JPH0221973B2 - - Google Patents

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JPH0221973B2
JPH0221973B2 JP58089744A JP8974483A JPH0221973B2 JP H0221973 B2 JPH0221973 B2 JP H0221973B2 JP 58089744 A JP58089744 A JP 58089744A JP 8974483 A JP8974483 A JP 8974483A JP H0221973 B2 JPH0221973 B2 JP H0221973B2
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JP
Japan
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retainer
case
pinion
storage case
spiral spring
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JP58089744A
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JPS59216743A (ja
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Seiji Yoneya
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は灰皿装置、グラブボツクス等の車輌
用収納箱装置に係り、特に収納箱装置に備えられ
る付勢機構の一要素としてのばね部材を、所定の
予備付勢力を与えた状態で取り付け、セツトする
ようにした構造のものに関する。
車輌用収納箱装置、例えばその一例としての灰
皿装置は、従来より灰皿ケースを引出方向(開方
向)に付勢する付勢機構と、その閉位置で該ケー
スをリテーナに係止、保持させる係止手段とを含
んで構成され、その係止手段における係止を必要
に応じて解除することにより、灰皿ケースを上記
付勢機構の付勢力で予め定められた引出位置(開
位置)へと突き出すようにされている。
この灰皿ケースの引出位置を規定する手段とし
ては、種々可能であるが、一般的には第1図、第
2図に示されるストツパ手段(ケースストツパ機
構)が用いられている。これらの図に示された装
置では(第1図は灰皿ケースを引き出した状態、
第2図は収納した状態を示す)、灰皿ケース1の
奥部に板ばねを介してプロテクタ2を取り付け
て、その中央の一部を上方に突出させることによ
り、一方のストツパ(係合)部3とするととも
に、リテーナ4に設けられたガイドプロテクタ5
の一端部に他方のストツパ(係合)部6を設け、
これらストツパ部3,6の当接によつて灰皿ケー
ス1の戻り端、すなわち引出位置が規定されるよ
うになつている。
ところで、かかる装置において、両ストツパ部
の当接による灰皿ケースの係止を確実に為すため
に、一般に前記付勢機構のばね部材に予備付勢力
を与えることが行われている。すなわち、両スト
ツパ部3,6が当接する状態で灰皿ケースに一定
の付勢力(予備付勢力)がその戻り方向に作用す
る状態とするのであるが、そのために灰皿ケース
をリテーナに挿入した時点からばね部材が作用す
るようにし、そしてそのばね部材を弾性変形させ
ながら灰皿ケースを押し込んで一方のストツパ部
3を他方のストツパ部6に対して乗り越えさせ、
それらの各ストツパ面7,8が当接したところで
上記所定の予備付勢力を貯えられるようにするの
である。
しかしながら、このような構成の装置において
は、灰皿ケースをリテーナに挿入してから上記予
備付勢力が窒積されるまでには相当のストローク
(l)が必要であり、それ故灰皿ケースがリテー
ナの外で開口する開口部9も狭くなつてタバコの
吸がらを入れ難くしたり、内部の吸がら等がケー
スの入口部分にたまつてケース内部が有効に使わ
れないなどの不具合を生じる。
本発明は、このような事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、予備付
勢力が与えられた状態で収納ケースを効果的にリ
テーナにセツトせしめた車輌用収納箱装置を提供
することにあり、また他の目的は、特に、収納ケ
ースをリテーナに取り付ける際に、これをリテー
ナに挿入してから短いストロークでばね部材に予
備付勢力を与え得て収納ケースの開口部を広くと
れる車輌用収納箱装置を提供することにある。
そして、かかる目的を達成するため、本発明の
車輌用収納箱装置は、(a)車体側に取り付けられる
リテーナと、(b)該リテーナに対して出し入れ可能
に保持される収納ケースと、(c)前記リテーナと該
収納ケースとの間に設けられ、該リテーナから取
り出される該収納ケースの開位置を規制するケー
スストツパ機構と、(d)前記収納ケースの出し入れ
方向に連続する係止歯を備えて、該収納ケース及
び前記リテーナ等の車体側の固定部材の何れか一
方に設けられたラツクと、(e)該収納ケース及び前
記リテーナ等の車体側の固定部材の何れか他方に
設けられ、該ラツクに噛み合う係合歯を備えて前
記収納ケースの開閉時に回転させられる中空容器
形状のピニオン及び該ピニオンの中空部内に収容
されたうず巻ばねを備えた付勢機構であつて、該
うず巻ばねは、その一方の端部を前記ピニオンに
形成された被掛止部に、他方の端部を前記収納ケ
ース及びリテーナ等の車体側の固定部材の何れか
他方に形成された被掛止部に、それぞれ掛止させ
ることによつて、取り付けられ、更に前記ピニオ
ンを回転させて該うず巻ばねに予備付勢力を貯え
た状態で、相互に当接して、該ピニオンの回転を
規定する一対のストツパ部が、該ピニオンと前記
収納ケース及びリテーナ等の車体側の固定部材の
何れか他方とに、それぞれ設けられて、前記うず
巻ばねが、該ピニオン及び前記ラツクを介して前
記収納ケースを開方向に付勢すると共に、該収納
ケースの開位置においてもなお開方向に所定の付
勢力を付与するように取り付けられてなる付勢機
構と、(f)該付勢機構による付勢力に抗して前記収
納ケースを閉位置に係止し得る係止手段とを、含
むことを特徴とするものである。
かかる本発明をより具体的に明らかにするため
に、以下に本発明を灰皿装置に適用した場合を例
とし、その実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第3図ないし第5図において、10は筒状をな
して灰皿ケース12を収容保持するリテーナで、
両側壁部にブラケツト14,14が取り付けてあ
り、このブラケツト14,14において、車体の
インスツルメントパネルに結合固定される。リテ
ーナ10は、第5図に示されるように、略コの字
状に成形された一対のプレート部材16,18が
各底面を対向させるように配置されて結合部20
で結合されたものであり、その両壁部上側には凹
陥条部22,22が形成されて、そこにレールブ
ロツク24,24が嵌合、収容されている。レー
ルブロツク24,24とリテーナ10とには夫々
嵌合突起26、嵌合穴28が設けられており、組
付時にこれらが嵌合されて両者の相対位置決め、
ずれ防止がなされている。リテーナ10の上壁部
には、第6図に示されるように、中央にガイド溝
11を有するプロテクタガイド13が固定され、
このプロテクタガイド13における灰皿ケース後
退側端部にはストツパ部15が形成されて、後述
のプロテクタストツパ部と当接されるようになつ
ている。
一方、箱形容器状をなしてリテーナ10に収容
される灰皿ケース12には、第7図に示されるよ
うに、板ばねを介して取り付けられたプロテクタ
17が灰皿ケース12の前進側端部から後退方向
へと向つて延び出すように設けられ、そのプロテ
クタ17は中央部が上方に向つて突出させられ
て、その突出部が、上記プロテクタガイド13の
ストツパ部15と当接することによつて灰皿ケー
ス12の戻り端を規定するストツパ部19として
構成されている。この灰皿ケース12の両側壁部
30,30の上端部外側には一対の案内凸条部3
2,32がケース12の出し入れの方向に沿つて
設けられており、この凸条部32,32がレール
ブロツク24,24の案内凹状部34,34に嵌
め込まれてケース出し入れ時の案内がなされるよ
うになつている。なお、ケース12の裏側には、
第15図に示されるように、指かけ用の凹部36
が、また正面にはケースの正面壁となる蓋38が
設けられている。
かかる灰皿ケース12には、第4図および第1
5図に示されるように、その底壁部40の裏面側
においてラツク部材42がケース12を出し入れ
する方向に沿つて設けられている。ラツク部材4
2は、その側端面が係合歯44として形成されて
いるとともに、中央部には下方に開口する凹条の
案内部46が形成されており、この凹条案内部4
6に、これと平行するようにリテーナ10上に配
設された所定長さのガイドブロツク48が嵌入、
係合させられている。
一方、ラツク部材42における係合歯44の前
方(すなわち第4図中左方)には、ラツク部材4
2の往運動(押込方向の運動)により付勢力を貯
える付勢機構50と、これに隣接してラツク、す
なわちケース12の運動を抑制するダンパ装置5
2が夫々リテーナ10の底壁部54に設けられて
いる。
付勢機構50は、第5図、第14図に示される
ように、うず巻ばね56を収容するための容器5
8を有し、この容器58は、いずれも有底円筒形
状をなすピニオン60とばね受62とから成り、
ピニオン60がその本体をなしている。ばね受6
2には、下方に突き出す突起64,64が設けら
れており、この起64,64がリテーナ10に形
成された穴に挿通されて、その回り止めがなされ
ている。ばね受62の筒壁部には、第8図ないし
第10図および第14図に示されるように、ピニ
オン60側へと向つて突出するストツパ部68が
設けられ、このストツパ部68は前端(第8図お
よび第10図中左端面)がピニオン60側に立上
るストツパ面70として、また後端面(同図中右
端面)が傾斜面72として形成されているととも
に、そのストツパ部68の略中央において切欠が
下方に向つて設けられることによりストツパ部の
一部がうず巻ばねの一端を掛止するための被掛止
部74とされている。
一方、有底円筒形状をなす、容器58の本体と
なるピニオン60は、第11図、第12図、第1
4図に示されるように、その外周部において前記
ラツク部材42と噛合う係合歯76が形成されて
おり、またその中心部には、リテーナ10の側に
向つて下方に延び出す円筒支脚部78が設けられ
ている。円筒支脚部78は、ばね受62に設けら
れた貫通穴を通つてリテーナ10上面に達し、こ
こで回転可能に支持されている。円筒支脚部78
の内部には段付ピン80が挿通されてピニオン6
0の回転の軸とされており、また同ピン80の先
端ねじ部82がリテーナ10を貫いて裏側に突き
出し、ここにナツト84が螺合されることによつ
てピン80のリテーナ10への固定が行われてい
る。ピニオン60の円筒支脚部78のさらに外側
には、うず巻ばね56の一端を掛止するための複
数の被掛止部86が支脚部78を取り巻くように
して所定間隔ごとに設けられており、支脚部78
の周囲のどの位置においてもうず巻ばね56の一
端が掛止され得るようになつている。一方、ピニ
オン60の外筒壁部の内側には、前記ばね受のス
トツパ部68と対応する位置においてストツパ部
88が設けられており、このストツパ部88はば
ね受のストツパ部68におけると同様、後端面
(第13図中右端面)が下方に立下るストツパ面
90として、前端面が傾斜面92として形成され
ている。すなわち、ストツパ面90と70とは灰
皿ケース引出時においてピニオン60が戻り回転
させられるとき、互に当接してピニオン60の戻
り端を規定する作用をなすのである。
容器58に収容されたうず巻ばね56は、第5
図に示されるように両端がフツク状に曲げられて
掛止端部94,96とされるとともにその各掛止
端部94,96がピニオン60およびばね受62
に夫々形成された被掛止部86,74に掛止さ
れ、ケース12が押込方向に進められてピニオン
60が回転するとき付勢力が貯えられるようにな
つている。
付勢機構50に隣接して配置されたダンパ装置
52は、第3図、第5図に示されるようにピニオ
ン60に噛み合うギヤ98を備え、その回転軸若
しくはこれと一体的に形成された回転フランジ部
(図示せず)がギヤ98の下側に配置された流体
容器100の内部に突入し、以てピニオン60が
回転させられるとき同容器中に収容された粘性流
体の粘性抵抗によつてピニオン60の回転が、ひ
いてはラツク部材42及び灰皿ケース12の移動
が抑制されるようになつている。なお、ダンパ装
置52は、プレート102に保持され、このプレ
ート102をリテーナ10に形成した折曲部10
4に締結することによつてリテーナ10に固定さ
れている。
付勢機構50によつて引出方向つまり開位置方
向に付勢される灰皿ケース12は、リテーナ10
に押し込まれたときにその付勢力によつて同ケー
ス12が引出方向に突き出さないように閉位置で
係止されるが、その係止手段は第5図、第15図
に示されるように、ケース12の裏面先端部に設
けられた溝カム106と、カム溝に突入する突子
108を備えたロツク機構110とによつて構成
されている。ロツク機構110は、先端部にこの
突子108を備えたレバー112を主体として構
成されており、レバー112は基端部にピン穴を
備えてここに段付ピン114の大径胴部116が
嵌め込まれ、同ピン114の回りに回動可能とさ
れている。なおピン114は先端の小径ねじ部が
さらにリテーナ底壁部54を貫通して裏側に出、
これにナツトが螺合されることによつて同リテー
ナ10に固定されている。レバー112は、ピン
114の大径胴部116に沿つて上下に昇降可能
であるが、通常はレバー112とリテーナ10と
の間においてピン114の大径胴部116に嵌装
されたコイルばね118により浮き上つた状態で
保持され、またその先端部は、コの字状をなして
リテーナ10に固定されたストツパ部材120の
両ストツパ部の間に位置させられ、両ストツパ部
の間においてのみレバーの回動が許容されてい
る。
係止手段を構成する前記一方の溝カム106
は、溝の側壁面および底壁面が夫々カム面として
形成されている。側壁カム面は第16図に示すよ
うに突子108を図中一点鎖線で示す閉じた折線
122に沿つて左右に回動させるものであり、ま
た底壁カム面は第17図に示されるように突子1
08を上下動させるための傾斜するカム面で、折
線に沿つて連線的な鋸歯状をなすように形成され
ている。そしてその各頂部124,126,12
8,130が折線に沿つて形成された各カム13
2,134,136,138の境界部となつてい
る。すなわち、傾斜カム面は突子108を一方向
にのみ相対移動させるためのもので、各頂部を乗
り越えた突子108は以後逆戻りすることはでき
ない。これらのカムのうち、132と138とが
夫々ケース12の往路用および復路用のカムであ
り、これらに挾まれたカム134,136が突子
108を往路用カム132から復路用カム138
へと切換え移動させ、かつ灰皿ケース12をリテ
ーナ10に係止しあるいはその係止を解除するた
めのカムとなつている。
次にかかる灰皿装置におけるうず巻ばねの取付
操作および同装置の作用について説明する。
先ず、うず巻ばね56のフツク状掛止端部9
4,96をピニオン60およびばね受62に夫々
形成された被掛止部86,74に掛止する。そし
てうず巻ばね56を弾性変形させつつピニオン6
0を第3図、第5図中反時計回りに回転させる。
ピニオン60が反時計回りに回転させられると、
先ずその前進側に位置する傾斜面92がばね受ス
トツパ部68の傾斜面72に当接するに至り、そ
して更にピニオン60に同方向の回転力が与えら
れると両傾斜面92,72のカム作用でピニオン
ストツパ部88がばね受ストツパ部68に乗り上
げ、次いで乗り越える。ストツパ部88がばね受
ストツパ部68を乗り越えたところで、それぞれ
のストツパ面90,70が当接し、ピニオン60
の逆方向回転を阻止する。すなわち、うず巻ばね
56は、一定量弾性変形した状態でセツトされる
のである。そしてこのときの弾性変形量は、うず
巻ばね56をピニオン60、ばね受62に取り付
けた時点から、ストツパ面90,70が当接する
に至るまでのピニオン60の回転量によつて定ま
るのであり、したがつてこの弾性変形量はうず巻
ばね取付時におけるピニオン60とばね受62の
相対的な位置を適宜選定することによつて調整す
ることができる。調整の巾を細かく定めたい場合
にはピニオン60の上記被掛止部86の設置間隔
を小さくとれば良い。
さて、ピニオン60およびばね受62における
ストツパ部88,68が当接したところで、次に
灰皿ケース12を挿入してそのラツク部材42を
ピニオン60に噛み合せる。続いて灰皿ケース1
2を押込方向に前進させると、ピニオン60が反
時計回りに回転させられてうず巻ばね56にさら
なる付勢力を蓄積させる一方、灰皿ケース12の
プロテクタ17がリテーナ10におけるプロテク
タガイド13のストツパ部15によつて漸次下方
に押し下げられる。そして灰皿ケース12が一定
位置に至つたところでプロテクタストツパ部19
がプロテクタガイド13のストツパ部15を乗り
越えてそれらの各ストツパ面21,23が当接す
るにいたると、ここに灰皿ケース12の引出位置
(戻り端)が規定されるとともに、上記うず巻ば
ね56に予め定められた一定強さの予備付勢力が
付与される。続いて灰皿ケース12をさらに押し
進めると、その進み量に応じた付勢力がうず巻ば
ねに蓄積される。そして更にケースを進めてこれ
が一定位置に到ると、ロツク機構を構成するレバ
ー112の先端部突子108が、始端部で扇状を
なすカム132に係合するに到り、ケース12が
更に前進させられるのにともなつて突子108は
カム106の側壁カム面に沿つて回動させられる
とともに、底壁カム面の作用で下方へと向つて漸
次押し下げられる。さらにケース12が押込方向
に進められてほぼその閉位置にきたとき、突子1
08はカム106における底壁カム面の頂部12
4を乗り越えて次のカム134の底壁カム面に接
するに至り、ここにおいてカム132の逆戻りが
阻止される。ここでケース12への押込力を除く
と前記付勢力を貯えたうず巻ばね56の付勢力に
よつてケース12は引出方向に若干戻され、これ
とともに突子108がカム134上を相対移動さ
せられて頂部126を乗り越え、第三のカム13
6の側壁カム面に当接してここにケース12が閉
位置に係止される。次に、ケース12を引き出す
べくこれを僅かに押し込むと、突子108がカム
136の側壁カム面に沿つて相対移動し、底壁カ
ム面の頂部128を乗り越えてカム138に接す
るに至り、ここにケース12の係止が解除され
る。係止を解除されたケース12は、付勢力を貯
えたうず巻ばね56、ピニオン60、ラツク部材
42の作用によつて引出方向に突き出される。開
位置にきたところで、プロテクタ17およびプロ
テクタガイド13の両ストツパ部19,15が上
記うず巻ばね56の一定の予備付勢力の下に当接
し、ここにおいて灰皿ケース12がその開位置に
保持される。
このような灰皿装置においては、灰皿ケース1
2をリテーナ10に挿入する時点で、うず巻ばね
56はすでに所定量弾性変形された状態にあつて
一定の付勢力を有しており、従つて灰皿ケース1
2をその後わずかに前進させるだけでうず巻ばね
56に所定の予備付勢力が与えられる。それ故、
灰皿ケース12をリテーナ10に挿入してから、
うず巻ばね56にこの予備付勢力を与えるために
必要な押込ストロークは、従来の装置に比べて短
縮されるのである。第18図および第19図はそ
れらの事情を具体的に表わすための図で、第18
図はピニオン回転量とうず巻ばねに与えられる付
勢力の関係を示す図であり、第19図はうず巻ば
ねに上記予備付勢力を与えるための、灰皿ケース
12のリテーナ10への挿入量を、ピニオン60
およびばね受62が上記ストツパ部68,88を
有しない場合、換言すれば付勢機構自身がストツ
パ手段を有しない従来の装置との比較において示
したものである。すなわち、付勢機構がストツパ
手段を有しない装置においては、第18図に示さ
れる予備付勢力Eをうず巻ばね56に与えるため
には、灰皿ケース12をリテーナ10に挿入後l2
だけ前進させてピニオン60をB回転させる必要
があるのに対し、上記実施例に示す装置において
は灰皿ケース12をリテーナ10に挿入してその
ラツク部材42をピニオン60に噛み合せたとき
には、うず巻ばね56はすでに付勢力Dを有して
おり、したがつて同ばねに予備付勢力Eを与える
ためにはピニオン60を第18図中AからBまで
回転させるに必要な距離l1、だけケース12を前
進させれば良いのである。つまり、灰皿ケース1
2はその開位置においてl1だけしかリテーナ10
に挿入されておらず、リテーナ10外に出た部
分、すなわち第7図中開口部分25は従来の装置
に比べてそれだけ大きくとることができるのであ
る。
また、上記うず巻ばねは、その掛止端部をピニ
オンの被掛止部に掛止、取付けするときに、その
掛止位置を適宜選択することによつて上記第18
図におけるピニオンのO―A間の回転量を変化さ
せることができるから、灰皿ケースとリテーナと
の間の摺動抵抗が増大した場合等において、運転
者が所望によりうず巻ばねの付勢力を適宜調整す
ることが可能となる。
その他、うず巻ばねはピニオンとばね受とによ
つて覆蓋された状態にあり、かつピニオンはスト
ツパ部が当接して以降その戻り回転が阻止されて
いるため、灰皿ケース引抜時においてこれが同ケ
ースの凹凸部に引つかけられて破損したり、変形
によつてばね特性を変化させたりしないなどの特
長を有している。
なお、上記実施例では一対のストツパ部のいず
れにも傾斜面が設けられているが、この傾斜面は
必ずしも両方に必要なものではなく、いずれか一
方にあれば目的を達し得る。またこの実施例は、
本発明を摺動式の灰皿装置、すなわち灰皿ケース
をリテーナに対して摺動させる形式の装置に適用
した例であるが、本発明は灰皿ケースが回動によ
つてリテーナに収納される回動式の装置にも適用
可能であり、その他、かかる灰皿装置のみならず
グラブボツクス等その他の車輌用収納箱装置にも
適用可能であるなど、本発明は当業者の知識に基
いて適宜変更可能である。
以上詳記したように、本発明に係る車輌用収納
箱装置は、ピニオンを円筒などの容器形状として
その中空内部にうず巻ばねを収容するとともに、
該ピニオンの戻り端を規定する一対のストツパ部
を設けて、前記うず巻ばねが、該ピニオン及び前
記ラツクを介して収納ケースを開方向に付勢する
と共に、該収納ケースの開位置においてもなお開
方向に所定の付勢力を付与するように取り付けら
れるようにしたものである。
かかる装置においては、収納ケースが開位置に
あるとき、その開口部分が広くなるから、吸いが
ら等の収納物を該収納ケースに入れ易くなるとと
もに、予備付勢力の強さの調節も可能となり、さ
らにばね部材の破損ないし変形にもとづく特性変
化もなくなるなど、種々の利点が生ずることとな
つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の灰皿装置における不具
合を説明するための要部側面断面図である。第3
図は本発明の実施例である灰皿装置の斜視図であ
り、第4図はその装置の正面図(一部断面図)、
第5図はその装置の分解斜視図である。第6図は
第3図におけるプロテクタガイドを示す斜視図で
あり、第7図は第3図ないし第5図に示す装置の
要部側面断面図である。第8図は第3図ないし第
5図におけるばね受の平面図であり、第9図は第
8図における―断面図であり、第10図は第
8図、第9図におけるストツパ部の要部側面図で
ある。第11図は第3図ないし第5図におけるピ
ニオンの底面図であり、第12図は第11図にお
けるXII―XII断面図であり、第13図は第11図、
第12図におけるストツパ部の要部側面断面図で
ある。第14図は第3図ないし第5図におけるば
ね収容のための容器を示す側面断面図であり、第
15図は第3図ないし第5図における灰皿ケース
の裏面側を示す斜視図であり、第16図は第15
図における溝カムの平面形状を示す図、第17図
は同カムの底面の断面形状を示す図である。第1
8図はピニオンの回転量とうず巻ばねの付勢力と
の関係をグラフで示す図であり、第19図は第3
図ないし第5図におけるうず巻ばねに予備付勢力
を付与するに必要な灰皿ケースの押込ストローク
を示す説明図である。 10:リテーナ、12:灰皿ケース、42:ラ
ツク部材、44:係合歯、50:付勢機構、5
2:ダンパ装置、56:うず巻ばね、60:ピニ
オン、68,88:ストツパ部、70,90:ス
トツパ面、72,92:傾斜面、74,86:被
掛止部、76:係合歯、94,96:掛止端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体側に取り付けられるリテーナと、 該リテーナに対して出し入れ可能に保持される
    収納ケースと、 前記リテーナと該収納ケースとの間に設けら
    れ、該リテーナから取り出される該収納ケースの
    開位置を規制するケースストツパ機構と、 前記収納ケースの出し入れ方向に連続する係合
    歯を備えて、該収納ケース及び前記リテーナ等の
    車体側の固定部材の何れか一方に設けられたラツ
    クと、 該収納ケース及び前記リテーナ等の車体側の固
    定部材の何れか他方に設けられ、該ラツクに噛み
    合う係合歯を備えて前記収納ケースの開閉時に回
    転させられる中空容器形状のピニオン及び該ピニ
    オンの中空部内に収容されたうず巻ばねを備えた
    付勢機構であつて、該うず巻ばねは、その一方の
    端部を前記ピニオンに形成された被掛止部に、他
    方の端部を前記収納ケース及びリテーナ等の車体
    側の固定部材の何れか他方に形成された被掛止部
    に、それぞれ掛止させることによつて、取り付け
    られ、更に前記ピニオンを回転させて該うず巻ば
    ねに予備付勢力を貯えた状態で、相互に当接し
    て、該ピニオンの回転を規定する一対のストツパ
    部が、該ピニオンと前記収納ケース及びリテーナ
    等の車体側の固定部材の何れか他方とに、それぞ
    れ設けられて、前記うず巻ばねが、該ピニオン及
    び前記ラツクを介して前記収納ケースを開方向に
    付勢すると共に、該収納ケースの開位置において
    もなお開方向に所定の付勢力を付与するように取
    り付けられてなる付勢機構と、 該付勢機構による付勢力に抗して前記収納ケー
    スを閉位置に係止し得る係止手段とを、 含むことを特徴とする車輌用収納箱装置。
JP8974483A 1983-05-20 1983-05-20 車輌用収納箱装置 Granted JPS59216743A (ja)

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