JPH02185580A - プロピレン系重合体組成物,その成形物および接着方法 - Google Patents

プロピレン系重合体組成物,その成形物および接着方法

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JPH02185580A
JPH02185580A JP536289A JP536289A JPH02185580A JP H02185580 A JPH02185580 A JP H02185580A JP 536289 A JP536289 A JP 536289A JP 536289 A JP536289 A JP 536289A JP H02185580 A JPH02185580 A JP H02185580A
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propylene
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村上 博典
Tsutomu Suda
勉 須田
Koichi Tajima
田島 功一
Suguru Umemura
梅村 英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプライマーを使用せず、プロピレン系重合体組
成物の成形物と塩素化ポリプロピレン系二液混合タイプ
の接着剤との接着方法に関する。
さらにくわしくは、プライマーを使わなくても密着性(
接着性)がよく、塩素化ポリプロピレン系二液混合タイ
プの接着剤と剛性、耐衝撃性などの機械的特性がすぐれ
ているプロピレン系重合体組成物の成形物との接着方法
に関する。
〔従来の技術〕
プロピレン系重合体は周知のごとく、成形性がすぐれて
いるのみならず、機械的特性、耐熱性、耐溶剤性、耐油
性および耐薬品性のごとき特性が良好であるため、広く
工業的に製造され、自動車、電機器具、電子機具などの
部品および日用品として多方向にわたって利用されてい
る。しかし、分子内に極性基を有さない(いわゆる非極
性)のみならず、はとんどの有機溶剤に対する溶解性が
極端に低いため、種々の接着剤(接着材)との密着性か
非常に乏しい。これらのことから、種々の点について問
題がある。これらの問題について、例として自動中の内
装月の一部であるドアライニングについて説明する。
ドアライニングは通常塩ビレザーが使われており、この
塩ビレザーにポリプロピレンフオーム、ポリエチレンフ
オーム、ポリウレタンフォームなどがラミネートされた
物が使用されているか、塩ビレザーは、剛性が低いため
、そのままでは使用できず、ライニング材としての剛性
を高めるために基材としてアクリロニトリル−ブタジェ
ン−スチレン三元共重合樹脂(ABS樹脂)の成形品や
ハードボードのプレス成形品および本粉などの充填剤を
配合させたポリプロピレン樹脂のボードと接着剤を介在
させて接着させて用いられている。
しかしながら、近年、自動車の軽量化、コストダウン志
向の下で、ABS樹脂やハードボードおよび木粉含有ポ
リプロピレン樹脂のかわりに、安価であり、かつ成形加
工性が良好なポリプロピレン樹脂(プロピレン系重合体
)が使われるようになってきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記のごとくプロピレン系重合体は分子
内に極性基を有さないために化学的に極めて不活性な高
分子物質であるため、塩ビレザと接着するにあたり、あ
らかじめ成形物(ドアライナー基材)にプロピレン系重
合体と接着可能なプライマーを下塗りするか、あるいは
プラズマ処理、コロナ放電処理、紫外線照射処理などの
前処理を施してから接着剤を塗布し、塩ビレザーを接合
させているのが現実である。そのために生産工程に時間
がかかり、コスト高となっている。
そのほかの自動車内装材、たとえばインストルメントパ
ネル、ピラー、天井材、アームレスト、その他のライニ
ング類を製造するさいにも、プロピレン系重合体を使用
し、塩ビレザーを接着するさいにも以上と同様な問題が
ある。
これらのことから、本発明者の一部は、これらの欠点が
なく、すなわち煩雑な操作が必要である前処理を必要と
せず、クロロプレン系二液混合タイプの接着剤との密着
性が良好であるばかりでなく、成形性もすぐれており、
しかもプロピレン系重合体が有する機械的特性(たとえ
ば、耐衝撃性、剛性)についても同等であり、さらに成
形物の外観もすぐれているプロピレン系重合体組成物に
ついて種々探索した結果、プロピレン系重合体にエチレ
ンと酢酸ビニルとの共重合体、プロピレン系重合体にヒ
ドロキシル基を含有する不飽和結合を何する自゛機化合
物をグラフト重合させることによって得られるグラフト
重合体および充填剤などを混合させることによって得ら
れる組成物がこれ183600号、同82−19028
7号、同62−203014号、同02−201852
号、および同62−231171号)。そこで、本発明
はこれらの発明において解決することができなかった塩
素化ポリプロピレンを主成分とする二液混合タイプの接
着剤についてもほぼ同じ程度の効果を発揮する接着方法
についても確立することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にしたがえば、これらの課題は、プロピレン系重
合体組成物の成形物と塩素化ポリプロピレンを主成分と
する二液混合タイプの接着剤とを接着するにあたり、該
プロピレン系重合体組成物が、 (A) 30℃の温度において実質的にキシレンに不溶
性であり、メルトインデックス(JISK7210にし
たがい、条件が14で測定、以下rM I (1)Jと
云う)が0.01〜100g/10分であるプロピレン
単独重合体および/またはエチレンの共重合割合が多く
とも5,0重量%であるプロピレン−エチレン共重合体
、 (B) 30℃の温度において実質的にキシレンに可溶
性であり、かつエチレンの共重合割合が25〜70重量
%であるエチレン−プロピレンランダム共重合体、 ならびに (C)ビニルエステルの共重合割合が5.0〜50重量
%であるエチレンとビニルエステルとの共重合体 あるいはこれらと (D)充填剤 とからなる組成物であり、プロピレン単独重合体、プロ
ピレン−エチレン共重合体およびエチレン−プロピレン
ランダム共重合体のM I (1)は0.05〜80$
’/10分であり、これらの重合体の合計量中に占める
エチレン−プロピレンランダム共重合体の組成割合は5
.0〜35重量%であり、プロピレン単独重合体、プロ
ピレン−エチレン共重合体、エチレン−プロピレンラン
ダム共重合体およびエチレンとビニルエステルとの共重
合体からなる高分子物質の合計量中に占めるエチレンと
ビニルエステルとの共重合体の組成割合は5.0〜35
重量%であり、かつこれらの高分子物質中のビニルエス
テルに由来するモノマー単位は2.5〜IO重量%であ
り、しかもこれらの高分子物質の合計ffi 100重
量部に対する充填剤の組成割合は多くとも40重量%で
あることを特徴とする接着方法、 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。
(A)  プロピレン単独重合体およびプロピレンエチ
レン共重合体 本発明において使われるプロピレン単独重合体はプロピ
レンを単独重合することによって得られるものである。
また、プロピレン−エチレン共重合体はプロピレンと多
くとも5.0重量%(好ましくは、4.5重量%以下)
のエチレンを共重合させることによって得られるもので
ある。これらの重合体は実質的に30℃の温度において
キシレンに不溶性(可溶分は通常10重量%以下、好ま
しくは5.0重量%以下)のものである。
プロピレン単独重合体およびプロピレン−エチレン共重
合体のM I (1)は0.O1〜100g/10分で
あり、0.O1〜80g/10分のものが好ましく、特
に0.1〜70g/10分のものが好適である。M I
 (+)が0.01g/In分未満のプロピレン単独重
合体およびプロピレン−エチレン共重合体を使用すると
、混線性がよくない。一方、100g/10分を超えた
これらの重合体を使うと、得られる組成物の耐衝撃性が
よくない。
(B)  エチレン−プロピレンランダム共重合体また
、本発明において用いられるエチレン−プロピレンラン
ダム共重合体のエチレンの共重合割合は25〜70重量
%であり、25〜65重量%が望ましく、とりわけ30
〜65重量%が好適である。エチレンの共重合割合が2
5重量%のエチレン−プロピレンランダム共重合体を使
用すると、組成物の耐衝撃性が満足すべきものではない
。一方、エチレンの共重合割合が70重量%を超えたエ
チレンプロピレンランダム共重合体は、製造が困難であ
るばかりでなく、組成物の剛性や耐熱性などの点で問題
がある。
さらに該エチレン−プロピレンランダム共重合体のM 
I (1)は前記のプロピレン単独重合体やプロピレン
−エチレン共重合体の場合と同じ理由により、通常0.
01〜50g/10分であり、0.01〜30g1LO
分が好ましく、特に0.05〜20g/10分が好適で
ある。
さらに、該エチレン−プロピレンランダム共重合体は3
0℃の温度においてキシレンに実質的可溶性のものであ
る(不溶分は一般には10重量%以下、好ましくは5.
0重量%以下)。
これらのプロピレン単独重合体、プロピレンエチレン共
重合体およびエチレン−プロピレンランダム共重合体は
それぞれ単独重合または共重合によって製造し、本発明
の組成物を製造するさいに後記の組成割合で混合しても
よく、またあらかじめプロピレン単独重合体および/ま
たはプロピレン−エチレン共重合体を製造し、これらの
重合体および重合体の製造に使用した触媒系の存在下で
エチレンとプロピレンとを同じ重合器または別の重合器
で共重合させるいわゆるブロック共重合によって製造し
てもよい。
以上のいずれの場合でも、プロピレン単独重合体および
/またはプロピレン−エチレン共重合体ならびにエチレ
ン−プロピレンランダム共重合体の合計量のM I (
1)は0.05〜80gZlo分であり、 0.1〜8
0g/10分が望ましく、とりわけ0.1〜70g/+
o分が好適である。プロピレン単独重合体および/また
はプロピレン−エチレン共重合体ならびにエチレン−プ
ロピレンランダム共重合体の合計量のM I (1)が
0.05g/10分未満では、混練性がよくない。また
、得られる組成物の成形性がよくない。一方、80g/
10分を超えると、組成物の機械的特性、とりわけ耐衝
撃性がよくない。
また、これらの重合体の合計量中のエチレン含有量はモ
ノマー単位として2.0〜25重量%であり、3.0〜
25重量%が好ましく、特に5.0〜25重量%が好適
である。これらの重合体の合計量中のエチレン含有量が
モノマー単位として2.0重皿%未満では、組成物の耐
衝撃性の点で問題がある。一方、25重量%を超えると
、剛性や耐熱性が不充分である。
さらに、プロピレン単独重合体および/またはプロピレ
ン−エチレン共重合体ならびにエチレン−プロピレンラ
ンダム共重合体の合計量中に占めるエチレン−プロピレ
ンランダム共重合体の組成割合は5,0〜35重量%で
あり、5.0〜30重量%が望ましく、とりわけ7.0
〜30重量%が好適である。これらの重合体の合計量中
に占めるエチレン−プロピレンランダム共重合体の組成
割合が5.0重量%未満では、得られる組成物の耐衝撃
性がよくない。一方、35重量%を超えると、組成物の
剛性や耐熱性の点で問題がある。
(C)  エチレン−ビニルエステル共重合体さらに、
本発明において使用されるエチレン−ビニルエステル共
重合体中のビニルエステルの共重合割合は、5.0〜5
0重量%であり、特に5.0〜40重量%が好ましい。
ビニルエステルの共重合割合が5,0重量%未満のエチ
レン−ビニルエステル共重合体を使用すれば、改質の効
果が満足すべきものではないから望ましくない。一方、
ビニルエステルの共重合割合が50重量%を超えたエチ
レン−ビニルエステル共重合体を使った場合、組成物の
物性が低下するのみならず、層剥離などを生じるため好
ましくない。該エチレン−ビニルエステル共重合体のメ
ルトインデックス[JIS K7210にしたがい、条
件が4で測定、以下rM l (2)Jと云う〕は、一
般には0.1〜200g/10分であり、0.1−15
0g/j 10分か望ましく、とりわけ0.5〜100g/10分
が好適である。M I (2)が0.01g/10分未
満のエチレン−ビニルエステル共重合体を用いるならば
、混練性がよくない。一方、200g/IO分を超えた
エチレン−ビニルエステル共重合体を使うならば、組成
物の機械的強度がよくない。
ビニルエステルとしては、炭素数が多くとも20個(好
適には、4〜16個)のものが好ましい。好適なビニル
エステルとしては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
ビニルブチレート、ビニルピバレートなどがあげられ、
特に酢酸ビニルが最適である。
本発明のプロピレン系重合体組成物は以上のプロピレン
単独重合体および/またはプロピレン−エチレン共重合
体を混合することによって製造することができるけれど
も、さらに充填剤を配合することによって組成物の剛性
(曲げ弾性率)を向上することができる。このさい、後
記の変性プロピレン系重合体を配合することにより、−
層この効果を発揮することができる。また、エチレン−
プロピレン系ゴムおよび後記のエチレン系重合体を配合
することによって組成物の耐衝撃性を向上することがで
きる。
(D)充填剤 本発明において使われる充填剤は一般に合成樹脂および
ゴムの分野において広く使われているものである。これ
らの充填剤のうち、無機充填剤としては、酸素および水
と反応しない無機化合物であり、混練時および成形時に
おいて分解しないものが好んで用いられる。該無機充填
剤としては、アルミニウム、銅、鉄、鉛、ニッケル、マ
グネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ジルコニウ
ム、モリブデン、ケイ素、アンチモン、チタンなどの金
属の酸化物、その水和物(水酸化物)、硫酸塩、炭酸塩
、ケイ酸塩のごとき化合物、これらの複塩ならびにこれ
らの混合物に大別される。該無機充填剤の代表例は特願
昭59−8585号明細書に記載されている。これらの
無機充填剤のうち、粉末状のものはその径が3011n
以下(好適には1011m以下)のものが好ましい。ま
た繊維状のものでは、径が1〜500I1m(好適には
1〜300um)であり、長さが0.1〜6mm(好適
には0.1〜5mm)のものが望ましい。さらに、平板
状のものは径が30庫以下(好適には10um以下)の
ものが好ましい。これらの無機充填剤のうち、特に平板
状(フレーク状)のものおよび粉末状のものが好適であ
る。好適な無機充填剤としては、タルク、マイカ、シリ
カ、ガラス繊維、グラファイトなどがあげられる。
また、有機充填剤としては、木粉、有機繊維、わら、も
みがら、ビーナツツのからなどがあげられる。
木粉は通常12メツシユパスのものであり、特に45メ
ツシユパス以下の平均粒径を有するものが好ましい。な
お、この木粉の木の種類は特に限定されるものではない
また有機繊維は、羊毛などの動物繊維、綿、ジュート、
バルブなどの植物繊維や一般に使われているビニロン繊
維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維な
どの合成繊維である。
該有機繊維の長さおよび平均径は最終的に得られるポリ
プロピレン組成物の用途、混合条件などによって異なる
から、−概に規定することができないが、一般的には平
均径の範囲が3〜500庫、平均の長さが0.1〜6m
mであるものが適当である。
そのほか、わらについては混合性の点から、有機繊維と
同様な平均径および長さを有するように裁断されて使用
される。
また、もみがら、ビーナツツのからは前記の木粉のよう
に破砕されて用いられる。
(E)  変性プロピレン系重合体 この変性プロピレン系重合体はプロピレン系重合体に「
α、β−不飽和カルボン酸および/またはその無水物」
 (以下「カルボン酸系化合物」と云う)ならびに有機
過酸化物を処理させることによって得ることができる。
(1)  プロピレン系重合体 該変性プロピレン系重合体を製造するために使用される
プロピレン系重合体としては、プロピレン単独重合体、
エチレンとプロピレンとのブロック共重合体ならびにプ
ロピレンと炭素数が多くとも12個の他のα−オレフィ
ンとのブロック共重合体(α−オレフィンの共重合割合
は多くとも20重1%)があげられる。このプロピレン
系重合体のM I (+)は成形性、得られる組成物の
機械的特性などの点から、通常0.01−100g/1
0分であり、0、旧〜50g/10分が好ましく、特に
0.02〜50g/10分のものが好適である。
(2)カルボン酸系化合物 本発明の変性プロピレン系重合体を製造するために使用
されるカルボン酸系化合物はα、β−不飽和カルボン酸
およびその無水物である。該不飽和カルボン酸系化合物
の炭素数は通常多くとも30個であり、とりわけ25個
以下のものが望ましい。
該不飽和カルボン酸系化合物は一塩基性不飽和カルボン
酸および二塩基性不飽和カルボン酸ならびにその無水物
に大別される。−塩基性不飽和カルボン酸の代表例とし
ては、アクリル酸およびメタクリル酸があげられる。ま
た、二塩基性不飽和カルボン酸の代表例としては、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸および3
.6−エンドメチレン−1,2,3,6−チトラヒドロ
ーシスーフタル酸があげられる。また、無水物は該二塩
基性不飽和カルボン酸の無水物であり、無水マレイン酸
、無水シトラコン酸、無水シトラコン酸および3.6−
エンドメチレン−1,2,3,6−チトラヒドローシス
ーフタル酸の無水物があげられる。
(3)有機過酸化物 さらに、有機過酸化物は一般にラジカル重合における開
始剤および重合体の架橋剤として使われているものであ
り、1分間の半減期が100℃以上のものが好ましく、
とりわけ130℃以上のものが好適である。上記の温度
が100℃以下のものでは、その取り扱いが難しいばか
りでなく、使用した効果もあまり認められないから望ま
しくない。
(4)使用割合 該変性オレフィン系重合体を製造するにあたり、100
重量部のプロピレン系重合体に対するカルボン酸系化合
物の使用割合は0.01〜10重量部であり、0.02
〜10重量部が好ましく、特に0.02〜7.0重量部
が好適である。100重量部のプロピレン系重合体に対
するカルボン酸系化合物の使用割合が0.01重量部未
満では、剛性の改良効果が不充分である。一方、10重
量部を超えて使用したとしても、使用量に応じて剛性の
改良効果が認められない。
また、 100重量部のプロピレン系重合体に対する有
機過酸化物の混合割合は0.01−10重量部であり、
0.01〜7.0重量部が望ましく、とりわけ0.02
〜5.0重量部が好適である。100重量部のプロピレ
ン系重合体に対する有機過酸化物の混合割合が0.01
重量部以下では、変性効果が低いばかりでなく、混合物
の剛性の改良効果が不充分である。
一方、10重量部を超えると、該重合体が有する未来の
すぐれた機械的特性が低下するため、いずれの場合でも
望ましくない。
(5)変性プロピレン系重合体の製造方法本発明の変性
プロピレン系重合体を製造するには、以上のプロピレン
系重合体、カルボン酸系化合物および有機過酸化物を以
上の混合割合で処理(加熱)させることによって製造す
ることができる。このさい、プロピレン系重合体、カル
ボン酸系化合物および有機過酸化物を混合させながら処
理してもよいが、あらかじめこれらをトライブレンドで
混合するか、または比較的低温(カルボン酸系化合物が
反応しない温度)で混練し、得られる混合物を後記のご
とく加熱させることによって得られる。
処理を高い温度で実施すると、プロピレン系重合体が劣
化することがある。しかし、使用されるプロピレン系重
合体とカルボン酸系化合物とがグラフト重合するために
用いられる有機過酸化物が分解する温度で実施しなけれ
ばならない。以上のことから、使われる有機過酸化物の
種類によって異なるが、この処理は一般には180〜3
00°C(好ましくは、200〜280℃)において実
施される。
前記有機過酸化物の代表例ならびに混合方法および処理
方法などについては特開昭58−154732号公報明
細書に詳細に記載されている。
(F)  エチレン−プロピレン系ゴムさらに、本発明
において使われるエチレン−プロピレン系ゴムはエチレ
ンとプロピレンとを共重合することによって得られるエ
チレン−プロピレン共重合ゴムならびにエチレンとプロ
ピレンとを主成分とし、1,4−ペンタジェン、■、5
−ヘキサジエンおよび3.3−ジメチル−1,5−ヘキ
サジエンのごとき二個の二重結合が末端に含有する直鎖
もしくは分岐鎖のジオレフィン、■、4−へキサジエン
および6−メチル〜1,5−へブタジェンのごとき二重
結合を一つだけ末端に含む直鎖もしくは分岐鎖ジオレフ
ィンまたはビシクロ(2,2,1) −ヘプテン−2お
よびその誘導体のごとき環状ジエン炭化水素のような単
量体の少量(一般には、10重量%以下)を共重合させ
ることによって得られる多元共重合ゴムである。これら
の共重合ゴムおよび多元共重合ゴムのエチレンモノマー
単位;プロピレンモノマー単位の重量比は通常30 :
 70ないし80 : 20のものが好ましく、とりわ
け40 : G。
ないし75:25のものが好適である。これらエチレン
ープロピレン系ゴムは遷移金属化合物と有機アルミニウ
ム化合物などから得られる触媒系エチレンとプロピレン
またはエチレン、プロピレンおよび前記単量体とを共重
合または多元共重合によって製造されるものである。
本発明のエチレン−プロピレン系ゴムのムニー粘度CM
L1+4(100℃)〕は10〜140であり、15〜
120のものが望ましく、とりわけ30〜110のもの
が好適である。ムーニー粘度が10未満のエチレン−プ
ロピレン系ゴムを使用すれば、成形性は向上するが、衝
撃性改良効果が低いばかりでなく、成形物のゲートカッ
トするさいなどに層剥離が発生する場合もあり、トラブ
ルの原因となることがある。一方、140を超えたもの
を用いると、混練時の分散が困難になるのみならず、た
とえ均一な組成物が得られたとしても、成形物の表面に
フローマーク、ウェルドラインなどの目立ちが激しくな
り、外観の良好な形成物が得られない。
(G)  エチレン系重合体 本発明において使用され、るエチレン系重合体の密度1
40.900g/cJ以上であり、0.900〜0.9
75g/clTlのものが好ましく、特に0.910〜
0.970g/cJのものが好適である。
該エチレン系重合体としては、エチレン単独重合体、エ
チレンとα−オレフィンとのランダムまたはブロック共
重合体があげられる。α−オレフィンとしては一般には
炭素数が3〜12個(好適には、3〜8個)のものが好
ましい。該α−オレフィンの代表例としては、プロピレ
ン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1および4
−メチルペンテン−1があげられる。このα−オレフィ
ンの共重合割合は、一般には多くとも20重量%であり
、とりわけ10重量%以下のものが望ましい。
該エチレン系重合体のM l (2)は少なくとも0.
1g/10分であり、0.1〜50g/10分のものが
望ましく、とりわけ0,5〜50g/lo分のものが好
適である。M I (2)が[1,1g/l(1分未満
のものを用いるならば、分散性が悪く、均一の組成物を
得ることが難しく、かりに均一な組成物が得られたとし
ても、接着性の改良がわずかであり、形成物の外観がよ
くない。
(H)組成割合 本発明の組成物において、プロピレン単独重合体、プロ
ピレン−エチレンランダム共重合体およびエチレン−プ
ロピレンランダム共重合体の合計量中に占めるエチレン
−プロピレンランダム共重合体の組成割合は5.0〜3
5重量%であり、5.0〜30重量%が好ましく、7.
0〜30重量%が好適である。これらの重合体の合計量
中に占めるエチレン−プロピレンランダム共重合体の組
成割合が5.0重量%未満では、得られる組成物の耐衝
撃性がよくない。一方、35重量%を超えると、組成物
の剛性がよくない。
また、組成物中のプロピレン単独重合体、プロピレン−
エチレン共重合体、エチレン−プロピしく、とりわけ7
,0〜80重量%が好適である。これらの高分子物質中
に占めるエチレン−酢酸ビニル共重合体の組成割合が5
.0重量%未満では、得られる組成物の接着剤(二液混
合タイプの塩素化ポリプロピレン)との密着性がよくな
い。一方、35重量%を超えると、組成物の機械的特性
(とりわけ、剛性)がよくない。
これらの高分子物質中のビニルエステルに由来するモノ
マー単位および不飽和カルボン酸エステ来する単位の割
合が2.5重量%未満では、得られる組成物の密着性が
よくない。一方、10重量%を超えると、組成物の機械
的強度(とりわけ、剛性)がよくない。
さらに、これらの高分子物質の合計量100重量部に対
する充填剤の組成割合は多くとも40重量部であり、0
.1〜40重量部が望ましく、とりわけ1.0〜35重
量部が好適である。高分子物質の合計量100重量部に
対して充填剤の組成割合が40重・−26 皿部を超えると、成形性が悪いばかりでなく、接着性が
低下し、しかも耐衝撃性がよくない。
また、エチレン系重合体を配合する場合、その組成割合
は前記重合体の合計量に対して多くとも20重量%であ
り、とりわけ18重量%以下が望ましい。重合体の合計
量中に占めるエチレン系重合体の組成割合が20重量%
を超えるならば、得られる組成物の接着性が低下する。
さらに、エチレン−プロピレン系ゴムを配合する場合、
その組成割合は前記重合体の合計量に対して多くとも2
0重量%であり、特に15重量%以下が好ましい。重合
体の合計量中に占めるエチレン−プロピレン系ゴムの組
成割合が20重量%を超えると、得られる組成物の耐衝
撃性は良好であるが、その他の機械的強度(たとえば、
剛性)がよくない。
なお、エチレン系重合体とエチレン−プロピレン系ゴム
を併用する場合、前記重合体の合計量に対して多くとも
30重量%が好ましい。
また、変性プロピレン系重合体の組成割合は、後記の充
填剤100重量部に対して10〜100重量部であり、
10〜80重量部が望ましく、とりわけ15〜75重量
部が好適である。100重量部に対して変性プロピレン
系重合体の組成割合が10重量部未満では、得られる組
成物の剛性がよくない。一方、100重量部を超えて配
合したとしても、使用量に応じて剛性の改良効果が認め
られない。
(J)  組成物の製造 本発明の組成物を製造するには、前記プロピ合体あるい
はこれらに使用目的に応じて前記充填剤、変性プロピレ
ン系重合体、エチレン−プロピレン共重合体およびエチ
レン系重合体を均一になるように混合すればよい。この
さい、前記したごとくプロピレンqt独重合体および/
またはプロピレン−エチレン共重合体ならびにエチレン
−プロピレンランダム共重合体はいわゆるブロック共重
合によって製造してもよく、またあらかじめ別々に製造
したものをこの段階で混合してもよい。また、必要に応
じて、オレフィン系重合体に一般に使われている酸素、
光または熱に対する安定剤、難燃化剤、加工性改良剤、
滑剤、帯電防止剤および顔料のごとき添加剤を添加して
もよいことはもちろんのことである。
該組成物を得るには、タンブラ−、リボンブレンダーお
よびヘンシェルミキサーのごとき混合機を使ってトライ
ブレンドしてもよく、またバッチ式混練り機(たとえば
、バンバリーミキサ−)または連続式混練り機(たとえ
ば、押出機)を用いて混練りすることができるが、前記
したごとく連続式混合機を使用して連続的に混練りする
こともできる。また、これらの方法を併用する(たとえ
ば、トライブレンドした後、連続的に混練りする)こと
によってさらに均一に混合することもてきる。
(K)成形方法 このようにして得られる組成物は通常ペレット状に成形
され、それぞれの熱可塑性樹脂の分野において一般に行
なわれている射出成形法、押出成形法などの成形方法に
よって所望の成形物に製造される。
前記の組成物を製造するさいに溶融混練する場合でも、
成形する場合でも、使われる重合体の融点よりも高い温
度であるが、熱分解しない温度である。これらのことか
ら、一般には180〜280℃(好適には、200〜2
60°C)で実施される。
(L)接着剤 本発明において使われる接着剤は塩素化ポリプロピレン
を主成分とする二液混合タイプてあり、一般には塩素化
ポリプロピレンとイソシアネート系化合物とをそれぞれ
溶解する有機溶媒に溶解して使用される。該塩素化ポリ
プロピレンの塩素含有量は通常5.0〜40重量%(好
ましくは、7,0〜35重量%)である。また、出発物
質のポリプロピレンは非品性であり、その分子量は一般
には500ないし20万(望ましくは、1,000ない
し10万)である。さらに、有機溶媒としては、芳香族
炭化水素(たとえば、トルエン、キシレン)、ケトン類
(たとえば、メチルエチルケトン)、脂肪族または脂環
族の炭化水素(たとえば、ヘキセン、シクロヘキセン)
および塩素化炭化水素類(たとえば、トリクロルエチレ
ン、テトラクロロエチレン、クロロシクロヘキサン)が
あげられる。
また、有機溶媒に溶解される非揮発性物質の含有量は通
常15〜30重量%である。有機溶媒は単独でもよく、
また混合液でもよい。接着剤を溶解した溶液の粘度は取
り扱い上の点から、通常23℃において100〜2,0
00センチポアズである。
(M)接着方法 前記のようにして得られた成形物の表面に接着剤を塗布
するには一般には100〜200g/rr? (接着剤
を含む溶媒として、以下同じ)になるように均一に塗布
する。塗布方法としては、工業的に一般に行なわれてい
る方法を適用すればよく、その代表的な方法としてエア
ースプレー法、ロールコート法、デイツプコーティング
法、刷毛塗り法かあげられ、エアースプレー法としてロ
ボットを用いてもよい。塗布した後、有機溶媒をほぼ完
全に蒸発すればよい。このさい、急激に乾燥すると、皮
膜に泡を生じたり、均一に被膜を生じないことがある。
そのために最初比較的低温(たとえば、50〜90℃)
で乾燥し、ついで温度を上昇する(130〜150℃)
ことにより架橋、接着および乾燥を同時に行なうことが
できる。また、被着体面を相互に貼り合せた後、プレス
機を使って圧力が低い状態で圧着してもよい。
〔作  用〕
果を発揮すると考えられる。
〔実施例および比較例〕
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、曲げ弾性率はAS
TM 0790にしたがって測定し、アイゾツト衝撃強
度はASTM D256にしたがって測定した。
また、室温接着性は射出成形によって作成した甲板試験
ハ (厚さ 31111@s  140 X 140 
mm、シボ加工品)に塩素化ポリプロピレン系二液混合
タイプ溶剤型接着剤(平均分子量が約8,600の非品
性のポリプロピレンを塩素化することによって得られた
塩素化度が約29重量%の塩素化ポリプロピレンとイソ
シアネート系化合物などの非揮発分を約27重量%含有
するトルエンとメチルエチルケトンとの同じ容量である
有機混合液)をスプレーし、 100〜150g/rf
になるように均一に塗布し、80℃の温度にて5分間乾
燥した後、あらかじめ140℃にて3分間加熱した塩化
ビニル樹脂(pvc)のシート(プロピレン系樹脂のフ
オームブライマーコート品がラミネートしであるもの)
のプロピレン系樹脂のフオーム面と相互に貼り合わせ、
加熱プレス機を使って(平板試験片側を50℃、pvc
シート側を150℃)圧力が1kg/cdで30秒間圧
6した。ついで、恒温室(温度23℃、相対湿度65%
)中で48時間放置した。得られた試験片を25mm幅
に切断し、試験片の樹脂部よりpvcシートを強制的に
剥離させた後、残りの密着部を引張試験機を用いて20
0mm/分の速度でPVCシートに対して逆方向(18
0度)に引張り、剥離強度を測定することによって求め
た。さらに、耐熱接着性は前記のようにして圧着によっ
て得られた試験片を80℃に調整した恒温室に300時
間放置し、80℃の温度において前記と同様に引張り、
剥離強度を測定することによって求めた。
なお、実施例および比較例において使ったプロピレン系
重合体、エチレン系共重合体、エチレン−プロピレン系
ゴム、エチレン系重合体、変性プロピレン系重合体およ
び充填剤の物性を下記に示す。
〔(A)プロピレン系重合体〕
プロピレン系重合体として、重合器中でチーグラー・ナ
ツタ触媒を使って溶媒を使用しないでプロピレンのみを
重合させた。ついで、この重合器にエチレンを供給しエ
チレンとプロピレンとのランダム共重合体を製造した。
得られたプロピレン系重合体はプロピレン単独重合体(
30℃の温度においてキシレンに不溶)を82重量%含
有し、かつエチレンの共重合割合が45重量%であるエ
チレン−プロピレンランダム共重合体(30℃の温度に
おいてキシレンに可溶)との組成物であった。
このプロピレン系重合体〔以下r P P (A)Jと
云う〕のM I (1)は10g/10分であった。ま
た、このP P (A)と同様にプロピレンのみ重合を
行ない、ついでエチレンとプロピレンとのランダム共重
合を行ない、プロピレン系重合体〔以下r P P (
B)Jと云う〕を製造した。このP P (B)はプロ
ピレン単独重合体(30℃の温度においてキシレンに不
溶)を75重量%含有し、かつエチレンの共重合割合が
50重量%であるエチレン−プロピレンランダム共重合
体<3o℃の温度においてキシレンに口■溶)との組成
物であった。このP P (B)のM I (1)は8
.0g/10分であった。比較のために、プロピレン単
独重合体(キシレンに不溶)を87重足%含有し、エチ
レンの共重合割合が40重皿%のエチレンプロピレンラ
ンダム共重合体との組成物〔組成物のM I (1) 
 15g / 10分、以下r P P (C)Jと云
う〕、Ml(1)力月Og/Io分であるプロピレン単
独重合体〔以下r P P (D)Jと云う:l、Ml
(1)が12g/10分であり、かつエチレンの共重合
割合が2.0重量%であるエチレン−プロピレンランダ
ム共重合体〔以下r P P (E)Jと云う〕を使っ
た。
〔(B)エチレン系共重合体〕
また、エチレン系共重合体として、M I (2)が3
0g/10分であり、かつ酢酸ビニルの共重合割合が3
3重量%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体〔以下r
EVA(a)Jと云う) 、M I (2)が21g/
10分であり、かつ酢酸ビニルの共重合割合が20重量
%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体〔以下rEVA
(b)Jと云う)およびM I (2)が7.2g/1
0分であり、かつ酢酸ビニルの共重合割合が4重量%で
あるエチレン−酢酸ビニル共重合体〔以下r E V 
A (c)Jと云う) 、M I (2)が45g/L
O分であり、かつメチルメタクリレートの共重合割合が
35重量%であるエチレン−メタクリレート共重合体〔
以下「EMMAJと云う〕およびM I (2)が20
g/10分であり、かつエチルアクリレートの共重合割
合が20重量%であるエチレン−エチルアクリレート共
重合体〔以下rEEAJと云う〕を用いた。
〔(C)充填剤〕 さらに、充填剤として、平均粒径が2.0扉であり、か
つアスペクト比が5.5であるタルク、平均粒径が7.
0庶であり、かつアスペクト比が30であるマイカ、木
粉(45メツシユパス)およびジュート(平均半径 2
0庫、平均繊維長 3mm)を使用した。
〔(D)変性プロピレン系重合体〕
また、変性プロピレン系重合体として、M 1 (1)
が(1,6[/l(1分のプロピレン単独重合体100
重量部に0.70重量部の無水マレイン酸および0.4
重量部のベンゾイルパーオキサイドをあらかじめヘンシ
ェルミキサーを用いて5分間トライブレンドを行なった
。得られた混合物を押出機(径 40順、シリンダー温
度 180〜230℃)を使用して混練しながらペレッ
トを製造したもの〔以下「変性PPJと云う〕を使用し
た。
〔(E)エチレン系重合体〕
さらに、M I (2)が1.Og/10分であり、か
つ密度が0.950g/c++lである高密度ポリエチ
レン〔以下rPE(1)Jと云う〕およびM I (2
)が7.1g/10分であり、かつ密度が0.920g
/cnlであるエチレンとブテン−1との直鎖状共重合
体〔ブテン1のJjH重合割合8.2重量%、以下r 
P E (2)Jと云う〕を使った。
〔(F)エチレン−プロピレン系ゴム〕また、エチレン
−プロピレン系ゴムとして、ムーニー粘度〔MLl+4
(100℃)〕が60であり、かつプロピレンの共重合
割合が27重量%であるエチレン−プロピレン共重合ゴ
ム〔以下rEPRJと云う〕およびムーニー粘度CML
1+4<100℃))が36であり、かつプロピレンの
共重合割合が36重置火であり、しかもエチリデンノル
ボルネンの共重合割合か6,0重量%であるエチレン−
プロピレン−エチリデンノルボルネン三元共重合ゴム〔
以下rEPDMJと云う〕を用いた。
実施例1〜II、比較例1〜8 第1表にそれぞれの配合量および種類が示されているプ
ロピレン系重合体、エチレン系共重合体および充填剤を
スーパーミキサーを使って5分間混合した。得られた各
混合物をベント付二軸押出機(シリンダー温度 180
〜200℃、径 30m頂)を用いて混練させながらペ
レット(組成物)を製造した。各ペレットを5オンスの
射出成形機を使用して平板ならびに曲げ弾性率測定用試
片およびアイゾツト衝撃強度測定用試片を製造した。得
られた各試片のアイゾツト衝撃強度(測定温度23℃)
および曲げ弾性率の測定ならびに室温接着性および耐熱
接着性の測定を行なった。それらの結果を第2表に示す
第2表の“室温接着性”および“耐熱接着性”の欄にお
いて、「材質破壊」とは、プロピレン系樹脂のフオーム
が破壊したことを意味する。
(以下余白) (その1) 第 表 (その2) 実施例 12〜19 第3表にそれぞれの配合量が示されるP P (A)お
よび変性プロピレン系重合体ならびに第3表にそれぞれ
の種類および配合量が示されるエチレン系共重合体、エ
チレン系重合体〔以下rPElと云う〕、エチレン−プ
ロピレン系ゴム〔以下「ゴム」と云う〕および充填剤を
実施例1と同様にトライブレンドを行った。得られた混
合物を実施例1と同様に混練させながらベレット(組成
物)を製造した。各ベレットを実施例1と同様に射出成
形機を用いて平板ならびに曲げ弾性率8Pj定用試片お
よびアイゾツト衝撃強度測定用試片を製造した。
得られた各試片のアイゾツト衝撃強度および曲げ弾性率
の測定ならびに室温接着性および耐熱接管性の測定を行
なった。それらの結果を第4表に示す。
(以ド余白) 第 表 〔発明の効果〕 本発明の接着方法および該接着方法に使われるプロピレ
ン系重合体組成物は下記のごとき効黒(特徴)を発揮す
る。
手続補正書(自発)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 プロピレン系重合体組成物の成形物と塩素化ポリプロピ
    レンを主成分とする二液混合タイプの接着剤とを接着す
    るにあたり、該プロピレン系重合体組成物が、 (A)30℃の温度において実質的にキシレンに不溶性
    であり、メルトインデックスが0.01〜100g/1
    0分であるプロピレン単独重合体および/またはエチレ
    ンの共重合割合が多くとも5.0重量%であるプロピレ
    ン−エチレン共重合体、 (B)30℃の温度において実質的にキシレンに可溶性
    であり、かつエチレンの共重合割合が25〜70重量%
    であるエチレン−プロピレンランダム共重合体、 ならびに (C)ビニルエステルの共重合割合が5.0〜50重量
    %であるエチレンとビニルエステルとの共重合体 あるいはこれらと (D)充填剤 とからなる組成物であり、プロピレン単独重合体、プロ
    ピレン−エチレン共重合体およびエチレン−プロピレン
    ランダム共重合体のメルトインデックスは0.05〜8
    0g/10分であり、これらの重合体の合計量中に占め
    るエチレン−プロピレンランダム共重合体の組成割合は
    5.0〜35重量%であり、プロピレン単独重合体、プ
    ロピレン−エチレン共重合体、エチレン−プロピレンラ
    ンダム共重合体およびエチレンとビニルエステルとの共
    重合体からなる高分子物質中の合計量中に占めるエチレ
    ンとビニルエステルとの共重合体の組成割合は5.0〜
    35重量%であり、かつこれらの高分子物質中のビニル
    エステルに由来するモノマー単位は2.5〜10重量%
    であり、しかもこれらの高分子物質の合計量100重量
    部に対する充填剤の組成割合は多くとも40重量%であ
    ることを特徴とする接着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007246554A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Prime Polymer:Kk ポリプロピレン樹脂組成物およびその射出成形物

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