JPH0218341B2 - - Google Patents
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- JPH0218341B2 JPH0218341B2 JP56196594A JP19659481A JPH0218341B2 JP H0218341 B2 JPH0218341 B2 JP H0218341B2 JP 56196594 A JP56196594 A JP 56196594A JP 19659481 A JP19659481 A JP 19659481A JP H0218341 B2 JPH0218341 B2 JP H0218341B2
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- Japan
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- polyphenylene ether
- parts
- phenylene
- poly
- ether
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
〔〕発明の背景
本発明は他物性を低下させることなく耐衝撃強
度の改良されたポリフエニレンエーテル樹脂組成
物の製造方法に関するものである。 ポリフエニレンエーテル樹脂は、電気的性質お
よび機械的性質がすぐれ、高い熱変形温度および
自己消火性を有し、極めて有用なエンジニアリン
グプラスチツクス材料として注目されている。し
かしながら、耐衝撃強度が低いため幾分脆い。更
にこの樹脂は溶融温度が高く、また溶融粘度も高
いので、成形加工に際し、高い成形温度と圧力を
要し、溶融による成形加工を困難にしている。そ
のため、例えば特公昭43−17812に示されるよう
にポリスチレン系樹脂とブレンドすることにより
成形加工性を付与している。ブレンドするポリス
チレン系樹脂の種類を選ぶことにより耐衝撃強度
は改良されるが用途によつては不充分である。こ
の場合ポリフエニレンエーテル樹脂組成物の耐衝
撃強度とブレンドされるハイインパクトポリスチ
レン樹脂中のゴム含量とは相関性があり、改良さ
れた耐衝撃強度を有するポリフエニレンエーテル
樹脂組成物を目的とするならば、より高いゴム含
量を有するハイインパクトポリスチレン樹脂をポ
リフエニレンエーテル樹脂とブレンドする必要が
ある。しかしながら、実際上は制限があつて、市
販のハイインパクトポリスチレン樹脂はこの目的
に望まれる程、高いゴム含量を有していない。ま
た仮にゴム含量の高いハイインパクトポリスチレ
ン樹脂が市販されるとしても、ゴム含量が高いが
故に成形性が悪くなるという欠点を有する。 ポリフエニレンエーテル樹脂の耐衝撃強度を改
良するもう一つの方法としては、特公昭43−1482
および特公昭47−32730に開示されるように、ロ
ールミルもしくはバンバリーミキサー等を使用し
て加熱溶融下にポリフエニレンエーテル樹脂とゴ
ム質とを混合する方法があるが、ポリフエニレン
エーテル樹脂とゴム質との相溶性が悪いために、
ゴム質の配合による性能の向上が認められない。
またポリフエニレンエーテル樹脂にゴム質を配合
するその他の改良された方法としては、例えば特
開昭46−2345に記載されている如くポリフエニレ
ンエーテル樹脂とゴム質とを共通の良溶媒に溶解
せしめた後、共通の貧溶媒を添加してポリフエニ
レンエーテル樹脂とゴム質とを共沈させる方法等
がある。この方法により、ゴム質のポリフエニレ
ンエーテル樹脂への分散性は若干改良されるもの
の、耐衝撃強度の改良に対しては顕著な効果を示
さない。 〔〕発明の概要 本発明者等はポリフエニレンエーテル樹脂また
はポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレン系
樹脂とよりなる組成物とゴム質との分散性を向上
させ、その結果として耐衝撃強度を改善すべく鋭
意検討した結果、本発明に到達した。 即ち、本発明は、ポリフエニレンエーテル樹脂
またはポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン系樹脂との組成物100重量部に対し、分子量が
1000〜5000のエポキシ基含有液状ポリブタジエン
ゴムを1〜15重量部添加し、しかる後、加熱溶融
下、混練することを特徴とするポリフエニレンエ
ーテル樹脂組成物の製造法に関するものである。 本発明の方法は、ポリフエニレンエーテル樹脂
組成物の耐衝撃強度を改良し、しかも興味あるこ
とに成形性等の他物性に殆んど悪い影響を与えな
い。 〔〕発明の具体的な説明 (1) ポリフエニレンエーテル樹脂 本発明で使用されるポリフエニレンエーテル
樹脂は、一般式 で表わされる循環構造単位を有し、式中一つの
単位のエーテル酸素原子は次の隣接単位のベン
ゼン核に接続しており、nは正の整数で少くと
も50であり、Qはそれぞれが独立に水素、ハロ
ゲン、三級α−炭素原子を含有しない炭化水素
基、ハロゲン原子とフエニル核との間に少くと
も2個の炭素原子を有するハロ炭化水素基、炭
化水素オキシ基およびハロゲン原子とフエニル
核との間に少くとも2個の炭素原子を有するハ
ロ炭化水素オキシ基からなる群より選択した一
価置換基を示す。 ポリフエニレンエーテルの代表的な例として
は、ポリ(2,6−ジラウリル−1,4−フニ
エレン)エーテル、ポリ(2,6−ジフエニル
−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2,
6−ジメトキシ−1,4−フエニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フエ
ニレン)エーテル、ポリ(2−メトキシ−6−
エトキシ−1,4−フエニレン)エーテル、ポ
リ(2−エチル−6−ステアリルオキシ−1,
4−フエニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジ
クロロ−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2−メチル−6−フエニル−1,4−フエニ
レン)エーテル、ポリ(2,6−ジベンジル−
1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エ
トキシ−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2−クロロ−1,4−フエニレン)エーテル、
ポリ(2,5−ジブロモ−1,4−フエニレ
ン)エーテルおよび同等物がある。 これら上記一般式に相当するポリフエニレン
エーテルの製造方法は公知であり、例えば米国
特許第3306874号、第3306875号、第3257357号
および第3257358号各明細書に記載されている。 本発明の目的のため、特に好ましいポリフエ
ニレンエーテルの群は、エーテル酸素原子に対
する2つのオルソ位にアルキル置換基を有する
もの、即ち、オルソ位の各Qがアルキル基、最
も好ましくは炭素原子数が1〜4のアルキル基
を有する上記一般式のポリフエニレンエーテル
である。その代表的な例にはポリ(2,6−ジ
メチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジエチル−1,4−フエニレン)エ
ーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,
4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エチル
−6−プロピル−1,4−フエニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジプロピル−1,4−フエ
ニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−プ
ロピル−1,4−フエニレン)エーテル等があ
り、そのうち最も好ましいものはポリ(2,6
−ジメチル−1,4−フエニレン)エーテルで
ある。 (2) ポリスチレン系樹脂 本発明において用いられるポリスチレン系樹
脂としては、GPポリスチレン、ハイインパク
トポリスチレン、スチレン・ブタジエン共重合
物、スチレン・無水マレイン酸共重合物、スチ
レン・メチルメタクリレート共重合物等があ
り、これらのポリスチレン系樹脂は、ポリフエ
ニレンエーテル樹脂100〜10重量部に対し、0
〜90重量部の割合で混合される。 (3) エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴム 液状ポリブタジエンゴムとしては主鎖の微細
構造から1,2−結合からなるもの及び1,4
−結合からなるものがある。液状1,2−ポリ
ブタジエンは一般にアニオン重合により合成さ
れ、また液状1,4−ポリブタジエンは一般に
配位アニオン重合かラジカル重合により合成さ
れる。液状ポリブタジエンゴムはブタジエンの
ホモポリマーの他にブタジエンとスチレンまた
はブタジエンとアクリロニトリルとの共重合体
がある。 液状ポリブタジエンゴムの官能基としては水
酸基、カルボキシル基、イソシアナート基、チ
オール基及びエポキシ基があるが、エポキシ基
以外の官能基を有する液状ポリブタジエンゴム
を用いても殆んど耐衝撃強度の改良効果はな
い。このことよりエポキシ基含有液状ポリブタ
ジエンゴムはポリフエニレンエーテル樹脂また
はポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレン
系樹脂との組成物と溶融混練する際に一部反応
するものと考えられる。 エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴムのエ
ポキシ基の位置はポリブタジエン分子の両末端
に存在するものと分子内に存在するものがあ
る。分子末端に存在するもののエポキシ濃度は
エポキシ当量で250〜5000、分子内に存在する
もののエポキシ当量は100〜500である。 エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴムの分
子量は1000〜5000であり粘度としては25℃で50
ポイズ〜500ポイズである。 エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴムの添
加量としてはポリフエニレンエーテル樹脂また
はポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレン
系樹脂との組成物100重量部に対して1〜15重
量部が好ましく、3〜10重量部が最も好まし
い。1重量部以下では効果は少なく、また15重
量部以上では他物性に悪影響を及ぼす。 (4) ブレンド方法 本発明のポリフエニレンエーテル樹脂組成物
を得るためのブレンド方法としては、一般に用
いられる種々の方法を適用することができ、例
えば押出機、プラストミル等の混合機を使用し
うる。この際、難燃剤、可塑剤、安定剤および
着色剤等を一緒にブレンドすることもできる。 また、本発明組成物は、それ自体が耐衝撃性
に優れたものであるから必須ではないが、ハイ
インパクトポリスチレン、ブタジエンゴム、ス
チレン・アクリロニトリル共重合体等を添加す
ることはさしつかえない。 具体的には、前記各成分を混合し、スクリユ
ー径25mmの押出機に仕込み、シリンダー温度
240〜330℃、スクリユー回転数20〜40r.p.mで
押出すことにより、目的とするポリフエニレン
エーテル樹脂組成物を得ることができる。ま
た、溶融部セルの温度を240〜330℃に保つたプ
ラストミルを用いて、スクリユー回転数20〜
40r.p.mで5〜15分間溶融混合することによつ
ても目的物を得ることができる。 以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお実施例中の部は全て重量部である。 実施例1、比較例1 (1) ポリフエニレンエーテルの製造: ガス吹込管、還流冷却器、温度計及び攪拌機
を付した反応器に2,6−ジメチルフエノール
100部、臭化第2銅−N,N,N′,N′−テトラ
メチルエチレンジアミン1:1錯体1.5部、n
−ジブチルアミン5部、ベンゼン350部、メタ
ノール150部を入れ、30℃にて激しく攪拌しな
がら酸素を吹込んだ。120分後、得られたスラ
リー状ポリマーを別し、ポリマーをベンゼン
350部、メタノール150部及び塩酸5部の溶液に
てジフエノキノンの赤色が無くなるまで洗浄し
た。更にメタノールにて洗浄後、60℃で一昼夜
減圧乾燥した。固有粘度0.50(25℃クロロホル
ムにて測定)の無色のポリ(2,6−ジメチル
−1,4−フエニレン)エーテルが95部得られ
た。 (2) ポリフエニレンエーテルとエポキシ基含有液
状ポリブタジエンゴムとの混合: 上記方法にて得たポリフエニレンエーテル
100部とエポキシ基末端液状ポリブタジエンゴ
ム(出光石油化学社製R−45EPT)5部とを
ブラベンダーにて250℃で10分間溶融混練した。
その後プレスにて所定のテストピースを作製
し、各物性を測定した。エポキシ基末端液状ポ
リブタジエンゴムを添加しない系(比較例1)
と併せて表−1に示す。
度の改良されたポリフエニレンエーテル樹脂組成
物の製造方法に関するものである。 ポリフエニレンエーテル樹脂は、電気的性質お
よび機械的性質がすぐれ、高い熱変形温度および
自己消火性を有し、極めて有用なエンジニアリン
グプラスチツクス材料として注目されている。し
かしながら、耐衝撃強度が低いため幾分脆い。更
にこの樹脂は溶融温度が高く、また溶融粘度も高
いので、成形加工に際し、高い成形温度と圧力を
要し、溶融による成形加工を困難にしている。そ
のため、例えば特公昭43−17812に示されるよう
にポリスチレン系樹脂とブレンドすることにより
成形加工性を付与している。ブレンドするポリス
チレン系樹脂の種類を選ぶことにより耐衝撃強度
は改良されるが用途によつては不充分である。こ
の場合ポリフエニレンエーテル樹脂組成物の耐衝
撃強度とブレンドされるハイインパクトポリスチ
レン樹脂中のゴム含量とは相関性があり、改良さ
れた耐衝撃強度を有するポリフエニレンエーテル
樹脂組成物を目的とするならば、より高いゴム含
量を有するハイインパクトポリスチレン樹脂をポ
リフエニレンエーテル樹脂とブレンドする必要が
ある。しかしながら、実際上は制限があつて、市
販のハイインパクトポリスチレン樹脂はこの目的
に望まれる程、高いゴム含量を有していない。ま
た仮にゴム含量の高いハイインパクトポリスチレ
ン樹脂が市販されるとしても、ゴム含量が高いが
故に成形性が悪くなるという欠点を有する。 ポリフエニレンエーテル樹脂の耐衝撃強度を改
良するもう一つの方法としては、特公昭43−1482
および特公昭47−32730に開示されるように、ロ
ールミルもしくはバンバリーミキサー等を使用し
て加熱溶融下にポリフエニレンエーテル樹脂とゴ
ム質とを混合する方法があるが、ポリフエニレン
エーテル樹脂とゴム質との相溶性が悪いために、
ゴム質の配合による性能の向上が認められない。
またポリフエニレンエーテル樹脂にゴム質を配合
するその他の改良された方法としては、例えば特
開昭46−2345に記載されている如くポリフエニレ
ンエーテル樹脂とゴム質とを共通の良溶媒に溶解
せしめた後、共通の貧溶媒を添加してポリフエニ
レンエーテル樹脂とゴム質とを共沈させる方法等
がある。この方法により、ゴム質のポリフエニレ
ンエーテル樹脂への分散性は若干改良されるもの
の、耐衝撃強度の改良に対しては顕著な効果を示
さない。 〔〕発明の概要 本発明者等はポリフエニレンエーテル樹脂また
はポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレン系
樹脂とよりなる組成物とゴム質との分散性を向上
させ、その結果として耐衝撃強度を改善すべく鋭
意検討した結果、本発明に到達した。 即ち、本発明は、ポリフエニレンエーテル樹脂
またはポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン系樹脂との組成物100重量部に対し、分子量が
1000〜5000のエポキシ基含有液状ポリブタジエン
ゴムを1〜15重量部添加し、しかる後、加熱溶融
下、混練することを特徴とするポリフエニレンエ
ーテル樹脂組成物の製造法に関するものである。 本発明の方法は、ポリフエニレンエーテル樹脂
組成物の耐衝撃強度を改良し、しかも興味あるこ
とに成形性等の他物性に殆んど悪い影響を与えな
い。 〔〕発明の具体的な説明 (1) ポリフエニレンエーテル樹脂 本発明で使用されるポリフエニレンエーテル
樹脂は、一般式 で表わされる循環構造単位を有し、式中一つの
単位のエーテル酸素原子は次の隣接単位のベン
ゼン核に接続しており、nは正の整数で少くと
も50であり、Qはそれぞれが独立に水素、ハロ
ゲン、三級α−炭素原子を含有しない炭化水素
基、ハロゲン原子とフエニル核との間に少くと
も2個の炭素原子を有するハロ炭化水素基、炭
化水素オキシ基およびハロゲン原子とフエニル
核との間に少くとも2個の炭素原子を有するハ
ロ炭化水素オキシ基からなる群より選択した一
価置換基を示す。 ポリフエニレンエーテルの代表的な例として
は、ポリ(2,6−ジラウリル−1,4−フニ
エレン)エーテル、ポリ(2,6−ジフエニル
−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2,
6−ジメトキシ−1,4−フエニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フエ
ニレン)エーテル、ポリ(2−メトキシ−6−
エトキシ−1,4−フエニレン)エーテル、ポ
リ(2−エチル−6−ステアリルオキシ−1,
4−フエニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジ
クロロ−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2−メチル−6−フエニル−1,4−フエニ
レン)エーテル、ポリ(2,6−ジベンジル−
1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エ
トキシ−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2−クロロ−1,4−フエニレン)エーテル、
ポリ(2,5−ジブロモ−1,4−フエニレ
ン)エーテルおよび同等物がある。 これら上記一般式に相当するポリフエニレン
エーテルの製造方法は公知であり、例えば米国
特許第3306874号、第3306875号、第3257357号
および第3257358号各明細書に記載されている。 本発明の目的のため、特に好ましいポリフエ
ニレンエーテルの群は、エーテル酸素原子に対
する2つのオルソ位にアルキル置換基を有する
もの、即ち、オルソ位の各Qがアルキル基、最
も好ましくは炭素原子数が1〜4のアルキル基
を有する上記一般式のポリフエニレンエーテル
である。その代表的な例にはポリ(2,6−ジ
メチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジエチル−1,4−フエニレン)エ
ーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,
4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エチル
−6−プロピル−1,4−フエニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジプロピル−1,4−フエ
ニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−プ
ロピル−1,4−フエニレン)エーテル等があ
り、そのうち最も好ましいものはポリ(2,6
−ジメチル−1,4−フエニレン)エーテルで
ある。 (2) ポリスチレン系樹脂 本発明において用いられるポリスチレン系樹
脂としては、GPポリスチレン、ハイインパク
トポリスチレン、スチレン・ブタジエン共重合
物、スチレン・無水マレイン酸共重合物、スチ
レン・メチルメタクリレート共重合物等があ
り、これらのポリスチレン系樹脂は、ポリフエ
ニレンエーテル樹脂100〜10重量部に対し、0
〜90重量部の割合で混合される。 (3) エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴム 液状ポリブタジエンゴムとしては主鎖の微細
構造から1,2−結合からなるもの及び1,4
−結合からなるものがある。液状1,2−ポリ
ブタジエンは一般にアニオン重合により合成さ
れ、また液状1,4−ポリブタジエンは一般に
配位アニオン重合かラジカル重合により合成さ
れる。液状ポリブタジエンゴムはブタジエンの
ホモポリマーの他にブタジエンとスチレンまた
はブタジエンとアクリロニトリルとの共重合体
がある。 液状ポリブタジエンゴムの官能基としては水
酸基、カルボキシル基、イソシアナート基、チ
オール基及びエポキシ基があるが、エポキシ基
以外の官能基を有する液状ポリブタジエンゴム
を用いても殆んど耐衝撃強度の改良効果はな
い。このことよりエポキシ基含有液状ポリブタ
ジエンゴムはポリフエニレンエーテル樹脂また
はポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレン
系樹脂との組成物と溶融混練する際に一部反応
するものと考えられる。 エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴムのエ
ポキシ基の位置はポリブタジエン分子の両末端
に存在するものと分子内に存在するものがあ
る。分子末端に存在するもののエポキシ濃度は
エポキシ当量で250〜5000、分子内に存在する
もののエポキシ当量は100〜500である。 エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴムの分
子量は1000〜5000であり粘度としては25℃で50
ポイズ〜500ポイズである。 エポキシ基含有液状ポリブタジエンゴムの添
加量としてはポリフエニレンエーテル樹脂また
はポリフエニレンエーテル樹脂とポリスチレン
系樹脂との組成物100重量部に対して1〜15重
量部が好ましく、3〜10重量部が最も好まし
い。1重量部以下では効果は少なく、また15重
量部以上では他物性に悪影響を及ぼす。 (4) ブレンド方法 本発明のポリフエニレンエーテル樹脂組成物
を得るためのブレンド方法としては、一般に用
いられる種々の方法を適用することができ、例
えば押出機、プラストミル等の混合機を使用し
うる。この際、難燃剤、可塑剤、安定剤および
着色剤等を一緒にブレンドすることもできる。 また、本発明組成物は、それ自体が耐衝撃性
に優れたものであるから必須ではないが、ハイ
インパクトポリスチレン、ブタジエンゴム、ス
チレン・アクリロニトリル共重合体等を添加す
ることはさしつかえない。 具体的には、前記各成分を混合し、スクリユ
ー径25mmの押出機に仕込み、シリンダー温度
240〜330℃、スクリユー回転数20〜40r.p.mで
押出すことにより、目的とするポリフエニレン
エーテル樹脂組成物を得ることができる。ま
た、溶融部セルの温度を240〜330℃に保つたプ
ラストミルを用いて、スクリユー回転数20〜
40r.p.mで5〜15分間溶融混合することによつ
ても目的物を得ることができる。 以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお実施例中の部は全て重量部である。 実施例1、比較例1 (1) ポリフエニレンエーテルの製造: ガス吹込管、還流冷却器、温度計及び攪拌機
を付した反応器に2,6−ジメチルフエノール
100部、臭化第2銅−N,N,N′,N′−テトラ
メチルエチレンジアミン1:1錯体1.5部、n
−ジブチルアミン5部、ベンゼン350部、メタ
ノール150部を入れ、30℃にて激しく攪拌しな
がら酸素を吹込んだ。120分後、得られたスラ
リー状ポリマーを別し、ポリマーをベンゼン
350部、メタノール150部及び塩酸5部の溶液に
てジフエノキノンの赤色が無くなるまで洗浄し
た。更にメタノールにて洗浄後、60℃で一昼夜
減圧乾燥した。固有粘度0.50(25℃クロロホル
ムにて測定)の無色のポリ(2,6−ジメチル
−1,4−フエニレン)エーテルが95部得られ
た。 (2) ポリフエニレンエーテルとエポキシ基含有液
状ポリブタジエンゴムとの混合: 上記方法にて得たポリフエニレンエーテル
100部とエポキシ基末端液状ポリブタジエンゴ
ム(出光石油化学社製R−45EPT)5部とを
ブラベンダーにて250℃で10分間溶融混練した。
その後プレスにて所定のテストピースを作製
し、各物性を測定した。エポキシ基末端液状ポ
リブタジエンゴムを添加しない系(比較例1)
と併せて表−1に示す。
【表】
実施例2、比較例2
実施例1で得たポリフエニレンエーテル50部、
ハイインパクトポリスチレン(旭ダウ社製475D)
50部及びエポキシ基末端液状ポリブタジエンゴム
(R−45EPT)5部とをブラベンダーにて250℃
で10分間溶融混練した。その後プレスにて所定の
テストピースを作製し、各物性を測定した。エポ
キシ基末端液状ポリブタジエンゴムを添加しない
系(比較例2)と併せて表−2に示す。
ハイインパクトポリスチレン(旭ダウ社製475D)
50部及びエポキシ基末端液状ポリブタジエンゴム
(R−45EPT)5部とをブラベンダーにて250℃
で10分間溶融混練した。その後プレスにて所定の
テストピースを作製し、各物性を測定した。エポ
キシ基末端液状ポリブタジエンゴムを添加しない
系(比較例2)と併せて表−2に示す。
【表】
実施例3、比較例3
ハイインパクトポリスチレンのかわりにGPポ
リスチレン(旭ダウ社製スタイロン−666)を用
いる以外は実施例2、比較例2と同様の方法にて
テストピースを作製した。結果を表−3に示す。
リスチレン(旭ダウ社製スタイロン−666)を用
いる以外は実施例2、比較例2と同様の方法にて
テストピースを作製した。結果を表−3に示す。
【表】
実施例4、5、比較例4
エポキシ基末端液状ポリブタジエンの量を2
部、10部、20部とする以外は実施例3と同様の方
法でテストピースを作製した。結果を表−4に示
す。
部、10部、20部とする以外は実施例3と同様の方
法でテストピースを作製した。結果を表−4に示
す。
【表】
比較例 5、6
エポキシ基末端液状ポリブタジエンゴムのかわ
りに水酸基末端液状ポリブタジエンゴム(出光石
油化学社製R−45D)及びイソシアネート末端液
状ポリブタジエンゴム(出光石油化学社製HTP
−4)を用いる以外は実施例3と同様の方法でテ
ストピースを作成した。結果を表−5に示す。
りに水酸基末端液状ポリブタジエンゴム(出光石
油化学社製R−45D)及びイソシアネート末端液
状ポリブタジエンゴム(出光石油化学社製HTP
−4)を用いる以外は実施例3と同様の方法でテ
ストピースを作成した。結果を表−5に示す。
Claims (1)
- 1 ポリフエニレンエーテル樹脂またはポリフエ
ニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との組
成物100重量部と、分子量が1000〜5000のエポキ
シ基含有液状ポリブタジエンゴム1〜15重量部
を、加熱溶融下に混練することを特徴とするポリ
フエニレンエーテル樹脂組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19659481A JPS5898359A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19659481A JPS5898359A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5898359A JPS5898359A (ja) | 1983-06-11 |
| JPH0218341B2 true JPH0218341B2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=16360329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19659481A Granted JPS5898359A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5898359A (ja) |
Families Citing this family (7)
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| JP2709110B2 (ja) * | 1988-12-12 | 1998-02-04 | 三菱化学株式会社 | ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物 |
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Family Cites Families (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPS543606B2 (ja) * | 1971-09-17 | 1979-02-24 |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP19659481A patent/JPS5898359A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5898359A (ja) | 1983-06-11 |
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