JPH0215017Y2 - - Google Patents

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JPH0215017Y2
JPH0215017Y2 JP1986047731U JP4773186U JPH0215017Y2 JP H0215017 Y2 JPH0215017 Y2 JP H0215017Y2 JP 1986047731 U JP1986047731 U JP 1986047731U JP 4773186 U JP4773186 U JP 4773186U JP H0215017 Y2 JPH0215017 Y2 JP H0215017Y2
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spoiler
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lowering
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動車等走行中の乗物の表面に沿つ
て流れる空気流を調節するためのスポイラ装置に
関する。
「従来の技術」 従来のスポイラ装置としては、例えば実開昭57
−143985号公報に開示されたものがある。
すなわち同公報には、可動のスポイラフインが
手動のプツシユプルケーブルで起倒調節されるも
のが開示されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来のスポイラ装置
では、手動であるので操作が煩雑であるばかりで
なく、スポイラフインの先端が車体の表面から突
出した状態に調節して保持されているとき、スポ
イラフインの先端部に人や物が当ると、スポイラ
フインは固く保持されているので、人が痛い思い
をしたり負傷するおそれがあるとともに、物が損
壊するおそれがあり、スポイラフイン自体も損壊
するおそれがあるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、スポイラフインを引張ケーブル
を介してアクチユエータにより起倒させるととも
に、一定以上の外力が加わると自ら内側に倒れる
ようにして上記問題点を解決したスポイラ装置を
提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 走行中の乗物の表面に沿つて流れる空気流を調
節するためのスポイラ装置において、 スポイラフインをその先端が車外側に突出する
よう付勢して車体に起倒可能に支持するととも
に、該スポイラフインを倒状状態に保持するロツ
ク機構を設け、 前記スポイラフインをアクチユエータに、引張
ケーブルを介して、ケーブル繰出量によりスポイ
ラフインの傾角を調節するよう連結するととも
に、前記ロツク機構のロツク解除部材を同じアク
チユエータに、前記スポイラフインを起立させる
ときロツク解除するよう連結したことを特徴とす
るスポイラ装置に存する。
「作用」 スポイラフインが倒伏しているとき、ロツク機
構は起立しないようスポイラフインを拘束してい
る。倒伏状態からアクチユエータを起動すると、
引張ケーブルによりロツク解除部材が引かれてロ
ツク機構がロツク解除され、次いで引張ケーブル
が繰り出されると付勢力によりスポイラフインが
起立して行く、適宜な位置でアクチユエータを止
めればスポイラフインはその状態で停止する。ス
ポイラフインの先端が車体の表面から突出した状
態に調節して保持されているとき、スポイラフイ
ンの先端部に人や物が当り、スポイラフインに加
わる外力がスポイラフインを車外側に突出させよ
うとする付勢力より大きい程であると、スポイラ
フインは付勢力に抗して車体側に倒れ、そのとき
引張ケーブルは単に折れ曲がるだけでスポイラフ
インが倒れるのを邪魔することがなく、負傷事故
や物の損壊を未然に防止することができるもので
ある。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明
する。なお、各実施例につき同様の部位には同一
符号を付して重複した説明を省略する。
第1図〜第8図は本考案の第1実施例を示して
いる。本実施例に係るスポイラ装置は横風対策と
して車体10のリヤコーナーにあたる部位に設け
られるいわゆるサイドスポイラである。
第2図に示すように、自動車の車体10の両側
のリヤコーナー部にあたる部位にスポイラ装置2
0,20が左右に対称的に設けられている。
第1図〜第3図でわかるように、スポイラ装置
20,20はバツクドア11の両側のピラー1
2,12に装着されており、連係して動作させる
ものではあるが、構造的には独立しており、対称
的な同一の構造をしている。
スポイラ装置20は、起倒可能に車体に支持さ
れたスポイラフイン30と、このスポイラフイン
30を起倒動作させるアクチユエータ40とが主
要構成部品をなしている。
スポイラフイン30は翼形断面をしており、ピ
ラー12に固設された縦長な支持ブラケツト31
に枢支ピン32を介してその基部が枢支されてい
る。支持ブラケツト31にはスポイラフイン30
を車体面に円滑に連続させるようスポイラフイン
30の外周縁を受ける枠部31aが形成されてい
る。
スポイラフイン30は第1図において下方であ
る自動車の後方に先端部33が向いており、第1
図において左方向である側部に先端部33が突出
する方向(図において時計方向)に枢支ピン32
上に巻回された付勢ばね34で付勢されている。
スポイラフイン30の内面には被係止フツク3
5が突設されるとともに、クレビス36が連結さ
れている。
第1図、第4図、第5図に示すように、アクチ
ユエータ40はバツクドア11のピラー12に内
蔵され、ハウジング41内にモータ42と中継機
構43とが収納されて成る。
中継機構43はモータ42の出力軸42aの基
部側の面取軸部に起倒用の巻取ドラム44が回動
伝達可能であるが軸方向移動可能に嵌合され、出
力軸42aの先端側の丸軸部にはロツク用の巻取
ドラム45が遊嵌され、ロツク用の巻取ドラム4
5が先端のロツクナツト46で抜け止めされ、起
倒用の巻取ドラム44をロツク用の巻取ドラム4
5に弾撥的に圧接させるウエーブワツシヤ47が
起倒用の巻取ドラム44とハウジング41の隔壁
41aとの間に介装されて成る。
起倒用の巻取ドラム44とロツク用の巻取ドラ
ム45とは第6図および第7図でわかるように、
対向する端面に放射方向に延びるよう刻設された
波形歯44a,45aを介して圧接して噛合して
おり、所定以上の力では波形歯44a,45aは
相互に乗り越え可能である。
ロツク用の巻取ドラム45には先端面側に円弧
溝45bが刻設され、ハウジング41に突設され
た制限ピン48が円弧溝45bに嵌合している。
ロツク用の巻取ドラム45には、可撓性があり
引張力のみ伝達可能なロツク解除用の引張ケーブ
ル49が巻回され、起倒用の巻取ドラム44には
スポイラフイン30の起倒用の引張ケーブル50
が巻回されている。
バツクドア11のピラー12の内側にはロツク
機構を構成するラツチ部材51が枢着されてい
る。ラツチ部材51は先端フツク51aがスポイ
ラフイン30の被係止フツク35を臨み、ばね5
1bで被係止フツク35への噛合方向(第1図で
時計方向)に付勢されており、入力端51cにロ
ツク解除用の引張ケーブル49の先端が連結され
ている。ラツチ部材51はロツク解除部材を兼ね
ている。
起倒用の引張ケーブル50の先端はクレビス3
6に連結されている。クレビス36は第8図に示
すように、その遊端に端部材50aを介して起倒
用の引張ケーブル50が連結され、クレビス36
の基端は枢着ピン36b、枢着ブラケツト36c
を介してスポイラフイン30に連結されている。
さらにクレビス36はばね36dにより枢着ブラ
ケツト36cの溝内に倒れ込む方向に付勢されて
いる。
次に作用を説明する。
第1図の実線はスポイラフイン30が完全に伏
倒した状態である。スポイラフイン30は外周縁
が支持ブラケツト31の枠部31aに密着し、車
体の一部を構成しているバツクドア11の円滑な
連続面を形成している。ラツチ部材51の先端フ
ツク51aはスポイラフイン30の内面に突設さ
れた被係止フツク35を係止してスポイラフイン
30が不用意に起きないよう保持し、アクチユエ
ータ40のハウジング41に突設された制限ピン
48はロツク用の巻取ドラム45の円弧溝45b
の一方の端に位置している。
スポイラフイン30を起すときは、モータ42
を起動して起倒用の巻取ドラム44およびロツク
用の巻取ドラム45を第1図において反時計方向
に回動させる。それによりロツク用の巻取ドラム
45はロツク解除用の引張ケーブル49を巻き込
み、起倒用の巻取ドラム44は起倒用の引張ケー
ブル50を繰り出す。
ロツク用の巻取ドラム45がロツク解除用の引
張ケーブル49を巻き込むと入力端51cが引か
れてラツチ部材51は反時計方向に回動し、先端
フツク51aがスポイラフイン30の被係止フツ
ク35から外れてそれを開放する。したがつてス
ポイラフイン30は拘束を解かれて起立可能にな
る。
ラツチ部材51の先端フツク51aが被係止フ
ツク35を開放した後、制限ピン48はロツク用
の巻取ドラム45の円弧溝45bの他方の端に当
り巻取ドラム45はもはや回動できなくなる。ラ
ツチ部材51の先端フツク51aが被係止フツク
35を開放しない間も起倒用の引張ケーブル50
は繰り出されてたるみが生ずるが、クレビス36
がばね36dの付勢力により倒れてそのたるみを
吸収する。
被係止フツク35が開放されると、スポイラフ
イン30は付勢ばね34の付勢力により起立して
ゆく。ロツク用の巻取ドラム45は円弧溝45b
の他方の端が制限ピン48に拘束されて回動でき
ないので、起倒用の巻取ドラム44の波形歯44
aはロツク用の巻取ドラム45の波形歯45aを
乗り越え起倒用の巻取ドラム44のみが回動す
る。乗り越えるときの起倒用の巻取ドラム44の
軸方向の移動はウエーブワツシヤ47のたわみに
より吸収される。
スポイラフイン30は付勢ばね34の付勢力に
より第1図に想像線で示すように先端部33が車
体10の側面より突出した位置まで起立すること
ができ、走行中の車体10の側面に沿つた空気流
に変化を与え、両側のスポイラフイン30を適切
な位置まで起立させれば自動車の横風安定性を向
上させることができる。
スポイラフイン30の先端部が車体10の側面
より突出した位置まで起立した状態で市街地等を
走行してスポイラフイン30の先端部に人や物が
当つた場合、その外力によりスポイラフイン30
は付勢ばね34の付勢力に抗して伏倒するので強
い抵抗となることがない。従つて、衝撃により人
が損傷したり物が損壊したりすることがない。
外力が去ると、スポイラフイン30は元の位置
に復帰し、所定の状態を保つことができる。
なお、その際、一時的に引張ケーブル50がゆ
るむが、クレビス36を付勢するばね36dによ
りそのゆるみは吸収される。
起立したスポイラフイン30を倒すときはモー
タ42により起倒用の巻取ドラム44、ロツク用
の巻取ドラム45を第1図において時計方向に回
動させる。
制限ピン48はロツク用の巻取ドラム45の円
弧溝45bの他方の端に位置しているので、当初
は起倒用の巻取ドラム44とロツク用の巻取ドラ
ム45とはともに回動する。ロツク用の巻取ドラ
ム45の回動によりロツク解除用の引張ケーブル
49が繰り出されてゆるみ、ラツチ部材51はば
ね51bの付勢力で時計方向に回動し、先端フツ
ク51aがスポイラフイン30の被係止フツク3
5に係合可能な位置に復帰する。このとき制限ピ
ン48がロツク用の巻取ドラム45の円弧溝45
bの元の一方の端に位置しロツク用の巻取ドラム
45は回動できなくなる。
起倒用の巻取ドラム44の回動により起倒用の
引張ケーブル50が巻き込まれ、スポイラフイン
30は付勢ばね34の付勢力に抗して伏倒してゆ
き、ロツク用の巻取ドラム45が回動できなくな
つた後は、前記と同様に、波形歯44aがロツク
用の巻取ドラム45の波形歯45aを乗り越えて
起倒用の巻取ドラム44のみが回動する。
スポイラフイン30が完全に伏倒する直前に、
被係止フツク35がラツチ部材51の先端フツク
51aに当接し、両者の形状よりして先端フツク
51aを被係止フツク35が一旦押し上げて通過
し、スポイラフイン30が完全に伏倒したとき被
係止フツク35が通過し、その後はラツチ部材5
1の先端フツク51aが被係止フツク35を係止
し、第1図に実線で示す状態になる。
この状態では、起倒用の引張ケーブル50がス
ポイラフイン30を係止するとともにラツチ部材
51もスポイラフイン30を係止しているので、
スポイラフイン30は確実に保持され、風圧等で
不用意に起立することはない。
第9図は第2実施例を示しており、一つのアク
チユエータ40aで両側のスポイラフイン30を
起倒させるスポイラ装置20aである。
アクチユエータ40aは起倒用の巻取ドラム4
4とロツク用の巻取ドラム45とが組になつたも
のを2組内装し、モータ42は共用しており、ロ
ツク解除用の引張ケーブル49、起倒用の引張ケ
ーブル50がそれぞれ両側のスポイラフイン3
0,30に延ばされている。
本実施例では左右のスポイラフイン30,30
が確実な連係をもつて動作するとともに、アクチ
ユエータ40aが一つで済むという利点がある。
なお、前記各実施例では、いわゆるサイドスポ
イラを対象としたものを示したが、ルーフスポイ
ラやチンスポイラ等に応用できることはいうまで
もない。
「考案の効果」 本考案に係るスポイラ装置によれば、引張ケー
ブルを介してアクチユエータでスポイラフインを
起倒させるとともに、同じアクチユエータにより
ロツク解除操作されるロツク機構を設け、設定以
上の力ではスポイラフインが倒れるようにしたか
ら、必要に応じ速やかにスポイラフインを起倒さ
せて所期の効果を得ることができるとともに、倒
伏時にスポイラフインを拘束するロツク機構を同
じアクチユエータでスポイラフインの起立時にロ
ツク解除動作させ、倒伏時にはスポイラフインを
確実に拘束するとともに、起立時には円滑にロツ
ク解除し、確実でしかも円滑に動作し、かつスポ
イラフインへの接触事故等を未然に防止した安全
性の高いスポイラ装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の第1実施例を示して
おり、第1図は第3図−線断面図、第2図は
スポイラ装置を備えた自動車の平面図、第3図は
同じくバツクドアへの装着状態の斜視図、第4図
はアクチユエータの斜視図、第5図は同じく正面
図、第6図は起倒用の巻取ドラムの歯面図、第7
図は起倒用の巻取ドラムの歯面図、第8図は起倒
用の引張ケーブルを連結するクレビス近傍の縦断
面図、第9図は第2実施例に係るスポイラ装置の
バツクドアへの装着状態の斜視図である。 20……スポイラ装置、30……スポイラフイ
ン、34……付勢ばね、40……アクチユエー
タ、41……ハウジング、42……モータ、43
……中継機構、44……起倒用の巻取ドラム、4
5……ロツク用の巻取ドラム、49……ロツク解
除用の引張ケーブル、50……起倒用の引張ケー
ブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行中の乗物の表面に沿つて流れる空気流を調
    節するためのスポイラ装置において、 スポイラフインをその先端が車外側に突出する
    よう付勢して車体に起倒可能に支持するととも
    に、該スポイラフインを倒状状態に保持するロツ
    ク機構を設け、 前記スポイラフインをアクチユエータに、引張
    ケーブルを介して、ケーブル繰出量によりスポイ
    ラフインの傾角を調節するよう連結するととも
    に、前記ロツク機構のロツク解除部材を同じアク
    チユエータに、前記スポイラフインを起立させる
    ときロツク解除するよう連結したことを特徴とす
    るスポイラ装置。
JP1986047731U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH0215017Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986047731U JPH0215017Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986047731U JPH0215017Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS62161091U JPS62161091U (ja) 1987-10-13
JPH0215017Y2 true JPH0215017Y2 (ja) 1990-04-23

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JP1986047731U Expired JPH0215017Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617477U (ja) * 1984-06-20 1986-01-17 マツダ株式会社 自動車用スポイラ−

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JPS62161091U (ja) 1987-10-13

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