JPH02214641A - 中空合成樹脂成形体 - Google Patents
中空合成樹脂成形体Info
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- JPH02214641A JPH02214641A JP1035503A JP3550389A JPH02214641A JP H02214641 A JPH02214641 A JP H02214641A JP 1035503 A JP1035503 A JP 1035503A JP 3550389 A JP3550389 A JP 3550389A JP H02214641 A JPH02214641 A JP H02214641A
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- hollow
- synthetic resin
- resin molded
- aluminum foil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
「産業上の利用分野】
本発明は中空合成樹脂成形体に係り、とくに押出し成形
によって成形されるとともに、押出し方向に延びる中空
部分が内部に形成されるようになっている合成樹脂成形
体に関する。 K発明の概要】 押出し成形法によって成形され、押出し方向に延びる中
空部分が内部に形成されている合成樹脂成形体において
、この中空部分の内表面にアルミニウム箔を接着するか
、内表面に臨むようにアルミニウム粉末を混入した層を
形成する等の手段によって、放射率の低い材料を中空部
分の内表面に複合するようにし、これによって成形体の
厚み方向の放射による熱の伝達を押えるようにしたもの
であって、断熱性をより改善するようにした中空合成樹
脂成形体に関するものである。 K従来の技術1 押出し成形用金型の口金の部分に特殊な中子を配するこ
とによって、押出し方向に延びる中空部分を有する中空
合成樹脂成形体を成形することが可能になる。このよう
な成形体は、押出し方向に延びる中空部分を内蔵するこ
とになり、この部分に充填される空気によって断熱性を
有することになる。また中空部分は厚さ方向に延びる中
間壁によって区画されるために、強度的にも優れた構造
になり、住宅用の内面材として利用されるようになって
いる。 に発明が解決しようとする問題点】 このような中空合成樹脂成形体におけるパネルの厚さ方
向の熱伝達は、中間壁を通る熱伝導の他に、中空部分の
厚さ方向に互いに対向する表面間の放射による熱の伝達
があることが判明している。 なおこのようなパネルにおいては、対流による熱の伝達
は存在しない。そして上記の熱伝導と放射のために、一
般の発泡性合成樹脂パネルよりも断熱性が悪くなってい
た。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、放射による熱伝導を押えることによって、トータル
としての厚さ方向の熱の移動を少なくし、断熱性を向上
させるようにした中空合成樹脂成形体を提供することを
目的とするものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、押出し成形によって成形される合成樹脂成形
体であって、押出し方向に延びる中空部分が内部に形成
される合成樹脂成形体において、この中空部分の内表面
にアルミニウム箔を接着するか、あるいはアルミニウム
粉末を混入した層を形成する等の手段によって、中空部
分の内表面に放射率の低い材料を複合するようにしたも
のである。
によって成形されるとともに、押出し方向に延びる中空
部分が内部に形成されるようになっている合成樹脂成形
体に関する。 K発明の概要】 押出し成形法によって成形され、押出し方向に延びる中
空部分が内部に形成されている合成樹脂成形体において
、この中空部分の内表面にアルミニウム箔を接着するか
、内表面に臨むようにアルミニウム粉末を混入した層を
形成する等の手段によって、放射率の低い材料を中空部
分の内表面に複合するようにし、これによって成形体の
厚み方向の放射による熱の伝達を押えるようにしたもの
であって、断熱性をより改善するようにした中空合成樹
脂成形体に関するものである。 K従来の技術1 押出し成形用金型の口金の部分に特殊な中子を配するこ
とによって、押出し方向に延びる中空部分を有する中空
合成樹脂成形体を成形することが可能になる。このよう
な成形体は、押出し方向に延びる中空部分を内蔵するこ
とになり、この部分に充填される空気によって断熱性を
有することになる。また中空部分は厚さ方向に延びる中
間壁によって区画されるために、強度的にも優れた構造
になり、住宅用の内面材として利用されるようになって
いる。 に発明が解決しようとする問題点】 このような中空合成樹脂成形体におけるパネルの厚さ方
向の熱伝達は、中間壁を通る熱伝導の他に、中空部分の
厚さ方向に互いに対向する表面間の放射による熱の伝達
があることが判明している。 なおこのようなパネルにおいては、対流による熱の伝達
は存在しない。そして上記の熱伝導と放射のために、一
般の発泡性合成樹脂パネルよりも断熱性が悪くなってい
た。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、放射による熱伝導を押えることによって、トータル
としての厚さ方向の熱の移動を少なくし、断熱性を向上
させるようにした中空合成樹脂成形体を提供することを
目的とするものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、押出し成形によって成形される合成樹脂成形
体であって、押出し方向に延びる中空部分が内部に形成
される合成樹脂成形体において、この中空部分の内表面
にアルミニウム箔を接着するか、あるいはアルミニウム
粉末を混入した層を形成する等の手段によって、中空部
分の内表面に放射率の低い材料を複合するようにしたも
のである。
従って中空部分の内表面に複合されたアルミニウム箔、
アルミニウム粉末を混入した層等の放射率の低い材料に
よって、中空部分の内表面を通して放射による熱の伝達
が行なわれることを抑制することが可能になり、これに
よって中空合成樹脂成形体の厚さ方向の熱の移動を少な
くしてその断熱性を改善することが可能になる。 K実施例】 第3図は本発明の第1の実施例に係る中空合成樹脂成形
体を成形するための成形装置を示すものであって、この
成形装置は押出し機5を備えている。押出し115は溶
融したポリプロピレン樹脂を押出すようになっている。 また押出し機5はフィードブロック7に接続されるよう
になっており、このフィードブロック7の先端側には押
出し成形用の金型10が取付けられている。この金型1
0は特殊な中子を備えており、これによって中空成形用
金型10を構成している。 中空成形用金型10の構造について第4図〜第6図によ
って説明する。この金型10は上下の案内板11.12
を備えており、これらの間に中子13が配されている。 中子13は上下の案内板11.12に対して浮いた状態
でボルト14によって支持されている。そして中子13
と案内板11との間および中子13と案内板12との間
にはそれぞれスリット15.16が形成されるようにな
っている。そして中子13は第6図に示すように、その
断面形状がほぼ羽子板状をなすとともに、その先端には
スリット17が一定の間隔で形成されている。このスリ
ット17は中子13の先端よりも適当な深さまで切込ま
れるとともに、その上下は傾斜面に構成され、これらの
上下の傾斜面は先端で一致するような形状になっている
。 つぎにこのような金型10を通して押出される中空成形
体について説明する。第1図に示す押出し機5によって
、溶融されたポリプロピレン樹脂を押出す。すると押出
し機5から押出された樹脂は、第3図に示すフィードブ
ロック7に供給されるとともに、口金10を通って押出
されることになる。フィードブロック7に供給されたポ
リプロピレン樹脂は、第4図および第6図に示す金型1
0における上下のスリット15.16を通して押出され
ることになる。そしてこれらのスリット15.16から
押出された樹脂が上下の平板部を形成することになる。 ざらに一部の樹脂は中子13のスリット17内に流込み
、このスリット17から前面側へ押出されることになる
。従ってスリット17から押出される樹脂によって平板
部を連結する多数の中間壁が形成されることになる。 第7図および第1図はこのような中空成形用金型10を
通して押出された中空合成樹脂成形体19を示している
。この成形体19は、上記押出し装置10のスリット1
5.16から押出された部分によって形成される平板部
20.21をそれぞれ備えており、これらの平板部20
.21は所定の間隔で中間壁22によって連結されてい
る。この中間壁22が上記中子13のスリット17から
押出された樹脂によって形成されている。 しかもこのような中空合成樹脂成形体19においては、
その中空部分23の内表面であって上下の平板部20.
21の内表面の部分に、アルミニウム箔24が第1図お
よび第2図に示すように接着されて複合されている。こ
のようなアルミニウム箔24は、中空部分23の上下の
内表面を通して放射によって厚さ方向に熱が伝導するの
を防止するためのものであって、これによって中空合成
樹脂成形体19の断熱性を向上させる役割を果すように
なっている。 つぎに中空合成樹脂成形体19の中空部分23の上下の
内表面にそれぞれアルミニウム箔24を接着する方法に
ついて説明する。第8図に示すように所定の大きさの長
方形の剥離紙27上にアルミニウム箔24を接着剤層を
介して@看する。そしてこの後にアルミニウム箔24と
剥離紙27とを一緒に鎖線で示すカッティングライン2
8に沿ってカットする。これによって第9図に示すよう
に細長い短冊状のアルミニウム箔24が得られることに
゛なり、その接着面には剥離紙27が接着されることに
なる。このようなアルミニウム箔24は、その巾が上記
中空合成樹脂成形体19の中間部分23の巾にほぼ等し
い値を有している。 このように剥離紙27に接着されたアルミニウム箔24
を合成樹脂成形体19の中空部分23の内表面に接着す
るために第10図に示すような接着具30を用いる。こ
の接着具30は柄31を備えるとともに、柄31の先端
側にはロッド32が突出されており、しかもロッド32
の先端部に接着ヘッド33が取付けられている。接着ヘ
ッド33はその先端部にへら状に湾曲する剥離部34を
備えるとともに、剥離部34よりも手前側に押圧部35
を備えている。押圧部35は弾性変形可能になっており
、その先端側の弾性復元力によってアルミニウム箔を接
着するようにしている。 第11図および第12図はこのような接着具30を用い
てアルミニウム箔24を成形体19の中空部分23の上
側の内表面に接着する動作を示している。剥離紙27に
接着されたアルミニウム箔24の先端部を少し剥がすと
ともに、このアルミニウム箔24の端部を第12図に示
すように中空部分23の入口のエツジに接着して仮固定
する。 そして剥離紙27に接着されたアルミニウム箔24を成
形体19の中空部分23内に挿入する。この場合に剥離
紙27の下面が中空部分23の下面に沿うように入れる
。 そして先端部が剥離されたアルミニウム箔24を接着具
30の剥離部34で押しながらアルミニウム箔24をそ
の表面に設けられている接着剤層36によって中空部分
23の上側の内表面に貼付けていく。貼付けられたアル
ミニウム箔24は接着ヘッド33の押圧部35の弾性復
元力によってさらに上方へ押されることになり、これに
よって接着剤層36を介して中空部分23の内表面に強
固に接着されることになる。このようにして接着具30
のヘッド33を中空部分23内に静かに押込んでいくと
、中空部分23の内表面にはアルミニウム箔24が次第
に接着されるとともに、アルミニウム箔24が剥離され
た剥離紙27が中空部る。 このような動作を2回繰返すことによって、中空部分2
3の上面と下面とには第1図および第2図に示すように
、アルミニウム箔24が接着されて複合されることにな
る。第13図はこのようしてアルミニウム箔24が複合
された中空合成樹脂成形体19の厚さ方向の有効熱伝導
率を温度に対して測定した結果を示すものである。この
結果から明らかなように、アルミニウム箔を貼らないも
のに比べて、本実施例の成形体19から成るパネルは熱
伝導率が半分以下の値になっている。すなわちアルミニ
ウム箔24によって熱の放射を低下させることによって
、成形体19の厚さ方向の熱の伝導を少なくし、トータ
ルとしての断熱性の高いパネルを得ることが可能になる
。 つぎに本発明の第2の実施例を第14図〜第16図によ
って説明する。この実施例は、中空合成樹脂成形体19
の中間部分23の上下の部分に位置する平板部20.2
1の部分をポリプロピレン層38とアルミニウム粉末を
混入した層39とから構成するようにしたものである。 このようなパネル19を成形するために、第16図に示
すような装置が用いられる。この成形装置は第1の押出
し機5と第2の押出し816とを備えており、これらの
押出し機5.6がフィードブロック7に接続されるよう
になっており、しかもこのフィードブロック7の先端側
に押出し用金型10が取付けられるようにしている。 このような装置の第1の押出しl15によってポリプロ
ピレン樹脂の溶融体を押出すとともに、第2の押出し機
6によってアルミニウム粉末を含有するポリプロピレン
樹脂の溶融体を押出す。すると2つの押出し機5.6か
らそれぞれ押出された樹脂は、フィードブロック7に供
給されるとともに、口金10を通って押出されることに
なる。なお口金10の形状は上記第1の実施例と同様に
なっている。 第2の押出し機6から押出されたアルミニウムの粉末を
含む樹脂は、フィードブロック7の内部に設けσれてい
る樹脂通路の形状によって、第14図および第15図に
示すように、成形体19の中空部分23の内表面の内の
上下の部分に臨むように複合されるようになっている。 すなわち平板部20.21はその外表面の部分がポリプ
ロピレン層38から構成されるとともに、中空部分23
に臨む表面の部分がアルミニウム粉末を含んだ層39か
ら構成されるようになっている。 このようにアルミニウム粉末□を混入した層39を平板
部20.21の内側であって中空部分23に臨む部分に
形成することによって、中空部分23の内表面に臨む部
分が放射率の低い材料によって複合されることになる。 従って中空部分23を通して放射によって熱伝達が行な
われることを抑制することが可能になる。すなわち中間
壁22の素材による熱伝導のみになり、これによって従
来よりも断熱性が向上することになる。なお中間壁22
の部分の熱伝導をさらに押えるには、第5図に示す中子
13のスリット17の巾を狭くして中I!1122の肉
厚を薄くすればよい。 「応用例1 以上本発明を図示の実施例によって説明したが、本発明
は上記実施例によって限定されることなく、本発明の技
術的思想に基いて各種の変更が可能である。例えば上記
第1g3よび第2の実施例においては、中空部分23の
内表面に1むようにアルミニウム箔を接着するか、アル
ミニウム粉末を混入した樹脂層を形成するようにしてい
るが、このような構成に代えて、中空部分23の内表面
に無電解メツキや蒸着、あるいは溶射等の方法によって
金属の反射被膜を形成するようにし、これによって放射
を防止するようにすることも可能である。 このような場合において、中間壁22の表面に金属層が
形成されるのを防止するために、この部分に予めマスク
を施してメツキ、蒸着あるいは溶射を行なえばよい。 【発明の効果1 以上のように本発明は、中空合成樹脂成形体の中空部分
の内表面にアルミニウム箔を接着したり、アルミニウム
粉末を混入した層を形成する等の手段によって、放射率
の低い材料を複合するようにしたものである。従ってこ
のような複合によって、中空部分を通して放射によって
熱が移動するのが防止され、中空合成樹脂成形体の断熱
性を改善することが可能になる。
アルミニウム粉末を混入した層等の放射率の低い材料に
よって、中空部分の内表面を通して放射による熱の伝達
が行なわれることを抑制することが可能になり、これに
よって中空合成樹脂成形体の厚さ方向の熱の移動を少な
くしてその断熱性を改善することが可能になる。 K実施例】 第3図は本発明の第1の実施例に係る中空合成樹脂成形
体を成形するための成形装置を示すものであって、この
成形装置は押出し機5を備えている。押出し115は溶
融したポリプロピレン樹脂を押出すようになっている。 また押出し機5はフィードブロック7に接続されるよう
になっており、このフィードブロック7の先端側には押
出し成形用の金型10が取付けられている。この金型1
0は特殊な中子を備えており、これによって中空成形用
金型10を構成している。 中空成形用金型10の構造について第4図〜第6図によ
って説明する。この金型10は上下の案内板11.12
を備えており、これらの間に中子13が配されている。 中子13は上下の案内板11.12に対して浮いた状態
でボルト14によって支持されている。そして中子13
と案内板11との間および中子13と案内板12との間
にはそれぞれスリット15.16が形成されるようにな
っている。そして中子13は第6図に示すように、その
断面形状がほぼ羽子板状をなすとともに、その先端には
スリット17が一定の間隔で形成されている。このスリ
ット17は中子13の先端よりも適当な深さまで切込ま
れるとともに、その上下は傾斜面に構成され、これらの
上下の傾斜面は先端で一致するような形状になっている
。 つぎにこのような金型10を通して押出される中空成形
体について説明する。第1図に示す押出し機5によって
、溶融されたポリプロピレン樹脂を押出す。すると押出
し機5から押出された樹脂は、第3図に示すフィードブ
ロック7に供給されるとともに、口金10を通って押出
されることになる。フィードブロック7に供給されたポ
リプロピレン樹脂は、第4図および第6図に示す金型1
0における上下のスリット15.16を通して押出され
ることになる。そしてこれらのスリット15.16から
押出された樹脂が上下の平板部を形成することになる。 ざらに一部の樹脂は中子13のスリット17内に流込み
、このスリット17から前面側へ押出されることになる
。従ってスリット17から押出される樹脂によって平板
部を連結する多数の中間壁が形成されることになる。 第7図および第1図はこのような中空成形用金型10を
通して押出された中空合成樹脂成形体19を示している
。この成形体19は、上記押出し装置10のスリット1
5.16から押出された部分によって形成される平板部
20.21をそれぞれ備えており、これらの平板部20
.21は所定の間隔で中間壁22によって連結されてい
る。この中間壁22が上記中子13のスリット17から
押出された樹脂によって形成されている。 しかもこのような中空合成樹脂成形体19においては、
その中空部分23の内表面であって上下の平板部20.
21の内表面の部分に、アルミニウム箔24が第1図お
よび第2図に示すように接着されて複合されている。こ
のようなアルミニウム箔24は、中空部分23の上下の
内表面を通して放射によって厚さ方向に熱が伝導するの
を防止するためのものであって、これによって中空合成
樹脂成形体19の断熱性を向上させる役割を果すように
なっている。 つぎに中空合成樹脂成形体19の中空部分23の上下の
内表面にそれぞれアルミニウム箔24を接着する方法に
ついて説明する。第8図に示すように所定の大きさの長
方形の剥離紙27上にアルミニウム箔24を接着剤層を
介して@看する。そしてこの後にアルミニウム箔24と
剥離紙27とを一緒に鎖線で示すカッティングライン2
8に沿ってカットする。これによって第9図に示すよう
に細長い短冊状のアルミニウム箔24が得られることに
゛なり、その接着面には剥離紙27が接着されることに
なる。このようなアルミニウム箔24は、その巾が上記
中空合成樹脂成形体19の中間部分23の巾にほぼ等し
い値を有している。 このように剥離紙27に接着されたアルミニウム箔24
を合成樹脂成形体19の中空部分23の内表面に接着す
るために第10図に示すような接着具30を用いる。こ
の接着具30は柄31を備えるとともに、柄31の先端
側にはロッド32が突出されており、しかもロッド32
の先端部に接着ヘッド33が取付けられている。接着ヘ
ッド33はその先端部にへら状に湾曲する剥離部34を
備えるとともに、剥離部34よりも手前側に押圧部35
を備えている。押圧部35は弾性変形可能になっており
、その先端側の弾性復元力によってアルミニウム箔を接
着するようにしている。 第11図および第12図はこのような接着具30を用い
てアルミニウム箔24を成形体19の中空部分23の上
側の内表面に接着する動作を示している。剥離紙27に
接着されたアルミニウム箔24の先端部を少し剥がすと
ともに、このアルミニウム箔24の端部を第12図に示
すように中空部分23の入口のエツジに接着して仮固定
する。 そして剥離紙27に接着されたアルミニウム箔24を成
形体19の中空部分23内に挿入する。この場合に剥離
紙27の下面が中空部分23の下面に沿うように入れる
。 そして先端部が剥離されたアルミニウム箔24を接着具
30の剥離部34で押しながらアルミニウム箔24をそ
の表面に設けられている接着剤層36によって中空部分
23の上側の内表面に貼付けていく。貼付けられたアル
ミニウム箔24は接着ヘッド33の押圧部35の弾性復
元力によってさらに上方へ押されることになり、これに
よって接着剤層36を介して中空部分23の内表面に強
固に接着されることになる。このようにして接着具30
のヘッド33を中空部分23内に静かに押込んでいくと
、中空部分23の内表面にはアルミニウム箔24が次第
に接着されるとともに、アルミニウム箔24が剥離され
た剥離紙27が中空部る。 このような動作を2回繰返すことによって、中空部分2
3の上面と下面とには第1図および第2図に示すように
、アルミニウム箔24が接着されて複合されることにな
る。第13図はこのようしてアルミニウム箔24が複合
された中空合成樹脂成形体19の厚さ方向の有効熱伝導
率を温度に対して測定した結果を示すものである。この
結果から明らかなように、アルミニウム箔を貼らないも
のに比べて、本実施例の成形体19から成るパネルは熱
伝導率が半分以下の値になっている。すなわちアルミニ
ウム箔24によって熱の放射を低下させることによって
、成形体19の厚さ方向の熱の伝導を少なくし、トータ
ルとしての断熱性の高いパネルを得ることが可能になる
。 つぎに本発明の第2の実施例を第14図〜第16図によ
って説明する。この実施例は、中空合成樹脂成形体19
の中間部分23の上下の部分に位置する平板部20.2
1の部分をポリプロピレン層38とアルミニウム粉末を
混入した層39とから構成するようにしたものである。 このようなパネル19を成形するために、第16図に示
すような装置が用いられる。この成形装置は第1の押出
し機5と第2の押出し816とを備えており、これらの
押出し機5.6がフィードブロック7に接続されるよう
になっており、しかもこのフィードブロック7の先端側
に押出し用金型10が取付けられるようにしている。 このような装置の第1の押出しl15によってポリプロ
ピレン樹脂の溶融体を押出すとともに、第2の押出し機
6によってアルミニウム粉末を含有するポリプロピレン
樹脂の溶融体を押出す。すると2つの押出し機5.6か
らそれぞれ押出された樹脂は、フィードブロック7に供
給されるとともに、口金10を通って押出されることに
なる。なお口金10の形状は上記第1の実施例と同様に
なっている。 第2の押出し機6から押出されたアルミニウムの粉末を
含む樹脂は、フィードブロック7の内部に設けσれてい
る樹脂通路の形状によって、第14図および第15図に
示すように、成形体19の中空部分23の内表面の内の
上下の部分に臨むように複合されるようになっている。 すなわち平板部20.21はその外表面の部分がポリプ
ロピレン層38から構成されるとともに、中空部分23
に臨む表面の部分がアルミニウム粉末を含んだ層39か
ら構成されるようになっている。 このようにアルミニウム粉末□を混入した層39を平板
部20.21の内側であって中空部分23に臨む部分に
形成することによって、中空部分23の内表面に臨む部
分が放射率の低い材料によって複合されることになる。 従って中空部分23を通して放射によって熱伝達が行な
われることを抑制することが可能になる。すなわち中間
壁22の素材による熱伝導のみになり、これによって従
来よりも断熱性が向上することになる。なお中間壁22
の部分の熱伝導をさらに押えるには、第5図に示す中子
13のスリット17の巾を狭くして中I!1122の肉
厚を薄くすればよい。 「応用例1 以上本発明を図示の実施例によって説明したが、本発明
は上記実施例によって限定されることなく、本発明の技
術的思想に基いて各種の変更が可能である。例えば上記
第1g3よび第2の実施例においては、中空部分23の
内表面に1むようにアルミニウム箔を接着するか、アル
ミニウム粉末を混入した樹脂層を形成するようにしてい
るが、このような構成に代えて、中空部分23の内表面
に無電解メツキや蒸着、あるいは溶射等の方法によって
金属の反射被膜を形成するようにし、これによって放射
を防止するようにすることも可能である。 このような場合において、中間壁22の表面に金属層が
形成されるのを防止するために、この部分に予めマスク
を施してメツキ、蒸着あるいは溶射を行なえばよい。 【発明の効果1 以上のように本発明は、中空合成樹脂成形体の中空部分
の内表面にアルミニウム箔を接着したり、アルミニウム
粉末を混入した層を形成する等の手段によって、放射率
の低い材料を複合するようにしたものである。従ってこ
のような複合によって、中空部分を通して放射によって
熱が移動するのが防止され、中空合成樹脂成形体の断熱
性を改善することが可能になる。
第1図は本発明の第1の実施例に係る中空合成樹脂成形
体の断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は同成
形装置の平面図、第4図は同成形用金型の正面図、第5
図は中子の外観斜視図、第6図は第4図における■〜■
線断面図、第7図は成形された中空合成樹脂成形体の外
観斜視図、第8図は剥離紙に接着されたアルミニウム箔
の斜視図、第9図は同カッティングしたアルミニウム箔
の斜視図、第10図は接着具の外観斜視図、第11図は
接着具によるアルミニウム箔の接着の動作を示す要部斜
視図、第12図は同要部拡大断面図、第13図は熱伝導
率の測定結果を示すグラフ、第14図は第2の実施例の
中空合成樹脂成形体の断面図、第15図は同要部拡大断
面図、第16図は同成形装置の平面図である。 また図面中の主要な部分の名称はっぎの通りである。 19・・・・・中空合成樹脂形成体 20.21・・平板部 22・・・・・中間壁 23・・・・・中空部分 24・・・・Φアルミニウム箔
体の断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は同成
形装置の平面図、第4図は同成形用金型の正面図、第5
図は中子の外観斜視図、第6図は第4図における■〜■
線断面図、第7図は成形された中空合成樹脂成形体の外
観斜視図、第8図は剥離紙に接着されたアルミニウム箔
の斜視図、第9図は同カッティングしたアルミニウム箔
の斜視図、第10図は接着具の外観斜視図、第11図は
接着具によるアルミニウム箔の接着の動作を示す要部斜
視図、第12図は同要部拡大断面図、第13図は熱伝導
率の測定結果を示すグラフ、第14図は第2の実施例の
中空合成樹脂成形体の断面図、第15図は同要部拡大断
面図、第16図は同成形装置の平面図である。 また図面中の主要な部分の名称はっぎの通りである。 19・・・・・中空合成樹脂形成体 20.21・・平板部 22・・・・・中間壁 23・・・・・中空部分 24・・・・Φアルミニウム箔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、押出し成形によつて成形される合成樹脂成形体であ
って、押出し方向に延びる中空部分が内部に形成されて
いる合成樹脂成形体において、前記中空部分の内表面に
放射率の低い材料を複合するようにしたことを特徴とす
る合成樹脂成形体。 2、前記中空部分の内表面にアルミニウム箔を接着して
放射率の低い材料を複合するようにしたことを特徴とす
る請求項第1項に記載の中空合成樹脂成形体。 3、前記中空部分の内表面に臨むようにアルミニウム粉
末を混入した層を形成して放射率の低い材料を複合する
ようにしたことを特徴とする請求項第1項に記載の中空
合成樹脂成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1035503A JPH02214641A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 中空合成樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1035503A JPH02214641A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 中空合成樹脂成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02214641A true JPH02214641A (ja) | 1990-08-27 |
Family
ID=12443560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1035503A Pending JPH02214641A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 中空合成樹脂成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02214641A (ja) |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP1035503A patent/JPH02214641A/ja active Pending
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