JPH02203355A - トナー用樹脂組成物 - Google Patents

トナー用樹脂組成物

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JPH02203355A
JPH02203355A JP1023075A JP2307589A JPH02203355A JP H02203355 A JPH02203355 A JP H02203355A JP 1023075 A JP1023075 A JP 1023075A JP 2307589 A JP2307589 A JP 2307589A JP H02203355 A JPH02203355 A JP H02203355A
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Sadao Suzuki
貞夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトナー用樹脂組成物に関し、詳しくは電子写真
や静電記録における静電荷像を乾式現像方式で現像する
トナーの原料として好適に使用される樹脂組成物に関す
る。
(従来の技術) 一般に、乾式現像方式では、トナーを鉄粉等のキャリア
との摩擦により帯電させて感光体上の静電潜像に付着さ
せ、これを用紙上に転写し、定着させて永久可視像を形
成している。この定着方法としては、トナーとの離型性
に富む表面を備えた加熱ローラーに、転写した用紙上の
トナー画像を圧接触させる加熱ローラー法が多用されて
いる。
このような加熱ローラー法においては、消費電力等を少
なくして経済性を向上させるため、及び定着速度を上げ
るなめ、より低温で定着性の高いトナーが求められてい
る。定着性の観点からは、トナーの原料樹脂として、溶
融粘度の低い樹脂や低分子量の樹脂を用いるのが有利で
ある。しかし、あまり溶融粘度の低い樹脂を用いると、
通常ガラス転移点も低くなるので、得られるトナーの耐
ブロッキング性(貯蔵安定性)が悪くなり、貯蔵中にト
ナー粒子が合着しやすくなる。また、あまり低分子量の
樹脂を用いると、得られるトナーの機械的強度が不十分
なものとなり、しかも、オフセット(用紙に転写された
トナーの一部が定着時に加熱ローラー表面に移行し、こ
の移行したトナーが次の用紙に再び移行して画像を汚す
現象)が発生しやすくなる。
上記の問題に対処するため、低分子量重合体成分と高分
子量重合体成分より成る2山分布のスチレン−アクリル
系樹脂組成物を用いたトナーが既に提案されている(特
開昭56−158340号公報)、このトナーは、低分
子量重合体成分によって良好な定着性を付与すると共に
、高分子量重合体成分によってオフセットの防止と機械
的強度を付与することを図ったものである。
一方、トナーの原料樹脂がジオクチルフタレート等の可
塑剤の相溶性に富む場合は、定着した複写物を軟質ポリ
塩化ビニルシート等に挟んで保管するうちに、該シ・−
トよりしみだしてくる可塑剤によって複写物の画像がシ
ート表面に付着し、判読困難になるという問題がある。
かかる問題に対処するため耐可塑剤性を付与したトナー
としては、カルボン酸含有とニルモノマーを共重合した
スチレン−アクリル系樹脂を用いたトナー(特開昭59
−166965号公報)、(メタ)アクリル酸や炭素数
3以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステ
ル等の特定のアクリル系単量体を多量に含むスチレン−
アクリル系樹脂を用いたトナー(特開昭59−1625
64号公報)等が知られている。
(発明が解決しようとする課H) 前述の2山分布のスチレン−アクリル系樹脂組成物を用
いたトナーは、低分子量及び高分子量の重合体成分の割
合を変化させたり、重合体の溶融粘度を変化させたり、
分子量を変化させるなどの方法によって、比較的自由に
樹脂物性を操作できる利点があるが、その反面、耐可塑
剤性が不十分であり、特に低分子量重合体成分がスチレ
ン系重合体やスチレン含有量の多いスチレン−アクリル
系重合体より成る場合は、耐可塑剤性が極めて乏しいた
め、複写物の画像が短期間のうちに軟質ポリ塩化ビニル
シート等に付着するという問題があった。
一方、前述のカルボン酸等の極性基を含むスチレン−ア
クリル系樹脂を用いたトナーは、耐可塑剤性には優れて
いるものの、極性基の影響で高温高湿下に吸湿しやすい
という性質があるため、吸湿により帯電量が低下してカ
ブリを生じたり、トナー粒子が合着してブロッキングを
生じるという問題があった。しかもカルボン酸やアミド
の含有量が多くなると、帯電量の制御が著しく困難とな
り、画質低下の大きな原因になるという問題もあった。
また、前述の特定のアクリル系単量体を多量に含むスチ
レン−アクリル系樹脂を用いたトナーは、スチレン系単
量体の不足によって帯電量が低下し、逆掻性に帯電する
粒子も発生するため、画像にカブリを生じやすいという
問題があった。
本発明は、上記問題を一挙に解決すべくなされたもので
、潰れた定着性、耐オフセット性、耐可塑剤性、耐ブロ
ッキング性を有し、且つ、荷電状態が安定していてカブ
リを生じないトナー用の樹脂組成物を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明のトナー用樹脂組成物は、スチレン系単量体、ア
クリル酸エステル系単量体及びメタクリル酸エステル系
単量体からなる群より選ばれる少なくとも2種の単量体
を構成単位とする共重合体である低分子量重合体成分と
、スチレン系単量体、アクリル酸エステル系単量体及び
メタクリル酸エステル系単量体からなる群より選ばれる
少なくとも2種の単量体を構成単位とする共重合体であ
る高分子量重合体成分と、を含有するトナー用樹脂組成
物であって、該低分子量重合体成分は、メタクリル酸メ
チルエステルを60重量%以上含有し、かつその分子量
が重量乎均分子量で80.000以下であり、該高分子
量重合体成分は、スチレン系単量体を40重量%以上含
有し、かつその分子量が重量平均分子量で300.00
0以上であることを特徴としており、そのことにより上
記目的が達成される。
即ち、本発明のトナー用樹脂組成物には、ビニル系単量
体を構成単位とする低分子量重合体成分が含まれるので
、得られるトナーは優れた定着性を発揮し、しかも、こ
の低分子量重合体成分には、ジオクチルフタレート等の
可塑剤との相溶性に乏しいメタクリル酸メチルエステル
が構成単位として60重量%以上含有されているので、
得られるトナーの耐可塑剤性は大幅に向上する。更に、
本発明のトナー用樹脂組成物には、ビニル系単量体を構
成単位とする重量平均分子量が300.000以上の高
分子量重合体成分が含まれているので、得られるトナー
は耐ブロッキング性、耐オフセット性に潰れ、しかも、
この高分子量重合体成分には、帯電性の良好なスチレン
系単量体が構成単位として40重量%以上含有している
ので、得られるトナーは荷電状態が安定しており、カブ
リを生じることはない、また、このような高分子量重合
体成分が含まれると、耐可塑剤性がより一層向上する。
本発明における低分子量重合体成分及び高分子量重合体
成分は、スチレン系単量体、アクリル酸エステル系単量
体及びメタクリル酸エステル系単量体からなる群より選
ばれる少なくとも2種以上の単量体を構成単位とする共
重合体より成るものである。
上記のスチレン系単量体の具体例としては、スチレンの
他に0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレ
ン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレ
ン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−へキシル
スチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニル
スチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシル
スチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレ
ン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレンな
どを挙げることができる。
また、アクリル酸もしくはメタクリル酸エステル系単量
体の具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、ア
クリル酸イソブチル、アクリル1ffn−オクチル、ア
クリル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、ア
クリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ローブ
チル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オク
チル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ステアリル
などのアクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル
の他、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニ
ル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸フェニ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
ジエチルアミノエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸グリシジル、ビスグリシジルメタク
リレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
メタクリロキシエチルホスフェートなどを挙げることが
でき、この中でも、アクリル酸エチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブ
チルなどが特に好ましく使用される。
また、適宜その他のビニル系単量体を用いてもよく、そ
の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、α−エチル
アクリル酸、クロトン酸などのアクリル酸及びそのα−
も1−<はβ−アルキル誘導体、フマル酸、マレイン酸
、シトラコン酸、イタコン酸などの不飽和ジカルボン酸
及びそのモノエステル誘導体、コハク酸モノアクリロイ
ルオキシエチルエステル、コハク酸モノメタクリロイル
オキシエチルエステル、フタル酸モノアクリロイルオキ
シエチルエステル、フタル酸モノメタクリロイルオキシ
エチルエステル、アクリロニトリル、メタクリレートリ
ル、アクリルアミドなどを挙げることができる。
本発明における低分子量重合体成分は、メタクリル酸メ
チルエステルを共重合体の構成単位として少なくとも6
0重、1%以上含有することが必要である。このメタク
リル酸メチルエステルは、耐可塑剤性を向上させるため
に含有されるもので、その含有量が60重量%未満では
、溝足な耐可塑剤性を付与することが困難となる。好ま
しい含有量は70重量%以上であり、含有量の上限は通
常95重量%である。また、この低分子量重合体成分の
分子量は、定着性を向上させるために、重量平均分子量
で80.000以下とするものであり、好ましい範囲は
4.000〜20.000である。
これに対し、高分子量重合体成分は、スチレン系単量体
を共重合体の構成単位として少なくとも40重量%以上
含有することが必要である。このスチレン単量体は、均
−且つ安定で十分な帯電性を付与してカブリを防止する
ために含有されるもので、その含有量が40重量%未満
では、満足な帯電性を付与することが困難となる。好ま
しい含有量は60重量%以上であり、含有量の上限は通
常95重量%である。また、この高分子量重合体成分の
分子量は、耐可塑剤性及び耐オフセ・ノド性を向上させ
るために、重量平均分子量で300.000以上とする
ものであり、好ましくは400.000以上である。
尚、上記とは逆に低分子量重合体成分にスチレン系単量
体を多量に含有させ、高分子量重合体成分にメタクリル
酸メチルエステルを多量に含有させたとしても、耐可塑
剤性を向上する効果は期待できない、すなわち、高分子
量重合体に比べて低分子量重合体成分の方が可塑剤との
相溶性が高いので、この低分子量重合体が特に可塑化さ
れるようになるからであるや 低分子量重合体成分と高分子量重合体成分の比率は、重
量比で90+ io〜30: 70の範囲とするのが好
ましい、低分子量重合体成分がこの範囲を下回ると、定
着性が不良となる等の不都合を生じやすくなり、逆に、
この範囲を上回ると耐オフセット性が不良となる等の不
都合を生じやすくなるからである。より好ましい範囲は
85: 15〜50: 50である。
低分子量重合体成分及び高分子量重合体成分の合成方法
としては、公知の懸濁重合、乳化重合、溶液重合、塊重
合などが利用できる9本発明のトナー用樹脂組成物は、
これらの重合方法によって低分子量重合体成分と高分子
量重合体成分を別々に合成したのち熱溶融ブレンドして
もよいし、また、より均質にするため双方の重合体成分
を溶剤に溶解してブレンドしたのち脱溶剤してもよいが
、好ましくは、一方の重合体成分を合成し、該重合体成
分の共存下に他方の重合体成分を合成することによって
製造される。
尚、本発明のトナー用樹脂組成物は、本発明の目的を達
成し得る範囲内で、酢酸ビニル、塩化ビニル、エチレン
等を低分子量重合体成分及び高分子量重合体成分のいず
れに共重合してもよく、また、これらモノマーの重合体
、更にはポリエステル樹脂やエポキシ樹脂等を混合して
もよいものである。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。尚、「部」は
重量部を表す。
夾羞且1 メタクリル酸メチルエステル85部、n−ブチルアクリ
レート15部を重合して得られた重量平均分子量8.0
00の低分子量重合体350gと、スチレン85部、n
−ブチルアクリレート15部を重合して得られた重量平
均分子量40万の高分子量重合体200gを、窒素ガス
にて置換したニーダ−で160℃、10分間混練し、こ
れを冷却、粉砕して本発明樹脂組成物Aを得た。
この樹脂組成物A100部、カーボンブラック(MAl
oo:三菱化成社製)5部、ポリプロピレン(ビスコー
ル660P:三菱化成社製)4部をメルトブレンドして
冷却後粗粉砕し、更にジェットミルで微粉砕して約13
〜15μmの平均粒度を有する粉末とし、この粉末に疎
水性シリカ微粉末を0.5重量%となるように添加して
トナーを作成した。
このトナー10gを1001のサンプルビンに採って5
0°Cの恒温槽中に16時間放置し、粒子の合着の有無
によって耐ブロッキング性を評価した。
その結果、耐ブロッキング性は良好であった。また、こ
の他に35℃、相対湿度90%で1ケ月放置後、同じテ
ストを行ったが、同様に耐ブロッキング性は良好であっ
た。
上記のトナー4部を、約50〜80μmの平均粒度を有
する鉄粉キャリアー96部と混合して現像剤を作成し、
この現像剤を用いて電子写真複写機(富士ゼロックス3
500 )により複写物を得て、定着性、定着温度幅、
カブリ、耐可塑剤性等を評価した。
定着性の評価は、電子写真複写機の熱ローラーの設定温
度を180℃にして得られた複写物を、タイプライタ−
用砂消しゴムで一定荷重を加えて摩擦したとき、複写画
像の濃度が85%以上のものを合格とし、定着温度幅は
、電子写真複写機の熱ローラーの設定温度を種々変えて
オフセットを起こさずに定着する設定温度を調べた。ま
た、カブリの有無は目視によって判断し、耐熱可塑性の
評価は、可塑剤としてジオクチルフタレート40重量%
を含む塩化ビニルシートを5c+++角に切ってIKg
の圧力で複写物に圧着させ、これを40℃の恒温槽中で
24時間放置して、複写物が塩化ビニルシートに転写す
るか否かを見た。
その結果、樹脂組成物Aを用いた上記の現像剤は定着性
が合格であり、定着温度幅も150℃〜200℃以上と
十分な幅をもち、耐オフセット性も良好であった。また
、トナー粒子の荷電状態が安定していて複写物の画像に
はカブリが一切見られず、解像度も優れていた。耐熱可
塑性についても転写は全く認められなかった。 更に、
上記の現像剤を35℃、相対湿度90%で1ケ月放置し
た後、同様に複写物を得てカブリの有無を調べてみたが
、やはりトナー粒子の荷電状態は安定しており、複写物
の画像にはカブリが見られなかった。
莢族Aユ 3リツトルのセパラブルフラスコにポリビニルアルコー
ル部分ケン化物(ゴーセノールGH−17:日本合成化
学社製)0.3gを入れて蒸留水500m1に溶解した
。その中に、スチレン60部、n−ブチルアクリレート
20部、メタクリル酸メチルエステル20部を重合して
得られた重量平均分子量40万の高分子量重合体200
gと、メタクリル酸メチルエステル210g、スチレン
45g、n−ブチルアクリレート45g及び過酸化ベン
ゾイル(重合開始剤)15gの混合物を添加して懸濁分
散し、気相を窒素ガスで置換してから80℃に昇温し、
同温度で10時間重合を行ったのち95℃に昇温しで同
温度を4時間保ち、重合を完結した。この段階で、低分
子量重合体として重量平均分子量a、 ooo程度のポ
リマーが生成していると推定される。その後、冷却して
脱水と水洗を繰り返し、乾燥して本発明樹脂組成物Bを
得た。
この樹脂組成物Bを用いて実施例1と同様にトナー及び
現像剤を作成し、その性能を評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認めら
れなかった。現像剤の定着性も合格であり、定着温度幅
は160℃〜200℃以上と十分であった。また、トナ
ー粒子の荷電状態が安定していて複写物の画像にはカブ
リが一切見られず、解像度も優れており、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものもカブリは見られなか
った。
耐可塑剤性についても、転写は全く認められなかった。
夾施透1 2リツトルのセパラブルフラスコにトルエン900gを
入れ、その中に、メタクリル酸メチルエステル10部、
スチレン75部、n−ブチルアクリレート15部を重合
して得られた重量平均分子量40万の高分子量重合体1
50gを投入して溶解した。気相を窒素ガスで置換した
後、この系をトルエンの沸点まで加温した。トルエンの
還流が起きた状態で、攪拌しながら、メタクリル酸メチ
ルエステル298g、  n−ブチルアクリレート52
g及びアゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)14
gを溶解した混合物を2.5時間かけて滴下し、溶液重
合をおこなった0滴下終了後、更にトルエンの沸騰する
温度で攪拌しながら、1時間熟成した。
この段階で、低分子量重合体として、重量平均分子量8
.000程度のポリマーが生成していると推定される。
その後、系の温度を180℃まで徐々に上げながら、減
圧下にトルエンを脱溶剤し、残留樹脂分を冷却後粉砕し
てフレーク状の本発明樹脂組成物Cを得た。
この樹脂組成物Cを用いて実施例1と同様にトナー及び
現像剤を作成し、その性能を評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認めら
れなかった。・現像剤の定着性も合格であり、定着温度
幅は160℃〜200℃以上と十分であった。また、ト
ナー粒子の荷電状態が安定していて複写物の画像にはカ
ブリが一切見られず、解像度も優れており、35℃、相
対湿度90%で1ケ月放置したものもカブリは見られな
かった。
耐可塑剤性についても転写は全く認められなかった。
比較■ユ メタクリル酸メチルエステル85部、n−ブチルアクリ
レート15部を重合して得られた重量平均分子量8.0
00の低分子量重合体350gと、メタクリル酸メチル
エステル85部、n−ブチルアクリレート15部を重合
して得られた重量平均分子量40万の高分子量重合体2
00gを、窒素ガスにて置換したニーダ−で160℃、
10分間混練し、これを冷却、粉砕して樹脂組成物を得
た。
この樹脂組成物を用いて実施例1と同様にトナー及び現
像剤を作成し、その性能を評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認めら
れなかった。現像剤の定着性も合格であり、定着温度幅
は160℃〜200℃以上と十分であった。また、耐可
塑剤性についても転写は全く認められなかった。
しかし、この樹脂組成物の高分子量重合体にはスチレン
系単量体が構成単位として含まれないため、トナー粒子
の荷電状態は不安定であり、複写物の画像にはカブリが
多く見られ、解像度も劣っていた。また、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものも勿論カブリが多く見
られた。
L絞舅ユ スチレン85部、n−ブチルアクリレート15部を重合
して得られた重量平均分子量8.000の低分子量重合
体350gと、スチレン85部、n−ブチルアクリレー
ト15部を重合して得られた重量平均分子量40万の高
分子量重合体200gを、窒素ガスにて置換したニーダ
ーで160℃、10分間混練し、これを冷却、粉砕して
樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を用いて実施例1と同様にトナー及び現
像剤を作成し、その性能を評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35°C1相
対湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認め
られなかった。現像剤の定着性も合格であり、定着温度
幅は160°C〜200℃以上と十分であった。また、
トナー粒子の荷電状態が安定していて複写物の画像には
カブリが見られず、解像度も優れており、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものもカブリは見られなか
った。
しかし、この樹脂組成物の低分子量重合体にはメタクリ
ル酸メチルエステルが構成単位として含まれないため、
耐可塑剤性が劣っており、転写が認められた。
比−校医1 メチ1フフ85部、n−ブチルアクリレート15部を重
合して得られた重量平均分子量8.000の低分子量重
合体350gと、メタクリル酸メチルエステル85部、
n−ブチルアクリレート15部を重合して得られた重量
平均分子量40万の高分子量重合体200gを、窒素ガ
スにて置換したニーダ−で160℃、10分間混練し、
これを冷却、粉砕して樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を用いて実施例1と同様にトナー及び現
像剤を作成し、その性能を評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認めら
れなかった。現像剤の定着性も合格であり、定着温度幅
は160℃〜200’C以上と十分であった。また、ト
ナー粒子の荷電状態が安定していて複写物の画像にはカ
ブリが見られず、解像度も優れており、35℃、相対湿
度90%で1ヶ月放1したものもカブリは見られなかっ
た。
しかし、この樹脂組成物も比較例2の樹脂組成物と同様
、低分子量重合体にメタクリル酸メチルエステルが構成
単位として含まれないため、耐可塑剤性が劣っており、
転写が認められた。
L秋医A メタクリル酸メチルエステル45部、スチレン40部、
n−ブチルアクリレート15部を重合して得られた重量
平均分子量a、 oooの低分子量重合体を用いて、実
施例1と同様にトナー及び現像剤を作成し、その性能を
評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35°C1相
対湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認め
られなかった。また、トナ・−粒子の荷電状態が安定し
ていて複写物の画像にはカブリが見られず、解像度も優
れており、35°C5相対湿度90%で1ケ月放置した
ものもカブリは見られなかった。
現像剤の定着性は合格であったが、高分子量重合体成分
が存在しないため定着温度幅はまったくなかった。また
、メタクリル酸メチルエステルの配合量が少なく、高分
子量重合体成分が存在しないため、耐可塑剤性が劣って
おり、転写が認められた。
L数10 メタクリル酸メチルエステル45部、スチレン40部、
n−ブチルアクリレート15部を重合して得られた重量
平均分子量40万の高分子量重合体を用いて、実施例1
と同様にトナー及び現像剤を作成し、その性能を評価し
た。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35°C1相
対湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認め
られなかった。また、トナー粒子の荷電状態が安定して
いて複写物の画像にはカブリが見られず、解像度も優れ
ており、35℃、相対湿度90%で1ケ月放置したもの
もカブリは見られなかった。耐可塑剤性についても転写
は全く認められなかった。
しかし、低分子量重合体成分が存在しないため、定着性
は不合格であり、定着温度幅は200℃以上であった。
比較上玉 アクリル酸35部、スチレン50部、n−ブチルアクリ
レート15部を重合して得られた重量平均分子量8.0
00の低分子量重合体350gと、スチレン80部、n
−ブチルアクリレート20部を重合して得られた重量平
均分子量40万の高分子量重合体150gを、窒素ガス
にて置換したニーダ−で160°C110分閲混練し、
これを冷却、粉砕して樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を用いて実施例1と同様にトナー及び現
像剤を作成し、その性能を評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、現像剤の定着
性も合格で、定着温度幅は160°C〜200℃以上で
あった。また、トナー粒子の荷電状態は安定していて複
写物の画像にはカブリが見られず、解像度も優れていた
。耐可塑剤性についても転写は全く認められなかった。
しかし、低分子量重合体成分にアクリル酸を含むため、
35°C1相対湿度90%で1ケ月放置したトナーは、
吸湿により耐ブロッキング性が非常に悪く、同様に、3
5℃、相対湿度90%で1ケ月放置した現像剤も、画像
のカブリが見られた。
比較flu メタクリル酸メチルエステル85部、n−ブチルアクリ
レート14部と、ゲル化密度を上げるための架橋剤とし
てジビニルベンゼン1部を、過酸化ベンゾイルを触媒と
してトル〕゛、ン下で共重合したのち脱溶剤し、ゲル化
密度30爪醍%、ガラス転移点60℃、XI値18、溶
解度指数9.3以上の樹脂を得た。
この樹脂を用いて実施例1と同様にトナー及び現像剤を
作成し、その性能を評価した。
トナーの耐ブロッキング性は良好であり、35℃、相対
湿度90%で1ケ月放置したものも粒子の合着が認めら
れなかった。また、耐可塑剤性についても転写は全く認
められなかった。
しかし、スチレン糸車敬体を含まず、メタクリル酸メチ
ルエステルとn−ブチルアクリレートでほぼ全体が占め
られているため、トナー粒子の荷電状態が不安定で複写
物の画像にカブリが多く見られ、解像度も悪かった。ま
た、ゲル化密度や溶解度指数が比較的高いため、定着性
は不合格であり、定着温度幅も180℃〜200℃以、
ヒとあまり好ましくなかった。
(発明の効果) 本発明のトナー用樹脂組成物の構成は上述の通りであり
、定着性、耐可塑剤性、耐オフセット性に優れ、荷電状
態が安定でカブリを生じることがなく、高温高湿下でも
ブロッキングしないトナーを得ることができる利点があ
る。
以上 出願人  積水化学工業株式会社 代表者  廣1) 馨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スチレン系単量体、アクリル酸エステル系単量体及
    びメタクリル酸エステル系単量体からなる群より選ばれ
    る少なくとも2種の単量体を構成単位とする共重合体で
    ある低分子量重合体成分と、スチレン系単量体、アクリ
    ル酸エステル系単量体及びメタクリル酸エステル系単量
    体からなる群より選ばれる少なくとも2種の単量体を構
    成単位とする共重合体である高分子量重合体成分と、を
    含有するトナー用樹脂組成物であって、 該低分子量重合体成分は、メタクリル酸メチルエステル
    を60重量%以上含有し、かつその分子量が重量平均分
    子量で80,000以下であり、該高分子量重合体成分
    は、スチレン系単量体を40重量%以上含有し、かつそ
    の分子量が重量平均分子量で300,000以上である
    ことを特徴とするトナー用樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06166719A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Kuraray Co Ltd メタクリル樹脂

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56158340A (en) * 1980-05-13 1981-12-07 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Toner for developing electrostatic charge image

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