JPH02192014A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH02192014A
JPH02192014A JP27446289A JP27446289A JPH02192014A JP H02192014 A JPH02192014 A JP H02192014A JP 27446289 A JP27446289 A JP 27446289A JP 27446289 A JP27446289 A JP 27446289A JP H02192014 A JPH02192014 A JP H02192014A
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JP
Japan
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magnetic powder
magnetic
acid
polyurethane
group
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Application number
JP27446289A
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English (en)
Inventor
Atsuko Matsuda
敦子 松田
Tsutomu Kenpou
見寶 勉
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 磁気記録媒体は、基本的には非磁性支持体と強磁性粉末
を含有する磁性層とからなり、非磁性体上に磁性層を設
けることにより構成されている。
そして、一般に磁性層は結合剤に強磁性粉末を分散して
なる。
このような構成からなる磁気記録媒体、特にVTR用の
磁気記録媒体においては、近年、高密度記録化への要請
が強く、より高性能の磁気記録媒体、すなわち電磁変換
特性および走行耐久性の優れた磁気記録媒体が望まれて
いる。
しかし、磁性粉の高微粒子化が進むにつれて、結合剤中
への分散が飛躍的に難しくなる。磁性粉の結合剤中への
分散が不十分であると、高微粒子化された磁性粉の本来
の性能を十分発揮させることができず、電磁変換特性が
不良となる。この不良な電磁変換特性を補うため、不十
分な分散状態で磁性層表面を鏡面仕上げし、平滑度を高
めると、摩擦係数が増大するというだけでなく、磁性塗
膜自体が弱くなっているため、特に高温高湿下での繰り
返し走行に耐え得ず、エツジダメージ、走行停止、磁性
層剥離等の現象を起こした。
このように、高いレベルの電磁変換特性と走行耐久性と
を両立させることは至難であった。
ハ6発明の目的 本発明の目的は、高いレベルの電磁変換特性と走行耐久
性とを併せ持つ磁気記録媒体を提供することである。
二0発明の構成及びその作用効果 本発明は、比表面積がBET値で35rd/g以上であ
り、2.0重量%以下の珪素が含有されておりかつ水の
吸着エネルギーが90dyne/cm以上である磁性粉
と、陰性官能基が分子内塩を形成しているポリウレタン
とが磁性層に含有されている磁気記録媒体に係るもので
ある。
最初に、「陰性基が分子内塩を形成しているポリウレタ
ン」について述べる。
まず、製造方法について述べる。
通常のポリウレタン合成法と同様に、ポリカーボネート
ポリオール、ポリエステルポリオール、ポリラクトンポ
リオール、ポリエーテルポリオール等の高分子量ポリオ
ール(分子量500〜3000)と多官能の芳香族、脂
肪族イソシアネートを反応させて合成する。これによっ
て、ポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレ
タン、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネー
ト化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのポリウレタンは主として、ポリイソシアネー1
〜とポリオール及び必要に応じ他の共重合体との反応で
製造され、そして遊離イソシアネート基及び/又はヒド
ロキシル基を含有するウレタン樹脂またはウレタンプレ
ポリマーの形でも、あるいはこれらの反応性末端基を含
有しないもの(例えばウレタンエラストマー〇形)であ
ってもよい。イソシアネート成分としては種々のジイソ
シアネート化合物、例えばヘキサメチレンジイソシアネ
ート(HMDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MD I ) 、水添化MDI(H,□M D I 
)トルエンジイソシアネート(TDI)、1.5ナフタ
レンジイソシアネート(NDI)、トリジンジイソシア
ネート(TODI)、リジンジイソシアネートメチルエ
ステル(LDI)、イソホロンジイソシアネート(IP
DI)等が使用できる。
また必要に応じて、1.4−ブタンジオール、1゜6−
ヘキサンジオール、1.3−ブタンジオール等の低分子
多官能アルコールを使用して、分子量の調節、樹脂物性
の調節等を行う。
分子内塩を形成している官能基は、イソシアネート成分
に導入することも考えられるが、ポリオール成分に導入
することもでき、更に、上記の低分子多官能アルコール
中に導入してもよい。
陰性官能基が分子内塩を形成しているポリエステルポリ
オールは、種々のジカルボン酸成分、多価アルコール成
分と、陰性官能基が分子内塩を形成しているジカルボン
酸成分及び/又は陰性官能基が分子内塩を形成している
多価アルコール成分を重縮合させることで合成できる。
ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル
酸、セバシン酸、アジピン酸、三量化リルイン酸、マレ
イン酸璋を例示できる。多価アルコール成分としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ジエチレングリコールなどのグリコール類
もしくはトリメチロールプロパン、ヘキサントリオール
、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロー
ルエタン、ペンタエリスリトールなどの多価アルコール
類もしくはこれらのグリコール類及び多価アルコール類
の中から選ばれた任意の2種以上のものを例示できる。
陰性官能基が分子内塩を形成しているポリカーボネート
ポリオールは、一般に多価アルコールとジアルキルカー
ボネート又はジアリルカーボネートとのエステル交換法
により合成されるか、又は多価アルコールとホスゲンと
の縮合により得ることができる。
上記のポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリ
オール(ポリカーボネートポリエステルポリオールを含
む。)を製造するに際して、下記の芳香族多価アルコー
ルを使用できる。また、上記のポリエステルポリオール
、ポリカーボネートポリオールとポリイソシアネートと
を反応させる際、下記の芳香族多価アルコールを使用す
ることができる。
芳香族多価アルコール: 〔nは1又は2を示す。〕 〔n−1,2〕 〔Rは、−(C1,) z−1−CH(CH3)−CH
2−CH2−を示す。
Xは、−5O□−1−CO−1−C(CH3)2−1C
(CH+)z−Cu2−C(CHz)z−を示す。〕〔
nは1又は2を示す。〕 〔nは1又は2を示す。〕 〔Rは、水素原子又は炭素数1〜3個のアルキル基を示
し、R′は、水素原子又は炭素数1〜7個のアルキル基
若しくはアリール基を示す。〕〔nは、1〜10の整数
を示す。〕 これら芳香族多価アルコール成分を主鎖に有するポリウ
レタンにおいては、これらの成分の含有量は、多価アル
コール成分全体の10mo 1%以上であることが好ま
しい。
陰性官能基が分子内塩を形成しているラクトン系ポリエ
ステルポリオールを製造するには、S−カプロラクタム
、α−メチル−1−カプロラクタム、S−メチル−8−
カプロラクタム、γ−ブチロラクタム等のラクタム類に
上記官能基を導入すればよい。
陰性官能基が分子内塩を形成しているポリエーテルポリ
オールを製造するには、エチレンオキサイド、プロピレ
ンオキサイド、ブチレンオキサイド等に上記官能基を導
入すればよい。
分子内塩を形成している官能基としては、後述するベタ
イン基が例示できる。
一般的なポリエステルの合成法としては、脂肪族、芳香
族の多官能酸もしくはその誘導体を有する酸成分と、脂
肪族・芳香族の多官能アルコール成分との縮合反応によ
り行われる。本発明の分子内両性塩基(ベタイン基等)
は、前記酸成分もしくは、アルコール成分のどちらに含
有されていても良く、また高分子反応として重合体にベ
タイン基等を導入する方法でも良い。しかしながら未反
応成分や、導入率から考慮して、重合体単量体中に該官
能基を有している方が制御し易い。
ベタイン基としては、スルホベタイン基、ホスホベタイ
ン基、カルボキシベタイン基が例示できる。これらヘク
イン型官能基の一般式は、以下の様に表される。
ナ (=ウレタン鎖中に含有されている状態。
xニーsoi。−0−3o:l。−coo80  PO
3H00PO+。
一0PO□H2゜ A:水素又は炭素数1〜60のアルキル基(例えばメチ
ル基、エチル基等)。
m:1〜10の整数。
す B ニーCoo又はC0NH0 R:炭素数1〜12のアルキル基、アルケニル基若しく
はアリール基。
n、m:1〜10の整数。
使用可能なベタイン基含有単量体としては以下に例示す
る化合物が挙げられるが、本発明に使用されるポリウレ
タン樹脂がこれらの単量体を使用したものに限定されな
いことはいうまでもない。
前記陰性官能基が分子内塩を形成する単量体は、市販の
薬品としても入手できるが、下記の方法で容易に得られ
る。
1)モノクロル酢酸を使用する合成法 RIN (CHz  C00H)z +CI2. CH
z  C0OHR=メチル、エチル等のアルキル基 2)モノクロルコハク酸を使用する合成法CH2−CO
OH 3)プロパンサルトンを使用する合成法基等とを有する
化合物を合成し、これをジイソシアネート等の多官能イ
ソシアネートと等モル反応させ、ジイソシアネートの一
方のNGO基と上記化合物中の水酸基との反応物を得る
。そして、ポリウレタンのOH基と未反応のNGO基と
を反応させれば、ヘタイン基等の導入されたポリウレタ
ンが得られる。
上記した水酸基とベタイン基とを有する化合物としては
、例えば以下のものを例示できるが、これらに限られな
い。
また、高分子反応として重合体にベタイン基等を導入す
る反応について述べる。これは、重合反応により予め所
定の分子量まで鎖延長したポリウレタンの末端あるいは
側鎖に存在するOH基に対して、ヘタイン基等を有する
化合物を反応させるものである。この場合、まず、水酸
基とベタインCH2CH20H 本発明のポリウレタン樹脂へのヘタイン基等の導入量は
0.01〜1.0mmo I!、 / gであることが
好ましく、より好ましくは0.1〜0.5mmo 17
 gの範囲である。上記極性基の導入量が0.01 m
mo I!、/ g未満であると強磁性粉末の分散性に
十分な効果が認められ難くなる。また上記極性基の導入
量が1.0mmoffi/gを超えると、分子間あるい
は分子内凝集が起こりやすくなって分散性に悪影響を及
ぼすばかりか、溶媒に対する選択性を生し、通常の汎用
溶媒が使えなくなってしまうおそれもある。
また本発明によるポリウレタン樹脂の数平均分子量は5
000〜100000、より好ましくは10000〜5
0000の範囲であることが好ましい。数平均分子量が
5000未満であると樹脂の塗膜形成能が不十分なもの
となり易く、また数平均分子量が100000を超える
と塗料製造上、混合、移送、塗布などの工程において問
題を発生するおそれがある。
合成例(イ) N−メチルジェタノールアミン1モルとプロパンサルト
ン1モルを温度120°Cで3時間反応させて、スルホ
ベタイン型多官能性単量体を得た。
次に、アジピン酸1.5モルと、1,4−ブタンジオー
ル1.7モル、上記スルホベタイン型酸塩基多官能性単
量体0.06モルを仕込み、150〜200°Cで約3
時間かけて昇温し、更に200°Cで4時間反応し、3
〜5mmHgで未反応の原料を除き、酸価2以下まで反
応した。得られた共重合ポリエステルの分子量は、M 
w 2500であった。共重合ポリエステル165gを
メチルエチルケトン300部に溶解し、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート80部を加えて、80°Cで2時間
反応し、1.4−ブタンジオール20部を加えて更に2
時間反応し、1,3−ブタンジオール4部を加えて1時
間反応した。得られたポリウレタンの分子量は、M w
 =3.5万、Mn=2.2万であった。
本発明に係る「陰性基が分子内塩を形成しているポリウ
レタン」は、磁性粉100重量部に対し100〜1重量
部とすることが好ましく、50〜2重量部とすると更に
好ましい。
本発明の磁気記録媒体は以下の顕著な特徴を有するもの
である。
本発明者は、磁性粉と結合剤との分散性を改良する研究
の過程において、磁性粉表面の性質に着目した。特に、
磁性粉表面がどのような極性をもち、その極性部分にと
のように結合剤が結着していくかを知る必要があった。
ここにおいて、本発明者は、「吸着エネルギー」に着目
し、まずこれを初めて磁気記録媒体に適用した。
そして、「水の吸着エネルギー」について更に詳しく検
討を進めた結果、BET値が35nf/g以上の高微粒
子磁性粉について特定量の珪素を含有せしめ、かつ水の
吸着エネルギーを90dyne/cm以上とすることで
、電磁変換特性と走行耐久性とを両立させることに成功
したのである。なおかつ、「陰性官能基が分子内塩を形
成しているポリウレタン」を磁性層に含有せしめている
ので、磁性粉の分散性が従来のポリウレタンにくらべて
飛躍的に向上し、電磁変換特性、走行耐久性ともに一段
と向上したのである。
即ち、BET値が35nf/g以上の高微粒子磁性粉は
分散が特に難しいので、その表面活性が特に重要となる
。かつ、磁性粉に2.0重量%以下の珪素が含有されて
いるので、磁性粉表面に適度の活性を与えることができ
、磁性粉の分散性が向上する。
しかも、磁性粉の有する水の吸着エネルギーを90dy
ne/c+n以上と特定したことが重要であり、これに
より磁性粉の結合剤に対する分散性が非常に向上する。
逆に言うと、磁性粉を上記のように高微粒子化したこと
から、水の吸着エネルギーを90dyne/cm未満と
することによる影響が非常に大きかったのである。
そして、このように表面活性の高い磁性粉と「陰性官能
基が分子内塩を形成しているポリウレタンJとを組み合
わせてみると、従来の磁性粉とポリウレタンとの組み合
わせにくらべて、電磁変換特性、走行耐久性ともに飛躍
的に向上したのである。
磁性粉と水との吸着エネルギーを上記のように特定する
ことで、良好な分散性が得られる理由については、一応
以下のように考えられる。
磁性塗料中における水分の影響については、まず親水性
固体表面に水分子が優先的に吸着される場合が多い。磁
性粉表面は大きな自由エネルギーをもっており、水和に
よって安定している。この吸着水は通常の乾燥では除く
ことができず、氷構造に近い構造をとっており、この微
小粒子表面に結合剤(特に、上記ポリウレタン)が吸着
している場合、結合剤は上記吸着水のなす誘電率の大き
な界面層を通して、磁性粉表面に対して相互作用を及ぼ
す。従って、上記のように水の吸着エネルギーを特定す
ることで、結合剤と磁性粉との結着力が高まるのである
上記ポリウレタンによる分散性向上の効果については、
一応は以下のように説明しうる。
金属酸化物等の磁性粉の表面は複雑で、水和に基づく表
面水酸基による他、構造欠陥、イオン置換等により表面
は正負の電荷を帯びている。このため、磁性粉の結合剤
の選択に際しては、磁性粉表面の酸、塩基的性質、酸、
塩基的強度、酸、塩基点の数等が重要な要素となる。例
えば、磁性粉を短時間に均一分散させるには、様々な強
度の酸性、塩基性(極性)基を有する結合剤を用い、こ
れらの酸、塩基点を磁性粉の表面活性点に吸着させるの
が理想である。
しかし、同一の極性の官能基を結合剤に導入したのみで
は、かかる理想からは遠いものがあった。
また、極性官能基を有する結合剤を使用し、同時に同一
極性でかつ強度の異なる官能基を有する結合剤を併用す
ることも考えられる。しかし、これでは強度のより高い
官能基を有する結合剤の側へと磁性粉が優先的に競争吸
着し、全体として十分な吸着が起こり難く、磁性塗料の
分散安定性が悪くなる。更に、極性官能基を有する結合
剤を使用し、同時に別種性の官能基を有する結合剤を併
用することも考えられる。しかし、これでは極性基同士
の相互作用が強く、磁性粉表面への結合剤の吸着が起こ
り難い上、磁性塗料の粘度が上昇し、磁性塗料の調製が
不可能となる。
本発明はこうした問題を解決するものであり、結合剤中
の分子内塩における酸点と塩基点とが磁性粉の表面活性
点(塩基点と酸点)へと吸着するので、磁性粉への吸着
力が高く、分散性が著しく向上するものと考えられる。
しかも、同一結合剤の陰性官能基が分子内塩を形成して
いるので、上記のような問題は生じないのである。
本発明では、前記した磁性粉の表面活性と相まって、−
段と分散性が向上しているものである。
磁性粉に対する水の吸着エネルギーは、95dyne/
cm以上とするとより好ましい。
磁性粉に対する水の吸着エネルギーについて更に述べる
磁性粉の水に対する吸着エネルギーは、下式によって算
出する。
Wa=γ8.。(1+cosθ)  ・・・・・・・・
・■Wa:水の吸着エネルギー θ :磁性粉の水に対する接触角 γ1.IL(、: 72.75  (dyne/cm)
このWaの大きいことは、磁性粉から水を引き離すのに
要する力が大きいことを意味し、よって水を吸着し易く
、表面の極性の高い磁性粉であることを意味する。
上記の式より、磁性粉の水に対する接触角θ、cosθ
を求めれば、水の吸着エネルギーを算出しうる。
皿足原理 試料粉体層に浸透する媒液の浸透高さ!と時間りの関係
はWashburnの式で表せる。
t:時間(秒) γL =液体の表面張力(dyne/cm)イL :液
体の粘度(g /cm−sec )r:粉体層における
毛細半径(cm) θ:接触角 浸透高さlと浸透重量WLの関係は次式で表される。
S 0 ε 6 ρL S;測定断面積(td) ρL =液体密度(g/cnl) ε:・空ゲキ率 ■、■より浸透重量WLと測定時間もの関係は0式とな
る。
磁性粉に直接水を浸透させる方法を用いる。
第1図は、測定装置を概略的に示す部分断面図である。
まず、15gの磁性粉を円筒形のセル14に秤り取る。
このセル14を1分間に40回の速さで、タッピング装
置により500回タッピングする。これにより、一定の
空隙率を有する試料が得られる。
このように調製された試料につき、第1図に示すような
浸透速度測定装置(ホソカワミクロン製「ペネトアナラ
イザ」)を用いて、水の磁性粉体に対する浸透速度を速
める。
セル14の底部には開口14aが設けられ、メツシュ2
0が取り付けられており、この上に濾紙19を介して磁
性粉体層18が存在している。この状態でセル14を電
子天秤11のフック12に吊るし、この時点での重量目
盛をOとする。深さ6cm程度の深形のシャーレ16中
にイオン交換水15を容量の半分程度入れて、シャーレ
16をリフター17上に載せ、リフター17を上げて磁
性粉体層18とイオン交換水15とを接触させる。
この時点から4.セル140重量変化を測定し、磁性粉
層18に浸透するイオン交換水15の重量を時間軸に沿
ってコンピュータに入力していく。磁性粉[1Bにイオ
ン交換水15が十分浸透すると、それ以上は重量が変化
しなくなるので、測定を終了する。
ここで、セル14の増加重量WLの2乗を縦軸にとり、
時間を横軸にとると、ある傾きをもった直線グラフとな
る。
し くtは時間を表し、Kは直線の傾きを表す。)グラフよ
り、ある時間内の傾きを計算すれば、Kの値を知りうる
これと前記0式より、 ここで、S、ε・ρ、・rは既知であり、TL= 72
.75 (dyne / cm)、γt= 1 (g 
/c+n−5ec )を代入してcosθを求める。こ
の値を前記0式に代入することで、磁性粉と水との吸着
エネルギーを知ることができる。
なお、上記において、rBET値」とは、単位重量あた
りの表面積、をいい、平均粒子径とは全く異なった物理
量であり、例えば平均粒子径は同一であっても、比表面
積が大きなものと、比表面積が小さいものが存在する。
比表面積の測定は、例えばまず、磁性粉末を250°C
前後で30〜60分加熱処理しながら脱気して、該粉末
に吸着されているものを除去し、その後、測定装置に導
入して、窒素の初期圧力を0.5 kg/rrrに設定
し、窒素により液体窒素温度(−195°C)で吸着測
定を行う(−般にB、E、T法と称されている比表面積
の測定方法。詳しくはJ、Ame、Chen+、Soc
、 60309(193B)を参照)。この比表面積(
BET値)の測定装置には、温浸電池■ならびに温浸ア
イオニクス■の共同製造による「粉粒体測定装置(カン
タ−ソープ)」を使用することができる。比表面積なら
びにその測定方法についての一般的な説明は「粒体の測
定」(J、M、DilLLAVALLE、CLYDEO
RRJr  共著、弁圧その仕訳;産業図書社刊)に詳
しく述べられており、また「化学便覧」 (応用編、1
170〜1171頁、日本化学金属、丸善■昭和41年
4月30日発行)にも記載されている(なお前記「化学
便覧」では、比表面積を単に表面積(rrf/gr)と
記載しているが、本明細書における比表面積と同一のも
のである。)。
磁性粉における珪素の含有率は2.0重量%以下である
が、0.2〜1.2重量%とすると更に好ましい。珪素
の含有率が2.0重量%を越えても、含有率の増加に見
合った効果は奏されないことがあり、かえって磁気特性
の劣化を招くことがある。ここで「含有」には、コアの
表面に付着された場合も含む。
前記珪素を磁性粉に付着させるには、例えば、磁性粉を
アルカリ水溶液に分散させてなる分散液中に可溶性の珪
素化合物を加えることにより行うこともできる。
前記珪素化合物としては、例えばオルトケイ酸(H4S
iO,)、メタケイ酸(Hz S 1O3)、メタ三ケ
イ酸(H2S i20) 、メタ三ケイ酸(H= S 
is Ch ) 、メタ四ケイ酸(H6S i40++
)等のケイ酸;−酸化ケイ素、二酸化ケイ素、オルトケ
イ酸ナトリウム(Nan s+o4 )、メタケイ酸ナ
トリウム(Na S i O:+ ) 、メタケイ酸バ
リウム(K2SiOコ)、オルトケイ酸カルシウム(C
a4SiO,)、メタケイ酸カルシウム(Ca2SiO
3)、メタケイ酸バリウム(Bag S ios )、
メタケイ酸コバルト(COz S i 03)等のケイ
酸金属塩などが挙げられる。
これらの珪素化合物は1種単独で使用しても良いし、2
種以上を組み合わせて使用しても良い。
珪素を含有する磁性粉は、磁性粉を珪素を含むガスに接
触させることによっても製造できる。また、ゲータイト
の加熱還元によって得られる金属磁性粉末の場合には、
上記の/l(及び/又は)Siの処理を原料ゲータイト
の生成又は処理段階にて行いその後これを還元すること
としてもよい。
アルミニウム及び/又は珪素は、磁性粉の表面域に酸化
物又は含水酸化物の形で存在している、二とが好ましい
磁性体、特に強磁性粉としては、7FezO3、Co含
有7  Fez 03 、Fe3O4、Co含有Fe5
0.等の酸化鉄磁性粉:Fe、、Ni、Co、Fe−A
E、Fe−Al−Ni、Fe−Al−Co。
Fe−Aj2−Ni−Co、Fe−Ni−Co合金、F
e−Mn−Zn合金、Fe−Ni−Zn合金、Fe−C
o−Ni−Cr合金、Fe−Co−N1−P合金、Co
−Ni合金等、Fe、Ni、C。
等を主成分とするメタル磁性粉:CrO2等各種の強磁
性粉が挙げられる。
磁性粉の含有する水分含有量をある程度以上増加させる
と、磁性粉表面の活性が低下し、水の吸着エネルギーが
減少する。このため、磁性粉における水分含有量は0.
3〜1.0重量%とすると好ましい。
次に、本発明の磁気記録媒体の全体の構成について更に
述べる。
他にも公知の結合剤を使用できる。
併用可能な結合剤としては、平均分子量が約10000
〜200000のもので、例えばウレタン樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、
ブタジェン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹
脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロ
ースアセテートブチレート、セルロースダイアセテート
、セルローストリアセテート、セルロースプロピオネー
ト、ニトロセルロース等)、スチレン−ブタジェン共重
合体、ポリエステル樹脂、各種の合成ゴム系、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェ
ノキシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分
子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリマーの
混合物、ポリエステルポリオールとポリイソシアネート
の混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコ
ール/高分子量ジオール/イソシアホーI・の混合物、
及びこれらの混合物等が例示される。
これらの結合剤は、−303M、−COOM、PO(0
M)2 (但しMは水素又はリチウム、カリうム、ナト
リウム等のアルカリ金属、Mは水素、リチウム、カリウ
ム、ナトリウム等のアルカリ金属又は炭化水素残基)等
の親水性極性基を含有した樹脂であるのがよい。即ち、
こうした樹脂は分子内の極性基によって、磁性粉とのな
じみが向上し、これによって磁性粉の分散性を更に良く
し、かつ磁性粉の凝集も防止して塗液安定性を−層間上
させることができ、ひいては媒体の耐久性をも向上させ
得る。
本発明の「陰性官能基が分子内塩を形成しているポリウ
レタン」は、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル系共重合体(
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等)と併用することが
好ましい。この場合、本発明のポリウレタンと塩化ビニ
ル樹脂、塩化ビニル系共重合体との比率は、重量比で(
2: 8)〜(8:2)とすることが好ましく、(3ニ
ア)〜(7:3)とすることが更に好ましい。塩化ビニ
ル系共重合体としては上記の親水性極性基を含有するも
のが特に好ましい。
併用する結合剤、特に塩化ビニル系共重合体は塩化ビニ
ルモノマー、スルホン酸若しくはリン酸のアルカリ塩を
含有した共重合性モノマー及び必要に応じ他の共重合性
モノマーを共重合することによって得ることができる。
この共重合体はビニル合成によるものであるので合成が
容易であり、かつ共重合成分を種々選ぶことができ、共
重合体の特性を最適に調整することができる。
上記したスルホン酸若しくはリン酸の塩の金属はアルカ
リ金属(特にナトリウム、カリウム、リチウム)であり
、特にカリウムが溶解性、反応性、収率等の点で好まし
い。
スルホン酸塩を含有する上記の共重合性モノマーとして
は、 CH2=CH3O,M CH2= CHCHz S 03 M CHz =C(CHi )CH□ SO:1MCH2=
CHCH20COCH(CH2C00R)03M CH2=CHCH20CL CH(OH)CH2303
M CHz =c (CH:l )COOC2H4SO3M
CHz = CHCOOC4Ha S O:l MCH
z =CHC0NHC(CH3)t  cHz soi
が挙げられる。
またリン酸塩としては、 CHi =CHCH,0CH2CH(OH)CH20−
PO,MY+ CHz  =CHC0NH−C(CH3)z  CH2
−0−PO,MY” PO□ MXI CHz  =CHCH20(CH2CHz  o)mP
O,MX” 上記に於いてMはアルカリ金属、Rは炭素原子数1〜2
0個のアルキル基、YlはH,M又はCH2=CH3O
,0CHz CH(OH)CH2−Y2はH,M又は CHz’=CHC0NHC(CHs )2 CHt−X
Iは oH又はOM 、 X ” 1.I CHz  =CHCHg  O(CH2CHz  O)
m−1OH又はOMである。またnは1〜100.mは
1〜100の正数である。
また必要に応じ共重合させる共重合性モノマーとしては
、公知の重合性モノマーがあり、例えば種々のビニルエ
ステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、種
々のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、エチ
レン、プロピレン、イソブチン、プクジエン、イソプレ
ン、ビニルエーテル、アリールエーテル、アリールエス
テル、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイン酸
、マレイン酸エステル等が例示される。
上記結合剤は乳化重合、溶液重合、懸濁重合、塊状重合
等の重合法により重合される。いずれの方法においても
必要に応じて分子量調節剤、重合開始剤、モノマーの分
割添加あるいは連続添加などの公知の技術が応用できる
上記結合剤中の前記酸性基の塩含有モノマー量は0.0
1〜30モル%であるのが好ましい。該塩含有上ツマー
量が多すぎると、溶剤への溶解性が悪くまたゲル化が起
こりやすい。また塩含有上ツマー量が少なすぎると所望
の特性が得られなくなる。
上記の塩化ビニル系共重合体は更に、エポキシ基又は水
酸基を含有していてもよい。ところで、従来の塩ビ系共
重合体(例えばU、  C,C,社製のVAGH) は以下の共重合成分からなっていた。
fcH2−CH十T 0H:共重合ユニットを示す。
しかし、ここでCH3Co−0−の基は、硬化剤等との
架橋反応には寄与しにくいものと考えられる。そこで、
CH3Coに代えて、 等のエポキシ基を含有させるのが好ましい。例えば次の
ユニットをもつ共重合体が挙げられる。
H (χ:スルホ基又はホスホ基のアルカリ金属塩を含んだ
モノマーユニット部分) なお、上記のヘタイン型官能基を塩化ビニル系樹脂に含
有させることも可能である。
「陰性官能基が分子内塩を形成しているポリウレクン」
をエポキシ樹脂(特にフェノキシ樹脂)、ポリエステル
系樹脂又はニトロセルロース樹脂(以下、他の樹脂と称
する。)と併用してもよい。
この場合、上記ウレタン樹脂と他の樹脂との配合比とし
ては、他の樹脂が90〜10重量部、より好ましくは8
0〜20重量部であるのが望ましい。上記配合比が90
重量部を越えると塗膜が脆くなりすぎ塗膜の耐久性が著
しく劣化し、また支持体との接着性も悪くなる。また上
記配合比が10重量部未満であると、磁性粉の粉・落ら
が起こり易くなる。
磁性層中にカーボンブランクを併有させると、走行性向
上、電磁変換特性向上の点で更に有利であり、分散性も
多少向上し、磁性層中の残留溶媒量もより少なくなる。
こうしたカーボンブラックとして、遮光用カーボンブラ
ンクを用いれば、光遮蔽の度合を更に高めることができ
る。遮光用カーボンブランクとしく35) ては、例えばコロンビアカーボン社製のラーベン200
0 (比表面積190rrf/g、粒径18m tt 
) 、2100.1170.1000、三菱化成■製の
#100 、#75、#40、#35、#30等が使用
可能である。
また、導電性カーボンブラックとしては、例えばコロン
ビアカーボン社のコンダクテックス(Conducte
x ) 975  (B E T値(以下BETと略)
250 rrr/ g 、 D B P吸油量(以下D
BPと略)170mf/100gr、粒径24mμ)、
コンダクテンクス900  (B E T125 rr
r/ g、粒径27mμ)、コンダクテックス40−2
20  (粒径20mAIm)、コンダクテックスS 
C(B ET220 rK/gr、 DB P115 
mf/100gr、粒径20mμ)、キャボット社製の
ハルカン(Cabot Vulcan)χC−72(比
表面積254rrf/g、粒径30mμ)、パルカンP
(BET143rrr /gr、 D B P 118
 m 1 / 100gr 、粒径20mμ)、ラーベ
ン1040.420、ブラックパールズ2000 (粒
径15mμ)、三菱化成■製の#44等がある。
また、本発明で使用可能な他のカーボンブラックとして
は、コロンビアン・カーボン社製のコンダクテックス(
Conductex )−3C0(BET220rr(
/g、 DBP115 mI!、/100 g、粒径2
0mμ)、キャボント社製のパルカン(Vulcan)
 9 (B E T140 rrf/g、D B P1
14 m l/100 g、粒径19mμ)、旭カーボ
ン社製の480 (B E T117 rd/ g、D
BP113 mj2/100 g、粒径23mμ)、電
気化学社製のH3100(BET32イ/’g、DBP
180mj2/100g、粒径53mμ)、三菱化成社
製の#22B (BET55rrr/g、 DBP13
1 mff1/100 g、粒径40mμ)、#2OB
 (BET56rrr/g、DBP115 mff1/
100 g、粒径40m u ) 、#3500 (B
 ET47rrr/g、 DB P2S5 mff1/
100 g、粒径40mμ)があり、その他にも、三菱
化成社製のCF9、# 4000、MA−600、キャ
ボット社製のブラック・パールズ(Black Pea
rls) L、モナーク(Monarck ) 800
 、ブラック・パールズ700、ブラック・バールズ1
000、ブラック・パールズ880、ブラック・パール
ズ900、ブラック・バールズ1300、ブランク・パ
ールズ2000、スターリング(Sterling)■
、コロンビアン・カーボン社製のラーベン(Raven
 )4101 ラーベン3200、ラーベン430、ラ
ーベン450、ラーベン825、ラーベン1255、ラ
ーベン1035、ラーヘン1000、ラーベン5000
、ケッチエンブラックFC等が挙げられる。
更に、本発明において、結合剤を含有する磁性塗料には
更にポリイソシアネート系硬化剤を添加することにより
、耐久性を向上することができる。
このようなポリイソシアネート系硬化剤としては、例え
ば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ヘキサンジイソシアネート等の2官能イ
ソシアネート、コロネートしく日本ポリウレタン工業■
製)、デスモジュールしくバイエル社製)等の3官能イ
ソシアネート、または両末端にイソシアネート基を含有
するウレタンプレポリマーなどの従来から硬化剤として
使用されているものや、また硬化剤として使用可能であ
るポリイソシアネートであればいずれも使用できる。ま
た、そのポリイソシアネート系硬化剤の量は全結合剤量
の5〜80重量部用いる。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第2図に示すように、
ポリエチレンテレフタレート等の非磁性支持体1上に磁
性層2を有し、必要あればこの磁性N2とは反対側の面
にBCC50設けられている構成のものである。また、
第3図に示すように第2図の磁気記録媒体の磁性層2上
にオーバーコート層(QC層)4を設けてもよい。
また、第2図、第3図の磁気記録媒体は、磁性層2と支
持体1との間に下引き層(開示せず)を設けたものであ
ってよく、或いは下引き層を設シナなくても良い。また
支持体にコロナ放電処理を施してもよい。
磁性層2には、潤滑剤として、脂肪酸及び/又は脂肪酸
エステルを含有せしめることができる。
これにより、両者の各特長を発渾させながら、単独使用
の場合に生ずる欠陥を相殺し、潤滑効果を向上させ、静
止画像耐久性、走行安定性、S/N比等を高めることが
できる。この場合、脂肪酸の添加量は、磁性粉100重
量部に対して0.2〜10重量部がよ<、0.5〜8.
0重量部が更によい。この範囲を外れて脂肪酸が少なく
なると磁性粉の分散性が低下し、媒体の走行性も低下し
易く、また多くなると脂肪酸がしみ出したり、出力低下
が生じ易くなる。また、脂肪酸エステルの添加量は、磁
性粉100重量部に対して0.1〜10重量部がよく、
0.2〜8.5重量部が更によい。この範囲を外れてエ
ステルが少なくなると走行性改善の効果が乏しく、また
多くなるとエステルがしみ出したり、出力低下が生じ易
くなる。
また、上記の効果をより良好に奏するうえで、脂肪酸と
脂肪酸エステルの重量比率は脂肪酸/脂肪酸エステル−
10/90〜90/10が好ましい。なお脂肪酸には分
散作用的効果もあり、脂肪酸の使用によって別の低分子
量の分散剤の使用量を低減させ、その分だけ磁気記録媒
体のヤング率を向上せしめることもできると考えられる
脂肪酸は一塩基性であっても二塩基性であってもよい。
炭素原子数6〜30、更には12〜22の脂肪酸が好ま
しい。脂肪酸を例示すると以下の通りである。
(1)カプロン酸 (2)カプリル酸 (3)カプリン酸 (4)ラウリン酸 (5)ミリスチン酸 (6)パルミチン酸 (7)ステアリン酸 (8)イソステアリン酸 (9)リルン酸 (10)リノール酸 (11)オレイン酸 (12)エライジン酸 (13)へヘン酸 (14)マロン酸 (15)コハク酸 (16)マレイン酸 (17)グルタル酸 (18)アジピン酸 (19)ピメリン酸 (20)アゼライン酸 (21)セバシン酸 (22) 1.12−ドデカンジカルボン酸(23)オ
クタンジカルボン酸 上記の脂肪酸エステルの例は次の通りである。
(1)オレイルオレート (2)オレイルステアレート (3)イソセチルステアレート (4)ジオレイルマレエート (5)ブチルステアレート (6)ブチルパルミテート (7)ブチルミリステート (8)オクチルミリステート (9)オクチルパルミテート (10)アミルステアレート (11)アミルパルミテート (12)イソブチルオレエート (13)ステアリルステアレート (14)ラウリルオレート (15)オクチルオレート (16)イソブチルオレエト (17)エチルオレート (18)イソトリデシルオレート (19) 2−エチルへキシルステアレート(20) 
2−エチルヘキシルミリステート(21)エチルステア
レート (22) 2−エチルへキシルパルミテート(23)イ
ソプロピルパルミテート (24)イソプロピルミリステート (25)ブチルラウレート (26)セチル−2−エチルへキサレート(27)ジオ
レイルアジペート (28)ジエチルアジペート (29)ジイソブチルアジペート (30)ジイソデシルアジベート また、上述した脂肪酸、脂肪酸エステル以外にも、他の
潤滑剤(例えばシリコーンオイル、カルボン酸変性、エ
ステル変性であってもよい)、グラファイト、フッ化カ
ーボン、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、脂肪
酸アミド、α−オレフィンオキサイド等)等を磁性層に
添加してよい。
また、非磁性研磨剤粒子も磁性層に添加可能である。こ
れには、例えば、α−アルミナ、酸化クロム、酸化チタ
ン、α−酸化鉄、酸化ケイ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素
、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マ
グネシウム、窒化ホウ素等が使用される。この研磨材の
平均粒子径は0.6μm以下がよい。また、モース硬度
は5以上であるのが好ましい。
また、磁性層には更に、グラファイト等の帯電防止剤、
粉レシチン、リン酸エステル等の分散剤を添加すること
ができる。そして、更に、カーボンブラックも併用する
こともできる。
また、バックコート層中に含有せしめる非磁性粒子は、
平均粒径を10mμ〜1000mμの範囲内とするとよ
り好ましい。上記範囲内であれば非磁性粒子が細かくな
りすぎることもなく、添加効果が良好だからである。
非磁性粒子としては、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化ア
ルミニウム、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、
酸化亜鉛、α−Fe、O,、タルク、カオリン、硫酸カ
ルシウム、窒化ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン
、炭化カルシウム、硫酸バリウム等からなるものが挙げ
られる。また、その他にも、有機粉末、例えばベンゾグ
アナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系顔
料等も使用可能であり、有機粉末と前記の無機粉末とも
併用することもできる。
更に、上述の非磁性粒子と共にカーボンブラックを併用
することがより好ましい。これにより媒体の走行性を更
に安定せしめ、前記した非磁性粒子の作用と相まって媒
体の耐久性を更に向上せしめることが可能である。
磁性層の膜厚は、高S / N比を実現させるためには
薄い方が好ましく、走行性、スチル耐久性の面からは厚
い方が好ましい。ゆえに、6.0〜1.0μmが好まし
く、5.0〜2.0 μmとすると更に好ましい。磁性
層の表面粗さは、平均表面粗さRaで0.005〜0.
020 μmとするのが好ましい。これにより走行性も
低下せず、S/N比も向上させられる。
前記非磁性支持体を形成する素材としては、例えばポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン2,6−ナフタ
レート等のポリエステル類;ポリプロピレン等のポリオ
レフィン頻;セルローストリアセテート、セルロースダ
イアセテート等のセルロース誘導体;ポリカーボネート
等のフ2ラスチックなどを挙げることができる。更にC
u、A):、Znなどの金属、ガラス、いわゆるニュー
セラミック(例えば窒化ホウ素、炭化ケイ素等)等の各
種セラミックなどを使用することもできる。
前記非磁性支持体の形態には特に制限はなく、テープ、
シート、カード、ディスク、ドラム等のいずれであって
もよく、形態に応じて、また、必要に応じて種々の材料
を選択して使用することができる。
前記非磁性支持体の厚みはテープ状あるいはシート状の
場合には、通常、3〜100 μmの範囲内、好ましく
は5〜50μmの範囲内にできる。また、ディスク状あ
るいはカード状の場合は、通常、30〜100 μmの
範囲内にできる。さらにドラム状の場合には円筒状にす
る等、使用するレコーダーに対応させた形態にすること
ができる。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。なお、下記
の実施例において「部」はすべて重量部である。
くビデオテープの調製〉 まず、支持体である厚さ14μmのポリエチレンテレフ
タレートヘースフィルム上に磁性層を次の要領で形成し
た。
即ち、下記表−1に示す所定の磁性粉を使用し、表−1
に示す各樹脂及び各種添加剤を分散させて磁性塗料を調
製し、この磁性塗料を1μmフィルターで濾過し、3官
能イソシアネート(コロネート)6部を添加し、支持体
上に4.0 μm厚に塗布してスーパーカレンダーをか
け、表−1に表示した各種組成を有する磁性層とした。
しかる後、次の組成のBC層用塗料を磁性層の反対側の
面に乾燥厚さ0.4 μmになるように塗布した。
カーボンブラック(コンダクテックス975 ) 40
部硫酸バリウム  (平均粒径0.3μm)  10部
ニトロセルロース             25部N
−2301(日本ポリウレタン製)25部コロネートし
く   〃     )   10部シクロへキサノン
            400部メチルエチルケトン
          250部トルエン       
        250部このようにして所定厚さの磁
性層、Bc層を有する幅広の磁性フィルムを得、これを
巻き取った。
このフィルムを2インチ幅に断裁し、表−1に示す各ビ
デオテープとした。但し、表−1に示す数値は重量部を
表す。
(以下余白) 表−1に示す磁性粉は以下のものである。
未処理のCO含有7−FezO3磁性粉末(C。
含有M2.5重景%1針状比9)をNaOH水溶液に懸
濁させ、これにN a a S i04水溶液を添加し
、よくかきまぜながら、この懸濁液中に炭酸ガスを吹き
込んで中和し、磁性粉表面に珪素酸化物からなる被膜を
形成した。この磁性粉を水洗した後、所定の乾燥温度で
所定時間乾燥した。
磁性粉としては、予め表−1に示すBET値を有するも
のを夫々使用し、Na4SiO4水溶液の濃度、量を変
更して表−1に示すSi含有量を有する各磁性粉を得た
。また、水洗後の磁性粉の乾燥温度、乾燥時間を変え、
表−1に示す各水分含有量とした。
磁性粉への吸着エネルギーは前記の方法で測定した。磁
性粉の水分含有量は、以下の方法で測定した。即ち、磁
性粉サンプルの重量を秤り、この後磁性粉サンプルを1
10°C21時間で乾燥し、乾燥後の磁性粉サンプルを
速やかに再び秤量する。
磁性粉サンプルの減重量をXとすると、水分含有量(重
量百分率)= (x/最初の磁性粉サンプル重量)xl
OO 表−1に示す塩化ビニル系樹脂は以下のものである。
A:スルホ基含有塩化ビニル樹脂 極性基濃度   0.03 mmo 42 / g重合
度     300 B:スルホ基及びエポキシ基含有塩化ビニル樹脂塩化ビ
ニル成分 77  wt% 硫酸根     0.8切t% エポキシ基   3.9 wt% 水酸基     0.5弱t% 表−1に示すポリウレタンは以下のものである。
本発明に係るポリウレタン(イ)を前記合成例(イ)に
示すように合成し、(ロ)、(ハ)、(ニ)も同様に合
成した。
(イ)スルホベクィン型変性基含有 数平均分子量2.2万 7g  −20’c極性基濃度
0.04 mmoj! / gCH3 小 (ロ)カルボキシヘタイン型変性基含有数平均分子量1
.5万 Tg  −10°C極性基濃度0.1 mmo
 12 / gH2 (ハ)ホスホベタイン型変性基含有 数平均分子量3.0万 Tg   O°C極性基濃度0
.07 m用oR/g H2 瞭 CH2 ポリウレタン鎖 (ニ)スルホベタイン型変性基含有 重量平均分子量5.5万 7g−5℃ 極性基濃度0.05開017看 組成ニ ジフェニルメタンジイソシアネート ビスフェノールA−プロピレン オキサイド(2価)付加物 イソフタル酸 1.4−ブタジェン アジピン酸 (mo乏比) 3.2 1.1−3.6 1.6 7.5 CH3 ■ (CHz   N  CHz+ (CH2)3 スルホ基含有ポリウレタン: r U R−8300J  (東洋紡社製)〈ビデオテ
ープ性能の評価〉 表−1に示す各ビデオテープにつき、下記表−2に示す
特性評価を行った。
各評価データの測定方法は以下の通りである。
く電磁変換特性〉 クロマ出力、Rf比出力ルミS/N: ビグターHR−37000にて測定した。
〈走行、耐久性〉 スチル寿命: N V −6200(松下電気製)を1
吏用しスチルモードでRF小出力一2dBに なるまでの時間。
エツジダメージ;各ビデオテープを、40°C180%
RHの条件で全長に亘って100回走行させた。この後
、テープ全長に亘って テープエツジを観察した。
シェッド: 「エツジダメージ」の測定時に、ヘッドの
状態を観察した。
O・・・・・・・・・汚れなし。
△・・・・・・・・・かすかに汚れあり。
×・・・・・・・・・汚れあり。
また、エツジダメージの測定時ムこ、動摩擦係数、ドロ
ップアウトも測定した。
ドロンブアウト:日本ビクター社製ドロップアウトカウ
ンターVD5Mを使用し、15 μsec以上長く、かつRFエンヘロープの出力の20
dB以上下がった出力をドロップアウト1個として、全
長1qll定し、1分間あたりの平均値を求めた。
表面比抵抗二表面電位計にて測定。
(以下余白) 表−2に示すように、実施例のビデオテープは、電磁変
換特性、走行耐久性ともに優れている。
次に、実施例1のビデオテープと同様の構成、処方を有
するビデオテープを作成した。但し、磁性粉のBET値
のみを種々変化させ、これに対応してRf比出力いかに
変化するかを第4図に示した。また、同様に磁性粉の珪
素付着量のみを種々変化させ、これに対応してR「出力
がいかに変化するかを第5図に示した。
更に、実施例1において水分含有量を種々変化させるこ
とにより、磁性粉への水の吸着エネルギーを種々変化さ
せ、これムこ対応してRE比出力いかに変化するかを第
6図に示した。
実施例1において、BET値、珪素含有量を固定した場
合の、水分含有量と水の吸着エネルギーとの関係を示す
第4図〜第6図から、本発明に基づく限定が重(j7) 要であることが解る。
【図面の簡単な説明】
第1図は浸透速度測定装置を概略的に示す部分断面図で
ある。 第2図、第3図はそれぞれ磁気記録媒体の例を示す部分
拡大断面図である。 第4図は磁性粉の比表面積変化に対するRf出力変化を
示すグラフである。 第5図は磁性粉におけろ珪素の付着量変化に対するRf
出力変化を示すグラフである。 第6図は磁性粉への水の吸着エネルギー変化に対するR
[出力変化を示すグラフである。 なお、図面に示す符号において、 1・・・・・・・・・非磁性支持体 2・・・・・・・・・磁性層 3−・・・・・・・・バックコート層 (BC層)4・
・・・・・・・・オーバーコート層(QC層)11・・
・・・・・・・電子天秤 14・・・・・・・・・秤量セル 15・・・・・・・・・イオン交換水 18・・・・・・・・・磁性粉体層 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、比表面積がBET値で35m^2/g以上であり、
    2.0重量%以下の珪素が含有されておりかつ水の吸着
    エネルギーが90dyne/cm以上である磁性粉と、
    陰性官能基が分子内塩を形成しているポリウレタンとが
    磁性層に含有されている磁気記録媒体。
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