JPH02219648A - 積層フィルム - Google Patents
積層フィルムInfo
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- JPH02219648A JPH02219648A JP4105489A JP4105489A JPH02219648A JP H02219648 A JPH02219648 A JP H02219648A JP 4105489 A JP4105489 A JP 4105489A JP 4105489 A JP4105489 A JP 4105489A JP H02219648 A JPH02219648 A JP H02219648A
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- polyester
- laminated
- polyolefin
- laminated film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、支持体を有した薄膜ポリエステルフィルムに
関するものであり、さらに詳しくは、該積層フィルムに
おいて、ポリオレフィン支持体より、ポリエステルフィ
ルムが円滑に剥離でき、さらにピンホールなどの欠点が
なく、コンデンサー用誘電体などに優れたポリエステル
フィルムに関するものである。
関するものであり、さらに詳しくは、該積層フィルムに
おいて、ポリオレフィン支持体より、ポリエステルフィ
ルムが円滑に剥離でき、さらにピンホールなどの欠点が
なく、コンデンサー用誘電体などに優れたポリエステル
フィルムに関するものである。
[従来の技術]
近年、電子機械の小型軽量化に伴なって、コンデンサー
などの用途がますます小型化されてきており、それに使
用されるフィルムもさらに薄いものが要求されており、
サブミクロンの時代に入っている。このような極薄フィ
ルムとして、例えば特開昭58−5526号公報、特開
昭58−132520号公報、特開昭58−13641
7号公報などのように、異種のポリマー同士を積層状態
として延伸し、積層フィルムとした後、一方を剥離し、
極薄フィルムとして利用するものが知られている。
などの用途がますます小型化されてきており、それに使
用されるフィルムもさらに薄いものが要求されており、
サブミクロンの時代に入っている。このような極薄フィ
ルムとして、例えば特開昭58−5526号公報、特開
昭58−132520号公報、特開昭58−13641
7号公報などのように、異種のポリマー同士を積層状態
として延伸し、積層フィルムとした後、一方を剥離し、
極薄フィルムとして利用するものが知られている。
[発明が解決しようとする課題]
かかる従来の積層フ′イルムは、剥離の際破れ易り、シ
かもピンホールが形成され易い。また、得られた極薄フ
ィルムのコンデンサー特性は著しく劣るという問題があ
った。
かもピンホールが形成され易い。また、得られた極薄フ
ィルムのコンデンサー特性は著しく劣るという問題があ
った。
本発明は、上記欠点を解消し、破れにくく、剥離安定性
が良好で、ピンホールの極めて少ない、コンデンサーフ
ィルムとして優れた、薄膜ポリエステル層を有する積層
フィルムを提供することを、その目的とするものである
。
が良好で、ピンホールの極めて少ない、コンデンサーフ
ィルムとして優れた、薄膜ポリエステル層を有する積層
フィルムを提供することを、その目的とするものである
。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記目的を達成するため、次の構成すなわち
、ポリオレフィンフィルムの少なくとも片面にポリエス
テルフィルムを複合してなる積層フィルムにおいて、該
ポリエステルフィルムの固有粘度が、0.58以上1.
5以下でかつ、摩擦係数が0.7以上1.5以下である
ことを特徴とする積層フィルムより成る。
、ポリオレフィンフィルムの少なくとも片面にポリエス
テルフィルムを複合してなる積層フィルムにおいて、該
ポリエステルフィルムの固有粘度が、0.58以上1.
5以下でかつ、摩擦係数が0.7以上1.5以下である
ことを特徴とする積層フィルムより成る。
本発明におけるポリオレフィンフィルムとは、オレフィ
ンの重合体あるいは共重合体からなる、無配向、−軸配
向又は二軸配向フィルムのことであり、厚さは特に限定
されないが、1〜10μmのものが本発明においては適
している。
ンの重合体あるいは共重合体からなる、無配向、−軸配
向又は二軸配向フィルムのことであり、厚さは特に限定
されないが、1〜10μmのものが本発明においては適
している。
ポリオレフィンの代表例としては、低密度ポリエチレン
、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、
ポリ−4−メチル−ペンテン−1、あるいは、これらの
共重合体や混合物を挙げることができるが、本発明に好
ましいのは、融点100〜160℃のプロピレン共重合
体(以下PPCと略す。)であり、更にこの中でも、融
点100〜155℃のプロピレン共重合体が好ましい。
、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、
ポリ−4−メチル−ペンテン−1、あるいは、これらの
共重合体や混合物を挙げることができるが、本発明に好
ましいのは、融点100〜160℃のプロピレン共重合
体(以下PPCと略す。)であり、更にこの中でも、融
点100〜155℃のプロピレン共重合体が好ましい。
この共重合体は、プロピレンを80〜97モル%と、プ
ロピレン以外のオレフィン3〜20モル%との共重合体
からなるポリマーが好ましい。さらに本発明のポリオレ
フィン層中には、公知の各種離型剤、例えばシリコン、
石油樹脂、テルペン樹脂、高級脂肪酸ワックス類などを
添加することが好ましい。また、公知の各種添加剤、例
えば酸化防止剤、帯電防止剤、着色用顔料、ブロッキン
グ防止剤、紫外線吸収剤などが添加されていても、何ら
さしつかえない。
ロピレン以外のオレフィン3〜20モル%との共重合体
からなるポリマーが好ましい。さらに本発明のポリオレ
フィン層中には、公知の各種離型剤、例えばシリコン、
石油樹脂、テルペン樹脂、高級脂肪酸ワックス類などを
添加することが好ましい。また、公知の各種添加剤、例
えば酸化防止剤、帯電防止剤、着色用顔料、ブロッキン
グ防止剤、紫外線吸収剤などが添加されていても、何ら
さしつかえない。
本発明のポリエステルとは、線状芳香族ポリエステル、
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレート、ポリ1.4−シクロヘキサンジメ
チレンテレフタレート等を意味する。これらはホモポリ
マーであっても、繰り返し構造単位の数の20%以下の
範囲で他の成分が共重合されたものでもよい。本発明に
特に好ましいのは、ポリエチレンテレフタレート(以下
PETと略す)である。
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレート、ポリ1.4−シクロヘキサンジメ
チレンテレフタレート等を意味する。これらはホモポリ
マーであっても、繰り返し構造単位の数の20%以下の
範囲で他の成分が共重合されたものでもよい。本発明に
特に好ましいのは、ポリエチレンテレフタレート(以下
PETと略す)である。
本発明のポリエステルフィルムは、二輪方向に延伸され
、実質的に二軸配向されたものである。
、実質的に二軸配向されたものである。
該ポリエステルフィルムの固有粘度は0.58以上1.
5以下、好ましくは0.62以上1.3以下、さらに好
ましくは0.65以上1,0以下である。0.58より
小さいとピンホールの増加、破壊電圧の低下が著しく、
固有粘度が1.5より大きいと、押出製膜の際にトラブ
ルが生じやすいので好ましくない。
5以下、好ましくは0.62以上1.3以下、さらに好
ましくは0.65以上1,0以下である。0.58より
小さいとピンホールの増加、破壊電圧の低下が著しく、
固有粘度が1.5より大きいと、押出製膜の際にトラブ
ルが生じやすいので好ましくない。
ポリエステルフィルムの摩擦係数は0.7以上1.5以
下、好ましくは0.7以上1.0以下である。摩擦係数
が0.7より小さいと、フィルム走行性は良いが、蒸着
、マイクロスリット時などに巻きずれを生じやすく、反
対に1.5より大きいと、フィルムの走行性が悪く、極
薄ポリエステルフィルムが傷つき易く、ピンホールの増
加、絶縁破壊電圧の低下につながるので好ましくない。
下、好ましくは0.7以上1.0以下である。摩擦係数
が0.7より小さいと、フィルム走行性は良いが、蒸着
、マイクロスリット時などに巻きずれを生じやすく、反
対に1.5より大きいと、フィルムの走行性が悪く、極
薄ポリエステルフィルムが傷つき易く、ピンホールの増
加、絶縁破壊電圧の低下につながるので好ましくない。
ポリエステルフィルムの摩擦係数を本発明の範囲とする
には、無機粒子、あるいは有機粒子の種類、例えば、シ
リカ、サイロイド、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム
、カオリン、゛酸化チタン、アルミナ、エポキシ粒子等
とその粒子径、添加量を適宜組合せて、ポリエステル中
に含有せしめることで達成できる。特に本発明では、平
均粒子径が0.2〜1.5μmの範囲の球状シリカ、多
孔質シリカ、サイロイドの1種、あるいは2種以上を組
合せて含有しているのが好ましい。
には、無機粒子、あるいは有機粒子の種類、例えば、シ
リカ、サイロイド、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム
、カオリン、゛酸化チタン、アルミナ、エポキシ粒子等
とその粒子径、添加量を適宜組合せて、ポリエステル中
に含有せしめることで達成できる。特に本発明では、平
均粒子径が0.2〜1.5μmの範囲の球状シリカ、多
孔質シリカ、サイロイドの1種、あるいは2種以上を組
合せて含有しているのが好ましい。
本発明のポリエステル層の厚さは0.3〜1゜5μm1
好ましくは0.3〜1.0μmである。
好ましくは0.3〜1.0μmである。
厚さが0.3μmより薄いと、製膜中あるいは剥離時に
破れるトラブルがあるので好ましくない。
破れるトラブルがあるので好ましくない。
また、1.5μm1好ましくは1.0μmより厚い場合
には、フィルム単体でも作業性が良好であり、本発明の
ような積層フィルムの形にする必要がないので好ましく
ない。
には、フィルム単体でも作業性が良好であり、本発明の
ような積層フィルムの形にする必要がないので好ましく
ない。
本発明の積層フィルムは上記ポリオレフィン層とポリエ
ステル層が積層されたもので、積層構成は特に限定され
ないが、ポリエステル/PPCの二層、ポリエステル/
P P C/ポリエステルの三層が好ましい。また、ポ
リエステル/P P C/ポリエステルの三層構成の場
合、両面のポリエステルフィルムの厚みは、同じ厚さで
も、または、本発明の範囲内で異なった厚みにしても良
い。
ステル層が積層されたもので、積層構成は特に限定され
ないが、ポリエステル/PPCの二層、ポリエステル/
P P C/ポリエステルの三層が好ましい。また、ポ
リエステル/P P C/ポリエステルの三層構成の場
合、両面のポリエステルフィルムの厚みは、同じ厚さで
も、または、本発明の範囲内で異なった厚みにしても良
い。
本発明の積層フィルムのポリエステルフィルムとポリオ
レフィンフィルムの剥離力の平均値は0.2g/an〜
0.7g/cmの範囲である。剥離力の平均値が0.2
g/cm未満では製膜中にポリエステルフィルムとポリ
オレフィンフィルムが剥離するトラブルがおこりやすく
なるので好ましくない。
レフィンフィルムの剥離力の平均値は0.2g/an〜
0.7g/cmの範囲である。剥離力の平均値が0.2
g/cm未満では製膜中にポリエステルフィルムとポリ
オレフィンフィルムが剥離するトラブルがおこりやすく
なるので好ましくない。
また剥離力の平均値が0.7g/anを越えると剥離時
にフィルム破れやポリエステルフィルムの穴あき(ピン
ホール)が発生しやすくなるので好ましくない。
にフィルム破れやポリエステルフィルムの穴あき(ピン
ホール)が発生しやすくなるので好ましくない。
また剥離力の安定性は、好ましくは剥離力の平均値±0
.1g/an、さらに好ましくは±0.05g/anで
あり、平均値が0.2〜0.7g/anの範囲であって
も、安定性が悪いと、結果的にピンホールなどの発生が
起こりうるので好ましくない。
.1g/an、さらに好ましくは±0.05g/anで
あり、平均値が0.2〜0.7g/anの範囲であって
も、安定性が悪いと、結果的にピンホールなどの発生が
起こりうるので好ましくない。
本発明の積層フィルムのポリエステルフィルムとポリオ
レフィンフィルムの界面において、すなわち、ポリエス
テルフィルムとポリオレフィンフィルムとを剥離した場
合、ポリエステルフィルムの表面の突起のポリオレフィ
ンフィルム表面へのくい込みによるくぼみが、その平均
直径が0.2〜5μmであり、その分布密度が、500
〜5000個10.1mff1.さらに1000〜30
00個10.1mtrrであることが好ましい。この範
囲を越えた場合、ポリエステルフィルムとポリオレフィ
ンフィルムの剥離力の変動が大きくなり好ましくない。
レフィンフィルムの界面において、すなわち、ポリエス
テルフィルムとポリオレフィンフィルムとを剥離した場
合、ポリエステルフィルムの表面の突起のポリオレフィ
ンフィルム表面へのくい込みによるくぼみが、その平均
直径が0.2〜5μmであり、その分布密度が、500
〜5000個10.1mff1.さらに1000〜30
00個10.1mtrrであることが好ましい。この範
囲を越えた場合、ポリエステルフィルムとポリオレフィ
ンフィルムの剥離力の変動が大きくなり好ましくない。
すなわち、本発明の積層フィルムのポリエステルフィル
ム表面に金属を蒸着し、剥離しつつコンデンサー素子を
作る場合に巻きずれなどが発生しやすくなる。またこの
範囲未満では、剥離力が安定する傾向にあるが、ポリエ
ステルフィルムの滑性が悪くなるので好ましくない。
ム表面に金属を蒸着し、剥離しつつコンデンサー素子を
作る場合に巻きずれなどが発生しやすくなる。またこの
範囲未満では、剥離力が安定する傾向にあるが、ポリエ
ステルフィルムの滑性が悪くなるので好ましくない。
次に本発明の積層フィルムの製造法の具体例を説明する
。ただしこの例に限定されるものではない。
。ただしこの例に限定されるものではない。
本発明の範囲内になるように粒子を含有したポリエステ
ル樹脂とポリオレフィン樹脂を各々別々の押出機に供給
し、溶融し、口金内で合流せしめて、シート状に成形し
、該シートを65℃の金属ロールに巻きつけ、冷却し、
無延伸の積層シートとする。
ル樹脂とポリオレフィン樹脂を各々別々の押出機に供給
し、溶融し、口金内で合流せしめて、シート状に成形し
、該シートを65℃の金属ロールに巻きつけ、冷却し、
無延伸の積層シートとする。
該積層シートを長手方向に80〜110℃の温度で3.
0〜4.0倍に、また幅方向に90〜120℃の温度で
、4.0〜5.5倍に延伸し、その後180〜230℃
の温度で熱処理することにより本発明の積層フィルムを
得ることができる。
0〜4.0倍に、また幅方向に90〜120℃の温度で
、4.0〜5.5倍に延伸し、その後180〜230℃
の温度で熱処理することにより本発明の積層フィルムを
得ることができる。
積層フィルムの延伸は、逐次二軸延伸法、同時二軸延伸
法のいずれも適用できる。
法のいずれも適用できる。
かくして得られた積層フィルムは、ポリエステルフィル
ム面に蒸着、コーティング、ラミネート等を施した後、
PPC層を剥離除去して用いる。
ム面に蒸着、コーティング、ラミネート等を施した後、
PPC層を剥離除去して用いる。
この剥離方法は、特に限定されるものではないが、積層
フィルムを1組のニップロール間にニップし、この片側
のロール表面にポリエステルフィルムが沿っていく形で
剥離すると、連続剥離が容易である。なお、上記蒸着等
は剥離した後に行なってもよい。
フィルムを1組のニップロール間にニップし、この片側
のロール表面にポリエステルフィルムが沿っていく形で
剥離すると、連続剥離が容易である。なお、上記蒸着等
は剥離した後に行なってもよい。
本発明の積層フィルムは、コンデンサー用誘電体、感熱
転写用リボンなど多くの用途に用いることができる。
転写用リボンなど多くの用途に用いることができる。
[測定法]
本発明において用いた物性などの測定方法及び評価基準
は次のとおりである。
は次のとおりである。
(1)ポリエステルの固有粘度
25℃のオルソクロロフェノールに、ポリエスチルを溶
解して、常法により固有粘度を測定した。
解して、常法により固有粘度を測定した。
■ 摩擦係数
ASTM D−1894に従って、東し■スリップテス
ターで測定した。値は、いずれも積層状態での動摩擦係
数である。
ターで測定した。値は、いずれも積層状態での動摩擦係
数である。
■ フィルムの厚み
電子マイクロ厚み計を使用して測定した。
4)剥離力
積層フィルムの幅をW(cm)とした時、これからポリ
エステルフィルム層を剥離角180度で連続的に200
mm/minの速度で剥離するときの、ポリエステル
フィルムにかかっている張力を、張力計で測定した。こ
の張力がT (g)であれば、剥離力はT/W (g/
an)で求めることができる。
エステルフィルム層を剥離角180度で連続的に200
mm/minの速度で剥離するときの、ポリエステル
フィルムにかかっている張力を、張力計で測定した。こ
の張力がT (g)であれば、剥離力はT/W (g/
an)で求めることができる。
■ 剥離力の安定性
剥離力をチャートに記録し、その平均値に対する変動を
求め、下記の基準で表示した。そのとき、±0.05g
/cm以内を剥離力が安定しているという。
求め、下記の基準で表示した。そのとき、±0.05g
/cm以内を剥離力が安定しているという。
○:±0.05g/cm以内
△:±0.Ig/an以内
X:±0.2g/an以内
(6)ポリオレフィンフィルム表面へのくい込み量
積層フィルムを剥離して、ポリオレフィンフィルムの剥
離面側にアルミ蒸着をほどこし、微分干渉顕微鏡で表面
状態を撮影した写真により、ポリオレフィンフィルム表
面へのくい込みによるくぼみの平均直径及び、くぼみの
分布密度を求めた。
離面側にアルミ蒸着をほどこし、微分干渉顕微鏡で表面
状態を撮影した写真により、ポリオレフィンフィルム表
面へのくい込みによるくぼみの平均直径及び、くぼみの
分布密度を求めた。
■ ピンホール数
積層フィルムをスリッターを使って剥離し、剥離された
ポリエステルフィルムを白色フィルム上にしわがないよ
うに重ねる。1Mの面積の全面にマジックインキをスプ
レーし、白色フィルム上にできた斑点の数をピンホール
数とした。
ポリエステルフィルムを白色フィルム上にしわがないよ
うに重ねる。1Mの面積の全面にマジックインキをスプ
レーし、白色フィルム上にできた斑点の数をピンホール
数とした。
◎ :ピンホール 0個
0 :ピンホール 1〜4個
× :ピンホール 5個以上
××=ピンホール 10個以上
(8)絶縁破壊電圧(D C)
JIS C2319に準じて測定した。
電極表面:8mmφ
昇圧速度:50V/5ee
(9)コンデンサー加工性
積層フィルムを、蒸着、マイクロスリット、素子巻を行
なった時に、どの工程においても、端面にズレが生じた
場合を巻きずれと称し、その程度によりコンデンサー加
工性を判定した。
なった時に、どの工程においても、端面にズレが生じた
場合を巻きずれと称し、その程度によりコンデンサー加
工性を判定した。
O:端面ズレ 0.3mm以内
Δ:端面ズレ 0.3mmを越え1.0mm未満×:端
面ズレ 1,0mm以上 また、滑りが悪くシワなどが入る場合は、×とした。
面ズレ 1,0mm以上 また、滑りが悪くシワなどが入る場合は、×とした。
[発明の効果]
本発明の積層フィルムの構成を本発明の範囲内にするこ
とで、極薄ポリエステルフィルム層の剥離力の変動が少
なくなり、コンデンサー加工がし易くなり、また該ポリ
エステルフィルムの耐電圧、電気特性が向上し、コンデ
ンサー用に適したポリエステル積層フィルムとすること
ができた。
とで、極薄ポリエステルフィルム層の剥離力の変動が少
なくなり、コンデンサー加工がし易くなり、また該ポリ
エステルフィルムの耐電圧、電気特性が向上し、コンデ
ンサー用に適したポリエステル積層フィルムとすること
ができた。
[実施例コ
実施例1
下記2種の原料(ペレット)を準備した。
PET:固有粘度0.75dl/g
融点260℃。外粒として粒径0゜
5μmの湿式シリカを0.25%及
び、平均粒径1.5μmのものを0゜
03%含有。
ppc :融点130℃。エチレン含有量6重量%のプ
ロピレン−エチレンランダ ム共重合体。離型剤として東しシリ コーン(SH3?46) 0. 03%含有。
ロピレン−エチレンランダ ム共重合体。離型剤として東しシリ コーン(SH3?46) 0. 03%含有。
この2種類の原料を別々の押出機に供給して280℃で
溶融押出し、各々の溶融体をT型口金の中で合流せしめ
て、ポリエステル/P P C/ポリエステルの三層構
成とし、これを65℃の温水ドラムに巻きつけて冷却固
化せしめ、三層積層シートとした。
溶融押出し、各々の溶融体をT型口金の中で合流せしめ
て、ポリエステル/P P C/ポリエステルの三層構
成とし、これを65℃の温水ドラムに巻きつけて冷却固
化せしめ、三層積層シートとした。
このシートを90℃に加熱せしめた後、長手方向に3.
5倍延伸し、ただちに冷却した。次いで、再度100℃
に加熱して幅方向に4.5倍延伸し、そのまま緊張を保
ちながら210℃の温度で6秒間熱処理し、その後5%
のリラックスを行ない、徐冷して室温まで冷却し巻取っ
た。かくして、両側のポリエステル層の厚さが各々0.
5μm1中心のPPC層の厚さが5μm1ト一タル6μ
mの積層フィルムを得た。
5倍延伸し、ただちに冷却した。次いで、再度100℃
に加熱して幅方向に4.5倍延伸し、そのまま緊張を保
ちながら210℃の温度で6秒間熱処理し、その後5%
のリラックスを行ない、徐冷して室温まで冷却し巻取っ
た。かくして、両側のポリエステル層の厚さが各々0.
5μm1中心のPPC層の厚さが5μm1ト一タル6μ
mの積層フィルムを得た。
PET層を剥離すると、剥離力は0.55±0゜03g
/cmと非常に安定していた。この極薄ポリエステルフ
ィルムの固有粘度は0.72dl/gであり、ピンホー
ル数は0個/イとまったく発生しなかった。摩擦係数は
0.8であり、剥離したPPC層のくぼみは、平均直径
が1.5μm1密度は1500個10.inイであり、
蒸着、マイクロスリット、コンデンサーの素子巻におい
ても、巻きずれがまったく起らず、絶縁破壊電圧も33
0V/μmと良好であった。結果を表1に示した。
/cmと非常に安定していた。この極薄ポリエステルフ
ィルムの固有粘度は0.72dl/gであり、ピンホー
ル数は0個/イとまったく発生しなかった。摩擦係数は
0.8であり、剥離したPPC層のくぼみは、平均直径
が1.5μm1密度は1500個10.inイであり、
蒸着、マイクロスリット、コンデンサーの素子巻におい
ても、巻きずれがまったく起らず、絶縁破壊電圧も33
0V/μmと良好であった。結果を表1に示した。
実施例2
PPC層への離型剤(東しシリコーン5H−3746)
の添加量を0.01%とした他は実施例1とまつたく同
様に製膜した。剥離力は0.65±0. 10g/an
と若干不安定で、ピンホール3個/イ、剥離したPPC
層のくぼみの密度は1600個10.1mmであった。
の添加量を0.01%とした他は実施例1とまつたく同
様に製膜した。剥離力は0.65±0. 10g/an
と若干不安定で、ピンホール3個/イ、剥離したPPC
層のくぼみの密度は1600個10.1mmであった。
比較例1
ポリエステル層への平均粒径0.5μmの湿式シリカの
添加量を0.5%、及び平均粒径1.5μmの湿式シリ
カを0.075%とした他は実施例1とまったく同様に
製膜した。剥離力は0.58±0.24g/anと非常
に不安定で、ピンホール3個/イ、剥離したPPC層の
くぼみの密度は3300個10.1mmと多く、絶縁破
壊電圧300v/μmと実施例1に比べて若干悪くなっ
た。
添加量を0.5%、及び平均粒径1.5μmの湿式シリ
カを0.075%とした他は実施例1とまったく同様に
製膜した。剥離力は0.58±0.24g/anと非常
に不安定で、ピンホール3個/イ、剥離したPPC層の
くぼみの密度は3300個10.1mmと多く、絶縁破
壊電圧300v/μmと実施例1に比べて若干悪くなっ
た。
摩擦係数は0.55で、蒸着時に巻ずれを生じた。
PETフィルムの固有粘度は0.70dl/gであった
。結果を表1に示す。
。結果を表1に示す。
比較例2
実施例1のポリエステルチップの固有粘度を0゜53d
l/gとした他は、実施例1と同様にして製膜した。剥
離力は0.56±0.04g/anと安定していたが、
剥離した極薄PETフィルムのピンホールは50個/d
と急激に増加し、絶縁破壊電圧も270V/μmまで低
下した。このフィルムの固有粘度は、0.52dl/g
であった。
l/gとした他は、実施例1と同様にして製膜した。剥
離力は0.56±0.04g/anと安定していたが、
剥離した極薄PETフィルムのピンホールは50個/d
と急激に増加し、絶縁破壊電圧も270V/μmまで低
下した。このフィルムの固有粘度は、0.52dl/g
であった。
比較例3
ポリエステル層への平均粒径0.5μmの湿式シリカの
添加量を0.05%、及び平均粒径1゜5μmの湿式シ
リカを0.03%とした他は実施例1と同様に製膜した
。剥離力は0.52±0゜02gと非常に安定している
が、摩擦係数が1゜8と非常に高く、そのためフィルム
の巻取性、走行性に問題があり、フィルムが傷ついた。
添加量を0.05%、及び平均粒径1゜5μmの湿式シ
リカを0.03%とした他は実施例1と同様に製膜した
。剥離力は0.52±0゜02gと非常に安定している
が、摩擦係数が1゜8と非常に高く、そのためフィルム
の巻取性、走行性に問題があり、フィルムが傷ついた。
ピンホール数5個/d1くぼみ密度は400個10.1
mff1であった。
mff1であった。
Claims (2)
- (1)ポリオレフィンフィルムの少なくとも片面にポリ
エステルフィルムを複合してなる積層フィルムにおいて
、該ポリエステルフィルムの固有粘度が、0.58以上
1.5以下でかつ、摩擦係数が0.7以上1.5以下で
あることを特徴とする積層フィルム。 - (2)該ポリエステルフィルムの厚みが0.3〜1.5
μmであり、かつポリオレフィンフィルムとポリエステ
ルフィルムの剥離力の平均値が0.2〜0.7g/cm
で、剥離後の剥離面のポリエステルフィルム表面の突起
のポリオレフィンフィルム表面へのくい込みによるくぼ
みが、平均直径0.2〜5μmであり、その分布密度が
500〜5000個/0.1mm^2であることを特徴
とする請求項(1)に記載の積層フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4105489A JP2757423B2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 積層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4105489A JP2757423B2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 積層フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02219648A true JPH02219648A (ja) | 1990-09-03 |
| JP2757423B2 JP2757423B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=12597694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4105489A Expired - Lifetime JP2757423B2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 積層フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2757423B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808713A3 (en) * | 1996-05-24 | 1999-04-28 | Teijin Limited | Biaxially oriented multilayered film |
| JP2022182944A (ja) * | 2021-05-27 | 2022-12-08 | 三菱ケミカル株式会社 | ポリエステルフィルム |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP4105489A patent/JP2757423B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808713A3 (en) * | 1996-05-24 | 1999-04-28 | Teijin Limited | Biaxially oriented multilayered film |
| JP2022182944A (ja) * | 2021-05-27 | 2022-12-08 | 三菱ケミカル株式会社 | ポリエステルフィルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2757423B2 (ja) | 1998-05-25 |
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