JPH02175732A - 被覆用組成物、それを用いたプラスチック成形品およびその製造法 - Google Patents
被覆用組成物、それを用いたプラスチック成形品およびその製造法Info
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- JPH02175732A JPH02175732A JP63329120A JP32912088A JPH02175732A JP H02175732 A JPH02175732 A JP H02175732A JP 63329120 A JP63329120 A JP 63329120A JP 32912088 A JP32912088 A JP 32912088A JP H02175732 A JPH02175732 A JP H02175732A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、プラスチック成形品の表面を保護するための
被覆用、いわゆるハードコート用組成物、上記組成物を
用いてハードコート処理を施されたプラスチック成形品
およびその製造法に関する。
被覆用、いわゆるハードコート用組成物、上記組成物を
用いてハードコート処理を施されたプラスチック成形品
およびその製造法に関する。
[従来の技術およびその解決すべき諜H]従来、プラス
チック板の熱成形加工品の製造法には、成形前にハード
コート処理する方法と熟成形加工した後ハードコート処
理する二つの方法がある。
チック板の熱成形加工品の製造法には、成形前にハード
コート処理する方法と熟成形加工した後ハードコート処
理する二つの方法がある。
前者の方法は、屈曲面の塗布等の複雑なハードコート塗
布技術が不要というメリットを有するがその一方熱成形
性の良い塗膜を形成たせるため、表面硬度を犠牲にした
ハードコート処理になり、後者の方法により製造された
ものにはおよばない。
布技術が不要というメリットを有するがその一方熱成形
性の良い塗膜を形成たせるため、表面硬度を犠牲にした
ハードコート処理になり、後者の方法により製造された
ものにはおよばない。
しかし、成形後ハードコート処理する方法は、成形品が
複雑な曲面を有する場合が多く、デインブ法のような塗
布方法を使用することは難しいためスプレー法等の方法
を採用せざるを得す、また完全に平坦な塗膜を形成させ
るのはひじように困難である。
複雑な曲面を有する場合が多く、デインブ法のような塗
布方法を使用することは難しいためスプレー法等の方法
を採用せざるを得す、また完全に平坦な塗膜を形成させ
るのはひじように困難である。
そのためハードコート処理後に成形する方法も種々考え
られている。■特開昭56−58819号公報には、折
り曲げ部外側に切り込みを設けた後、所定の角度に折り
曲げ成形し、次いで必要に応じて折り曲げ部外側を切削
して平面乃至曲面を形成する硬質被膜を有する樹脂板の
形成方法が提案されている。また、■特公昭63−30
934号公報には、メチルエーテル化メチロールメラミ
ン、グリコール、アルコキシシランの初期加水分解初期
縮合物、硬化剤よりなる組成物を溶剤に溶解させた溶液
を塗布し、120〜150°Cで加熱した後、150〜
180℃の温度で加熱硬化と曲げ加工を同時に行うポリ
カーボネート成形品の製造法が提案されている。
られている。■特開昭56−58819号公報には、折
り曲げ部外側に切り込みを設けた後、所定の角度に折り
曲げ成形し、次いで必要に応じて折り曲げ部外側を切削
して平面乃至曲面を形成する硬質被膜を有する樹脂板の
形成方法が提案されている。また、■特公昭63−30
934号公報には、メチルエーテル化メチロールメラミ
ン、グリコール、アルコキシシランの初期加水分解初期
縮合物、硬化剤よりなる組成物を溶剤に溶解させた溶液
を塗布し、120〜150°Cで加熱した後、150〜
180℃の温度で加熱硬化と曲げ加工を同時に行うポリ
カーボネート成形品の製造法が提案されている。
しかし、■の方法は切り込みを入れた部分および切削加
工された部分をハードコート処理された部分と同様に透
明にすることが難しく、またこの方法では滑らかな曲面
を形成させることができないという問題点があり、■の
方法においては、主要な構成材料がメラミン系の樹脂で
あるため、皮膜の表面硬度が余り上がらないという問題
点があった。
工された部分をハードコート処理された部分と同様に透
明にすることが難しく、またこの方法では滑らかな曲面
を形成させることができないという問題点があり、■の
方法においては、主要な構成材料がメラミン系の樹脂で
あるため、皮膜の表面硬度が余り上がらないという問題
点があった。
〔課題を解決するための手段]
本発明者らはこのような現状に鑑み、表面硬度の高いハ
ードコート処理プラスチック成形品について種々検討を
行った結果、パーフルオロアルキレン基を有するジカル
ボン酸化合物を被覆用組成物中に含有させることにより
PHの上昇を抑制し、プレポリマーの分子量をコントロ
ールして皮膜が熱成形に追随できるようにした後、被覆
、熱成形し、再度の処理で重合を促進させることにより
表面硬度の高い皮膜を得る方法を見いだし、本発明に到
達したものである。
ードコート処理プラスチック成形品について種々検討を
行った結果、パーフルオロアルキレン基を有するジカル
ボン酸化合物を被覆用組成物中に含有させることにより
PHの上昇を抑制し、プレポリマーの分子量をコントロ
ールして皮膜が熱成形に追随できるようにした後、被覆
、熱成形し、再度の処理で重合を促進させることにより
表面硬度の高い皮膜を得る方法を見いだし、本発明に到
達したものである。
すなわち本発明は下記の組成物、
(al 一般式RI 5i(O−R2)(式中、R1
は炭素数1または2のアルキル基、R2は炭素数1〜3
のアルキル基を示す、)で表わされるオルガノトリアル
コキシシラン=100重量部 伽) 一般式R3Si(O−Rz )(式中、R2は炭
素数1〜3のアルキル基を示し、R3はエポキシ基を含
有する有機基を示す、)で表わされるオルガノトリアル
コキシシラン:5〜20重量部 (c) コロイダルシリカ水溶液:50〜200重量
部 (dl 一般式CnF2n(COOH)z (式中
、nは1〜5の自然数を示す。)で表わされるジカルボ
ン酸化合物:0.5〜3重量部 からなる被覆用組成物、上記被覆用組成物が塗布された
プラスチック成形品および該組成物を塗布し、加熱、乾
燥により予備硬化させた被覆プラスチック板を熱成形し
、その後アルカリ溶液を塗布して加熱処理することを特
徴とする被覆プラスチック成形品の製造法である。
は炭素数1または2のアルキル基、R2は炭素数1〜3
のアルキル基を示す、)で表わされるオルガノトリアル
コキシシラン=100重量部 伽) 一般式R3Si(O−Rz )(式中、R2は炭
素数1〜3のアルキル基を示し、R3はエポキシ基を含
有する有機基を示す、)で表わされるオルガノトリアル
コキシシラン:5〜20重量部 (c) コロイダルシリカ水溶液:50〜200重量
部 (dl 一般式CnF2n(COOH)z (式中
、nは1〜5の自然数を示す。)で表わされるジカルボ
ン酸化合物:0.5〜3重量部 からなる被覆用組成物、上記被覆用組成物が塗布された
プラスチック成形品および該組成物を塗布し、加熱、乾
燥により予備硬化させた被覆プラスチック板を熱成形し
、その後アルカリ溶液を塗布して加熱処理することを特
徴とする被覆プラスチック成形品の製造法である。
本発明の主要成分であるi8+一般式Rs 5t(O−
Rz )で表わされるオルガノトリアルコキシシランと
しては、この化合物が組成物中で加水分解し部分縮合物
となった時、シロキサンポリマーとして比較的密なポリ
マー構造がとれるよう、Si原子に直接結合する炭化水
素基R1およびアルコキシシランOR2は余りかさ高い
有機成分を含んでいないものが好ましく、メチルトリエ
トキシシラン、エチルトリエトキシシラン、イソプロピ
ルトリメトキシシラン等が好ましい。
Rz )で表わされるオルガノトリアルコキシシランと
しては、この化合物が組成物中で加水分解し部分縮合物
となった時、シロキサンポリマーとして比較的密なポリ
マー構造がとれるよう、Si原子に直接結合する炭化水
素基R1およびアルコキシシランOR2は余りかさ高い
有機成分を含んでいないものが好ましく、メチルトリエ
トキシシラン、エチルトリエトキシシラン、イソプロピ
ルトリメトキシシラン等が好ましい。
(blの一般式R3Si(O−82)で表わされるエポ
キシ基をR3の置換基中に含有するオルガノアルコキシ
シランは、遠距離架橋剤としての役目を果たすもので、
該化合物の添加により皮膜のクラック性が改善され、可
撓性を与えるため、5〜20重量部添加する。添加量が
5重量部より少ない場合、皮膜がクラックを生じやすく
なり、一方20重量部より多くなると、基板との密着性
が悪くなり好ましくない。(a)、(blのオルガノト
リアルコキシシランはそれぞれ2種類以上を任意の割合
で混合して用いることもできる。
キシ基をR3の置換基中に含有するオルガノアルコキシ
シランは、遠距離架橋剤としての役目を果たすもので、
該化合物の添加により皮膜のクラック性が改善され、可
撓性を与えるため、5〜20重量部添加する。添加量が
5重量部より少ない場合、皮膜がクラックを生じやすく
なり、一方20重量部より多くなると、基板との密着性
が悪くなり好ましくない。(a)、(blのオルガノト
リアルコキシシランはそれぞれ2種類以上を任意の割合
で混合して用いることもできる。
(c)のコロイダルシリカは酸性、弱塩基性、塩基性の
水溶液が市販されており、コロイド安定剤として無機酸
を含むものや、無機塩基を含む塩基性のものは、オルガ
ノトリアルコキシシランと混和すると不安定で白濁ゲル
化しやすいため、そのままでは利用できない0本発明に
おいては、アルミニウムイオン等の導入によって安定性
を高めたPH8〜90弱塩基性のもの、もしくはそれに
準じる安定性に調整した弱塩基性コロイダルシリカ溶液
を用いる。また、この溶液のSiO□濃度は水分量が多
くても少なくても加水分解反応がうまく進行せず不均一
反応を生ずるためオルガノトリアルコキシシラン成分量
に合わせて調整して用い、一般には10〜40重量%の
範囲が好ましい。
水溶液が市販されており、コロイド安定剤として無機酸
を含むものや、無機塩基を含む塩基性のものは、オルガ
ノトリアルコキシシランと混和すると不安定で白濁ゲル
化しやすいため、そのままでは利用できない0本発明に
おいては、アルミニウムイオン等の導入によって安定性
を高めたPH8〜90弱塩基性のもの、もしくはそれに
準じる安定性に調整した弱塩基性コロイダルシリカ溶液
を用いる。また、この溶液のSiO□濃度は水分量が多
くても少なくても加水分解反応がうまく進行せず不均一
反応を生ずるためオルガノトリアルコキシシラン成分量
に合わせて調整して用い、一般には10〜40重量%の
範囲が好ましい。
上記物性を有するコロイダルシリカの添加は、生成皮膜
の硬度を高めるために添加するものであり、50〜20
0重量部添加するのが好ましく、その添加量が50重量
部より少ない場合硬度が上がらず、一方添加量が200
重量部より多い場合成膜が困難になる。
の硬度を高めるために添加するものであり、50〜20
0重量部添加するのが好ましく、その添加量が50重量
部より少ない場合硬度が上がらず、一方添加量が200
重量部より多い場合成膜が困難になる。
!d+の一般式CnF2w(COO)I)2で表わされ
るパーフルオロアルキレン基を有するジカルボン酸化合
物は、硬化触媒と架橋剤を兼ねて添加するもので、二つ
のカルボン酸以外の炭素に結合している原子はすべてフ
ッ素であるので、普通のジカルボン酸化合物に比較して
酸性が非常に強く、該化合物を0.5〜3重量部添加す
ることにより、本発明の被覆用組成物のPHを3〜4に
保つことができる。
るパーフルオロアルキレン基を有するジカルボン酸化合
物は、硬化触媒と架橋剤を兼ねて添加するもので、二つ
のカルボン酸以外の炭素に結合している原子はすべてフ
ッ素であるので、普通のジカルボン酸化合物に比較して
酸性が非常に強く、該化合物を0.5〜3重量部添加す
ることにより、本発明の被覆用組成物のPHを3〜4に
保つことができる。
また、上記ジカルボン酸は有機酸であるので、無機酸に
比べて柔軟であり、架橋剤として働くと同時に皮膜とな
った後も可撓性も保つことができる。上記化合物の添加
量が、0.5重量部より少ない場合、PHを4以下に保
つことができず、曲げ性能が不良となり、一方添加量が
3重量部より多い場合、PHが下がりすぎコロイダルシ
リカの安定性が壊れ、該溶液が白濁化してしまう。
比べて柔軟であり、架橋剤として働くと同時に皮膜とな
った後も可撓性も保つことができる。上記化合物の添加
量が、0.5重量部より少ない場合、PHを4以下に保
つことができず、曲げ性能が不良となり、一方添加量が
3重量部より多い場合、PHが下がりすぎコロイダルシ
リカの安定性が壊れ、該溶液が白濁化してしまう。
上記ジカルボン酸化合物としては、ジフルオロマロン酸
、テトラフルオロコハク酸、ヘキサフルオログルタル酸
、オクタフルオロアジピン酸等が挙げられるが、ヘキサ
フルオログルタル酸が好ましい。
、テトラフルオロコハク酸、ヘキサフルオログルタル酸
、オクタフルオロアジピン酸等が挙げられるが、ヘキサ
フルオログルタル酸が好ましい。
反応は、(a)、(blのオルガノトリアルコキシシラ
ンを混合した後、fd)のジカルボン酸化合物を添加し
、さらに(C)のコロイダルシリカ水溶液を加えて攪拌
し、40°Cで数時間〜24時間この状態を保つ。
ンを混合した後、fd)のジカルボン酸化合物を添加し
、さらに(C)のコロイダルシリカ水溶液を加えて攪拌
し、40°Cで数時間〜24時間この状態を保つ。
反応終結は、GPC’ [東ソー■IILC802A
]による分子量分布パターンで標準ポリスチレンによる
検量線をもとに計算した数平均分子量を目安にし、その
値が1000付近の数平均分子量になった時点で加熱混
合、攪拌を停止する。
]による分子量分布パターンで標準ポリスチレンによる
検量線をもとに計算した数平均分子量を目安にし、その
値が1000付近の数平均分子量になった時点で加熱混
合、攪拌を停止する。
この反応により得られた生成物はこのままでも塗布でき
、ある程度良好な物性が得られるが、反応により副生ず
る低級アルコール分によりなる蒸発バランスの悪い溶媒
と不要な溶解性塩類、エスチル類を含んでいるため総合
的な塗布性能が必ずしも十分でないため、イソプロピル
アルコールやロープロピルアルコールなどの低級脂肪族
アルコールを加えて、溶媒バランスを調整し、さらに限
外濾過濃縮によって不要溶解分の除去と固形分の濃度調
整を行う。従来この濃度調整は、水以上の沸点を有する
イソブタノールや0−ブタノールを添加し、ロータリー
エバポレーターで蒸発濃縮する方式が一般的であるが、
この場合不要溶解分がそのまま濃縮されるため、透明度
、平滑度、硬度などの塗膜物性が十分とはいえないもの
であった。
、ある程度良好な物性が得られるが、反応により副生ず
る低級アルコール分によりなる蒸発バランスの悪い溶媒
と不要な溶解性塩類、エスチル類を含んでいるため総合
的な塗布性能が必ずしも十分でないため、イソプロピル
アルコールやロープロピルアルコールなどの低級脂肪族
アルコールを加えて、溶媒バランスを調整し、さらに限
外濾過濃縮によって不要溶解分の除去と固形分の濃度調
整を行う。従来この濃度調整は、水以上の沸点を有する
イソブタノールや0−ブタノールを添加し、ロータリー
エバポレーターで蒸発濃縮する方式が一般的であるが、
この場合不要溶解分がそのまま濃縮されるため、透明度
、平滑度、硬度などの塗膜物性が十分とはいえないもの
であった。
この点、限外濾過濃縮によれば不溶解分の除去が可能と
なる。また、限外濾過膜による分子量分画作用を受ける
ため分子量分布もよりシャープになり、硬度等の塗膜物
性が極めて良好となる。限外濾過膜としては、市販のタ
ンパク質を基準にした分画分子量表示で1000以下の
ものが好ましく、東洋濾紙UH−1、U I+ −5、
日本ミリボアリミテッドPe11icon PSAC等
が使用できる。この限外濾過により固形分を10〜40
%程度に調整して得た液は保存安定性に極めて優れてい
る。限外濾過膜は0.45μm以下のものが好ましい。
なる。また、限外濾過膜による分子量分画作用を受ける
ため分子量分布もよりシャープになり、硬度等の塗膜物
性が極めて良好となる。限外濾過膜としては、市販のタ
ンパク質を基準にした分画分子量表示で1000以下の
ものが好ましく、東洋濾紙UH−1、U I+ −5、
日本ミリボアリミテッドPe11icon PSAC等
が使用できる。この限外濾過により固形分を10〜40
%程度に調整して得た液は保存安定性に極めて優れてい
る。限外濾過膜は0.45μm以下のものが好ましい。
このようにして得られたハードコーティング剤は、ポリ
メチルメタクリレート、ポリカーボネート等のガラス代
替プラスチック材料に塗布できるが、ポリカーボネート
等の密着性の悪いものに対しては、市販のアクリル系プ
ライマーを用いるとよい。
メチルメタクリレート、ポリカーボネート等のガラス代
替プラスチック材料に塗布できるが、ポリカーボネート
等の密着性の悪いものに対しては、市販のアクリル系プ
ライマーを用いるとよい。
本発明の被覆用組成物には、塗布性能や耐候性改良のた
めに市販シリコーン系フロー改良剤、ベンゾフェノン系
Uν吸収剤などが問題な(添加できる。
めに市販シリコーン系フロー改良剤、ベンゾフェノン系
Uν吸収剤などが問題な(添加できる。
次に塗布方法であるが、昔通の塗布方法として使用され
ているディッピング、フローコート、スプレー、スピン
コード等が利用でき、通常1〜20I m %好ましく
は3〜10μm程度の膜厚を形成させ、溶媒蒸発種に伴
う塗膜面上の結露、内温に注意しながら風乾して、70
〜150°C1好ましくは80〜130°Cで約30分
〜数時間程度で成膜する。
ているディッピング、フローコート、スプレー、スピン
コード等が利用でき、通常1〜20I m %好ましく
は3〜10μm程度の膜厚を形成させ、溶媒蒸発種に伴
う塗膜面上の結露、内温に注意しながら風乾して、70
〜150°C1好ましくは80〜130°Cで約30分
〜数時間程度で成膜する。
上記の成膜法により、次の操作である熱成形のための操
作や熱成形そのものの操作により、表面が簡単に傷つか
ない程度の硬さにまで縮重合が進行している。しかし一
方、上述したように薬液自体のPHが低いために一般の
ハードコート皮膜に比べて架橋密度が低いこと、および
PH低下のためにパーフルオロアルキレン基を有するジ
カルボン酸化合物を添加しているので柔軟性が保持され
、後工程の熱成形に極めて良好に追随することができる
。
作や熱成形そのものの操作により、表面が簡単に傷つか
ない程度の硬さにまで縮重合が進行している。しかし一
方、上述したように薬液自体のPHが低いために一般の
ハードコート皮膜に比べて架橋密度が低いこと、および
PH低下のためにパーフルオロアルキレン基を有するジ
カルボン酸化合物を添加しているので柔軟性が保持され
、後工程の熱成形に極めて良好に追随することができる
。
熱成形は、例えばポリカーボネートの場合は、150〜
160 ’Cの温度で数分間加熱して行うが、このよう
な操作においても膜の物性は殆ど変わらず、成形性にな
んら支障を生じない。
160 ’Cの温度で数分間加熱して行うが、このよう
な操作においても膜の物性は殆ど変わらず、成形性にな
んら支障を生じない。
上記工程を経たハードコート皮膜は、そのままでは不完
全硬化であり、長期安定性に欠けるので、本発明におい
ては、上述のような熱成形を行った後に、塗膜を硬化さ
せるための処理を行う。
全硬化であり、長期安定性に欠けるので、本発明におい
ては、上述のような熱成形を行った後に、塗膜を硬化さ
せるための処理を行う。
該硬化処理は、塗膜の上にアルカリ性溶液を塗布、また
は成形品をアルカリ性溶液に浸漬させて数分間おいた後
、表面を洗浄し、再び加熱処理することにより行う。
は成形品をアルカリ性溶液に浸漬させて数分間おいた後
、表面を洗浄し、再び加熱処理することにより行う。
この際使用するアルカリ溶液は、水溶液中でアルカリ性
を呈する化合物なら何でも使用でき、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニア等を水溶液としたものなら
使用できるが、水溶液のままの場合、塗布または浸漬後
の表面の乾燥に時間がかかるので、アルコール等の水溶
性の有H?ti媒を添加する。
を呈する化合物なら何でも使用でき、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニア等を水溶液としたものなら
使用できるが、水溶液のままの場合、塗布または浸漬後
の表面の乾燥に時間がかかるので、アルコール等の水溶
性の有H?ti媒を添加する。
アルカリの濃度は余り高い必要はなく 、0.5 N以
下の濃度でよい。
下の濃度でよい。
硬化のための加熱処理温度によって、最終的な皮膜の硬
度が決定されるということになるが、ハードコート膜と
して良好な表面硬度を保持するためには、少なくとも8
0°C゛以上の温度で数時間、加熱処理を行う必要があ
る。
度が決定されるということになるが、ハードコート膜と
して良好な表面硬度を保持するためには、少なくとも8
0°C゛以上の温度で数時間、加熱処理を行う必要があ
る。
ハードコート処理の対象となるプラスチック材料は、本
発明の全工程において、加熱処理の最も高い温度に耐久
性を有するかどうかによって決まるが、加熱成形が容易
な材料においては最終的な硬化条件が最もきびしいと考
えられ、ボリカーボネート、アクリル樹脂等、80°C
以上の耐熱材料なら適用可能である。
発明の全工程において、加熱処理の最も高い温度に耐久
性を有するかどうかによって決まるが、加熱成形が容易
な材料においては最終的な硬化条件が最もきびしいと考
えられ、ボリカーボネート、アクリル樹脂等、80°C
以上の耐熱材料なら適用可能である。
[実施例]
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明は係る実施例に限定されるものではない。
明は係る実施例に限定されるものではない。
実施例1
メチルトリエトキシシラン100重量部と2−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン
10重量部の混合物に−・キサフルオログルタル酸1部
を溶解した後、弱塩基性コロイダルシリカ(口座化学社
製スノーテックスC1平均粒径15μm、5i02含有
量20%)100重量部を加え、30°Cで約1日反応
させてGPCによる数平均分子量が約1100、固形分
濃度29%程度の組成物を得た。
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン
10重量部の混合物に−・キサフルオログルタル酸1部
を溶解した後、弱塩基性コロイダルシリカ(口座化学社
製スノーテックスC1平均粒径15μm、5i02含有
量20%)100重量部を加え、30°Cで約1日反応
させてGPCによる数平均分子量が約1100、固形分
濃度29%程度の組成物を得た。
これに約70重量部のイソプロピルアルコールを添加し
て、分画分子量1000の限外濾過膜をセットし、限外
濾過器(日本ミリポア製)でfA縮し、GPCによる数
平均分子量約1200、固形分28%、P)14の被覆
用組成物−を得る。
て、分画分子量1000の限外濾過膜をセットし、限外
濾過器(日本ミリポア製)でfA縮し、GPCによる数
平均分子量約1200、固形分28%、P)14の被覆
用組成物−を得る。
このものにジエチレングリコールモノエチルエーテル約
5部を添加し、アクリル系ブライマー処理済ポリカーボ
ネート板(奇人化成パンライト)上に、デイツプ法によ
り塗布し、120 ”CX 30分程度予備加熱して保
存しておく。
5部を添加し、アクリル系ブライマー処理済ポリカーボ
ネート板(奇人化成パンライト)上に、デイツプ法によ
り塗布し、120 ”CX 30分程度予備加熱して保
存しておく。
成型前に160°Cで約1.5時間程度、再加熱し、そ
の後直ちに一定曲率パイブ上で手曲げすると、8Rまで
クランク発生は見られなかった。
の後直ちに一定曲率パイブ上で手曲げすると、8Rまで
クランク発生は見られなかった。
同一条件で処理した別の板を、アルカリ溶液中(O,0
5N NaOH:イソプロピルアルコール−1:1)に
約5分浸漬し、直ちに蒸留水ですすいで、120゛Cで
約1時間加熱した。この操作によって、板の表面硬度は
へ〇aze値3と驚異的にアップした。
5N NaOH:イソプロピルアルコール−1:1)に
約5分浸漬し、直ちに蒸留水ですすいで、120゛Cで
約1時間加熱した。この操作によって、板の表面硬度は
へ〇aze値3と驚異的にアップした。
上記の実施例における原料の被覆用組成物の割合、PH
1限外濾過後の数平均分子量と固形分濃度、塗布方法、
成形前の加熱条件、アルカリ溶液処理後の硬化条件、被
覆後の皮膜および成形品の物性を第1表に示す。
1限外濾過後の数平均分子量と固形分濃度、塗布方法、
成形前の加熱条件、アルカリ溶液処理後の硬化条件、被
覆後の皮膜および成形品の物性を第1表に示す。
第1表の物性評価は、下記に示す方法によった。
表面硬度F ASTM D1044に準拠し、C5−1
0F、 500gX27部ロ重、500サイクル後のΔ
t(aze値加熱単純曲げR:被覆用組成物をポリカー
ボネート板に被覆し、一定時間加熱処理した後、160
°Cで1.5時間再加熱し、一定曲率のバイブ上で手曲
げを行い、クラックの発生の見られなかったパイプの曲
率R(Ilm>を表示する。
0F、 500gX27部ロ重、500サイクル後のΔ
t(aze値加熱単純曲げR:被覆用組成物をポリカー
ボネート板に被覆し、一定時間加熱処理した後、160
°Cで1.5時間再加熱し、一定曲率のバイブ上で手曲
げを行い、クラックの発生の見られなかったパイプの曲
率R(Ilm>を表示する。
サンシャイン耐候性: JIS DO205サンシャイ
ンウェザ−メーター使用で、目視異常が見られるまでの
時間。
ンウェザ−メーター使用で、目視異常が見られるまでの
時間。
実施例2〜6
被覆用組成物の各成分および量を変化させ、実施例1と
同様の条件で溶液を調整し、塗布、成形前の加熱、実施
例1と同様の条件でのアルカリ処理、およびその後の加
熱硬化を行った。
同様の条件で溶液を調整し、塗布、成形前の加熱、実施
例1と同様の条件でのアルカリ処理、およびその後の加
熱硬化を行った。
原料の被覆用組成物の割合、PH1限外濾過後の数平均
分子量と固形分濃度、塗布方法、成形前の加熱条件、ア
ルカリ溶液処理後の硬化条件、被覆後の皮膜および成形
品の物性を第1表に示す。
分子量と固形分濃度、塗布方法、成形前の加熱条件、ア
ルカリ溶液処理後の硬化条件、被覆後の皮膜および成形
品の物性を第1表に示す。
比較例1〜6
ヘキサフルオログルタル酸の添加量および添加するジカ
ルボン酸化合物の種類と量を変えて、実施例1と全く同
様の操作を行った。
ルボン酸化合物の種類と量を変えて、実施例1と全く同
様の操作を行った。
原料の被覆用組成物の割合、PI(、限外濾過後の数平
均分子量と固形分4度、塗布方法、成形前の加熱条件、
アルカリ溶液処理後の硬化条件、被覆後の皮膜および成
形品の物性を第1表に示す。
均分子量と固形分4度、塗布方法、成形前の加熱条件、
アルカリ溶液処理後の硬化条件、被覆後の皮膜および成
形品の物性を第1表に示す。
[発明の効果〕
本発明の被覆用組成物を用いて、プラスチック板上に被
覆、加熱処理したものは、非常に良好に加熱成形処理を
行うことがてき、その後のアルカリ溶液による表面処理
、再度の加熱処理により、表面硬度がΔHaze値5以
下と極めて表面硬度の高いハードコート膜となる。
覆、加熱処理したものは、非常に良好に加熱成形処理を
行うことがてき、その後のアルカリ溶液による表面処理
、再度の加熱処理により、表面硬度がΔHaze値5以
下と極めて表面硬度の高いハードコート膜となる。
Claims (3)
- (1)(a)一般式R_1Si(O−R_2)(式中、
R_1は炭素数1または2のアルキル基、R_2は炭素
数1〜3のアルキル基を示す。)で表わされるオルガノ
トリアルコキシシラン:100重量部 (b)一般式R_3Si(O−R_2)(式中、R_2
は炭素数1〜3のアルキル基を示し、R_3はエポキシ
基を含有する有機基を示す。)で表わされるオルガノト
リアルコキシシラン:5〜20重量部 (c)コロイダルシリカ水溶液:50〜200重量部 (d)一般式CnF_2_n(COOH)_2(式中、
nは1〜5の自然数を示す。)で表わされるジカルボン
酸化合物:0.5〜3重量部 からなる被覆用組成物。 - (2)(a)一般式R_2Si(O−R_2)(式中、
R_1は炭素数1または2のアルキル基、R_2は炭素
数1〜3のアルキル基を示す。)で表わされるオルガノ
トリアルコキシシラン:100重量部 (b)一般式R_3Si(O−R_2)(式中、R_2
は炭素数1〜3のアルキル基を示し、R_3はエポキシ
基を含有する有機基を示す。)で表わされるオルガノト
リアルコキシシラン:5〜20重量部 (c)コロイダルシリカ水溶液:50〜200重量部 (d)一般式CnF_2_n(COOH)_2(式中、
nは1〜5の自然数を示す。)で表わされるジカルボン
酸化合物:0.5〜3重量部 からなる被覆用組成物が塗布された被覆プラスチック成
形品。 - (3)(a)一般式R_1Si(O−R_2)(式中、
R_1は炭素数1または2のアルキル基、R_2は炭素
数1〜3のアルキル基を示す。)で表わされるオルガノ
トリアルコキシシラン:100重量部 (b)一般式R_3Si(O−R_2)(式中、R_2
は炭素数1〜3のアルキル基を示し、R_3はエポキシ
基を含有する有機基を示す。)で表わされるオルガノト
リアルコキシシラン:5〜20重量部 (c)コロイダルシリカ水溶液:50〜200重量部 (d)一般式CnF_2_n(COOH)_2(式中、
nは1〜5の自然数を示す。)で表わされるジカルボン
酸化合物:0.5〜3重量部 からなる被覆用組成物を塗布し、加熱、乾燥により予備
硬化させた被覆プラスチック板を熱成形し、その後アル
カリ溶液を塗布して加熱処理することを特徴とする被覆
プラスチック成形品の製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63329120A JPH02175732A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 被覆用組成物、それを用いたプラスチック成形品およびその製造法 |
| US07/450,811 US5013788A (en) | 1988-12-28 | 1989-12-14 | Liquid coating composition and coating method for forming hard-coat film on plastics |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63329120A JPH02175732A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 被覆用組成物、それを用いたプラスチック成形品およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02175732A true JPH02175732A (ja) | 1990-07-09 |
| JPH0520462B2 JPH0520462B2 (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=18217838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63329120A Granted JPH02175732A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 被覆用組成物、それを用いたプラスチック成形品およびその製造法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5013788A (ja) |
| JP (1) | JPH02175732A (ja) |
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| JP2002528590A (ja) * | 1998-10-23 | 2002-09-03 | エスディーシー、コーティングズ、インコーポレーテッド | 改良された接着性および改良された耐亀裂形成性を有する、耐磨耗性コーティングを支持体上に与える組成物 |
| JP2013509485A (ja) * | 2009-10-28 | 2013-03-14 | モメンティブ パフォーマンス マテリアルズ インコーポレイテッド | 表面保護コーティング及びその使用方法 |
| JP2022054404A (ja) * | 2020-09-25 | 2022-04-06 | キヤノン株式会社 | 多孔質層を有する部材および多孔質層を形成するための塗工液 |
| US12077467B2 (en) | 2020-09-25 | 2024-09-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Member with porous layer and coating liquid for forming porous layer |
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1988
- 1988-12-28 JP JP63329120A patent/JPH02175732A/ja active Granted
-
1989
- 1989-12-14 US US07/450,811 patent/US5013788A/en not_active Expired - Fee Related
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| US5013788A (en) | 1991-05-07 |
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