JPH0222117Y2 - - Google Patents

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JPH0222117Y2
JPH0222117Y2 JP13675183U JP13675183U JPH0222117Y2 JP H0222117 Y2 JPH0222117 Y2 JP H0222117Y2 JP 13675183 U JP13675183 U JP 13675183U JP 13675183 U JP13675183 U JP 13675183U JP H0222117 Y2 JPH0222117 Y2 JP H0222117Y2
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pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 〔本考案の技術分野〕 本考案は、金属や合金などの薄板を連続的に鋳
造する装置の冷却器に関する。
〔従来のベルト式連続鋳造装置〕
従来のベルト式連続鋳造装置及びその冷却器を
第1〜4図に示す。第1図はその縦断面図であ
り、第2図は正面図、第3図は第2図−線断
面拡大図であり、第4図は第3図−線断面図
である。第1図において、溶融物質導入ノズル2
を通つて、走行する一対の鋳造用無端ベルト3の
間に連続的に流れ込んだ溶融物質1はベルト3の
移動に従つて下方へ運ばれながら冷媒流路7の域
で冷却され、凝固して鋳片8として下方へ搬送さ
れる。一方ベルト3を冷却する冷媒は図示されて
いない供給源から入口ダクト9を介して冷媒整流
タンク5に送られ、第3図に記すように入口流路
10から冷媒流路7へ曲つて(θ1=90゜)流れ、
ベルト3を冷却して出口流路11へ曲り(θ2
90゜)冷媒出口ダクト12へと流れ、図示されて
いない排出タンクに至る。
この溶融物質1の搬送の過程でベルト3には溶
融物質1の自重による圧力(ps)がベルト3を外
側(冷媒流路7側)に押し、また冷媒の流動では
冷媒流路の入口流路10から出口流路11の間で
冷媒の自重による圧力と冷媒流路7内の流動抵抗
圧力とがベルト3を内側(溶融物質1側)に押す
ように働いて居る。そしてベルト3の撓みと駆動
動力の増加防止のための両方の圧力が等しくなる
よう冷媒側の流動抵抗が設定されている。なお、
第1〜4図において、6はバツクアツプフインで
ある。
〔上記従来装置の欠点〕
しかし、この冷却装置では冷媒流路7の圧力が
流路内部の流動状況に支配され、特に入口流路1
0から冷却用冷媒流路7への曲り部(以下入口流
路角部と言う)の角度、θ1=90゜と冷媒流路7か
ら出口流路11への曲り部(以下出口流路角部と
言う)の角度、θ2=90゜で圧力が上昇しベルト3
を局部的に撓ませる欠点がある。
これによつて鋳造物の品質低下とベルト3の寿
命が短縮することとなる。
〔本考案の目的〕
そこで、本考案は、従来型連続鋳造装置の前記
欠点を防ぐのに簡便でかつ有効な手段(冷却装
置)を有するベルト式連続鋳造装置の冷却器を提
供することを目的とするものである。
〔本考案の構成〕
そして、本考案は、上記目的を達成する手段と
して、冷媒入口流路のベルト面への角を鈍角と
し、冷媒出口流路のベルト面への角を鋭角とした
点にある。すなわち、本考案は、下方に平行に走
行する一対の鋳造用無端ベルトの背面に1つ以上
の冷媒タンクを当接し、該タンクの下端に冷媒入
口流路を、上端に冷媒出口流路を設け、また、こ
れらの間にベルト表面に沿つた冷媒流路を設けた
ベルト式連続鋳造装置の冷却器において、ベルト
表面に沿つた冷媒流路に対して、上記入口流路を
鈍角とし、かつ、上記出口流路を鋭角としたこと
を特徴とするベルト式連続鋳造装置の冷却器であ
る。
本考案において、冷却器としては、冷却用冷媒
流路内のベルト冷却面側に多数の突起(フイン)
の有る構造のものを使用するのが好ましい。
そして、本考案は例えば、傾斜仕切板などを使
用して、入口流路角部の曲り角度を鈍角とし、一
方、出口流路角部の曲り角度を鋭角にしてそれぞ
れの角での流動パターンの変化に伴なうベルト面
圧力の局部的な上昇を少なくしたものである。
以下、第5〜8図に基づいて本考案をより詳細
に説明する。第5〜8図は本考案の実施例である
ベルト式連続鋳造装置の冷却器を示し、これら
は、前記した従来装置である第1〜4図にそれぞ
れ対応させて図示している。すなわち、第5図は
縦断面図であり、第6図は正面図、第7図は第6
図−線断面拡大図、第8図は第7図−線
断面図である。この第5〜8図に示す本考案の装
置と従来装置との相違は本考案では冷媒整流タン
ク5の入口流路角部の曲り角度θ1を直角よりも大
きな鈍角とし、また出口流路角部の曲り角度をθ2
を直角よりも小さな鋭角として整流タンク5の仕
切壁13を傾斜させていることである。
この実施例図(第5〜8図)の付番と矢印は総
て従来装置の第1〜4図と同じである。
第9図に1個の冷媒整流タンク5で冷却される
ベルト3面上の冷媒の流動に伴なう圧力分布図を
示す。この図においてpw1及pw2は溶融物質1がベ
ルト3の間に導入されてその自重によつて発生す
る圧力と同じに設定された冷媒側の圧力である。
これは冷媒の自重と冷媒流路7での流動抵抗圧力
と冷媒排出弁の絞り抵抗圧力とで決る。
然るに、冷媒が入口流路10から冷媒流路7へ
曲る場合、入口流路7の正面のベルト3面上には
澱み圧△P1が作用する。また冷媒流路7から出
口流路11への曲り部においても仕切壁13に澱
み圧△P2が作用し、その影響で出口流路11の
正面のベルト3部でも圧力は僅かに上昇する。
第9図に示す圧力分布において同じ曲り角度θ1
=θ2では△P1がはるかに大きい。
この流路の曲りに伴う局部的な圧力(△P1
△P2)の上昇は、冷媒入口流路及び出口流路の
中心線とベルト面との交又にによつてできる角の
冷媒流路に挟まれた側の角の角度(θ1,θ2)が大
きくなるほど少なくなる。
この圧力上昇に対する流路角部の角度の影響
は、冷媒がベルト面に衝突する入口流路側の角度
(θ1)が強く、出口流路角部の角度(θ2)は入口
側の略1/3程度に止り、その影響は少ない。従つ
て、入口流路角部の曲り角度θ1を鈍角に、また出
口流路角部の曲り角度θ2を鋭角にして傾斜仕切板
である仕切壁13を構成することで△P1は第9
図点線のように大幅に減少し、然も△P2はほと
んど変らない。このようにしてベルト3に作用す
る冷媒の流動圧の凹凸を除去できる。尚、圧力係
数cpとθ1,θ2の関係を第10図に示す。
〔本考案の効果〕
本考案は、以上詳記したように、入口流路角部
の曲り角度を鈍角とし、一方、出口流路角部のそ
れを鋭角にしたものであるから、ベルトに、作用
する冷媒側の圧力分布を溶融物質側の圧力分布に
略等しく設定することができる。これによつてベ
ルトの局部的な変形、撓みが防止でき、鋳片の品
質向上は勿論、ベルトの寿命が延び、また、ベル
トと冷媒整流タンクとの摺動面圧が適正化され、
ベルト駆動々力をも軽減できる効果が生ずるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は従来のベルト式連続鋳造装置及び
その冷却器であつて、第1図はその縦断面図、第
2図は正面図、第3図は第2図−線断面拡大
図、第4図は第3図−線断面図である。第5
〜8図は本考案の実施例であるベルト式連続鋳造
装置及びその冷却器であつて、第5図は縦断面
図、第6図は正面図、第7図は第6図−線断
面拡大図、第8図は第7図−線断面図であ
る。第9図は冷媒整流タンクでのベルト面上の冷
媒流動に伴なう圧力分布図であり、第10図は圧
力係数cpとθ1,θ2の関係図である。 1……溶融物質、2……溶融物質導入ノズル、
3……鋳造用無端ベルト、4……ベルト駆動用ロ
ーラ、5……冷媒整流タンク、6……バツクアツ
プフイン、7……冷媒流路、8……鋳片、9……
入口ダクト、10……入口流路、11……出口流
路、12……出口ダクト、13……仕切壁、θ1
θ2……冷媒流路の曲り角度、ps……溶融物質の自
重による圧力、pw……冷媒の自重及び流動抵抗
による圧力、Up……冷媒流路での冷媒の流速、
r……冷媒の比重量、g……重力の加速度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方に平行に走行する一対の鋳造用無端ベルト
    の背面に1つ以上の冷媒タンクを当接し、該タン
    クの下端に冷媒入口流路を、上端に冷媒出口流路
    を設け、また、これらの間にベルト表面に沿つた
    冷媒流路を設けたベルト式連続鋳造装置の冷却器
    において、ベルト表面に沿つた冷媒流路に対し
    て、上記入口流路を鈍角とし、かつ、上記出口流
    路を鋭角としたことを特徴とするベルト式連続鋳
    造装置の冷却器。
JP13675183U 1983-09-05 1983-09-05 ベルト式連続鋳造装置の冷却器 Granted JPS6046944U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13675183U JPS6046944U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 ベルト式連続鋳造装置の冷却器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13675183U JPS6046944U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 ベルト式連続鋳造装置の冷却器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046944U JPS6046944U (ja) 1985-04-02
JPH0222117Y2 true JPH0222117Y2 (ja) 1990-06-14

Family

ID=30307379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13675183U Granted JPS6046944U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 ベルト式連続鋳造装置の冷却器

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JP (1) JPS6046944U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6046944U (ja) 1985-04-02

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