JPH02147624A - ポリエステルカーボネートの製造方法 - Google Patents

ポリエステルカーボネートの製造方法

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JPH02147624A
JPH02147624A JP30107388A JP30107388A JPH02147624A JP H02147624 A JPH02147624 A JP H02147624A JP 30107388 A JP30107388 A JP 30107388A JP 30107388 A JP30107388 A JP 30107388A JP H02147624 A JPH02147624 A JP H02147624A
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JP
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polyester
polycarbonate
resin
polyester carbonate
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JP30107388A
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Katsuhisa Ota
勝寿 太田
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリエステルカーボネートの製造方法の改良に
関するものである。さらに詳しくいえば、本発明は、分
子内にポリカーボネートセグメントとポリエステルセグ
メントとを有し、特に耐溶剤性、耐衝撃性、成形性に優
れたポリエステルカーボネートを、各セグメントの平均
連鎖長を容易に制御することができ、かつ簡単な工程で
効率よく製造する方法に関するものである。
[従来の技術〕 従来、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
樹脂は機械的性質や耐溶剤性などに優れていることから
、工業的に広く用いられているが、熱変形温度が比較的
低い上、結晶化度が大きく、かつ結晶化速度も速いため
に、寸法安定性及び透明性に劣るという欠点を有してい
る。
一方、熱変形温度が高く、かつ透明性及び寸法安定性に
優れた樹脂としてポリカーボネート樹脂が知られている
が、このものは耐溶剤性に劣るという欠点を有している
このようなポリエステル樹脂及びポリカーボネ−ト樹脂
の欠点を改良したものとして、近年、分子中にポリエス
テルセグメントとポリカーボネートセグメントとを有す
るポリエステルカーボネートが注目されている。このポ
リエステルカーボネートは、熱変形温度が高く、耐熱性
及び機械的性質に優れる上に、良好な耐溶剤性、寸法安
定性及び透明性などを有し、例えば家電製品、OA機器
、医療機器、自動車などの部品の素材として有用である
このようなポリエステルカーボネートの製造方法につい
ては、従来種々の方法が提案されている。
例えば単量体として、芳香族ジカルボン酸、ジヒドロキ
シ芳香族化合物、脂肪族グリコール及びジアリールカー
ボネートを用い、これらを溶融重縮合させる方法(特公
昭52−36798号公報)、ポリエステル樹脂の重合
段階で、ポリカーボネート樹脂を添加して反応させる方
法(特公昭604209号公報)などが開示されている
。しかしながら、前者の方法においては、大規模な製造
設備を必要とする上に、高分子量のポリエステルカーボ
ネートを得るには溶融重縮合反応後、ざらに固相重合を
行わなければならないので、製造工程がさらに長くなり
、製造コストの上昇を免れないという欠点がある。一方
、後者の方法においては、反応中に生じる多量のアルコ
ールを除去せねばならない上に、反応終了後、さらに後
処理工程を必要とし、前記と同様に操作が煩雑で、かつ
製造工程が長くなり、製造コストの上昇を免れないとい
う欠点がある。
さらに、ポリエステル樹脂とポリカーボネート樹脂とを
、塩基触媒の存在下に反応させて、ポリエステル/ポリ
カーボネート共重合体を得る方法が提案されている(特
開昭63−215718号公報)。しかしながら、この
方法においては、得られる共重合体は、アルキレンアリ
レート結合の二価フェノールアリレート結合に対するモ
ル比が20以上であるため、特に耐衝撃性、成形性が劣
るという欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はこのような従来のポリエステルカーボネートの
製造方法が有する欠点を克服し、熱変形温度が高く、耐
熱性、寸法安定性、透明性、機械的性質などが良好で、
特に耐溶剤性、耐衝撃性及び成形性に優れたポリエステ
ルカーボネートを、簡単な工程で、経済的有利に製造す
る方法を提供することを目的としてなされtこものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは前記目的を達成するために鋭意研究を重ね
た結果、所定の割合のポリカーボネート樹脂とポリエス
テル樹脂との混合物を、所定量のエステル交換触媒の存
在下に溶融混練して、両樹脂の主鎖間を反応させること
により、容易に前記の優れた物性を有する特定構造のポ
リエステルカーボネートを得ることができ、しかも該ポ
リエステルカーボネートのポリカーボネートセグメント
とポリエステルセグメントの平均連鎖長を容易に制御し
うろことを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明は、(A)ポリカーボネート樹脂20
〜75重量%と(B)芳香族ジカルボン酸とグリコール
とから得られたポリエステル樹脂80〜25重量%との
混合物を、前記混合物100重量部に対して、0.00
1〜3.0重量部の割合のエステル交換触媒の存在下で
溶融混練することにより、前記(A)成分と(B)成分
の主鎖間を反応させることを特徴とする、ポリカーボネ
ートセグメントとポリエステルセグメントとを有し、各
セグメントの平均連鎖長が30以下であり、かつアルキ
レンアリレ−1・結合の二価フェノールアリレート結合
に対するモル比が18以下であるポリエステルカーボネ
ートの製造方法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法において、(A)成分として用いられるポリ
カーボネート樹脂としては、−数式%式%() (式中の2は炭素数1〜8のアルキレン基、炭素数2〜
8のアルキリデン基、炭素数5〜15のシクロアルキレ
ン基、炭素数5〜15のシクロアルキリデン基、単なる
結合、〜so、−−5o−s−−o−−co−又は CHs     CHs Rは水素原子、塩素原子、臭素原子又は炭素数1〜8の
アルキル基、nはO又は1〜4の整数である) で表される構造単位を有する重合体を挙げることができ
る。
該ポリカーボネート樹脂は、例えば塩化メチレンなどの
溶媒中において、公知の酸受容体や分子量調節剤の存在
下、二価フェノールとホスゲンのようなカーボネート前
駆体との反応により、あるいは二価フェノールとジフェ
ニルカーボネートのようなカーボネート前駆体とのエス
テル交換反応などによって製造することができる。
前記二価フェノールとしては、例えば2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)
、2.2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン、2.2−11:”ス(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1.2−ビス(4
−ヒドロキンフェニル)エタン、3.3−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)ペンタン、1.1−(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサン、4.4’−ジヒドロキシ
ジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィ
ド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ヒス(4−ヒ
ドロキシフェニル)エーテル、1.4′−ジヒドロキシ
ベンゾフェノンなど、あるいは2,2−ビス(3,5−
ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2.2
−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2.2− ヒス(3−クロロ−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、2.2−ビス(3−ブロモ−4
−ヒドロキシフェニル)プロパンのようなハロゲン化ビ
スフェノール類などを挙げることができるが、これらの
二価フェノールの中で、特にビスフェノルAが好適であ
る。またこれらの二価フェノールはそれぞれ単独で用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。。
さらに、本発明で用いるポリカーボネート樹脂は、多官
能性芳香族化合物を二価フェノール及び/又はカーボネ
ート前駆体と反応させて成る熱可塑性ランダム分枝ポリ
カーボネートであってもよいし、2種以上のポリカーボ
ネート樹脂のブレンド物であってもよい。
該ポリカーボネート樹脂は、機械的強度及び成形性の点
から、その粘度平均分子量がio、ooo〜100,0
00のものが好ましく、特に、20,000〜40,0
00のものが好適である。
本発明方法において、(B)成分として用いられるポリ
エステル樹脂は芳香族ジカルボン酸とグリコールを重縮
合して得られるものである。ここで該芳香族ジカルボン
酸としては、例えばテレフタル酸、インフタル酸、ナフ
タレン−2,6−ジカルボン酸、ナフタレン−1,5−
ジカルボン酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン酸、
メチルテレフタル酸、メチルイソフタル酸、ジフェニル
エーテル−4,4′−ジカルボン酸、ジフェニルチオエ
ーテル−4,4′−ジカルボン酸、ジフェニルスルホン
−4,4′−ジカルボン酸、ジフェニルケトン−4,4
′−ジカルボン酸、2.2−ジフェニルプロパン−4,
4′−ジカルボン酸などを挙げることができるが、これ
らの中で特にテレフタル酸が好適である。これらの芳香
族ジカルボン酸は1種用いてもよいし、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。
また、本発明の目的を損なわない範囲で、他の二官能性
カルボン酸と併用することができる。他の二官能性カル
ボン酸としては、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸
、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸などの
鎖状脂肪族ジカルボン酸、1,4−シクロへキシルジカ
ルボン酸、1.3−シクロへキシルジカルボンM%11
2−’/クロへキシルジカルボン酸、1.3−シクロペ
ンチルジカルボン酸などの環状脂肪族ジカルボン酸及び
これらのエステル形成性誘導体が挙げられる。
これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて
用いてもよいが、その配合量は全ジカルボン酸に対し、
一般に20モル%以内が望ましい。
一方、グリコールとしては、例えばエチレングリコール
、ジエチレングリコール、1.2−プロパンジオール、
1.3−7’ロパンジオール、1.3−ブタンジオール
、1.4−ブタンジオール、1,5−ベンタンジオール
、l、6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオー
ル、1.10−デカンジオール、2.2−ジメチル−1
,3−プロパンジオール(ネオペンチルグリコール)、
2.2.4−)サメチル−1,3−ベンタンジオール、
2,2.4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール、
1,4−シクロヘキサンジオール、1.4−シクロヘキ
サンジメタノールなどの炭素数2〜15の鎖状又は環状
脂肪族グリフールが挙げられるが、これらの中でエチレ
ングリコール及び1.4−ブタンジオールが好適である
。また、これらのグリコールは1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
該(B)成分のポリエステル樹脂の分子量については、
固有粘度が0.5〜1.5dffi/g、特に0.8〜
x、3dll/gのものが好ましい。
このポリエステル樹脂の製造は常法に従いチタン、ゲル
マニウム、アンチモン等を含有する重縮合触媒の存在下
または不存在下で、二官能性カルボン酸成分およびアル
キレングリコール成分を加熱重合させ、副生ずる水また
は低級アルコール等を系外に排出するこ七により行うこ
とができる。
本発明方法において用いられるエステル交換触媒につい
ては特に制限はなく、従来公知のエステル交換触媒の中
から任意のものを選択して用いることができる。該エス
テル交換触媒としては、例えばアルミニウム、カルシウ
ム、銀、銅、タリウム、ナトリウム、鉛、ニッケル、バ
リウム、ベリリウム、マグネシウム、ストロンチウム、
ランタン、セリウム、マンガン、コバルト、亜鉛、ゲル
マニウム、スズ、アンチモン、ビスマスなどの金属の酸
化物、アルコキシド、カルボン酸塩などが挙げられるが
、これらの中で炭素数4〜24のチタン系アルコキシド
、炭素数2〜30のカルボン酸塩、酸化マグネシウム、
酸化カルシウム、酸化バリウムが好ましく、特にテトラ
ブトキシチタン及びステアリン酸カルシウムが好適であ
る。これらのエステル交換触媒は1種用いてもよいし、
2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明方法においては、所望に応じ、前記エステル交換
触媒とともに安定剤を用いることができる。好ましい安
定剤としては、従来公知の三価若しくは三価のリン化合
物又はそのエステル類を挙げることができる。三価のリ
ン化合物としては、例えば亜リン酸、フェニルホスホン
酸、メチルホスホン酸、エチルホスホン酸、プロピルホ
スホン酸、ブチルホスホン酸、ベンジルホスホン酸など
が、三価のリン化合物としては、例えばリン酸などが挙
げられる。またリン化合物のエステル類としては、例え
ばトリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリフェニ
ルホスファイト、トリメチルホスファイト、トリメチル
ホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホ
スフェート、トリフェニルホスフェート、ジエチルフェ
ニルホスホネート、ジメチル−(メチル)ホスホネート
、ジメチル−(エチル)ホスホネート、ジメチル−(ベ
ンジル)ホスホネートなどが挙げられる。これらの安定
剤の中で特に好適なものはトリス(ノニルフェニル)ホ
スファイト及ヒドリフェニルホスファイトである。また
、これらの安定剤は1種用いてもよいし、2種以上を組
み合わせて用いてもよい。このような安定剤は、ポリマ
ーの溶融安定性や色調を改良し、ある場合には重縮合触
媒を不活性化する。重縮合触媒を不活性化する場合には
、該安定剤はエステル交換反応後に添加することが望ま
しい。
次に、本発明の実施態様について説明すると、まず(A
)成分のポリカーボネート樹脂20〜75重量%、好ま
しくは20〜603量%、さらに好ましくは30〜50
重量%と、(B)成分のポリエステル樹脂80〜25重
量%、好ましくは80〜40重量%、さらに好ましくは
70〜50重量%との混合物100重量部に対し、エス
テル交換触媒を0.001〜3.0重量部、好ましくは
o、oos〜2.0重量部の割合で存在させて、これを
押出機等を用いて溶融混練を行い、該ポリカーボネート
樹脂とポリエステル樹脂の主鎖間を反応させることによ
って、所望のポリエステルカーボネートを製造する。
前記ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂との混合
物において、ポリカーボネート樹脂の含有量が20重量
%未満では得られるポリエステルカーボネートの成形性
が悪く、ヒケが生じるおそれがあるし、75重量%を超
えると該ポリエステルカーボネートの耐衝撃性が低下す
る傾向にある。
また、エステル交換触媒の添加量が0.001重量部未
満ではエステル交換反応が起こりにくいし、3.0重量
部を超えると副反応が起き、発泡が生じるおそれがある
エステル交換触媒を反応系に存在させる場合は、前記混
合物に予め全量を添加した後反応させてもよいし、所定
量を連続添加、又は分割して逐次添加することもできる
さらに、このポリエステルカーボネートの製造の際に、
所望に応じ、前記安定剤の中から適当なものを選択して
添加してもよい。この際、添加の時期については該エス
テル交換触媒と同時に添加してもよいし、エステル交換
反応後に添加してもよいが、使用する安定剤の種類に応
じて適宜選ぶことが好ましい。また、安定剤の添加量は
、(A)成分と(B)成分との混合物100重量部に対
して、通常0.001−10.0重量部、好ましくは0
、O1〜7.0重量部の範囲で選ばれる。この量が0.
001重量部未満では安定剤の添加効果が十分に発揮さ
れないし、10.0重量部を超えるとその量の割には効
果の向上は認められず、むしろ経済的に不利となり、好
ましくない。
本発明において、溶融混練に用いられる押出機の種類に
ついては特に制限はなく、単軸及び二軸のいずれも用い
ることができるが、特に二軸押出機が好ましい。また、
溶融混線温度は、通常180〜300°C1好ましくは
200〜290℃の範囲で選ばれる。この温度が180
℃未満ではエステル交換反応が起こりにくいし、300
°Cを超えるとポリエステルカーボネートが分解して、
著しく分子量が低下するおそれがある。溶融混練は、真
空下でポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂との混
合物にエステル交換触媒を添加して行われるが、押出機
内での樹脂の滞留時間は、通常10〜180秒間、好ま
しくは20〜150秒間程度である。
このようにして得られI;ポリエステルカーボネートは
分子内にポリカーボネートセグメント20〜75重量%
とポリエステルセグメント80〜25を量%とを含む単
一のガラス転移温度を有するものであり、また、フェノ
ール/1,1,2.2−テトラクロロエタン溶媒(重量
比50150)中、温度30°Cの条件で測定した固有
粘度[η]が0.3〜1.2dQ/9、特に0.4〜1
.OtH/gの範囲にあるものが望ましい。この固有粘
度が0.3dfl/、未満では該ポリエステルカーボネ
ートの機械的強度や耐衝撃性が不十分である。
このポリエステルカーボネートは、ポリカーボネートセ
グメントとポリエステルセグメントの平均連鎖長が、そ
れぞれ30以下、好ましくは20以下で、かつアルキレ
ンアリレート結合の二価フェノールアリレート結合に対
するモル比が18以下、好ましくは15以下、さらに好
ましくは10−1であることが必要である。該平均連鎖
長が30を超えるものや、アルキレンアリレート結合の
二価フェノールアリレート結合に対するモル比が18を
超えるものは、耐衝撃性が不十分であり、本発明の目的
が達せられない。該平均連鎖長は、溶融混練温度、触媒
量、押出機内での樹脂の滞留時間などによって制御する
ことができる。
[実施例] 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
なお、ポリエステルカーボネートの各特性は、次のよう
にして求めた。
(1)固有粘度〔η〕 フェノール/1,1,2.2−テトラクロロエタン溶媒
(重量比50150)中、温度30℃の条件で測定した
(2)平均連鎖長 クロロホルム−d溶媒に、ポリエステルカーボネートを
溶解させ、核磁気共鳴法により測定した。なお、平均連
鎖長の計算は、rJ、Po lym、sc i、Phy
s、EDJ、第20巻、第1875ページ(1982年
)を参考にしI;。
(3)ノツチ付アイゾツト衝撃強度 JIS  7110に準拠して求めた。
(4)ヘイズ値 JIS  7105に準拠して求めた。
(5)ガラス転移温度 DSC(示差走査熱量計)を用いて測定した。
実施例1 ポリカーボネート樹脂[出光石油化学(株)製、商品名
;タフロンA3000.粘度平均分子量29400] 
50重量%とポリブチレンテレフタレート樹脂[三菱レ
イヨン(株)製、商品名;タフペットN100O,固有
粘度1.05dll/g] 50重量%との混合物10
0重量部に対し、テトラブトキシチタン0.15重量部
を添加しながら二軸混練機TEM−35B [東芝(株
)製]を用いて240℃で溶融混練して反応を行っl;
その結果、ポリカーボネートセグメント及びポリブチレ
ンテレ7タレートセグメントの平均連鎖長が、それぞれ
6.4及び5.2であり、かつブチレンテレフタレート
結合のビスフェノールAテレフタレート結合に対するモ
ル比が5.4であるポリエステルカーボネートが得られ
た。
このポリマーの[+7]は0.65dA/gであり、ガ
ラス転移温度は単一で75℃であった。また該ポリマー
を乾燥したのち、射出成形して得られI;成形品のノツ
チ付アイゾツト衝撃強度は78kg・cm/craであ
り、ヘイズ値は18.2%であった。
さらに得られt;ポリエステルカーボネート100重量
部に対し、安定剤としてトリス(ノニルフェニル)ホス
ファイト1.0重量部を添加し、再度混練して射出成形
して得られた成形品について、ノツチ付アイゾツト衝撃
強度を調べたところ、再混練前の成形品と、はとんど変
わらなかった。
比較例1 実施例1において、触媒を添加しなかったこと以外は、
実施例1と全く同様な操作を行った。
得られI;組成物を射出成形しIユところ、成形品はヘ
イズ値が94%で不透明であり、また、ノツチ付アイゾ
ツト衝撃強度は1kg・cm/cmであり、実施例1の
成形品に比べて低かった。
比較例2 実施例1において、触媒の量を0.07重量部に変えた
以外は、実施例1と同様な操作を行った。
その結果、ブチ1/ンテレフタレート結合のビスフェノ
ールAテレフタレート結合に対するモル比が21.5の
ポリエステルカーボネートが得られた。このポリエステ
ルカーボネートの〔り]は0.72dQ/9であり、ま
た、このボリマーヲ乾燥しI;のち、射出成形して得ら
れた成形品のノツチ付アイゾツト衝撃強度は3に9・C
m/cn+であり、ヘイズ値は25.4%であった。さ
らに、このポリマーのガラス転移温度は単一で、75°
Cであった。
本比較例で得られたポリエステルカーボネートは、実施
例1で得られたポリエステルカーボネートと比較すると
、ヘイズ値が大きく、特にノツチ付アイゾツト衝撃強度
が低いことが分かった。
比較例3 ポリカーボネート樹脂[出光石油化学(株)製、商品名
;タフ0ンA3000、粘度平均分子量2940018
0重量%とポリブチレンテレフタレート樹脂[三菱レイ
ヨン(株)製、商品名;タフベットN100O1固有粘
度1.05dl/9]20重量%との混合物100重量
部に対して、テトラブトキシチタン0.07重量部を添
加しながら、二軸混練1!l!TEM−35B [東芝
(株)製]を用いて、260℃で溶融混練して反応を行
った。
その結果、ブチレンテレフタレート結合のビスフェノー
ルAテレフタレート結合に対スルモル比が14.4のポ
リエステルカーボネートが得られた。このポリマーを乾
燥したのち、射出成形して得られた成形品のノツチ付ア
イゾツト衝撃強度は17 kg・cwr/ cmであり
、ヘイズ値は11.4%であった。また、このポリマー
のガラス転移温度は単一で、112℃であった。
本比較例で得られたポリエステルカーボネートは、実施
例1で得られたポリエステルカーボネートと比較して、
ノツチ付アイゾツト衝撃強度が低いことが分かった。
実施例2 実施例1と同じポリカーボネート樹脂とポリブチレンテ
レフタレート樹脂との混合物100重量部に対し、ステ
アリン酸カルシウム0.075重量部を添加し、次いで
これを、二軸混練機TEM−35B [東芝(株)製]
を用いて、240℃で溶融混練して反応を行った。
その結果、ポリカーボネートセグメント及びポリブチレ
ンテレフタレートセグメントの平均連鎖長が、それぞれ
9.4及び3.2であり、かつブチレンテレフタレート
結合のビスフェノールAテレフタレート結合に対するモ
ル比が6.7であるポリエステルカーボネートが得られ
た。
このポリマーの[rl]は0.70dll/9であった
まl;該ポリマーを乾燥しt″、、のち、射出成形して
得られた成形品のノツチ付アイゾツト衝撃強度は52k
g・cmlc肩であり、ヘイズ値はi、s%であっI;
。さらに、このポリマーのガラス転移温度は単一で、7
3℃であった。
実施例3 ポリカーボネート樹脂[出光石油化学(株)製、商品名
;タフ0ンA3000.粘度平均分子量2940016
5重量%とポリエチレンテレフタレート樹脂[三菱レイ
ヨン(株)製、商品名:ダイヤナイトPA200.固有
粘度0 、71 dQ/9]35重量%との混合物io
o重量部に対して、ステアリン酸カルシウム0.25重
量部を添加し、次いでこれを二軸混練機TEM−35B
 [東芝(株)製]を用いて、280 ’Oで溶融混練
して反応を行っtユ。
その結果1ポリカーボネートセグメント及びポリエチレ
ンテレフタレートセグメントの平均連鎖長が、それぞれ
7.3及び5.1であり、かつエチレンテレフタレート
結合のビスフェノールAテレフタレート結合に対するモ
ル比が6.1であるポリエステルカーボネートが得られ
た。
このポリマーの[l] は0.62tH/9であり、ガ
ラス転移温度は単一で112℃であった。また該ポリマ
ーを乾燥したのち、射出成形して得られた成形品のノツ
チ付アイゾツト衝撃強度は12&9・cm/cmであり
、ヘイズ値は3.2%であった。
さらに得られたポリエステルカーボネート100重量部
に対し、安定剤としてトリス(ノニルフェニル)ホスフ
ァイト1.0重量部を添加し、再度混練して射出成形し
て得られた成形品について、ノツチ付アイゾツト衝撃強
度を調べたところ、再混練前の成形品と、はとんど変わ
らなかった。
比較例4 実施例3において、触媒を添加しなかったこと以外は、
実施例3と同様な操作を行った。
得られた組成物を射出成形したところ、成形品はヘイズ
値が95%で不透明であり、またノツチ付アイゾツト衝
撃強度は1kg・Cm/cmであり、実施例3の成形品
と比較して低かっI;。
[発明の効果〕 本発明方法によると、熱変形温度が高く、耐熱性、寸法
安定性、透明性、機械的性質などが良好で、特に耐溶剤
性、耐衝撃性及び成形性に優れた、分子内にポリカーボ
ネートセグメントとポリエステルセグメントとを有する
ポリエステルカーボネートを、簡単な工程で経済的有利
に製造しうるとともに、該ポリカーボネートセグメント
とポリエステルセグメントの平均連鎖長を容易に制御す
Sことができる。
本発明方法で得られたポリエステルカーボネートは、例
えば家電製品、OA機器、医療機器、自動車などの部品
の素材として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、(A)ポリカーボネート樹脂20〜75重量%と(
    B)芳香族ジカルボン酸とグリコールとから得られたポ
    リエステル樹脂80〜25重量%との混合物を、前記混
    合物100重量部に対して、0.001〜3.0重量部
    の割合のエステル交換触媒の存在下で溶融混練すること
    により、前記(A)成分と(B)成分の主鎖間を反応さ
    せることを特徴とする、ポリカーボネートセグメントと
    ポリエステルセグメントとを有し、各セグメントの平均
    連鎖長が30以下であり、かつアルキレンアリレート結
    合の二価フェノールアリレート結合に対するモル比が1
    8以下であるポリエステルカーボネートの製造方法。
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