JPH0220599A - ヒマシ油系重合物の製造法 - Google Patents

ヒマシ油系重合物の製造法

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JPH0220599A
JPH0220599A JP17161788A JP17161788A JPH0220599A JP H0220599 A JPH0220599 A JP H0220599A JP 17161788 A JP17161788 A JP 17161788A JP 17161788 A JP17161788 A JP 17161788A JP H0220599 A JPH0220599 A JP H0220599A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒマシ油およびヒマシ油よりも低粘度でかつ
二重結合を有するエステル系化合物を原料として用いて
、その重合物を製造する方法に関するものである。
従来の技術 ヒマシ油は、式 %式% で示されるリシノール酸を主成分とする脂肪酸のトリグ
リセライドであり、その構成脂肪酸の90%弱はリシノ
ール酸であって、残りの脂肪酸のほとんどはOH基を持
たないものであるため、ヒマシ油は1分子内に約2.7
個の官能基(OH基)を有している。
ヒマシ油は、ポリウレタン製造原料、塗料原料、潤滑油
、電気絶縁油、揺変剤、香粧品、可塑剤などとして使用
されている。特にヒマシ油のポリウレタン製造原料とし
ての用途、つまりウレタンポリオールとしての用途は、
封止剤、成形材料、電気絶縁塗料、インク、接着剤、医
療用材料など応用範囲が広いので重要である。
ウレタンポリオールとしてのヒマシ油は、低粘度・低発
泡であるため無溶剤システムが組みやすく、しかもその
硬化物は低吸水率ですぐれた電気特性を有し、顔料の分
散性も良好であるという特長を持っている上、耐薬品性
、耐加水分解性の点でもある程度の水準で実用性がある
従来、ヒマシ油の分子量を高める試みがなされており、
その一つとして、ヒマシ油に空気を吹込みながら加熱す
ることにより粘度の高い酸化重合物とすることが行われ
ている。
この酸化重合物は一般には「吹込みヒマシ油」と呼ばれ
ており、その用途としてはニトロセルロースラッカーの
可塑剤、顔料分散剤などがあり、またウレタンポリオー
ルとしても用いられている。
吹込みヒマシ油は、これをニトロセルロースラッカーの
可塑剤として用いたときはブリードが少ないこと(発汗
しにくいこと)、顔料分散剤として用いたときは分散性
がすぐれていること、ウレタンポリオールとして用いた
ときは機械物性のすぐれたポリウレタン硬化物が得られ
ることなどの利点がある。
発明が解決しようとする課題 ヒマシ油をウレタンポリオールとして用いることは上述
のような利点があり、またそれにより得られた硬化物も
耐薬品性、耐加水分解性の点である程度の水準で実用性
があるが、近年では各方面での使用条件が厳しくなると
共に耐用年数の延長も要求されており、さらに耐薬品性
、耐加水分解性を向上させることが強く要望されている
上述の吹込みヒマシ油は、その製造に際し空気吹込み条
件下に長時間かけて(たとえば24〜64時間というよ
うに)重合反応を行うものであるため、生産性が極端に
悪くかつ副反応を起こしやすいこと、得られる製品は酸
価が必要以上に高く1色相も極端に濃く、酸化分解によ
る臭気も強いことなどの問題点がある。
本出願人は、上記のような問題点を有しないヒマシ油重
合物を得る方法につきかねてより検討を行い、すでに特
願昭62−2653号として、「ヒマシ油100重量部
と有機過酸化物1〜20重量部とを加熱反応させること
を特徴とするヒマシ油重合物の製造法、」につき特許出
願を行っており、これにより短時間で色相が淡色の重合
物を得ることに成功した。
このヒマシ油重合物は、ヒマシ油の特性を保持したまま
硬化物の耐加水分解性を向上させるのに有効であるが、
粘度が比較的高いためヒマシ油の特長である低粘度性が
失われ、無溶剤ウレタンシステムを組むことが困難にな
るという問題に直面する。
本発明は、ウレタンポリオールとしてのヒマシ油の特長
を失わず、しかも重合物でありながら低粘度であり、か
つ耐加水分解性のすぐれた硬化物を与えることのできる
ヒマシ油系重合物を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明のヒマシ油系重合物の製造法は、ヒマシ油(A)
−およびヒマシ油よりも低粘度でかつ二重結合を有する
エステル系化合物(B)からなる混合物を、有機過酸化
物と加熱反応させることを特徴とするものである。
以下本発明の詳細な説明する。
ヒマシ油(A)としては、各種精製度のヒマシ油が用い
られる。市販の代表的なヒマシ油の特性値は、その精製
度によって異なるが、慨ね次の通りである。
色  相:ガードナーヘリーゲ 1〜3酸   価:0
.2〜4.0  mgKOH/gOH価 : 155〜
163  腸gKOH/gケン化価:176〜191 
腸gKOH/gヨウ素価:80〜90  I g/10
0g粘   度= 650〜750 cps/25℃ヒ
マシ油よりも低粘度でかつ二重結合を有するエステル系
化合物(B)としては、ヒマシ油脂肪酸アルキルエステ
ル(ヒマシ油脂肪酸メチル、ヒマシ油脂肪酸ブチル等)
;ヒマシ油脂肪酸グリコールエステル(エチレングリコ
ールモノヒマシ油脂肪酸エステル、エチレングリコール
ジヒマシ油脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ
ヒマシ油脂肪酸エステル、プロビレングリコールジヒマ
シ油脂肪酸エステル等)−動植物油(アマニ油、キリ油
、ナタネ油、大豆油、ヤシ油、パーム油、えの油、くる
み油、米ぬか油、綿実油、つばき油、オリーブ油、らっ
かせい油、牛脂、豚腸、魚脂、肝油、鯨油等)由来のO
H基不含有脂肪酸アルキルエステルメチルエステル、ブ
チルエステル等);などがあげられる。
混合物中に占めるヒマシ油(A)の割合は97〜30重
量%、エステル系化合物(B)の割合は3〜70重量%
であることが望ましく、さらに好ましい範囲は、ヒマシ
油(A)が95〜40重量%、エステル系化合物(B)
が5〜60重量%である。エステル系化合物(B)の過
少は低粘度化を困難にし、その過多はポリウレタンとし
たときの物性の低下を招く。
なお、上記(A)および(B)のほかに、高級α−オレ
フィンなどを併用することも可能である。
上記混合物と反応させる有機過酸化物としては、たとえ
ば、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミル
パーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、
シクロヘキサノンパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチルパー
ベンゾエートなどがあげられる。これらの中では1式%
式% で示されるジ−t−ブチルパーオキサイドが特に有用で
あり、工業的には事実上これに限られる。
上記混合物100重量部に対する有機過酸化物の使用割
合は1〜50重量部、特に2〜30重量部とすることが
望ましい、有機過酸化物の使用割合が1重量部未満では
重合反応が円滑に進まず、一方50重量部を越えると副
反応が過度になって目的重合物の品質が劣るようになる
仕込みに際しては、上記混合物と有機過酸化物とを一括
仕込みしてもよいが、反応の制御上、まず反応器に上記
混合物を仕込み、そこに有機過酸化物を滴下仕込みして
いく方が有利である。
反応温度は110〜180℃とすることが望ましく、1
10℃未満では反応速度が遅いため目的重合物を得るこ
とが困難になり、一方180℃を越えると副反応が生じ
て目的重合物の品質が劣るようになる。
反応は、窒素ガスなど不活性ガス雰囲気下で行うことが
望ましい。
典型的な反応操作としては、攪拌機、温度計、還流器、
受器、不活性ガス導入管、滴下ロートなどを備えた反応
器に上記各成分を仕込んで温度110〜180℃、好ま
しくは120〜160℃に保ち、不活性ガスを吹き込み
ながらそこに有機過酸化物を0.2〜2時間かけて滴下
し、滴下終了後さらに温度110〜180℃、好ましく
は120〜170℃にて分解物を受器に回収しながら1
〜6時間反応を続行する方法が採用される。
上記反応により、典型的には、淡色透明の重合物が得ら
れる。
得られた重合物を、脱水反応、アシル化反応、天然油脂
とのエステル交換反応などの反応に供し、さらに別の誘
導体を合成することも可能である。
この重合物は、従来の吹込みヒマシ油が使用されていた
用途はもとより、他の種々の用途に用いることができる
。この重合物の主たる用途はポリウレタン製造原料(ウ
レタンポリオール)であり、そのほか、塗料原料、潤滑
油、電気絶縁油、揺変剤、香粧品、可塑剤などの用途に
用いることができる。
重合物をウレタンポリオールとして用いるときは、これ
を単独で、あるいはヒマシ油、ポリエーテルポリオール
、ポリエステルポリオール、炭化水素系ポリオールなど
他のポリオールと併用して、ポリイソシアネート化合物
との反応に供する。
ポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはそのカル
ボジイミド変性物、ナフタレンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、フェニレンジイソ
シアネートをはじめとする種々のポリイソシアネート、
あるいはこれらの多価アルコール(トリメチロールプロ
パン等)との7ダクトなどが用いられる。
ウレタンポリオールとポリイソシアネートとの配合割合
は、ポリイソシアネート中のインシアネート基がウレタ
ンポリオール中の水酸基の総量に対し0.8〜1.4当
量となるようにするのが、十分な硬化が図られるので好
ましい。
作   用 本発明の方法においては、重合中、脱水、ケン化、分解
、酸化などの副反応がほとんど進行せず、ウレタンポリ
オールとしてのヒマシ油の特長をそのまま維持しながら
、実質的に重合のみが進行する。
本発明の方法により得られる重合物の重合度は2.3,
4.・・・などであり、反応温度が比較的低いとき、反
応時間が短かいとき、有機過酸化物の仕込み量が少ない
ときなどは未重合のものも含まれていると思われる0反
応生成物を重合度ごとに分離することも不可能ではない
が、実際の用途を考慮するとき重合度ごとに分離する意
義がないので、通常は種々の重合度を有する混合物のま
ま使用する0重合物の平均重合度は1.2〜20程度、
好ましくは!、5〜lO程度である。
重合に際しての反応機構は必ずしも明らかではないが、
主として各成分のC=C二重結合に隣接するC原子に結
合しているH原子が脱離して、他の同種または異種の分
子と重合するのではないかと推定される。
そして、ヒマシ油(A)と共にエステル系化合物(B)
が共存しているため、重合により分子量が高くなるにも
かかわらず粘度の上昇が最小限に抑えられる。
実施例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
以下「部」とあるのは重量部である。
(重合物の製造〉 実施例1 攪拌機、温度計、還流器、受器、窒素ガス導入管および
滴下ロートを備えたフラスコに、ヒマシ油(酸価0.2
部gKOH/g 、 OH価163 mgKOH/g 
粘度690 cps/25℃)75部とヒマシ油脂肪酸
メチル(粘度20 cps/25℃)25部を仕込み(
混合物の粘度320 cps/25℃)、窒素ガス下で
140℃まで昇温した。
窒素ガスを吹込みなからジ−t−ブチルパーオキサイド
10部を30分間かけて滴下し、150℃に昇温してか
らその温度で4時間反応させた。
ついで分解物を減圧で1時間回収し、冷却後120℃で
酸性白土等を加えてろ過精製した。
これにより、酸価0.7mgKOH/g 、 OH価1
42厘gKOH/g 、粘度2800 cps/25℃
の淡色透明の重合物を得た。
(なお、ジ−t−ブチルパーオキサイド10蔀に代えて
、t−クミルブチルパーオキサイド10部、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド10部を用いて同様の重合を行
ったときも、はぼ同等の特性値を有する重合物が得られ
た。) 実施例2 フラスコにヒマシ油74部とヒマシ油脂肪fiフチル(
粘度21 cps/25℃)26部を仕込み(混合物の
粘度は230 cps/25℃)、窒素ガス下で140
℃まで昇温した。
窒素ガスを吹込みなからジ−t−ブチルパーオキサイド
5部を30分間かけて滴下し、150℃に昇温してから
その温度で4時間反応させた。ついで分解物を減圧で1
時間回収し、冷却後120℃で酸性白土等を加えてろ過
精製した。
これにより、酸価0.5mgKOH/g 、 OH価1
41mgKOH/g 、粘度760 cps/25℃の
淡色透明の重合物を得た。
実施例3 フラスコにヒマシ油70部とエチレングリコールモノリ
シルレート (粘度270 cps/25℃)30部を
仕込み(混合物の粘度は440 cps/25℃)、窒
素ガス下で140℃まで昇温した。
窒素ガスを吹込みなからジ−t−ブチルパーオキサイド
10部を30分間かけて滴下し、150℃に昇温してか
らその温度で4時間反応させた。
ついで分解物を減圧で1時間回収し、冷却後120℃で
酸性白土等を加えてろ過精製した。
これにより、酸価2.4mgKOH/g 、 OH価1
72mgKDH/g 、粘度2990 cps/25℃
の淡色透明の重合物を得た。
実施例4 フラスコにヒマシ油60部、ヒマシ油脂肪酸メチル30
部およびナタネ油脂肪酸メチル(X’I度7.5cps
/25℃)10部を仕込み(混合物の粘度は220 c
ps/25℃)、窒素ガス下で140℃まで昇温した。
窒素ガスを吹込みなからジ−t−ブチルパーオキサイド
15部を30分間かけて滴下し、150℃に昇温してか
らその温度で4時間反応させた。
ついで分解物を減圧で1時間回収し、冷却後120℃で
酸性白土等を加えてろ過精製した。
これにより、酸価1.2膳gKOH/g 、 OH価1
34mgKOH/g 、粘度1800 cps/25℃
の淡色透明の重合物を得た。
実施例5 フラスコにヒマシ油70部、ヒマシ油脂肪酸メチル20
部および炭素数16〜18のα−オレフィン(三菱化成
株式会社製の「ダイヤレン168J)(粘度170 c
ps/25℃)20部を仕込み(混合物の粘度は90 
cps/25℃)、窒素ガス下で140℃まで昇温した
窒素ガスを吹込みなからジ−t−ブチルバーオキサ41
20部を30分間かけて滴下し、150℃に昇温してか
らその温度で4時間反応させた。
ついで分解物を減圧で1時間回収し、冷却後120℃で
酸性白土等を加えてろ過精製した。
これにより、酸価0.8mgKOH/g 、 OH価1
12mgKOH/g 、粘度940 cps/25℃の
淡色透明の重合物を得た。
比較例1 空気導入管の先端がフラスコの底部に到達するようにセ
ットした攪・拌機付きフラスコにヒマシ油200部を仕
込み、150℃に加熱して攪拌しながらエアーコンプレ
ッサーにて毎分50ccの割合で空気を吹き込んだ、こ
の空気酸化反応を24時間続けた。
これにより、酸価4.0+sgKOH/g 、OH価1
50mgKOH/g、粘度260’ Ocps/25℃
の淡色透明の重合物を得た。
比較例? 比較例1と同様にして空気酸化反応を38時間続けた。
これにより、酸価5.8部gKOHノg、OI(価14
1mgKO)!/g 、粘度4500 cps/25℃
の淡色透明の重合物を得た。
比較例3 比較例1と同様にして空気酸化反応を60時間続けた。
これにより、酸価8.0層gKOH/g 、 OH価1
32mgKOH/g 、粘度12000 cps/25
℃の淡色透明の重合物を得た。
参考例1 フラスコに、ヒマシ油100部を仕込み、窒素ガス下で
140℃まで昇温した。
窒素ガスを吹込みなからジ−t−ブチルパーオキサイド
7.5部を30分間かけて滴下し、150℃に昇温して
からその温度で4時間反応させた。
ついで分解物を減圧で1時間回収し、冷却後120℃で
酸性白土等を加えてろ過精製した。
これにより、酸価1,7層gKO)1部g 、 0 )
1価158mgKOH/g 、粘度6530 cps/
25℃の淡色透明の重合物を得た。
実施例1〜5で得られた重合物、比較例1〜3で得られ
た吹込みヒマシ油、および参考例1で得られた重合物の
特性値および性状を第1表にまとめて示す。
第  1  表 (注)酸価、OH価の単位は■gKOH/g 。
粘度の単位はcps/25℃。
色相はガードナーヘリーゲ。
第1表から、各実施例で得られた重合物は、各比較例の
吹込みヒマシ油に比し酸価が小さく(ケン化反応が小さ
く)、色相および臭気の有無の点で顕著にすぐれている
こと、つまり副反応がほとんど進行せずに重合のみが進
行していることがわかる。
また、各実施例で得られた重合物をヒマシ油単独重合物
である参考例1と比較すると、各実施例において得られ
る重合物はいずれも粘度が小さいことがわかる。
(ポリウレタンの製造〉 実施例1〜5で得た重合物にクルードMDI(日本ポリ
ウレタン工業株式会社製「ミリオネー)MR−200)
をR−値(NGO当量10H当量の比)が1.1となる
ように室温で混合し、24時間放置後、温度120℃で
4時間加熱処理を行い、成形物とした。
得られた成形物はいずれも実用に酎えうる物性を有して
いた。
また、得られた成形物を温度80℃の10%NaOH水
溶液に8時間浸漬したときの機械物性の変化(耐加水分
解性)の試験結果は第2表に示した通りであり、極めて
好ましいものであった。
なお比較のため、ウレタンポリオールとしてヒマシ油を
用いた場合(対照例1)、ウレタンポリオールとして参
考例1で得たヒマシ油重合物を用いた場合(参考例1)
の耐加水分解性の試験結果を第2表に併せて示す。
第2表 発明の効果 本発明の方法は、従来の吹込みヒマシ油の製造の場合に
比し極めて短時間の反応で重合物が得られるので、工業
生産に適している。また得られる重合物は、色相が淡色
である点、臭気がほとんどない点でもすぐれている。
この重合物は、ウレタンポリオールとしてのヒマシ油の
特長を失わず、しかも重合物でありながら低粘度である
ので、無溶剤システムを組むこともできる。
そして、この重合物をウレタンポリオールとして用いた
ときは、着色が少なくかつ実用に耐えうる物性を有する
ポリウレタン硬化物を得ることができる。硬化物の耐加
水分解性は極めてすぐれているので、過酷な条件下にお
ける長期間の使用にも酎えうる。
よって本発明は、工業上極めて有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒマシ油(A)およびヒマシ油よりも低粘度でかつ
    二重結合を有するエステル系化合物(B)からなる混合
    物を、有機過酸化物と加熱反応させることを特徴とする
    ヒマシ油系重合物の製造法。 2、混合物100重量部に対し有機過酸化物1〜50重
    量部を加熱反応させることを特徴とする請求項1記載の
    製造法。 3、混合物中に占めるヒマシ油(A)の割合が97〜3
    0重量%で、エステル系化合物(B)の割合が3〜70
    重量%である請求項1記載の製造法。 4、加熱反応を、不活性ガス雰囲気下に、温度110〜
    180℃で行うことを特徴とする請求項1記載の製造法
    。 5、有機過酸化物がジ−t−ブチルパーオキサイドであ
    る請求項1記載の製造法。 6、エステル系化合物(B)が、ヒマシ油脂肪酸アルキ
    ルエステル、ヒマシ油脂肪酸グリコールエステルおよび
    OH基不含有脂肪酸アルキルエステルよりなる群から選
    ばれた少なくとも1種の化合物である請求項1記載の製
    造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5369712A (en) * 1990-12-27 1994-11-29 Choi; Beom-Tack Speaker
JP2013028752A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Nisshin Oillio Group Ltd グリセリド組成物の製造方法
CN114426662A (zh) * 2020-09-30 2022-05-03 中国石油化工股份有限公司 利用植物油制备聚合酯的方法、聚合酯和聚酯型润滑油

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