JPH02175126A - 艶消し表面を有する成形品の製造方法 - Google Patents

艶消し表面を有する成形品の製造方法

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JPH02175126A
JPH02175126A JP28111489A JP28111489A JPH02175126A JP H02175126 A JPH02175126 A JP H02175126A JP 28111489 A JP28111489 A JP 28111489A JP 28111489 A JP28111489 A JP 28111489A JP H02175126 A JPH02175126 A JP H02175126A
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polymerizable unsaturated
unsaturated monomer
methacrylic resin
resin material
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Kazumasa Kamata
釜田 和正
Katsumi Tamai
玉井 克巳
Kazunori Abe
安部 和則
Yoshinobu Shiraishi
白石 義信
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、艶消し表面を有するメタクリル樹脂成形品の
製造方法に関する。更に詳しくはメタクリル酸メチy単
独又は80重量係以上のメタク’J/l/酸メチルを含
有する重合性不飽和単量体混合物から得られる重合体か
らなる連続相と、連続相を形成する重合体と特定の屈折
率の関係にあシ、かつ特定の組成からなる(メタ)アク
リル酸(アクリル酸又はメタアクリル酸の意、以下同様
)エステル単独、あるいは上記(メタ)アクリμ酸エス
テルの少なくとも1種を50重量憾以上含有する重合性
不飽和単量体混合物から得られる重合体からなる分散相
とから構成されるメタクvyv樹脂組成物を熱変形温度
以上の温度で延伸成形することにより得られる艶消し表
面を有するメタクリ・μ樹脂成形品の製造方法に関する
従来技術により、艶消し表面を有する樹脂成形品を得る
方法としては、(1)あらかじめ表面艶消しのなされた
鋳型に重合性不飽和単量体あるいは重合性不飽和単量体
の部分重合物を流し込み、その表面を写し取る方法、(
2)熱可塑性樹脂材料を、該樹脂材料の熱変形温度以上
の温度で表面艶消しのなされた表面に圧着し、その表面
を写し取る方法、(3)樹脂表面にカーボランダム等の
!l細粒子を接触させ、表面に損傷を与えることにより
艶消し表面を得る方法、(4)さらには簡便な方法とし
て熱可塑性樹脂表面に活性二ネμギー線(低圧水銀灯、
カーボンアーク灯などによる紫外線)を照射し、その後
熱変形温度以上の温度で延伸成形することにより艶消し
表面を得るなどの方法がある。
しかしながら上記の方法は艶消し表面を得るために、特
別な工程が必要となり、製造工程が複雑となる。
本発明の目的は、従来技術のような特別な工程を必要と
しない、メタクリル樹脂組成物(以下、単にメタクリル
樹脂素材と呼ぶ)から艶消し表面を有するメタクリル樹
脂成形品(以下、単にメタクリル樹脂成形品と呼ぶ)を
得ることにある。
本発明者らは、上記目的に対して鋭意研究した結果、メ
タクリル酸メチμを主構成単位とする重合体からなる連
続相と、本発明の特定の(メタ)アクリμ酸エステμの
重合体からなる分散相とから構成されるメタクリル樹脂
素材は延伸成形されることにより、美麗な艶消し表面を
もつメタクリル樹脂成形品が得られることを見出し、本
発明を完成した。
すなわち、本発明は、80〜99.9重量傷の連続相を
形成する重合体〔A〕と、[lL1〜20重1に4の分
散相を形成する重合体〔B〕を含み、前記重合体CA)
がメタクリル酸メチp単独、又は80重量憾以上のメタ
クリル酸メチpを含有する重合性不飽和単量体混合物か
ら得られた重合体であり、 前記重合体〔B〕が下記の一般式〔■〕〔上式中、R1
は水素原子又はメチμ基を表わし、R8は2以上の炭素
原子数を有する炭化水素基又はその誘導体を表わす〕で
表わされる少なくとも1種の重合性不飽和単量体、或は
50重重量板上の前記一般式〔I〕で示される少なくと
も1種の重合性不飽和単量体を含有する重合性不飽和単
量体混合物から得られた重合体であシ、さらに、前記重
合体〔A〕の屈折率0人 と、前記重合体〔B〕の屈折
率nB  とか下記関係式%式% を満足するメタクリル樹脂組成物を、熱変形温度以上の
温度で延伸成形させることを特徴とする艶消し表面を有
するメタクリル樹脂成形品の製造方法にある。
なお、本発明において屈折率はナトリウムD線に対して
20℃で測定した値を採用する。
以下本発明をさらに説明する。
本発明においてメタクリル樹脂素材は、連続相と分散相
の2相とから構成され、連続相を形成する重合体[A)
と分散相を形成する重合体〔B〕の屈折率には特定の関
係、すなわち重合体[A)の屈折率n□ と重合体〔B
〕の屈折率nB  。
間にnB/nlの値で[1998≦nB/n)、≦t 
002という関係がある。このため本発明で与えられる
メタクリル樹脂素材は、酸化チタン、水酸化アルミニウ
ム、スチレン−メタクリル酸メチ〃共重合体等の光拡散
剤を併用しない場合、得られるメタクリル樹脂素材は透
明な板となる。
(ここでいう透明とは、透過光を肉眼で観察した場合、
実質的に背景のぼけが観察されないことをいう。) メタクIJ /l/樹脂素材のni+/nム値は0.9
98≦nB/nム≦1.002の範囲にあるが、nB/
nム値がn B/nム<1998 あるいはt o O
2< nn/nムの範囲にあるものは、得られるメタク
リル樹脂素材の透明性が悪く、本発明の目的を達成する
ことができない。又、メタクリル樹脂素材は延伸成形す
ることにより、美麗な艶消し表面を有するメタクリル樹
脂成形品を得るだめ、分散相の連続相への分散は均一な
ことが要求される。一般には肉眼で透過光を観察した時
に全光線透過率、光散乱特性等に局部的不均一が認めら
れない程度に、光学的に均一なことが望ましい。又、微
視的にみた時の分散相の分散粒子の大きさは特に限定は
しないが好ましい範囲が存在する。本発明の樹脂におい
ては、分散粒子の形態には特に制約がなく、分散粒子の
半径が非常に小さい場合、メタクリル樹脂成形品の表面
艶消しの程度が不十分となシやすく、逆に大きくした場
合は、メタクリル樹脂成形品の表面艶消し状態が悪くな
る傾向にあり好ましくない。本発明の分散相を形成する
個々の分散粒子の大きさは、得られるメタクリル樹脂素
材が透明であるため直接観察はできないが、本発明にお
けるメタクリ/l/樹脂素材と同様の重合体から形成さ
れる連続相、および分散相とから構成され、両者の重合
体の屈折率の比が本発明のメタクリル樹脂素材と異なる
、先に出願した光拡散性メタクリyvm脂に関する特許
(特願昭56−186115号)より推定すると、同一
断面積をもつ等価な球の半径に換算して(11〜500
ミクロンであることが好ましくCL5〜100ミクロン
であることがさらに好ましい。
本発明のメタクリル樹脂素材は、連続相を形成する重合
体〔A〕 80〜99,9重量憾と、分散相を形成する
重合体(:B) 0.1〜20重jl嗟とから構成され
ている。分散相を形成する重合体〔B〕が0.1重量優
に満たない場合、メタクリル樹脂成形品の表面艶消しの
度合が不十分であシ、他方重合体[B)が20重量憾を
越えた場合、得られる樹脂成形品の表面艶消しの度合は
十分であるが、メタクリル樹脂素材あるいはメタクリル
樹脂成形品の耐候性、耐溶剤性、強度、耐熱性の低下を
生じやすく、一般に好ましくない。
上記範囲の中で連続相を形成する重合体CAIが90〜
99,5重量鴫であり、分散相を形成する重合体〔B〕
がα5〜10重i1であることがさらに好ましい。
本発明においてメタクリル樹脂素材の連続相を形成する
重合体CA)は、ポリメタクリμ酸メチル、あるいはメ
タクリル酸メチμを80重重量板上含有する重合性不飽
和単量体混合物から得られる重合体[A)から形成され
る。メタクリル酸メチμを80重量憾以上含有する重合
性不飽和単量体混合物中に添加されるメタク’J/L/
酸メチルと共重合しうる他の重合性不飽和単量体の具体
例としては、アクリル酸メチ〃、(メタ)アクリル酸メ
チμ、(メタ)アクリル酸プロピμ、(メタ)アクリル
酸ブチp1 (メタ)アクリル酸2−エチμヘキシμ、
(メタ)アクリμ酸シクロヘキシ!、(メタ)アクリμ
酸ベンジμ等の(メタ)アクリ/I/酸と一価の飽和ア
ルコ−/I/とのエステμ、あるいは(メタ)アクリμ
酸アリρ等の(メタ)アクリル酸と一価の不飽和アμコ
ーμとのエステp、あるいはエチレングリコ−μとのエ
ステル%あるいはエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レ−)、1.3−プチレングリコールジ(メタ)アクリ
レ−11トリメチロ−μエタントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロ−μプロパントリ(メタ)アクリレート
、ペンタエリスリトーμテトフ(メタ)アクリ’ −’
r 、(メタ)アクリμ酸2−ヒドロキシエチμ、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピμ等の(メタ)ア
クリル酸と多価アμコー/l/とのエステル1あるいは
(メタ)アクリル酸、スチレン、スチレン誘導体が挙げ
られる。
これらの重合性不飽和単量体は20重量優以下の量で添
加される。メタクリル酸メチμの量が80重量噛未満で
あるものは得られるメタクリ1v樹脂素材および成形品
の強度、耐候性、耐熱性の低下が生じやすく、又原料コ
ストの上昇を招きやすく好ましくない。
上記メタクリル酸メチμと共重合する重合性不飽和単量
体の中で好ましいものとしては、(メタ)アクリル酸と
一価の飽和アμコールとのエステμが挙げられる。さら
にこの中でより好ましいものとしては、アクリル酸メチ
μ、(メタ)アクリμ酸エチp1 (メタ)アクリル酸
ブチμ、(メタ)アクリル酸2−エチμヘキシμなどを
具体例として挙げることができる。
さらに、メタクリル酸メチμと共重合する他の重合性不
飽和単量体の添加量が10重重量板下であることが本発
明の好ましい実施の態様として挙げられる。
すなわち、メタクリル樹脂素材の連続相を形成する重合
体〔A〕の好ましい実施の態様として、ポリメタクリル
酸メチμ及びメタクリル酸メチ/v90重量憾以上と、
アクリル酸メチp1 (メタ)アクリル酸エチμ、(メ
タ)アクリル酸ブチμ、(メタ)アクリル酸2−エチル
ヘキシμから選ばれた重合性不飽和単量体10重量傷以
下との混合物から得られた重合体を挙げる事ができる。
メタクリ!樹脂素材の分散相を形成する重合体〔B〕は
、連続相を形成する重合体〔A〕と、本発明の範囲で規
定された特定の屈折率を満足するもので、前記一般式C
I)で示される重合性不飽和単量体単独の重合体、ある
いは一般式〔I〕で示される少なくとも1種の重合性不
飽和単量体を50重量憾以上含有する重合性不飽和単量
体混合物から得られた重合体である。
一般式(1)で示される重合性不飽和単量体の代表的な
具体例としては、下記の化合物を挙げることができる。
なお()内は重合体の屈折率を表わす。
メタクリル酸2.λ2−トリフμオロイソデロピA/ 
  (14185)メタクリ4λス2−トリフルオロエ
チμ      (1,4!17  )アクリル酸イソ
プロピyv      (1,456)アクリル酸2−
エチルへキシμ (1゜478 )アクリル酸n−ブチ
/I/      (1,466)メタクリル酸t−ブ
チyv     (1,467)アクリル酸エチ/l/
        (1,4685)メタクリル酸イソプ
ロピ/l/    (1,473)メタクリル酸モノフ
ルオロエチA/       (1,478)メタクリ
ル酸Q−ヘキシA/(1,481)メタクリル酸n−ブ
チyv     (1,483)メタクリル酸イソプロ
ピ/’    (1,484)メタクリル酸エチ#  
  ’   (1,485)メタクリル酸2−メチ〃シ
クロヘキシμ  (1,503)メタクリル酸シクロヘ
キシIV   (1,504)メタクリμ酸2−クロロ
シクロヘキシyv   (tsla  )メタクリル酸
2−シクロヘキシルシクロへキシ#   (1,518
)メタクリル酸2−ブロモエチ/v(1,543)メタ
クリル酸ベンジ/l/      (1,568)およ
びメタクリル酸イソブチμ、アクリル酸n−ヘキシル、
アクリル酸シクロヘキシμ、メタクIJ/l/酸2−エ
チルヘキV/v等を挙げることができる。
これらの一般式〔I〕で示される重合性不飽和単量体は
、単独で用いても良いし、又2種以上を適当に組み合わ
せて用いてもよい。
本発明の目的から見ると、分散相を形成する重合体〔B
〕に要求される性能は、連続相を形成する重合体〔A〕
との屈折率の比が特定の範囲にあること、および連続相
中に好ましい状態で分散させ得ることが第一義的なもの
であるが、本発明のメタクリル樹脂素材を製造する観点
からみると、取り扱いの容易さの点で、重合体〔B〕が
室温においてガラス状態であることが好ましい。したが
って本発明のメタクリル樹脂素材を得る好ましい態様と
して、比較的T2  の高い重合体を与える単量体とし
て、メタクリル酸ターシャリブチy1メタクリμ酸エチ
μ、メタクリμ酸シクロヘキシル、メタクリル酸ヘンシ
μの中から、屈折率を考慮して適当に基軸になる化合物
を選び、その1種を用いたり、その2種以上を組み合わ
せて用いたり、あるいはその1種以上に一般式〔I〕で
示される他の化合物、或はその他の共重合可能な重合体
不飽和単量体を組合わせて重合又は共重合することによ
って、室温においてガラス状態であシ、かつ所望の屈折
率を有する重合体を製造し、それを分散相を形成する重
合体〔B〕として用いることが挙げられる。
メタクリル樹脂素材の分散相を形成する重合体〔B〕と
して、一般式〔I〕で示される重合性不飽和単量体に他
の重合性不飽和単量体を共重合させた重合体を用いるこ
とができるがこの場合、前記共重合可能な重合性不飽和
単量体の具体例としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン等ノスチレン誘導体、(メタ)アクリル酸メチp1ア
ルいはエチレングリコ−μジ(メタ)アクリレ−)、1
.3−ブチレングリコ−μジ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメ
チロ−μプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトーμテトフ(メタ)アクリレート等の(メタ)
アクリル酸と多価アルコールとのエステルなどを挙げる
ことができる。
これらの化合物の中で、スチレン、メタクリル酸メチル
を代表的な具体例として挙げることができる。
これら一般式〔I〕で示される化合物と共重合可能な重
合性不飽和単量体は、重合性不飽和単量体混合物中に5
0重世憾未満の量で添加される。一般式〔I〕で示され
る化合物の添加量が50重量憾未満になると、重合体C
A)と重合体CB”lとの屈折率の関係が本発明の範囲
でちっても、重合体〔B〕の重合体〔A〕中への分散の
状態を制御しにくく、一般に好ましくない。上記範囲の
中で一般式CI)で示される重合性不飽和単量体の添加
量が80重量繋以上である実施の例は本発明の特に好ま
しい実施の態様の例を与える。
連続相および分散相はそれぞれ上記で特徴づけられた重
合体CAIおよび重合体〔B〕から形成される。しかし
ながらメタクリル樹脂素材を製造する条件によっては、
連続相を形成する重合体〔A〕中に重合体〔B〕が極く
少量存在したり、あるいは分散相を形成する重合体〔B
〕中に重合体[A)が極く少量存在したり、さらに又分
散相を形成する重合体〔B〕中にさらに分散した形で重
合体〔A〕が存在することもあり得るが、そのようなメ
タクリル樹脂素材も本発明の範囲から除外されない。
メタクリル樹脂素材は、基本的には上記のような連続相
と分散相との2相から構成されるが、通常のメタクリル
樹脂材料に添加される種々の添加剤を含んでいてもよい
。これらの添加剤の具体例としては、着色に用いられる
染料酸化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤、難燃剤、お
よび鋳型からの樹脂ははく離を容易にするはく離開等が
挙げられる。
あるいは又、連続相、分散相を形成する重合体に不溶で
第3の相を形成する酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸力
μシウム、水酸化アルミニウム等の通常の顔料、あるい
はポリスチレン、ヌチレンーメタクリμ酸メチμ共重合
体のごとき光拡散剤も添加剤の1種として挙げられる。
一般に前記光拡散剤を添加した光拡散板は、延伸成形を
行なうと、光線透過率が高くなり、光拡散性が悪くなる
。このような光拡散性樹脂材料中に、本発明における重
合体(B)からなる新しい分散相を形成させた場合、メ
タクリIL/樹脂素材の光学特性には何ら影響を与えな
いが、メタクリル樹脂材料品においては表面艶消しとな
り、光拡散性が悪くなるのを防ぐことができる。
このように本発明の表面艶消し能を利用した、光学特性
の延伸率依存性の少ない新しいメタクリル樹脂素材も本
発明の応用の一例として挙げられる。
メタクリル樹脂素材の形態は延伸成形が可能な限り、特
に限定されるものではないが、板状晶が具体的な例とし
て挙げられる。このとき樹脂板の厚みは特に限定される
ものでは々いが、一般には12〜20■、さらに1〜1
0■のものが一般的である。
続いてメタクリfi/樹脂素材を製造する方法について
説明する。
メタク!J/I/l!il脂素材を製造する方法は、特
に限定されるものではないが、好ましい具体的方法とし
て、あらかじめ分散相を形成する重合体〔B〕を製造し
ておき、それを連続相となる重合体CAIを形成するた
めの重合性不飽和単量体又はその部分重合物、あるいは
重合性不飽和単量体混合物、又はその部分重合物に溶解
又は分散させ、次にこの重合性組成物を、重合すること
により、重合体〔A〕よりなる連続相と重合体〔B〕よ
りなる分散相との2相からなるメタクリル樹脂素材を製
造する方法、さらに給体〔A〕と重合体〔B〕を溶融混
合する方法が挙げられる。
すなわち、前記一般式〔I〕で示される重合性不飽和単
量体の重合体あるいは一般式CI)で示される重合性不
飽和単量体を50重量憾以上含有する重合性不飽和単量
体混合物から得られた重合体〔B″10.1〜20重量
嶋を連続相を形成する重合体mA)となるメタクリル酸
メチμあるいはメタクリル酸メチルを80重重量板上含
有する重合性不飽和単量体混合物あるいはそれらの部分
重合物80〜9c19重量嶋中に溶解又は分散せしめ、
ラジカ/L’重合開始剤の存在下に、通常は鋳型内にお
いて重合することにより、重合体〔A〕から形成される
連続相と重合体〔B〕から形成される分散相の2相から
構成されるメタクリ/L/樹脂素材を製造することがで
きる。
上記方法の中で分散相を形成する重合体〔B〕を製造す
る方法には、特に限定はなく、通常工業的に行なわれる
乳化重合、溶液重合、塊状重合も採用出来るが、一般的
には水性媒体中での懸濁重合による方法が好ましい。こ
の懸濁重合法を用いると、得られた重合物の取り扱いが
容易であること、重合体〔B〕の連続相を形成する重合
体CA)となる重合性組成物への溶解或は分散が比較的
容易であることなどの利点がある。
メタクリル樹脂素材の連続相を形成する重合体〔A〕に
変成されるべき重合性組成物には、メタクリル酸メチμ
単独あるいはメタクリル酸メチルを80重重量板上含有
する重合性不飽和単量体混合物及びこれらの部分重合物
のいずれを用いてもよい。一般に生産性等を考慮した場
合、部分重合物を用いるほうが有利である。この重合性
組成物の部分重合物を得る方法としては、あらかじめ製
造した重合体を重合性不飽和単量体中に溶解する方法も
採用することもできるが、通常は重合性不飽和単量体に
フジカル重合開始剤を加え、得られた組成物をその沸点
に加熱することによシ部分重合物を得る方法が好ましい
具体例として挙げられる。
分散相を形成する重合体〔B〕は連続相を形成する重合
体〔A〕となる重合性組成物に溶解又は分散されるが、
メタクリlv樹脂成形品の艶消し表面が光学的に均一で
あるようにするためには重合体(B)は重合体[A)と
なる重合性組成物に均一に溶解されることが好ましい。
均一に溶解されているかどうかは、混合物の透明性によ
シ容易に判断できる。混合物が透明か、かすかに濁って
いる程度であればメタクリル樹脂成形品の艶消し表面は
一般に光学的に均一である。
重合体〔B〕を重合体〔ム〕となる重合性組成物に溶解
もしくは分散させた混合物には、フジカル重合開始剤が
添加され、所望の鋳型に流し込まれ、鋳型内で重合され
る。
重合開始剤の具体例としては、2.2′−アゾビス(イ
ソブチロニトリ/I/)、″2.2′−アゾビス(2,
4−ジメ千!バレロニトリμ)、2.21−アゾビス(
2,4−ジメチ/L/−4−メトキシバVロニトリlv
)等のアゾ系開始剤、あるいはベンゾイルパーオキサイ
ド、フウロイμパーオキサイド等の有機過酸化物、ある
いは又、酸化剤と還元剤とを組み合わせたいわゆるレド
ックス開始剤を挙げることができる。
レドックス開始剤を用いた場合、重合時に加熱の必要の
ない場合もあるが、通常は鋳型に流し込んだ後、40℃
〜150℃に加熱して重合を行なわせる。特に第1段で
50℃〜95℃に加熱し、引き続いて第2段で100℃
〜140℃に加熱して重合を完結させることが好ましい
又、重合時に用いられる鋳型の好ましい例としては、周
辺を軟質のガスケットでシーμされた2枚の強化ガラス
板および周辺を軟質のガスケットでシーμされた2枚の
対向して同一方向に同一速度で進行する片面鏡面研磨さ
れたエンドレスのステンレス鋼製のべμトを挙げること
ができる。
上記のごときメタクリル樹脂素材を製造する方法の中で
、分散相を形成する重合体〔B〕を重合率15〜25重
量鴫の連続相を形成する重合体〔A)となる重合性組成
物に溶解ないし分散せしめ、アゾ系ないし有機過酸化物
系開始剤を添加し、これを周辺を軟質ガスケットでシー
μされた2枚の対向して同一方向に同一速度で進行する
、片面鏡面研磨されたエンドレスのステンレス鋼製のべ
μトの間に、上流端から連続的に流し込み、加熱して重
合を完成させ、下流端から連続的に樹脂板を取り出す方
法が特に好ましい本発明の実施の態様として挙げられる
次に上述のごとくして得られたメタクリル樹脂素材から
本発明の艶消し表面を有するメタクリル樹脂成形品を得
るためには、以上述べた製造方法で得られ九メタクリμ
樹脂素材を、該樹脂素材の熱変形温度以上の温度で延伸
成形させる。前記方法で得られるメタクリル樹脂素材は
連続相を形成する重合体〔A〕の屈折率nム と、分散
相を形成する重合体〔B〕の屈折率nB がnB/ni
値でCL998≦nB/n4≦1.002の範囲にある
ため、得られるメタクリル樹脂素材は他の光拡散剤と併
用しない場合は透明な樹脂板となる。このメタクリル樹
脂素材を熱変形温度以上、通常は10℃以上高い温度で
、テンター法等による平面2軸延伸、平面1軸延伸、あ
るいは曲面2軸延伸、曲面1軸延伸などで延伸成形して
表面艶消しされたメタクリル樹脂成形品を得る。ここで
いう熱変形温度とはASTM D 64B−457で測
定されたたわみ温度を示す。2軸延伸の具体例としては
フリーブロー成形、真空成形、つき上げ成形など通常の
成形方法が挙げられる。
表面艶消して程度は延伸率((p−1)x1004で計
算される値。doは延伸成形前の板厚を、dは延伸成形
後の板厚を示す。)が、0憾から50憾程度までは徐々
に顕著になっていくが、50優程度以上になると延伸率
の変化に伴う表面艶消しの程度は緩やかになる。
以下実施例をもとに本発明を説明する。
なお実施例中板は重量部を、部は重量部を意味する。又
、光沢度は東京重色製グロスメータを用い、入射角60
° 反射角60’で測定した。分散相となる重合体の極
限粘度数は25℃のクロロホμム中で測定した値であり
、樹脂の全光線透過率はJ工S K 7105  に基
づいて測定した。
実施例1 (1)  メタクリμ酸シクロヘキシ!−メタクリμ酸
ターシャリブチμ共重合体〔分散相を形成する重合体色
〕〕の製造 攪拌機、温度検知体を付けたジャケット付SOZオート
クレーブに を仕込み、20Or、plmで攪拌しながら窒素置換を
20分間行ない、次いで80Cの温水を循環させて重合
を行なう。重合発熱のピークを90分後に確認し、釜内
温度が循環水の温度より下がったら、蒸気加熱により1
15℃の温度に30分間保持し、重合を完結させる。ジ
ャケットに水を入れて内容物を冷却し、得られた共重合
体を洗浄後、60℃で乾燥を行なった。なおこのメタク
リμ酸シクロヘキ7μmメタクリ〃酸ターシャリブチル
共重合体の極限粘度数は(L 00821 / fであ
った。
(2)  メタクリル樹脂素材の製造 常法に従って、周辺を軟質ガスケットでV−μした強化
ガラス七ルに、 メタクリル酸メチμ部分重合物    96   部(
重合体含有量214) (1)で得たメタクリル酸シクロヘキシμ−メタクリル
酸ターシャリブチμ共重合 体                   4   部
2.2−アゾビス(2,4−ジメチルパン口二トリ/L
/)                α05 部チヌ
ビンP               1101  部
(チバ・ガイギー製紫外線吸収剤) ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム  11001部
(はく離剤) よりなる透明な組成物を流し込み、82℃に保った水槽
中に1時間放置する。その後120℃の熱風循環炉中に
2時間保ち重合を完結させる。このようにして厚さ3■
の肉眼では、光学ムラの認められない透明なメタクリl
v樹脂素材を得た。なお樹脂素材のnB/nlはα99
9、熱変形温度は91℃であった。
(3)  上記(2)で得られた3■厚の透明メタクリ
!樹脂素材を170℃で突き上げ成形を行ない美麗な艶
消し表面を有するメタクリル樹脂成形品を得た。延伸成
形前後の樹脂板の性質を表1に示す。
表  1 実施例2〜6、比較例1 常法に従って周辺を軟質ガスケットでシーμされた2枚
の対向して同一方向に同一速度で進行する片面鏡面研磨
されたエンドレスのステンレス鋼製べμトの間に上流端
から連続的に光学特性を表2に示す。
乙2′−アゾビヌ(2,4−ジメチルパレロニトリ/I
/)                    (LO
5部チヌビンP11o1部 (チバ・ガイギー!R紫外線吸収剤) ジオクチμス〃ホコハク酸ナトリクム     α00
1部(はく離剤) よりなる透明な組成物を注入し、82℃の温水シャワー
ゾーンを28分間で通過後、最高温度125℃迄加熱さ
れる遠赤外線ヒーター加熱ゾーンおよび徐冷ゾーンを1
4分間で通過させることによυ下流よ多連続的に厚さ3
■の肉眼で光学ふうの認められない透明なメタクリ)v
樹脂素材を得た。
得られた5■厚のメタクリル樹脂素材を170℃で延伸
成形を行ない艶消し表面を有するメタクリfi/樹脂成
形品を得た。突き上げ成形前後の実施例7〜9 実施例1の(])において、重合性不飽和単量体混合物
を表3の組成のものにした以外は、同様の操作を繰り返
し、分散相を形成する重合体〔B〕となる共重合体を得
た。さらに得られた共重合体を用い、実施例1の(2)
と同様の操作を繰り返して3■厚の透明なメタクリル樹
脂素材を得、さらにこのメタクリル樹脂素材を170℃
に加熱、延伸成形することにより、美麗な艶消し表面を
有するメタクリル樹脂素材品を得た。
結果を表3に示す。
実施例10 常法に従って2枚の強化ガラスの間に メタクIJ/l/酸メチル部分重合物       9
5(重合体含有量と54) メタクリル酸ンクロヘキV/%/−メタクリ〃酸ターシ
ャリブチμ共重合体         5部 部 2.2′−アゾビス(2,4−ジメチμパレワニトリル チヌビンP (チパ・ガイギー製紫外線吸収剤) 酸化チタン α025部 101部 部 よυ成る組成物を注入し、65℃の水浴槽に5時間浸漬
し、ついで120℃の空気浴槽で2時間加熱して重合を
完了させ厚さ3■の鏡面光沢を有する白色不透明メタク
リル樹脂素材を得た。
得られたメタクリル樹脂素材の熱変形温度は105℃で
ちった。このメタクリル樹脂素材を熱風循環炉中で18
0℃に加熱した後、半球状にフリープロー成形を行ない
、美麗な艶消し表面を有するメタクリル樹脂成形品を得
た。
比較例2 実施例10において、注入する組成物からメタクリμ酸
シクロヘキVμmメタクリμ酸ターシャリブチμ共重合
体を除いた以外は全く同様の操作を繰り返し、熱変形温
度105℃の白色不透明メタクリル樹脂素材を得た。こ
のメタクリル樹脂素材を実施例10と同様に180℃に
加熱した後、半球状にフリープロー成形したところ、表
面は鏡面光沢を保ったままのメタクリル樹脂成形品を得
た。
比較例5 2枚の強化ガラスとガスケットで構成されたセル中に、 メタクリμ酸メチμmアクリル酸エチμ部分重合物(仕
込み重量比 98 / 2 )          9
8部ポリメタクリμ酸ターシャリブチμ (極限粘度数 IIL015t/f)        
  2部2.2′−アゾビス(2,4−ジメ千yバレロ
ニトリル)                    
CLO45部ジーオクチ〜ヌμホコハク酸ナトリウム(
剥離剤)                [1,00
1部よりなる組成物を注入し、実施例1と同様の手法で
重合を行ない、鏡面光沢を有する厚さ4mの不透明な樹
脂板を得た。ごの樹脂板のnB/nムはa983であっ
た。この樹脂板を熱風循環炉中で150℃に加熱した後
、半球状にフリープロー成形したところ、得られた成形
品は不透明な光拡散性艶消し板となった。
比較例4 ポリメタクリル酸メチ1V99部を連続相とし、メタク
リル酸シクロへキシμmメタクリμ酸ベンジμ共重合体
(仕込み重量比70/30)1部を分散相とする樹脂板
を実施例1と同様に作製した。このS!i脂板は不透明
であり、nB/nムは1、021であった。この樹脂板
を140℃にて延伸率81鳴の突き上げ成形を行なった
ところ、光沢度は100畳から204に下がった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、80〜99.9重量%の連続相を形成する重合体〔
    A〕と、0.1〜20重量%の分散相を形成する重合体
    〔B〕とを含み、 前記重合体〔A〕が、メタクリル酸メチル単独、又は8
    0重量%以上のメタクリル酸メチルを含有する重合性不
    飽和単量体混合物から得られた重合体であり、 前記重合体〔B〕が下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔上式中、R_1は水素原子又はメチル基を表わし、R
    _2は2以上の炭素原子数を有する炭化水素基又はその
    誘導体を表わす〕で表わされる少なくとも1種の重合性
    不飽和単量体、或は50重量%以上の前記一般式〔 I
    〕で示される少なくとも、種の重合性不飽和単量体を含
    有する重合性不飽和単量体混合物から得られた重合体で
    あり、 そして、前記重合体〔A〕の屈折率nAと、前記重合体
    〔B〕の屈折率nBとが、下記関係式: 0.998≦nB/nA≦1.002 を満足するメタクリル樹脂組成物を、熱変形温度以上の
    温度で延伸成形させることを特徴とする艶消し表面を有
    するメタクリル樹脂成形品の製造方法。
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