JPH0221223Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221223Y2 JPH0221223Y2 JP1982117093U JP11709382U JPH0221223Y2 JP H0221223 Y2 JPH0221223 Y2 JP H0221223Y2 JP 1982117093 U JP1982117093 U JP 1982117093U JP 11709382 U JP11709382 U JP 11709382U JP H0221223 Y2 JPH0221223 Y2 JP H0221223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- porous sheet
- fibers
- flock
- soft foam
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、補強用の繊維を含む多孔質シートに
関する。
関する。
従来軟質プラスチツクスフオームよりなるシー
トに補強繊維を含有させ、シートの機械的性質を
変えた多孔質シートの製造方法が検討されてい
る。しかし、発泡体に繊維を含有させることは非
常に難しく、発泡が不均一になつたり、あるいは
繊維が偏在したり、繊維が一方向に配向するた
め、均質な繊維補強発泡多孔質シートは得られて
いない。
トに補強繊維を含有させ、シートの機械的性質を
変えた多孔質シートの製造方法が検討されてい
る。しかし、発泡体に繊維を含有させることは非
常に難しく、発泡が不均一になつたり、あるいは
繊維が偏在したり、繊維が一方向に配向するた
め、均質な繊維補強発泡多孔質シートは得られて
いない。
本考案は、繊維を短繊維として用いるのではな
く、多数の繊維を房状に固定したフロツク状繊維
体として使用し、このフロツク状繊維体と、軟質
プラスチツクス発泡体原液とを混合し、フロツク
状繊維体が均一に分散した多孔質シートを得たも
のである。すなわち、本考案の多孔質シートはシ
ート状のマトリツクスを構成する軟質発泡体と、
該軟質発泡体中に島状に分散して存在する多数の
剛性の高い繊維が房状に固定されたフロツク状繊
維体とよりなることを特徴とするものである。
く、多数の繊維を房状に固定したフロツク状繊維
体として使用し、このフロツク状繊維体と、軟質
プラスチツクス発泡体原液とを混合し、フロツク
状繊維体が均一に分散した多孔質シートを得たも
のである。すなわち、本考案の多孔質シートはシ
ート状のマトリツクスを構成する軟質発泡体と、
該軟質発泡体中に島状に分散して存在する多数の
剛性の高い繊維が房状に固定されたフロツク状繊
維体とよりなることを特徴とするものである。
ここでシート状のマトリツクスを構成する軟質
発泡体としては、変形が容易な発泡プラスチツ
ク、発泡ゴムであればよい。具体的には軟質ウレ
タンフオームが最も好ましい。この軟質発泡体
は、マトリツクスを構成するもので、本考案のシ
ートの形状をほぼ形成する。そして、このマトリ
ツクス中に島状のフロツク状繊維体が分散するも
のである。フロツク状繊維体を構成する繊維とし
ては、通常の高分子繊維、無機繊維、剛性の高い
繊維を用いる。又、フロツク状繊維体とは、多数
の単繊維の一端が固定された房状となつているも
のをいう。かかるフロツク状繊維体を作る方法と
しては、例えば、通常のカーペツト、ジユウタン
の様に基布の表面に剛性の高い繊維を植毛し、基
布を結合剤等で基布と繊維の一端とを固定する。
その後、カーペツト等を粉砕し、一定大きさに切
断することにより得られる。フロツク状繊維体の
大きさとしては3〜20mm程度が好ましい。
発泡体としては、変形が容易な発泡プラスチツ
ク、発泡ゴムであればよい。具体的には軟質ウレ
タンフオームが最も好ましい。この軟質発泡体
は、マトリツクスを構成するもので、本考案のシ
ートの形状をほぼ形成する。そして、このマトリ
ツクス中に島状のフロツク状繊維体が分散するも
のである。フロツク状繊維体を構成する繊維とし
ては、通常の高分子繊維、無機繊維、剛性の高い
繊維を用いる。又、フロツク状繊維体とは、多数
の単繊維の一端が固定された房状となつているも
のをいう。かかるフロツク状繊維体を作る方法と
しては、例えば、通常のカーペツト、ジユウタン
の様に基布の表面に剛性の高い繊維を植毛し、基
布を結合剤等で基布と繊維の一端とを固定する。
その後、カーペツト等を粉砕し、一定大きさに切
断することにより得られる。フロツク状繊維体の
大きさとしては3〜20mm程度が好ましい。
本考案の多孔質シートは、マトリツクスを構成
する軟質発泡体中に、島状に分散するフロツク状
繊維体が均一に分散したものでも良い。また中間
部に比較し、表層部にフロツク状繊維体が多い不
均一のものでもよい。多孔質シートは、表面平滑
なものでもよいし、また、凹凸等の表面形状を有
するものでもよい。
する軟質発泡体中に、島状に分散するフロツク状
繊維体が均一に分散したものでも良い。また中間
部に比較し、表層部にフロツク状繊維体が多い不
均一のものでもよい。多孔質シートは、表面平滑
なものでもよいし、また、凹凸等の表面形状を有
するものでもよい。
軟質発泡体の構成割合は、全多孔質シート100
重量部に対して、10〜50重量部が好ましい。軟質
発泡体を構成する原料の配合量が多いと、発泡倍
率の高いシートが得られる傾向にある。
重量部に対して、10〜50重量部が好ましい。軟質
発泡体を構成する原料の配合量が多いと、発泡倍
率の高いシートが得られる傾向にある。
多孔質シートの嵩密度は0.05〜0.8g/cm3程度
が好ましい。嵩密度は一部分、例えば表層部を中
間部より高くすることができ、全体を均一にする
必要はない。シートの厚さは5mm以上程度が良
い。表層部を高密化する場合表層部の厚さは5〜
30mmが好ましい。
が好ましい。嵩密度は一部分、例えば表層部を中
間部より高くすることができ、全体を均一にする
必要はない。シートの厚さは5mm以上程度が良
い。表層部を高密化する場合表層部の厚さは5〜
30mmが好ましい。
なお、本考案の多孔質シートの表面に、ジユー
タン、カーペツト等の表皮材を重ね合せてもよ
い。また、逆に、本考案の多孔質シートの裏側に
鉄板、板等を張り付けてもよい。
タン、カーペツト等の表皮材を重ね合せてもよ
い。また、逆に、本考案の多孔質シートの裏側に
鉄板、板等を張り付けてもよい。
本考案の多孔質シートの製造方法は、マトリツ
クスを構成する軟質発泡体の原料が液状であるの
が好ましい。そして、液状の軟質発泡体原料と、
フロツク状繊維体とを十分に混合し、所定のシー
ト状に成形した後、軟質発泡体を発泡させ、得ら
れる軟質発泡体のマトリツクス中にフロツク状繊
維体を包み込む様にして製造することができる。
クスを構成する軟質発泡体の原料が液状であるの
が好ましい。そして、液状の軟質発泡体原料と、
フロツク状繊維体とを十分に混合し、所定のシー
ト状に成形した後、軟質発泡体を発泡させ、得ら
れる軟質発泡体のマトリツクス中にフロツク状繊
維体を包み込む様にして製造することができる。
本考案の多孔質シートは、補強繊維をフロツク
状繊維体として含むため、繊維がほぼ均一にマト
リツクス中に分散している。また、フロツク状繊
維体のもつ形状により、耐圧縮性がすぐれてい
る。特に、表層部を圧密化した本考案の多孔質シ
ートは、高い耐圧縮性を有し、女性のハイヒール
でも本考案の多孔質シートが傷ついたり破れるこ
とはない。また、振動吸収効果も大きい。そのた
め本考案の多孔質シートは、床材としてすぐれて
いる。特に自動車の床材として最適である。
状繊維体として含むため、繊維がほぼ均一にマト
リツクス中に分散している。また、フロツク状繊
維体のもつ形状により、耐圧縮性がすぐれてい
る。特に、表層部を圧密化した本考案の多孔質シ
ートは、高い耐圧縮性を有し、女性のハイヒール
でも本考案の多孔質シートが傷ついたり破れるこ
とはない。また、振動吸収効果も大きい。そのた
め本考案の多孔質シートは、床材としてすぐれて
いる。特に自動車の床材として最適である。
以下、実施例により説明する。
従来の、自動車用カーペツトと同じ方法で基布
に長さ約100mmの単繊維を植えつけ、基布と単繊
維を溶融したポリエチレン樹脂で固定したカーペ
ツトを作つた。そして、このカーペツトを粉砕
し、直径3〜20mmのフロツク状繊維体を得た。こ
のフロツク状繊維体は、長さ2〜100mmの短繊維
約100〜1000本が房状に固り、一端が樹脂で固定
されているものである。このフロツク状繊維体80
重量部に対して、通常の軟質ウレタンフオーム用
ウレタン原液を20重量部加え、十分に攪拌混合し
た後、型板上に流し込み厚さ20mmのシート状体と
した。次に、この原料を水蒸気で100℃に加熱し、
発泡原液を発泡させてマトリツクスとし、本考案
の多孔質シートを得た。この多孔質シートのみか
けの嵩比重は、0.2g/cm3であつた。本実施例の
多孔質シートの一部断面を第1図に示す。第1図
中、符号1はフロツク状繊維体、2はマトリツク
スを構成する軟質発泡体を示す。
に長さ約100mmの単繊維を植えつけ、基布と単繊
維を溶融したポリエチレン樹脂で固定したカーペ
ツトを作つた。そして、このカーペツトを粉砕
し、直径3〜20mmのフロツク状繊維体を得た。こ
のフロツク状繊維体は、長さ2〜100mmの短繊維
約100〜1000本が房状に固り、一端が樹脂で固定
されているものである。このフロツク状繊維体80
重量部に対して、通常の軟質ウレタンフオーム用
ウレタン原液を20重量部加え、十分に攪拌混合し
た後、型板上に流し込み厚さ20mmのシート状体と
した。次に、この原料を水蒸気で100℃に加熱し、
発泡原液を発泡させてマトリツクスとし、本考案
の多孔質シートを得た。この多孔質シートのみか
けの嵩比重は、0.2g/cm3であつた。本実施例の
多孔質シートの一部断面を第1図に示す。第1図
中、符号1はフロツク状繊維体、2はマトリツク
スを構成する軟質発泡体を示す。
実施例 2
実施例1と同じ方法でウレタン原液20重量部
と、フロツク状繊維体80重量部とを混合し、実施
例と同じ方法で多孔質シートを得た。
と、フロツク状繊維体80重量部とを混合し、実施
例と同じ方法で多孔質シートを得た。
次に、この多孔質シートの一面を赤外線ヒータ
ーで150℃に加熱し、その後、冷却型中でプレス
し、表層部を圧密化した。これにより、本考案の
多孔質シートを得た。この多孔質シートの一部断
面を第2図に示す。この多孔質シートの圧密化さ
れた部分の表層部の厚さは10mm、下層の一定密度
の発泡体層の厚さは10mm、また圧密化された層の
嵩比重は、0.6g/cm3、発泡層の嵩比重は0.2g/
cm3であつた。この本実施例の多孔質シートは、そ
のシートの表面に女性がハイヒールで歩いた場合
でも全く損傷は起らず、よいクツシヨン性が得ら
れた。
ーで150℃に加熱し、その後、冷却型中でプレス
し、表層部を圧密化した。これにより、本考案の
多孔質シートを得た。この多孔質シートの一部断
面を第2図に示す。この多孔質シートの圧密化さ
れた部分の表層部の厚さは10mm、下層の一定密度
の発泡体層の厚さは10mm、また圧密化された層の
嵩比重は、0.6g/cm3、発泡層の嵩比重は0.2g/
cm3であつた。この本実施例の多孔質シートは、そ
のシートの表面に女性がハイヒールで歩いた場合
でも全く損傷は起らず、よいクツシヨン性が得ら
れた。
なお、実施例2の圧密化前の多孔質シートの両
面を赤外線ヒーターで150℃に加熱し、その後冷
却型中でプレスし両面表層部を圧密化すると同時
に裏面を自動車の床面と同一形状に形成した。さ
らにこの上にカーペツト3を張り付け自動車用床
材を得た。この床材を自動車の床4に敷設した状
態の一部断面を第3図に示す。
面を赤外線ヒーターで150℃に加熱し、その後冷
却型中でプレスし両面表層部を圧密化すると同時
に裏面を自動車の床面と同一形状に形成した。さ
らにこの上にカーペツト3を張り付け自動車用床
材を得た。この床材を自動車の床4に敷設した状
態の一部断面を第3図に示す。
第1図は本考案の第1実施例に示す多孔質シー
トの一部断面図、第2図は本考案の第2実施例の
多孔質シートの一部断面図で、第3図は第2実施
例の変形例にあたる自動車の床に敷設した状態の
多孔質シートの一部断面図である。 1……フロツク状繊維体、2……軟質発泡体、
3……カーペツト、4……床。
トの一部断面図、第2図は本考案の第2実施例の
多孔質シートの一部断面図で、第3図は第2実施
例の変形例にあたる自動車の床に敷設した状態の
多孔質シートの一部断面図である。 1……フロツク状繊維体、2……軟質発泡体、
3……カーペツト、4……床。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シート状のマトリツクスを構成する軟質発泡
体と、該軟質発泡体中に島状に分散して存在す
る多数の剛性の高い繊維が房状に固定されたフ
ロツク状繊維体とよりなることを特徴とする多
孔質シート。 (2) 全多孔質シート100重量部に対し、軟質発泡
体は10〜50重量部である実用新案登録請求の範
囲第1項記載の多孔質シート。 (3) フロツク状繊維体のみかけの第きさは3〜20
mmである実用新案登録請求の範囲第1項記載の
多孔質シート。 (4) 少なくとも一面の表層部が中間部より高密度
とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の多
孔質シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11709382U JPS5919323U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 多孔質シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11709382U JPS5919323U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 多孔質シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5919323U JPS5919323U (ja) | 1984-02-06 |
| JPH0221223Y2 true JPH0221223Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30269675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11709382U Granted JPS5919323U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 多孔質シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919323U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS478479U (ja) * | 1971-02-19 | 1972-10-02 |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP11709382U patent/JPS5919323U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5919323U (ja) | 1984-02-06 |
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