JPH02146201A - スクロール部材及びそのスクロール部材を用いたスクロール形流体機械及びスクロール部材の製造方法 - Google Patents

スクロール部材及びそのスクロール部材を用いたスクロール形流体機械及びスクロール部材の製造方法

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JPH02146201A JP63295949A JP29594988A JPH02146201A JP H02146201 A JPH02146201 A JP H02146201A JP 63295949 A JP63295949 A JP 63295949A JP 29594988 A JP29594988 A JP 29594988A JP H02146201 A JPH02146201 A JP H02146201A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクロール形流体機械及び旋回スクロールあ
るいは固定スクロールをアルミニウムあるいはアルミニ
ウム合金で製作する際のその表面処理方法を含むスクロ
ール部材の成形方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のスクロール形流体機械の旋回スクロールあるいは
固定スクロールをアルミニウムで成形する際の表面処理
方法としては、特開昭57−99202号公報に記載の
ように、スクロールの表面に陽極酸化処理(アルマイト
処理)を施し、その後タフラム処理を行うか、特公昭6
3−32992号公報に記載のように、いずれか一方の
スクロールの表面に硬質アルマイト処理を行うようにな
っていた。
〔発明が解決しようとする11M) 上記従来技術は、アルマイト処理によりアルミニウム表
面にシクロな空孔が無数に生じる。この空孔を封じる処
理を施したのが、特開昭57−9920.2号公報に開
示されているタフラム処理である。
しかし、アルマイト処理では、使用するアルミ合金の種
類によって、生成する硬質アルマイト皮膜の硬さが変化
するため、アルミニウムの材質が限定される。あるいは
、皮膜の特性が低下した状態で用いている上記無数のシ
クロ孔の生成によりアルミニウムの機械的強度を低下さ
せるという問題がある。又、アルマイト処理は、スクロ
ールの形状をアルミニウムで成形させた後、表面処理を
行う方法である。
本発明の第1の目的は、アルミニウムの材質に関係なく
硬い皮膜を得られる表面処理方法を行うことにある。第
2の目的は、スクロールの形状精度の高い表面処理方法
を含むスクロール部材の成形方法を提供することにある
。第3の目的は、鋳鉄製固定スクロールとも組合せられ
るアルミニウムあるいはアルミニウム合金の表面処理皮
膜を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記第1の目的を達成するために無電解N 3−−Pメ
ッキ皮膜をアルミニウムあるいはアルミニウム合金表面
に形成し、熱処理を加えたものである。
さらに、第2の目的を達成するため、有機系あるいは、
無機系樹脂系によりスクロール部材の模型を製作し、そ
の模型に無電解N i −Pメッキを所定厚さだけ形成
させて鋳形とし、その中に溶融アルミニウムを鋳込み一
体化させたものである。
〔作用〕
アルミニウムあるいはアルミニウム合金への無電解Ni
−Pメッキは各方面で実用に供されている。無電解Ni
−Pメッキは、触媒反応型であるのでプラスチックガラ
スなどの非導電性基体上にもメッキでき、析出金属自体
がメッキ反応の触媒として働く自己触媒反応であるから
、任意の厚さしかも膜厚の分布が均一にメッキをコント
ロールできる。又、無電解N i −Pメッキは、耐食
性には優れているが耐摩耗性にはあまり適さない皮膜で
ある。これは、単に処理した無電解Ni −Pメッキ皮
膜の硬さは、マイクロビッカース硬さでHv = 50
0程度であるためである。しかし、350’C以上の熱
処理を施すとHv = l OOO程度の硬さまで硬く
なる。
よって、無電解N i −Pメッキをアルミニウムの表
面処理に用い、熱処理を行うことにより、アルミニウム
合金の材質を限定する必要がなくなる。
しかし、アルミニウムの表面に無電解Ni−Pメッキ処
理を施してから熱処理を行うのは、アルミ素材の熱変形
によろうず巻形状精度が低下する可能性もある。そこで
、無電解N j−−Pメッキをあらかじめスクロール形
状の外郭に沿って、所定厚さだけ形成させて幼型とし、
その中に溶融アルミニウムを鋳込み一体化させる。この
方法によると、溶融アルミニウムの湿度により無電解N
i −Pメッキ皮膜の熱処理を実施し硬くするとともに
溶融アルミと接する皮膜部分では金属結合により強固に
一体化する。
〔実施例〕
−ル圧縮機を一例にとり説明する。
第1図は本発明を実施した密閉形スクロール圧縮機の全
体構造断面図を示す。
第1図において、密閉容器1内の上方には圧縮機部2が
、下方には電動機3がそれぞれ配設され、また密閉容器
1の底部には潤滑の油溜り4が形成されている。前記圧
縮機部2は、鏡板上にうず巻状のラップ5aを有する固
定スクロール5と、同じく鏡板上にうず巻状のラップ6
aを有する旋回スクロール6と、固定スクロール5と一
体化され。
旋回スクロール6を支持するフレーム7とを具え、固定
スクロール5および旋回スクロール6のラップ同志を噛
合せた構成となっている。
また旋回スクロール6とフレーム7との間には、旋回ス
クロール6の自転を防止するオルダム機構8が設けられ
ている。前記電動機3は密閉容器1に圧入締結され、ク
ランク軸9を介して旋回スクロール6を旋回運動させる
ようになっている。クランク軸9はフレーム7に設けた
主軸受10と下部軸受11とで支持され、そのクランク
ピンは旋回スクロール6の背面に設けた旋回軸受12と
嵌合されている。
クランク軸9内1;は主軸受10.下部軸受11および
旋回軸受12へ潤滑油を導く給油通路13が設けられて
いる。
前記の圧縮機部2は、旋回スクロール6が電動機3で駆
動されるクランク軸9を介して旋回運動せしめられると
、吸入口18から吸入された流体は旋回スクロール6、
固定スクロール5により形成される空間(圧縮室)がス
クロール中心方向に移動するに従って容積を減少されて
圧縮される。
圧縮された冷媒ガスは固定スクロールの中央に設けられ
た吐出口16から密閉容器内の上部空間17へ吐出され
、吐出口19を通ってサイクルへ吐出される。
また、旋回スクロールの背面には、圧縮行程のガスを導
かれる中間圧室15が形成されている。
中間圧室15の圧力は冷媒ガスの吸入圧力と吐出圧力の
中間の圧力であり、スクロールの摺動部への給油は、吐
出圧力と中間室圧力の差圧を利用して行われる。
上記のようなスクロール圧縮機は公知であり、例えば、
特開昭58−32988号公報等に示されてし)る。
又、密閉形スクロール圧縮機について説明したが5本発
明は空気用等の開放形スクロール圧縮機。
カークーラ用の半密閉形スクロール比相機、スクロール
形膨張機にも適用できるものである。
と、ころで、スクロール形流体機械にあっては、流体機
械の軽量化、旋回スクロールの遠心力軽減のため、アル
ミニウムで成形することが1つの技術課題となっている
。しかし、軟質のアルミニウム素地のまま使用すると、
摩耗が生じる、油膜切れのため接触部分で両部材とも変
形して凝着する問題が生じる。そのため、従来は、アル
マイト処理を施こしていた。しかし、アルミニウムにア
ルミイト処理を施こす方法では、前記したように、アル
ミニウム合金の種類によって硬質アルマイト皮膜の硬さ
が変化するため、アルミニウムの材質が限定される。無
数のミクロ孔を生成するためアルミニウムの機械的強度
を低下させるという問題点を有していた。
そこで、上記問題点を解決し、第1の目的を達成するた
め、本発明では、第2図、第3図に示すように鏡板の一
面上にうず巻状のラップを形成した固定スクロールと、
同様に鏡板の一面上にうず巻状のラップを形成した旋回
スクロール部材を互いに噛み合せ、旋回スクロール部材
を自転させないで旋回運動させて両うず巻状のラップ間
に閉塞された空間を形成しつつ流体を取り込み、該旋回
スクロール部材の運動に伴い、該空間を中心に移動せし
め、かつ容積の減少を伴わせて流体圧縮作用を行わせる
ようにしたスクロール形流体機械において、少なくとも
旋回スクロールをアルミニウムで形成し、その摺動表面
に無電解Ni−Pメッキ処理を施し、熱処理を行ったこ
とを特徴とするスクロール形流体機械を得た。これによ
れば、無電解Ni−Pメッキは、触媒反応型であり、熱
処理を施しているので、アルミニウム合金の種類によら
ず、優れた耐食2表面硬化、耐摩耗性を有する表面処理
層を得られ、摩耗が進行しにくく、油膜切れによって凝
着しにくい、軽量化したスクロール形流体機械が得られ
る。なお、スクロール流体機械が小形でスクロール部材
間の面圧が小さい場合は、Ni−Pメッキ、Niメッキ
を施したのみでも1.!電解メッキを施したものでもよ
い。このような、表面処理によりピンホールもなく、メ
ッキ層厚さが均一で形状精度の良い表面層が得られる効
果がある。又、耐摩耗性、耐食性も良く軽量のスクロー
ル部材が得られる効果がある。
さらに、第2の目的である精度を確保してスクロールを
成形することを達成する手段を示した実施例を第4図に
より説明する。
まず、うず巻体部分20及び鏡体部分21からなるスク
ロール部材22の模型を有機系あるいは無機系樹脂によ
り成形し、その上に無電解N i −Pメッキ処理を施
しスクロール部材22の外郭23を形成する。このとき
、メッキ厚さはスクロール圧縮機の要求仕様より決定さ
れるが好ましくは10〜100μm程度である。すなわ
ち、メッキ皮膜が薄い場合、アルミ溶湯を鋳込む際メッ
キ皮膜が破断する恐れがあり、厚くなるとメッキ皮膜特
性(機械的強度低下及び結晶化に併なう歪など)の変化
が懸念されるためである。
その徐、有機系あるいは無機系樹脂模型を溶剤あるいは
低温加熱などの方法により除去し、スクロール部材22
の外郭23のみを取り出す。その後、アミルニウムある
いはアルミニウム合金の溶湯を外郭23の中へ鋳込み一
体とする。この時。
外郭23は砂型あるいは金型の中に埋設することが望ま
しい。また、溶湯の温度は600℃以上好ましくは65
0℃以上とし、鋳込みは重力鋳造あるいは加圧鋳造によ
り行う。このようにしてアルミニウムあルいはアルミニ
ウム合金を無電ff4Ni−Pメッキからなる外郭23
の中に鋳込むことにより、無電解N :i −Pメッキ
は結晶化して硬い皮膜になるとともに、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金と反応し金@結合するため高い
密着強度が得られる。
これらの工程で、スクロール部材20の模型の製作方法
は、有機系あるいは無機系樹脂に限らず、石膏型あるい
は他の金属で製作してもかまわない。
本実施例シこよれば、アルミニウムの材質に関係なく硬
い無電解Ni−Pメッキ皮膜が得られるとともに、形状
精度の高いスクロールの成形が行える。又、メッキ皮膜
の結晶化に伴ない微細な亀裂の発生により油溜り効果が
あるため、摺動特性が改善される効果も有している。そ
して、第3に、固定スクロールを鋳鉄とし、旋回スクロ
ールを前記表面処理を施したアルミ材とする組合せによ
り良好な耐摩耗性、耐久性が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、第1にアルミニウムで形成したスクロ
ール部材の表面に無電解N i −Pメッキ及び処理を
施しているので、アルミ合金の種類に限定されず、耐食
1表面硬化、耐摩耗性1J優れた表面処理層が得られ、
軽量でかつ耐久性の良いスクロール形流体機械が得られ
る。又、小形で面圧の小さい時は、N i −Pメッキ
処理のみとすることでピンホールもなく形状精度が良く
、軽量で耐久性の良くすることができる効果がある。
又、第2に、スクロール部材の模型に無電解メッキ処理
を施し、それを峙型としてアルミニウム合金を溶湯して
鋳込み一体としているので非晶質の無電解N i −P
メッキ皮膜をアルミニウムあるいはアルミニウム合金の
鋳込みと同時に熱処理を施すことができ、硬い無電解N
i−Pメッキ皮膜が得られるとともに、溶融アルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金と反応し強固な金属結合と
なり密着性を向上させる効果がある。そして、スクロー
ル部材の成形する形状精度を確保することができる。さ
らに、スクロール部材の摺動特性及び耐摩耗性を向上さ
せることができるので信頼性及び性能を向上させる効果
もある。
又、旋回スクロールをアルミニウムで形成することによ
り遠心力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は密閉形スクロール圧縮機の縦断面図、第2図は
本発明の一実施例である無電解Ni−Pメッキを施した
スクロール部材の平面図、第3図はその縦断面図、第4
図は製造方法を説明する縦断面図である。 1・・・密閉容器、2・・・圧縮機部、3・・・電動機
、4・・・油溜り、5・・・鏡板、5a・・・ラップ、
6・・・鋳板。 6a・・・ラップ、7・・・フレーム、8・・・オルダ
ム機構、9・・・クランク軸、10・・・主軸受、11
・・・下部軸受、12・・・旋回軸受、13・・・給油
通路、20・・・ラップ部、21・・・鏡板部、22・
・・スクロール部材の模型、23・・・外郭。 第 第 n 6α・−ラップ z5・パ外部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.鏡板にうず巻状のラツプを形成した旋回スクロール
    部材と、同様に鏡板にうず巻き状のラツプを形成した固
    定スクロール部材を互いに噛み合せて、前記旋回スクロ
    ールを自転防止機構により旋回運動させるスクロール形
    流体機械において、前記スクロール部材をアルミニウム
    合金で形成し、少なくともその表面の一部に無電解Ni
    −Pメッキを施したことを特徴とするスクロール形流体
    機械。
  2. 2.前記メッキがNiメッキであることを特徴とする請
    求項1に記載のスクロール形流体機械。
  3. 3.前記メッキが無電解メッキであることを特徴とする
    請求項1に記載のスクロール形流体機械。
  4. 4.前記メッキ処理を施した後、熱処理を行つたことを
    特徴とする請求項1,2又は3に記載のスクロール形流
    体機械のスクロール部材の成形方法。
  5. 5.該固定スクロール部材を鋳鉄とし、該旋回スクロー
    ル部材にのみ無電解Ni−Pメッキ表面処理および熱処
    理を施すことを特徴とする請求項1に記載のスクロール
    形流体機械。
  6. 6.鏡板にうず巻状のラツプを形成した旋回スクロール
    部材と、同様に鏡板にうず巻き状のラツプを形成した固
    定スクロール部材を互いに噛み合せて、前記旋回スクロ
    ールを自転防止機構により旋回運動させるスクロール形
    流体機械において、前記スクロール部材の成形方法が (a)スクロール部材の模型に無電解Ni−Pメッキを
    施す工程と、 (b)前記模型を除去し、無電解Ni−Pメッキ層から
    なる外郭を残す工程と、 (c)前記外郭にアルミニウム合金を溶湯,鋳込みする
    工程と からなる成形工程であることを特徴とするスクロール圧
    縮機のスクロール部材の成形方法。
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