JPH0216376B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216376B2 JPH0216376B2 JP57175816A JP17581682A JPH0216376B2 JP H0216376 B2 JPH0216376 B2 JP H0216376B2 JP 57175816 A JP57175816 A JP 57175816A JP 17581682 A JP17581682 A JP 17581682A JP H0216376 B2 JPH0216376 B2 JP H0216376B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- transfer
- contact material
- less
- relays
- Prior art date
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- Conductive Materials (AREA)
Description
本発明は、Ru系接点材料の改良に係る。
Ruはその優れた耐消耗性のために、リードリ
レーを始めとする各種の継電器の接点材料として
使用されている。 特に直流用の継電器においては、開閉回数に比
例し+極側の接点が−極側の接点へ、または−極
側の接点から+極側の接点に移転を生ずる。この
ときの移転方向は電圧、電流、負荷の種類により
異なる。その後、ロツキングが発生し、開離不能
となり継電器の使用が不可能となる。Ruは耐消
耗性がすぐれているため移転が発生しにくく、そ
のため直流用電気接点材料として多用されてい
る。しかるに、直流リレー、開閉器等の継電器は
機器の小型化、高性能化のすう勢にあり、これに
伴つて接点間隔が狭くなり、接点材料にかかる負
荷が増し、接点性能の向上が望まれている。すな
わち機器の小型化による接点寸法の小型化、間隔
の狭小化、大電流化の傾向にある。このため、耐
消耗性のすぐれたRu接点でも従来問題とならな
かつたRuの移転によりロツキングを生じ開離不
能となることがしばしばであつた。 本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであ
り、実用性に優れる耐消耗性を具備し、かつ、よ
り移転の少ないRu系電気接点材料を提供するも
のである。 本発明は、RuにAg1〜20%未満含有すること
によりなる直流電気接点材料である。 Ruはアーク熱等で揮発生の酸化物をつくりや
すく、移転に対して有効であるが、接点間隔が狭
小になつた場合には必要以上にRuが酸化されロ
ツキング現象をおこすものである。AgとRuの合
金は、粉末冶金による焼結、Ag−Ru化合物の共
沈、湿式めつき層の相互熱拡散、AgとRuの蒸発
源から各々スパツタリング、イオンプレーテイン
グ等の乾式めつきにより各々析出させ相互熱拡散
するなどして混入させることができる。このよう
にしてRu中にAgが混入された材料は電気接点と
して使用した場合、移転量が著しく改善される。
これは、Ag固有の性質にもとずくものである。
すなわち接点は開閉時、アーク熱、ジユール熱な
どにより表面が溶融状態となるその際Agを添加
することにより酸素が銀に吸収されRuの酸化を
抑制しているためではないかと考えられる。 Ag1%未満では上記効果を発揮できず、また20
%以上ではかえつてRuの優れた揮発性酸化物の
生成を害するので好ましくない。最適には2〜10
%の範囲である。この範囲であれば、アルカリ土
類金属や鉄族元素などの他の卑金属元素が1%以
下入つても接点特性上何ら阻害しない。 また、Ag−Ru合金をめつきする場合には、バ
ネ板(台材)との溶接性を考えCu−NiやFe−Ni
などのCu合金やFe合金に行うのが良い。 以下、本発明の実施例、従来例および比較例を
示す。 実施例 1 Cu−Ni30の台材に接点材としてAg:Ru=
3:17のAg−Ru合金をほどこし上巾2.0mm、下巾
3.0mm総厚2.0mm、接点材の厚さ0.2mm台材の厚さ
1.8mmのクラツドテープを作成し、これを3mmの
長さに切断しりん青銅のバネ材に溶接し実施品と
した。なお接点材は10-2mmHgのアルゴンふん囲
気中にてマグネトロンスパツタリング法を使用し
製造した。 実施例 2 接点材の製造方法はAg粉とRu粉を不活性ふん
囲気で混合、プレス成型、焼結したものを使用
し、組成、寸法などは実施例1とまつたく同じも
のをつくり実施品とした。 従来例 接点材を粉末冶金法によるRuとした以外実施
例1と同様にして従来品とした。 比較例 接点材のAg−Ru合金の比率を1:1とした以
外実施例1と同じものをつくり比較品とした。 次に上記実施品と従来品、比較品を直流電圧
12V、電流5A、ランプ負荷、開閉頻度20回/分、
接触力30gのリレーに組込んで移転によるロツキ
ング発生まで試験を行つた結果を下記に示す。
レーを始めとする各種の継電器の接点材料として
使用されている。 特に直流用の継電器においては、開閉回数に比
例し+極側の接点が−極側の接点へ、または−極
側の接点から+極側の接点に移転を生ずる。この
ときの移転方向は電圧、電流、負荷の種類により
異なる。その後、ロツキングが発生し、開離不能
となり継電器の使用が不可能となる。Ruは耐消
耗性がすぐれているため移転が発生しにくく、そ
のため直流用電気接点材料として多用されてい
る。しかるに、直流リレー、開閉器等の継電器は
機器の小型化、高性能化のすう勢にあり、これに
伴つて接点間隔が狭くなり、接点材料にかかる負
荷が増し、接点性能の向上が望まれている。すな
わち機器の小型化による接点寸法の小型化、間隔
の狭小化、大電流化の傾向にある。このため、耐
消耗性のすぐれたRu接点でも従来問題とならな
かつたRuの移転によりロツキングを生じ開離不
能となることがしばしばであつた。 本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであ
り、実用性に優れる耐消耗性を具備し、かつ、よ
り移転の少ないRu系電気接点材料を提供するも
のである。 本発明は、RuにAg1〜20%未満含有すること
によりなる直流電気接点材料である。 Ruはアーク熱等で揮発生の酸化物をつくりや
すく、移転に対して有効であるが、接点間隔が狭
小になつた場合には必要以上にRuが酸化されロ
ツキング現象をおこすものである。AgとRuの合
金は、粉末冶金による焼結、Ag−Ru化合物の共
沈、湿式めつき層の相互熱拡散、AgとRuの蒸発
源から各々スパツタリング、イオンプレーテイン
グ等の乾式めつきにより各々析出させ相互熱拡散
するなどして混入させることができる。このよう
にしてRu中にAgが混入された材料は電気接点と
して使用した場合、移転量が著しく改善される。
これは、Ag固有の性質にもとずくものである。
すなわち接点は開閉時、アーク熱、ジユール熱な
どにより表面が溶融状態となるその際Agを添加
することにより酸素が銀に吸収されRuの酸化を
抑制しているためではないかと考えられる。 Ag1%未満では上記効果を発揮できず、また20
%以上ではかえつてRuの優れた揮発性酸化物の
生成を害するので好ましくない。最適には2〜10
%の範囲である。この範囲であれば、アルカリ土
類金属や鉄族元素などの他の卑金属元素が1%以
下入つても接点特性上何ら阻害しない。 また、Ag−Ru合金をめつきする場合には、バ
ネ板(台材)との溶接性を考えCu−NiやFe−Ni
などのCu合金やFe合金に行うのが良い。 以下、本発明の実施例、従来例および比較例を
示す。 実施例 1 Cu−Ni30の台材に接点材としてAg:Ru=
3:17のAg−Ru合金をほどこし上巾2.0mm、下巾
3.0mm総厚2.0mm、接点材の厚さ0.2mm台材の厚さ
1.8mmのクラツドテープを作成し、これを3mmの
長さに切断しりん青銅のバネ材に溶接し実施品と
した。なお接点材は10-2mmHgのアルゴンふん囲
気中にてマグネトロンスパツタリング法を使用し
製造した。 実施例 2 接点材の製造方法はAg粉とRu粉を不活性ふん
囲気で混合、プレス成型、焼結したものを使用
し、組成、寸法などは実施例1とまつたく同じも
のをつくり実施品とした。 従来例 接点材を粉末冶金法によるRuとした以外実施
例1と同様にして従来品とした。 比較例 接点材のAg−Ru合金の比率を1:1とした以
外実施例1と同じものをつくり比較品とした。 次に上記実施品と従来品、比較品を直流電圧
12V、電流5A、ランプ負荷、開閉頻度20回/分、
接触力30gのリレーに組込んで移転によるロツキ
ング発生まで試験を行つた結果を下記に示す。
【表】
この表より、実施品は移転量が従来品、比較品
よりも優れているためロツキングの発生も少ない
ことがわかる。 以上詳述したように本発明によれば、Agの添
加によりRuの揮発生を抑制したことにより移転
量を著しく減少でき、その結果長寿命高信頼性を
有する電気接点をえることができる。
よりも優れているためロツキングの発生も少ない
ことがわかる。 以上詳述したように本発明によれば、Agの添
加によりRuの揮発生を抑制したことにより移転
量を著しく減少でき、その結果長寿命高信頼性を
有する電気接点をえることができる。
Claims (1)
- 1 RuにAg1〜20%未満含有することによりな
る直流電気接点材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57175816A JPS5967338A (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 直流電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57175816A JPS5967338A (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 直流電気接点材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5967338A JPS5967338A (ja) | 1984-04-17 |
| JPH0216376B2 true JPH0216376B2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=16002726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57175816A Granted JPS5967338A (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 直流電気接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5967338A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4731720B2 (ja) * | 2001-05-17 | 2011-07-27 | 株式会社アドバンテスト | 接点寿命診断方法 |
| JP4918867B2 (ja) * | 2007-01-31 | 2012-04-18 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56130445A (en) * | 1980-03-19 | 1981-10-13 | Nec Corp | Electrical contact |
| JPS57140841A (en) * | 1981-02-26 | 1982-08-31 | Nec Corp | Contact material and its manufacture |
-
1982
- 1982-10-06 JP JP57175816A patent/JPS5967338A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5967338A (ja) | 1984-04-17 |
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