JPH0221934B2 - - Google Patents
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- JPH0221934B2 JPH0221934B2 JP59214871A JP21487184A JPH0221934B2 JP H0221934 B2 JPH0221934 B2 JP H0221934B2 JP 59214871 A JP59214871 A JP 59214871A JP 21487184 A JP21487184 A JP 21487184A JP H0221934 B2 JPH0221934 B2 JP H0221934B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- cloth
- vinyl chloride
- resin
- chloride paste
- Prior art date
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- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は塩化ビニルの発泡シートに係り、特
に真空成形されたり、その裏面に合成樹脂が射出
成形又はブロー成形されるのに好適な発泡シート
に関するものである。
に真空成形されたり、その裏面に合成樹脂が射出
成形又はブロー成形されるのに好適な発泡シート
に関するものである。
(従来の技術)
自動車用内装品、屋内装置品等の各種合成樹脂
成形品においては、優れた外観を付与するととも
に、樹脂表面の傷、むら等の欠陥を隠すために、
表面に別材による装飾を施すことが有用である。
さらに、外観上の問題のみならず、手触り感をソ
フトにするためには、樹脂成形品の表面に発泡層
を設けることが望ましい。
成形品においては、優れた外観を付与するととも
に、樹脂表面の傷、むら等の欠陥を隠すために、
表面に別材による装飾を施すことが有用である。
さらに、外観上の問題のみならず、手触り感をソ
フトにするためには、樹脂成形品の表面に発泡層
を設けることが望ましい。
この発泡層の形成方法の一つとして、合成樹脂
製の発泡シートを真空成形して樹脂成形品の表面
に接着したり、発泡シートの裏面に直接合成樹脂
を射出成形又はブロー成形したりすることが考え
られる。
製の発泡シートを真空成形して樹脂成形品の表面
に接着したり、発泡シートの裏面に直接合成樹脂
を射出成形又はブロー成形したりすることが考え
られる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、上記真空成形、射出成形又はブロー成
形時の加熱温度又は樹脂温度は相当に高いため、
その熱で発泡シートが融解又は損傷するという問
題がある。特に、発泡シートのうちコーナー部等
の応力集中部や射出成形におけるゲート付近等に
は、高に引張応力や熱がかかるので、破損したり
一部溶融して布から剥離したりする可能性が増加
する。
形時の加熱温度又は樹脂温度は相当に高いため、
その熱で発泡シートが融解又は損傷するという問
題がある。特に、発泡シートのうちコーナー部等
の応力集中部や射出成形におけるゲート付近等に
は、高に引張応力や熱がかかるので、破損したり
一部溶融して布から剥離したりする可能性が増加
する。
いま、発泡シートの裏面に布等の断熱層を設け
ることも考えられるが、依然、発泡シートに高い
耐熱性が要求される。また、発泡シートと布とを
独立して形成した後に、接着剤又は熱融着によつ
て両者を接合しようとすると、基本的に製造工程
が多くなるばかりでなく、接合性が必ずしも高く
ないため、上記熱や外力で布から発泡シートが剥
離するおそれもある。
ることも考えられるが、依然、発泡シートに高い
耐熱性が要求される。また、発泡シートと布とを
独立して形成した後に、接着剤又は熱融着によつ
て両者を接合しようとすると、基本的に製造工程
が多くなるばかりでなく、接合性が必ずしも高く
ないため、上記熱や外力で布から発泡シートが剥
離するおそれもある。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
そこで、上記問題点を解決するために、布の表
面にイソシアネート架橋タイプ又はトリアジン架
橋タイプの塩化ビニルペーストレジン発泡体を一
体的に積層形成し、同塩化ビニルペーストレジン
発泡体の表面に加飾層を設けて発泡シートを構成
した。
面にイソシアネート架橋タイプ又はトリアジン架
橋タイプの塩化ビニルペーストレジン発泡体を一
体的に積層形成し、同塩化ビニルペーストレジン
発泡体の表面に加飾層を設けて発泡シートを構成
した。
(作用)
布の表面においてイソシアネート架橋タイプ又
はトリアジン架橋タイプの塩化ビニルペーストレ
ジン発泡体が形成されると同時に、その発泡体と
布とが一体化される。従つて、発泡体を形成する
工程とその発泡体を布に貼り付けるための工程が
一つに統合されるので、全体として製造工程が簡
略化され、コスト低減に寄与する。
はトリアジン架橋タイプの塩化ビニルペーストレ
ジン発泡体が形成されると同時に、その発泡体と
布とが一体化される。従つて、発泡体を形成する
工程とその発泡体を布に貼り付けるための工程が
一つに統合されるので、全体として製造工程が簡
略化され、コスト低減に寄与する。
塩化ビニルペーストレジンは布の表面部に浸透
して布の繊維又は糸を捕捉するため、発泡体は布
に対して機械的なアンカー効果で強固に貼り付け
られ、その接合性は極めて高くなる。また、イソ
シアネート架橋タイプ又はトリアジン架橋タイプ
の塩化ビニルペーストレジン発泡体は高温におけ
る伸びや引張強度特性に特に優れる。
して布の繊維又は糸を捕捉するため、発泡体は布
に対して機械的なアンカー効果で強固に貼り付け
られ、その接合性は極めて高くなる。また、イソ
シアネート架橋タイプ又はトリアジン架橋タイプ
の塩化ビニルペーストレジン発泡体は高温におけ
る伸びや引張強度特性に特に優れる。
さらに、発泡シートが真空成形されたり、その
裏面に合成樹脂が射出成形又はブロー成形又は真
空成形される場合において、その成形時における
熱は布が遮断する。
裏面に合成樹脂が射出成形又はブロー成形又は真
空成形される場合において、その成形時における
熱は布が遮断する。
従つて、上記成形時の熱や圧力で布から発泡体
が剥離したり、破損したりすることはほとんどな
い。特に、発泡シートのうちコーナー部等の応力
集中部や射出成形におけるゲート付近等において
も、上記破損や剥離の防止が図られる。
が剥離したり、破損したりすることはほとんどな
い。特に、発泡シートのうちコーナー部等の応力
集中部や射出成形におけるゲート付近等において
も、上記破損や剥離の防止が図られる。
また、上記発泡体の表面に設けた加飾層は外観
を向上させると同時に、発泡体を保護する。
を向上させると同時に、発泡体を保護する。
(実施例)
次に、この発明を自動車用センターピラー内装
材の表面に取着するための発泡シートに具体化し
た一実施例について、第1〜7図に従つて説明す
る。
材の表面に取着するための発泡シートに具体化し
た一実施例について、第1〜7図に従つて説明す
る。
図面中1はセンターピラー内装材の表面に設け
られた発泡シートであつて、布2とその表面上に
おいて一体的に積層形成されたイソシアネート架
橋タイプ又はトリアジン架橋タイプ(以下、架橋
タイプという)の塩化ビニルペーストレジン発泡
体3とから構成されている。同布2には、ポリエ
ステル繊維糸よりなる平織布が用いれている。塩
化ビニルペーストレジン発泡体3は発泡剤の添加
された架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン発
泡体にて形成されているが、その詳細は後述す
る。
られた発泡シートであつて、布2とその表面上に
おいて一体的に積層形成されたイソシアネート架
橋タイプ又はトリアジン架橋タイプ(以下、架橋
タイプという)の塩化ビニルペーストレジン発泡
体3とから構成されている。同布2には、ポリエ
ステル繊維糸よりなる平織布が用いれている。塩
化ビニルペーストレジン発泡体3は発泡剤の添加
された架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン発
泡体にて形成されているが、その詳細は後述す
る。
4は上記発泡体3の表面に設けられた加飾層で
あつて、発泡剤の添加されない架橋タイプの塩化
ビニルペーストレジンにて形成されており、その
表面にはシボ模様が施されている。
あつて、発泡剤の添加されない架橋タイプの塩化
ビニルペーストレジンにて形成されており、その
表面にはシボ模様が施されている。
5はセンターピラー内装材の基材であつて、布
2の裏面にポリプロピレン樹脂(以下、PP樹脂
という)を射出成形することにより形成されてい
る。このPP樹脂の布2に対する境界部分は、成
形時の射出圧力によつて、第2図に示すように布
2の糸間に浸透した後に硬化している。また、射
出成形時の熱によりPP樹脂が糸の一部を溶かし
てこれと融合する。従つて、布2は基材5に対し
て機械的なアンカー効果や融合により強固に接合
されている。
2の裏面にポリプロピレン樹脂(以下、PP樹脂
という)を射出成形することにより形成されてい
る。このPP樹脂の布2に対する境界部分は、成
形時の射出圧力によつて、第2図に示すように布
2の糸間に浸透した後に硬化している。また、射
出成形時の熱によりPP樹脂が糸の一部を溶かし
てこれと融合する。従つて、布2は基材5に対し
て機械的なアンカー効果や融合により強固に接合
されている。
さて、前記塩化ビニルペーストレジン発泡体3
の詳細を説明する。
の詳細を説明する。
塩化ビニルペーストレジンとは、加熱硬化前に
ゾルペースト状態にある塩化ビニル共重合体、可
塑剤、安定剤等の混合物をいう。
ゾルペースト状態にある塩化ビニル共重合体、可
塑剤、安定剤等の混合物をいう。
架橋タイプの塩化ビニルペーストレジンとは、
上記したイソシアネート架橋タイプ、トリアジン
架橋タイプ、又はこれらと非架橋タイプとの混合
に係る塩化ビニルペーストレジンを包括するもの
である。
上記したイソシアネート架橋タイプ、トリアジン
架橋タイプ、又はこれらと非架橋タイプとの混合
に係る塩化ビニルペーストレジンを包括するもの
である。
更に、上記イソシアネート架橋タイプの塩化ビ
ニルペーストレジンとは、水酸基を有する塩化ビ
ニル共重合体(例えば、三菱モンサント社製、商
品名ビニカP100)とその架橋剤であるイソシア
ネートを主成分とするものである。また、トリア
ジン架橋タイプの塩化ビニルペーストレジンと
は、塩化ビニル共重合体とその架橋剤であるトリ
アジンを主成分とするものである。
ニルペーストレジンとは、水酸基を有する塩化ビ
ニル共重合体(例えば、三菱モンサント社製、商
品名ビニカP100)とその架橋剤であるイソシア
ネートを主成分とするものである。また、トリア
ジン架橋タイプの塩化ビニルペーストレジンと
は、塩化ビニル共重合体とその架橋剤であるトリ
アジンを主成分とするものである。
また、発泡体3に添加する発泡剤としては、ア
ゾジカルボンアミド等の有機発泡剤を用いること
ができる。なお、発泡剤を用いなくても、機械的
発泡で塩化ビニルペーストレジンを発泡させるこ
ともできる。
ゾジカルボンアミド等の有機発泡剤を用いること
ができる。なお、発泡剤を用いなくても、機械的
発泡で塩化ビニルペーストレジンを発泡させるこ
ともできる。
以上の通りの、発泡剤の添加された架橋タイプ
の塩化ビニルペーストレジンはゾルペースト状態
で布2上に付着され、第2図に示すように布2表
面部の繊維又は糸に浸透した後に、発泡した加熱
硬化される。従つて、発泡体3は布2に対して機
械的なアンカー効果により強固に接合されてい
る。
の塩化ビニルペーストレジンはゾルペースト状態
で布2上に付着され、第2図に示すように布2表
面部の繊維又は糸に浸透した後に、発泡した加熱
硬化される。従つて、発泡体3は布2に対して機
械的なアンカー効果により強固に接合されてい
る。
次に、本実施例の発泡シート1の製造方法を説
明する。
明する。
まず、第3図に示すように、表面にシボ模様の
陰画が形成された離型紙6をロール状にセツト
し、順次右方向に送る。次に、離型紙6の上に加
飾層4を構成する発泡剤無添加の塩化ビニルペー
ストレジンRAを供給して、スキージで脱厚を調
整しながら塗布し、赤外線ヒータ7によつて加熱
硬化を進行させる。
陰画が形成された離型紙6をロール状にセツト
し、順次右方向に送る。次に、離型紙6の上に加
飾層4を構成する発泡剤無添加の塩化ビニルペー
ストレジンRAを供給して、スキージで脱厚を調
整しながら塗布し、赤外線ヒータ7によつて加熱
硬化を進行させる。
続いて、上記塩化ビニルペーストレジンRAの
上に、発泡体3を構成する発泡剤添加の塩化ビニ
ルペーストレジンRBを供給して、スキージで膜
厚を調整しながら塗布する。
上に、発泡体3を構成する発泡剤添加の塩化ビニ
ルペーストレジンRBを供給して、スキージで膜
厚を調整しながら塗布する。
次に、同塩化ビニルペーストレジンRBの上に
ロール状にセツトした布2を送つて押圧し、塩化
ビニルペーストレジンRBを布2の表面部に浸透
させる。その後、発泡剤添加の塩化ビニルペース
トレジンRBを赤外線ヒータ8で加熱することに
よつて発泡させる(発泡剤が反応する)とともに
硬化させ、発泡体3を布2の表面上において一体
的に積層形成する。同時に、塩化ビニルペースト
レジンRAの硬化も進行する。以上で、加飾層4
付の発泡シート1が離型紙6上に形成される。
ロール状にセツトした布2を送つて押圧し、塩化
ビニルペーストレジンRBを布2の表面部に浸透
させる。その後、発泡剤添加の塩化ビニルペース
トレジンRBを赤外線ヒータ8で加熱することに
よつて発泡させる(発泡剤が反応する)とともに
硬化させ、発泡体3を布2の表面上において一体
的に積層形成する。同時に、塩化ビニルペースト
レジンRAの硬化も進行する。以上で、加飾層4
付の発泡シート1が離型紙6上に形成される。
次に、上記発泡シート1をセンターピラー内装
材の表面に設けるには、加飾層4から離型紙6を
はがし、加飾層4付の発泡シート1を内装材の形
状に対応するよう大きめにトリミング加工した
後、第4図に示す通り加飾層4が型面側となるよ
うに射出成形装置の可動型15にセツトする。続
いて、第5図に示す通り可動型15及び固定型1
6を型合わせし、溶融したPP樹脂を射出成形す
れば、発泡シート1及び加飾層4が射出圧力によ
つて可動型15の型面に押し付けられると同時
に、布2の裏面に基材5が一体形成される。
材の表面に設けるには、加飾層4から離型紙6を
はがし、加飾層4付の発泡シート1を内装材の形
状に対応するよう大きめにトリミング加工した
後、第4図に示す通り加飾層4が型面側となるよ
うに射出成形装置の可動型15にセツトする。続
いて、第5図に示す通り可動型15及び固定型1
6を型合わせし、溶融したPP樹脂を射出成形す
れば、発泡シート1及び加飾層4が射出圧力によ
つて可動型15の型面に押し付けられると同時
に、布2の裏面に基材5が一体形成される。
以上のように構成された実施例では、布2の表
面において塩化ビニルペーストレジン発泡体3が
形成されると同時に、その発泡体3と布2とが一
体化される。従つて、発泡体3を形成す工程とそ
の発泡体3を布2に接合するための工程が一つに
統合されるので、全体として製造工程が簡略化さ
れ、コスト低減に寄与する。
面において塩化ビニルペーストレジン発泡体3が
形成されると同時に、その発泡体3と布2とが一
体化される。従つて、発泡体3を形成す工程とそ
の発泡体3を布2に接合するための工程が一つに
統合されるので、全体として製造工程が簡略化さ
れ、コスト低減に寄与する。
また、塩化ビニルペーストレジンRBは布2の
表面部に浸透して布の繊維又は糸を捕捉するた
め、発泡体3は布2に対して機械的なアンカー効
果で強固に貼り付けられ、その接合性は極めて高
くなる。従つて、前記射出成形時の熱や圧力で布
2から発泡体3が剥離することはない。
表面部に浸透して布の繊維又は糸を捕捉するた
め、発泡体3は布2に対して機械的なアンカー効
果で強固に貼り付けられ、その接合性は極めて高
くなる。従つて、前記射出成形時の熱や圧力で布
2から発泡体3が剥離することはない。
さらに、本実施例では加飾層4についても塩化
ビニルペーストレジンを用い、その形成と発泡体
3への接合を同時に行つているので、工程簡略化
と接合性の向上が図られる。また、この加飾層4
は外観を向上させると同時に、発泡体3を保護す
る。
ビニルペーストレジンを用い、その形成と発泡体
3への接合を同時に行つているので、工程簡略化
と接合性の向上が図られる。また、この加飾層4
は外観を向上させると同時に、発泡体3を保護す
る。
なお、非架橋タイプの塩化ビニルペーストレジ
ンを用いている発泡体は、高温における伸びや引
張強度がさほど高くない。従つて、上記射出成形
時に、発泡体はゲート付近やコーナー部等の応力
集中部において破損したり、一部溶融して布2か
ら剥離したりする可能性が残る。また、成形品完
成後における同発泡体の耐熱性や耐久性も高くな
い。
ンを用いている発泡体は、高温における伸びや引
張強度がさほど高くない。従つて、上記射出成形
時に、発泡体はゲート付近やコーナー部等の応力
集中部において破損したり、一部溶融して布2か
ら剥離したりする可能性が残る。また、成形品完
成後における同発泡体の耐熱性や耐久性も高くな
い。
しかし、本実施例では特に架橋タイプの塩化ビ
ニルペーストレジンを用いてなる発泡体3を採用
しているので、高温における伸びや引張強度特性
に著しく優れ、上記射出時の破損や剥離の問題が
なく、成形品完成後における耐熱性や耐久性も高
い。これは、加飾層4についても全く同様であ
る。
ニルペーストレジンを用いてなる発泡体3を採用
しているので、高温における伸びや引張強度特性
に著しく優れ、上記射出時の破損や剥離の問題が
なく、成形品完成後における耐熱性や耐久性も高
い。これは、加飾層4についても全く同様であ
る。
上記架橋タイプの効果を確認するため、次に示
す通りに架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン
及び非架橋タイプの塩化ビニルペーストレジンを
配合し、両者を夫々100:0、80:20、60:40、
40:60、20:80、又は0:100の各割合で混合し
て、高温130℃における伸びと引張強度を測定し
た。
す通りに架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン
及び非架橋タイプの塩化ビニルペーストレジンを
配合し、両者を夫々100:0、80:20、60:40、
40:60、20:80、又は0:100の各割合で混合し
て、高温130℃における伸びと引張強度を測定し
た。
[架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン]
塩化ビニル共重合体(三菱モンサント社製、商
品名P100) 100重量部 フタル酸エステル系可塑剤 90重量部 有機スズ系安定剤 3重量部 エポキシ系安定剤 3重量部 架橋イソシアネート(武田薬品工業社製、商品
名B815N) 8重量部 [非架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン] 塩化ビニル共重合体(三菱モンサント社製、商
品名P470) 100重量部 フタル酸エステル系可塑剤 75重量部 有機スズ系安定剤 3重量部 エポキシ系安定剤 3重量部 高温130℃における伸びの試験結果を第6図に
示し、引張強度の試験結果を第7図に示す。同図
に明らかな通り、架橋タイプの混合比が増すにつ
れて伸び、強度のいずれもが著しく向上してお
り、前記射出成形時における破損と剥離の防止に
効果的であることが確認された。
品名P100) 100重量部 フタル酸エステル系可塑剤 90重量部 有機スズ系安定剤 3重量部 エポキシ系安定剤 3重量部 架橋イソシアネート(武田薬品工業社製、商品
名B815N) 8重量部 [非架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン] 塩化ビニル共重合体(三菱モンサント社製、商
品名P470) 100重量部 フタル酸エステル系可塑剤 75重量部 有機スズ系安定剤 3重量部 エポキシ系安定剤 3重量部 高温130℃における伸びの試験結果を第6図に
示し、引張強度の試験結果を第7図に示す。同図
に明らかな通り、架橋タイプの混合比が増すにつ
れて伸び、強度のいずれもが著しく向上してお
り、前記射出成形時における破損と剥離の防止に
効果的であることが確認された。
また、本実施例は前記効果以外にも次のような
効果を奏する。すなわち、射出成形時において
PP樹脂の熱を布2が遮断するため、発泡体3の
融解及び損傷が防止される。
効果を奏する。すなわち、射出成形時において
PP樹脂の熱を布2が遮断するため、発泡体3の
融解及び損傷が防止される。
また、布2は基材5に対して機械的なアンカー
効果や融合で強固に接合されるため、発泡シート
1は多少の外力が加わつても基材5から剥離した
り、破損したりすることがない。特に、ポリオレ
フイン系樹脂の一つであるPP樹脂は極性基を持
たず、接着性が低いため、接着剤を用いなくても
高い接合力の得られる本実施例が有効である。
効果や融合で強固に接合されるため、発泡シート
1は多少の外力が加わつても基材5から剥離した
り、破損したりすることがない。特に、ポリオレ
フイン系樹脂の一つであるPP樹脂は極性基を持
たず、接着性が低いため、接着剤を用いなくても
高い接合力の得られる本実施例が有効である。
なお、布2に浸透したPP樹脂は発泡シート1
及び加飾層4によつて隠されるので、布2はどの
ような布目、厚さ、密度、糸種等を有する布(織
布、不織布を問わない)であつてもよい。
及び加飾層4によつて隠されるので、布2はどの
ような布目、厚さ、密度、糸種等を有する布(織
布、不織布を問わない)であつてもよい。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、例えば次のように具体化するこ
ともできる。
るものではなく、例えば次のように具体化するこ
ともできる。
(1) 発泡体3を形成する塩化ビニルペーストレジ
ンは加熱硬化前にゾルペースト状態にあるもの
ならば、その配合比等を限定されない。
ンは加熱硬化前にゾルペースト状態にあるもの
ならば、その配合比等を限定されない。
(2) 加飾層4の材料、形成方法等を例えば以下の
ように変更すること。
ように変更すること。
別例一 第8図に示すように、形成後の発
泡体3の表面に加飾層20としてパイル植毛
を施こすこと。
泡体3の表面に加飾層20としてパイル植毛
を施こすこと。
別例二 第9図に示すように、発泡体3の
表面に加飾層21として布を接合すること。
この加飾層21は発泡体3のペースト状態に
ある塩化ビニルペーストレジンに付着させる
ことによつて、同発泡体3に接合させること
ができる。
表面に加飾層21として布を接合すること。
この加飾層21は発泡体3のペースト状態に
ある塩化ビニルペーストレジンに付着させる
ことによつて、同発泡体3に接合させること
ができる。
別例三 第10図に示すように、加飾層2
2としてポリプロピレン、ウレタン、ポリエ
チレン等各種合成樹脂よりなるシートを用い
ること。前記実施例と相違するのは、予め形
成したシートを発泡体3に接着剤23で接着
するか又は熱融着する点である。
2としてポリプロピレン、ウレタン、ポリエ
チレン等各種合成樹脂よりなるシートを用い
ること。前記実施例と相違するのは、予め形
成したシートを発泡体3に接着剤23で接着
するか又は熱融着する点である。
別例四 第11図に示すように、発泡体3
の表面に色彩、文字、模様等を構成する加飾
層24を印刷により設け、その表面に保護塗
膜25をアクリル系塗料等にて塗布形成する
こと。なお、加飾層24は印刷のみならず、
塗装、スパツタリング、コーテイング等、加
飾用の薄層が形成されるものであれば、どの
ような方法を用いてもよい。
の表面に色彩、文字、模様等を構成する加飾
層24を印刷により設け、その表面に保護塗
膜25をアクリル系塗料等にて塗布形成する
こと。なお、加飾層24は印刷のみならず、
塗装、スパツタリング、コーテイング等、加
飾用の薄層が形成されるものであれば、どの
ような方法を用いてもよい。
別例五 第12図に示すように、加飾層2
6として発泡体3の表面に凹凸部を設けるこ
と。
6として発泡体3の表面に凹凸部を設けるこ
と。
(3) 前述したように、布2はポリエステル繊維糸
よりなる平織布に限定されず、どのような布
目、厚さ、密度、糸種等を有する布(織布、不
織布を問わない)を用いてもよい。この布目、
厚さ、密度等によつて、合成樹脂の浸透の程度
が異なり、不織布を使用した場合には、繊維間
に合成樹脂が浸透することになる。また、糸の
種類や射出温度等の条件によつて、合成樹脂と
の融合の有無又は程度が異なる。
よりなる平織布に限定されず、どのような布
目、厚さ、密度、糸種等を有する布(織布、不
織布を問わない)を用いてもよい。この布目、
厚さ、密度等によつて、合成樹脂の浸透の程度
が異なり、不織布を使用した場合には、繊維間
に合成樹脂が浸透することになる。また、糸の
種類や射出温度等の条件によつて、合成樹脂と
の融合の有無又は程度が異なる。
(4) 布2の裏面を起毛させることによつて、発泡
体3及び基材5の布2に対するアンカー効果が
高くなり、接合性をさらに向上させることがで
きる。
体3及び基材5の布2に対するアンカー効果が
高くなり、接合性をさらに向上させることがで
きる。
(5) 基材5を構成する合成樹脂は前記PP樹脂に
限定されず、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリ
スチレン(PS)樹脂、ABS樹脂、メチルメタ
アクリレート(PMMA)樹脂、ポリウレタン
樹脂その他の各種合成樹脂を任意に使用しう
る。
限定されず、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリ
スチレン(PS)樹脂、ABS樹脂、メチルメタ
アクリレート(PMMA)樹脂、ポリウレタン
樹脂その他の各種合成樹脂を任意に使用しう
る。
特に、極性基を持たず、接着性が低いPP樹
脂、PE樹脂等のポリオレフイン系樹脂を用い
る場合には、接着剤がなくても高い接合力の得
られる本発明が有効である。
脂、PE樹脂等のポリオレフイン系樹脂を用い
る場合には、接着剤がなくても高い接合力の得
られる本発明が有効である。
(6) 本発明の発泡シートは耐熱性に優れるので、
その裏面に合成樹脂が射出成形されるときのみ
ならず、真空成形したり、その裏面に合成樹脂
をブロー成形したり、ホツトメルトタイプの接
着剤を付着したりするとき等に好適である。
その裏面に合成樹脂が射出成形されるときのみ
ならず、真空成形したり、その裏面に合成樹脂
をブロー成形したり、ホツトメルトタイプの接
着剤を付着したりするとき等に好適である。
(6) 本明細書において、射出成形の語は反応射出
成形も含む包括的な射出成形を意味している。
成形も含む包括的な射出成形を意味している。
(7) この発明はセンターピラー内装品以外にも、
自動車のドアの内張り、天井材、インストルメ
ントパネル等の自動車用内装品を始め、家具、
建具、壁材等の各種樹脂成形品の表面に設ける
発泡シートとして具体化することができる。
自動車のドアの内張り、天井材、インストルメ
ントパネル等の自動車用内装品を始め、家具、
建具、壁材等の各種樹脂成形品の表面に設ける
発泡シートとして具体化することができる。
発明の効果
この発明の発泡シートは、以下の通り優れた効
果を奏する。
果を奏する。
発泡体は布に対して機械的なアンカー効果で強
固に貼り付けられ、その接合性は極めて高くな
る。また、イソシアネート架橋タイプ又はトリア
ジン架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン発泡
体は高温における伸びや伸びや引張強度特性に特
に優れる。
固に貼り付けられ、その接合性は極めて高くな
る。また、イソシアネート架橋タイプ又はトリア
ジン架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン発泡
体は高温における伸びや伸びや引張強度特性に特
に優れる。
また、発泡シートが真空成形されたり、その裏
面に合成樹脂が射出成形又はブロー成形又は真空
成形される場合において、その成形時における熱
は布が遮断する。
面に合成樹脂が射出成形又はブロー成形又は真空
成形される場合において、その成形時における熱
は布が遮断する。
従つて、上記成形時の熱や圧力で布から発泡体
が剥離したり、破損したりすることはほとんどな
い。特に、発泡シートのうちコーナー部等の応力
集中部や射出成形におけるゲート付近等において
も、上記破損や剥離の防止が図られる。
が剥離したり、破損したりすることはほとんどな
い。特に、発泡シートのうちコーナー部等の応力
集中部や射出成形におけるゲート付近等において
も、上記破損や剥離の防止が図られる。
また、上記発泡体の表面に設けた加飾層は外観
を向上させると同時に、発泡体を保護する。
を向上させると同時に、発泡体を保護する。
さらに、製造工程が簡略化され、コスト低減に
寄与する。
寄与する。
第1〜7図は本発明を具体化した発泡シートの
一実施例を示し、第1図は同実施例を自動車用セ
ンターピラーの表面に設けた状態の断面図、第2
図は同じく拡大断面図、第3図は発泡シートの製
造方法を示す概略図、第4図は射出成形時の型合
わせ前の状態を示す断面図、第5図は同じく型合
わせ後の状態を示す断面図、第6図は塩化ビニル
ペーストレジンの混合比と伸びの関係を示す関係
図、第7図は塩化ビニルペーストレジンの混合比
と引張強度の関係を示す関係図、第8図は前記実
施例の別例一を示す断面図、第9図は前記実施例
の別例二を示す断面図、第10図は別例三を示す
断面図、第11図は別例四を示す断面図、第12
図は別例五を示す断面図である。 発泡シート…1、布…2、塩化ビニルペースト
レジン発泡体…3、加飾層…4。
一実施例を示し、第1図は同実施例を自動車用セ
ンターピラーの表面に設けた状態の断面図、第2
図は同じく拡大断面図、第3図は発泡シートの製
造方法を示す概略図、第4図は射出成形時の型合
わせ前の状態を示す断面図、第5図は同じく型合
わせ後の状態を示す断面図、第6図は塩化ビニル
ペーストレジンの混合比と伸びの関係を示す関係
図、第7図は塩化ビニルペーストレジンの混合比
と引張強度の関係を示す関係図、第8図は前記実
施例の別例一を示す断面図、第9図は前記実施例
の別例二を示す断面図、第10図は別例三を示す
断面図、第11図は別例四を示す断面図、第12
図は別例五を示す断面図である。 発泡シート…1、布…2、塩化ビニルペースト
レジン発泡体…3、加飾層…4。
Claims (1)
- 1 布の表面にイソシアネート架橋タイプ又はト
リアジン架橋タイプの塩化ビニルペーストレジン
発泡体が一体的に積層形成され、同塩化ビニルペ
ーストレジン発泡体の表面に加飾層が設けられて
いることを特徴とする発泡シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21487184A JPS6192842A (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 発泡シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21487184A JPS6192842A (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 発泡シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6192842A JPS6192842A (ja) | 1986-05-10 |
| JPH0221934B2 true JPH0221934B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=16662942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21487184A Granted JPS6192842A (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 発泡シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6192842A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210851A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 発泡積層シートおよびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6018315B2 (ja) * | 1977-11-02 | 1985-05-09 | 三菱化成ポリテック株式会社 | 装飾材及びこのものの製造法 |
| JPS59201859A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-15 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材の製造法 |
-
1984
- 1984-10-13 JP JP21487184A patent/JPS6192842A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210851A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 発泡積層シートおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6192842A (ja) | 1986-05-10 |
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