JPH0221099B2 - - Google Patents
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- JPH0221099B2 JPH0221099B2 JP57198015A JP19801582A JPH0221099B2 JP H0221099 B2 JPH0221099 B2 JP H0221099B2 JP 57198015 A JP57198015 A JP 57198015A JP 19801582 A JP19801582 A JP 19801582A JP H0221099 B2 JPH0221099 B2 JP H0221099B2
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- JP
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- graphite
- active material
- battery active
- powder
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/58—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic compounds other than oxides or hydroxides, e.g. sulfides, selenides, tellurides, halogenides or LiCoFy; of polyanionic structures, e.g. phosphates, silicates or borates
- H01M4/583—Carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx
- H01M4/5835—Comprising fluorine or fluoride salts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
本発明は電池活物質に関する。さらに詳しく
は、式(C2F)oで表わされるフツ化黒鉛(以下、
C2Fという)の単独またはC2Fと式(CF)oで表わ
されるフツ化黒鉛(以下、CFという)の混合物
を主成分とし、その粉末X線回折図に未反応黒鉛
のピークが認められる電池活物質に関する。 CFまたはC2Fが電池活物質として有用である
ことは知られている。 たとえば特開昭54−9730号公報には、石油コー
クスを原料炭素に用いてえられるCFが良好な放
電特性や保存特性を有していることが記載されて
いる。 また、特開昭53−102893号公報および特開昭55
−28246号公報に、約0〜0.6のフランクリンのP
値を有する黒鉛と100〜760mmHgのフツ素ガスを
用い、300〜500℃の温度で該黒鉛が完全にフツ素
化するまで反応せしめてえられる(C2F)oで表わ
されるフツ化黒鉛が電池活物質として有用である
ことが記載されている。 本発明者らはより一層放電特性にすぐれた電池
活物質をうるべく鋭意研究を重ねた結果、黒鉛を
フツ素ガスによりフツ素化せしめてえられ、フツ
素含有率45重量%以上であるC2F単独またはC2F
とCFとの混合物を主成分とし、その粉末X線回
折図に未反応黒鉛のピークが認められる電池活物
質が前記従来のフツ化黒鉛よりも高い放電電位を
有していることを見出し、本発明を完成した。 本発明の電池活物質はC2F単独またはC2FとCF
との混合物を主成分として含み、その粉末X線回
折図に未反応黒鉛のピークが認められるもの、す
なわちフツ素化されていない黒鉛が残存している
ものである。 このように本発明の電池活物質の特徴とすると
ころは、詳細は不明であるが原料黒鉛が完全には
フツ素化されておらず未反応状態の黒鉛が中央部
付近に残存していることによるものと考えられ
る。したがつて黒鉛がC2F単独またはC2FとCFと
の混合物と単なる混合状態で存在しているのでは
ない。これは、後述の比較例3に示すようにC2F
単独またはC2FとCFとの混合物に原料黒鉛を物
理的に混合したものでは本発明の電池活物質のよ
うな放電電圧を高める効果がえられないことから
わかる(第3図参照)。本発明の電池活物質にお
いては、未反応黒鉛の粉末X線回折図におけるピ
ークは、(002)面の回折角(2θ)が26.5度付近に
明確に現われる。 この未反応の黒鉛のピークが認められないフツ
化黒鉛の放電電圧は後述の比較例1〜2に示すご
とく本発明の電池活物質の放電電圧よりも低いも
のでしかない(第3図参照)。 本発明に用いるフツ化黒鉛はフツ素含量45%
(重量%、以下同様)以上(微粉状C2F表面のC
の末端基にFが2個以上結合した、いわゆる
は、式(C2F)oで表わされるフツ化黒鉛(以下、
C2Fという)の単独またはC2Fと式(CF)oで表わ
されるフツ化黒鉛(以下、CFという)の混合物
を主成分とし、その粉末X線回折図に未反応黒鉛
のピークが認められる電池活物質に関する。 CFまたはC2Fが電池活物質として有用である
ことは知られている。 たとえば特開昭54−9730号公報には、石油コー
クスを原料炭素に用いてえられるCFが良好な放
電特性や保存特性を有していることが記載されて
いる。 また、特開昭53−102893号公報および特開昭55
−28246号公報に、約0〜0.6のフランクリンのP
値を有する黒鉛と100〜760mmHgのフツ素ガスを
用い、300〜500℃の温度で該黒鉛が完全にフツ素
化するまで反応せしめてえられる(C2F)oで表わ
されるフツ化黒鉛が電池活物質として有用である
ことが記載されている。 本発明者らはより一層放電特性にすぐれた電池
活物質をうるべく鋭意研究を重ねた結果、黒鉛を
フツ素ガスによりフツ素化せしめてえられ、フツ
素含有率45重量%以上であるC2F単独またはC2F
とCFとの混合物を主成分とし、その粉末X線回
折図に未反応黒鉛のピークが認められる電池活物
質が前記従来のフツ化黒鉛よりも高い放電電位を
有していることを見出し、本発明を完成した。 本発明の電池活物質はC2F単独またはC2FとCF
との混合物を主成分として含み、その粉末X線回
折図に未反応黒鉛のピークが認められるもの、す
なわちフツ素化されていない黒鉛が残存している
ものである。 このように本発明の電池活物質の特徴とすると
ころは、詳細は不明であるが原料黒鉛が完全には
フツ素化されておらず未反応状態の黒鉛が中央部
付近に残存していることによるものと考えられ
る。したがつて黒鉛がC2F単独またはC2FとCFと
の混合物と単なる混合状態で存在しているのでは
ない。これは、後述の比較例3に示すようにC2F
単独またはC2FとCFとの混合物に原料黒鉛を物
理的に混合したものでは本発明の電池活物質のよ
うな放電電圧を高める効果がえられないことから
わかる(第3図参照)。本発明の電池活物質にお
いては、未反応黒鉛の粉末X線回折図におけるピ
ークは、(002)面の回折角(2θ)が26.5度付近に
明確に現われる。 この未反応の黒鉛のピークが認められないフツ
化黒鉛の放電電圧は後述の比較例1〜2に示すご
とく本発明の電池活物質の放電電圧よりも低いも
のでしかない(第3図参照)。 本発明に用いるフツ化黒鉛はフツ素含量45%
(重量%、以下同様)以上(微粉状C2F表面のC
の末端基にFが2個以上結合した、いわゆる
【式】結合によつてもFが結合しうる
ため、C2FとしてのF含有率約44.2%よりも高い
45%以上のF含有率でも未反応黒鉛が残存するば
あいがある)であり、58%以下であるのが好まし
い。フツ素含量の下限の45%という値は放電電圧
との関連では重要な限界ではないが、45未満のと
きは一般に電池容量が小さくなりすぎ、電池活物
質としての使用には望ましくない。58%を超える
ときは反応時に殆んどの黒鉛がフツ素化されてし
まい、未反応黒鉛を残すことが実質上できず、目
的とする放電電圧の向上効果がえられない。 本発明の電池活物質は、フツ化黒鉛部分に基づ
く粉末X線回折における(001)面の回折角(2θ)
のピークが9.9〜14.5度に現われ、ばあいによつ
ては10度付近にC2Fを示すピークまたはシヨルダ
ーが、また12〜14.5度付近にCFを示すピークま
たはシヨルダーが現われることがある。 本発明の電池活物質のフツ化黒鉛部分に基づく
粉末X線回折図の代表的な例を第4図に示す。ピ
ークが前記の範囲をはずれるときは、いずれも本
発明の目的とする放電電圧の向上効果がえられな
い。 本発明に用いる原料黒鉛としては、たとえば天
然黒鉛、人造黒鉛、人造鱗状黒鉛(たとえばロン
ザ社製KSシリーズ、Tシリーズなど)などがあ
げられる。 本発明の電池活物質は、原料黒鉛をフツ素ガス
(必要に応じフツ素ガスは希釈ガスと混合して用
いられる)によりフツ素化して製造される。 フツ素ガスまたはフツ素ガスと稀釈ガスとの混
合ガスは、フツ素ガスの分圧が0.1〜1atmとなる
ように反応器に室温で導入される。温度は室温か
ら徐々に昇温し、目的とする反応温度すなわち
300〜550℃、好ましくは330〜450℃に保持する。 反応はフツ素の消費量を経時的に測定しながら
行ない、その量から求めた反応進行度の変化率が
零になるまえに反応を停止する。 C2Fの生成は種々の要因によつて影響される
が、たとえば高温で反応せしめるほどCF/C2F
比が増大する。しかし、いずれのCF/C2F比の
ばあいでも、未反応の黒鉛は残さなければならな
い。 反応時間は原料黒鉛の結晶化度、粒子径、フツ
素ガスの圧力、反応温度などにより変わるが、通
常反応温度380℃では10〜50時間である。この反
応時間は従来のフツ化黒鉛を製造するばあいの同
温度での反応時間100〜200時間の1/4〜1/10であ
り、生産効率を大幅に向上せしめることができ
る。 原料黒鉛は通常反応温度で脱気し、水分を除去
しておくことが好ましい。 フツ素ガスと混合する稀釈ガスとしてはフツ素
および黒鉛と反応しないガスを用いる。具体例と
しては、たとえばチツ素ガス、パーフルオロカー
ボン、稀ガスなどがあげられる。 本発明の電池活物質にバインダ、導電材を配合
して電極材がえられる。それらの配合割合は、フ
ツ化黒鉛10部(重量部、以下同様)、バインダ1
〜4部、導電材0.5〜2部であるのが好ましい。 バインダとしては、たとえばポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)などがあげられ、導電材と
してはたとえばアセチレンブラツク、ケツチエン
ブラツクなどの高電気伝導性のカーボンブラツク
あるいは天然黒鉛などがあげられる。 本発明の電池活物質を電池に用いるばあい、本
発明の電池活物質を正極とし、負極にたとえばリ
チウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウ
ムを単独またはこれらを主成分とする合金を用い
ることが好ましい。電解質としては用いる負極の
種類にもよるが、通常非水系を用いる。 本発明の電池活物質はフツ化黒鉛が有するすぐ
れた電池特性を保持したまま、未反応の黒鉛が残
つているにもかかわらず従来のフツ化黒鉛を用い
るばあいよりも放電電圧を高めることができると
いう驚くべき効果を奏するものである。しかも用
いるフツ化黒鉛が従来のものよりも1/4〜1/10と
いう短時間で製造できるため、生産効率も大幅に
向上せしめることができる。 つぎに実施例をあげて本発明の電池活物質を説
明するが、本発明はかかる実施例のみに限定され
るものではない。 実施例 1 マダガスカル産天然黒鉛(平均粒子径10μ)を
反応器に入れ380℃で30分間脱気して水分を除去
したのち、室温に冷却した。 ついでフツ素ガス(100%)を1atmで反応器に
導入し、380℃にまで昇温してフツ素ガスの消費
量を測定しながら反応せしめた。フツ素含量が
49.1%に達したとき反応を停止し(反応開始後20
時間経過していた)、やや灰色がかつた黒色粉末
状の生成物をえた。その比表面積は22.9m2/g、
見掛比重は0.46であつた。このものの粉末X線回
析図を第1図に示す。 第1図に示すごとく、フツ化黒鉛に基づく
(001)面の回折線が10.62度付近に、黒鉛に基づ
く(002)面の回折線が26.55度付近に認められ、
両ピークの高さの比(フツ化黒鉛:黒鉛)は1:
1であつた。 粉末X線回折は、理学電気(株)製のGeigerflex
Rad 1A(スリツト系、DS:1度、RS:0.15mm、
SS:1度)を用い、Cukα線で電圧40KV、電流
30mA、0.05度ステツプ(1ステツプは4.0秒)
のステツプスキヤンで測定した。なお、Kβ線を
除くためにニツケルフイルタを用い、また2θ値は
ピークの両側の変曲点の中点とした。 ついでこの生成物10部、PTFE3部およびアセ
チレンブラツク1部を充分混練してニツケル網上
にプレスし、表面積1.57cm2の正極を作製した。負
極としてはリチウムのブロツクから表面積1cm2、
厚さ1mmに切り出し、それをニツケル網で保持し
たものを用い、電解質には1モルのホウフツ化リ
チウムのγ−ブチロラクトン溶液を用いた。放電
電圧の測定は25℃にて10KΩの定抵抗放電で行な
つた。えられた放電時間と端子電圧との関係を第
3図に示す。 実施例 2 反応を400℃で15時間行なつたほかは実施例1
と同様に操作し、実施例1と同様の粉末状生成物
をえた。元素分析の結果フツ素含有量は50.5%で
あつた。これの粉末X線回折を行なつたところ、
フツ化黒鉛に基づく(001)面の回折線が10.50度
付近に、黒鉛に基づく(002)面の回折線が26.55
度付近に認められた。このものの粉末X線回折図
を第2図に示す。 比較例 1 反応を140時間(フツ素の消費は約100時間で終
了)行なつたほかは実施例1と同様にして反応を
行ない黒灰色粉末状の生成物をえた。元素分析の
結果フツ素含量は51.5%、見掛比重0.46、比表面
積50m2/gであつた。このものを粉末X線回折で
分析したところ、フツ化黒鉛に基づく(001)面
の回折線が10.08度に認められたが、黒鉛に基づ
く回折線は認められなかつた。 この生成物を用い実施例1と同様にして電池を
作製し、実施例1と同様にして放電電圧を調べ
た。えられた放電時間と端子電圧の関係を第3図
に示す。 比較例 2 石油コークス(平均粒径10μ)を実施例1と同
様に反応器内で前処理し、フツ素ガス10%とチツ
素ガス90%の混合ガス(フツ素分圧0.1atm)を
導入し、400℃にてフツ素が消費されなくなるま
で反応を行なつた。反応時間は4.5時間であつた。
生成物は淡灰色の粉体であり、フツ素含量62.3
%、比表面積200m2/g、見掛密度0.52であつた。
このものを粉末X線回折で分析したところ、フツ
化黒鉛に基づく(001)面の回折線が12.9度に認
められたが、黒鉛に基づく回折線は認められなか
つた。 この生成物を用い実施例1と同様にして電池を
作製し、実施例1と同様にして放電電圧を調べ
た。えられた放電時間と端子電圧との関係を第3
図に示す。 比較例 3 比較例1でえられた生成物に2%の原料黒鉛を
添加し、機械的に混合したものを用いたほかは実
施例1と同様に電池を作製し、実施例1と同様に
して放電電圧を調べた。えられた放電時間と端子
電圧の閑係を第3図に示す。 第3図から明らかなとおり、フツ素含量が51.5
%で未反応黒鉛に基づく(002)面のX線回折線
が認められない比較例1の電池活物質に対して、
実施例1の電池活物質はフツ素含量が49.1%と低
いものであつても放電電圧が約150mVも高いも
のである。 また単に原料黒鉛を物理的に混合しただけで
は、比較例3におけるごとくまつたく比較例1と
変化なく、放電電圧の向上がみられない。 さらに比較例2に示すごとく、未反応黒鉛を含
まないフツ素含量62.3%の電池活物質では、比較
例1および3よりもさらに放電初期の電圧が約
110mVも低くなる。 なお、本発明の電池活物質を各種製造し、粉末
X線回析を行なつた。えられた結果のうち代表的
なもののフツ化黒鉛部分の回析図を第4図に示
す。
45%以上のF含有率でも未反応黒鉛が残存するば
あいがある)であり、58%以下であるのが好まし
い。フツ素含量の下限の45%という値は放電電圧
との関連では重要な限界ではないが、45未満のと
きは一般に電池容量が小さくなりすぎ、電池活物
質としての使用には望ましくない。58%を超える
ときは反応時に殆んどの黒鉛がフツ素化されてし
まい、未反応黒鉛を残すことが実質上できず、目
的とする放電電圧の向上効果がえられない。 本発明の電池活物質は、フツ化黒鉛部分に基づ
く粉末X線回折における(001)面の回折角(2θ)
のピークが9.9〜14.5度に現われ、ばあいによつ
ては10度付近にC2Fを示すピークまたはシヨルダ
ーが、また12〜14.5度付近にCFを示すピークま
たはシヨルダーが現われることがある。 本発明の電池活物質のフツ化黒鉛部分に基づく
粉末X線回折図の代表的な例を第4図に示す。ピ
ークが前記の範囲をはずれるときは、いずれも本
発明の目的とする放電電圧の向上効果がえられな
い。 本発明に用いる原料黒鉛としては、たとえば天
然黒鉛、人造黒鉛、人造鱗状黒鉛(たとえばロン
ザ社製KSシリーズ、Tシリーズなど)などがあ
げられる。 本発明の電池活物質は、原料黒鉛をフツ素ガス
(必要に応じフツ素ガスは希釈ガスと混合して用
いられる)によりフツ素化して製造される。 フツ素ガスまたはフツ素ガスと稀釈ガスとの混
合ガスは、フツ素ガスの分圧が0.1〜1atmとなる
ように反応器に室温で導入される。温度は室温か
ら徐々に昇温し、目的とする反応温度すなわち
300〜550℃、好ましくは330〜450℃に保持する。 反応はフツ素の消費量を経時的に測定しながら
行ない、その量から求めた反応進行度の変化率が
零になるまえに反応を停止する。 C2Fの生成は種々の要因によつて影響される
が、たとえば高温で反応せしめるほどCF/C2F
比が増大する。しかし、いずれのCF/C2F比の
ばあいでも、未反応の黒鉛は残さなければならな
い。 反応時間は原料黒鉛の結晶化度、粒子径、フツ
素ガスの圧力、反応温度などにより変わるが、通
常反応温度380℃では10〜50時間である。この反
応時間は従来のフツ化黒鉛を製造するばあいの同
温度での反応時間100〜200時間の1/4〜1/10であ
り、生産効率を大幅に向上せしめることができ
る。 原料黒鉛は通常反応温度で脱気し、水分を除去
しておくことが好ましい。 フツ素ガスと混合する稀釈ガスとしてはフツ素
および黒鉛と反応しないガスを用いる。具体例と
しては、たとえばチツ素ガス、パーフルオロカー
ボン、稀ガスなどがあげられる。 本発明の電池活物質にバインダ、導電材を配合
して電極材がえられる。それらの配合割合は、フ
ツ化黒鉛10部(重量部、以下同様)、バインダ1
〜4部、導電材0.5〜2部であるのが好ましい。 バインダとしては、たとえばポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)などがあげられ、導電材と
してはたとえばアセチレンブラツク、ケツチエン
ブラツクなどの高電気伝導性のカーボンブラツク
あるいは天然黒鉛などがあげられる。 本発明の電池活物質を電池に用いるばあい、本
発明の電池活物質を正極とし、負極にたとえばリ
チウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウ
ムを単独またはこれらを主成分とする合金を用い
ることが好ましい。電解質としては用いる負極の
種類にもよるが、通常非水系を用いる。 本発明の電池活物質はフツ化黒鉛が有するすぐ
れた電池特性を保持したまま、未反応の黒鉛が残
つているにもかかわらず従来のフツ化黒鉛を用い
るばあいよりも放電電圧を高めることができると
いう驚くべき効果を奏するものである。しかも用
いるフツ化黒鉛が従来のものよりも1/4〜1/10と
いう短時間で製造できるため、生産効率も大幅に
向上せしめることができる。 つぎに実施例をあげて本発明の電池活物質を説
明するが、本発明はかかる実施例のみに限定され
るものではない。 実施例 1 マダガスカル産天然黒鉛(平均粒子径10μ)を
反応器に入れ380℃で30分間脱気して水分を除去
したのち、室温に冷却した。 ついでフツ素ガス(100%)を1atmで反応器に
導入し、380℃にまで昇温してフツ素ガスの消費
量を測定しながら反応せしめた。フツ素含量が
49.1%に達したとき反応を停止し(反応開始後20
時間経過していた)、やや灰色がかつた黒色粉末
状の生成物をえた。その比表面積は22.9m2/g、
見掛比重は0.46であつた。このものの粉末X線回
析図を第1図に示す。 第1図に示すごとく、フツ化黒鉛に基づく
(001)面の回折線が10.62度付近に、黒鉛に基づ
く(002)面の回折線が26.55度付近に認められ、
両ピークの高さの比(フツ化黒鉛:黒鉛)は1:
1であつた。 粉末X線回折は、理学電気(株)製のGeigerflex
Rad 1A(スリツト系、DS:1度、RS:0.15mm、
SS:1度)を用い、Cukα線で電圧40KV、電流
30mA、0.05度ステツプ(1ステツプは4.0秒)
のステツプスキヤンで測定した。なお、Kβ線を
除くためにニツケルフイルタを用い、また2θ値は
ピークの両側の変曲点の中点とした。 ついでこの生成物10部、PTFE3部およびアセ
チレンブラツク1部を充分混練してニツケル網上
にプレスし、表面積1.57cm2の正極を作製した。負
極としてはリチウムのブロツクから表面積1cm2、
厚さ1mmに切り出し、それをニツケル網で保持し
たものを用い、電解質には1モルのホウフツ化リ
チウムのγ−ブチロラクトン溶液を用いた。放電
電圧の測定は25℃にて10KΩの定抵抗放電で行な
つた。えられた放電時間と端子電圧との関係を第
3図に示す。 実施例 2 反応を400℃で15時間行なつたほかは実施例1
と同様に操作し、実施例1と同様の粉末状生成物
をえた。元素分析の結果フツ素含有量は50.5%で
あつた。これの粉末X線回折を行なつたところ、
フツ化黒鉛に基づく(001)面の回折線が10.50度
付近に、黒鉛に基づく(002)面の回折線が26.55
度付近に認められた。このものの粉末X線回折図
を第2図に示す。 比較例 1 反応を140時間(フツ素の消費は約100時間で終
了)行なつたほかは実施例1と同様にして反応を
行ない黒灰色粉末状の生成物をえた。元素分析の
結果フツ素含量は51.5%、見掛比重0.46、比表面
積50m2/gであつた。このものを粉末X線回折で
分析したところ、フツ化黒鉛に基づく(001)面
の回折線が10.08度に認められたが、黒鉛に基づ
く回折線は認められなかつた。 この生成物を用い実施例1と同様にして電池を
作製し、実施例1と同様にして放電電圧を調べ
た。えられた放電時間と端子電圧の関係を第3図
に示す。 比較例 2 石油コークス(平均粒径10μ)を実施例1と同
様に反応器内で前処理し、フツ素ガス10%とチツ
素ガス90%の混合ガス(フツ素分圧0.1atm)を
導入し、400℃にてフツ素が消費されなくなるま
で反応を行なつた。反応時間は4.5時間であつた。
生成物は淡灰色の粉体であり、フツ素含量62.3
%、比表面積200m2/g、見掛密度0.52であつた。
このものを粉末X線回折で分析したところ、フツ
化黒鉛に基づく(001)面の回折線が12.9度に認
められたが、黒鉛に基づく回折線は認められなか
つた。 この生成物を用い実施例1と同様にして電池を
作製し、実施例1と同様にして放電電圧を調べ
た。えられた放電時間と端子電圧との関係を第3
図に示す。 比較例 3 比較例1でえられた生成物に2%の原料黒鉛を
添加し、機械的に混合したものを用いたほかは実
施例1と同様に電池を作製し、実施例1と同様に
して放電電圧を調べた。えられた放電時間と端子
電圧の閑係を第3図に示す。 第3図から明らかなとおり、フツ素含量が51.5
%で未反応黒鉛に基づく(002)面のX線回折線
が認められない比較例1の電池活物質に対して、
実施例1の電池活物質はフツ素含量が49.1%と低
いものであつても放電電圧が約150mVも高いも
のである。 また単に原料黒鉛を物理的に混合しただけで
は、比較例3におけるごとくまつたく比較例1と
変化なく、放電電圧の向上がみられない。 さらに比較例2に示すごとく、未反応黒鉛を含
まないフツ素含量62.3%の電池活物質では、比較
例1および3よりもさらに放電初期の電圧が約
110mVも低くなる。 なお、本発明の電池活物質を各種製造し、粉末
X線回析を行なつた。えられた結果のうち代表的
なもののフツ化黒鉛部分の回析図を第4図に示
す。
第1図は実施例1でえられた本発明の電池活物
質の粉末X線回折図、第2図は実施例2でえられ
た本発明の電池活物質の粉末X線回折図、第3図
は実施例1および比較例1〜3でそれぞれ作製し
た電池の放電時間と端子電圧との関係を示すグラ
フ、第4図は本発明の電池活物質のフツ化黒鉛部
分に基づく代表的な粉末X線回折図である。
質の粉末X線回折図、第2図は実施例2でえられ
た本発明の電池活物質の粉末X線回折図、第3図
は実施例1および比較例1〜3でそれぞれ作製し
た電池の放電時間と端子電圧との関係を示すグラ
フ、第4図は本発明の電池活物質のフツ化黒鉛部
分に基づく代表的な粉末X線回折図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 黒鉛をフツ素ガスによりフツ素化せしめてえ
られ、フツ素含有率45重量%以上である (a) 式(C2F)oで表わされるフツ化黒鉛の単独ま
たは (b) 式(C2F)oで表わされるフツ化黒鉛と式
(CF)oで表わされるフツ化黒鉛の混合物 を主成分とし、その粉末X線回折図に未反応黒鉛
ピークが認められることを特徴とする電池活物
質。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57198015A JPS5987763A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | 電池活物質 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57198015A JPS5987763A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | 電池活物質 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5987763A JPS5987763A (ja) | 1984-05-21 |
| JPH0221099B2 true JPH0221099B2 (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=16384089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57198015A Granted JPS5987763A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | 電池活物質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5987763A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7358010B2 (en) | 2002-07-22 | 2008-04-15 | Lodestar Inc. | Fluorinated carbon for metal/fluorinated carbon batteries |
| JP4561404B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2010-10-13 | パナソニック株式会社 | 非水電解液電池 |
| US8232007B2 (en) | 2005-10-05 | 2012-07-31 | California Institute Of Technology | Electrochemistry of carbon subfluorides |
| JP5533110B2 (ja) * | 2009-07-21 | 2014-06-25 | パナソニック株式会社 | リチウム一次電池 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5816468A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-31 | Central Glass Co Ltd | 電池活物質 |
-
1982
- 1982-11-10 JP JP57198015A patent/JPS5987763A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5987763A (ja) | 1984-05-21 |
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