JPH02164847A - 2,6―ジイソプロピルナフタレンの酸化方法 - Google Patents
2,6―ジイソプロピルナフタレンの酸化方法Info
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- JPH02164847A JPH02164847A JP63320210A JP32021088A JPH02164847A JP H02164847 A JPH02164847 A JP H02164847A JP 63320210 A JP63320210 A JP 63320210A JP 32021088 A JP32021088 A JP 32021088A JP H02164847 A JPH02164847 A JP H02164847A
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- tma
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
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- Catalysts (AREA)
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業−にの利用分野〕
本発明は2,6−ジイソプロピルナフタレン(以下、D
iPNと略記する)を分子状酸素により酸化して2,6
ナフタレンジカルボン酸(以下、NDCと略記する)を
製造する方法の改良に関する。
iPNと略記する)を分子状酸素により酸化して2,6
ナフタレンジカルボン酸(以下、NDCと略記する)を
製造する方法の改良に関する。
本発明で得られるNDCは、フィルムや繊維製品の原料
として有用なポリエステル及びポリアミド等の合成原料
として用いられる。
として有用なポリエステル及びポリアミド等の合成原料
として用いられる。
従来、DiPNを分子状酸素により酸化してNDCを製
造する製造方法の代表的なものとして、DiPN又はそ
の酸化中間体を、炭素数3以下の脂肪族モノカルボン酸
を少くとも50重量%含有する溶媒中でCO及び/又は
Mnよりなる重金属とBrを含む触媒の存在下、かつ該
重金属をDiPN又はその酸化中間体1モル当り少くと
も0.2モル使用して、分子状酸素含有ガスにより酸化
する方法(特開昭60−89445号)及びDiPN又
はその酸化中間体を、炭素数3以下の脂肪族モノカルボ
ン酸を少くとも50重重量含有する溶媒中で、Co及び
/又はMnよりなる重金属とBrを含む触媒の存在下、
かつ該重金属を溶媒当り少くとも1重量デ存在せしめて
、分子状酸素により酸化する方法(特開昭60−894
46号)が知られている。
造する製造方法の代表的なものとして、DiPN又はそ
の酸化中間体を、炭素数3以下の脂肪族モノカルボン酸
を少くとも50重量%含有する溶媒中でCO及び/又は
Mnよりなる重金属とBrを含む触媒の存在下、かつ該
重金属をDiPN又はその酸化中間体1モル当り少くと
も0.2モル使用して、分子状酸素含有ガスにより酸化
する方法(特開昭60−89445号)及びDiPN又
はその酸化中間体を、炭素数3以下の脂肪族モノカルボ
ン酸を少くとも50重重量含有する溶媒中で、Co及び
/又はMnよりなる重金属とBrを含む触媒の存在下、
かつ該重金属を溶媒当り少くとも1重量デ存在せしめて
、分子状酸素により酸化する方法(特開昭60−894
46号)が知られている。
これらの方法は、いわゆる大量触媒法であるが、このよ
うな方法では、DiPNのイソプロピル基に由来する問
題点、つまり異常な程激しい初期反応性に基ずく触媒の
一時不活性化と副反応の促進の両者の問題点を回避する
ことには成功したが、他の酸化方法と同様にβ−アルキ
ル置換ナフタレンに共通のナフタレン核安定性に基ずく
問題点、つまり核開裂反応生成物としてのフタル酸誘導
体やトリメリット酸(以下、TMAと略記する)などの
副生物が多量成生し、これによって引起こされる触媒重
金属の難溶・不活性化や副生物とNDCとの共析等の問
題は未解決であった。
うな方法では、DiPNのイソプロピル基に由来する問
題点、つまり異常な程激しい初期反応性に基ずく触媒の
一時不活性化と副反応の促進の両者の問題点を回避する
ことには成功したが、他の酸化方法と同様にβ−アルキ
ル置換ナフタレンに共通のナフタレン核安定性に基ずく
問題点、つまり核開裂反応生成物としてのフタル酸誘導
体やトリメリット酸(以下、TMAと略記する)などの
副生物が多量成生し、これによって引起こされる触媒重
金属の難溶・不活性化や副生物とNDCとの共析等の問
題は未解決であった。
従来、この問題を解決するために、大別して2通りの方
法が提案されてきた。その1つは、酸化反応溶媒の酸性
度を弱めて副反応を抑制するもので、溶媒としてプロピ
オン酸(特開昭62−120342号)、酪酸、バレリ
アン酸及び安息香酸(特開昭62−120343号)を
用いるものである。他は、触媒重金属の組成を工夫した
もので、コバルI”(Co)/ニッケル(Ni)/臭素
(Br)系触媒(特開昭62−212343号)、コバ
ルト(Co)/セリウム(Ce)臭素(Br)系触媒(
特開昭62−212344号)を用いる方法が提案され
ている。
法が提案されてきた。その1つは、酸化反応溶媒の酸性
度を弱めて副反応を抑制するもので、溶媒としてプロピ
オン酸(特開昭62−120342号)、酪酸、バレリ
アン酸及び安息香酸(特開昭62−120343号)を
用いるものである。他は、触媒重金属の組成を工夫した
もので、コバルI”(Co)/ニッケル(Ni)/臭素
(Br)系触媒(特開昭62−212343号)、コバ
ルト(Co)/セリウム(Ce)臭素(Br)系触媒(
特開昭62−212344号)を用いる方法が提案され
ている。
しかし、溶媒の酸性度を弱める方法では、副反応の抑制
はある程度達成されたが、使用する溶媒が汎用される酢
酸に比較して高価であり、溶媒自体の酸化安定性が低く
、燃焼ロスが大きい等の問題があった。
はある程度達成されたが、使用する溶媒が汎用される酢
酸に比較して高価であり、溶媒自体の酸化安定性が低く
、燃焼ロスが大きい等の問題があった。
また、触媒金属組成を変化させた方法では、結果的に触
媒自体の酸化力を弱めることになった為、TMA生成率
は幾分減少したが、その分NDC収率は増加せず、製品
NDCに反応中間体が混入したり、触媒重金属のコスト
が増加したりする問題があった。
媒自体の酸化力を弱めることになった為、TMA生成率
は幾分減少したが、その分NDC収率は増加せず、製品
NDCに反応中間体が混入したり、触媒重金属のコスト
が増加したりする問題があった。
この為、TMAの副生は避けられないものとして、当初
よりNDCとTMAを併産する思想を取ったもの(特開
昭62−212340号)もある。
よりNDCとTMAを併産する思想を取ったもの(特開
昭62−212340号)もある。
前述した様に、従来のDiPN酸化によるNDC製造方
法では、TMAの副生に係る問題点が充分に解決されて
おらず、しかもTMAは酸化反応液中で触媒の重金属と
難溶性のTMA重金属塩を形成しNDCと共に析出する
ことが知られている。
法では、TMAの副生に係る問題点が充分に解決されて
おらず、しかもTMAは酸化反応液中で触媒の重金属と
難溶性のTMA重金属塩を形成しNDCと共に析出する
ことが知られている。
この為、NDCの精製工程では混入したTMA重金属塩
を除去し、TMA及び触媒重金属は各々回収して重金属
を触媒に再生する作業が必要であり、これには多大の労
力と設備が必要なことも事実である。
を除去し、TMA及び触媒重金属は各々回収して重金属
を触媒に再生する作業が必要であり、これには多大の労
力と設備が必要なことも事実である。
従って、反応溶媒や触媒等のコストの増加無しにTMA
を副生しないで高純度のNDCを比較的高収率に得る方
法、あるいはTMAを副生してもDiPN酸化生成物が
NDCとTMAとの近二元系組成を有し、NDC+ T
MA収率の高いもの、言いかえればNDCとTMAに関
してDiPN利用率が高く、設備当りのNDC+ TM
A回収量の多い方法が望まれていた。
を副生しないで高純度のNDCを比較的高収率に得る方
法、あるいはTMAを副生してもDiPN酸化生成物が
NDCとTMAとの近二元系組成を有し、NDC+ T
MA収率の高いもの、言いかえればNDCとTMAに関
してDiPN利用率が高く、設備当りのNDC+ TM
A回収量の多い方法が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、DiPNの酸化に於いて、DjPNを供
給する反応器内の反応液中に存在する全触媒重金属量阿
〔モル〕とDiPN供給速度F〔モル/時〕との比M/
FがNDC収率に与える影響を研究するうち、副反応生
成物もM/Fによって顕著に変化することを見出し、本
発明に到達した。
給する反応器内の反応液中に存在する全触媒重金属量阿
〔モル〕とDiPN供給速度F〔モル/時〕との比M/
FがNDC収率に与える影響を研究するうち、副反応生
成物もM/Fによって顕著に変化することを見出し、本
発明に到達した。
即ち、本発明は、DiPNを脂肪族モノカルボン酸溶媒
中、分子状酸素で酸化する方法に於いて、該酸化を、 (j)コバルト、マンガン及び臭素を必須成分とする均
一系触媒存在下、 但し、Co/Mn (原子比):80/20〜10/9
0Br/Co + Mn (原子比):0.0l−1(
1])反応温度=160〜200℃ (iii)反応圧力:酸素分圧0.2〜8に/d(絶対
圧)の条件で行うとともに、DiPNを供給する反応器
内の反応液中に存在する全触媒重金属量阿〔モル〕とD
iPN供給速供給速度用/時〕との比M/Fを調節して
、最終反応混合液中に存在するNDCとTMAの割合を
コントロールすることを特徴とするDiPNの酸化方法
である。
中、分子状酸素で酸化する方法に於いて、該酸化を、 (j)コバルト、マンガン及び臭素を必須成分とする均
一系触媒存在下、 但し、Co/Mn (原子比):80/20〜10/9
0Br/Co + Mn (原子比):0.0l−1(
1])反応温度=160〜200℃ (iii)反応圧力:酸素分圧0.2〜8に/d(絶対
圧)の条件で行うとともに、DiPNを供給する反応器
内の反応液中に存在する全触媒重金属量阿〔モル〕とD
iPN供給速供給速度用/時〕との比M/Fを調節して
、最終反応混合液中に存在するNDCとTMAの割合を
コントロールすることを特徴とするDiPNの酸化方法
である。
I)i P N酸化生成物がNDCと1’MAの近二元
系組成を有し、NDC+TMA収率の高い酸化方法が望
ましい場合には、M/F=2〜6を満足する条件でDi
PNを供給し、反応を完結させればよい。このとき、N
DC+ TMAのモル収率は最大となる。但し、この場
合には回収されるNDC粗結晶にTMA重金属塩が混入
する為、NDCの精製はもちろんのこと、TMA及び触
媒重金属の回収が必要になる。
系組成を有し、NDC+TMA収率の高い酸化方法が望
ましい場合には、M/F=2〜6を満足する条件でDi
PNを供給し、反応を完結させればよい。このとき、N
DC+ TMAのモル収率は最大となる。但し、この場
合には回収されるNDC粗結晶にTMA重金属塩が混入
する為、NDCの精製はもちろんのこと、TMA及び触
媒重金属の回収が必要になる。
一方、DiPNの利用率は多少低下するが、核開裂副生
物の分解ガス化を促進し、最終反応混合物中のフタル酸
誘専体及びTMAの存在斌を低減して、回収NDC粗結
晶のTMA含有率を無に等しいレベルまで減少させるこ
とも可能である。この場合には、M/F≧10の条件で
D」PNを供給し、反応を完結させれはよい。この方法
では副生TMAが無しこ等しい為、触媒重金属の難溶・
不活性化が防止されるばかりか、TMAの回収及び触媒
重金属の回収・再生工程等TMAの副生に起因する設備
が一部不要となり、粗NDCの精製も格段に容易になる
。
物の分解ガス化を促進し、最終反応混合物中のフタル酸
誘専体及びTMAの存在斌を低減して、回収NDC粗結
晶のTMA含有率を無に等しいレベルまで減少させるこ
とも可能である。この場合には、M/F≧10の条件で
D」PNを供給し、反応を完結させれはよい。この方法
では副生TMAが無しこ等しい為、触媒重金属の難溶・
不活性化が防止されるばかりか、TMAの回収及び触媒
重金属の回収・再生工程等TMAの副生に起因する設備
が一部不要となり、粗NDCの精製も格段に容易になる
。
以上の様に、本発明方法を適用すれば、工業的に実用可
能な因子を用いて、D 、i、P N酸化生成物中の副
生、TMAiを低濃度域で任意にコントロールすること
が可能となる。
能な因子を用いて、D 、i、P N酸化生成物中の副
生、TMAiを低濃度域で任意にコントロールすること
が可能となる。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
溶媒として用いる脂肪族モノカルボン酸としては、炭素
数3以下の低級脂肪族モノカルボン酸が好ましいが、酢
酸が最も適している。これらは、必要に応じて適宜、水
その他の媒体と混合して使用される。水が含まれる場合
、その割合は30重量2以下、好ましくは20重量2以
下、特に15重量2以下が適している。
数3以下の低級脂肪族モノカルボン酸が好ましいが、酢
酸が最も適している。これらは、必要に応じて適宜、水
その他の媒体と混合して使用される。水が含まれる場合
、その割合は30重量2以下、好ましくは20重量2以
下、特に15重量2以下が適している。
分子状酸素としては純酸素の他、これを他の不活性ガカ
で希釈した混合ガスが用いられるが、実用」−空気か最
も入手し易く安価な分子状酸素含有一 ガスであり、これをそのままあるいは酸素及び/又は他
の不活性ガスで酸素濃度を調整して使用できる。
で希釈した混合ガスが用いられるが、実用」−空気か最
も入手し易く安価な分子状酸素含有一 ガスであり、これをそのままあるいは酸素及び/又は他
の不活性ガスで酸素濃度を調整して使用できる。
本発明に用いるCo、 Mn、 Brを必須成分とする
均一系触媒は、それ自体公知のものであり、工業的にア
ルキルベンゼン類の酸化に適用されている。
均一系触媒は、それ自体公知のものであり、工業的にア
ルキルベンゼン類の酸化に適用されている。
この触媒を構成する重金属は反応液に可溶性の化合物で
あればよ<、CoとMnを必須とする他、Ce、Nj−
、Cr等の遷移金属元素を1種又は2種以上組合せたも
のでもなんら支障はない。但し、Co及びMnは、Co
/Mn (原子比)を80/20−10/90の混合組
成で使用するのが好ましく、特にCo/Mn = 50
150(原子比)が最適である。この触媒を構成するB
rとしては反応系にBrイオンを供給し得るものであれ
ばよいが、イオン化した状態を維持するのにアルカリ金
属イオンの共存が有効な為、これらの塩、例えば臭化す
1−リウム、臭化カリウム、臭化リチウム等の形態で用
いることができる。Brの量は少なすぎると反応速度が
小さく、多すぎると副反応生成物が増加するなど弊害が
生じる為、Br/Co + Mn (原子比)を0.0
】〜1の範囲に規定するのが好ましく、特に0.05〜
0.3(原子比)が最適である。その他の助触媒として
は、前述した様にナトリウム、カリウム、リチウム等の
アルカリ金属イオンがBrのイオン化状態維持に有効な
為、これらの塩(Br化合物)及び/又は溶媒の脂肪族
モノカルボン酸との塩等の形態で用いることができる。
あればよ<、CoとMnを必須とする他、Ce、Nj−
、Cr等の遷移金属元素を1種又は2種以上組合せたも
のでもなんら支障はない。但し、Co及びMnは、Co
/Mn (原子比)を80/20−10/90の混合組
成で使用するのが好ましく、特にCo/Mn = 50
150(原子比)が最適である。この触媒を構成するB
rとしては反応系にBrイオンを供給し得るものであれ
ばよいが、イオン化した状態を維持するのにアルカリ金
属イオンの共存が有効な為、これらの塩、例えば臭化す
1−リウム、臭化カリウム、臭化リチウム等の形態で用
いることができる。Brの量は少なすぎると反応速度が
小さく、多すぎると副反応生成物が増加するなど弊害が
生じる為、Br/Co + Mn (原子比)を0.0
】〜1の範囲に規定するのが好ましく、特に0.05〜
0.3(原子比)が最適である。その他の助触媒として
は、前述した様にナトリウム、カリウム、リチウム等の
アルカリ金属イオンがBrのイオン化状態維持に有効な
為、これらの塩(Br化合物)及び/又は溶媒の脂肪族
モノカルボン酸との塩等の形態で用いることができる。
その使用量は、アルカリ金属/Br (原子比)を1〜
5の範囲に規定するのが好ましい。
5の範囲に規定するのが好ましい。
反応温度は、それが低いと反応速度が小さい為生産性が
悪く、高すぎると副生物が増加してNDC収率が低下し
たり溶媒の燃焼損失が問題となる為、160〜200℃
が好ましい。特に好ましくは170〜190℃が有利で
ある。
悪く、高すぎると副生物が増加してNDC収率が低下し
たり溶媒の燃焼損失が問題となる為、160〜200℃
が好ましい。特に好ましくは170〜190℃が有利で
ある。
反応圧力は、系内の酸素分圧が高いほど反応を促進する
が、実用的には酸素分圧が0.2〜8kg/cJ・(絶
対圧)を満足する全圧にすれば充分な反応速度が得られ
る。
が、実用的には酸素分圧が0.2〜8kg/cJ・(絶
対圧)を満足する全圧にすれば充分な反応速度が得られ
る。
本発明方法を実施するに当っては、半回分式反応の場合
、前述した溶媒及び触媒を反応容器に装入し、これに分
子状酸素含有ガスを吹込みながら一定の温度・圧力を保
持した状態で、所定のM/Fを満足する様にDiPNを
連続的及び/又は半連続的に供給した後、NDCが得ら
れるまでの充分な時間分子状酸素含有ガスの吹込を継続
し反応を完結させればよい。但し、NDC/TMA生成
量比を大きくする為に、M/Fを大きくする事は、触媒
使用量当りのDiPN処理速度を小さくするか、DiP
N処理速度当りの触媒使用量を大きくする必要があり、
生産性に大きな影響を与えることになる。また、M/F
を大きくするとNDC収率が僅かながら向上する。従っ
て、M/Fの範囲の規定は、経済性を考えて適当に行う
ことが重要である。常識的には、M/Fは10〜20が
実用的範囲と考えられる。連続式反応に於いては、供給
及び排出が連続的に行われる為、溶媒と触媒を循環して
系内バランスを維持するのはもちろんであるが、未反応
原料及び反応中間体の排出を防止し、反応の完結とND
C収率の向上を図るには、DiPNを供給する前反応器
の他に少なくとも一段以上分子状酸素含有ガスとの気液
接触が得られる後反応器を用いることが望ましい。後反
応器の反応条件(温度、圧力等)は前反応と異ってもよ
いが、運転上は同一条件での操業が実用的である。
、前述した溶媒及び触媒を反応容器に装入し、これに分
子状酸素含有ガスを吹込みながら一定の温度・圧力を保
持した状態で、所定のM/Fを満足する様にDiPNを
連続的及び/又は半連続的に供給した後、NDCが得ら
れるまでの充分な時間分子状酸素含有ガスの吹込を継続
し反応を完結させればよい。但し、NDC/TMA生成
量比を大きくする為に、M/Fを大きくする事は、触媒
使用量当りのDiPN処理速度を小さくするか、DiP
N処理速度当りの触媒使用量を大きくする必要があり、
生産性に大きな影響を与えることになる。また、M/F
を大きくするとNDC収率が僅かながら向上する。従っ
て、M/Fの範囲の規定は、経済性を考えて適当に行う
ことが重要である。常識的には、M/Fは10〜20が
実用的範囲と考えられる。連続式反応に於いては、供給
及び排出が連続的に行われる為、溶媒と触媒を循環して
系内バランスを維持するのはもちろんであるが、未反応
原料及び反応中間体の排出を防止し、反応の完結とND
C収率の向上を図るには、DiPNを供給する前反応器
の他に少なくとも一段以上分子状酸素含有ガスとの気液
接触が得られる後反応器を用いることが望ましい。後反
応器の反応条件(温度、圧力等)は前反応と異ってもよ
いが、運転上は同一条件での操業が実用的である。
尚、後反応器を用いる場合、本特許請求の範囲の各規定
は前反応器内の全触媒重金属九に対応するものとなる。
は前反応器内の全触媒重金属九に対応するものとなる。
本酸化反応は気液接触反応の為、反応が気液接触律速と
ならない高効率の気液接触型反応器を用いることが必要
であり、反応副生ガスの排出も重要な要因となる為、吹
込ガス量GCN Q /m1nlと反応液量L(fi〕
の比がGル≧1[mjn−1:lとなる様に分子状酸素
含有ガスを吹込むことが望ましい。
ならない高効率の気液接触型反応器を用いることが必要
であり、反応副生ガスの排出も重要な要因となる為、吹
込ガス量GCN Q /m1nlと反応液量L(fi〕
の比がGル≧1[mjn−1:lとなる様に分子状酸素
含有ガスを吹込むことが望ましい。
反応終了後、反応生成混合物からのNDCの分離、回収
及び精製、TMA及び触媒重金属の回収、精製又は再生
、NDCを除去した反応母液の後処理、循環、再使用等
は他のNDCやテレフタル酸の製造に関する公知の方法
によって行うことができる。
及び精製、TMA及び触媒重金属の回収、精製又は再生
、NDCを除去した反応母液の後処理、循環、再使用等
は他のNDCやテレフタル酸の製造に関する公知の方法
によって行うことができる。
本発明方法はDj PNを連続的及び/又は半連続的に
供給する半回分あるいは連続式反応に適用できる。
供給する半回分あるいは連続式反応に適用できる。
尚、DiPNは融点が約70℃と常温で固体の為、加熱
溶融下に連続的及び/又は半連続的に供給する必要があ
るが、この際反応溶媒の脂肪族モノカルボン酸及び/又
は他の反応に悪影響を及ぼさない溶媒に常温又は加熱溶
解した状態で反応器に供給しても何ら問題は無い。但し
、反応母液の様に触媒が溶解した状態の溶媒でDiPN
を加熱溶解すると、加熱温度及びその保持時間によって
は触媒の不活性化及び/又はDjPNの変性を招くこと
もある為、反応器以外でのDiPNと触媒との均一接触
状態は可及的回避することが好ましい。
溶融下に連続的及び/又は半連続的に供給する必要があ
るが、この際反応溶媒の脂肪族モノカルボン酸及び/又
は他の反応に悪影響を及ぼさない溶媒に常温又は加熱溶
解した状態で反応器に供給しても何ら問題は無い。但し
、反応母液の様に触媒が溶解した状態の溶媒でDiPN
を加熱溶解すると、加熱温度及びその保持時間によって
は触媒の不活性化及び/又はDjPNの変性を招くこと
もある為、反応器以外でのDiPNと触媒との均一接触
状態は可及的回避することが好ましい。
この発明に於けるTMA副生量制御法は、NDC収率を
高度に維持しながら副生ずるTMAを低濃度域で任意に
コントロールすることを可能にするもので、その制御因
子を工業的に実用可能なM/Fに求めたものである。
高度に維持しながら副生ずるTMAを低濃度域で任意に
コントロールすることを可能にするもので、その制御因
子を工業的に実用可能なM/Fに求めたものである。
M/Fは、言わば能力の限られた燃焼炉の中に導入する
燃料供給速度を規定する尺度と同義に解釈できる。ND
CをCO□、TMAをCOにたとえれば、M/F <2
は未燃炭化水素やススの発生する不完全燃焼域、M/F
=2〜6はCOの高濃度生成域、M/F≧10は酸化生
成物がCO2と820になる完全燃焼域に相当する。異
なる点は、COは酸化が進めばC02に移行するが、T
MAはNDCになり得す、TMAの分解ガス化もTMA
副生と同義に解釈すればTMAの副生が完全には回避し
得ない点である。
燃料供給速度を規定する尺度と同義に解釈できる。ND
CをCO□、TMAをCOにたとえれば、M/F <2
は未燃炭化水素やススの発生する不完全燃焼域、M/F
=2〜6はCOの高濃度生成域、M/F≧10は酸化生
成物がCO2と820になる完全燃焼域に相当する。異
なる点は、COは酸化が進めばC02に移行するが、T
MAはNDCになり得す、TMAの分解ガス化もTMA
副生と同義に解釈すればTMAの副生が完全には回避し
得ない点である。
したがって、本発明方法の様に主目的たるNDCの収率
を高度に維持しながら副生ずるTMAの量を任意にコン
トロール可能な技術を用いれば、原料コスト、設備・運
転コストに応じた経済評価により最適な反応条件を選択
することが可能となる。
を高度に維持しながら副生ずるTMAの量を任意にコン
トロール可能な技術を用いれば、原料コスト、設備・運
転コストに応じた経済評価により最適な反応条件を選択
することが可能となる。
以下、実施例によって本発明方法を詳述する。
実施例
還流冷却器、ガス吹込管・排出管、原料連続供給ポンプ
及び撹拌機を有するチタンラインニング加圧反応器を用
い、表−1の水僧で酸化反応を行った。この場合、Di
PN供給速度を一定にして、触媒使用量でM/Fを変化
させた。
及び撹拌機を有するチタンラインニング加圧反応器を用
い、表−1の水僧で酸化反応を行った。この場合、Di
PN供給速度を一定にして、触媒使用量でM/Fを変化
させた。
=15
コストアップの要因が少ない。
第1図はI)jPNの反応結果を示すグラフである。
反応器に表−1の水準で酢酸と触媒を仕込み、撹拌下に
(NK式アl−マイザ、撹拌周速7m/5ec)純酸素
をG/[、=2(min−’)で吹込みながら、温度1
70℃、酸素圧8kg/、ff1(絶対圧)に調整した
。ここに、DiPNを7.5X10−7[モル/時]で
2時間連続供給した後、さらに2時間純酸素の吹込みを
継続した。 反応終了後、反応器を冷却し圧力を下げてから反応液を
取出し、固液を分離した接客々を液体クロマトグラフで
分析し、N11G及びTMAの収率を求めた。その結果
を第1図に示す。 〔発明の効果〕 第1図に示された結果かられかるように、本発明によっ
て、工業的に実用可能な制御因子M/Vを用い、NDC
収率を高度に維持しなからTMA副産量を容易にコント
ロールすることが可能になった。 この為、Dj PN利用率の向上(TMA併産)あるい
は高純度NDC製造(TMA無)のいず九かを任意に選
択できる。 しかも、本発明では従来工業的に汎用されている反応溶
媒及び触媒の利用を基礎としている為、M/F
(NK式アl−マイザ、撹拌周速7m/5ec)純酸素
をG/[、=2(min−’)で吹込みながら、温度1
70℃、酸素圧8kg/、ff1(絶対圧)に調整した
。ここに、DiPNを7.5X10−7[モル/時]で
2時間連続供給した後、さらに2時間純酸素の吹込みを
継続した。 反応終了後、反応器を冷却し圧力を下げてから反応液を
取出し、固液を分離した接客々を液体クロマトグラフで
分析し、N11G及びTMAの収率を求めた。その結果
を第1図に示す。 〔発明の効果〕 第1図に示された結果かられかるように、本発明によっ
て、工業的に実用可能な制御因子M/Vを用い、NDC
収率を高度に維持しなからTMA副産量を容易にコント
ロールすることが可能になった。 この為、Dj PN利用率の向上(TMA併産)あるい
は高純度NDC製造(TMA無)のいず九かを任意に選
択できる。 しかも、本発明では従来工業的に汎用されている反応溶
媒及び触媒の利用を基礎としている為、M/F
Claims (3)
- (1)2,6−ジイソプロピルナフタレンを脂肪族モノ
カルボン酸溶媒中、分子状酸素で酸化する方法に於いて
、該酸化を、 (i)コバルト、マンガン及び臭素を必須成分とする均
一系触媒存在下、 但し、Co/Mn(原子比):80/20〜10/90
Br/Co+Mn(原子比):0.01〜1(ii)反
応温度:160〜200℃ (iii)反応圧力:酸素分圧0.2〜8k/cm^2
(絶対圧)の条件で行うとともに、該2,6−ジイソプ
ロピルナフタレンを供給する反応器内の反応液中に存在
する全触媒重金属量H〔モル〕と2,6−ジイソプロピ
ルナフタレン供給速度F〔モル/時〕との比M/Fを調
節して、最終反応混合液中に存在する2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸とトリメリット酸の割合をコントロール
することを特徴とする2,6−ジイソプロピルナフタレ
ンの酸化方法。 - (2)M/Fを2〜6に調節し、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸とトリメリット酸の合計生成量を最大とする
請求項1の方法。 - (3)M/Fを10以上に調節し、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸/トリメリット酸生成量比を最大とする請
求項1の方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63320210A JPH0662496B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 2,6―ジイソプロピルナフタレンの酸化方法 |
| US07/451,952 US5055612A (en) | 1988-12-19 | 1989-12-19 | Process for the preparation of naphthalene carboxylic acids |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63320210A JPH0662496B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 2,6―ジイソプロピルナフタレンの酸化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02164847A true JPH02164847A (ja) | 1990-06-25 |
| JPH0662496B2 JPH0662496B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=18118944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63320210A Expired - Lifetime JPH0662496B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 2,6―ジイソプロピルナフタレンの酸化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662496B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112441908A (zh) * | 2019-09-04 | 2021-03-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 合成2,6-萘二甲酸的方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61140540A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Teijin Yuka Kk | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法 |
| JPS61246143A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-01 | Teijin Yuka Kk | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造法 |
| JPS6293254A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造法 |
| JPS62120342A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-01 | Teijin Yuka Kk | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造法 |
| JPS62212345A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-18 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の連続製造法 |
| JPS62212340A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-18 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 2,6−ナフタレンジカルボン酸とトリメリツト酸の併産方法 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP63320210A patent/JPH0662496B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61140540A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Teijin Yuka Kk | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法 |
| JPS61246143A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-01 | Teijin Yuka Kk | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造法 |
| JPS6293254A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造法 |
| JPS62120342A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-01 | Teijin Yuka Kk | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造法 |
| JPS62212345A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-18 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の連続製造法 |
| JPS62212340A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-18 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 2,6−ナフタレンジカルボン酸とトリメリツト酸の併産方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112441908A (zh) * | 2019-09-04 | 2021-03-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 合成2,6-萘二甲酸的方法 |
| CN112441908B (zh) * | 2019-09-04 | 2023-04-07 | 中国石油化工股份有限公司 | 合成2,6-萘二甲酸的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0662496B2 (ja) | 1994-08-17 |
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