JPH02164368A - 抗菌・芳香性膜及びその製造法 - Google Patents

抗菌・芳香性膜及びその製造法

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JPH02164368A
JPH02164368A JP63320087A JP32008788A JPH02164368A JP H02164368 A JPH02164368 A JP H02164368A JP 63320087 A JP63320087 A JP 63320087A JP 32008788 A JP32008788 A JP 32008788A JP H02164368 A JPH02164368 A JP H02164368A
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JP
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film
antibacterial
aromatic
oligomer
electron beam
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JP63320087A
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English (en)
Inventor
Isamu Sakamoto
坂本 勇
Yoshinori Sakamoto
坂本 良憲
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Nissin High Voltage Co Ltd
Original Assignee
Nissin High Voltage Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、抗菌・芳香性膜及びその製造法に関する。
さらに詳しくは、抗菌性並びに芳香性が望まれる各種基
体表面に形成される抗菌剤及び芳香含有膜及びその製造
法に関する。この発明の抗菌・芳香性膜は、微生物のX
!殖や悪臭が生じ易い基材の表面被覆膜として有用であ
る。
(ロ)従来の技術 壁材、服飾品、靴の中敷などの湿分や汗などが適温下で
接触しやすい環境下の各1種基材においては、細菌やカ
ビ類等の各種微生物が繁殖したり、このような繁殖によ
る悪臭が生じ易い。かかる微生物の繁殖や悪臭の発生は
、不快感を招くと共に衛生上好ましくなく、これをでき
るだけ防止することが望まれる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このため、例えば、基材が合成樹脂の場合には、抗菌剤
を成形前に混合することにより含有させて、その表面で
の微生物の繁殖を防止又は抑制する方法が知られている
またこれとは別に、基材の表面に香料を塗布したり香料
をマイクロカプセル化して基材中に含有して悪臭を防止
することも一般的に行われている。
しかし、抗菌剤を含有させる前者の方法では、表面への
抗菌性付与に必要な量以上の抗菌剤を用いることとなり
不経済であると共jこ、悪臭発生を長期間に亘って充分
に防止することが困難であった。また、香料を用いる後
者の方法では、基本的に微生物の繁殖を防止できないた
め根本的な問題解決にはならない。しかも、マイクロカ
プセル化した場合には香料の放出性が不充分であり、表
面塗布した場合には短時間で輝散されるため、共に長期
間に亘って悪臭発生を防止することは困難であった。
この点に関し、抗菌性と芳香性とを付与させるために、
抗菌剤と香料とを共に前記合成樹脂基材中に含有させる
ことも考えられるが、香料の適切な徐放性を付与させる
ことは前述と同様に困難であると共に、経済性の点でも
不利であった。
また合成樹脂基材以外の紙材、皮革材等においてもその
表面に簡便かつ長期間に亘って抗菌・芳香性を付与させ
ることは困難であった。
この発明はかかる状況下なされたものであり、ことに湿
分や汗などが接触し易い環境下の各種基材に長期間に亘
って優れた抗菌性及び芳香性を付与しうる抗菌・芳香性
膜を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記観点から、本発明晋は鋭意研究を行った結果、放射
線重合性モノマー及び/又はオリゴマーを原料とし、こ
れに含金属抗菌剤と香料を混合した液状組成物を基体へ
塗布した後、電子線を照射して硬化を行うことにより、
優れた抗菌性を基体表面に長期間に亘って付与でき、か
つ、香料の適度な徐放性を有する樹脂膜を効率良く形成
できる事実を見出し、この発明に到達した。
かくしてこの発明によれば、フィルム状樹脂中に、含金
属抗菌剤と香料が含有されてなり、このフィルム状樹脂
が、対応するモノマー及び/又はオリゴマー組成物への
電子線照射による硬化処理によって形成されてなる抗菌
・芳香性膜が提供される。
この発明の抗菌・芳香性膜は、通常、抗菌性及び芳香性
を付与しようとする基体の表面に被覆された形態である
。しかし、場合によっては抗菌・芳香性フィルムとして
独立して製品化された形態であってもよい。また、抗菌
性及び芳香性の付与を意図する基体としては、湿分や汗
と接触しうる環境下の各種基材が挙げられ、例えば、各
種内装用紙材や壁材、ハンドバック、スリッパ、帽子の
中皮、靴やその中敷等の服飾雑貨品、トイレ用品、化粧
品ケース等の日用品雑貨品などが挙げられる。
また、その形状は面状に限らず不織布、織布のような繊
維状であってもよく、発泡体のような多孔体であっても
よい。発泡体の場合は、その内面に被覆された形態であ
ってもよい。なお、これらの基体は、その表面がこの発
明の抗菌・芳香性膜の素材樹脂となる電子照射便化樹脂
膜で被覆された形態のものであってもよい。
この発明における含金属抗菌剤とは、亜鉛、銅、銀、錫
等の重金属を抗菌活性成分として、そのままあるいはイ
オンの形態で含有するか又は化合物中に結合してなる抗
菌性物質を意味する。化合物は無機化合物であってもよ
く有機化合物であってもよい。かかる抗菌剤の具体り1
としては、重金属微粉末、易水溶性重金属塩(例えば、
重金属硫酸塩等)、宵機金属化合物(例えば、ジラム、
ジネブ、マンネブ、フェンチンハイドロオキサイド等)
などが挙げられる。なお、これらの抗菌剤は適当な担体
や増量剤、例えば酸化アルミニウム、酸化シリコン、酸
化カルシウム等の金属酸化物を含有する形態であっても
よく、水和剤の形態であってもよく、少なくとら重金属
を抗菌活性成分として含有する乙のであればよい。
かかる抗菌剤は、電子線照射によって乙分解せずあるい
は分解が生じても抗菌性を保持できる不揮発性の物質で
あるため、フィルム状樹脂の硬化処理によってその抗菌
性が実質的に阻害されることはない。
この発明における香料としては、植物性香料や動物性香
料のごとき天然香料であってもよ(、合成香料であって
もよく、当該分野で公知のものを種々使用することがで
きる。これらの−例としては、各種動物の分泌香並びに
植物の精油やテルペン系、芳香族系、アルコール系、ア
ルデヒド系、エステル系、ケトン系、ラクトン系、フェ
ノール系、オキシド系等の各種合成香料が挙げられる。
この発明の抗菌・芳香性膜は、放射線重合性モノマー及
び/又はオリゴマーと少量の含金属抗菌剤及び香料を含
有する液状組成物を、基体上に塗布し、この塗布膜に電
子線を照射して該塗布膜を硬化することjこより製造で
きる。この際、基体は前記処理対象物であってもよいが
、フィルム単独として成形する際には、雛形性の良い紙
、フィルムや平板を用いるのが適している。
上記重合性のモノマーとしては、ビニル基を有する化合
物が適しており、ことにメタクリロイル基やアクリロイ
ル基含存化合物各用いるのが好ましい。かかるモノマー
の例としては、例えば(メタ)アクリル酸低級アルキル
エステル、スチレン、ジビニルベンゼン、N−ビニルピ
ロリドン、フェニル(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート、1.3−ブチレン
グリプールジ(メタ)アクリレート、ボリブロビレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、1.6−ヘキサンシオー
ルジ(メタ)アクリレート、2,6−ヘキサンシオール
ジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ジブロビレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ブチレングリコールン(メタ)アクリレート、1,3
−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタ
ンテトラ(メタ)アクリレート、フェニレンジ(メタ)
アクリレート等が適している。これらのうち脂肪族又は
芳香族、2官能性又は3官能性の(メタ)アクリレート
類を用いるのがより好ましい。
一方、上記重合性オリゴマーとしては、同じくメタクリ
ロイル基又はアクリロイル基を分子中に複数有する分子
量数万〜数十万(数平均分子量)程度のものが適してお
り、その主鎖はエポキシ鎖、ポリエステル鎖、ポリウレ
タン鎖等が適している。
かかるオリゴマー類は例えばダイヤモンドシャムロツタ
社(米国)の多官能性オリゴマー(No。
5007 )の名称で入手可能である。かかるオリゴマ
ーは、膜に柔軟性、耐候性、強靭性などを与えるのに役
立つものである。
なお、この発明においては、前記重合性モノマーと重合
性オリゴマーのいずれも用いることが可能であるが、と
くに得られるフィルム状成形体の形状保持性や適度な柔
軟性が得られる点で、前記重合性モノマー50〜100
重量%と前記重合性オリゴマー50〜0重量%の混合物
らしくはモノマー単品を用いるのが適している。
かかる液状組成物中に含有させる含金属抗菌剤の量は、
樹脂膜の耐久性を阻害しない範囲とされ、その抗菌効果
及び経済性を考慮して、少量とされ、通常、樹脂膜中に
05〜5重量%となるように調整するのが適しており、
1〜3重量%とするのが好ましい。同じく、含有させる
香料の遣は、同様に少量とされ、通常、樹脂膜中に0,
5〜5重量%となるように調整するのか適しており、1
〜2重量%とするのが好ましい。
なお、かかる液状組成物中には、必要に応じて溶剤や可
塑剤か含有されていてもよい。ことに可塑剤は、得られ
る膜の柔軟性や塗布膜の収縮制御の点で適宜添加される
。かかる可塑剤としては、例えば、ジエチルフタレート
、ジオクチルフタレート等のフタル酸エステル類や、ジ
イソブチルアジペート等の脂肪酸エステル類か挙げられ
ろ。また、これらの配合量は20重老%以内とするのが
膜の形状保持性の点で好ましい。
かかる液状組成物の塗布は、いずれの方法(ハケ塗り、
ディッピング、スピンナー等)で行なってもよく、その
塗布膜厚は、長期間の抗菌性及び芳香性を充分に付与す
る点及び経済性の点でa、aal〜0,1■とするのが
適しており、0.QO1〜0.03x肩とするのが好ま
しい。
かかる塗布膜に照射する電子線の照射量は、膜の耐久性
、抗菌剤及び香料の徐放性並びにコストの点て0.1〜
10Mradとするのが適している。かかる電子線照射
は、モノマーやオリゴマーの重合や架橋反応以外の副反
応を防止するために、酸素濃度が500ppI11以下
の低酸素雰囲気下か、塗膜面を適当な密封用フィルムで
被覆した状態下で行うのが適している。
このようにして得られるこの発明の抗菌・芳香性膜は、
ゲル化率60%以上であり、電子線の照射線量を増加さ
せることにより、膜の機械的強度を調整でき、ゲル化率
を85〜100%とするのが好ましい。
(ホ)作用 電子線照射により、モノマー及び/又はオリゴマーの重
合、架橋が生じて塗布膜か硬化されるが、これにより抗
菌剤及び香料がポリマーマトリックス内に包み込まれる
こととなる。その結果、水や湿分の存在下においても抗
菌剤が逸散し難く長期間に亘って表面抗菌性が保持され
ると共に、香料の徐放性も付与され長期間に亘って芳香
性が保持された耐久性被膜が形成されることとなる。
(へ)実施例 実施例1 重合性モノマーとして、ポリエステルアクリレートLR
−3566[東洋インキ製造(株)の電子線硬化性樹脂
の商品名]を用い、これに含金属抗菌剤としてのゼオミ
ック〔(味ンシナネンニューセラミックス製;亜鉛、銅
及び銀を約1 : 0.2 : 0.6で含有する無機
系抗菌剤11重量%と、香料としてのローズオイル[(
株)川面香料製] 1.5重量%を添加して、充分に撹
拌して液状組成物を得、これを基材としての靴中敷[市
販品;不織布状合成樹脂成形体:約8X25cm]の表
面に塗布した(膜厚的5μIi)。
次いで、この靴中敷を、日新ハイボルテージ(株)製の
電子線照射装置(EBC−200−20−15)を用い
て、塗布面に150KeVの電子線を3 Mrad照射
することにより、耐水性の厚み約5μmの抗菌・芳香性
膜を形成させた。
このようにして得られた靴中敷と、抗菌・芳香性膜未形
成の靴中敷について、黒コウジカビと緑膿菌の培養液を
各々塗布し、常温下でその菌数の変化を計測した。その
結果を次表に示す。
このように、この発明の抗菌・芳香性膜は微生物の増殖
を著しく抑制することが確認された。そして、上記抗菌
性は、さらに100日後においても維持されることが確
認された。
一方、上記抗菌・芳香性膜は、香料による芳香性により
、靴中敷を実施に供した際にも汗臭い悪臭かマスキング
されて不快感を与えず、この芳香性は使用後6ケ月後に
おいても保持されていることか確認された。
実施例2 重合性モノマーとして、ポリエステルアクリレ−トLR
−3574[東洋インキ製造(味)の電子線硬化性樹脂
の商品名jに、実施例1で用いた抗菌剤ゼオミック1重
量%と、香料としてのヒノキオイル[(株)用面香料製
]1重量%を添加混合し、これを壁板用化粧紙[絵模様
; 15X 18cm]の表面に約10μmの厚さに塗
布した。この塗布面に150KeVの電子線を5 Mr
ad照射することにより、耐水性の厚み約10μmの抗
菌・芳香性膜を形成させた。
この化粧紙を、一般的7.1:洗面所と同様な高湿(7
0〜80%RH)の条件下に放置し、その表面を経時的
に観察した。その結果、化粧紙表面には6ケ月後におい
てらカビの繁殖による黒点の発生は認められず、清潔さ
が保たれていることか確認された。また、桧材の香りは
6ケ月経過しても良好に保たれることも確認された。
(ト)発明の効果 この発明の抗菌・芳香性膜によれば、抗菌性と芳香性が
長期間に亘って発現される。そして、該膜自体、耐水性
、耐久性に優れたものである。従って、各種基材、こと
に湿分や汗が接触して微生物が繁殖し易い基材に、抗菌
性及び芳香性を付与さ仕る膜として極めて有用なもので
ある。
さらにこの発明の抗菌・芳香性膜は、形成時に熱を加え
る必要がないため、抗菌剤や香料が形成時に分解や逸散
し難く、これらの使用効率ら向上されることとなる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フィルム状樹脂中に、含金属抗菌剤と香料が含有さ
    れてなり、このフィルム状樹脂が、対応するモノマー及
    び/又はオリゴマー組成物への電子線照射による硬化処
    理によって形成されてなる抗菌・芳香性膜。 2、放射線重合性のモノマー及び/又はオリゴマーと少
    量の含金属抗菌剤及び香料を含有する液状組成物を、基
    体上に塗布し、この塗布膜に電子線を照射することによ
    り該塗布膜を硬化することを特徴とする抗菌・芳香性膜
    の製造法。
JP63320087A 1988-12-19 1988-12-19 抗菌・芳香性膜及びその製造法 Pending JPH02164368A (ja)

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