用される。
さて、同一通話チャネルを上記の29の無線基地局30
に使わせるためには、前述したような搬送周波数の同期
が必要となる。つぎに、異なる通話チャネルを与える場
合は、搬送波の周波数同期等は不要でおるが、受信部の
中間周波数での搬送周波数の一致が必要な場合(切替え
受信の場合、第1−2図、第1−4図、第1−10図、
第1−12図〉、あるいはこれが不要な場合(第1−5
図、第1−6図、第1−8図、第1−9図、第1−13
図ないし第1−19図等〉がある。
上記いづれの場合も送受信ダイパーシティ効果として前
述と同様に、10dB程度が得られ、D/U比の改善に
貢献し、ひいてはシステムのトラヒック耐ツク向上を可
能とする。
2) ゾーンの重複度合(重複度p)に対応しノで基本
ゾーンを縮小させる方法 同一無線チャネル干渉を軽減、あるいは従来のシステム
(トラビック耐力を増大させない、もとのシステム)並
の干渉におさえる方法として、ゾーンの単複の度合(重
複度p)に対応して基本ゾーンを縮小させる方法を説明
する。
すなわら、(a)および(b)で述べたような各無線基
地局30からの送信電力を増加し、サービス・ゾーンを
もとのp(p〉1)倍にしたのと同様の効果を基本ゾー
ンを縮小した場合でも出させようとするには、サービス
・エリアの大きさを1/l)に縮小し、従来と同様の送
信電力を用いればよい。
ただし、くり返しゾーン数については前述した通り、増
加させるものとする。
まず通話トラヒックがサービス・エリア内で均一な場合
について第8D図を用いて説明する。たとえば、ゾーン
の重複の度合(重複度1 ) p=3、すなわら3重に
オーバラップしているものとする。
これを第8D図で表現すると、もとの基本ゾーンである
正六角形ABCDEFの面積が3倍に拡大され、正六角
形A’ B’ C’ D’ E’ F’になったことを
意味する。すなわら中心Oにある無線基地局30の送信
出力が8〜10dB程度増力されサービス・エリアがひ
ろがり、隣接する小ゾーン内もサービス・エリアにとり
込んだ状態である。
上記の場合、基本ゾーンの縮小は、1/3としなければ
ならない。そのためには、もとの基本ゾーンでおる正六
角形をA’ B’ C’ D’ E’  F’とし、こ
れを正六角形ABCDEFへ縮小すれば同一ヂャネル干
渉の増加は防止可能となる。
同様にe=4、すなわち4重のオーバラップの場合は、
正六角形A” B” C” D”  E’′F″ を正
六角形ABCDEFへ縮小すればよいことがわかる。
p=2(厳密にはp= 2.25以下)の場合は、もと
の無線基地局30の位置Oを変更することなく上記と同
様にゾーン縮小を行うと、2重にオーバラップされるエ
リアと1重のままのエリアとが発生し、均一とならない
。したがって本来の目的である複数位置登録が行われな
いエリアが発生することになる。これを避けるには、各
無線基地局30の位置を変更しなければならない。しか
し実用上は工事が伴い経済的ではないであろう。実際に
は1重のままのエリアは基本ゾーンの中心部分であり、
2重または3重にオーバラップされているのはゾーン周
辺であることを考えると、無線基地局30の位置を変更
しないで使用しても問題は生じないであろう。
つぎに基本ゾーン内での通話トラヒックが異なる場合の
ゾーン縮小法について説明する。
説明を簡単にするために通話トラヒック分イ1をmとし
て、すでに(b)項で説明したときに用いた第8G図の
ようになっているいるとする。また次の仮定を置く。
) 第8G図(a)を変形した第8J図で中心のゾーン
1を縮小したゾーンで覆う場合、その複数個でくまなく
覆うこととする。周辺のゾーン(第8J図で8〜19)
でのトラヒックと比ベゾーン1のトラヒック密度がp倍
とすると、ゾーンの縮小度(面積比)は1/pとする。
すなわら面積を1/Dに縮小する。
理論的には縮小比がある整数値をとらないと重複なくカ
バーできないが、実用上はあまり厳密さは要求されない
から任意の値でよいものとし、これら複数の縮小された
正六角形のもとのゾーンのすべてのトラヒックが含まれ
るものとする。ただし無線基地局30は常に中心に設置
され、無指向性のアンテナを使用するものとする。
) 中心のゾーンの隣接する6つの正六角形(第8G図
(a)のゾーン2,3. ・、7)(7)エリアもトラ
ヒック輻峻が予想されるので、1)と同様に縮小させる
。ただし、1〜ラヒツク密度がq倍とすると、ゾーンの
縮小率は1/Qとする。この場合、i)の縮小率pと、
ii)の縮小率qとは一般に異なり、D>Q>1であろ
う。すると、1)にあけるのと同様に、このエリアを縮
小された正六角形ですべての平面を重複せずにカバーす
ることが可能なので単槽は認めるものとする。
以上の仮定の下においては、基本ゾーンの重複度はつぎ
のようになる。
a)i)のゾーン1では重複度はpとする。
b)  ii)のゾーン2,3.・・・ 7では重複度
はqとする。
すなわち、トラヒック輻快度に応じて重複度を上げれば
よいとする。したがってこれらa)、b)にある無線基
地局30の数は増加するが送信出力は従来と変化がなく
、それ故、同一チャネル干渉の増加はないことになる。
しかも複数位置登録のメリットは享受することが可能に
なる。第8J図はp=6. q=3とした場合のゾーン
縮小の1例を示す。
以上の説明では、トラピック輻峻の発生しない周辺ゾー
ンでは、複数位置登録を採用しないとした。もしこれら
のエリアでも複数位置登録を採用することとし、たとえ
ば重複度を2とすると、上記のa)、b)での重複度は
それぞれ2p、2qとすればよいことは明らかであろう
。それは次に説明する周波数の有効利用上の評価とも関
連するが、干渉軽減のためのゾーン縮小(したがって、
これと相反する関係にあるくり返しゾーン数の増加)は
、上に述べたほど厳しく行う必要はなく、ある程度の縮
小にとどめて、通話トラヒック幅較時の干渉対策をダイ
パーシティ技術の適用により行わせ、システム総合とし
ての干渉妨害発生確率を、システムの目標値におさえる
方法が、実用上および経済的にも優れていると考えられ
る。
(d)周波数有効利用上の検討 本発明による複数位置登録を小ゾーン方式に適用すると
、1つの無線基地局30からの電波を隣接ゾーンへ意識
的に漏洩させることを意味するから、周波数の有効利用
上の見地からは不利益であることは一見明らかなように
思われる。すなわら、複数位置登録を採用してゾーン重
複度をNとすると周波数の有効利用度ηは、 η=1/N (0<η≦1) となる。したがってもし有効利用度をそれ以前の状態に
保ちたいのであれば小ゾーンの大きさを縮小し、1/N
とするならば従来と同一の有効利用度となるはずである
。実はゾーンの大きざを1/Nに縮小することなく以前
の大きざの状態にしておいても、時間率の大きな値にお
いて周波数の有効利用率は損われていないように考えら
れる。すなわち、複数位置登録を採用してもそれが効果
を発揮するのは、トラヒック輻快時もしくは電波伝搬状
態が異常に悪い場合であり、通常の場合はこれを採用し
ていないシステムと何等変りないからである。それは次
の事例から容易に推定される。
1つの移動無線機50の行う発着呼動作はトラヒックが
通常状態下で実行された場合、@寄りの無線基地局30
と行っているのが通常である。すると無線基地局30必
るいは移動無線機50は何等必要以上の大きな送信出力
を用いているわけではなく、送信電力制御により必要最
小限の出力に抑えられている。この送信電力制御は通常
のシステムでも広く採用されている技術である。あるい
は通話トラヒックが少ない場合は、たとえ小ゾーンの大
きざを縮小し、等価的に無線基地局30の設置数を増加
させたとしても、通常は前と変らない数の無線基地局3
0のみでシステムを動作さ、せておいてもよい。
この状態は複数位置登録を採用していないシステムと全
く同様のシステム動作が行われていることを意味する。
また時間率または場所率でみれば、この状態は大きな値
を占めていると思われ、残りのわずかな時間率(場所率
)が複数位置登録に特有の動作を発揮することになる。
この場合にそなえるため干渉妨害を阻止し、かつ周波数
の有効利用をはかるために、ダイパーシティ技術を適用
しているわG′Jである。したがって周波数有効利用の
見地からは複数位置登録を適用したとしても、はと/し
ど劣化しないと考えることができる。
以上の説明では理想的な小ゾーン方式を採用する場合を
例に用いたが、厳密な小ゾーン構成が適用できない実際
のシステムや、さらにマイクロセルを用いるゾーン構成
そのものが不規則となる方式、たとえば 文献 伊藤 
“携帯電話方式の提案−究極の通信への一つのアプロー
チ−″信学会技報 C386−88昭和61年11月S
、   I丁0”  A  Proposal  of
  Portable   TelephoneSys
tem  ”  38抽、  IEEE  V丁G  
Proceedings  pp、  520−J52
4 June 1988 にも上記の方法が適用可能なことは当然である。
また、例示したような通話1ヘラヒツク輻較対応能力の
高いシステムの構築に当たっては、システム制御の中心
を無線系制御装@ 20 G、:あいたものであった。
しかし、これは必らずしも必要ではなく、たとえば移動
無線機50にシステム制御、たとえば使用通話チセネル
の決定、ダイパーシティの決定、通話1〜ラヒツク状態
よりみた移動無線機50白身の使用チVネル数の決定等
の主要な条(’−の決定権を付与しても、システム制御
は上記と同様に可能である。このような主要な条件の決
定権については、つぎの文献により公知である。
伊藤 ゛携帯電話の方式検討−前線回線制御の分散化に
よる制御能り向上策−″信学会技報 C387−110
昭和62年10月 以下これらの通話トラヒック輻幅対応能力の高いシステ
ムでの位置登録動作の流れを第11A図ないし第11D
図を用いて説明する。
まず移動無線機50からの位置登録動作を説明する。無
線系制御装置20.無線基地局30−1および移動無線
機50は動作を開始してa3す、移動無線機50から位
置登録信号が送出される(S301、第11A図〉。そ
こで第4図で説明したステップ8206までと全く同じ
ステップで、進行する(S306>。位置登録要求信局
を受信した無線系制御装置20では、受信品質検査を行
った後(3307>、第3A図に示したごとき内容を記
憶したID識別記憶部24を検索し、要求してきた無線
基地局30−1内の通話トラヒック密度が一定値以下か
否か調査する(3308.309)この結果一定値以下
であれば(S309YES)、その無線基地局へ位置登
録させることに決定し、ID識別記憶部24へ登録する
(S312、第11B図)。そして第4図のステップ3
208と同様に、登録完了信号を無線基地局30−1宛
に送出する(S3’13)。以下ステップ8314〜5
317の動作は第4図のステップ3209〜5212と
同様である。
つぎに位置登録の要求をしてきた無線基地局30−1で
の通話トラヒック密度が一定の値以上の場合は(830
9NO1第11A図)、他の無線基地局30からも同一
の移動無線機50からの位置登録要求があったか否かを
調査し、あった場合はその無線基地局30の通話トラヒ
ック密度を調査しく3310)、その通話トラヒック密
度が一定値以下のものであった場合は(S311YES
、第118図)、その無線基地局30へ位置登録をさせ
ることにしく3312>、ステップ8313〜5317
の動作をする。もし他の無線基地局30でもトラヒック
密度が高く位置登録できない場合は(3311NO>、
近傍に休止中(第3A図参照)の無線基地局30がある
か否か調査しく5318)、ない場合は(8318NO
)、トラヒック幅較のため位置登録不能と判断しく53
19)、移動無線R50に対して登録不能の応答信号を
送出しく5320)、それが無線基地局30−1により
転送されて(S321)、これを移動無線a50が受信
し、位置登録を断念する(3322)。休止中の無線基
地局30がある場合は(8318YES) 、動作を開
始させるために休止中の無線基地局30−10に電源オ
ンの信号を送出する(S323.5324、第11C図
)。一方、移動無線機50に対しては位置登録信号を再
送するように要請する信号を送出しく3326)、これ
が無線基地局30−1により転送される(S327〉。
移動無線機50ではこの信号を受信J−ると(3328
)、位置登録信号を再送する(S329)。それまで休
止中だった無線基地局30−10は動作を開始しており
(3325)、かつ通話トラヒックは零であるから、位
置登録信号を良好に受信できれば(S330) 、第4
図のステップ3202以下と同じ動作が進行し、位置登
録が完了することになる(3331、第11C図、53
32〜3340、第11D図)。
つぎに移動無線機50より発呼する場合の動作の流れを
第12A図ないし第12G図により説明する。
無線系制御装置20.無線基地局30−1および移動無
線機50は動作を開始しており、移!!l無線機50が
オフ・フック動作を行うと発呼信号が送出され(340
1、第12A図)、第5A図のステップ8321〜32
4と同様にして、ステップ3404まで進行する。
さて、無線系制御装置20では移動無線は50からの発
呼信号を検出すると(S404>、ID識別記憶部24
を検索しく5405)、その無線基地局30−1内の通
話トラヒック密度がシステムで定める一定値以下か否か
調査する(3406.3407)。この結果、一定値以
下であれば(S407YES) 、通話トラヒック密度
が一定値以下の各無線基地局30毎に使用される通話チ
ャネルを決定しく3415、第12B図)、通話指定信
号を送出する(3416、第12C図)。これ以後のス
テップ5417〜$4225よび5423〜3433 
(第12D図)の動作は、第5A図および第5B図のス
テップ8236〜252に同じでおり、通話をすること
ができる。
無線基地局30−1内の1〜ラヒツク密度が一定値を越
えている場合には(3407NO1第12A図)、移動
無線機50からの発呼信号を受付けた他の無線基地局3
0があるか否かを調べて、あれば、それら無線基地局3
0のトラヒック密度を検査して(8408)、トラヒッ
ク密度が一定値以下のものが必れば(S409YES、
第12B図)、ステップ8415以下の動作に進む。i
〜ラヒック密度が一定値以下のものがなければ(340
9NO> 、その近傍に休止中の無線基地局30がおる
か否かを調査しく3410)、休止中の無線基地局30
がなければ(841ONO> 、トラヒック輻幅のため
発呼不能と判断しく5411)、移動無線機50に対し
て発呼不能信号を送出する(S412)。これを受信し
た無線基地局301は移動無線機50に転送する(S4
13>。この発呼不能信号を受信した移動無線1150
は当分の間、発呼することを断念せざるをえない(S4
14)。
近傍に休止中の無線基地局30がある場合には(341
0YES> 、その休止中の無線基地局30−10に対
しては電源オンを指示し、移動無線lA30に対しては
発呼信号の再送を要請することに決定しく5434、第
12E図)、休止中の無線基地局30−10に対して、
電源オンの指示信号を送出する(S435)。受信可能
な状態で休止中の無線基地局30−10はこれを受けて
、電源をオンして動作を開始する(S436)。
無線系制御装置20は移動無線機50に対して発呼信号
の再送を要請する信号を送出しく5437)、これが無
線基地局30−1により受信され転送されて(S438
)、移動無線機50で受信しく3439)、発呼信号を
再び送出する(3440)。
すでに動作を開始している移動無線機30−10はこの
発呼信号を受けて移動無線は50のIDを検出しく34
41)、ステップ8442〜5450(第12F図)、
5451〜5461 (第12G図)に進行するが、こ
れらの動作は第5A図および第5B図のステップ823
3〜5252の動作に同じでおる。
以上位置登録と発呼動作に関し説明したが、着呼につい
ても同様である。さらに通話中チトネル切替についても
、通゛話1ヘラヒックの大きい無線ゾーンへの移行時に
は、上記の発着呼と同様にして、無線系制御装@20で
トラヒック密度の調査を行い、チャネル割り当てが可能
な場合のみ通話中チャネル切替を行わぜることになる。
また移動無線MI50の4ノービス・クラスによっては
、たとえば重要加入者に対しては、上記の通話トラヒッ
ク密度の一定値をざらに引上げて位置登録をやらせたり
、必るいは発着呼を実行させることが可能なことは当然
であり、極端な場合は、ある無線基地局30で全チャネ
ルが使用中であっても、低い重要度の加入者の移動無線
機50を強制終話させ、空チャネルを用意して発着呼を
行わせることも可能なことは明らかであろう。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、小ゾーン構成を用いる
移動通信システムに本発明を適用することにより従来の
システムにおけるような、通話(信)中にゾーン移行を
すると一時断が発生し、ファクシミリ信号やデータ信号
では、画質劣化やパースト的信号の誤りが発生して問題
となっていたものが、たとえ通信中のチャネル切替えの
頻度が増加しても、この心配が完全に除去されることに
なり、経済的な送受信ダイパーシティの採用による通信
品質の向上、干渉妨害の軽減による周波数有効利用度の
向上、それにともない、広帯域信号を用いる新サービス
を技術的に可能とすることになった。また、トラヒック
の閑散時にあ(ブる無線設備の有効利用による通信品質
の向上や、おる小ゾーンでトラヒックが急増した場合に
は、使用可能チャネルを実質的に大幅に増加可能とした
り、ざらに1へラヒックの最繁時においても、周辺の無
線基地局の機能を活用して、移動無線機からの位置登録
や発着呼を処理可能とすることのほか、移動体の進行方
向や速度を検出することによる効果的な通話チャネルの
指定が可能となり経済的で、かつ周波数の利用効率の高
い移動通信システムの構築が可能となったので、本発明
の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1−1図、第1−2図および第1−3図は本発明の一
実71色例を示すシステム構成図、第1−4図、第1−
5図、第1−6図、第17図、第1−8図および第1−
9図は移動無線機の他の実施例を示す回路構成図、 第1−10図よ3よび第1−11図は本発明の無線基地
局の他の実施例を示す回路構成図、第1−12図は送受
信機の一実施例を示す回路構成図、 第1−13図および第1−14図は送受信機の他の実施
例を示す回路構成図、 第1−15図および第1−16図、第1−17図、第1
−18図は無線基地局のざらに他の実施例を示す回路構
成図、 第1−19図および第1−20図は送受信機のさらに他
の実施例を示す回路構成図、 第1−21図は無線基地局のさらに他の実施例を示す回
路構成図、 第2図(a)δよび(b)は本発明に用いる制御信号の
構成例を説明するためのスペクトル図おJ:び回路構成
図、 第3A図は無線系制御装置の記憶内容の一例を示す記憶
内容図、 第3B図は第1−1図ないし第1−3図に示したシステ
ムの動作を説明するためのタイミング・チャート、 第4図は本発明の位置登録動作の流れを示すフローチャ
ート、 第5A図および第5B図は移動無線機からの発呼動作の
流れを示すフローチャート、 第6A図、第6B図および第6C図は移動無線機への着
呼動作の流れを示すフローチャート、第7A図、第7B
図、第7C図、および第7D図は第1−1図ないし第1
−3図に示したシステムのチX・ネル切替動作の流れを
示すためのフローチャート、 第8A図、第8B図、第8C図、第8D図、第8E図、
第8F図、第8G図、第81−1図、第81図および第
8J図は各無線基地局の担当するゾーンの形状および配
置を示す形状配置図、第9図は移動無線機の進行方向お
よび速度検出を説明するための動作概念図、 第10図は従来のシステム例を説明するためのシステム
構成概念図、 第11A図、第11B図、第11C図および第11D図
は通信1〜ラヒツク輻快時の位置登録動作の流れを示す
フローチャート、 第12A図、第12B図、第12C図、第12D図、第
12E図、第12F図および第12G図は通信トラヒッ
ク幅較時の移動無線機からの発呼動作の流れを示すフロ
ーチャートである。 10・・・電話網     12・・・無線回線制御局
13A・〜D・・・無線基地局 14A〜D・・・ゾーン  15・・・移動無線機16
八〜D・・・伝送路  19・・・関門交換機20・・
・無線系制御装置 21・・・通信制御部   22・・・S/N監視部2
3・・・スイッチ群   24・・・ID識別記憶部3
0.308,30C,30D、30E。 30G2.30D2.30「2゜ 30−1.〜30−n・・・無線基地局31.31−1
〜31−n・・・送信部32・・・無線基地局制御装置 33.33−1〜33−n・・・受信部34.340,
34−1− 34−n・・・ID識別記憶部 35−1〜35−n、36−1〜 36−n・・・シンセサイザ 37・・・通信品質監視部 38.388,38C,38D、38E・・・制御部3
9.390・・・インタフェース 40.400・・・基準水晶発振器 41・・・送信ミクサ   42・・・干渉妨害検出器
43・・・受信ミクυ 45・・・受信切替用制御器 46・・・無線送信回路 47・・・送信切替用制御器 48・・・無線受信回路 50.508,500.50D、50E。 50C2,50D2・・・移動無線機 51・・・送信部 53.53−1〜53−n・・・受信部55−1〜55
−n、56−1〜 56−n・・・シンセサイザ 58.58B、58G、58D、58E・・・制御部5
9・・・電話機部 61.6’l−1〜61−n・・・送信ミラ1ノロ2・
・・干渉妨害検出器 63.63−1〜63−n・・・受信ミクサ64−1.
64−2.64−3・・・切替スイッチ65G・・・受
信切替用制御器 66.66−1〜66−n・・・無線送信回路67C・
・・送信切替用制御器 68.68−1〜68−〇・・・無線受信回路69・・
・混合回路 71・・・基準水晶発振器 91・・・ディジタル符号化回路 92・・・多重変換回路 93−1〜93−m・・・通信品質監視用受信機94・
・・制御用送受信機 96・・・アンテナ共用装置 71〜Z16・・・ゾーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のゾーンをそれぞれカバーしてサービス・エリアを
    構成する各無線基地手段(30)と、前記サービス・エ
    リア内に存在して前記無線基地手段と交信することので
    きる移動無線手段(50)と、 前記各無線基地手段と一般の電話網とを接続し、前記移
    動無線手段および前記移動無線手段と良好に交信可能な
    すくなくとも1つの前記無線基地手段の識別情報を登録
    し、前記すくなくとも1個の無線基地手段と前記移動無
    線手段との間の通信路の設定解除をし、前記移動無線手
    段の移動にともない、前記交信可能な無線基地手段の識
    別情報を更新登録し、前記登録したすべての無線基地手
    段を介して前記移動無線手段に発着呼するための無線系
    制御手段(20)と を含む移動体通信の通信システムにおいて、前記無線基
    地手段のうちのすくなくとも1つが、隣接する他の無線
    基地手段のカバーするゾーンのすくなくとも1部分をも
    カバーし得る機能を有し、通話トラヒックの輻輳してい
    るサービス・エリアの外側に配置された前記すくなくと
    も1つの無線基地手段が、前記輻輳しているサービス・
    エリア内の前記移動無線手段と交信するようにした移動
    体通信の通信方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5890067A (en) * 1996-06-26 1999-03-30 Bnr Inc. Multi-beam antenna arrays for base stations in which the channel follows the mobile unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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