JPH021497A - 新規物質及びう蝕予防剤 - Google Patents
新規物質及びう蝕予防剤Info
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- JPH021497A JPH021497A JP1064851A JP6485189A JPH021497A JP H021497 A JPH021497 A JP H021497A JP 1064851 A JP1064851 A JP 1064851A JP 6485189 A JP6485189 A JP 6485189A JP H021497 A JPH021497 A JP H021497A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、新規物質及びそれを有効成分とする虫歯菌に
対する増殖阻止効果を有するう蝕予防剤に関する。
対する増殖阻止効果を有するう蝕予防剤に関する。
ミラー(III、 D、 M i 11er)が19世
紀末に提唱した化学細菌説以来、う蝕の原因について種
々の議論が行われてきたが、現在では、長年にわたって
最も広く信じられてきた乳酸桿菌説が否定され、それに
代わってストレプトコッカスミュータンス(Strep
tococcus mutans;以下S、ミニータン
スという。)を中心とする口腔連鎖球菌が主要な原因菌
であるとされている。
紀末に提唱した化学細菌説以来、う蝕の原因について種
々の議論が行われてきたが、現在では、長年にわたって
最も広く信じられてきた乳酸桿菌説が否定され、それに
代わってストレプトコッカスミュータンス(Strep
tococcus mutans;以下S、ミニータン
スという。)を中心とする口腔連鎖球菌が主要な原因菌
であるとされている。
一方、従来う蝕予防法としては、
1) 食物から蔗糖を完全に除去すること、2) 歯質
を強化すること、 3) 歯垢形成の原因となる粘着性グルカンの生成を阻
止すること、 4) 虫歯菌の増殖を阻止すること、 などの手段が知られていた。
を強化すること、 3) 歯垢形成の原因となる粘着性グルカンの生成を阻
止すること、 4) 虫歯菌の増殖を阻止すること、 などの手段が知られていた。
しかし上記のう蝕予防法は、いずれも不完全なものであ
った。例えば食物から蔗糖を除去することは非現実的で
あり、また歯質の強化剤や、粘着性グルカンの阻害酵素
、殺菌剤等は、副作用があったり、あるいは効果が低い
などの欠点のために満足すべきものではなかった。
った。例えば食物から蔗糖を除去することは非現実的で
あり、また歯質の強化剤や、粘着性グルカンの阻害酵素
、殺菌剤等は、副作用があったり、あるいは効果が低い
などの欠点のために満足すべきものではなかった。
そこで、副作用がなく、安価に製造することができ、し
かも効果の高いう蝕予防剤が望まれていた。
かも効果の高いう蝕予防剤が望まれていた。
このような状況下で、本発明者らは、天然品で、安全性
が高く、しかも安価に製造できるものを求め鋭意研究を
行なったところ、ブドウの皮抽出物に強い虫歯菌への増
殖阻止効果があることが認められ、虫歯予防をすること
ができる口腔用組成物が得られることを発見し、本発明
を完成するに至った。
が高く、しかも安価に製造できるものを求め鋭意研究を
行なったところ、ブドウの皮抽出物に強い虫歯菌への増
殖阻止効果があることが認められ、虫歯予防をすること
ができる口腔用組成物が得られることを発見し、本発明
を完成するに至った。
即ち、本発明は、ブドウの皮の親水性溶媒抽出物を有効
成分とするう蝕予防剤を提供するものである。
成分とするう蝕予防剤を提供するものである。
本発明は、脱脂したブドウの皮のメタノール抽出物を透
析チューブにより分画して得られる分子量1.000〜
10,000の画分からなるブドウの皮の親水性溶媒抽
出物を提供するものである。
析チューブにより分画して得られる分子量1.000〜
10,000の画分からなるブドウの皮の親水性溶媒抽
出物を提供するものである。
また本発明は、脱脂したブドウの皮のメタノール抽出物
を透析チューブにより分画して得られる分子iio、o
oo以上の画分からなるブドウの皮の親水性溶媒抽出物
を提供するものである。
を透析チューブにより分画して得られる分子iio、o
oo以上の画分からなるブドウの皮の親水性溶媒抽出物
を提供するものである。
本発明は、上記抽出物をさらに精製して得られる、次の
理化学的性質を有するNPF−88BU−I、NPF−
88BU−II、NPF−88BU−IA、NPF−8
8BU−IBSNPF−88BU−HA及びNPF−8
8BU−nBを提供するものである。
理化学的性質を有するNPF−88BU−I、NPF−
88BU−II、NPF−88BU−IA、NPF−8
8BU−IBSNPF−88BU−HA及びNPF−8
8BU−nBを提供するものである。
NPF−88BU−I
(i)形 状:淡褐色粉末
(ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
(iii )元素分析:
C:54.56%
H:4.31%
N:0.44%
灰分:1.28%
0:34.14%
(iv)分子量 :t、ooo〜10.000(透析チ
ューブによる) (v)赤外線吸収スペクトル(第1図参照)1522.
1443.1374. 1283.1224.1157. 1110.1063.818. 765゜ (vi)紫外線吸収スペクトル(第2〜4図参照)(v
i)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶、ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。
ューブによる) (v)赤外線吸収スペクトル(第1図参照)1522.
1443.1374. 1283.1224.1157. 1110.1063.818. 765゜ (vi)紫外線吸収スペクトル(第2〜4図参照)(v
i)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶、ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。
(viii)呈色反応:
塩化第2鉄 (+
ニンヒドリン (−
p−アニシジン−フタル酸 く−
アニシジン−ジフェニルアミン(−
ドラーゲンドルフ (−
NPF−88BU−n
(i)形 状:淡褐色粉末
(ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
(iii )元素分析
C: 55.18%
H:4.46%
N:0.39%
灰分:0.97%
0:35.17%
(iv)分子量 :10,000以上(透析チューブに
よる) <v)赤外線吸収スペクトル(第5図)νraax C
m−’ : 3394.2924.1608.1520
.1442.1366. 1286.1247.1158. 1108.1063.820. 767゜ (vi)紫外線吸収スペクトル(第6〜8図)(vii
)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。
よる) <v)赤外線吸収スペクトル(第5図)νraax C
m−’ : 3394.2924.1608.1520
.1442.1366. 1286.1247.1158. 1108.1063.820. 767゜ (vi)紫外線吸収スペクトル(第6〜8図)(vii
)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。
(viii)呈色反応:
塩化第2鉄 (+)
ニンヒドリン (−)
p−アニシジン−フタル酸 く−)
アニシジン−ジフェニルアミン(−)
ドラーゲンドルフ (−)NPF−88B
U−IA (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
U−IA (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
(iii )元素分析
C:49.63%
H:4.71%
N:0.06%
灰分:4.46%
0:35.09%
(iv)分子量 ニア、85cl(ポリエチレングリコ
ールを標準としたゲル浸透クロ マトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第9図)’wax Cm
−’ : 3410.2924.1608.1521. 1383.1285. 1206.1159. 1065.802゜ (vi)紫外線吸収スペクトル 2852. 1442. 1248. 1111、 (vj)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテル
、酢酸エチノベクロロホルム不溶。
ールを標準としたゲル浸透クロ マトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第9図)’wax Cm
−’ : 3410.2924.1608.1521. 1383.1285. 1206.1159. 1065.802゜ (vi)紫外線吸収スペクトル 2852. 1442. 1248. 1111、 (vj)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテル
、酢酸エチノベクロロホルム不溶。
(viii)呈色反応:
塩化第2鉄 (十)
ニンヒドリン (−)
アニシジン−ジフェニルアミン(−)
ドラーゲンドルフ (−)p−アニシジン
−フタル酸 (−) NPF−88BU−IB (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
−フタル酸 (−) NPF−88BU−IB (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
(iii )元素分析
C:55.66%
H:4.63%
N:0.26%
灰分:2.43%
0:39.75%
(iv)分子ffi:5,950(ポリエチレングリコ
ールを標準としたゲル浸透クロ マトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第10図)1519.1
443.1371 1282.1248.1212. 1157.1111.1063. 820、 (vi)紫外線吸収スペクトル (vj)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテノ
ペ酢酸エチル、クロロホルム不溶。
ールを標準としたゲル浸透クロ マトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第10図)1519.1
443.1371 1282.1248.1212. 1157.1111.1063. 820、 (vi)紫外線吸収スペクトル (vj)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテノ
ペ酢酸エチル、クロロホルム不溶。
(viii)呈色反応:
塩化第2鉄 (+)
ニンヒドリン (−)
アニシジン−ジフェニルアミン(−)
ドラーゲンドルフ (−)p−アニシジン
−フタル酸 (−) NPF−88BU−IIA (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
−フタル酸 (−) NPF−88BU−IIA (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点:明瞭な融点、分解点を示さない。
(iii )元素分析
C:52.75%
H:’4.73%
N:0.33%
灰分:1.84%
0 : 34.46%
(iv)分子i :11.900(ポリエチレングリ
コールを標準としたゲル浸透ク ロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第11図)1520.1
442.1375. 1283.1256.1111. 1064.799、 (vi)紫外線吸収スペクトル (vii)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテノ
ペ酢酸エチル、クロロホルム不溶。
コールを標準としたゲル浸透ク ロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第11図)1520.1
442.1375. 1283.1256.1111. 1064.799、 (vi)紫外線吸収スペクトル (vii)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。ヘキサン、エーテノ
ペ酢酸エチル、クロロホルム不溶。
(V血)呈色反応:
塩化第2鉄 (+)ニンヒドリン
(−)アニシジン−ジフェニルアミン
(−) ドラーゲンドルフ (−)p−アニシジン
−フタル酸 (−) NPF−88BU−]IB (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点二明瞭な融点、分解点を示さない。
(−)アニシジン−ジフェニルアミン
(−) ドラーゲンドルフ (−)p−アニシジン
−フタル酸 (−) NPF−88BU−]IB (i)形 状:淡褐色粉末 (ii)融 点二明瞭な融点、分解点を示さない。
(iii )元素分析
C: 54.24%
H:4.50%
N:0.21%
灰分:1.81%
(iv)分子量 :11−.300(ポリエチレングリ
コールを標準としたゲル浸透ク ロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第12図)1519.1
442.1366. 1283.1251.1209. 1109.1062.820、 (vi)紫外線吸収スペクトル (vii)溶解性: 水、メタノーノペエタノール可溶。ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。
コールを標準としたゲル浸透ク ロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル(第12図)1519.1
442.1366. 1283.1251.1209. 1109.1062.820、 (vi)紫外線吸収スペクトル (vii)溶解性: 水、メタノーノペエタノール可溶。ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。
(vii)呈色反応:
塩化第2鉄 +)
ニンヒドリン −)
アニシジン−ジフェニルアミン −)
ドラーゲンドルフ −)
p−アニシジン−フタル酸 −)
また本発明は、上記の新規物質、すなわち、分子量1.
000〜10.000の画分、分子量10.000以上
の画分、NPF−88BU−ISNPF−88BU−I
[、NPF−88BU−IASNPF−88BU−IB
SNPF−88BU−nA。
000〜10.000の画分、分子量10.000以上
の画分、NPF−88BU−ISNPF−88BU−I
[、NPF−88BU−IASNPF−88BU−IB
SNPF−88BU−nA。
NPF−88BU−IIBからなる群より選ばれる物質
又はブドウの皮の親水性溶媒抽出物を有効成分とするう
蝕予防剤を提供するものである。
又はブドウの皮の親水性溶媒抽出物を有効成分とするう
蝕予防剤を提供するものである。
さらに本発明は、ぶどうの皮を水、アルコール又はそれ
らの混合溶媒で抽出することを特徴とするNPF−88
BU−1,NPF−88BU−n、NPF−88BU−
IAS NPF−88BU−IB、NPF−88BU−
nA及びNPF−88BU−IIBからなる群より選ば
れる物質の製造法に関する。
らの混合溶媒で抽出することを特徴とするNPF−88
BU−1,NPF−88BU−n、NPF−88BU−
IAS NPF−88BU−IB、NPF−88BU−
nA及びNPF−88BU−IIBからなる群より選ば
れる物質の製造法に関する。
また本発明は、ぶどうの皮の粉末を含有する上記のう蝕
予防剤に関する。
予防剤に関する。
また本発明は、食品の形である上記のぶどうの皮の粉末
を含有するう蝕予防剤に関する。
を含有するう蝕予防剤に関する。
以下、本発明について、更に詳細に説明する。
■、原料
本発明の新規物質及びう蝕予防剤の原料としては、ブド
ウ科に属する各種の植物果皮を用いることができ、産地
、品種を問わない。
ウ科に属する各種の植物果皮を用いることができ、産地
、品種を問わない。
市場において入手の容易なものとしては、例えばプラウ
エア、マスカット、巨峰、キャンベルアーリー等を挙げ
ることができる。また赤ワインにも本発明の新規物質が
含まれているので、原料として用いることができる。
エア、マスカット、巨峰、キャンベルアーリー等を挙げ
ることができる。また赤ワインにも本発明の新規物質が
含まれているので、原料として用いることができる。
産業的な観点からは、ぶどう酒の製造工程において、主
醗酵の前又は後に分離され、廃棄されるぶどうの果皮を
用いることが有利である。
醗酵の前又は後に分離され、廃棄されるぶどうの果皮を
用いることが有利である。
H1抽出
a) NPF−88BU−I及びNPF−88BU−
I[本発明のNPF−88BU−I及びN P F −
88BU−IIはフェノール性物質であり、虫歯菌増殖
阻止活性によって特徴づけられるので、水、メタノーノ
ベエタノール等の親水性溶媒による抽出、遠心分離や濾
過などによって、この増殖阻止活性を指標として適当な
精製手段を適用して単離・精製することができる。
I[本発明のNPF−88BU−I及びN P F −
88BU−IIはフェノール性物質であり、虫歯菌増殖
阻止活性によって特徴づけられるので、水、メタノーノ
ベエタノール等の親水性溶媒による抽出、遠心分離や濾
過などによって、この増殖阻止活性を指標として適当な
精製手段を適用して単離・精製することができる。
これらの方法は、必要に応じて単独あるいは任意の順序
に組合せ、または反復して適用できる。
に組合せ、または反復して適用できる。
以下にNPF−88BU−I及びNP、F−88BU−
■の抽出方法の1例を説明する。
■の抽出方法の1例を説明する。
イ) へキサン、エーテルなどの脱脂溶媒を用いて、室
温で、または加熱して原料の脱脂溶媒可溶部分を抽出除
去する。
温で、または加熱して原料の脱脂溶媒可溶部分を抽出除
去する。
口) 次いで原料を、風乾又は真空乾燥して、溶媒を除
去する。
去する。
ハ) 次いでメタノールを抽出原料に加えて常法に従い
抽出処理する。通常は沸騰下で抽出するが、室温又は4
℃の低温室にて抽出を行なっても、活性成分が得られる
。
抽出処理する。通常は沸騰下で抽出するが、室温又は4
℃の低温室にて抽出を行なっても、活性成分が得られる
。
二) 得られたメタノール抽出液を濃縮乾固した後、水
で抽出する。具体的には水を加えて懸濁し、不溶物を濾
別し、さらに不溶物に水を加えて、よく撹拌した後濾過
し、前の液とあわせる。
で抽出する。具体的には水を加えて懸濁し、不溶物を濾
別し、さらに不溶物に水を加えて、よく撹拌した後濾過
し、前の液とあわせる。
ホ) この水溶液に等量の酢酸エチル又はクロロホルム
等の非親水性有機溶媒を加え、有機溶媒可溶部分を除去
する。
等の非親水性有機溶媒を加え、有機溶媒可溶部分を除去
する。
へ) 非親水性有機溶媒可溶部分を除去した水層を分画
分子It、 OOOの透析チューブ(スペクトラ/ポア
6;スペクトラムメディカルインダストリー社製)に入
れ、水にて透析し、内液と外液に分画する。
分子It、 OOOの透析チューブ(スペクトラ/ポア
6;スペクトラムメディカルインダストリー社製)に入
れ、水にて透析し、内液と外液に分画する。
ト) 分画分子量1.000の透析チューブにて分画し
た透析内液をさらに、分画分子量10,000の透析チ
ューブ(スペクトラ/ポア6;スペクトラムメディカル
インダストリー社製)に入れ、水にて透析し、内液と外
液に分画する。
た透析内液をさらに、分画分子量10,000の透析チ
ューブ(スペクトラ/ポア6;スペクトラムメディカル
インダストリー社製)に入れ、水にて透析し、内液と外
液に分画する。
チ) このように分画した分子量1.000〜10.0
00及び10,000以上の画分は強い虫歯菌増殖阻止
活性を示す。これらの画分はさらに凍結乾燥などの操作
により、それぞれ淡褐色の粉末として得ることができる
。
00及び10,000以上の画分は強い虫歯菌増殖阻止
活性を示す。これらの画分はさらに凍結乾燥などの操作
により、それぞれ淡褐色の粉末として得ることができる
。
本発明者は、分子量1.000〜10,000及び10
,000以上に分画された有効物質を各々NPF−88
BU−I及NPF−88BU−I[と命名した。
,000以上に分画された有効物質を各々NPF−88
BU−I及NPF−88BU−I[と命名した。
b) NPF−88BU−IA、NPF−88BU−
IB、NPF=88BU−I[A及びN P F −8
8U−nB このように、透析チューブにて分画してきたNPF−8
8BU −I及びNPF−88BU−IIは、さらにそ
れぞれ2つの画分に分離できる。
IB、NPF=88BU−I[A及びN P F −8
8U−nB このように、透析チューブにて分画してきたNPF−8
8BU −I及びNPF−88BU−IIは、さらにそ
れぞれ2つの画分に分離できる。
すなわちNPF−88BU−Iは、分子量7、850の
画分(NPF−88BU−IA)と分子量5.950の
画分(NPF−88BU−IB)から、またNPF−8
8BU−mは分子量11.900の画分(NPF−88
BU−IIA)と分子量11.300の画分(NPF−
88BU−IIB)から構成されている。(第13図参
照) これら4種(NPF−88BU−IASNPF−88B
U−IBSNPF−88BU−mA。
画分(NPF−88BU−IA)と分子量5.950の
画分(NPF−88BU−IB)から、またNPF−8
8BU−mは分子量11.900の画分(NPF−88
BU−IIA)と分子量11.300の画分(NPF−
88BU−IIB)から構成されている。(第13図参
照) これら4種(NPF−88BU−IASNPF−88B
U−IBSNPF−88BU−mA。
及びNPF−88BU−IIB)の物質の分離精製は、
種々の公知の方法によって行うことができるが、以下の
条件で高速液体クロマトグラフを用いて行うことが好ま
しい。
種々の公知の方法によって行うことができるが、以下の
条件で高速液体クロマトグラフを用いて行うことが好ま
しい。
(i)分離カラム
この際分離カラムとしては、分配・吸着型樹脂、イオン
交換樹脂、ゲル濾過型の分離剤等を充填したものを用い
ることができる。また付属的に自動注入や自動分取を行
う装置を使用することも好ましい。
交換樹脂、ゲル濾過型の分離剤等を充填したものを用い
ることができる。また付属的に自動注入や自動分取を行
う装置を使用することも好ましい。
(ii)溶離剤
溶離剤としては、水−メタノール系の他、水、アセトニ
トリノペジメチルホルムアミド、酢酸、ブタノール、ヘ
キサンその他の各種緩衝溶液を単独で、又は任意の比率
で混合して、用いることができる。
トリノペジメチルホルムアミド、酢酸、ブタノール、ヘ
キサンその他の各種緩衝溶液を単独で、又は任意の比率
で混合して、用いることができる。
(iii )指標
本発明の有効物質を検出するための指標としては、28
0nmの波長の吸光度及び虫歯菌増殖阻止活性を用いる
ことができる。
0nmの波長の吸光度及び虫歯菌増殖阻止活性を用いる
ことができる。
(iv)処理方式
処理方式としては、オープンカラム、中圧又は高圧方式
を用いることができる。
を用いることができる。
NPF−88BU−IA、NPF−88BUIB、NP
F 88BU−I[A及びNPF−88BU−IIB
は、前記高速液体クロマトグラフでそれぞれ単一のピー
クを示し、虫歯菌増殖阻止活性が一致する。
F 88BU−I[A及びNPF−88BU−IIB
は、前記高速液体クロマトグラフでそれぞれ単一のピー
クを示し、虫歯菌増殖阻止活性が一致する。
また、本物質の分子量を測定するために行なったゲル浸
透クロマトグラフにても単一ピークを示す。
透クロマトグラフにても単一ピークを示す。
各種ポリエチレングリコールの標準分子量にて検討した
ところNPF−88BU−IAの分子量は7.850、
NPF−88BU−IBは5、950、NPF−88B
U−IIAは、11.900そしてNPF 88BU
IIBは11,300と決定された。
ところNPF−88BU−IAの分子量は7.850、
NPF−88BU−IBは5、950、NPF−88B
U−IIAは、11.900そしてNPF 88BU
IIBは11,300と決定された。
以上述べてきたようにNF−88BU−Iは、NPF−
88BU−IAとNPF−88BU−IBの混合物で、
一方NF−88BU−IIはNPF−88BU−mAと
NPF−88BU−IIBの混合物である。
88BU−IAとNPF−88BU−IBの混合物で、
一方NF−88BU−IIはNPF−88BU−mAと
NPF−88BU−IIBの混合物である。
後で述べるが、虫歯菌増殖阻止活性に関しては、NPF
88BU−IASNPF 88BIJ−IB、N
PF−88BU IIA及びNPF−88BU−nB
並びにNPF−88BU−I、NPF−88BU−II
はほぼ同程度の効果が認められる。
88BU−IASNPF 88BIJ−IB、N
PF−88BU IIA及びNPF−88BU−nB
並びにNPF−88BU−I、NPF−88BU−II
はほぼ同程度の効果が認められる。
尚、有効物質は、メタノール、エタノーノペ水に可溶で
あるため、前述の抽出方法は、原料のメタノール抽出物
より出発しているが、高価な有機溶媒を節約するために
はまず大量の水または熱湯にて抽出した後、同様の操作
を行ってもよい。
あるため、前述の抽出方法は、原料のメタノール抽出物
より出発しているが、高価な有機溶媒を節約するために
はまず大量の水または熱湯にて抽出した後、同様の操作
を行ってもよい。
また前記の紫外線吸収スペクトルでもあきらかなように
、アルカリ性にすると、本発明の新規物質はいずれも黄
褐色から赤褐色に着色するので、抽出過程全体を鉱酸や
有機酸を用いて弱酸性下で行うことも有効な抽出手段で
ある。
、アルカリ性にすると、本発明の新規物質はいずれも黄
褐色から赤褐色に着色するので、抽出過程全体を鉱酸や
有機酸を用いて弱酸性下で行うことも有効な抽出手段で
ある。
メタノール等の親水性溶媒による粗抽出物も虫歯菌増殖
阻止活性を有し、本発明のう蝕防止剤の有効成分として
使用できるが、不純物をできる限り除去し、より虫歯菌
増殖阻止作用の強い物質を得、これを使用することが好
ましい。
阻止活性を有し、本発明のう蝕防止剤の有効成分として
使用できるが、不純物をできる限り除去し、より虫歯菌
増殖阻止作用の強い物質を得、これを使用することが好
ましい。
■、う蝕予防剤
ぶどうの皮より得られた本発明の有効成分は、ポリフェ
ノール性の化合物である。従来ポリフェノール性の化合
物のある種のものは、粘着性グルカン生成酵素(グ、ル
コシルトランスフェラーゼ)の阻害を示すことが知られ
ており、例えば特開昭58−121218号公報に開示
されているが、ぶどう由来のポリフェノールについては
、何ら言及されていない。
ノール性の化合物である。従来ポリフェノール性の化合
物のある種のものは、粘着性グルカン生成酵素(グ、ル
コシルトランスフェラーゼ)の阻害を示すことが知られ
ており、例えば特開昭58−121218号公報に開示
されているが、ぶどう由来のポリフェノールについては
、何ら言及されていない。
また煎茶より得られる低分子ポリフェノールには虫歯菌
の増殖阻止効果があることが最近報告されている(19
87年11月16日付の毎日新聞朝刊第3版第αQ面の
記事:「ムシ歯予防に緑茶!」参照)が、本発明のう蝕
予防剤の有効成分は、高分子ポリフェノールである。
の増殖阻止効果があることが最近報告されている(19
87年11月16日付の毎日新聞朝刊第3版第αQ面の
記事:「ムシ歯予防に緑茶!」参照)が、本発明のう蝕
予防剤の有効成分は、高分子ポリフェノールである。
本発明のう蝕予防剤は、ぶどうの皮をそのまま粉末にし
たものや、各種の方法によって有効成分を抽出したもの
、又はNPF−88BU−1、NPF−88BU−II
、NPF−88BU−IA。
たものや、各種の方法によって有効成分を抽出したもの
、又はNPF−88BU−1、NPF−88BU−II
、NPF−88BU−IA。
NPF−88BU−IB、NPF−88BU−IIA及
びNPF−88BU−IIBの精製物の形態で、公知の
口腔用組成物に添加することにより製造される。ぶどう
の皮の粉末は、乾燥させて粉砕する方法や、フリーズド
ライ法などによって製造することができ、ぶどうの皮の
粉末を用いて、繊維入食品を製造することができる。こ
こで食品とは、飲料をも含む。
びNPF−88BU−IIBの精製物の形態で、公知の
口腔用組成物に添加することにより製造される。ぶどう
の皮の粉末は、乾燥させて粉砕する方法や、フリーズド
ライ法などによって製造することができ、ぶどうの皮の
粉末を用いて、繊維入食品を製造することができる。こ
こで食品とは、飲料をも含む。
公知の口腔用組成物としては、次のようなものを挙げる
ことができる。
ことができる。
練り歯磨き、粉歯暦き、マウスウォッシニ、飴類、チュ
ーインガム、各種の甘味菓子類、その池のあらゆる飲料
、食品類及び口腔用の薬剤。
ーインガム、各種の甘味菓子類、その池のあらゆる飲料
、食品類及び口腔用の薬剤。
■、毒性及び変異原性
急性毒性
マウス腹腔内投与により求める。
変異原性
サルモネラ菌(Salmonella typhimu
rium TAloo、S、 typhimurium
T’ A 98 )を用い、復帰変異を指標とした変
異原性試験を実施することによって調べる。
rium TAloo、S、 typhimurium
T’ A 98 )を用い、復帰変異を指標とした変
異原性試験を実施することによって調べる。
またこの直接試験において、さらには乳動物のもつ薬物
代謝酵素(S−9)を検体に作用させて産生される代謝
物の変異原料を検討する。
代謝酵素(S−9)を検体に作用させて産生される代謝
物の変異原料を検討する。
以上の方法は、一般にエイムス(Ames)テストと呼
ばれている。(D、 iA、 Maron and B
、 N、八mes:MutationResearch
、 113.173(1983))。
ばれている。(D、 iA、 Maron and B
、 N、八mes:MutationResearch
、 113.173(1983))。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1:有効物質の製造
協和発酵工業株式会社より分与されたワイン原料ブドウ
の皮(品種ヴエルデレー)を原料として、次の工程によ
り本発明の新規物質を製造した。
の皮(品種ヴエルデレー)を原料として、次の工程によ
り本発明の新規物質を製造した。
イ) ウェット状態ブドウの皮1kgをメタノール3、
000−中に浸浸し、沸騰下3時間抽出した。
000−中に浸浸し、沸騰下3時間抽出した。
この操作を3回行ない、抽出液を集めた。
口) 得られた抽出液を集め、エバポレーターにて水浴
40℃で減圧下濃縮し、真空下乾燥した。
40℃で減圧下濃縮し、真空下乾燥した。
これに水650mf!を加え、撹拌後濾過した。
不溶物に、さらに水200m1を加えて撹拌した後、濾
過し、濾液を集めた。
過し、濾液を集めた。
ハ) この水溶液に500m1の酢酸エチルを加えて抽
出した。この操作を3回行ない、酢酸エチル可溶部分を
除去した。酢酸エチル抽出物は微量であった。
出した。この操作を3回行ない、酢酸エチル可溶部分を
除去した。酢酸エチル抽出物は微量であった。
二) 酢酸エチル可溶部分を除去した水抽出物を分画分
子量1.000の透析チューブ(スペクトラ/ポア6;
スペクトラムメディカルインダストリー社製)に入れ、
水にて4℃で1週間撹拌しながらその間に外液を毎日交
換して、透析し、内液と外液に分画した。
子量1.000の透析チューブ(スペクトラ/ポア6;
スペクトラムメディカルインダストリー社製)に入れ、
水にて4℃で1週間撹拌しながらその間に外液を毎日交
換して、透析し、内液と外液に分画した。
ネ) 分画分子量1.000の透析チューブにて分画し
た透析内液をさらに分画分子1tlo、000の透析チ
ューブ(スペクトラ/ポア6;スペクトラムメディカル
インダストリー社製)に入れ、水にて4℃で1週間撹拌
しながらその間に外液を毎日交換して、透析し、内液と
外液に分画した。
た透析内液をさらに分画分子1tlo、000の透析チ
ューブ(スペクトラ/ポア6;スペクトラムメディカル
インダストリー社製)に入れ、水にて4℃で1週間撹拌
しながらその間に外液を毎日交換して、透析し、内液と
外液に分画した。
へ) このように分画したところ、分子量1.000〜
10,000および10,000以上の分画部分に目的
とする虫歯菌増殖阻止活性を認め、凍結乾燥により、有
効物質を2種とも淡褐色の粉末として得ることができた
。
10,000および10,000以上の分画部分に目的
とする虫歯菌増殖阻止活性を認め、凍結乾燥により、有
効物質を2種とも淡褐色の粉末として得ることができた
。
分子量1.000〜10.000の画分(NPF−88
BU−I)は、2.59 g得ることができた。
BU−I)は、2.59 g得ることができた。
分子量10,000以上の画分(NPF−88BU−I
[)は、1.05g得ることができた。
[)は、1.05g得ることができた。
分子量1.000以下の画分は13.07 g得ること
ができたが、虫歯菌増殖阻止活性はNPF−88BU−
I及びNPF−88BU−IIに比べて弱かった。
ができたが、虫歯菌増殖阻止活性はNPF−88BU−
I及びNPF−88BU−IIに比べて弱かった。
結果を表1に示す。
表 1
実施例2:有効物質の製造
市販の巨峰(山梨−宮農業協同組合より買入)を原料と
して用いた。
して用いた。
イ) 巨峰を果肉と果皮に分離し、ウェット状態の皮2
13.3gをメタノール1. OOO−に浸浸し、沸騰
下3時間抽出した。この操作を3回行ない、抽出液を得
た。
13.3gをメタノール1. OOO−に浸浸し、沸騰
下3時間抽出した。この操作を3回行ない、抽出液を得
た。
口) 以降は実施例1と同様に実施した。
結果を表2に示す。
表2
実施例3
NPF−88BU−1及びNPF−88BU−■からN
PF−88BU−IA、NPF−88BU−IB、NP
F−88BU−IIΔ及びNPF−88BU−IIBの
分離・精製を高速液体クロマトグラフにて行なった。条
件は次のとおりである。
PF−88BU−IA、NPF−88BU−IB、NP
F−88BU−IIΔ及びNPF−88BU−IIBの
分離・精製を高速液体クロマトグラフにて行なった。条
件は次のとおりである。
分離カラム:吸着・分配型樹脂を充填したもの(Sho
dex R3−pack 、 D E −613:昭和
電工社製) 溶 離 液:水:メタノール−1:9 検 出 器:紫外分光検出器(日本分光工業■製)
280nm NPF−88BU−1,185mgからNPF−88B
U−1,A17mg及びNPF−88BU−IB77m
gを得た。
dex R3−pack 、 D E −613:昭和
電工社製) 溶 離 液:水:メタノール−1:9 検 出 器:紫外分光検出器(日本分光工業■製)
280nm NPF−88BU−1,185mgからNPF−88B
U−1,A17mg及びNPF−88BU−IB77m
gを得た。
またNPF−88BU−I[,200mgからNPF−
88BU−IIA48mg及びNPF−88BU −I
[875mgを得た。
88BU−IIA48mg及びNPF−88BU −I
[875mgを得た。
実施例4:虫歯菌に対する増殖阻止効果(1)(方法)
イ)1!代し、増殖させた虫歯菌(S、 mutans
1.1T8148(c) 、S、mutans 67
15 (g) )のスラントに、滅菌した生理食塩水8
−を加え、菌の懸濁液を得る。
1.1T8148(c) 、S、mutans 67
15 (g) )のスラントに、滅菌した生理食塩水8
−を加え、菌の懸濁液を得る。
口)1.5%寒天を添加したRPMI 1640 (
pH7,0)(田水製薬■〕の培地にて、N P F
−88BU−I及びNPF−88BU−II並びに対照
として分画分子It、 OO0以上と1.000以下の
日本茶の水抽出物の各濃度の培地10rdをつくり、8
.5 amシャーレに入れ、寒天平板を作製した。
pH7,0)(田水製薬■〕の培地にて、N P F
−88BU−I及びNPF−88BU−II並びに対照
として分画分子It、 OO0以上と1.000以下の
日本茶の水抽出物の各濃度の培地10rdをつくり、8
.5 amシャーレに入れ、寒天平板を作製した。
ハ) この寒天平板にイ)で作製した懸濁液100μβ
を均一に塗布し、30℃にて一夜培養することにより、
最少増殖阻止濃度(MICと略称)を求めた。
を均一に塗布し、30℃にて一夜培養することにより、
最少増殖阻止濃度(MICと略称)を求めた。
尚、生育状態が判定しすらいものは一夜培養後、寒天無
添加の培地5mj!を加え、培養し、MICを求めた。
添加の培地5mj!を加え、培養し、MICを求めた。
以上の結果を表3に示す。
実施例5:虫歯菌に対する増殖阻止効果(2)(方法)
(イ)虫歯菌の培養液としては次の2種類を用いた。
A培地:ASF培地104 (味の素91)に牛胎児血
清を1%加えたもの。
清を1%加えたもの。
B培地:ASF培地104に、グルコース1%加えたも
の。
の。
(ロ)虫歯菌をA培地にて一夜30℃にて培養し、菌液
とする。
とする。
(ハ)A及びB培地にて検体の各濃度の培地8dをつく
り、これに(ロ)の菌液100μlを加え、30℃にて
一夜培養し、MICを求めた。結果を表4に示す。
り、これに(ロ)の菌液100μlを加え、30℃にて
一夜培養し、MICを求めた。結果を表4に示す。
判定は肉眼または660nmの吸光度による。
実施例6:虫歯菌による不溶性グルカン生成阻止効果
(方法)
(イ)グルカン生成用培地としては、実施例5−(イ)
のASB培地に1%蔗糖を添加したものを用いた。
のASB培地に1%蔗糖を添加したものを用いた。
(ロ)虫歯菌は実施例5−(0)の菌液を用いた。
(ハ)1%蔗糖添加A1及びB培地にて検体の各濃度の
培地3rdをつくり、これに(ロ)の菌液1mj!を加
え、30℃にて一夜培養し、不溶性グルカンの生成を1
00%阻止する最小濃度を求めた。
培地3rdをつくり、これに(ロ)の菌液1mj!を加
え、30℃にて一夜培養し、不溶性グルカンの生成を1
00%阻止する最小濃度を求めた。
結果を表5に示す。
表5
試験例
(急性毒性)
各物質のマウス腹腔内投与による急性毒性は次のとおり
であった。
であった。
NPF 88BU I LDso>400mg
/kgNPF 88BU−II LDso=30
0mg/kgNPF 88BU 4A LDso
>400mg/kgNPF 88BU IB L
Dso>400mg/kgNPF 88BU II
A LDso=300mg/kgNPF−88BU−
I[B LDso=300mg/kg(変異原性) NPF−88BU−1及びNPF−88BU−■は、変
異原性を有しなかった。
/kgNPF 88BU−II LDso=30
0mg/kgNPF 88BU 4A LDso
>400mg/kgNPF 88BU IB L
Dso>400mg/kgNPF 88BU II
A LDso=300mg/kgNPF−88BU−
I[B LDso=300mg/kg(変異原性) NPF−88BU−1及びNPF−88BU−■は、変
異原性を有しなかった。
またさらには乳動物のもつ、薬物代謝酵素(S−9)を
検体に作用させて産生される代謝物の変異原性を検討し
たが、変異原性を有しなかった。
検体に作用させて産生される代謝物の変異原性を検討し
たが、変異原性を有しなかった。
第1図は、NPF 88BU−Iの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第2図は、NPF−88BU−Iの紫外線吸収スペクト
ル(水中)を示す。 第3図は、NPF−88BU−Iの紫外線吸収スペクト
ル(0,1規定塩酸溶液中)を示す。 第4図は、NPF−88BU−Iの紫外線吸収スペクト
ル(0,1規定水酸化ナトリウム溶液中)を示す。 第5図は、NPF−88BU−IIの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第6図は、NPF−88BU−I[の紫外線吸収スペク
トル(水中)を示す。 第7図は、NPF−88BU−n紫外線吸収スペクトル
(0,1規定塩酸溶液中)を示す。 第8図は、NPF 88BU IIの紫外線吸収ス
ペクトル(0,1規定水酸化ナトリウム溶液中)を示す
。 第9図はNPF−88BU−IAの赤外線吸収スペクト
ルを示す。 第10図はNPF−88BU−IBの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第11図はNPF−88BU−mAの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第12図はNPF−88BU−nBの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第13図(a)及び(b)はNPF−88BU−■及び
NPF−88BU−[の高速液体クロマトグラムを示す
。 第13図 (α) NPF−88BIJ−1 保埒峙間 (分) 第13図 (b) NPF−88BtJ−n 保持時間 (分)
トルを示す。 第2図は、NPF−88BU−Iの紫外線吸収スペクト
ル(水中)を示す。 第3図は、NPF−88BU−Iの紫外線吸収スペクト
ル(0,1規定塩酸溶液中)を示す。 第4図は、NPF−88BU−Iの紫外線吸収スペクト
ル(0,1規定水酸化ナトリウム溶液中)を示す。 第5図は、NPF−88BU−IIの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第6図は、NPF−88BU−I[の紫外線吸収スペク
トル(水中)を示す。 第7図は、NPF−88BU−n紫外線吸収スペクトル
(0,1規定塩酸溶液中)を示す。 第8図は、NPF 88BU IIの紫外線吸収ス
ペクトル(0,1規定水酸化ナトリウム溶液中)を示す
。 第9図はNPF−88BU−IAの赤外線吸収スペクト
ルを示す。 第10図はNPF−88BU−IBの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第11図はNPF−88BU−mAの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第12図はNPF−88BU−nBの赤外線吸収スペク
トルを示す。 第13図(a)及び(b)はNPF−88BU−■及び
NPF−88BU−[の高速液体クロマトグラムを示す
。 第13図 (α) NPF−88BIJ−1 保埒峙間 (分) 第13図 (b) NPF−88BtJ−n 保持時間 (分)
Claims (11)
- (1)次の理化学的性質を有するNPF−88BU−I
_o (i)形状:淡褐色粉末 (ii)融点:明瞭な融点、分解点を示さない。 (iii)元素分析: C:54.56% H:4.31% N:0.44% 灰分:1.28% O:34.14% (iv)分子量:1,000〜10,000(透析チュ
ーブによる) (v)赤外線吸収スペクトル ν_m_a_xcm^−^1;3410、2924、1
611、1522、1443、1374、1283、1
224、1157、1110、1063、818、76
5。 (vi)紫外線吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼(E▲数式、化学式
、表等があります▼)279(127.5) ▲数式、化学式、表等があります▼(E▲数式、化学式
、表等があります▼)279(124.7) ▲数式、化学式、表等があります▼なし (vii)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶、ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。 (viii)呈色反応: 塩化第2鉄(+) ニンヒドリン(−) p−アニシジン−フタル酸(−) アニシジン−ジフェニルアミン(−) ドラーゲンドルフ(−) - (2)次の理化学性性質を有するNPF−88BU−I
I。 (i)形状:淡褐色粉末 (ii)融点:明瞭な融点、分解点を示さない。 (iii)元素分析: C:55.18% H:4.46% N:0.39% 灰分:0.97% O:35.17% (iv)分子量:10,000以上(透析チューブによ
る) (v)赤外線吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼;3394、292
4、1608、1520、1442、1366、128
6、1247、1158、1108、1063、820
、767。(vi)紫外線吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)279(120.9) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)279(122.4) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)なし (vii)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。 ヘキサン、エーテル、酢酸エチル、クロロホルム不溶。 (vi)呈色反応: 塩化第2鉄(+) ニンヒドリン(−) p−アニシジン−フタル酸(−) アニシジン−ジフェニルアミン(−) ドラーゲンドルフ(−) - (3)次の理化学的性質を有するNPF−88BU(i
)形状:淡褐色粉末 (ii)融点:明瞭な融点、分解点を示さない。 (iii)元素分析: C:49.63% H:4.71% N:0.06% 灰分:4.46% O:35.09% (iv)分子量:7,850(ポリエチレングリコール
を標準としたゲル浸透クロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル ν_m_a_xcm^−^1;3410、2924、2
852、1608、1521、1442、1383、1
285、1248、1206、1159、1111、1
065、802。 (vi)紫外線吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)280(76.2) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)278(65.0) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)なし (vii)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。 ヘキサン、エーテル、酢酸エチル、クロロホルム不溶。 (viii)呈色反応: 塩化第2鉄(+) ニンヒドリン(−) アニシジン−ジフェニルアミン(−) ドラーゲンドルフ(−) p−アニシジン−フタル酸(−) - (4)次の理化学的性質を有するNPF−88BU(i
)形状:淡褐色粉末 (ii)融点:明瞭な融点、分解点を示さない。 (iii)元素分析: C:55.66% H:4.63% N:0.26% 灰分:2.43% O:39.75% (iv)分子量:5,950(ポリエチレングリコール
を標準としたゲル浸透 クロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル ν_m_a_xcm^−^1;3404、2930、1
608、1519、1443、1371、1282、1
248、1212、1157、1111、1063、8
20、 (vi)紫外線吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)278(51.4) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)279(72.9) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)なし (vii)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。 ヘキサン、エーテル、酢酸エチル、クロロホルム不溶。 (viii)呈色反応: 塩化第2鉄(+) ニンヒドリン(−) アニシジン−ジフェニルアミン(−) ドラーゲンドルフ(−) p−アニシジン−フタル酸(−) - (5)次の理化学的性質を有するNPF−88BU−I
IA。 (i)形状:淡褐色粉末 (ii)融点:明瞭な融点、分解点を示さない。 (iii)元素分析: C:52.75% H:4.73% N:0.33% 灰分:1.84% O:34.46% (iv)分子量:11,900(ポリエチレングリコー
ルを標準としたゲル浸 透クロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル νm_a_xcm^−^1;3398、2924、16
07、1520、1442、1375、1283、12
56、1111、1064、799、 (vi)紫外線吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)279(74.7) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)279(78.3) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)なし (vii)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶。 ヘキサン、エーテル、酢酸エチル、クロロホルム不溶。 (viii)呈色反応: 塩化第2鉄(+) ニンヒドリン(−) アニシジン−ジフェニルアミン(−) ドラーゲンドルフ(−) p−アニシジン−フタル酸(−) - (6)次の理化学的性質を有するNPF−88BU−I
IB。 (i)形状:淡褐色粉末 (ii)融点:明瞭な融点、分解点を示さない。 (iii)元素分析: C:54.24% H:4.50% N:0.21% 灰分:1.81% (iv)分子量:11,300(ポリエチレングリコー
ルを標準としたゲル浸 透クロマトグラフィーによる。) (v)赤外線吸収スペクトル ν_m_a_xcm^−^1;3376、2926、1
607、1519、1442、1366、1283、1
251、1209、1109、1062、820、 (vi)紫外線吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)280(98.8) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)280(100.4) ▲数式、化学式、表等があります▼(▲数式、化学式、
表等があります▼)なし (vi)溶解性: 水、メタノール、エタノール可溶、ヘキサン、エーテル
、酢酸エチル、クロロホルム不溶。 (viii)呈色反応: 塩化第2鉄(+) ニンヒドリン(−) アニシジン−ジフェニルアミン(−) ドラーゲンドルフ(−) p−アニシジン−フタル酸(−) - (7)脱脂したブドウの皮のメタノール抽出物を、透析
チューブにより分画して得られる分子量1,000〜1
0,000の画分からなるブドウの皮の親水性溶媒抽出
物。 - (8)脱脂したブドウの皮のメタノール抽出物を、透析
チューブにより分画して得られる分子量10,000以
上の画分からなるブドウの皮の、親水性溶媒抽出物。 - (9)請求項1〜8のいずれか1項に記載の物質を有効
成分とするう蝕予防剤。 - (10)ブドウの皮の親水性溶媒抽出物を有効成分とす
るう蝕予防剤。 - (11)ブドウの皮を水、アルコール又はそれらの混合
溶媒で抽出することを特徴とする請求項(1)〜(8)
のいずれか1項に記載の物質の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1064851A JPH021497A (ja) | 1988-03-16 | 1989-03-16 | 新規物質及びう蝕予防剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-62820 | 1988-03-16 | ||
| JP6282088 | 1988-03-16 | ||
| JP1064851A JPH021497A (ja) | 1988-03-16 | 1989-03-16 | 新規物質及びう蝕予防剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH021497A true JPH021497A (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=26403874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1064851A Pending JPH021497A (ja) | 1988-03-16 | 1989-03-16 | 新規物質及びう蝕予防剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH021497A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000256154A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-09-19 | Sunstar Inc | 歯肉結合組織の退化又は歯槽骨の減少を伴う疾患の治療または予防用の医薬組成物、口腔用組成物及び飲食品組成物 |
| JP2006125301A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Komatsu Ltd | 冷却ファンの防塵装置 |
| WO2006106991A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-12 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 口腔用組成物 |
-
1989
- 1989-03-16 JP JP1064851A patent/JPH021497A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000256154A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-09-19 | Sunstar Inc | 歯肉結合組織の退化又は歯槽骨の減少を伴う疾患の治療または予防用の医薬組成物、口腔用組成物及び飲食品組成物 |
| JP2006125301A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Komatsu Ltd | 冷却ファンの防塵装置 |
| WO2006106991A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-12 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 口腔用組成物 |
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