JPH02220736A - 連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型 - Google Patents
連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型Info
- Publication number
- JPH02220736A JPH02220736A JP4390389A JP4390389A JPH02220736A JP H02220736 A JPH02220736 A JP H02220736A JP 4390389 A JP4390389 A JP 4390389A JP 4390389 A JP4390389 A JP 4390389A JP H02220736 A JPH02220736 A JP H02220736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molten metal
- continuous casting
- solidification
- ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、オシレーションマーク等の欠陥がない鋳片を
製造する連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型に関する。
製造する連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型に関する。
連続鋳造用の鋳型に注入された溶鋼等の溶融金属は、鋳
型を介した抜熱によって冷却・凝固し、高温鋳片として
送り出される。第9図は、このときの凝固シェル生成・
成長過程を説明した図である。すなわち、モールド51
に注湯された溶融金属52は、モールド51に内蔵され
た冷却水配管53に通水されている冷却水54により抜
熱・冷却される。
型を介した抜熱によって冷却・凝固し、高温鋳片として
送り出される。第9図は、このときの凝固シェル生成・
成長過程を説明した図である。すなわち、モールド51
に注湯された溶融金属52は、モールド51に内蔵され
た冷却水配管53に通水されている冷却水54により抜
熱・冷却される。
そして、モールド51の内壁に接する個所で、凝固シェ
ル55が生成・成長する。このとき、溶融金属52の場
面にパウダー56が撒布されており、酸化性の雰囲気か
ら湯面が保護される。パウダー56は、モールド51の
内壁面と凝固シェル55との間にスラグ57の一部とな
って侵入し、凝固シェル55の潤滑性を向上させる。形
成された凝固シェル55は、モールド51を下降するに
従ってV固・収縮し、モールド51の内壁面との間のエ
アギャップ58を拡大しながら連続鋳造用鋳型51から
鋳片として送り出される。
ル55が生成・成長する。このとき、溶融金属52の場
面にパウダー56が撒布されており、酸化性の雰囲気か
ら湯面が保護される。パウダー56は、モールド51の
内壁面と凝固シェル55との間にスラグ57の一部とな
って侵入し、凝固シェル55の潤滑性を向上させる。形
成された凝固シェル55は、モールド51を下降するに
従ってV固・収縮し、モールド51の内壁面との間のエ
アギャップ58を拡大しながら連続鋳造用鋳型51から
鋳片として送り出される。
パウダー56を使用して連続鋳造を行うとき、モールド
51の内壁面に沿ってパウダー56が送り込まれるよう
に、モールド51を振動させている。しかし、この振動
によって凝固シェル55にオシレーションマークが発生
すると共に、その中にパウダー56が巻き込まれ、表面
疵発生の原因となる。
51の内壁面に沿ってパウダー56が送り込まれるよう
に、モールド51を振動させている。しかし、この振動
によって凝固シェル55にオシレーションマークが発生
すると共に、その中にパウダー56が巻き込まれ、表面
疵発生の原因となる。
また、セラミックス等の低熱伝導性材料を内壁面に貼り
付けた連続鋳造用のモールドも知られている。たとえば
、低熱伝導性材料を貼り付けたモールドとしては、溶融
金属52又は凝固シェル55を緩冷却するために、メニ
スカスを含んでモールド51の下端又は途中まで低熱伝
導性材料を貼り付けたものが、特開昭58−17306
1号公報、特開昭61−19.5742号公報等で提案
されている。また、モールド51の寿命を延長するため
、モールド51の下端近傍を含んで内壁面にセラミック
ス、ステンレス系金属等の耐摩耗性材料を貼ることが、
特開昭58−13433号公報で提案されている。
付けた連続鋳造用のモールドも知られている。たとえば
、低熱伝導性材料を貼り付けたモールドとしては、溶融
金属52又は凝固シェル55を緩冷却するために、メニ
スカスを含んでモールド51の下端又は途中まで低熱伝
導性材料を貼り付けたものが、特開昭58−17306
1号公報、特開昭61−19.5742号公報等で提案
されている。また、モールド51の寿命を延長するため
、モールド51の下端近傍を含んで内壁面にセラミック
ス、ステンレス系金属等の耐摩耗性材料を貼ることが、
特開昭58−13433号公報で提案されている。
I述Lり特開昭58−173061号公報、vf開昭6
1−195742号公報等で提案されているモールドに
おいては、湯面から凝固が開始する。そのため、パウダ
ー56が必要とされ、オシレージBンマーク、パウダー
巻込み等の問題が依然として未解決のままである。また
、特開昭58−13413号公報で示されている耐摩耗
性材料は、高熱雰囲気で使用されるモールドの下端を保
護するために使用されており、注湯された溶融金属の凝
固に対しては、格別の影響を与えない。したがって、こ
の場合にも、従来のモールドを使用した場合と同様にオ
シレーションマーク、パウダー巻込み等の問題が依然と
して未解決のままである。
1−195742号公報等で提案されているモールドに
おいては、湯面から凝固が開始する。そのため、パウダ
ー56が必要とされ、オシレージBンマーク、パウダー
巻込み等の問題が依然として未解決のままである。また
、特開昭58−13413号公報で示されている耐摩耗
性材料は、高熱雰囲気で使用されるモールドの下端を保
護するために使用されており、注湯された溶融金属の凝
固に対しては、格別の影響を与えない。したがって、こ
の場合にも、従来のモールドを使用した場合と同様にオ
シレーションマーク、パウダー巻込み等の問題が依然と
して未解決のままである。
そこで、本発明は、モールドの内壁面に貼り付ける低熱
伝導性材料の厚みを鋳造方向に関して変えることによっ
て、湯面下凝固を可能とし、潤滑のためのパウダーを使
用する必要なく、優れた表面性状をもつ鋳片を製造する
ことを目的とする。
伝導性材料の厚みを鋳造方向に関して変えることによっ
て、湯面下凝固を可能とし、潤滑のためのパウダーを使
用する必要なく、優れた表面性状をもつ鋳片を製造する
ことを目的とする。
本発明の連続鋳造方法は、その目的を達成するため、銅
製モールド本体の全長にわたって内壁面にセラミックス
を貼り付け、該セラミックスの肉厚を鋳造方向に沿って
段階的或いは連続的に変更し、溶融金属の凝固を場面部
よりも下方で開始させることを特徴とする。また、鋳造
方向に沿って肉厚を順次変更したセラミックスを内壁面
に貼り付けたモールドにタンデイツシュを直結し、この
タンデイツシュから溶融金属を前記モールド内に供給し
、モールド内壁を介した抜熱によって凝固シェルを生成
・成長させることもできる。
製モールド本体の全長にわたって内壁面にセラミックス
を貼り付け、該セラミックスの肉厚を鋳造方向に沿って
段階的或いは連続的に変更し、溶融金属の凝固を場面部
よりも下方で開始させることを特徴とする。また、鋳造
方向に沿って肉厚を順次変更したセラミックスを内壁面
に貼り付けたモールドにタンデイツシュを直結し、この
タンデイツシュから溶融金属を前記モールド内に供給し
、モールド内壁を介した抜熱によって凝固シェルを生成
・成長させることもできる。
また、このための連続鋳造用鋳型は、銅製モールドの内
壁面にセラミックスを貼り付け、該セラミックスの肉厚
を鋳造方向に沿って段階的或いは連続的に変更し、且つ
湯面部の溶融金属に接する最上部のセラミックスを、前
記溶融金属のり固が前記場面部よりも下方で開始される
ような厚肉としたことを特徴とする特 ここで、湯面部の溶融金属に接する最上部のセラミック
スを、前記溶融金属の凝固が前記湯面部よりも下方で開
始されるようにし、凝固点よりも上部湯面高さの溶鋼静
圧を考慮してモールドテーパを付けるとき、フリクショ
ンが開放された連続鋳造用鋳型となる。或いは、セラミ
ックスのライニングとして、分割型で千鳥目地のタイル
貼り構造を採用することもできる。
壁面にセラミックスを貼り付け、該セラミックスの肉厚
を鋳造方向に沿って段階的或いは連続的に変更し、且つ
湯面部の溶融金属に接する最上部のセラミックスを、前
記溶融金属のり固が前記場面部よりも下方で開始される
ような厚肉としたことを特徴とする特 ここで、湯面部の溶融金属に接する最上部のセラミック
スを、前記溶融金属の凝固が前記湯面部よりも下方で開
始されるようにし、凝固点よりも上部湯面高さの溶鋼静
圧を考慮してモールドテーパを付けるとき、フリクショ
ンが開放された連続鋳造用鋳型となる。或いは、セラミ
ックスのライニングとして、分割型で千鳥目地のタイル
貼り構造を採用することもできる。
第1図は、本発明に従った連続鋳造用鋳型の基本的な構
造を示す。この連続鋳造用鋳型1は、熱伝導性の良好な
銅製モールド本体2と、その背面に設けられた冷却箱3
を備えている。冷却箱3には冷却水配管4が設けられて
おり、この冷却水配管4を流れる冷却水により連続鋳造
用鋳型1に注入された溶融金属5が冷却・凝固する。ま
た、銅製モールド本体2の内壁には、矢印Pで示した鋳
造方向に沿って厚みの異なるセラミックス6b〜6dが
貼り付けられている。なふ、最上部のセラミックス6a
は、充分な肉厚をもって銅製モールド本体2の上面に配
置されており、断熱層として働く。
造を示す。この連続鋳造用鋳型1は、熱伝導性の良好な
銅製モールド本体2と、その背面に設けられた冷却箱3
を備えている。冷却箱3には冷却水配管4が設けられて
おり、この冷却水配管4を流れる冷却水により連続鋳造
用鋳型1に注入された溶融金属5が冷却・凝固する。ま
た、銅製モールド本体2の内壁には、矢印Pで示した鋳
造方向に沿って厚みの異なるセラミックス6b〜6dが
貼り付けられている。なふ、最上部のセラミックス6a
は、充分な肉厚をもって銅製モールド本体2の上面に配
置されており、断熱層として働く。
これらセラミックス6a〜6dとしては、潤滑性に優れ
た窒化硼素(BN)、 窒化けい素(SisN4)或
いは黒鉛等が使用される。セラミックス6b〜6dを銅
製モールド本体2の内側表面に貼り付けることにより、
溶融金属5が凝固してできた凝固シェルフが連続鋳造用
鋳型1の内壁面に焼き付いたり、極端な場合には凝固シ
ェルフが破れて湯漏れが発生するようなことが防止され
る。また、従来のように連続鋳造用鋳型1の内壁面と凝
固シェルフとの間の潤滑を行わせるパウダーの使用が不
要となるので、湯面の変動に起因したパウダー巻込み、
更には表面疵等の欠陥を発生することがない。ただし、
操業状態においては、潤滑剤としてのパウダーは不要で
あるが、第3図に示すように、注湯ノズル16から注湯
された溶融金属5の断熱、保温のために、異面保護剤1
7が使用される。
た窒化硼素(BN)、 窒化けい素(SisN4)或
いは黒鉛等が使用される。セラミックス6b〜6dを銅
製モールド本体2の内側表面に貼り付けることにより、
溶融金属5が凝固してできた凝固シェルフが連続鋳造用
鋳型1の内壁面に焼き付いたり、極端な場合には凝固シ
ェルフが破れて湯漏れが発生するようなことが防止され
る。また、従来のように連続鋳造用鋳型1の内壁面と凝
固シェルフとの間の潤滑を行わせるパウダーの使用が不
要となるので、湯面の変動に起因したパウダー巻込み、
更には表面疵等の欠陥を発生することがない。ただし、
操業状態においては、潤滑剤としてのパウダーは不要で
あるが、第3図に示すように、注湯ノズル16から注湯
された溶融金属5の断熱、保温のために、異面保護剤1
7が使用される。
銅製モールド本体2にセラミックスをライニングすると
き、セラミックス6b〜6dの優れた潤滑性のために、
鋳片の引抜きは、スムーズに行うことができる。そのた
め、鋳片は、欠陥が発生せず、きれいな鋳肌をもったも
のとなる。
き、セラミックス6b〜6dの優れた潤滑性のために、
鋳片の引抜きは、スムーズに行うことができる。そのた
め、鋳片は、欠陥が発生せず、きれいな鋳肌をもったも
のとなる。
銅製モールド本体2の内面側に配置されたセラミックス
6b〜6dは、銅製モールド本体2に溶融金属5が直接
接触することを防止し、しかも溶融金属5或いは凝固シ
ェルフを緩冷却させる断熱層として働く。そのため、凝
固シェルフが連続鋳造用鋳型1°内で収縮した量をクリ
ープで回復させることができ、連続鋳造用鋳型1の内壁
面と凝固シェルフとの間に急冷・凝固に起因したシェル
の収縮がなく、エアギャップが生じない。その結果、均
一な凝固シェル厚みが生成され、鋳片の高速引抜きが可
能になる。
6b〜6dは、銅製モールド本体2に溶融金属5が直接
接触することを防止し、しかも溶融金属5或いは凝固シ
ェルフを緩冷却させる断熱層として働く。そのため、凝
固シェルフが連続鋳造用鋳型1°内で収縮した量をクリ
ープで回復させることができ、連続鋳造用鋳型1の内壁
面と凝固シェルフとの間に急冷・凝固に起因したシェル
の収縮がなく、エアギャップが生じない。その結果、均
一な凝固シェル厚みが生成され、鋳片の高速引抜きが可
能になる。
このように連続&jJ造用防用鋳型内壁面にセラミック
ス6h〜6dを設けたとき、壁面を介した伝熱量は、第
2図に示すように鋳造方向Pに沿って変化する。すなわ
ち、連続鋳造用鋳型lの上部に厚肉の最上部のセラミッ
クス6aを配置しているため、この部分の抜熱能力は、
はとんど無視できる程度である。そして、セラミックス
6a→6dに従って肉厚を変更することによって、操業
による抜熱能力の変更も可能となる。
ス6h〜6dを設けたとき、壁面を介した伝熱量は、第
2図に示すように鋳造方向Pに沿って変化する。すなわ
ち、連続鋳造用鋳型lの上部に厚肉の最上部のセラミッ
クス6aを配置しているため、この部分の抜熱能力は、
はとんど無視できる程度である。そして、セラミックス
6a→6dに従って肉厚を変更することによって、操業
による抜熱能力の変更も可能となる。
たとえば、第2図の線[a)のように、普通鋼を鋳造す
る場合には、従来の抜熱パターンを均一化するため、セ
ラミックス6a→6dに従って肉厚を変化させて初期凝
固の抜熱能力を強化させ、徐々に抜熱能力を小さくする
。これは、従来のパウダーキャスティングに等価とした
方法であり、最も一般的な抜熱パターンで従来操業の範
囲である。
る場合には、従来の抜熱パターンを均一化するため、セ
ラミックス6a→6dに従って肉厚を変化させて初期凝
固の抜熱能力を強化させ、徐々に抜熱能力を小さくする
。これは、従来のパウダーキャスティングに等価とした
方法であり、最も一般的な抜熱パターンで従来操業の範
囲である。
また、線の)は、たとえばクロム系ステンレス鋼等の合
金鋼を鋳造する場合のように、低速鋳造用緩冷却を要す
る鋼種に右ける抜熱パターンを示し、セラミックス6a
→6dに従って肉厚が小さくなり、抜熱能力が徐々に大
きくなる。或いは、線(C)のように抜熱能力を一定に
したパターンは、高速鋳造用緩冷却用として有効である
との知見を得た。この線(C)の冷却パターンは、鋳型
上端から下方にかけてセラミックス6b〜6dを厚くす
ることにより得られる。これら何れのパターンにおいて
も、連続鋳造用鋳型1に注湯された溶融金属5は、湯面
8よりも下方にある凝固開始点9から凝固し始める。
金鋼を鋳造する場合のように、低速鋳造用緩冷却を要す
る鋼種に右ける抜熱パターンを示し、セラミックス6a
→6dに従って肉厚が小さくなり、抜熱能力が徐々に大
きくなる。或いは、線(C)のように抜熱能力を一定に
したパターンは、高速鋳造用緩冷却用として有効である
との知見を得た。この線(C)の冷却パターンは、鋳型
上端から下方にかけてセラミックス6b〜6dを厚くす
ることにより得られる。これら何れのパターンにおいて
も、連続鋳造用鋳型1に注湯された溶融金属5は、湯面
8よりも下方にある凝固開始点9から凝固し始める。
その結果、生成した凝固シェルフは、湯面8にふける湯
面変動に影響されることなく、安定した表面性状をもつ
ものとなる。また、好ましくは、鋳造しようとする鋼種
に見合った凝固・収縮を得るパターンを定め、そのパタ
ーンに従ったテーパを設定して操業すれば良い。
面変動に影響されることなく、安定した表面性状をもつ
ものとなる。また、好ましくは、鋳造しようとする鋼種
に見合った凝固・収縮を得るパターンを定め、そのパタ
ーンに従ったテーパを設定して操業すれば良い。
凝固シェルフの厚みは、連続鋳造用鋳型1の鋳造方向P
に沿った抜熱能力の変化に対応して、徐々に大きくなり
、常に連続鋳造用鋳型1の内壁面と接する状態を作り出
すことができる。従来のパウダーキャスティング法にお
いては、パウダーの流れ込みが均一でなく途切れる場合
もあり、そのため部分的な強冷却により凝固シェルが収
縮し、エアギャップが生じる。これは、連続鋳造用鋳型
1の下端に行くほど、その傾向が顕著となる。しかし、
本発明は、パウダーが均一に流れ込んだ状態を人工的に
設けており、凝固シェルフが銅製モールド本体2と直接
接触しないため、凝固シェルフは常に連続鋳造用鋳型1
の内壁面にフィツトする。
に沿った抜熱能力の変化に対応して、徐々に大きくなり
、常に連続鋳造用鋳型1の内壁面と接する状態を作り出
すことができる。従来のパウダーキャスティング法にお
いては、パウダーの流れ込みが均一でなく途切れる場合
もあり、そのため部分的な強冷却により凝固シェルが収
縮し、エアギャップが生じる。これは、連続鋳造用鋳型
1の下端に行くほど、その傾向が顕著となる。しかし、
本発明は、パウダーが均一に流れ込んだ状態を人工的に
設けており、凝固シェルフが銅製モールド本体2と直接
接触しないため、凝固シェルフは常に連続鋳造用鋳型1
の内壁面にフィツトする。
更に、高温に曝される連続鋳造用鋳型1の上部ではセラ
ミックスの厚みを大きくし、比較的表面温度の低い下方
では薄くしている。そのため、セラミックス6b〜6d
の背面部の温度が全体的に低くなり、銅製モールド本体
2の内壁面にセラミックス6b〜6dを取り付ける接着
剤が高温に曝されて劣化することもない。
ミックスの厚みを大きくし、比較的表面温度の低い下方
では薄くしている。そのため、セラミックス6b〜6d
の背面部の温度が全体的に低くなり、銅製モールド本体
2の内壁面にセラミックス6b〜6dを取り付ける接着
剤が高温に曝されて劣化することもない。
これに対し、従来のモールドでは、その抜熱能力は、第
2図の曲線へで示すように、エアギャップの形成により
S型曲線に変化する。そして、湯面8直下から溶融金属
5が冷却されて、凝固シェルフが形成される。この急激
な凝固シェルフの生成・成長により収縮し、第9図で説
明したエアギャップが連続鋳造用鋳型1の内壁面との間
に発生し易い。そのため、抜熱能力が著しく減少する。
2図の曲線へで示すように、エアギャップの形成により
S型曲線に変化する。そして、湯面8直下から溶融金属
5が冷却されて、凝固シェルフが形成される。この急激
な凝固シェルフの生成・成長により収縮し、第9図で説
明したエアギャップが連続鋳造用鋳型1の内壁面との間
に発生し易い。そのため、抜熱能力が著しく減少する。
この場合には、鋳片の引抜き速度を大きくすることによ
って、エアギャップを小さくすることができる。しかし
、引抜き速度の上昇は、パウダーフィルムの破断6摩擦
抵抗の増大等をもたらすため限度があり、あまり引抜き
速度を大き(することはできない。
って、エアギャップを小さくすることができる。しかし
、引抜き速度の上昇は、パウダーフィルムの破断6摩擦
抵抗の増大等をもたらすため限度があり、あまり引抜き
速度を大き(することはできない。
このようにして、セラミックス6b〜6dを内側に設け
た連続鋳造用鋳型1を使用するとき、溶融金属5及び凝
固シェルフが緩冷却され、表面性状の良好な鋳片が得ら
れる。また、セラミックス6b〜6dに対する凝固シェ
ルフの潤滑が優れているために、パウダー等の潤滑剤を
使用する必要な(、鋳片が連続鋳造用鋳型1から引き抜
かれる。したがって、得られた鋳片は、パウダーの巻込
みやオシレーションマークに起因した表面欠陥がないも
のとなる。しかも、凝固シェルフの生成が湯面8より下
方の位置で開始されるため、湯面変動による影響を受け
ることなく、安定した表面性状をもつ鋳片が得られる。
た連続鋳造用鋳型1を使用するとき、溶融金属5及び凝
固シェルフが緩冷却され、表面性状の良好な鋳片が得ら
れる。また、セラミックス6b〜6dに対する凝固シェ
ルフの潤滑が優れているために、パウダー等の潤滑剤を
使用する必要な(、鋳片が連続鋳造用鋳型1から引き抜
かれる。したがって、得られた鋳片は、パウダーの巻込
みやオシレーションマークに起因した表面欠陥がないも
のとなる。しかも、凝固シェルフの生成が湯面8より下
方の位置で開始されるため、湯面変動による影響を受け
ることなく、安定した表面性状をもつ鋳片が得られる。
連続鋳造用鋳型1の上部に設けられるセラミックス6a
及び内壁面に設けられるセラミックス6b〜6dは、第
3図に示すような手段で固定することができる。すなわ
ち、最上部のセラミックス6aは、クランプ10によっ
て銅製モールド本体2の上面に押圧される。また、内壁
面のセラミックス6b〜6dは、銅製モールド本体2の
内側表面にセラミックス系接着剤11で貼り付けられる
。このとき、鋳片が下方に引き抜かれることによって凝
固シェルフと連続鋳造用鋳型1の内壁面との間に発生す
る摩擦力Fで、セラミックス6b〜6dが下方にずれる
恐れがある。そこで、図示するように銅製モールド本体
2に段差を設け、この段部で個々のセラミックス6b〜
6dの下端を支持すると良い。
及び内壁面に設けられるセラミックス6b〜6dは、第
3図に示すような手段で固定することができる。すなわ
ち、最上部のセラミックス6aは、クランプ10によっ
て銅製モールド本体2の上面に押圧される。また、内壁
面のセラミックス6b〜6dは、銅製モールド本体2の
内側表面にセラミックス系接着剤11で貼り付けられる
。このとき、鋳片が下方に引き抜かれることによって凝
固シェルフと連続鋳造用鋳型1の内壁面との間に発生す
る摩擦力Fで、セラミックス6b〜6dが下方にずれる
恐れがある。そこで、図示するように銅製モールド本体
2に段差を設け、この段部で個々のセラミックス6b〜
6dの下端を支持すると良い。
また、凝固開始点9を湯面8より下方にした湯面下凝固
において、セラミックス6b〜6dと凝固シェルフとの
間の潤滑を円滑に行わせるため、鉛直線に対し適当な角
度をもったテーバをセラミックス6b〜6dの内側面に
設けることが好ましい。第4図に、湯面下凝固での溶鋼
静圧を考慮したときの適正なパターンについて示す。H
5を凝固開始点9(メニスカス)から湯面8までの距離
指数、Ttをモールド上端からモールド下端までの範囲
の鋳型内壁面に設けられたセラミックスのチー2フM数
(垂直状態を0として、指数化したもの)と定義すると
、フリクションを考慮した最適なテーパ指数T+ と
の関係は斜線部分が良好域となる。すなわち、距離指数
H1が大きく、大きな溶鋼静圧が加わる場合には、テー
パ指数TIを負側に大きくし内壁面を下側に開く。他方
、距1離指数H1が小さい場合には、テーパ指数Ti
を正側に大きく、すなわち鋳型内壁面を上側に開いて、
凝固シェルフを成長させる。
において、セラミックス6b〜6dと凝固シェルフとの
間の潤滑を円滑に行わせるため、鉛直線に対し適当な角
度をもったテーバをセラミックス6b〜6dの内側面に
設けることが好ましい。第4図に、湯面下凝固での溶鋼
静圧を考慮したときの適正なパターンについて示す。H
5を凝固開始点9(メニスカス)から湯面8までの距離
指数、Ttをモールド上端からモールド下端までの範囲
の鋳型内壁面に設けられたセラミックスのチー2フM数
(垂直状態を0として、指数化したもの)と定義すると
、フリクションを考慮した最適なテーパ指数T+ と
の関係は斜線部分が良好域となる。すなわち、距離指数
H1が大きく、大きな溶鋼静圧が加わる場合には、テー
パ指数TIを負側に大きくし内壁面を下側に開く。他方
、距1離指数H1が小さい場合には、テーパ指数Ti
を正側に大きく、すなわち鋳型内壁面を上側に開いて、
凝固シェルフを成長させる。
これは、初期の凝固の強度が弱いため、シェルが破断し
ないように、冷却条件を損なわない条件たとえば溶鋼静
圧により凝固シェルフが追従するクリープ変形量(バル
ジング)に相当するモールドテーパを鋳造方向Pに設け
ることで、溶鋼静圧によるフリクションを開放すること
にある。また、後述するタンデイツシュと連続鋳造用鋳
型1とを連結したとき、溶鋼ヘッドによるフリクション
の増大を軽減する目的がある。しかも、このテーバ調整
によって、連続鋳造用鋳型1の潤滑抵抗を軽減して、高
速鋳造を固体潤滑にも拘らず可能とする大きな効果があ
る。
ないように、冷却条件を損なわない条件たとえば溶鋼静
圧により凝固シェルフが追従するクリープ変形量(バル
ジング)に相当するモールドテーパを鋳造方向Pに設け
ることで、溶鋼静圧によるフリクションを開放すること
にある。また、後述するタンデイツシュと連続鋳造用鋳
型1とを連結したとき、溶鋼ヘッドによるフリクション
の増大を軽減する目的がある。しかも、このテーバ調整
によって、連続鋳造用鋳型1の潤滑抵抗を軽減して、高
速鋳造を固体潤滑にも拘らず可能とする大きな効果があ
る。
第1図〜第3図においては、複数のセラミックス6b〜
6dを連続鋳造用鋳型1の内壁面に設けている。連続鋳
造用鋳型1に対するセラミックスの施工は、水平連鋳機
のブレークリング等の一体型での張り合わせが考えられ
る。しかし、大型のセラミックスは、製造面及び施工・
使用面から大きな制約が加わる。したがって、竪型連鋳
用鋳型に適用するには、第5図に示すように小分割型の
タイル張り構造とすることが好ましい。なお、第5図(
a)は可変式の連続#進用鋳型を示し、第5図但)は固
定式の連続鋳造用鋳型を示す。何れの例においても、セ
ラミックスは小片aとして銅製モールド本体2の内面に
千鳥状に配列され、長辺1a及び短辺1bの内壁面を構
成する。現状のパウダーによる潤滑方式そのものが部分
的に不均一であり、全体的な接触面積率も約半分程度し
かないことに比較して、このタイル張り構造にしたとき
の抜熱特性への影響は、非常に優れたものである。
6dを連続鋳造用鋳型1の内壁面に設けている。連続鋳
造用鋳型1に対するセラミックスの施工は、水平連鋳機
のブレークリング等の一体型での張り合わせが考えられ
る。しかし、大型のセラミックスは、製造面及び施工・
使用面から大きな制約が加わる。したがって、竪型連鋳
用鋳型に適用するには、第5図に示すように小分割型の
タイル張り構造とすることが好ましい。なお、第5図(
a)は可変式の連続#進用鋳型を示し、第5図但)は固
定式の連続鋳造用鋳型を示す。何れの例においても、セ
ラミックスは小片aとして銅製モールド本体2の内面に
千鳥状に配列され、長辺1a及び短辺1bの内壁面を構
成する。現状のパウダーによる潤滑方式そのものが部分
的に不均一であり、全体的な接触面積率も約半分程度し
かないことに比較して、このタイル張り構造にしたとき
の抜熱特性への影響は、非常に優れたものである。
セラミックス小片aを千鳥状に配列すると、タイル間の
目地部の凹凸が凝固シェルの生成を阻害することが予想
される。しかし、実験的には第6図に示すように、セラ
ミックス小片3間の水平方向距離C及び目地fをそれぞ
れ0.5mfil以下にすることによって、何ら問題な
く健全なり固シェルが得られている。
目地部の凹凸が凝固シェルの生成を阻害することが予想
される。しかし、実験的には第6図に示すように、セラ
ミックス小片3間の水平方向距離C及び目地fをそれぞ
れ0.5mfil以下にすることによって、何ら問題な
く健全なり固シェルが得られている。
しかし、セラミックスの形態に関しては、これに拘束さ
れるものではなく、第7図に示すように一体的なセラミ
ックス部材6を連続鋳造用鋳型1の内壁面に設けること
もできる。このセラミックス部材6は、湯面8の近傍に
当たる部分を厚肉とし、それよりも下位の部分では肉厚
を連続的に減少させている。
れるものではなく、第7図に示すように一体的なセラミ
ックス部材6を連続鋳造用鋳型1の内壁面に設けること
もできる。このセラミックス部材6は、湯面8の近傍に
当たる部分を厚肉とし、それよりも下位の部分では肉厚
を連続的に減少させている。
このように、湯面8近傍の溶融金属5に接する最上部の
セラミックスを厚肉とすることによって、V面間始点9
を湯面8よりも下方にとることができ、湯面下凝固が行
われる。そこで、この湯面下凝固を活かして、モールド
をタンデイツシュに直結することが可能となる。
セラミックスを厚肉とすることによって、V面間始点9
を湯面8よりも下方にとることができ、湯面下凝固が行
われる。そこで、この湯面下凝固を活かして、モールド
をタンデイツシュに直結することが可能となる。
第8図は、前述の連続鋳造用鋳型を使用した設備構成を
示す。タンデイツシュ12には、ロングノズル13から
溶融金屑5が供給される。溶融金属5は、タンディッシ
、L12の底壁に設けたスライディングノズル14を経
て、連続鋳造用鋳型1に注湯される。
示す。タンデイツシュ12には、ロングノズル13から
溶融金屑5が供給される。溶融金属5は、タンディッシ
、L12の底壁に設けたスライディングノズル14を経
て、連続鋳造用鋳型1に注湯される。
第8図(a)は、たとえばスラブ材を製造する場合のよ
うに、幅変更可能な連続鋳造用鋳型1を備えた例を示す
。本例においては、タンディッシ512と連続鋳造用鋳
型1とを直結しているため、連続鋳造用鋳型1の上部を
従来のように開放することなく、カバー15で覆ってい
る。なお、このカバー15に対してモールド短辺1aが
直角となる位置関係で、連続鋳造用鋳型1を矢印方向に
スライドさせることができる。このとき、連続鋳造用鋳
型lの上部に潤滑性に優れたセラミックス6が配置され
ているため、カバー15に対する連続鋳造用鋳型1のス
ライドが円滑に行われる。
うに、幅変更可能な連続鋳造用鋳型1を備えた例を示す
。本例においては、タンディッシ512と連続鋳造用鋳
型1とを直結しているため、連続鋳造用鋳型1の上部を
従来のように開放することなく、カバー15で覆ってい
る。なお、このカバー15に対してモールド短辺1aが
直角となる位置関係で、連続鋳造用鋳型1を矢印方向に
スライドさせることができる。このとき、連続鋳造用鋳
型lの上部に潤滑性に優れたセラミックス6が配置され
ているため、カバー15に対する連続鋳造用鋳型1のス
ライドが円滑に行われる。
第8図ら)は、たとえばブルーム材を製造する場合のよ
うに幅が固定された連続鋳造用鋳型lを組み込んだ例を
示し、連続鋳造用鋳型lとタンディッシ512の注湯口
を太き(、或いは同一開口としている。これにより、ノ
ズル絞り等のない鋳造が可能となる。
うに幅が固定された連続鋳造用鋳型lを組み込んだ例を
示し、連続鋳造用鋳型lとタンディッシ512の注湯口
を太き(、或いは同一開口としている。これにより、ノ
ズル絞り等のない鋳造が可能となる。
このようにして、鋳造される溶融金属5を大気に開放す
ることなく、凝固シェルフを生成することができるため
、湯面酸化の問題が完全に解消される。また、スライデ
ィングノズル14の開度を適当に選定するとき、連続鋳
造用鋳型1内の溶融金属5に加わる静圧も制御され、ブ
レークアウト等の欠陥が発生しない。なお、スライディ
ングノズル14の周囲に電磁コイルを捲回し、スライデ
ィングノズル14を流れる溶融金属流に対して上向きの
推進力を与えることによって、静圧を加減することも可
能である。
ることなく、凝固シェルフを生成することができるため
、湯面酸化の問題が完全に解消される。また、スライデ
ィングノズル14の開度を適当に選定するとき、連続鋳
造用鋳型1内の溶融金属5に加わる静圧も制御され、ブ
レークアウト等の欠陥が発生しない。なお、スライディ
ングノズル14の周囲に電磁コイルを捲回し、スライデ
ィングノズル14を流れる溶融金属流に対して上向きの
推進力を与えることによって、静圧を加減することも可
能である。
これに対し、従来の鋳造法では、タンデイツシュ12の
底壁からノズルを介して連続鋳造用鋳型1内に溶鋼を注
入し、銅板モールドを使用して冷却・凝固している。そ
のため、湯面位置が凝固開始点となっており、銅板と凝
固シェルとの間の潤滑剤としてパウダーを使用している
。したがって、モールド内でのパウダー及びAl2O3
系介在物の巻込み問題1分割型浸漬ノズルからのシール
用アルゴンガスとエアの巻込みによる気泡性欠陥及び浸
漬ノズル詰り等の品質、ti業の重大な課題を伴ってい
る。
底壁からノズルを介して連続鋳造用鋳型1内に溶鋼を注
入し、銅板モールドを使用して冷却・凝固している。そ
のため、湯面位置が凝固開始点となっており、銅板と凝
固シェルとの間の潤滑剤としてパウダーを使用している
。したがって、モールド内でのパウダー及びAl2O3
系介在物の巻込み問題1分割型浸漬ノズルからのシール
用アルゴンガスとエアの巻込みによる気泡性欠陥及び浸
漬ノズル詰り等の品質、ti業の重大な課題を伴ってい
る。
したがって、これら課題を解決するためには、■パウダ
ーを使用しないこと、■湯面レベルを凝固開始点としな
いこと、■介在物浮上促進のために、長さ2.5m以上
の垂直部を有した連鋳機であること、■浸漬ノズルに代
わる大孔径注入管を有していることが必要である。この
ような課題を抜本的に改善するためには、タンデイツシ
ュ−モールドの直結化が有効である。
ーを使用しないこと、■湯面レベルを凝固開始点としな
いこと、■介在物浮上促進のために、長さ2.5m以上
の垂直部を有した連鋳機であること、■浸漬ノズルに代
わる大孔径注入管を有していることが必要である。この
ような課題を抜本的に改善するためには、タンデイツシ
ュ−モールドの直結化が有効である。
そして、タンデイツシュとモールドとを直結化すること
で、従来非常に困難とされていた鋳造作業として注入量
制御や湯面レベル、パウダー添加等々の鋳造作業の制御
部分が少なくなり、作業が簡素化されるため、鋳込みの
完全自動化が可能となり、大幅な省力化が図られる。ま
た、浸漬ノズルに代わる大孔径注入管を要するため、従
来の方法によるとき連続鋳造用鋳型内に生じていたパウ
ダーやスラグ等の介在物に起因した欠陥が防止される。
で、従来非常に困難とされていた鋳造作業として注入量
制御や湯面レベル、パウダー添加等々の鋳造作業の制御
部分が少なくなり、作業が簡素化されるため、鋳込みの
完全自動化が可能となり、大幅な省力化が図られる。ま
た、浸漬ノズルに代わる大孔径注入管を要するため、従
来の方法によるとき連続鋳造用鋳型内に生じていたパウ
ダーやスラグ等の介在物に起因した欠陥が防止される。
更に、タンデイツシュと連続鋳造用鋳型との接合開口を
大きくすることができ、ノズル閉塞が防止され、低温鋳
造が可能となり、偏析改善や溶製温度低下によって特に
耐火物原単位等のコストを大幅に削減することができる
。また、タンデイツシュと連続鋳造用鋳型との直結によ
り、湾曲型連鋳機でも垂直部が得られ、垂直曲げ型連鋳
機の機能をもつ。このように、本発明によるとき、多大
の効果をもたらされる。
大きくすることができ、ノズル閉塞が防止され、低温鋳
造が可能となり、偏析改善や溶製温度低下によって特に
耐火物原単位等のコストを大幅に削減することができる
。また、タンデイツシュと連続鋳造用鋳型との直結によ
り、湾曲型連鋳機でも垂直部が得られ、垂直曲げ型連鋳
機の機能をもつ。このように、本発明によるとき、多大
の効果をもたらされる。
内部空間が250 mm x 250 mmの断面をも
つ連続鋳造用鋳型lの銅製モールド本体2に、厚み12
0鴫のBNブロックを最上部のセラミックス6aとして
載置し、クランプ10により連続鋳造用鋳型1の上面に
押圧固定した。また、銅製モールド本体2の内壁面に貼
り付けるセラミックス6b〜6dとして、それぞれ厚み
11mm、 9 mm、 7 mmで鋳造方向Pの
長さが20011111.200mm、 300IIl
+a のBNブロックを使用した。
つ連続鋳造用鋳型lの銅製モールド本体2に、厚み12
0鴫のBNブロックを最上部のセラミックス6aとして
載置し、クランプ10により連続鋳造用鋳型1の上面に
押圧固定した。また、銅製モールド本体2の内壁面に貼
り付けるセラミックス6b〜6dとして、それぞれ厚み
11mm、 9 mm、 7 mmで鋳造方向Pの
長さが20011111.200mm、 300IIl
+a のBNブロックを使用した。
この連続鋳造用鋳型1に、普通鋼組成をもち温度154
0℃の溶鋼を注入し、肉厚250m1b、板幅250胴
の鋳片を鋳造速度0.9 m /分で鋳造した。このと
き、熱電対によって測定した銅板温度から有限要素法に
よってシコミレーションしたところ、凝固開始点9は、
湯面8よりも50止下方の位置になっていた。得られた
鋳片は、表面疵、湯皺等のない良好な表面性状をもって
いた。
0℃の溶鋼を注入し、肉厚250m1b、板幅250胴
の鋳片を鋳造速度0.9 m /分で鋳造した。このと
き、熱電対によって測定した銅板温度から有限要素法に
よってシコミレーションしたところ、凝固開始点9は、
湯面8よりも50止下方の位置になっていた。得られた
鋳片は、表面疵、湯皺等のない良好な表面性状をもって
いた。
また、第8図ら〕に示すように、連続鋳造用鋳型1に直
結したタンディッシ512から同様な溶鋼を注入して鋳
造を行ったところ、同様に優れた表面性状をもつ鋳片が
得られた。このとき、タンデイツシュ12から流下した
溶鋼は、雰囲気と接することがないので、タンディッシ
x12に注入された溶鋼と同じ清浄度であり、酸化物の
巻込みがない内部組織をもっていた。
結したタンディッシ512から同様な溶鋼を注入して鋳
造を行ったところ、同様に優れた表面性状をもつ鋳片が
得られた。このとき、タンデイツシュ12から流下した
溶鋼は、雰囲気と接することがないので、タンディッシ
x12に注入された溶鋼と同じ清浄度であり、酸化物の
巻込みがない内部組織をもっていた。
以上に説明したように、本発明においては、銅製モール
ド本体の内壁面をセラミックスでライニングし、このセ
ラミックス層を鋳造方向に沿って薄肉にしている。その
ため、溶融金属及び凝固シェルが緩冷却され、鋳型内で
生成した凝固シェルの潤滑が向上する。また、フリクシ
ョン開放型モールドと組み合わせることにより、パウダ
ーの使用やモールドに対する振動付与を行う必要なく、
連続鋳造を行うことができ、優れた表面性状をもつ鋳片
が得られる。しかも、湯面下凝固が可能となるため、メ
ニスカスでの湯面変動に起因した欠陥が凝固シェルに発
生せず、モールド自体をタンデイツシュに直結させた状
態で鋳造を行うことが可能となる。
ド本体の内壁面をセラミックスでライニングし、このセ
ラミックス層を鋳造方向に沿って薄肉にしている。その
ため、溶融金属及び凝固シェルが緩冷却され、鋳型内で
生成した凝固シェルの潤滑が向上する。また、フリクシ
ョン開放型モールドと組み合わせることにより、パウダ
ーの使用やモールドに対する振動付与を行う必要なく、
連続鋳造を行うことができ、優れた表面性状をもつ鋳片
が得られる。しかも、湯面下凝固が可能となるため、メ
ニスカスでの湯面変動に起因した欠陥が凝固シェルに発
生せず、モールド自体をタンデイツシュに直結させた状
態で鋳造を行うことが可能となる。
第1図は本発明に従った連続鋳造用鋳型の基本的な構造
を示し、第2図はその鋳型の抜熱能力を鋳造方向に見た
グラフ、第3図は他の連続鋳造用鋳型を示し、第4図は
溶鋼静圧と鋳型テーパとの関係、第5図はセラミックス
小片を銅製モールド本体の内壁面にライニングしたもの
を示し、第6図は目地部の許容平滑度を示し、第7図は
一体的なセラミックスでライニングした連続鋳造用鋳型
を示し、第8図(a)及び(ハ)はタンデイツシュに直
結した連続鋳造用鋳型をそれぞれモールド長辺側及び短
辺側から見た図である。他方、第9図は、従来の連続鋳
造用鋳型を使用して鋳造を行っている状態を示す。 1:連続鋳造用鋳型 2:銅製モールド本体3;冷
却箱 4:冷却水配管5;溶融金p
6.6a〜6d:セラミックス7:凝固シェル
8:湯面 9:凝固開始点 10:クランプ11:セラミ
ックス系接着剤 12:タンデイツシュ I3;ロングノズル14ニ
スライデイングノズル P:鋳造方向 F:摩擦力
を示し、第2図はその鋳型の抜熱能力を鋳造方向に見た
グラフ、第3図は他の連続鋳造用鋳型を示し、第4図は
溶鋼静圧と鋳型テーパとの関係、第5図はセラミックス
小片を銅製モールド本体の内壁面にライニングしたもの
を示し、第6図は目地部の許容平滑度を示し、第7図は
一体的なセラミックスでライニングした連続鋳造用鋳型
を示し、第8図(a)及び(ハ)はタンデイツシュに直
結した連続鋳造用鋳型をそれぞれモールド長辺側及び短
辺側から見た図である。他方、第9図は、従来の連続鋳
造用鋳型を使用して鋳造を行っている状態を示す。 1:連続鋳造用鋳型 2:銅製モールド本体3;冷
却箱 4:冷却水配管5;溶融金p
6.6a〜6d:セラミックス7:凝固シェル
8:湯面 9:凝固開始点 10:クランプ11:セラミ
ックス系接着剤 12:タンデイツシュ I3;ロングノズル14ニ
スライデイングノズル P:鋳造方向 F:摩擦力
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、銅製モールドの内壁面にセラミックスを貼り付け、
該セラミックスの肉厚を鋳造方向に沿って段階的或いは
連続的に変更し、溶融金属の凝固を湯面部よりも下方で
開始させることを特徴とする連続鋳造方法。 2、銅製モールドの内壁面にセラミックスを貼り付け、
該セラミックスの肉厚を鋳造方向に沿って段階的或いは
連続的に変更し、且つ湯面部の溶融金属に接する最上部
のセラミックスを、前記溶融金属の凝固が前記湯面部よ
りも下方で開始されるような厚肉としたことを特徴とす
る連続鋳造用鋳型。 3、鋳造方向に沿って肉厚を順次変更したセラミックス
を内壁面に貼り付けたモールドを使用し、タンディッシ
ュと該モールドとの間を断熱材料を介して連結し、溶融
金属を前記モールド内に供給し、モールド内壁を介した
抜熱によって凝固シェルを生成・成長させることを特徴
とする連続鋳造方法。 4、銅製モールドの内壁面にセラミックスを貼り付け、
該セラミックスの肉厚を鋳造方向に沿って段階的或いは
連続的に変更し、且つ湯面部の溶融金属に接する最上部
のセラミックスを、前記溶融金属の凝固が前記湯面部よ
りも下方で開始されるようにしたモールドにおいて、凝
固点よりも上部湯面高さの溶鋼静圧を考慮したモールド
テーパを設けたフリクション開放型の連続鋳造用鋳型。 5、銅製モールドの内壁面にセラミックスを貼り付け、
該セラミックスの肉厚を鋳造方向に沿って段階的或いは
連続的に変更し、溶融金属の凝固が湯面部よりも下方で
開始されるようにしたモールドにおいて、セラミックス
小片を分割型で千鳥目地状に銅製モールド本体の内壁面
に貼り付けたことを特徴とする連続鋳造用鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4390389A JPH02220736A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4390389A JPH02220736A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02220736A true JPH02220736A (ja) | 1990-09-03 |
Family
ID=12676672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4390389A Pending JPH02220736A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02220736A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5172749A (en) * | 1990-12-24 | 1992-12-22 | Sms Schloemann Siemag Aktiengesellschaft | Continuous steel casting mold |
| WO1998016336A1 (en) * | 1996-10-15 | 1998-04-23 | Davy Distington Limited | Continuous casting mould |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP4390389A patent/JPH02220736A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5172749A (en) * | 1990-12-24 | 1992-12-22 | Sms Schloemann Siemag Aktiengesellschaft | Continuous steel casting mold |
| WO1998016336A1 (en) * | 1996-10-15 | 1998-04-23 | Davy Distington Limited | Continuous casting mould |
| US6176298B1 (en) | 1996-10-15 | 2001-01-23 | Davy Distington Limited | Continuous casting mould |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5176197A (en) | Continuous caster mold and continuous casting process | |
| JPH03243247A (ja) | 帯状金属鋳塊の水平式連続鋳造法及びその装置 | |
| JPH02220736A (ja) | 連続鋳造方法及び連続鋳造用鋳型 | |
| EP0448773B1 (en) | Continuous caster mold and continuous casting process | |
| JPH0342144A (ja) | 連続鋳造用鋳型の冷却方法およびその鋳型 | |
| JP6859827B2 (ja) | スカム堰、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
| US5299627A (en) | Continuous casting method | |
| JP6801467B2 (ja) | サイド堰、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
| CN1032505A (zh) | 双辊式连铸机 | |
| JPH0255142B2 (ja) | ||
| JP3216476B2 (ja) | 連続鋳造方法 | |
| JPS59169651A (ja) | ガイド型を有する加熱鋳型式連続鋳造装置 | |
| JPH04178240A (ja) | ステンレス鋼の連続鋳造方法 | |
| JPS6150128B2 (ja) | ||
| JPH0679754B2 (ja) | ベルト式連続鋳造用浸漬ノズル | |
| JP2626795B2 (ja) | 溶鋼の連続鋳造方法 | |
| KR100467233B1 (ko) | 윤활유 주입로를 구비한 연속주조 주형 | |
| JPS61169147A (ja) | 連続鋳造方法 | |
| JPH01278944A (ja) | 連続鋳造用加熱鋳型 | |
| JPS61249649A (ja) | 薄鋳片の連続鋳造装置 | |
| JPS61245949A (ja) | 連続鋳造方法 | |
| JPH0489163A (ja) | 連続鋳造方法及びその鋳型 | |
| JPS62183940A (ja) | 薄鋳片鋳造における給湯方法 | |
| JPH0724921B2 (ja) | 連続鋳造における湯面下凝固鋳造方法 | |
| JPH04125046U (ja) | 帯状金属鋳塊の水平式連続鋳造装置 |